JPH0863893A - クロック発生装置 - Google Patents

クロック発生装置

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JPH0863893A
JPH0863893A JP6200571A JP20057194A JPH0863893A JP H0863893 A JPH0863893 A JP H0863893A JP 6200571 A JP6200571 A JP 6200571A JP 20057194 A JP20057194 A JP 20057194A JP H0863893 A JPH0863893 A JP H0863893A
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clock
signal
loop filter
phase
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JP6200571A
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Yasuyuki Tanaka
康之 田中
Nobuitsu Yamashita
伸逸 山下
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Canon Inc
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    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
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    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/093Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal using special filtering or amplification characteristics in the loop
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変化や経時変化等の影響を受けず、PL
Lのループを常にロックレンジの中心に保つことにより
安定にクロックを発生でき、且つ、安価で部品点数の少
ないクロック発生装置を提供する。 【構成】 クロック発生装置は、入力信号に位相同期し
たクロックを発生する装置であって、電圧制御発振手段
と、前記電圧制御発振手段の出力クロックと前記入力信
号との位相差を検出する位相差検出手段と、前記位相差
検出手段の出力を入力するループフィルタと、前記ルー
プフィルタの出力の傾向を検知し、その傾向を示す信号
を出力する検知手段と、前記ループフィルタの出力と前
記検知手段の出力とを加算する加算手段とを備え、前記
加算手段の出力を前記電圧制御発振手段の入力とするよ
うに構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック発生装置に関
し、特には、記録媒体から再生されたデジタル信号より
クロックを再生する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルVTR等のように高速度
にデータを伝送(記録再生)する装置において、受信デ
ータ列からクロックを抽出する場合にフェイズロックド
ループ(以下PLL)を用いることが知られている。
【0003】このように、記録媒体から再生されたデジ
タル信号よりクロックを発生する回路としては図8に示
したような回路が用いられている。
【0004】図8において、記録媒体から再生されたデ
ジタル信号は不図示の増幅器で増幅され、不図示の等化
器により等化された後、入力端子101より位相比較回
路12の一方の入力に加えられる。
【0005】位相比較回路102のもう一方の入力には
後述する電圧制御発振器(以下VCO)119の出力が
与えられている。
【0006】位相比較回路102は2つの入力信号の位
相差に比例した電圧を有する信号を発生し、ループフィ
ルタ103に出力する。ループフィルタ103は、抵抗
104,106,増幅器105,コンデンサ107及び
出力を±0.7Vでリミットするダイオード108,1
09で構成されており、入力信号の高周波成分を抑制し
て加算器110の一方の入力に出力する。なお、増幅器
105の入出力端子間にはスイッチ301が接続されて
いる。
【0007】一方、入力端子302には、不図示の発振
器よりジッタを含む再生デジタル信号から取り出される
クロックの中心周波数に概等しい周波数の基準信号が入
力され、周波数位相比較回路(以下FPC)303に出
力される。FPC303のもう一方の入力にはVCO1
