JPH0860585A - 製紙機のプレス部用プレス布 - Google Patents

製紙機のプレス部用プレス布

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JPH0860585A
JPH0860585A JP10217795A JP10217795A JPH0860585A JP H0860585 A JPH0860585 A JP H0860585A JP 10217795 A JP10217795 A JP 10217795A JP 10217795 A JP10217795 A JP 10217795A JP H0860585 A JPH0860585 A JP H0860585A
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JP
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yarn
weft
monofilament
yarns
press
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JP10217795A
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English (en)
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William M Mccarthy
エム.マッカーシー ウィリアム
Ebo E Dam
イー.ダム エボ
Bergen Wil F Van
エフ.フォン ベルゲン ヴィル
Keith Fitzpatrick
フィッズパトリック キース
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Albany International Corp
Original Assignee
Albany International Corp
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0036Multi-layer screen-cloths
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/08Felts
    • D21F7/083Multi-layer felts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/249921Web or sheet containing structurally defined element or component
    • Y10T428/249923Including interlaminar mechanical fastener
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3179Woven fabric is characterized by a particular or differential weave other than fabric in which the strand denier or warp/weft pick count is specified
    • Y10T442/3195Three-dimensional weave [e.g., x-y-z planes, multi-planar warps and/or wefts, etc.]
    • Y10T442/3211Multi-planar weft layers

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  • Woven Fabrics (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製紙機のプレス部での繊維ウェブから除去さ
れる水の量を増大させることができるプレス布を提供す
る。 【構成】 製紙機のプレス部に用いられるプレス布は、
多層構造を有し、布を形成する織成に適用される通常の
技術にしたがって織成されている。このプレス布は、少
なくとも1系統のたて糸と、2またはそれ以上のよこ糸
とから織成され、その糸径および織成パターンは、緻密
な紙接触面と、充分な容積の空隙を有するプレス布を与
えるという観点にしたがって選択される。2またはそれ
以上のよこ糸の1つは、その一部または全部が、複数の
荷重支持部材を有する多成分ヤーンからなる。多成分ヤ
ーンは、細いフィラメントのマルチフィラメントまたは
マルチストランドヤーン、またはポリウレタン被覆モノ
フィラメントであってもよく、圧縮可能で弾性のある構
造を有するプレス布を与える。モノフィラメントまたは
マルチストランドヤーンもまたポリウレタン被覆されて
いてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抄紙機のプレス部で使
用するためのプレス布に関する。詳細には、本発明は、
成形布を織るのに使われる技術で製造され、主として細
いモノフィラメント糸または多成分紡糸で形成された極
めて緻密な表面を有する、いくつかの実施例を含むプレ
ス布に関する。
【0002】
【従来の技術】抄紙機のプレス部は、一般に、でき立て
の紙シートである繊維ウェブから水分を除去するように
設計された少なくとも1つのプレスを含んでいる。この
プレスは、繊維ウェブから水分を絞り出すための高度の
圧搾領域であるプレスニップを含んでいる。プレスニッ
プそれ自身は、2つの隣接プレスロールの間で形成され
る。あるいは、最新のプレス設計に従って、このプレス
ニップは、1つのプレスロールと、このプレスロールに
実質上等しい半径の円筒状の凹面を有する湾曲した加圧
シューとの間で形成される。この方式で形成されたプレ
スニップは、2つのプレスロール間で形成されたものよ
りも機械方向、すなわちたて方向に数倍長い。このこと
が、この種のプレスに関して当業者が通常使用する専門
用語「幅広ニッププレス」の語源である。
【0003】製紙工業に携わる者は、良質の紙製品をよ
り効率良く、経済的に提供する方法を絶えず探求してい
る。特に製紙業者は、紙の生産に伴うエネルギーコスト
の削減に絶えず努力している。抄紙機の最終段階である
乾燥部を構成する一連の回転乾燥シリンダーを内部から
加熱するのに、通常スチームが使われることでこれらの
コストが高騰している。プレス部から出た後の繊維ウェ
ブ中の残存水分は、乾燥部の中で、一連の乾燥シリンダ
ーのまわりをウェブが通過することで蒸発除去される。
プレス部を出た繊維ウェブ中に残存する水分が少ない
程、乾燥部で蒸発によって除去しなければならぬ水分は
少なくなる。その結果、乾燥部のためのスチーム生産の
コストは低くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プレス部で
繊維ウェブからさらに多くの水分を除去し、それによ
り、乾燥部で除去されるべき水分を少なくするという要
求に向けられている。前記のように、ウェブが少なくと
も1箇所のプレスニップを通過することにより、プレス
部内で水分は繊維ウェブから除去される。さらに詳しく
は、繊維ウェブは少なくとも1枚のプレス布と連携した
ニップを通過する。このプレス布は未だ脆い状態にある
繊維ウェブを支持し、ニップの中でそれから絞り出され
た水分を受け取る。通常、繊維ウェブは2枚のこのよう
なプレス布の間にサンドイッチにされてプレスニップを
通過する。
【0005】本発明の目的は、そこで使用されるプレス
布の水処理能力を増大させることによりプレス部内で繊
維ウェブから除去される水分量の増大をもたらすことに
ある。さらに他の目的は、抄紙機の速度が、プレス部か
ら乾燥部まで繊維ウェブの構造的完全性や乾燥度を犠牲
にすることなく増加され得る程度まで、プレス布の水処
理能力を増大させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、成形布を織る
のに使用される技術に従って製造されたプレス布であ
る。広義で記述すると、それは少なくとも1組の細いモ
ノフィラメントたて糸を、少なくとも2層のよこ糸、そ
の中の1つは複数の耐荷重部材を有する多成分ヤーンを
含む層と織ることによって成形された、2またはそれ以
上の織られた層を有する布である。この多成分ヤーンは
マルチフィラメント糸またはマルチストランド糸であっ
てもよく、その個々の成分は細い複数のフィラメントま
たはポリウレタン被覆のモノフィラメント糸である。マ
ルチストランド糸は撚りの戻ったマルチフィラメント糸
のことであり、またそのように理解されている。マルチ
フィラメントやマルチストランド糸もまたポリウレタン
被覆されていてもよい。プレス布は、高い接触面積を有
する極度に緻密な紙と接触する表面と、充分な空隙及び
所望の水処理能力を提供する開放された裏面を持った、
圧縮可能であって、しかも復元弾力のある構造を有して
いる。
【0007】プレス布は最大3つのよこ糸層を有し得
る。あるいは、プレス布は多成分ヤーンを含んだよこ糸
の層が紙と接触する上層にならないように、織られるこ
とができる。
【0008】本発明のプレス布は、エンドレスに織られ
るか、開放端と織り継ぎ目とをエンドレス型式に接合す
るか、あるいは抄紙機に組付ける時にピントル継ぎ合わ
せできるような開放端に製造されるかいずれでもよい。
さらに、このプレス布は、織られたまま、すなわち基礎
布として単独で抄紙機のプレス部に使用されてもよい
が、あるいは織成後、紙と接触する表面に、ポリマー樹
脂材料を被覆したり、ポリマー発泡樹脂またはその他の
不織材料を積層したり、繊維状材料のバットを縫い込ん
だりしてもよい。積層、被覆及び縫製はすべて本発明の
織成プレス布に応用される。織成プレス布それ自体は多
