JPH0875494A - 案内装置 - Google Patents

案内装置

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JPH0875494A
JPH0875494A JP23207194A JP23207194A JPH0875494A JP H0875494 A JPH0875494 A JP H0875494A JP 23207194 A JP23207194 A JP 23207194A JP 23207194 A JP23207194 A JP 23207194A JP H0875494 A JPH0875494 A JP H0875494A
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JP
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intersection
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map
data
route
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Application number
JP23207194A
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English (en)
Inventor
Seiichi Suzuki
誠一 鈴木
Toshihiro Mori
俊宏 森
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Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地点セットを容易に行うことができる案内装
置を提供する。 【構成】 目的地が入力されることで、画像表示装置3
2は、目的地周辺の地図を描画する。そして、描画され
た地図上における交差点が運転者等によって目的地とし
て指定されることで、演算処理装置20は、その交差点
の詳細図を記憶装置24の交差点描画データ244から
検索し、画像表示装置32に描画する。この交差点図に
より、運転者は、地図画面で指定した交差点が、目的地
としてセットしたい交差点かどうか確認することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、案内装置に係り、詳細
には、地図画面を用いた地点セットにより目的地等を設
定する案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、道に不案内な車両運転者に対し
て、目的地までの道案内を行うナビゲーション装置等の
案内装置の開発が盛んに行われている。例えば、ナビゲ
ーション装置では、まず目的地の設定を行い、目的地ま
での推奨経路を探索して経路案内を行う。目的地の設定
では、運転者が、例えば、目的地の住所や電話番号等を
入力することで、ディスプレイに目的地周辺の地図が表
示される。そして、行きたい目的地の地点をディスプレ
イに表示された地図上において指定することで(地点セ
ット)、指定された座標位置が目的地として設定され
る。地点セットにおいては、目的地としたい場所が地図
上においてどの地点になるのか分からないことがあるた
め、目的地の代わりに、その周辺において特徴となる場
所を指定することがある。例えば、知人宅を目的地とし
たい場合に、その場所が地図上で分からないときには、
知人宅近辺にある交差点を目的地として指定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、地点セットに
使用される地図は、経路案内において経路等を表示する
ための地図であるため、例えば、1万分の1程度の縮尺
であり、地図上の個々の交差点についての詳細な情報は
表示されない。従って、運転者が地点セットしたい場所
について詳細な知識を持っている場合に、その知識に基
づいた地点セットができなかった。例えば、目的地とす
る交差点を、「○○銀行と交番がある交差点」というよ
うに交差点内の特徴物で覚えていた場合、ディスプレイ
画面の地図からは交差点内の詳細な情報(特徴物の情報
等)を得ることができないので、目的地としたい交差点
が地図のどこに位置するかが分からないことがあった。
【0004】そこで、本発明は、交差点を指定すること
による地点セットをより容易に行うことができる案内装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、現在地から目的地への経路を案内する案内装置に、