19の出力が加えられて周波数及び位相が比較され、比
較結果がスイッチ304に出力される。なお、FPC3
03の例としては、モトローラ社のMC12040が挙
げられる。
【0008】スイッチ304は後述のタイミングで閉じ
られ、スイッチ304が閉成されるとFPC303の出
力はループフィルタ305に出力される。ループフィル
タ305は増幅器309,抵抗306,307及びコン
デンサ308で構成されており、出力信号を加算器11
0のもう一方の入力として出力する。
【0009】加算器110は入力された2つの信号の電
圧を加え、VCO119に出力する。
【0010】この回路は入力端子101に入力された再
生信号に位相を合わせる状態(モードA)と、入力端子
302に入力された基準信号に周波数及び位相を合わせ
る状態(モードB)とがあり、スイッチ301及びスイ
ッチ304を開放した状態でモードAとなり、スイッチ
301及びスイッチ304を閉成した状態でモードBと
なる。
【0011】モードAにおいては、入力端子101に入
力された再生信号とVCO119との位相誤差がループ
フィルタに入力され、ループフィルタ103で平均化さ
れて再生信号とVCO119との位相誤差を打ち消すよ
うな電圧を有する制御信号がVCO119に入力される
というPLLを構成している。このとき、スイッチ30
4は開放されているので、増幅器309の出力は一定電
圧が保たれている。
【0012】モードBにおいては、FPC303によっ
て入力端子302より入力された基準信号とVCO11
9の出力とが比較され、その誤差を示す信号がループフ
ィルタ305に入力される。そして、ループフィルタ3
04においてFPC303の出力信号が平均化され、誤
差を減少させるような電圧を有する信号がVCO119
に入力されるというフィードバックループを構成してい
る。また、このときスイッチ301は閉成されているの
で増幅器105の出力は零に保たれる。
【0013】図9にモードAとモードBとの切り換えタ
イミングを示す。図8において波形は再生エンベロープ
の例を示しており、エンベロープのあるところはモード
Aとして再生信号を用いてPLLを動作させてクロック
を得る。また、エンベロープのないところでは再生信号
に基づく位相ロックが不可能になるのでモードBに切り
換えてVCO119の発振周波数を、次にエンベロープ
が得られた際にロックするであろう周波数に概略合わせ
ておくように動作する。
【0014】このような構成をとることにより、例えば
温度変化等でVCOの発振周波数が変化してしまった際
にもモードBによりVCOの周波数を常にPLLのロッ
クレンジの概中心に保つことができる。
【0015】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
述の如き従来例では、VCOの発振周波数をPLLのロ
ックレンジの中心に保つために、基準信号を発生する発
振器やFPCといったアナログ部品が多数必要になり、
全体として回路が効果になってしまうという問題があっ
た。
【0016】また、モードBの期間はデータ再生ができ
ず、連続したデータを必要とする場合には適用できなく
なってしまう。
【0017】前記課題を考慮して、本発明は、温度変化
や経時変化等の影響を受けず、PLLのループを常にロ
ックレンジの中心に保つことにより安定にクロックを発
生でき、且つ、安価で部品点数の少ないクロック発生装
置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、前記目的を達成するため、本発明は、入力信号に
位相同期したクロックを発生する装置であって、電圧制
御発振手段と、前記電圧制御発振手段の出力クロックと
前記入力信号との位相差を検出する位相差検出手段と、
前記位相差検出手段の出力を入力するループフィルタ
と、前記ループフィルタの出力の傾向を検知し、その傾
向を示す信号を出力する検知化手段と、前記ループフィ
ルタの出力と前記検知化手段の出力を加算する加算手段
とを備え、前記加算手段の出力を前記電圧制御発振手段
入力とするように構成されている。
【0019】
【作用】本発明はこのように構成したので、PLLのル
ープを常にロックレンジの中心に保つことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0021】本実施例では、本発明をデジタルVTRに
適用した場合について説明する。図1はこのようなデジ
タルVTRの再生系の構成を示すブロック時である。
【0022】図1において、磁気テープ1に記録されて
いるデジタル信号が磁気ヘッド2により再生され、再生
等化回路3に出力される。なお、本実施例におけるデジ
タルVTRにおいては1フレーム分のビデオ信号を10
トラックに記録しているが、もちろんこれ以外でもよ
い。
【0023】再生等化回路3は、磁気記録再生系での信
号の特性変化を補償するための等化回路で、いわゆる積
分等化を行う。等化された再生信号はアンプ4により増