くのプレス場所で使用されるが、すべてのプレス型に適
するわけではない。ピックアップ場所のような、ある種
の吸引型プレスでは、織成プレス布だけで可能なものよ
りも少ない空隙と透過性を持ったプレス布を提供するこ
とが必要である。付加材料を応用する3つの方法はプレ
ス布が脱水を容易にするのに充分な圧力低下の発生を可
能にする。これらの方法はまたプレス布に増大された圧
縮及びエネルギー吸収特性も与える。
【0009】本発明は、以下のいくつかの図面を適宜参
照して、いくつかの実施例を記述することでさらに詳し
く説明される。
【0010】図面に示された如く、本発明のプレス布の
いくつかの実施例を詳細に記述する前に、すべての実施
例に適用できるいくつかの一般解説をすることが適切で
ある。
【0011】本発明のプレス布は、少なくとも1つの系
の細いモノフィラメントたて糸と少なくとも2層のよこ
糸から織られた多層構造である。よこ糸の2またはそれ
以上の層の中少なくとも1層は、複数の耐荷重部材を有
する多成分ヤーンを含むか、または完全にこの多成分ヤ
ーンで構成されている。これらの紡糸は、本発明のプレ
ス布に圧縮可能であって、なお復元弾性の有る構造を与
える。このいわゆる多成分層は2またはそれ以上のよこ
糸層の中のどれか1つでもよい。全部または一部に多成
分ヤーンを含む層がモノフィラメント糸で捕捉される
か、または織成されることは、本発明の全ての実施例の
一般的特徴である。
【0012】多成分層に含まれる多成分ヤーンの一例
は、下記の例で示されるように、8本の0.10mm
(4ミル)フィラメントが互いに撚り合わされたマルチ
フィラメント糸である。
【0013】一般に、多成分ヤーンは、この8本撚りマ
ルチフィラメント糸のように、複数の耐荷重部材を含ん
でいる。広く言えば、多成分ヤーンはマルチフィラメン
ト糸またはマルチストランド糸であってもよく、その個
々の成分は細いフィラメントまたはポリウレタン被覆の
モノフィラメント糸である。マルチストランド糸は撚り
が戻ったマルチフィラメント糸に相当すると見なすこと
ができる。マルチフィラメント糸またはマルチストラン
ド糸はポリウレタンで被覆されてもよい。
【0014】モノフィラメントたて糸はポリアミド糸か
ポリエステル糸のどちらでもよい。他方、モノフィラメ
ントよこ糸、またはシュート糸、及び多成分よこ糸は、
ポリウレタン被覆のものを除いて、さもなければ抄紙機
に布を取付ける時に遭遇するであろう諸問題を避けるた
めに、全てポリアミド糸でなければならない。ポリアミ
ド素材はプレスニップ圧搾の結果としての毛羽立ちが少
なく、かつ縫製中の損傷を受け難い点で、ポリエステル
よりも好ましい。ポリアミドよこ糸は布を堅くしない
し、取付中に皺になり難くもある。その結果、本発明の
プレス布は主としてポリアミド糸で織られる。
【0015】本発明の全ての実施例において、紙と接触
する表面下のよこ糸層に大きな直径の糸を使用すること
は、選ばれた織りパターンと相まって、プレス布に開放
裏面、すなわち機械面、両側面及び繊維ウェブから増え
た水量を受け取るのに充分な空隙を与える。
【0016】先に一般的な導入解説をしたので、本発明
のプレス布のいくつかの実施例を以下に個々に詳しく検
討する。
【0017】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1の実施例が図1にたて断面図
で示される。本発明の実施例の断面図を示す此処以下の
全ての図面において、布の糸と層の間の間隔は、明瞭の
ために大幅に誇張されている。実際の布では、各層のよ
こ糸、及び隣接層それ自体は、各層間でたて糸との交織
によって生ずる隙間を除いては、お互いに実質上接触し
ている。この交織は布の内部に水の通過と一時的の貯留
のための空間を与えている。
【0018】さらに詳しく図1を参照すると、断面図で
示されたプレス布は、1つのたて糸系と織成された3つ
のよこ糸の層で構成されている。下層10はモノフィラ
メント糸12から成る。中間層14はマルチフィラメン
ト糸16より成る。上部の、すなわち紙と接触する層1
8はモノフィラメント糸20と22より成り、それらは
互いに交互に置かれて、異なった断面直径のものであ
る。
【0019】上層18のモノフィラメント糸20、中間
層14のマルチフィラメント糸16、及び下層10のモ
ノフィラメント糸12は布の厚さ方向に互いに垂直に積
み重なる関係にあり、それ故各層同数である。上層18
のモノフィラメント糸22はモノフィラメント糸20と
交互に置かれているので、上層18は中間層14や下層
10の2倍の数のよこ糸を備えている。
【0020】この布は独特なたて糸24によって図1に
示されるように8杼口(shed)織りで織られてい
る。織りパターンを繰り返すには、たて糸24は上層1
8の続けて3本のよこ糸20の上を通過し、中間層14
の中の続く2本のマルチフィラメント糸16の間を斜め
下方に通過して、下層10の3番目のモノフィラメント
