JP4622126B2 - ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ナビゲーション装置を搭載した車両においては、運転者等の操作者が所定の入力部を操作して目的地を設定すると、該目的地、及び現在位置検出処理部によって検出された車両の現在位置に基づいて、現在位置から目的地までの経路が探索され、探索された経路が案内される。したがって、経路案内に従って車両を走行させることができる。
【0003】
また、近年、操作者が自分でデジタルカメラを使用して撮影したデジタル画像と、撮影場所、目的地等の登録地点の位置データとを互いに対応させて記憶手段に記憶させておき、車両が前記登録地点に近づいた時又は運転者等がカーソル等によって地図上の前記登録地点を指定した時に、前記デジタル画像を表示させるナビゲーション装置が提供されている(特開平9−113291号公報及び特開平9−210707号公報参照)。
【0004】
これにより、操作者は、見過ごしやすい交差点等における周囲の状況を正確に把握することができる。
【0005】
また、前記ナビゲーション装置においては、前記デジタル画像を画面全体に表示させたり、子画面に表示させたりすることができるようになっている。これにより、操作者は独自の地図を作製することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置においては、画面上にデジタル画像を所定の形態で表示するに過ぎないものであり、前記デジタル画像から車両の現在位置と登録地点との距離関係を把握することが困難であった。
【0007】
例えば、見過ごしやすい交差点等における周囲の状況が子画面に表示されたとしても、車両が前記交差点等に到達するまで時間がかかる場合、操作者は時間の経過とともに前記子画面に表示に注意を払わなくなるので、車両が前記交差点等に接近した時点では、操作者は子画面の表示に注意を払わずに、前記交差点等を見過ごしてしまうことがある。
【0008】
また、車両が前記交差点等に接近した時点で子画面に表示されるようにした場合、操作者は常にナビゲーション装置の画面を注視しているわけではないから、子画面の表示に気がつく前に車両が前記交差点等に到達してしまうことがある。
【0009】
本発明は、前記従来のナビゲーション装置の問題点を解決して、車両が登録地点に近づくにつれて、デジタル画像の表示の大きさが変化し、操作者が登録地点との距離関係を容易に把握することができ、デジタル画像の表示を有効に利用することができるナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のナビゲーション装置においては、所定の地点を登録地点として登録する登録手段と、前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段と、前記登録画像の対象物の大きさに対応するレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさを変化させて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段と、を有するナビゲーション装置であって、前記レベルは操作者によって変更される。
【0011】
本発明の他のナビゲーション装置においては、所定の地点を登録地点として予め登録しておく登録手段と、前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段と、前記登録画像の対象物の大きさに対応するレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさを変化させて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段と、を有するナビゲーション装置であって、前記レベルは操作者によって変更される。
【0012】
本発明のナビゲーション方法においては、登録手段が、所定の地点を登録地点として予め登録しておくステップと、登録画像格納手段が、前記登録地点に対応する登録画像を格納するステップと、表示制御手段が、前記登録画像の対象物の大きさに対応するレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさを変化させて前記登録画像を表示画面に表示させるステップと、を有するナビゲーション方法であって、前記レベルは操作者によって変更される。
【0013】
本発明のナビゲーションプログラムにおいては、ナビゲーションのためにコンピュータを、所定の地点を登録地点として予め登録しておく登録手段、前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段、並びに、前記登録画像の対象物の大きさに対応するレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさを変化させて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段として機能させるナビゲーションプログラムであって、前記レベルは操作者によって変更される。
【0014】
本発明の更に他のナビゲーション装置においては、所定の地点を登録地点として予め登録しておく登録手段と、前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段と、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段と、を有するナビゲーション装置であって、前記レベルは操作者によって変更され、前記表示制御手段は、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示するか表示しないかを制御する。
【0015】
本発明の他のナビゲーション方法においては、登録手段が、所定の地点を登録地点として予め登録しておくステップと、登録画像格納手段が、前記登録地点に対応する登録画像を格納するステップと、表示制御手段が、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示画面に表示させるステップと、を有するナビゲーション方法であって、前記レベルは操作者によって変更され、前記表示制御手段は、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示するか表示しないかを制御する。