幅され、A/D変換器5及びクロック発生回路12に出
力される。
【0024】クロック発生回路12はA/D変換器5で
用いるクロックのほか、装置各部の動作クロックを発生
するものであり、その詳しい動作については後述する。
【0025】A/D変換器5によりサンプリングされ、
デジタル信号に変換された信号は、遅延回路6により2
クロック分遅延され、減算器7によりもとの信号を減算
する。この操作により積分等化波形はPR(1,0,−
1)特性を有する波形に変換され、ビタビ復号回路8に
より最尤復号される。
【0026】PR(1,0,−1)方式とビタビ復号と
の組み合わせは、高密度磁気記録を用いるデジタルVT
R等でよく用いられ、磁気記録系の低域特性の悪さ(S
/N,波形歪み等)を回避し、伝送誤りを最小限に保つ
ことができる。
【0027】ビタビ復号回路8により復元された再生デ
ータは、誤り訂正回路(ECC回路)9により記録時に
付加したパリティデータを用いて伝送路で生じた誤りを
訂正され、画像復号回路10に出力される。画像復号回
路10は記録時に圧縮された再生データの情報量を伸長
し、D/A変換器11に出力する。D/A変換器11は
入力デジタルデータをアナログデータに変換し、出力端
子12を介して出力する。
【0028】次に、図1におけるクロック発生回路12
について説明する。
【0029】図2はクロック発生回路12の構成例を示
すブロック図である。
【0030】図2において、入力端子101に入力され
た再生信号とVCO119との位相誤差がループフィル
タ103に入力され、平均化されて再生信号とVCO1
19の出力との位相誤差を打ち消すような電圧を有する
信号がVCO119に入力されるというPLLループは
前述の従来例と同一である。
【0031】以下、本実施例の特徴とする処について説
明する。
【0032】前述のように発振されるVCO119の出
力はカウント回路121に入力される。カウント回路1
21は、ある時間内(例えば、前述の回転ヘッドが1ト
ラックをトレースする期間に当たる期間:以下Ttrと呼
び、ここでは1/300秒とする)におけるVCO11
9の出力信号の波形の数をカウントし、その結果をデジ
タル減算器122の正の入力端子に出力する。減算器1
22の負の入力端子にはレジスタ123の出力が入力さ
れている。
【0033】ここで、レジスタ123にはジッタを含む
再生デジタル信号から取り出されるクロックの中心周波
数をfcentとしたとき、fcent×Ttrなる値をレジスタ
123に設定する。従って、VCO119がfcentで発
振していれば、減算器122の出力は零となる。
【0034】減算器122の出力は係数器124で後述
のようにレベルが調整され、デジタル減算器113の負
の入力端子に出力される。
【0035】一方、ループフィルタ103の出力は前述
のように加算器110に出力されると共に、低域通過フ
ィルタ(以下LPF)111に出力され、A/D変換器
112により例えば図3に示すような前述のTtrのタイ
ミングでデジタル信号に変換される。なお、このTtrの
タイミング信号は、回転ドラムの回転位相を示す信号を
不図示の回転位相検出回路によって検出し、この回転位
相信号に基づいてタイミング信号形成回路125により
形成され、カウント回路121,A/D変換器112,
レジスタ117及びD/A変換器118に出力される。
【0036】LPF111はA/D変換を行うための前
置フィルタとしてのフィルタである。A/D変換器11
2の出力は減算器113の正の入力端子に出力される。
【0037】減算器113はA/D変換器112の出力
から係数器124の出力を減算し、積分器114に出力
する。
【0038】積分器114は加算器115,リミッタ1
16及びレジスタ117で構成されており、上下のリミ
ット値の達しない限りレジスタ117にクロックが入力
するごとに減算器113より入力された値をたし込んで
行くように構成されている。
【0039】積分器114の出力はD/A変換器118
によりアナログ信号に変換され、加算器110に出力さ
れる。
【0040】次に、本実施例におけるクロック生成の動
作について説明する。
【0041】まず、図3における再生エンベロープが得
られる部分においては、再生信号とVCO119の出力
の位相が位相比較回路102により比較され、ループフ
ィルタ103により平均化されて加算器110を介して
VCO119に出力されるというPLLを構成してお
り、VCO119の発振出力信号が出力端子120より
A/D変換器5にて用いられるクロックとして出力され
る。
【0042】次に、再生エンベロープが得られており、
即ち、Ttr期間の間で位相比較回路102,ループフィ
ルタ103,VCO119のPLLが位相ロックしてい
る際に、何らかの外部要因によりVCOの発振周波数が
低下しようとした場合について説明する。この場合、再
生エンベロープが得られている期間において位相比較回