糸12の下を通過し、中間層14の中の続く2本のマル
チフィラメント糸16の間を斜め上方に通過し、最後に
上層18の次のモノフィラメント糸20の上に出てこの
パターンを繰り返し織り上げる。
【0021】図2は、図中のI−I線に沿った断面図で
ある図1で示された実施例の織りチャートである。この
表、及びこれ以後の全ての織りチャートにおいて、文字
「×」は、チャートの列で表されたたて糸が、チャート
の行で表されたよこ糸の上で交叉することを示す。点
(・)はたて糸がそれが交叉するよこ糸の下を通ること
を示す。本明細書中の後の方の織りチャートに現れる
が、文字「○」はたて糸が布の最下層の中のよこ糸の下
に織り込まれることを示す。
【0022】図1に示された実施例の一特殊例として、
布は図2で示された織りチャートに従って下記のように
選定された糸で織られ得る: モノフィラメントよこ糸12 0.22mm ポリアミド マルチフィラメントよこ糸16 8×0.10mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸20 0.17mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸22 0.12mm ポリアミド モノフィラメントたて糸24 0.17mm ポリエステル (56端部/cm) 56端部/cmを有する本発明の平織り布は典型的なも
のと見なすことができる。実際に、たて糸密度は最小4
0端部/cmから最大70端部/cmまでの範囲に落ち
つく。その他の糸密度は布がエンドレスに織られている
かどうかに懸かっている。
【0023】観られるように、この実施例の上層、すな
わち紙と接触する層は細いモノフィラメント糸の層であ
り、高い接触面積を有する極めて緻密な表面を提供す
る。
【0024】(実施例2)本発明の第2の実施例は実質
的には第1の実施例と同じであって、図3のたて断面図
で表される。再び、図示のプレス布は1つのたて糸系と
交織した3層のよこ糸から成る。下層30はモノフィラ
メント糸32から成る。中間層34はマルチフィラメン
ト糸36から成る。上層、すなわち紙と接触する層38
はモノフィラメント糸40,42から成り、それらは互
い違いに交互に置かれ、異なった断面直径の糸である。
【0025】上層38のモノフィラメント糸40、中間
層34のマルチフィラメント糸36、及び下層30のモ
ノフィラメント糸32は、布の厚さ方向に互いに垂直に
積み重なる関係にあり、それ故各層同数である。上層3
8のモノフィラメント糸42はモノフィラメント糸40
と交互に置かれているので、上層38は中間層34や下
層30の2倍の数のよこ糸を備えている。
【0026】再び、この布も独特なたて糸44によって
図3に示されるように8杼口(shed)織りで織られ
ている。織りパターンを繰り返すには、たて糸44は上
層38の続けて2本のよこ糸40の上を通過し、中間層
34の中の続く2本のマルチフィラメント糸36の間を
斜め下方に通過して、下層30の3番目のモノフィラメ
ント糸32の下、下層30の次の2本のモノフィラメン
ト32の上と下を通過し、中間層34の中の続く2本の
マルチフィラメント糸36の間を斜め上方に通過し、最
後にこの終わりの2本のマルチフィラメント糸36の中
2番目の糸を直接越えて、上層38のモノフィラメント
糸40の上に出てこのパターンを繰り返し織り上げる。
【0027】図4は、図中の III−III 線に沿った断面
図である図3で示された実施例の織りチャートである。
【0028】図3に示された実施例の一特殊例として、
布は図4で示された織りチャートに従って下記のように
選定された糸で織られ得る: モノフィラメントよこ糸32 0.30mm ポリアミド マルチフィラメントよこ糸34 8×0.10mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸40 0.17mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸42 0.12mm ポリアミド モノフィラメントたて糸44 0.17mm ポリエステル (56端部/cm) 再び、この実施例2でも、上層、すなわち紙と接触する
層38は細いモノフィラメント糸の層であり、高い接触
面積を有する極めて緻密な表面を提供する。
【0029】(実施例3)本発明の第3の実施例は図5
にたて断面図で表される。断面で示されたプレス布は、
2つのたて糸系と織成された3層のよこ糸より成る。下
層50はモノフィラメント糸52より成る。中間層54
はモノフィラメント糸56より成る。上層、すなわち紙
と接触する層58はマルチフィラメント糸60より成
る。
【0030】上層58のマルチフィラメント糸60、中
間層54のモノフィラメント糸56、及び下層50のモ
ノフィラメント糸52は、布の厚さ方向に互いに垂直に
積み重なる関係にあり、それ故各層同数である。