【0016】
本発明の他のナビゲーションプログラムにおいては、ナビゲーションのためにコンピュータを、所定の地点を登録地点として予め登録しておく登録手段、前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段、並びに、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段として機能させるナビゲーションプログラムであって、前記レベルは操作者によって変更され、前記表示制御手段は、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示するか表示しないかを制御する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図2は本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の概念図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の機能を示す図である。
【0019】
図において、14はコンピュータとしてのナビゲーション装置であり、該ナビゲーション装置14は、現在位置を検出する現在位置検出処理部15、道路データ等が記録された記録媒体としてのデータ記録部16、入力された情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38を有し、前記ナビゲーション処理部17に車速センサ41が接続される。
【0020】
そして、前記現在位置検出処理部15は、GPS(Global Positioning System)21、地磁気センサ22、距離センサ23、ステアリングセンサ24、ビーコンセンサ25、ジャイロセンサ26、図示されない高度計等から成る。
【0021】
前記GPS21は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することによって地球上における現在位置を検出し、前記地磁気センサ22は、地磁気を測定することによって車両が向いている方位を検出し、前記距離センサ23は、道路上の所定の位置間の距離等を検出する。前記距離センサ23としては、例えば、図示されない車輪の回転数を測定し、該回転数に基づいて距離を検出するもの、加速度を測定し、該加速度を2回積分して距離を検出するもの等を使用することができる。
【0022】
また、前記ステアリングセンサ24は、舵(だ)角を検出し、前記ステアリングセンサ24としては、例えば、図示されないステアリングホイールの回転部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵抗センサ、車輪に取り付けられた角度センサ等が使用される。
【0023】
そして、前記ビーコンセンサ25は、道路に沿って配設されたビーコンからの位置情報を受信して現在位置を検出する。前記ジャイロセンサ26は、車両の回転角速度、すなわち、旋回角を検出し、前記ジャイロセンサ26としては、例えば、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用される。そして、前記ジャイロセンサ26によって検出された旋回角を積分することにより、車両が向いている方位を検出することができる。
【0024】
なお、前記GPS21及びビーコンセンサ25は、それぞれ単独で現在位置を検出することができる。そして、距離センサ23によって検出された距離と、地磁気センサ22及びジャイロセンサ26によって検出された方位とを組み合わせることにより現在位置を検出することもできる。また、距離センサ23によって検出された距離と、ステアリングセンサ24によって検出された舵角とを組み合わせることにより現在位置を検出することもできる。
【0025】
前記データ記録部16は、地図データファイル、交差点データファイル、ノードデータファイル、道路データファイル、写真データファイル、及び各地域のホテル、ガソリンスタンド、観光地案内等の施設の情報が記録された施設情報データファイルから成るデータベースを備える。そして、前記データ記録部16には、経路を探索するためのデータの他、前記表示部35の画面に、探索された経路に沿って案内図を表示したり、交差点又は経路における特徴的な写真、コマ図等を表示したり、次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向等を表示したり、他の案内情報を表示したりするための各種のデータが記録される。なお、前記データ記録部16には、所定の情報を音声出力部37によって出力するための各種のデータも記録される。
【0026】
ところで、前記交差点データファイルには各交差点に関する交差点データが、ノードデータファイルにはノード点に関するノードデータが、道路データファイルには道路に関する道路データがそれぞれ記録され、前記交差点データ、ノードデータ及び道路データによって道路状況が画面に表示される。なお、前記ノードデータは、前記地図データファイルに記録された地図データにおける少なくとも道路の位置及び形状を構成するものであり、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等を含む)、ノード点、及び各ノード点間を連結するリンクを示すデータから成る。また、前記ノード点は、少なくとも道路の屈曲点の位置を示す。
【0027】
そして、前記道路データによって、道路自体については、幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する地点、幅員の狭くなる地点等が、コーナについては、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口等が、道路属性については、踏切、高速道路出口ランプウェイ、高速道路の料金所、降坂路、登坂路、道路種別(国道、一般道、高速道等)等がそれぞれ構成される。