路102の各入力信号に位相差が発生するのでその出力
電圧が低下し、ループフィルタ103の出力電圧が上昇
する。そして、VCO119の出力クロックと再生信号
のクロックとが正しい位相になるように制御する。
【0043】このように、VCO119の発振周波数の
誤差による再生クロックとの位相誤差が補正されるが、
この状態においてはループフィルタ103の出力も上昇
してしまっており、PLLのロックレンジの中心からは
ずれている。従って、この状態からさらに再生クロック
との位相誤差を補正しようとしてもVCO119が追従
できず、位相の変化に対してPLLがはずれやすくな
る。
【0044】そこで、本実施例では、LPF111〜A
/D変換器112〜積分器114〜D/A変換器118
〜加算器110のパスにより、PLLのループに比べて
遅い時定数にて位相誤差を検出してループフィルタ10
3の出力の傾向を検知し、ループフィルタ103の出力
に加算することにより、ループフィルタ103の出力の
偏りをD/A変換器118の出力によりかたがわりさせ
ることでループフィルタ103の出力を常にPLLのロ
ックレンジの中心に保持するものである。以下、この動
作について説明する。
【0045】A/D変換器112は前述のようにTtrの
タイミング、つまり300Hzで動作するのでLPF1
11のカットオフ周波数は150Hzということにな
り、応答速度は非常に低いものになる。従って、再生エ
ンベロープのない期間においてもLPF111の出力は
さほど変化せず、VCO119と再生信号との位相誤差
によって前述のようにループフィルタ103の出力電圧
が上昇すると、それに従ってA/D変換器112の出力
も上昇する。
【0046】従って、積分器114内のレジスタ117
の値が正の方向に変化し、その結果D/A変換器118
の出力が大きくなる。このD/A変換器118の出力
は、ループフィルタ103からTtr期間に出力された誤
差信号に等しいので、ループフィルタ103から出力す
る分の誤差信号をD/A変換器118によりかたがわり
させることができる。つまり、ループフィルタ103の
出力の上昇により制御すべきところをD/A変換器11
8の出力により制御しているので、ループフィルタ10
3の出力を常にPLLのロックレンジの中心に保持する
ことができる。
【0047】加算器110の出力が大きくなると、VC
O119の発振周波数は前述のように高くなり、再生信
号とクロックとの位相差がなくなったところでレジスタ
117の値の変化がなくなる。なお、この間VCO11
9の発振周波数は変化しないので減算器122から誤差
信号は出力されず、従って減算器113の出力としては
A/D変換器112の出力がそのまま出力される。
【0048】ここで、カウンタ121やA/D変換器1
12,レジスタ117及びD/A変換器118の動作ク
ロックをTtr期間、即ち300Hzとしているが、これ
は、再生エンベロープのない部分でD/A変換器118
の出力を加算器110に加算することにより、エンベロ
ープのある部分、つまり再生信号が得られている部分で
のVCO119の入力電圧の瞬間的な変化に基づくPL
Lの乱れを防止するためである。従って、エンベロープ
が常に得られているような場合においては、PLLのル
ープを常にロックレンジの中心に保持可能なタイミング
で動作させることも可能である。
【0049】次に、カウント回路121およびレジスタ
123による周波数制御について説明する。なお、この
系は、磁気テープ1より再生されるであろう信号の周波
数がサーチ等により変化する場合に、レジスタ123の
値を変えることによりVCO119の中心周波数を変化
させるために使用するものである。
【0050】前述のように、Ttr期間において、カウン
ト回路121はVCO119から出力されるクロックを
カウントし、タイミング信号Ttrが入力したタイミング
でそのカウント値を出力する。そして、減算器122に
よりレジスタ123の出力から減算される。減算器12
2の出力は係数器124,減算器113を介して積分器
114で平均化され、D/A変換器118,加算器11
0を介してVCO119に出力されるというフィードバ
ックループを形成している。すなわち、このフィードバ
ックループによりVCO119の発振周波数の自動制
御、いわゆるAFCの動作が行われる。
【0051】ここで、係数器124のゲインについて
は、VCO119の入力からVCO119,カウント回
路121,係数器124の出力までの経路のゲインが、
ループフィルタ103の出力(LPF111の入力)か
らLPF111,A/D変換器112の出力までの経路
のゲインと等しくなるように設定する。このように構成
することにより、位相比較回路102からループフィル
タ103,VCO119,位相比較回路102までのP
LLループの過渡応答に積分器114からの外乱が加わ
ってしまうことを防ぐことができる。
【0052】以上説明したように、本実施例において