【0031】この布は2組のたて糸系によって図5に示
されるように8杼口(shed)織りで織られている。
図5ではたて糸62となっている上層のたて糸系は、各
たて糸62が上層58を中間層54に結合させる繰り返
しパターンで中間層54の8番目のモノフィラメント糸
毎にその下をくぐる織り方の、変形平織りと言われる方
式で上層58のマルチフィラメント糸60と交織してい
る。
【0032】図5ではたて糸64となっている、下層の
たて糸系は、2重織りと特徴づけられるように中間層5
4のモノフィラメント糸56と下層50のモノフィラメ
ント糸52を交織している。織りパターンを繰り返すに
は、たて糸64は中間層54の続けて2本のよこ糸56
の上を通過し、次の中間層54のよこ糸56と下層50
のよこ糸52の重なった対の間を斜め下方に通過して、
下層50の次のよこ糸52の下、次の2本のよこ糸52
の上そして次のよこ糸52の下を織り込み、そして最後
に、続くよこ糸56とよこ糸52の重なった対の間を斜
め上方に通過し、次のよこ糸56の上に織り上げ、再び
新しいパターンの始まりとなる。
【0033】図6は、V−V線に沿った断面図である図
5で示された実施例の織りチャートである。図6に示さ
れる織りチャートの列1は図5のたて糸62のパターン
を示す。一般に、奇数番号の列は上層のたて糸系のパタ
ーンを示し、一方偶数番号の列は下層のたて糸系のもの
である。これら後者のたて糸の1つ、図5のたて糸64
は、図6の列2で示される。先に注記したように、偶数
列中の文字「○」は、たて糸64のような下層のたて糸
が、下層50のよこ糸52の下に織り込まれる場所を示
す。
【0034】図5に示された実施例の一特殊例として、
布は図6で示された織りチャートに従って下記のように
選定された糸で織られ得る: モノフィラメントよこ糸52 0.22mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸56 0.17mm ポリアミド マルチフィラメントよこ糸60 8×0.10mm ポリアミド モノフィラメントたて糸62 0.17mm ポリエステル モノフィラメントたて糸64 0.17mm ポリエステル (56端部/cm 総計) 観られるように、この実施例の上層、すなわち紙と接触
する層58は各よこ糸60がマルチフィラメント糸60
であることを特徴とし得る。
【0035】(実施例4)本発明の第4の実施例は図7
にたて断面図で示される。この第4の実施例は、マルチ
フィラメントよこ糸の層が上層ではなく中間層であるこ
とを除いては、第3の実施例と同一である。
【0036】図7の断面図で示されるプレス布もまた、
2つのたて糸系と織成された3層のよこ糸で構成され
る。下層70はモノフィラメント糸72より成る。中間
層74はマルチフィラメント糸76より成る。上層、す
なわち紙と接触する層78はモノフィラメント糸80よ
り成る。
【0037】上層78のモノフィラメント糸80、中間
層74のマルチフィラメント糸76、及び下層70のモ
ノフィラメント糸72もまた、布の厚さ方向に互いに垂
直に積み重なる関係にあり、それ故各層同数である。
【0038】この布は2組のたて糸系によって図7に示
されるように8杼口(shed)織りで織られている。
図7で示された布の織りパターンが図5で示された布の
それと同じであることは、直ちに観て取れる。したがっ
て上部たて糸系(その1つは図7のたて糸82)と下部
たて糸系(その1つはたて糸84)は本発明の第3の実
施例のたて糸系に就いて先に述べたことと同じパターン
で織られている。従って、図6は、再度そのV−V線に
沿った断面図でもある、図7に示された実施例に関する
織りチャートでもある。
【0039】図7に示された実施例の一特殊例として、
布は図6で示された織りチャートに従って下記のように
選定された糸で織られ得る。
【0040】 モノフィラメントよこ糸72 0.22mm ポリアミド マルチフィラメントよこ糸76 8×0.10mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸80 0.17mm ポリアミド モノフィラメントたて糸82 0.17mm ポリエステル モノフィラメントたて糸84 0.17mm ポリエステル (56端部/cm 総計) 図からわかるように、第4の実施例中のマルチフィラメ
ントよこ糸は中間層中にあり、上層を中間層に結合する
のに使用されている。
【0041】(実施例5)本発明の第5の実施例は図8
のたて断面図で示される。そこに示されるプレス布は2
つのたて糸系と織成された3層のよこ糸より成る。下層
90はモノフィラメント糸92より成る。中間層94
は、互いに交互に置かれているマルチフィラメント糸9
6とモノフィラメント糸98より成る。上層、すなわち
紙と接触する層100はモノフィラメント糸102より
成る。
【0042】上層100のモノフィラメント糸102、
中間層94のマルチフィラメント糸96とモノフィラメ
