JPH0863224A - 機器運転管理装置 - Google Patents

機器運転管理装置

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JPH0863224A
JPH0863224A JP19577394A JP19577394A JPH0863224A JP H0863224 A JPH0863224 A JP H0863224A JP 19577394 A JP19577394 A JP 19577394A JP 19577394 A JP19577394 A JP 19577394A JP H0863224 A JPH0863224 A JP H0863224A
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operator
equipment
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monitoring
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JP19577394A
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Masahiro Hayakawa
雅浩 早川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータが交代で運転する機器運転管理装
置に関し、運転を担当するオペレータと装置の置かれて
いる運転環境の状態で決まるオペレーションモードを設
定し、このオペレーションモードで決まる装置運転の操
作規定によりオペレータの操作を規制し、操作実行の度
毎に操作内容と共にオペレータ名または運転環境の状態
名を記録することにより、運転操作の責任明確化及び事
故防止と事故発生時の積極対処を可能とし、装置運転の
安全性向上を図ることを目的とする。 【構成】 オペレータ認識手段13、オペレーションモー
ド設定手段14、操作監視規制手段15、運転環境認識手段
16、操作記録手段18とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオペレータが交代で運転
する機器運転管理装置に関する。機器運転管理装置は例
えばビル管理装置のように電力/エネルギー設備、空調
設備、防災設備等の機器を監視、運転、制御する管理装
置である。同様な装置としては、環境管理装置、ダム管
理装置、道路管理装置、プラント管理装置等がある。
【0002】
【従来の技術】これらの機器運転管理装置においては、
複数のオペレータにより交代制で運転されているが、機
器運転の安全性の面から複数のオペレータの経験、能力
の違いに対する運用の適正な分担と分担作業における運
転操作の責任の所在の明確化が望まれていた。
【0003】従来はオペレータの職務規定によりオペレ
ータクラス毎に許される操作内容が規定されており各オ
ペレータがこれを遵守するという運用が行なわれ、運転
の責任の所在も運転日誌への当番オペレータ名の記録、
運転を担当した時間帯の記録は行なわれていたが、オペ
レータの一人一人が操作できる内容をその操作が行なわ
れる度に規制したり、運転操作の度毎にどのオペレータ
がどの様な操作を実行したかの記録を残すことができな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため従来は機器運
転管理装置の運転において以下のような問題があった。 ・担当のオペレータにとって不慣れな機器についても操
作が可能になっていたため、余分な操作を行ない操作ミ
スを起こす恐れがあった。
【0005】・機器運転管理装置の運転にかかわる責任
の所在が不明確になりがちであり、問題発生時の原因の
究明が難しかった。 ・部外者に勝手に操作されることもあり機器運転管理装
置の運転に障害をあたえる恐れがあった。
【0006】本発明はこのような点にかんがみて、オペ
レータ毎に操作できる内容を規制したり、どのオペレー
タが操作したのかを記録に残すことにより、運転の安全
性を向上した機器運転管理装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成されたシステムによって解決される。図1は、本
発明の装置構成図である。
【0008】図1の中で機器運転管理装置10は被運転機
器群11を運転制御する装置であり、主管理装置19は運転
制御機能の主となる装置、操作卓12はオペレータが機器
運転操作するための装置である。
【0009】第1の発明においては、オペレータ認識手
段13は運転を担当するオペレータを確認、認識するもの
であり、オペレーションモード設定手段14はそのオペレ