道路や交差点に関する道路網データを記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶された道路網データに基づいて
目的地までの経路を設定する経路設定手段と、前記記憶
手段に記憶された道路網データに基づいて前記経路設定
手段によって設定された経路中の予め定められた交差点
についての交差点図を描画する経路交差点描画手段と、
この経路交差点描画手段によって描画された交差点図に
進行方向を描画する進行方向描画手段と、目的地設定の
ための地図画像を描画する目的地図描画手段と、この目
的地図描画手段によって描画された地図画像中におい
て、交差点を指定する交差点指定手段と、前記記憶手段
に記憶された道路網データに基づいて前記交差点指定手
段によって指定された交差点についての交差点図を描画
する指定交差点描画手段と、この指定交差点描画手段に
よって描画された交差点図内で目的地点を指定する目的
地点指定手段とを具備させて前記目的を達成する。請求
項2記載の発明では、請求項1記載の案内装置におい
て、前記目的地点指定手段が、前記指定交差点描画手段
によって描画された交差点自体を目的地点として指定す
る指定手段を含むことで前記目的を達成する。請求項3
記載の発明では、請求項1記載の案内装置において、前
記目的地点指定手段が、前記指定交差点描画手段によっ
て描画された交差点図にカーソルを表示するカーソル表
示手段と、このカーソル表示手段で表示されたカーソル
を移動させることにより目的地点を指定する指定手段を
含むことで前記目的を達成する。請求項4記載の発明で
は、請求項1記載の案内装置において、前記経路交差点
描画手段と前記指定交差点描画手段が、前記記憶手段に
記憶された同一データを用いて交差点図を描画すること
で前記目的を達成する。
【0006】
【作用】請求項1記載の案内装置では、目的地図描画手
段が、目的地設定のための地図画像を描画すると、交差
点指定手段が、前記目的地図描画手段によって描画され
た地図画像中において交差点を指定する。そして、指定
交差点描画手段が、記憶手段に記憶された道路網データ
に基づいて、前記交差点指定手段によって指定された交
差点についての交差点図を描画し、目的地点指定手段
は、前記指定交差点描画手段によって描画された交差点
図内で目的地点を指定する。経路設定手段は、前記記憶
手段に記憶された道路網データに基づいて、前記目的地
点指定手段によって指定された目的地までの経路を設定
する。経路交差点描画手段は、前記記憶手段に記憶され
た道路網データに基づいて、前記経路設定手段によって
設定された経路中の予め定められた交差点についての交
差点図を描画する。進行方向描画手段は、前記経路交差
点描画手段によって描画された交差点図に進行方向を描
画する。請求項2記載の案内装置では、前記目的地点指
定手段に含まれた指定手段が、前記指定交差点描画手段
によって描画された交差点自体を目的地点として指定す
る。請求項3記載の案内装置では、前記目的地点指定手
段のカーソル表示手段が、前記指定交差点描画手段によ
って描画された交差点図にカーソルを表示する。そし
て、指定手段が、前記カーソル表示手段で表示されたカ
ーソルを移動させることにより目的地点を指定する。請
求項4記載の案内装置では、前記経路交差点描画手段と
前記指定交差点描画手段が、前記記憶手段に記憶された
同一データを用いて交差点図を描画する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の案内装置における各実施例を
図1ないし図6を参照して詳細に説明する。図1は、第
1の実施例による案内装置を表したものである。この案
内装置は、経路案内に必要な各種判断や制御等を行うC
PU(中央処理装置)201と、そのための各種プログ
ラムが格納されたROM202と、ワーキングメモリと
してのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)203と
を有する演算処理装置20を備えている。演算処理装置
20は、データバス等のバスライン22を介して記憶装
置24、現在位置検出装置26、入力装置30、画像表
示装置32、音声出力装置34、及びデータ受信部38
とに接続されている。
【0008】記憶装置24は、地図データベース24
1、交差点データ242、道路データ243、交差点描
画データ244、及び図示しないが特徴的な地点の写真
情報や各地域のホテル、観光案内等の各種地域毎の情報
が格納されているその他のデータを備えている。また、
目的地を住所入力によって設定するための住所リスト2
45と、電話番号入力によって目的地設定するための電
話番号リスト246が記憶装置24に記憶されている。
以上の各種データ241〜246は、CD−ROM等の