ント糸98、及び下層90のモノフィラメント糸92
は、布の厚さ方向に互いに垂直に積み重なる関係にあ
り、それ故各層同数である。中間層94は半数がマルチ
フィラメント糸96であり半数がモノフィラメント糸9
8であって、先述したように互いに交互に置かれてい
る。中間層94中のよこ糸の総数は下層90及び上層1
00のそれと同数である。
【0043】この布は2組のたて糸系によって図8に示
されるように8杼口(shed)織りで織られている。
上部たて糸系(その1つは図8のたて糸104である)
は、各たて糸104が上層100を中間層94に結合さ
せるための繰り返しパターンで中間層94の1つ置きの
モノフィラメント糸98の下を潜って織り込む変形平織
りと言われる方式で、上層100のモノフィラメントよ
こ糸102と織成された。一般的に言って、この第5の
実施例では上部たて糸系は上層と中間層を繋ぐのに中間
層のモノフィラメント糸とだけで結合していて、中間層
のマルチフィラメント糸とは結合していない。図5や7
で示される実施例と比較すると、この第5の実施例では
上層100は2倍多い位置で中間層94と結合されてい
る。
【0044】下部たて糸系(その1つは図8のたて糸1
06である)は、中間層94のマルチフィラメント糸9
6及びモノフィラメント糸98と織成された。また2重
織りとして特徴づけられる方式で下層90のモノフィラ
メント糸92と織成された。この実施例の下部たて糸系
中のたて糸106、及び全てのその他のたて糸は、第3
及び第4の実施例の下部たて糸系について前述したのと
同じパターンで織られている。
【0045】図9は、VIII−VIII線に沿った断面図であ
る図8で示された実施例の織りチャートである。図9で
示された織りチャートの列1は図8のたて糸104に関
するパターンを示している。図6の場合と同じく、図9
中の奇数番号の列は上部たて糸系に関するパターンを示
している。一方偶数番号の列は下部たて糸系のそれであ
る。これら後者のたて糸の1つ、図8のたて糸106は
図9の列2で表現される。
【0046】図8に示された実施例の一特殊例として、
布は図9で示された織りチャートに従って下記のように
選定された糸で織られ得る: モノフィラメントよこ糸92 0.22mm ポリアミド マルチフィラメントよこ糸96 8×0.10mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸98 0.15mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸102 0.17mm ポリアミド モノフィラメントたて糸104 0.17mm ポリエステル モノフィラメントたて糸106 0.17mm ポリエステル (56端部/cm 総計) (実施例6)本発明の第6の実施例は図10のたて断面
図で示される。そこで示されるプレス布は1つのたて糸
系と織成された3層のよこ糸で構成される。下層110
はモノフィラメント糸112より成る。中間層114は
マルチフィラメント糸116より成る。上層、すなわち
紙と接触する層118はモノフィラメント糸120より
成る。
【0047】上層118のモノフィラメント糸120と
下層110のモノフィラメント糸112は、布の厚さ方
向に互いに垂直に積み重なる関係にあり、それ故これら
2つの各層は同数備えている。中間層114のマルチフ
ィラメント糸116は、上層118のモノフィラメント
糸120と下層110のモノフィラメント糸112の垂
直に積み重なった対の各々の間の、丁度半ピッチずれた
位置にある。
【0048】この布は独特なたて糸122によって図1
0に示されるように5杼口(shed)織りで織られて
いる。織りパターンを繰り返すには、たて糸122は上
層118の1本のよこ糸120の上を通過し、中間層1
14を斜め下方に通過して、下層110の2番目のモノ
フィラメント糸112の下を通過し、再び中間層114
を斜め上方に通過し、上層118の3番目のモノフィラ
メント糸120の上に出てこのパターンを繰り返し織り
上げる。要するに、たて糸122は上層118の5番目
毎のよこ糸120の上と下層110の5番目毎のよこ糸
112の下を織り込んでいる。
【0049】図11は、X−X線に沿った断面図である
図10で示された実施例の織りチャートである。前記の
ように、文字「○」はたて糸が下層110のよこ糸11
2の下を織り込む場所を示している。
【0050】図10に示された実施例の1特殊例とし
て、布は図11で示された織りチャートに従って下記の
ように選定された糸で織られ得る: モノフィラメントよこ糸112 0.25mm ポリアミド マルチフィラメントよこ糸116 8×0.10mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸120 0.20mm ポリアミド モノフィラメントたて糸122 0.20mm ポリエステル (28端部/cm) (実施例7)本発明の第7の実施例は図12にたて断面