【0028】
また、前記ナビゲーション処理部17は、ナビゲーション装置14の全体の制御を行うCPU31、該CPU31が各種の演算処理を行うに当たりワーキングメモリとして使用されるRAM32、及び制御プログラムのほか、目的地までの経路の探索、経路中の走行案内、特定区間の決定等を行うための各種のプログラムが記録された記録媒体としてのROM33から成るとともに、前記ナビゲーション処理部17に、前記入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。
【0029】
ここで、前記プログラムには、ナビゲーションのためにコンピュータを、所定の地点を登録地点として登録する登録手段、前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段、及び、前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさが変化するように前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段として機能させるナビゲーションプログラムも含まれる。また、該ナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、半導体メモリだけでなく、磁気テープ、磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気ドラム、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等あらゆる形態の記録媒体を含むものである。
【0030】
なお、前記データ記録部16及びROM33は、図示されない磁気コア、半導体メモリ等によって構成される。また、前記データ記録部16及びROM33として、磁気テープ、磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気ドラム、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等の各種の記憶媒体を使用することもできる。該記憶媒体は、ナビゲーション装置14にあらかじめ据付られたものであってもよく、運転者等によって適宜交換可能なものであってもよい。
【0031】
本実施の形態においては、前記ROM33に各種のプログラムが記録され、前記データ記録部16に各種のデータが記録されるようになっているが、プログラム及びデータを同じ外部記憶媒体に記録することもできる。この場合、例えば、前記ナビゲーション処理部17に図示されないフラッシュメモリを配設し、前記外部記憶媒体から前記プログラム及びデータを読み出してフラッシュメモリに書き込むこともできる。したがって、外部記憶媒体を交換することによって前記プログラム及びデータを更新することができる。また、図示されない自動変速機制御装置の制御プログラム等も前記外部記憶媒体に記録することができる。このように、各種の記録媒体に記録されたプログラムを起動し、データに基づいて各種の処理を行うことができる。なお、前記外部記憶媒体は、磁気テープ、磁気ディスク、フロッピーディスク、磁気ドラム、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等いかなる種類のものであってもよい。
【0032】
さらに、前記通信部38は、FM送信装置、電話回線等との間で各種のデータの送受信を行うためのものであり、例えば、図示されない情報センサ等によって受信した渋滞等の道路情報、交通事故情報、GPS21の検出誤差を検出するD−GPS情報等の各種のデータを受信する。なお、本発明の機能を実現するためのプログラム及びデータの少なくとも一部を前記通信部38によって受信し、フラッシュメモリ等に記録することもできる。
【0033】
そして、前記入力部34は、走行開始時の位置を修正したり、目的地を入力したりするためのものであり、表示部35の画面に画像で表示された操作キー、操作メニュー等の操作スイッチから成る。したがって、操作スイッチを押す(タッチする)ことにより、入力を行うことができる。なお、入力部34として、表示部35と別に配設されたキーボード、マウス、バーコードリーダ、ライトペン、遠隔操作用のリモートコントロール装置等を使用することもできる。
【0034】
そして、前記表示部35には、操作案内、操作メニュー、操作キーの案内、現在位置から目的地までの経路、該経路に沿った案内情報等が表示される。前記表示部35としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、フロントガラスにホログラムを投影するホログラム装置等を使用することができる。
【0035】
また、音声入力部36は、図示されないマイクロホン等によって構成され、音声によって必要な情報を入力することができる。さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音声情報、例えば、音声合成装置によって合成された音声から成る案内情報、変速情報等をスピーカから出力し、操作者に知らせる。なお、音声合成装置によって合成された音声の他に、各種の音、あらかじめテープ、メモリ等に録音された各種の案内情報をスピーカから出力することもできる。
【0036】
本実施の形態において、ナビゲーション装置14は、機能の観点から、登録地点を登録する登録手段27、登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段28及び表示制御手段29を有するものである。そして、該表示制御手段29は、表示処理を行うことによって、表示部35の図示されないディスプレイに案内画面を設定し、該案内画面に現在位置及び周辺の地図を表示する。そして、操作者によって入力部34が操作されて目的地が設定されると、経路探索処理が行われ、現在位置から目的地までの経路が探索され、案内画面に現在位置、周辺の地図及び探索された経路が表示される。したがって、操作者は、経路案内に従って車両を走行させることができる。
【0037】