大容量記憶媒体に格納されている。なお、この記憶媒体
としては、大容量のものであれば、他の記憶媒体でもよ
く、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク等を用いてもよい。
【0009】ここで、地図データベース241は、画像
表示装置32において地図を描画するための描画データ
で構成されたものであり、各描画データは、例えば、1
00万分の1から1万分の1まで、地図のスケール毎に
階層化されている。すなわち、最上位層から、日本、関
東地方、東京、千代田区というように、階層構造のデー
タベースを構成している。交差点データ242は、交差
点の名称及びその座標位置、その交差点を構成している
道路を特定するデータ、及び各交差点の詳細図の有無を
示す詳細図有無データ等で構成されている。
【0010】交差点描画データ244は、交差点の詳細
図を描画するためのデータである。すなわち、地図デー
タベース241において最も詳細な縮尺(例えば、1万
分の1)の地図よりも更に詳細に交差点付近(例えば、
交差点の中心から100メートルあるいは200メート
ルの範囲)を描画するためのデータある。この交差点描
画データ244には、交差点を構成する道路の形状のみ
ならず、例えば、目印となるホテルやガソリンスタンド
等の特徴物を描画するためのデータも含まれている。但
し、全ての交差点における詳細図の描画データを記憶装
置24で記憶するとそのデータ量が莫大となるため、本
実施例では、主要な交差点、例えば、一定幅を有する道
路で構成された交差点についての詳細図の描画データの
みを交差点描画データ244として記憶装置24に格納
している。交差点データ242に含まれる前述の詳細図
有無データは、この交差点描画データ244の有無を示
している。
【0011】道路データ243は、経路案内に必要なデ
ータとしての、各道路の太さ、道路の長さ、道路の始点
と終点の座標位置を特定するデータ、進入禁止等の禁止
情報、案内不要情報等で構成されている。住所リスト2
45は、都道府県名、市区町村名、大字小字名等をそれ
ぞれ示す階層構造の住所データで構成されており、最下
層の大字小字名データは、その住所が地図データベース
241においてどの地図上に位置するかを示すデータを
有している。すなわち、各大字小字名データは、その住
所が位置する地図を描画するための描画データのアドレ
スデータを有している。電話番号リスト246は、市外
局番、市内局番、加入者番号を示す階層構造の電話番号
データで構成され、最下層の加入者番号データは、同様
に、その電話番号が地図データベース241においてど
の描画データに属するかを示すアドレスデータを有して
いる。
【0012】現在位置検出装置26は、人工衛星を利用
して車両の絶対位置(緯度、経度で表される座標)を測
定するGPS(Global Positioning Sistem)受信装置2
61と、路上に配置されたビーコンからの位置情報を受
信するビーコン受信装置262と、方位センサ263
と、距離センサ264とを備えている。なお、GPS受
信装置261とビーコン受信装置262は単独で位置測
定が可能であるが、その他の場合には距離センサ264
や方位センサ263の組み合わせによって位置測定を行
うようになっている。
【0013】ここで、方位センサ263は、例えば、地
磁気を検出して車両の方位を求める地磁気センサ、車両
の回転角速度を検出しその角速度を積分して車両の方位
を求めるガスレートジャイロや光ファイバジャイロ等の
ジャイロセンサ、左右の車輪センサを配置しその出力パ
ルス差(移動距離の差)により車両の旋回を検出するこ
とで方位の変位量を算出するようにした車輪センサ、等
が使用される。距離センサ264は、例えば、車輪の回
転数を検出して計数し、または加速度を検出して2回積
分する等の各種の方法が使用される。
【0014】音声出力装置34は、音声による案内情報
を出力するためのもので、信号処理部341が、演算処
理装置20からの指令に従って、所定の音声を合成し、
スピーカ342から出力するようになっている。例え
ば、案内地点となっている交差点の300m手前や交差
点の直前で「300m先の/次の交差点を右折/左折/
直進してください」等の案内情報を合成する。入力装置
30は、案内装置への各種操作指令を入力するためのも
のである。本実施例において入力装置30は、ファンク
ションキーや、画像表示装置32の表示画面に触れるこ
とで入力動作が行われるタッチパネル等から構成される
が、キーボード、マウス、ライトペン、ジョイスティッ
ク、音声認識装置等を使用してもよい。
【0015】画像表示装置32としては、CRTや液晶
ディスプレイ、あるいはプラズマディスプレイ等が使用