は、クロックTtr期間内においては位相比較回路102
〜ループフィルタ103〜加算器110〜VCO119
のPLLにより通常の位相制御を行ってクロックを得る
ように構成し、且つ、クロックTtrごとのタイミングで
LPF111〜A/D変換器112〜積分器114〜D
/A変換器118〜加算器110〜VCO119のフィ
ードバックループを動作させることによりループフィル
タ103の出力傾向を検知し、Ttr間における位相誤差
によるループフィルタ103の出力電圧(VCO15の
入力電圧)の偏りを補償して、常にPLLのループをロ
ックレンジの中心に保持することが可能になる。従っ
て、VCO119の発振周波数の変化に対してPLLが
はずれやすくなるのを防ぐことができる。
【0053】また、この際に基準信号を発生する発振器
やFPCといったアナログ部品が不要になる。
【0054】更に、カウンタ121によりVCO119
の出力をカウントし、レジスタ125の出力を減算する
ことにより、期間TtrにおけるVCO119の発振周波
数の誤差を検出し、これをループフィルタ103の出力
から減算した出力を積分して周波数誤差の平均値を求め
て、VCO119の発振周波数を制御しているので、温
度変化や経時変化によりVCOの発振周波数が変化する
ことを防止することが可能になる。
【0055】なお、本実施例においては、ループフィル
タ103の出力をLPF111により平均化し、積分器
114により積分することでループフィルタ103の出
力に傾向を検知したが、例えばA/D変換器112の出
力データのMSBをアップダウンカウンタによりカウン
トすることにより検知可能であり、他の方法を用いるこ
ともできる。
【0056】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0057】図4は本発明の第2の実施例におけるデジ
タルVTRの再生系の構成を示すブロック図で、本実施
例においては、A/D変換器5により変換されたデジタ
ル再生信号を用いてクロックを発生する。図4において
は、このようにクロック発生回路12にA/D変換器5
の出力信号が入力している以外は図1と同様である。
【0058】図5は本発明の第2の実施例としてのクロ
ック発生回路の構成を示すブロック図であり、前述の実
施例と同一部分については同一番号を付して説明する。
【0059】本実施例では、A/D変換器5でデジタル
信号に変換された再生信号がデジタル位相比較回路20
3に入力し、VCO119の出力との位相差に応じたデ
ジタル値を有する信号がループフィルタ203に出力さ
れる。
【0060】ループフィルタ203は係数器204,2
57,加算器207,リミッタ208,レジスタ20
9,係数器210及び加算器211で構成されており、
デジタルとアナログの違いはあるが、図2のループフィ
ルタ103と同様の働きをする。ループフィルタ203
の出力はデジタル加算器214とLPF212に出力さ
れる。
【0061】加算器214の出力はD/A変換器215
によりアナログ信号に変換され、VCO119に出力さ
れる。なお、本実施例においては、これらA/D変換器
5及びD/A変換器215の動作クロックは出力端子1
20から出力されるクロックを用いることとする。
【0062】また、LPF212はループフィルタ20
3の出力を平均化し、レジスタ123に出力する。レジ
スタ213は前述のA/D変換器112と同様に、図2
のTtrで動作する。そのため、LPF212はこのレジ
スタ213によるサンプリングのためのプレフィルタと
して用いられている。レジスタ213の出力は減算器1
13の正の入力端子に出力される。
【0063】カウント回路121は前述の実施例と同様
にVCO119の出力をカウントし、レジスタ123の
出力が減算され、係数器124を介して減算器113の
負の入力端子に出力される。
【0064】このあとの動作については前述の実施例と
同様である。
【0065】このように、本実施例においては、位相比
較回路及びループフィルタをもデジタル化することによ
り、ほとんどの回路をデジタル化することができ、経時
変化や安定性,メンテナンス性等を向上させることが可
能になる。
【0066】次に、本発明の第3の実施例として、Ttr
のクロックで行う動作をマイコンのプログラム処理によ
り行う場合について説明する。
【0067】図6は本発明の第3の実施例としてのクロ
ック発生回路の構成を示す図である。
【0068】図4においては、LPF212の出力がマ
イコン217の入力ポートに出力されており、また、V
CO119の出力はプリスケーラ216により分周され
てマイコン216の内蔵カウンタに出力される。この場
合、カウンタは外付けにすることも可能だが、カウンタ
内蔵マイコンを用いればより部品点数を削減できる。
【0069】ここで、マイコン217の動作について図
7のフローチャートを用いて説明する。なお、図7にお
けるレジスタBは図5におけるレジスタ121と同様の