そして、前記ナビゲーション装置14において、車両が登録手段27に登録された登録地点に近づいた時、又は、操作者がカーソル等によって地図上の登録地点を指定した時に、表示制御手段29は前記登録画像を表示部35に表示させる。この場合、あらかじめ操作者が自分でデジタルカメラを使用して撮影したデジタル画像、インターネット上のウェブページからダウンロードしたデジタル画像等の画像を登録画像として登録し、登録画像格納手段28に格納しておき、一方、撮影場所等の地点を登録地点として登録しておく。そして、車両が登録地点から所定の距離範囲内に入ると、前記登録画像が表示制御手段29によって表示部35に表示される。しかも、車両が前記登録地点に近づくにつれて、表示部35に表示された登録画像の大きさが大きく変化する。
【0038】
次に、前記構成のナビゲーション装置14の動作について説明する。
【0039】
図1は本発明の第1の実施の形態における表示部の表示画面の1例を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態における登録画像及び登録地点を登録する方法を示す第1の図、図5は本発明の第1の実施の形態における登録地点と車両との位置関係を示す図、図6は本発明の第1の実施の形態における登録地点と車両との距離と登録画像の大きさの関係を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における登録画像及び登録地点を登録する方法を示す第2の図、図8は本発明の第1の実施の形態における登録画像及び登録地点を登録する方法を示す第3の図、図9は本発明の第1の実施の形態における登録画像を表示する処理を説明するフローチャートである。
【0040】
まず、操作者は、自宅、職場、学校、その他の場所で使用している端末機器53を使用して、インターネット52上に開設されている画像提供ウェブページ51にアクセスする。ここで、前記端末機器53は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、PDA(PersonaL DigitaL Assistant)、携帯電話、ゲーム機、テレビ電話、デジタルテレビ等であるが、演算手段、記憶手段、入力手段、表示手段、通信インターフェイス等を備え、インターネットに接続可能で、画像提供ウェブページ51にアクセスすることができるものであれば、いかなるものであってもよい。なお、前記端末機器53は外部記憶媒体55にデータを格納する機能を有するものである。
【0041】
また、前記画像提供ウェブページ51は、インターネット52に接続されたサーバ等のコンピュータ内に開設され、インターネット52を経由して端末機器からアクセス可能なウェブページであり、各種画像の画像データ及び該画像の位置座標(緯度、経度等)を提供する。ここで、前記画像は、例えば、名所旧跡、神社仏閣、政府機関、観光スポット、遊園地、高層建築、公園、博物館、飛行場、駅、学校、工場等の写真や絵画である。なお、画像は動画であってもよいが、画像データのデータ量の少ない静止画であることが望ましい。また、前記画像の位置座標は、前記写真や絵画の対象物の位置する地点又は代表する地点の位置座標である。
【0042】
さらに、前記画像は、一方通行、一時停止、踏切等を表す交通標識であってもよい。この場合、例えば、一時停止の位置に近づくにつれて標識の画像の大きさが大きくなるので、一時停止の位置までの距離を直感的に把握することができ、交通ルールを遵守した安全な走行を行うことができる。
【0043】
なお、前記画像提供ウェブページ51を運営する者は、個人、営利企業、公共団体、政府機関、その他いかなる者であってもよい。また、前記画像提供ウェブページ51へのアクセスは、無料であってもよいし、有料であってもよいし、登録された会員のみに許可されるものであってもよいし、ナビゲーション装置14のユーザのみに許可されるものであってもよいし、いかなる形態であってもよい。
【0044】
そして、前記画像提供ウェブページ51は、前記画像の画像データ及び該画像の位置座標を、例えば、図4に示されるような形態で、ファイル番号と関連付けて提供することが望ましい。
【0045】
次に、前記操作者は、所望の画像の画像データ及び該画像の位置座標を前記画像提供ウェブページ51から、端末機器53にダウンロードして、外部記憶媒体55に格納する。この場合、前記画像の画像データ及び該画像の位置座標は、それぞれ、ファイル番号と関連付けされて格納される。
【0046】
続いて、前記操作者は、ファイル番号と関連付けされた画像の画像データ及び該画像の位置座標がファイル番号と関連付けて格納された前記外部記憶媒体55をナビゲーション装置14にセットする。これにより、前記画像が登録画像として登録画像格納手段28に格納され、また、前記画像の位置座標に対応する地点が登録地点として登録手段27に登録される。なお、通常、画像データは、データ量が桁違いに大きいので、データ記録部16又はROM33ではなく、前記外部記憶媒体55を登録画像格納手段28としてそのまま機能させることが望ましい。この場合、画像の位置座標と対応するファイル番号だけが、前記登録手段27として機能するデータ記録部16又はROM33に書き込まれるようにして、前記画像の画像データが必要な時には、ファイル番号に基づいて、前記外部記憶媒体55に格納されている画像データを読み出すようにする。
【0047】
なお、前記ナビゲーション装置14が、通信部38によって直接に、又は、携帯電話、PHS電話等の移動体通信機器を介して、インターネット52に接続可能である場合には、操作者は、端末機器53を使用せずに、前記ナビゲーション装置14を使用して、画像提供ウェブページ51にアクセスして、所望の画像の画像データ及び該画像の位置座標を前記ナビゲーション装置14にダウンロードすることができる。この場合も、画像データは、データ量が桁違いに大きいので、外部記憶媒体55に格納されること、すなわち、外部記憶媒体55を登録画像格納手段28として機能させることが望ましい。
【0048】
また、端末機器53を使用する場合であっても、前記端末機器53とナビゲーション装置14とが、通信ケーブルのような有線、又は、赤外線や電波のような無線の通信手段によって、通信可能に接続されている場合には、外部記憶媒体55を使用することなく、前記画像の画像データ及び該画像の位置座標を前記端末機器53からナビゲーション装置14に移すことができる。