される。車両のフロントガラスにホログラムを投影する
ホログラム装置を使用してもよい。この画像表示装置3
2は、演算処理装置20から送られてくる各種案内情
報、すなわち、現在地や目的地周辺の地図、目的地の位
置、車両の現在位置、探索した経路、案内地点の特徴物
の写真映像等を、記憶装置24の地図データベース24
1やその他のデータ等を基に描画して表示するようにな
っている。また、進路変更が必要な交差点に接近した時
に、その交差点までの距離や進路変更すべき方向(右
折、左折)を示す矢印を表示したり、交差点データ24
2の描画データを基にした交差点の詳細図等を描画する
ようになっている。
【0016】データ受信部38は、携帯可能な電子手帳
等の外部端末から、例えば赤外線等を用いた光通信によ
って目的地の住所や電話番号のデータ(目的地特定デー
タ)を受信するようになっている。目的地特定データ
は、電子手帳等が詳細な住所等のデータを有すること
で、例えば、大字小字を含む詳細な住所のデータとして
受信される。データ受信部38としては、FM電波を利
用してデータを受信したり、あるいは無線による移動体
通信によりデータ受信を行うものでもよい。電子手帳等
の外部端末は、操作者がペン入力等によって目的地の住
所や電話番号を直接入力することで、これを目的地特定
データとして送信するものや、あるいは住所録や電話帳
等のデータベースから目的地の住所等を検索すること
で、これを送信するものである。
【0017】演算処理装置20は、データ受信部38で
受信した目的地特定データと一致する住所や電話番号を
記憶装置24の住所リスト245や電話番号リスト24
6から検索するようになっている。検索で得られた住所
データや電話番号データは、前述したように、その住所
等が地図データベース241において、どの地図上に位
置するかを示すアドレスデータを含んでいるので、演算
処理装置20は、そのアドレスデータが示す描画データ
を検索して、画像表示装置32に供給することで、目的
地周辺の地図を表示させるようになっている。また、演
算処理装置20は、画像表示装置32に表示させた地図
において所定の交差点が運転者等により指定された場合
に、その交差点の詳細図を記憶装置24の交差点描画デ
ータ244から検索して画像表示装置32に描画するよ
うになっている。
【0018】演算処理装置20は、現在位置検出装置2
6で検出された車両の座標データと記憶装置24の地図
データベース241を基にしたデータマップマッチング
処理により、車両が現在走行している位置を地図上の位
置として認識するようになっている。また、演算処理装
置20は、検出した現在位置と、データ受信部38を介
して入力された目的地、及び記憶装置24の交差点デー
タ242や道路データ243等から、ROM202に格
納されたナビゲーションプログラムに基づいて、目的地
までの走行経路(案内経路)を探索するようになってい
る。探索した経路データと、現在位置検出装置26のデ
ータを基に検出した車両現在位置とから、演算処理装置
20は、車両の進行方向を判断し、判断結果を画像表示
装置32や音声出力装置34に供給するようになってい
る。なお、探索した経路のデータは、目的地までの道路
データや交差点データ等で構成されるが、これらは、R
AM203に格納されるようになっている。
【0019】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。本実施例の案内装置では、まず目的
地の設定処理を行い、そして、設定された目的地までの
経路探索を行うことで、探索した経路に沿った走行案内
を開始する。
【0020】図2は、目的地設定のために本実施例の案
内装置が行う処理の流れを表したものである。先ず、デ
ータ受信部38において、電子手帳等から目的地の住所
や電話番号を示す目的地特定データが受信されると(ス
テップ1;Y)、演算処理装置20は、目的地に対応す
る住所や電話番号を住所リスト245と電話番号リスト
246から検索し(ステップ2)、検索した住所や電話
番号を含む地図の描画データを地図データベース241
から検索する(ステップ3)。
【0021】次に、演算処理装置20は、検索によって
得られた地図の描画データを目的地周辺の地図として画
像表示装置32に描画する(ステップ4)。そして、画
像表示装置32に描画した地図を用いた地点セット処理
を行うことで、目的地の座標位置を特定し(ステップ
5)、この処理により得られた目的地の座標情報をRA
M203に格納して(ステップ6)、目的地設定の処理
を終了する。
【0022】次に、図2に示した目的地設定処理におけ
る地点セット処理(ステップ5)について説明する。図
3は、地点セット処理の流れを表したものであり、図4