ータの操作資格としてあらかじめ規定された操作内容を
オペレーションモードとして設定するものである。
【0010】操作監視規制手段15はオペレータの運転操
作がオペレーションモードで規定されている操作である
か否かを検定し、規定外の操作である時にはその操作を
機能させないように規制するものである。
【0011】第2の発明においては、第1の発明に加え
て運転環境認識手段16を設ける。運転環境認識手段16
は、運転環境を監視しその状況を認識するものであり、
認識された運転環境の状態に対応してあらかじめ規定さ
れた操作内容をオペレーションモードとして前記オペレ
ーションモード設定手段14により設定する。
【0012】第3の発明においては、第1の発明に加え
て操作記録手段18を設けて構成する。操作記録手段18は
前記操作監視規制手段15により検知されたオペレータの
操作内容を前記オペレータ認識手段13で認識されたオペ
レータ名または前記運転環境認識手段16によって認識さ
れた運転環境の状態名ともに記録するものである。
【0013】
【作用】図1の本発明の装置構成図に示すように、第1
の発明においては、運転を担当するオペレータをオペレ
ータ認識手段13で確認、認識し、認識したオペレータの
操作資格としてあらかじめ規定された操作内容をオペレ
ーションモードとしてオペレーションモード設定手段14
により設定する。
【0014】以降、オペレータにより操作される度に操
作監視規制手段15は、操作内容をこのオペレーションモ
ードで規定される操作内容と比較、監視し、規定外の操
作を無効とするように規制している。
【0015】第2の発明においては、運転環境認識手段
16は、機器運転管理装置が運転管理する被運転機器、機
器運転管理装置の置かれている環境が通常とは異なる状
態、例えば火災、停電などの環境の異常状態やオペレー
タの活動状況の異常例えばオペレータ不在等を運転環境
の状態として認識し、認識された状態毎にあらかじめ規
定されている操作内容をオペレーションモードとしてオ
ペレーションモード設定手段14によって設定する。
【0016】以降の操作は、その都度、操作監視規制手
段15により監視され、認識された環境の状態が継続する
間は設定されたオペレーションモードで規定される操作
内容のみが有効な操作として実行されることになる。
【0017】第3の発明においては、オペレータが運転
操作するときに操作監視規制手段15で検知された操作は
その操作内容がオペレータ認識手段13で認識されたオペ
レータ名と共に操作記録手段18により記録される。
【0018】
【実施例】図2は本発明の実施例の構成図である。ま
ず、構成の概要を説明する。本実施例において機器運転
管理装置10(10a、10b)は施設内の設備機器、すなわち電
力、エネルギー設備、空調設備、防災設備等の機器11
(11a 、11b 、・・・11c 、11d )を監視、運転、制御
する。
【0019】図2にあるようにこの施設監視制御装置10
は親局10a と子局10b からなり伝送路にて接続されてい
る。子局10b には各設備の機器11が接続される。親局10
a は計算機部22、入出力操作部12とデータ格納部24から
なる。
【0020】入出力操作部12は操作盤25、表示盤26、デ
ィスプレイ装置27(CRT)、キーボード、マウス、プ
リンタ28(PRT)を備えている。操作盤25にはスイッ
チ、ボタン、設定器等があり、また表示盤26には施設の
機器11の運転状況を表示するランプ、表示器等がある。
【0021】CRTディスプレイ装置27、キーボード、
マウスは計算機部22の入出力操作のための装置であると
共に操作盤25、表示盤26と同様に運転操作、表示の業務
に使用し、プリンタ28には操作状況履歴等システム運用
データ等を記録する。
【0022】データ格納部24には施設の機器11の運転制
御の状態データの他オペレータの操作データ、管理デー
タ等を、また機器運転管理装置10の制御のためのフラグ
等を格納する。
【0023】計算機部22には施設の監視制御機能として
の施設監視制御部29に加えて本発明を構成するオペレー
タ認識手段13、オペレーションモード設定手段14、操作
監視規制手段15、運転環境認識手段16、操作記録手段18
とを備えている。
【0024】次にオペレータの運用の概要を説明する。
施設監視制御装置10の運転は24時間にわたり常時オペ
レータが運転監視室において運転監視制御業務を行なう
ため、複数人のオペレータがチームを組み、複数のチー
ムが交代で勤務することになる。
【0025】運転監視業務は施設の機器11の運転状況の
監視のほか、機器11のON/OFF、自動運転の制御パ
ラメータの設定、さらには施設の環境管理、機器11の保
守管理等多種の作業を要求される。従って、運転監視室