図で示される。この第7の実施例は、前述し図3のたて
断面で図示した、第2の実施例の一変形と見なし得る。
【0051】図12の断面図で示されたこのプレス布は
1つのたて糸系と織成された2層のよこ糸より成る。下
層130はモノフィラメント糸132より成る。上層、
すなわち紙と接触する層134は、お互いに交互に置か
れたモノフィラメント糸136とマルチフィラメント糸
138より成る。
【0052】上層134のモノフィラメント糸136と
下層130のモノフィラメント糸132は、布の厚さ方
向に互いに垂直に積み重なる関係にあり、それ故各層同
数である。上層134のマルチフィラメント糸138は
モノフィラメント糸136と交互に置かれ、上層134
に下層130の2倍の数のよこ糸を与えている。
【0053】この布は独特なたて糸140によって図1
2に示されるように8杼口(shed)織りで織られて
いる。織りパターンを繰り返すには、たて糸140は上
層134の続けて2本のよこ糸136の上を通過し、次
の上層134のモノフィラメント糸136と下層130
のモノフィラメント糸132の重なった対の間を斜め下
方に通過して、下層130の続くモノフィラメント糸1
32の下、下層130の次の2本のモノフィラメント糸
132の上とその次の下を通過し、次の上層134のモ
ノフィラメント糸136と下層130のモノフィラメン
ト糸132の重なった間を斜め上方に通過し、上層13
4の次の2本の続いたよこ糸136の上に出てこのパタ
ーンを再び織り始めることとなる。
【0054】図12に示された実施例の一特殊例とし
て、布は下記のように選定された糸で織られ得る: モノフィラメントよこ糸132 0.30mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸136 0.17mm ポリアミド マルチフィラメントよこ糸138 8×0.10mm ポリアミド モノフィラメントたて糸140 0.17mm ポリアミド (56端部/cm) この第7の実施例は、図3で示された第2の実施例より
も容易にかつ迅速に縫合することができる。
【0055】例示の目的で、図13〜15は、先に図7
で示した本発明の第4の実施例のたて断面図を示してい
る。此処では上層、すなわち紙と接触する層78は被
覆、積層または縫製により変形されている。
【0056】図13について詳しく言うと、上層78
は、ポリウレタンのシートを実質的に均等な大きさの小
さな粒子に切り刻んで得られる、ポリマー樹脂の粒15
2の層150で被覆されている。ポリマー樹脂の粒子1
52は上層78に一様な厚さの層150として塗布され
て、赤外熱源に曝してそこに固定される。
【0057】図14では、ポリマー発泡樹脂162の層
160は上層、すなわち紙と接触する層78に付着され
る。ポリマー発泡樹脂162の代わりに、他の不織材料
を上層78に同様な方法で付着することもできる。
【0058】図15は、繊維状バット172の層170
が業界では公知の手法で上層78に縫い込まれているよ
うな、図7の実施例を表現している。
【0059】当業者には直ちに明らかであるように、本
発明の範囲を逸脱することなく、前述の実施例に従って
種々の変形布を織ることは可能である。例えば、第4と
第5の実施例は、よこ糸の2/3がマルチフィラメント
糸であるような中間層を持った布を作るように、組み合
わせることができる。このような場合、中間層の1/3
の糸はこの布の上層を中間層に結合するのに使用される
モノフィラメント糸である。
【0060】さらに他の例として、本発明の第7の実施
例の一変形が図16にたて断面図で示される。
【0061】図16の断面図で示されるプレス布は1つ
のたて糸系と織成された2層のよこ糸より成る。下層1
80はモノフィラメント糸182より成る。上層、すな
わち紙と接触する層184は、互いに交互に置かれてい
るモノフィラメント糸186とマルチストランド糸18
8より成る。
【0062】上層184のマルチストランド糸188と
下層180のモノフィラメント糸182は、布の厚さ方
向に互いに垂直に積み重なる関係にあり、それ故各層同
数備えている。上層184のモノフィラメント糸186
はマルチストランド糸188と交互に置かれていて、上
層184に下層180の2倍の数のよこ糸を与える。
【0063】この布は独特なたて糸190によって図1
6に示されるように8杼口(shed)織りで織られて
いる。織りパターンを繰り返すには、たて糸190は上
層184に続けて2本のよこ糸188の上を通過し、次
の上層184のマルチストランド糸188と下層180
のモノフィラメント糸182の2対の重なりの間を斜め
下方に通過して、続く下層180のモノフィラメント糸
182の下、その次の上及び下層180のそれに続くモ
ノフィラメント糸182の下を通り、その次の上層18
4のマルチストランド糸188と下層180のモノフィ
ラメント糸182の重なりの対の間を斜め上方に通過