及び図5は、地点セット処理において画像表示装置32
が表示する画面を表したものである。本実施例では、先
ず、図4(A)に示すように、演算処理装置20が、画
像表示装置32に地点セットするための各種コマンドや
マークを表示させる(ステップ7)。すなわち、地点セ
ットしたい位置を示すためのカーソルマーク40やカー
ソルマーク40を移動させる方向を示す矢印42、運転
者が交差点図の表示を指示するための交差点図表示コマ
ンド44、及び地点セットの実行を指示するための地点
セットコマンド46、表示内容を前画面に戻すためのリ
ターンコマンド48、より広域の地図の表示を指示する
ための広域表示コマンド50等を表示させる。なお、画
像表示装置32の表示面は、タッチパネルとして機能す
るので、各種コマンドの入力は、運転者がこれらコマン
ドの表示箇所に触れることで行われる。
【0023】運転者が交差点図表示コマンド44に触れ
て、これが入力装置30で検出されると(ステップ8;
Y)、演算処理装置20は、描画されている地図上の各
交差点について、詳細図の描画データがあるか調べる。
すなわち、記憶装置24の交差点データ242の詳細図
有無データから、地図上の各交差点について交差点描画
データが有るか否かを調べる。そして、詳細図を有する
交差点上に、図4(B)で示すように、マークO、P、
Q、Rを表示する(ステップ9)。運転者は、この地図
画面を見て所定のマークにタッチすることで、目的地と
しての交差点を指定する(図の例ではマークQの交差点
を指定)。運転者によって所定の交差点が指定されると
(ステップ10;Y)、演算処理装置20は、指定され
た交差点の詳細図を記憶装置24の交差点描画データ2
42から検索する(ステップ11;Y)。
【0024】そして、画像表示装置32が、検索した交
差点描画データを基に、図5(A)で示すような交差点
図を描画する(ステップ12)。すなわち、交差点名5
2と共に、交差点の形状や交差点内にある銀行や警察
署、喫茶店等の特徴物、及び信号の有無を示すマーク5
4等を表示する。この交差点内の詳細図により、運転者
等は、手持ちのメモ書きと照らし合わせる等して、地点
セットしようとする交差点が、目的地としたい交差点で
あるか否かを確認することができる。目的地であると確
認され、運転者等によって地点セットコマンド56への
タッチがあった場合は(ステップ13;Y)、図2の目
的地設定処理にリターンして、目的地設定が行われる
(ステップ6)。これにより、画像表示装置32は、図
5(B)で示すように、設定された目的地の住所等を地
図画面に表示する。
【0025】一方、目的地としたい交差点でないと判断
され、地点セットが行われずに、取消しコマンド58へ
のタッチ動作が行われた場合(ステップ13;N)、演
算処理装置20は、ステップ7に移行し、地点セットの
やり直しを行う。なお、ステップ8において、交差点図
の表示が指示されず(N)、図4(A)の地図画面を用
いて地点セットが行われた場合には、メインルーチンに
リターンする。図4(A)の画面を用いた地点セット
は、所定の方向の矢印42にタッチしてカーソルマーク
を目的地としたい地点上に位置させ、地点セットコマン
ド46にタッチすることで行う。但し、このカーソルマ
ークの移動は、入力装置30にカーソル移動キーに配置
して、この移動キーへのキー操作で行ってもよい。ある
いはマウスを用いてカーソルを移動させ、クリック動作
で地点セットしてもよい。
【0026】以上のようにして、目的地の地点セットが
行われ、目的地の設定(ステップ6)が終了したら、案
内装置は、現在位置検出装置26によって検出した現在
位置を出発地として設定し、演算処理装置20のCPU
201が所定のナビゲーションプログラムを実行するこ
とで、交差点データ242や道路データ243を基に目
的地までの経路を探索する。そして、現在地周辺の地図
や探索した経路、及び交差点図や進路方向を示す矢印等
を画像表示装置32の画面に表示したり、音声出力装置
34が進路方向を案内する音声を出力することで、目的
地までの経路案内を行う。この経路案内においては、進
路変更すべき交差点に差しかかったときに、画像表示装
置32に、図5(A)で示したような交差点の詳細図
が、交差点描画データ244を基に描画される。また、
この交差点図上には探索した経路と、その進路方向を示
す矢印等が表示される。
【0027】なお、目的地の設定のみならず、出発地の
設定も地図画面を用いた地点セットによって行ってもよ
い。すなわち、電子手帳等の外部端末から出発地を特定
する住所等のデータを受信し(図2のステップ1参
照)、出発地周辺の地図を画像表示装置32に描画する
(ステップ2〜4参照)。そして、運転者が表示された