内部での運転監視制御の他、現場の巡回等運転監視室外
での作業も行なう。扱う機器11も多種にわたり取扱ノウ
ハウも専門の知識の習得、経験の積み重ねが必要であ
る。
【0026】これらの質的、量的の両面のカバーをする
ためオペレータは複数人でチームを組み、時間的には交
代制でこれを運用している。オペレータの経験と知識は
各オペレータにより異なり分担できる運転監視操作もそ
れに対応して決まってくる。
【0027】そこで、本発明では各オペレータが操作で
きる操作のパターンを規定するためにオペレーションモ
ードを設ける。即ちAオペレータが操作できる運転のモ
ードをA専用オペレーションモード、Bオペレータにつ
いてはB専用オペレーションモード、オペレータが特定
できないような場合、例えば無人の場合の無人オペレー
ションモードなどである。
【0028】オペレーションモードと操作パターンとの
対応を予め規定しオペレータ毎に操作を規制する。図3
に本発明の実施例のオペレーションモード設定手段14の
フローチャート、図4に本発明の実施例のオペレーショ
ンモード/操作パターン対応表40、図5に本発明の実施
例の操作パターン定義表50を示す。これらを参照しなが
らオペレーションモード設定手段14によるオペレーショ
ンモードの設定について説明する。
【0029】まず、もっとも一般的な運用状態への移行
としてオペレータの交代を行なう場合について説明す
る。操作卓12毎にオペレータが操作の責任を持って運用
するために、オペレータが運転操作するにあたってオペ
レータ交代の手続き操作を行なう。
【0030】入出力操作部12のCRT画面を使いオペレ
ータ認識手段13によって、登録済みのオペレータ一覧表
から選択させる。選択されたオペレータをパスワードを
要求して本人であることを確認、認識した場合はオペレ
ータの交代を認めて、ステップ30に示すように、オペレ
ーションモード設定手段14によりそのオペレータ専用の
オペレーションモードをデータ格納部24のカレントオペ
レーションモード記憶部41に設定する。
【0031】カレントオペレーションモード記憶部41は
入出力操作部12の操作の責任の所在を表すためにオペレ
ーションモード名を保持する。オペレーションモード/
操作パターン対応表40で前記オペレーションモード名に
対応して示される操作パターン番号により示される操作
パターン定義表50により運転操作可能な内容が規定され
る。ステップ31に示すように、操作パターン定義表50か
ら運転操作可能な内容がカレント操作パターン記憶部51
に設定、保持される。
【0032】オペレータが担当業務を終了する場合、ま
たは運転監視室を離れる場合には、オペレータ認識手段
13により終了ボタンを押されたことを検知し、ステップ
32及びステップ33に示すように、オペレーションモード
設定手段14により無人オペレーションモードをカレント
オペレーションモード記憶部41に設定し、対応する操作
パターンがカレント操作パターン記憶部51に設定され
る。
【0033】この無人オペレーションモードが設定され
ている間は万一部外者により間違った操作がされても後
述するように表示操作以外は無効となり影響を排除する
ことができる。
【0034】運転環境認識手段16により二つの状態を認
識できる。先ず、オペレータの無操作状態の認識、すな
わち、予め設定されていた時間にオペレータが不在等で
何も操作されなかった時の運転環境の状態の認識であ
る。
【0035】運転環境認識手段16はオペレータの何らか
の入出力操作即ち入出力操作部12からオペレータとして
の操作を行なった後、次の何らかの入出力操作を行なう
までの時間間隔が予め設定されていた時間を越えた時こ
れを検知する。
【0036】即ちオペレータが担当業務終了あるいは離
席の時に所定の手続きを行なわなかった時あるいはオペ
レータに異常が発生して正規業務を遂行できなかったと
きにこれを検知して責任あるオペレータが不在であると
みなし、ステップ32及びステップ33に示すように、オペ
レーションモード設定手段14により無人オペレーション
モードをカレントオペレーションモード記憶部41に設定
し、対応して表示操作パターンをカレント操作パターン
記憶部51へ設定する。
【0037】次に、機器運転管理装置10のセンサー機能
が働き火災、停電等の非常状態を認識する場合である。
運転環境認識手段16は被運転監視機器である施設の各種
機器11やシステム運転の中枢である施設監視制御装置10
の環境に非常事態、例えば火災、停電等が発生した場合
にこれを検知することができ、施設の機器11の監視制御
機器の一部例えば防災盤、受変電設備等に組み込まれた
センサーからの信号により検知する。
【0038】非常状態が検知されると、オペレーション