【0049】
次に、操作者が車両を走行させると、ナビゲーション装置14は、車両の現在位置を検出し、車両の現在位置から所定の距離内に登録地点が存在するか否かを判断する。そして、登録地点が存在する場合、車両の現在位置から登録地点までの距離Lを計算する。そして、表示制御手段29は、前記距離Lに応じて、登録画像の大きさが変化するように表示される。
【0050】
すなわち、車両が、図5に示されるように、道路47上を移動し、車両の現在位置である車両位置12が登録地点45から所定の距離範囲46に入ると、表示部35に前記登録地点45に対応する登録画像が表示される。ここで、前記所定の距離範囲46は、前記登録地点45を中心に所定の距離Lを半径として描いた円で示される。
【0051】
この場合、前記表示部35の表示画面11には、車両が前記登録地点45に近づくにつれて、登録画像の大きさが大きく変化するように表示される。図1に示されるように、車両位置12に近接した位置にある、例えば、学校のような対象物の登録画像42は、最大のサイズで表示される。また、車両位置12からやや離れた位置にある、例えば、寺のような対象物の登録画像43は、中間のサイズで表示される。さらに、車両位置12からかなり離れた位置にある、例えば、工場のような対象物の登録画像44は、最小のサイズで表示される。なお、前記表示画面11上において登録画像42、43、44が表示される位置は、それぞれに対応する登録地点である。
【0052】
ここで、前記登録画像42、43、44の大きさは、対応する登録地点の車両位置12からの距離Lに応じて、図6に示されるように、段階的に、例えば、3段階に変化する。登録画像のサイズは、例えば、次のように定められる。
サイズS1:L≦L1
サイズS2:L1<L≦L2
サイズS3:L2<L≦L3
(Lは登録地点の車両位置12からの距離、L3は所定の距離範囲46の半径、L2はL3よりも短い所定の距離、L1はL2よりも短い所定の距離)
なお、前記表示画面11の大きさが横400ドット、縦240ドットである場合、サイズS1は横100ドット、サイズS2は横70ドット、サイズS3は横40ドット程度の大きさであることが望ましい。
【0053】
また、登録画像のサイズは、3段階でなく、2段階に変化してもよいし、4段階以上に変化してもよいし、段階的でなく、連続的に変化してもよい。さらに、登録画像のサイズS1、S2、S3、及び、距離L1、L2、L3等は、適宜定めることができる。
【0054】
これにより、車両位置12が登録地点に近づくにつれて、登録画像42、43、44の大きさが大きくなっていき、車両位置12が登録地点から遠ざかるにつれて、登録画像42、43、44の大きさが小さくなっていく。
【0055】
本実施の形態においては、インターネット52上に開設されている画像提供ウェブページ51にアクセスして、所望の画像の画像データ及び前記画像の位置座標をダウンロードして、登録画像及び登録地点として登録する場合について説明したが、所望の画像の画像データ及び前記画像の位置座標を他の方法によって取得することもできる。
【0056】
操作者は、図7に示されるように、自己のデジタルカメラ56を使用して、対象物のデジタル写真画像を撮影し、該画像の画像データを外部記憶手段55に格納してもよいし、銀塩写真や絵画をスキャナ57を使用して読み取って、画像データを外部記憶手段55に格納してもよい。ここで、前記デジタルカメラ56は、デジタルスチルカメラであってもよいし、デジタルビデオカメラであってもよい。なお、画像は動画であってもよいが、画像データのデータ量の少ない静止画であることが望ましい。
【0057】
この場合、前記画像は対象物の画像でなくてもよく、操作者の好みに応じて選択できる範囲が広くなる。例えば、対象物が友人の家や親戚の家である場合、友人や親戚の顔写真のように前記対象物を連想させるようなものであってもよい。また、対象物が美術館である場合、操作者の好む絵画であってもよいし、対象物がテーマパークである場合、テーマパークのキャラクタであってもよい。
【0058】
なお、外部記憶媒体55には、図7に示されるように、ファイル番号と関連付けされた画像の画像データだけが格納され、画像の位置座標は格納されない。そして、前記操作者は、前記外部記憶媒体55をナビゲーション装置14にセットした後に、それぞれの画像の位置座標を入力部34を操作して登録手段27に自ら登録する。この場合、前記位置座標の数値をキーボード等を使用して入力してもよいし、表示部35に表示された地図上の地点にカーソルやポインタを当てることによって入力してもよい。また、ナビゲーション装置14が電話番号や住所を入力することによって、地点を検索する機能を有するものである場合には、電話番号や住所を入力することによって、対応する地点を検索し、その地点の位置座標を画像の位置座標として登録してもよい。
【0059】
これにより、図7に示されるように、ファイル番号と関連付けされた画像の位置データが登録手段27に登録される。なお、位置座標以外にも、電話番号、住所等が登録されるようにしてもよい。この場合も、登録地点の位置座標等は、ナビゲーション装置14のデータ記録部16又はROM33に書き込まれるが、画像データは、データ量が桁違いに大きいので、データ記録部16又はROM33ではなく、前記外部記憶媒体55を登録画像格納手段28としてそのまま機能させることが望ましい。
【0060】
この場合、画像の位置座標と対応するファイル番号だけが、前記登録手段27として機能するデータ記録部16又はROM33に書き込まれるようにして、前記画像の画像データが必要な時には、ファイル番号に基づいて、登録画像格納手段28としての外部記憶媒体55に格納されている画像データを読み出すようにすることが望ましい。
【0061】
さらに、ナビゲーション装置14が地図データ、道路データ等を格納したDVD−ROM58を使用するものである場合、図8に示されるように、該DVD−ROM58に画像の画像データ及び前記画像の位置座標を格納しておくこともできる。
【0062】