地図上の出発地の地点を指定することで(ステップ5参
照)、その地点の座標を出発地としてRAM203に格
納するようにする。また、目的地に到達する途中の通過
点もステップ1〜6と同様の処理によって設定してもよ
い。
【0028】以上説明したように、本実施例では、目的
地設定の地点セットにおいて、指定した交差点の詳細図
を表示するので、目的地としたい交差点を確認すること
ができ、地点セットを容易に行うことができる。また、
本実施例では、交差点描画データ244を、経路案内時
と地点セット時に使用するため、交差点描画データ24
4の有効利用を図ることができる。
【0029】次に、第2の実施例について説明する。な
お、第1の実施例と同様の構成については同一の符号を
付し、その詳細な説明は適宜省略することとする。本実
施例の案内装置では、記憶装置24に格納された交差点
描画データ244に座標情報が含まれている。例えば、
交差点描画データ244が、交差点図における四隅の経
度緯度を示すデータを有している。この交差点データ2
44の座標情報を基に、演算処理装置20は、画像表示
装置32に描画した交差点図の画面上での各地点(表示
位置)を、実際の交差点の各地点の緯度経度に対応して
認識するようになっている。
【0030】本実施例では、第1の実施例と同様に図4
に示した地図画面を用いて交差点の指定を行うことで
(図3のステップ7〜10参照)、画像表示装置32に
図6(A)に示すような交差点図が表示される。すなわ
ち、交差点名52や信号の有無を示すマーク54等と共
に、交差点図上に目的地点を指定するための目的地指定
用カーソル60と、この目的地指定用カーソル60を画
面上で移動させるための矢印62が表示される。演算処
理装置20は、運転者が矢印62にタッチして目的地指
定用カーソル60を移動させ、地点セットコマンド56
へのタッチ動作により地点セットが行われることで、指
定された地点を目的地点として設定する。そして、図6
(B)に示すように、地点セットによって得られた目的
地の座標位置に対応する詳細な住所64を画像表示装置
32に表示する。他の構成、動作等は第1の実施例と同
様である。
【0031】以上説明したように、第2の実施例では、
交差点内において目的地点を指定することができるの
で、更に詳細な目的地の設定を行うことができる。すな
わち、実際に到着したい地点を正確に目的地点として設
定することができる。従って、道路の進行方向等を考慮
した詳細な経路案内を行うことができる。例えば、第1
の実施例では、交差点自体を目的地として設定するの
で、最終的に到達したい地点が図6(A)に示す銀行で
あったとしても、その対角線上に位置する喫茶店の前に
到着するように経路案内がされることがある。従って、
この場合、運転者は、案内装置による案内終了後にUタ
ーンや回り道等をして独力で銀行前に行く必要がある。
一方、本実施例では、交差点内における目的地点を銀行
と指定することにより、銀行の正面の道路に到着するよ
うに経路案内をすることができる。また、実際に行きた
い到達地点を厳密に指定できるので、図6(B)に示す
ように、詳細な住所64を画像表示装置32に表示かす
ることができる。この住所表示により、運転者は、目的
地点の詳細な住所を確認することができる。
【0032】なお、以上の実施例では、画像表示装置3
2が、交差点の詳細図として、図5(A)や図6(A)
に示したような交差点の平面図を描画していたが、運転
者の視点に近い位置から見た場合の交差点近辺における
景観を立体的に描写したイラスト図や、運転者の視点位
置から撮影した交差点の写真、あるいは、空撮による交
差点の拡大写真等を表示してもよい。また、交差点の詳
細図は、アナログ情報として磁気テープ(ビデオテー
プ)等に記録しておき、地点セット時に再生すること
で、画像表示装置32の画面に表示するようにしてもよ
い。また、交差点描画データ244を用いずに、交差点
データ242や道路データ243を基に交差点図を描画
してもよい。すなわち、交差点データ242に含まれた
交差点の座標位置やその交差点を構成する道路を示すデ
ータ、及び道路データ243に含まれた道路の太さや道
路の始点と終点の座標位置を示すデータ等を基に、演算
処理装置20が、交差点を構成する各道路の方向や太さ
等を求めて交差点図を描画してもよい。この場合、交差
点付近の特徴物(ホテル、交番等)を描画するためのデ
ータは、交差点データ242に予め含ませてもよいし、
その他のデータとして別個に記憶装置24に格納してお
いてもよい。
【0033】以上の各実施例では、経路案内に使用され
る交差点の描画データ(交差点描画データ244)と、
地点セット時に使用される交差点の描画データ(交差点
描画データ244)とを共用していたが、経路案内用の