モード設定手段14によりステップ34、ステップ35に示す
ように、非常オペレーションモードがカレントオペレー
ションモード記憶部41に設定され、非常状態に必要な操
作が全て可能となる操作パターン即ち操作規制が解除さ
れた状態になりこれに対応した操作パターンとして、標
準操作パターンがカレント操作パターン記憶部51に設定
される。
【0039】非常オペレーションモードでは非常時の運
転操作に必要な操作は全て可能となり、オペレータを選
ばず駆けつけたオペレータは誰でも非常状態に対応する
ことが可能になる。
【0040】火災検知の場合は火災確認画面にすると同
時に状況によっては空調による外部空気の導入を止める
等被害を最小にするための措置をオペレータが操作する
ことを可能とする。
【0041】図6に本発明の実施例の操作監視規制手段
15のフローチャート、図7に本発明の実施例の操作記録
手段18のフローチャート、図8に本発明の実施例の操作
記録印字例80を示す。これらを参照しながら操作監視規
制手段15と操作記録手段18について説明する。
【0042】図6にあるように操作監視規制手段15によ
り操作資格を持ったオペレータによる操作であることを
確認することによりその他の規定外の操作を規制する。
オペレータが入出力操作部12でCRT画面を使用しキー
ボード、マウスにより、あるいは操作盤25のボタン、ス
イッチ等により被運転機器群11の運転操作を行なおうと
するときは全て操作監視規制手段15で操作内容を監視す
る。
【0043】ステップ60により運転操作の中でも単に状
態の表示を行なう時はオペレータによらず操作可能とす
る。カレント操作パターン記憶部51には現在責任を持っ
て運転しているオペレータに許可されている実行可能な
操作の内容が記憶されており、ステップ61において実行
しようとする操作の種類と比較して確認する。
【0044】ステップ62で起動される操作記録手段18は
操作内容を時刻、オペレーションモード名(オペレータ
名または特殊モード名となる)をデータ格納部24に記録
すると共に入出力操作部12のプリンタ28にも逐次印字記
録する。印字内容の例80を図8に示す。
【0045】許可された操作および表示操作については
ステップ63に示すように各運転操作の機能の起動を行な
う。許可されていない操作であればステップ64において
これを無効としてデータ格納部24にある無効操作表示フ
ラグをONとする。無効操作についても無効であること
の表示とあわせてステップ65において操作記録手段の起
動を行ない操作の記録を行なう。
【0046】図7にあるように操作記録手段18は無効操
作についても無効であることを付記して記録するように
ステップ70において操作監視規制手段15でデータ格納部
24に記憶された無効操作表示フラグがONかOFFかを
判別してステップ71、ステップ72においてそれぞれ有効
操作記録、無効操作記録を行なう。
【0047】操作記録は後の解析のためにデータ格納部
24に電子的に記録するとともに直ちに操作履歴が確認で
きるように入出力操作部12のプリンタ28に印字する。図
8の操作記録印字例80について説明する。13時10分
にEオペレータが運転監視室で勤務を開始するためオペ
レータ交代の手続きを行なうところから記録されてい
る。
【0048】14時Eオペレータは装置番号1について
の操作を行なった。これは図4のオペレーションモード
/操作パターン対応表40と図5の操作パターン定義表50
ら決まる操作資格のある操作内容がカレント操作パター
ンとして記憶されているので比較確認することにより有
効な操作として実行されたことが記録される。
【0049】15時10分には装置番号1について制御
パラメータの設定を行なおうとして操作監視規制手段15
でEオペレータとしては許可されていない無効操作とし
て操作を拒否され、無効操作を行なおうとしたとして記
録されている。
【0050】20時にはDオペレータに交代しているこ
とがわかる。22時30分にはオペレーションモードが
非常オペレーションモードとなっているがこれは運転環
境認識手段16が火災等の異常を検知し非常オペレーショ
ンモードに設定されたことを示し、この後、22時35
分には非常オペレーションモードで装置5の操作を行な
ったことを意味している。
【0051】装置5は通常はオペレータDの操作資格は
無いが非常の場合は特殊機器である装置5は誰でも最低
限の措置としての操作対処を行なわなければならない。
例えば空調機は通常運転では外気を吸入し調整後室内に
導入しているが火災を検知したときには煙の室内への導
入をしないように空調機の電源を切断する等の緊急対処
が必要であり、非常オペレーションモードのときはオペ
レータを選ばず操作可能にする。 〔その他の実施例〕 (a)複数の操作卓12がある運転監視室では当然複数の