また、図8に示されるように、前記DVD−ROM58には、ファイル番号と関連付けされた画像の画像データだけが格納され、画像の位置座標は格納されないようにすることもできる。この場合、前記DVD−ROM58は登録画像格納手段28として機能する。そして、前記操作者は、前記外部記憶媒体55をナビゲーション装置14にセットした後に、それぞれの画像の位置座標を入力部34を操作して登録手段27に自ら登録する。
【0063】
なお、DVD−ROM58を製造、販売する者が、例えば、有名な対象物に関して、あらかじめ、ファイル番号と関連付けされた画像の画像データ及び画像の位置座標を作成して、前記DVD−ROM58に格納しておいてもよい。この場合、前記位置座標が前記DVD−ROM58から取得されて登録手段27に登録されるので、操作者は、画像の位置座標に入力部34を操作して自ら登録する必要がない。また、DVD−ROM58に代えて、CD−ROM、磁気ディスク等の他の形態の外部記憶媒体を使用することもできる。
【0064】
また、本実施の形態においては、画像の位置座標や対応するファイル番号等を登録手段27に登録するようにしているが、前記外部記憶媒体55やDVD−ROM58に、画像の画像データ及び画像の位置座標が予め格納されているような場合、登録手段27に改めて登録しないようにすることもできる。この場合、前記画像の位置座標、対応するファイル番号等をデータ記録部16又はROM33に書き込むことなく、ナビゲーション処理部17が一定期間(例えば、1秒)毎に自動的に前記外部記憶媒体55やDVD−ROM58にアクセスする。そして、前記画像の位置座標が車両位置12から所定の距離L以内に入った時に、前記画像を外部記憶媒体55やDVD−ROM58から読み出して表示画面11に表示させる。
【0065】
このように、本実施の形態においては、車両位置12が登録地点45に近づくにつれて、登録画像42、43、44の大きさが大きくなっていき、車両位置12が登録地点から遠ざかるにつれて、登録画像42、43、44の大きさが小さくなっていくように、表示制御手段29が表示画面11に表示させる。
【0066】
したがって、操作者は、表示部35の表示画像を一目見ただけで登録地点45までの距離を直感的に把握することができる。そのため、登録地点に関する情報を適切に把握することができる。
【0067】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 ナビゲーション装置14は、車両の現在位置を検出する。
ステップS2 車両の現在位置から所定の距離内に画像付きの登録地点が存在するか否かを判断する。登録地点が存在する場合はステップS3に進み、登録地点が存在しない場合はステップS1に戻る。
ステップS3 車両の現在位置から登録地点までの距離Lを計算する。
ステップS4 距離LがL1以下であるか否かを判断する。L1以下である場合はステップS5に進み、L1以下でない場合はステップS6に進む。
ステップS5 サイズS1で登録画像を表示する。
ステップS6 距離LがL1より大きくL2以下であるか否かを判断する。L1より大きくL2以下である場合はステップS7に進み、L1より大きくL2以下でない場合、すなわち、L2より大きくL3以下である場合はステップS8に進む。
ステップS7 サイズS2で登録画像を表示する。
ステップS8 サイズS3で登録画像を表示する。
【0068】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構造を有するもの及び同じ動作についてはその説明を省略する。
【0069】
図10は本発明の第2の実施の形態における表示部の表示画面の1例を示す図、図11は本発明の第2の実施の形態における登録地点と車両との距離と登録画像の大きさの関係を示す図である。
【0070】
本実施の形態において、表示制御手段29は、対象物が山、飛行場等の大型のものであり、遠く離れた場所からでも、大きく見えるものである場合、対応する登録地点の車両位置12からの距離Lが長くても、登録画像を大きいサイズで表示する。一方、対象物が個人住宅、路傍の地蔵等の小型のものであり、近い場所からでも、小さく見えるものである場合、対応する登録地点の車両位置12からの距離Lが短くなるまで、登録画像を表示しないようにする。
【0071】
この場合、前記表示部35の表示画面には、車両が前記登録地点45に近づくにつれて、登録画像の大きさが大きく変化するように表示される。図10に示されるように、車両位置12に近接した位置にある、例えば、学校のような対象物の登録画像42は、最大のサイズで表示される。また、車両位置12からやや離れた位置にある、例えば、寺のような対象物の登録画像43は、中間のサイズで表示される。しかし、車両位置12からかなり離れた位置にあるが、例えば、飛行場のような大型の対象物の登録画像44−2は、最大のサイズで表示される。
【0072】
ここで、前記登録画像42、43、44−2の大きさは、対応する登録地点45の車両位置12からの距離L、及び、対象物の大きさに応じて、図11に示されるように、段階的に変化する。なお、図11においてレベルとは、対象物の大きさに対応し、レベル1は、山、飛行場等の大型の対象物に相当し、レベル2は、学校、神社仏閣等の中型の対象物に相当し、レベル3は、個人住宅、路傍の地蔵等の小型の対象物に相当する。また、L1〜L5はあらかじめ定められた所定の距離であり、L1<L2<L3<L4<L5となっている。
【0073】
図11に示される関係において、大型の対象物の場合、登録地点45の車両位置12からの距離Lが、相当に長いL5の段階で登録画像が表示され、前記距離Lが比較的長いL3の段階で、登録画像が最大のサイズで表示される。一方、小型の対象物の場合、登録地点の車両位置12からの距離Lが、相当に長いL5やL4の段階では登録画像が表示されず、前記距離LがL3の段階になって、登録画像が表示されるようになる。
【0074】
なお、前記レベル1〜3の区分けは操作者によって適宜変更することができる。また、レベルの段階も2段階であっても4段階以上であってよい。さらに、前記レベルは対象物の大きさと無関係に設定され、登録されてもよい。例えば、対象物が、操作者にとって重要なものである場合や操作者が興味を有するものである場合は、操作者が画像を登録する際に、小型のものであってもレベル1に設定されるように登録してもよい。
【0075】