動作を行い、また、レジスタAはレジスタ117と同様
の動作を行う。
【0070】まず、タイミング信号形成回路125より
エンベロープの切れ目のタイミングでTtrが入力し、こ
のTtrの入力によりマイコン217の動作がスタートす
る。
【0071】Ttrが入力すると、まず、カウンタの値を
読み(ステップS1)、カウント値からレジスタBの値
を減算する(ステップS2)。次に、図5における係数
器124に対応した係数をかけ(ステップS3)、更に
−1をかけた後(ステップS4)、LPF212からや
はりTtrのタイミングで出力されたループフィルタ出力
を加える(ステップS5)。
【0072】そして、この値とレジスタAの値とを加算
し(ステップS6)、リミット範囲を超えている場合は
リミット値に置き換えてレジスタAに格納すると共に
(ステップS7,S10)、このリミット値を出力す
る。
【0073】また、リミット値を越えていない場合はそ
の値をレジスタAに格納すると共に出力する(ステップ
S8,S9)。
【0074】以上説明したように、本実施例では、Ttr
間における位相誤差によるループフィルタ203の出力
電圧の偏りの補償をマイコンにより行うように構成した
ので、更に部品点数を削減することが可能になる。
【0075】また、前述のようなTtr間における位相誤
差によるVCO119の入力電圧の偏りの補償の動作
は、300Hzという遅い動作速度であるので、マイコ
ンの他の動作の空き時間に行うように構成することによ
り、ほとんど部品点数を増やさずにすむ。
【0076】なお、前述の実施例では、再生信号とVC
Oの出力との位相誤差を検出するのにデジタルまたはア
ナログの位相比較回路を用いたが、再生信号とVCOの
出力の位相誤差を検出する手段であればどんなものでも
よい。
【0077】また、前述の実施例では、本発明をデジタ
ルVTRに適用した場合について説明したが、本発明は
これに限られることはなく、デジタル信号を伝送,記録
再生する系、例えば電波や光等による通信、光ディスク
等にも適用可能であり、同様の作用効果を有するもので
ある。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、ループフィルタの出力の傾向を検知し、ループフ
ィルタの出力に加算して電圧制御発振手段の入力として
いるので、入力信号と電圧制御発振手段の出力との位相
誤差に基づくループフィルタの出力電圧の偏りをなく
し、PLLのループを常にロックレンジの中心に保つこ
とができる。
【0079】従って、電圧制御発振手段の発振周波数の
変化や再生信号の変化に対してPLLが常に追従するこ
とができ、安定してクロックを発生することが可能にな
る。
【0080】また、本願の他の発明では、入力信号に位
相同期した信号を発生する際に、電圧制御発振手段の出
力クロックをカウントしてその発振周波数に係る所定値
を減算し、この減算出力を累算した信号とループフィル
タの出力とを加算して電圧制御発振手段の入力としてい
るので、電圧制御発振手段の発振周波数誤差を簡単な構
成で検出でき、温度変化や経時変化等の影響を受けずに
電圧制御発振手段の発振周波数を安定に保つことができ
る。
【0081】また、デジタル回路にて構成することも容
易になり、基準信号を発生する発振器やFPCといった
アナログ回路が不要になる。
【0082】更に、デジタル回路にて構成することによ
り装置の性能を安定化することができ、また、メンテナ
ンス性も向上する。
【0083】また、本願の更に他の発明では、ループフ
ィルタの出力から電圧制御発振手段の発振周波数誤差に
応じた信号を減算し、減算出力を積分した信号とループ
フィルタの出力とを加算して電圧制御発振手段の入力と
しているので、PLLのループを常にロックレンジの中
心に保ち、且つ、電圧制御発振手段の発振周波数誤差を
簡単な構成で検出でき、電圧制御発振手段の発振周波数
を安定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのデジタルVTRの構成
を示すブロック図である。
【図2】図1におけるクロック発生回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2の回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図4】本発明の他の実施例としてのデジタルVTRの
構成を示すブロック図である。
【図5】図4におけるクロック発生回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図4におけるクロック発生回路の他の構成を示
すブロック図である。
【図7】図6の装置におけるマイコンの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】従来技術の説明図である。
【図9】図8の回路の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