オペレータが同時に運転操作に携わり操作の監視、記録
の方法も操作卓12の番号との対応を意識する必要がある
が、カレントオペレーションモード及びカレント操作パ
ターンを操作卓12の数だけ設定することにより実施する
ことは本実施例の拡張で実現できる。
【0052】(b)さらに大勢のオペレータが入れ代わ
り立ち代わり操作する場合にはオペレータ交代のための
操作も簡易なものにする必要があるが、この場合にはオ
ペレータが身につけた無線IC等を使用したIDカード
の認識装置を操作卓12に設置する等して実際に操作する
オペレータは意識しないでも操作の都度オペレータ識別
が自動的に行なわれるようにすることも容易である。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よればオペレータ認識手段13と操作モード設定手段14と
操作監視規制手段15と運転環境認識手段16と操作記録手
段18とにより、例えば、次のような改善が図られる。
【0054】・経験の浅いオペレータには重要な運転操
作を行なえないように操作を規制し、装置の運転ミスを
防止する事ができる。 ・装置の種類に応じて運転するオペレータを分けている
ような場合も、担当以外の不慣れな装置についても操作
ができないようにし、操作ミスを防止できる。
【0055】・何らかの操作ミスにより事故が起きた
り、苦情が発生した場合に、どのオペレータの操作によ
るものかが明確になり、システムの運転にかかわる責任
の所在の明確化と原因の究明、装置の改善を行うことが
できる。
【0056】・オペレータ室が無人になるような場合
に、部外者が侵入して勝手に操作されたとしても運転に
障害をあたえる恐れが無くなる。 ・停電、火災など、システム環境に非常事態が発生した
ときも自動的に緊急対処の操作が可能となり積極的な災
害防止が図れる。
【0057】このようにして、システム運転の責任明確
化と事故防止と事故発生時の積極対処とを可能とするこ
とができ、システム運転の安全性向上が図れる、という
著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置構成図
【図2】 本発明の実施例の構成図
【図3】 本発明の実施例のオペレーションモード設定
手段のフローチャート
【図4】 本発明の実施例のオペレーションモード/操
作パターン対応表
【図5】 本発明の実施例の操作パターン定義表
【図6】 本発明の実施例の操作監視規制手段のフロー
チャート
【図7】 本発明の実施例の操作記録手段のフローチャ
ート
【図8】 本発明の実施例の操作記録印字例
【符号の説明】
10 機器運転管理装置、施設監視制御装置 11 被運転機器群 12 操作卓、入出力操作部 13 オペレータ認識手段 14 オペレーションモード設定手段 15 操作監視規制手段 16 運転環境認識手段 18 操作記録手段 19 主管理装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設、設備などに設置された機器、装置
    群を運転、管理する機器運転管理装置において、 オペレータを認識するオペレータ認識手段と、 認識されたオペレータの操作資格としてあらかじめ規定
    された操作内容を設定するオペレーションモード設定手
    段と、 オペレータが操作する毎にオペレーションモードで規定
    された操作内容であることを監視し操作を規制する操作
    監視規制手段と、 を備えたことを特徴とする機器運転管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の機器運転管理装置において、 運転環境を監視しその状況を認識する運転環境認識手段
    を備え、 この運転環境認識手段によって認識された運転環境の状
    態に対応してあらかじめ規定された操作内容を前記オペ
    レーションモード設定手段により設定することを特徴と
    する機器運転管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の機器運転管理
    装置において、 前記操作監視規制手段により検知されたオペレータの操
    作内容を前記オペレータ認識手段で認識されたオペレー
    タ名または前記運転環境認識手段によって認識された運
    転環境の状態名とともに記録する操作記録手段を備えた
    ことを特徴とする機器運転管理装置。
JP19577394A 1994-08-19 1994-08-19 機器運転管理装置 Withdrawn JPH0863224A (ja)

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