また、登録画像の画像データ及び登録地点45の位置座標が画像提供ウェブページ51によって提供される場合、対象物のレベルに関する情報も共に提供されるようにしてもよい。これにより、操作者は、対象物のレベルを自分で設定する必要がなくなるので、煩わしく感じることがない。
【0076】
このように、本実施の形態において、表示制御手段29は、対象物が大型の対象物であり、遠く離れた場所からでも、大きく見えるものである場合、対応する登録地点45の車両位置12からの距離Lが長くても、登録画像を大きいサイズで表示し、対象物が小型の対象物であり、近い場所からでも、小さく見えるものである場合、対応する登録地点の車両位置12からの距離Lが短くなるまで、登録画像を表示しないようになっている。
【0077】
したがって、操作者は、表示部35の表示画像を実際の風景と同じような遠近感をもって把握することができる。
【0078】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、前記第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するもの及び同じ動作についてはその説明を省略する。
【0079】
図12は本発明の第3の実施の形態における表示部の表示画面の1例を示す図である。
【0080】
本実施の形態において、表示制御手段29は、表示画面11上における登録画像の表示位置を、必要に応じて、対応する登録地点からずらして表示する。
【0081】
複数の対象物の登録地点が近接していて、登録画像が重なってしまう場合、表示制御手段29は、図12に示されるように、登録地点が車両位置12からより遠いほうの対象物の登録画像43−2を登録地点から離れた位置にずらして表示する。なお、吹き出しを作成して、登録地点を指示することによって、操作者が容易に登録地点の位置を把握することができるようになっている。
【0082】
また、表示画面11上に多数の登録画像が表示されている場合のように表示画面11が混雑しているような場合、表示制御手段29は、重なってしまう登録画像の中の登録地点が車両位置12からより遠い方の対象物の登録画像43−2を表示しないようにすることもできる。
【0083】
さらに、表示制御手段29は、登録画像が車両位置12と重なったり、車両の設定経路と重なったりした場合に、前記登録画像の表示位置を対応する登録地点からずらして表示することもできる。
【0084】
なお、車両位置12が登録地点に近づくにつれて、登録画像の大きさが大きくなって、重なる度合いが大きくなるような場合、登録画像を移動させる距離もそれに対応して長くすることが望ましい。
【0085】
さらに、登録画像を地図上でなく、地図とは独立して表示される副画面上に表示するようにしてもよい。この場合、地図上に表示される交差点、道路等の経路情報が登録画像によって覆われることがないので、操作者は経路情報を的確に把握することができる。
【0086】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0087】
例えば、本発明は、ナビゲーションのためにコンピュータを、所定の地点を登録地点として登録する登録手段、前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段、及び、前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさが変化するように前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段として機能させるナビゲーションプログラムを含むものである。
【0088】
さらに、本発明は、ナビゲーションのためにコンピュータを、所定の地点を登録地点として登録する登録手段、前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段、及び、前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさが変化するように前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段として機能させるナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含むものである。
【0089】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、ナビゲーション装置においては、所定の地点を登録地点として登録する登録手段と、前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段と、前記登録画像の対象物の大きさに対応するレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさを変化させて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段と、を有するナビゲーション装置であって、前記レベルは操作者によって変更される。
【0090】
この場合、操作者は、表示画像を一目見ただけで登録地点までの距離を直感的に把握することができる。そのため、登録地点に関する情報を適切に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における表示部の表示画面の1例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の概念図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるナビゲーション装置の機能を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における登録画像及び登録地点を登録する方法を示す第1の図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における登録地点と車両との位置関係を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における登録地点と車両との距離と登録画像の大きさの関係を