102 位相比較回路 103 ループフィルタ 119 電圧制御発振回路 121 カウント回路 114 積分器 217 マイコン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に位相同期したクロックを発生
    する装置であって、 電圧制御発振手段と、 前記電圧制御発振手段の出力クロックと前記入力信号と
    の位相差を検出する位相差検出手段と、 前記位相差検出手段の出力を入力するループフィルタ
    と、 前記ループフィルタの出力の傾向を検知し、その傾向を
    示す信号を出力する検知手段と、 前記ループフィルタの出力と前記検知手段の出力を加算
    する加算手段とを備え、 前記加算手段の出力を前記電圧制御発振手段入力とする
    ことを特徴とするクロック発生装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、 前記ループフィルタの出力の高域成分を抑圧する低域通
    過フィルタと、 前記低域通過フィルタの出力を積分する積分手段とを有
    することを特徴とする請求項1に記載のクロック発生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記位相差検出手段は、前記入力信号と
    前記電圧制御発振手段の出力とを入力して位相差を比較
    し、この位相差に比例した信号を出力する位相差比較回
    路であることを特徴とする請求項1に記載のクロック発
    生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、 前記入力信号はデジタル信号であり、 記録媒体から信号を再生する再生手段と、 前記電圧制御発振手段の出力を用いて、前記再生手段に
    より再生された信号を前記入力デジタル信号に変換する
    A/D変換手段とを備えたクロック発生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置において、 前記加算手段の出力はデジタル信号であり、前記加算手
    段の出力をアナログ信号に変換し、前記電圧制御発振手
    段に出力するD/A変換手段を備えたクロック発生装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の装置において、 前記電圧制御発振手段の出力クロックをカウントするカ
    ウント手段と、 前記カウント手段の出力から前記入力信号の周波数に係
    る所定値を減算する第1の減算手段と、 前記ループフィルタの出力から前記第1の減算手段の出
    力を減算する第2の減算手段とを備え、 前記検知手段は、前記第2の減算手段の出力を累積する
    ことを特徴とするクロック発生装置。
  7. 【請求項7】 入力信号に位相同期したクロックを発生
    する装置であって、 前記入力信号を一方の入力とする位相比較手段と前記位
    相比較手段の出力を入力するループフィルタと、 その出力クロックを前記位相比較手段の一方の入力とす
    る電圧制御発振手段と、 前記電圧制御発振手段の出力クロックをカウントするカ
    ウント手段と、 前記カウント手段の出力から前記入力信号の周波数に係
    る所定値を減算する減算手段と、 前記減算手段の出力を累算する累算手段と、 前記累算手段の出力と前記ループフィルタの出力とを加
    算する加算手段とを備え、 前記加算手段の出力を前記電圧制御発振手段の入力とす
    ることを特徴とするクロック発生装置。
  8. 【請求項8】 電圧制御発振手段と、前記電圧制御発振
    手段の出力クロックと入力信号との位相差を検出する位
    相差検出手段と、ループフィルタとからなるPLL手段
    を有し、前記入力信号に位相同期したクロックを発生す
    る装置であって、 前記ループフィルタの出力から、前記電圧制御発振手段
    の発振周波数誤差に応じた信号を減算して積分手段に出
    力し、前記積分手段の出力と前記ループフィルタの出力
    とを加算して前記電圧制御発振手段に入力することを特
    徴とするクロック発生装置。
  9. 【請求項9】 前記入力信号はデジタルビデオ信号であ
    ることを特徴とする請求項6に記載のクロック発生装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の装置において、 前記電圧制御発振手段の発振出力をカウントするカウン
    ト手段を備え、 前記カウント手段の出力から前記入力信号の周波数に係
    る所定値を減算した信号を前記発振周波数誤差に応じた
    信号として出力することを特徴とするクロック発生装
    置。
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