描画データと地点セット用の描画データとを別々に記憶
装置24に記憶させてもよい。また、以上の各実施例で
は、入力手段としてデータ受信部38を使用し、このデ
ータ受信部38から目的地特定データを入力するように
していたが、入力装置30のタッチパネルを用いた入力
やキー入力等によって目的地の住所や電話番号等を入力
するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明の案内装置によれば、地点セット
をより容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による案内装置の構成を
示したブロック図である。
【図2】目的地設定処理における同案内装置の動作の流
れを示したフローチャートである。
【図3】地点セット処理における同案内装置の動作の流
れを示したフローチャートである。
【図4】同装置の画像表示装置における表示例を示した
説明図である。
【図5】同装置の画像表示装置における表示例を示した
説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例による案内装置におい
て、画像表示装置に表示される画面の例を示した説明図
である。
【符号の説明】
20 演算処理装置 201 CPU 202 ROM 203 RAM 22 バスライン 24 記憶装置 241 地図描画データ 242 交差点データ 243 道路データ 244 交差点描画データ 245 住所リスト 246 電話番号リスト 26 現在位置検出装置 261 GPS受信装置 262 ビーコン受信装置 263 方位センサ 264 距離センサ 30 入力装置 32 画像表示装置 38 データ受信部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在地から目的地への経路を案内する案
    内装置において、 道路や交差点に関する道路網データを記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶された道路網データに基づいて、目
    的地までの経路を設定する経路設定手段と、 前記記憶手段に記憶された道路網データに基づいて、前
    記経路設定手段によって設定された経路中の予め定めら
    れた交差点についての交差点図を描画する経路交差点描
    画手段と、 この経路交差点描画手段によって描画された交差点図に
    進行方向を描画する進行方向描画手段と、 目的地設定のための地図画像を描画する目的地図描画手
    段と、 この目的地図描画手段によって描画された地図画像中に
    おいて、交差点を指定する交差点指定手段と、 前記記憶手段に記憶された道路網データに基づいて、前
    記交差点指定手段によって指定された交差点についての
    交差点図を描画する指定交差点描画手段と、 この指定交差点描画手段によって描画された交差点図内
    で、目的地点を指定する目的地点指定手段とを具備する
    ことを特徴とする案内装置。
  2. 【請求項2】 前記目的地点指定手段は、前記指定交差
    点描画手段によって描画された交差点自体を目的地点と
    して指定する指定手段を含むことを特徴とする請求項1
    記載の案内装置。
  3. 【請求項3】 前記目的地点指定手段は、前記指定交差
    点描画手段によって描画された交差点図にカーソルを表
    示するカーソル表示手段と、このカーソル表示手段で表
    示されたカーソルを移動させることにより目的地点を指
    定する指定手段を含むことを特徴とする請求項1記載の
    案内装置。
  4. 【請求項4】 前記経路交差点描画手段と前記指定交差
    点描画手段は、前記記憶手段に記憶された同一データを
    用いて交差点図を描画することを特徴とする請求項1記
    載の案内装置。
JP23207194A 1994-08-31 1994-08-31 案内装置 Pending JPH0875494A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001215127A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Fujitsu Ten Ltd ナビゲーション装置
JP2009257940A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Sanyo Electric Co Ltd ナビゲーション装置

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