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における登録画像及び登録地点を登録する方法を示す第2の図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における登録画像及び登録地点を登録する方法を示す第3の図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における登録画像を表示する処理を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態における表示部の表示画面の1例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における登録地点と車両との距離と登録画像の大きさの関係を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態における表示部の表示画面の1例を示す図である。
【符号の説明】
11 表示画面
12 車両位置
14 ナビゲーション装置
27 登録手段
28 登録画像格納手段
29 表示制御手段
42、43、43−2、44、44−2 登録画像
45 登録地点
Claims (7)
- (a)所定の地点を登録地点として登録する登録手段と、
(b)前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段と、
(c)前記登録画像の対象物の大きさに対応するレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさを変化させて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段と、
を有するナビゲーション装置であって、
(d)前記レベルは操作者によって変更される
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - (a)所定の地点を登録地点として予め登録しておく登録手段と、
(b)前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段と、
(c)前記登録画像の対象物の大きさに対応するレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさを変化させて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段と、
を有するナビゲーション装置であって、
(d)前記レベルは操作者によって変更される
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - (a)登録手段が、所定の地点を登録地点として予め登録しておくステップと、
(b)登録画像格納手段が、前記登録地点に対応する登録画像を格納するステップと、
(c)表示制御手段が、前記登録画像の対象物の大きさに対応するレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさを変化させて前記登録画像を表示画面に表示させるステップと、
を有するナビゲーション方法であって、
(d)前記レベルは操作者によって変更される
ことを特徴とするナビゲーション方法。 - (a)ナビゲーションのためにコンピュータを、
(b)所定の地点を登録地点として予め登録しておく登録手段、
(c)前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段、並びに、
(d)前記登録画像の対象物の大きさに対応するレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて画像の大きさを変化させて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段
として機能させるナビゲーションプログラムであって、
(e)前記レベルは操作者によって変更される
ことを特徴とするナビゲーションプログラム。 - (a)所定の地点を登録地点として予め登録しておく登録手段と、
(b)前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段と、
(c)前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段と、
を有するナビゲーション装置であって、
(d)前記レベルは操作者によって変更され、
(e)前記表示制御手段は、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示するか表示しないかを制御する
ことを特徴とするナビゲーション装置。 - (a)登録手段が、所定の地点を登録地点として予め登録しておくステップと、
(b)登録画像格納手段が、前記登録地点に対応する登録画像を格納するステップと、
(c)表示制御手段が、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示画面に表示させるステップと、
を有するナビゲーション方法であって、
(d)前記レベルは操作者によって変更され、
(e)前記表示制御手段は、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示するか表示しないかを制御する
ことを特徴とするナビゲーション方法。 - (a)ナビゲーションのためにコンピュータを、
(b)所定の地点を登録地点として予め登録しておく登録手段、
(c)前記登録地点に対応する登録画像を格納する登録画像格納手段、並びに、
(d)前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示画面に表示させる表示制御手段
として機能させるナビゲーションプログラムであって、
(e)前記レベルは操作者によって変更され、
(f)前記表示制御手段は、前記登録画像に設定されたレベル及び前記登録地点と車両位置との距離に応じて前記登録画像を表示するか表示しないかを制御する
ことを特徴とするナビゲーションプログラム。
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