し、上層184の次の2本の続くよこ糸188の上に織
り上げて、再びこのパターンが始まる。
【0064】図16に示された実施例の一特殊例とし
て、布は下記のように選定された糸で織られ得る: モノフィラメントよこ糸182 0.50mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸186 0.25mm ポリアミド マルチストランドよこ糸188 8×0.10mm ポリアミド モノフィラメントたて糸190 0.17mm ポリエステル (56端部/cm) 図16で示された実施例のもう1つの例では、布は下記
の選定された糸で織られ得る: モノフィラメントよこ糸182 0.40mm ポリアミド モノフィラメントよこ糸186 0.20mm ポリアミド マルチストランドよこ糸188 8×0.10mm ポリアミド モノフィラメントたて糸190 0.27mm ポリエステル (56端部/cm) 何れにせよ、このような変形は当業者には明らかであっ
て、特許請求の範囲を越えるような変形プレス布をもた
らすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の、図2のI−I線に沿
って切断したたて断面図。
【図2】図1の実施例のたて糸とよこ糸の関係を示すパ
ターン図。
【図3】本発明の第2の実施例の、図4の III−III 線
に沿って切断したたて断面図。
【図4】図3の実施例のたて糸とよこ糸の関係を示すパ
ターン図。
【図5】本発明の第3の実施例の、図6のV−V線に沿
って切断したたて断面図。
【図6】図5と7の実施例のたて糸とよこ糸の関係を示
すパターン図。
【図7】本発明の第4の実施例の、図6のV−V線に沿
って切断したたて断面図。
【図8】本発明の第5の実施例の、図9のVIII−VIII線
に沿って切断したたて断面図。
【図9】図8の実施例のたて糸とよこ糸の関係を示すパ
ターン図。
【図10】本発明の第6の実施例の、図11のX−X線
に沿って切断したたて断面図。
【図11】図10の実施例のたて糸とよこ糸の関係を示
すパターン図。
【図12】本発明の第7の実施例のたて断面図。
【図13】上層、すなわち紙と接触する層にポリマー樹
脂材料の被覆をした、先に図7で示した、本発明の第4
の実施例のたて断面図。
【図14】上層、すなわち紙と接触する層の上にポリマ
ー発泡樹脂層を有する、本発明の第4の実施例のたて断
面図。
【図15】上層、すなわち紙と接触する層に繊維状バッ
トを縫い込んだ、本発明の第4の実施例のたて断面図。
【図16】図12に示される本発明の第7の実施例の一
変形のたて断面図。
【符号の説明】
10,30,50,70,90,110,130,18
0 下層 12,20,22,32,40,42,52,56,7
2,80,92,98,102,112,120,13
2,136,182,196 モノフィラメントよこ
糸 14,34,54,74,94,114 中間層 16,36,60,76,96,116,138 マ
ルチフィラメント糸 18,38,58,78,100,118,134,1
84 上層 24,44,62,64,82,84,104,10
6,122,140,190 モノフィラメントたて
糸 150 ポリマー樹脂粒子層 152 ポリマー樹脂粒子 160 ポリマー発泡樹脂層 162 ポリマー発泡樹脂 170 繊維状バット層 172 繊維状バット 188 マルチストランド糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エボ イー.ダム オランダ国、ディーレン、6951 エルエ ス、メイドールラーン 131 (72)発明者 ヴィル エフ.フォン ベルゲン オランダ国、ディーレン、6952 エイチブ イ、シリンクホフ 19 (72)発明者 キース フィッズパトリック オランダ国、ディーレン、6951 エヌシ ー、ブリューキンクラーン 33

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮可能で弾性のある多層構造を有する
    製紙機のプレス部用プレス布であって、 上層および下層の2層からなり、その一方が多成分ヤー
    ンを含み、前記多成分ヤーンは複数の荷重支持部材を有
    し、前記2層の両方における残りのよこ糸がモノフィラ
    メントヤーンであるよこ糸と、 前記2層のよこ糸と、前記プレス布が極く緻密な紙接触
    面、開放された紙と接触しない面、および紙シートから
    プレスされた水を収容するための適度な空隙を有する構
    造を与えるように、繰り返しパターンで織成されたたて
    糸系と、を備えた製紙機のプレス部用プレス布。
  2. 【請求項2】 前記よこ糸の上層の前記よこ糸が互いに
    関連したパターンで配列する多成分ヤーンおよびモノフ
    ィラメント糸を含む請求項1に記載のプレス布。
  3. 【請求項3】 前記よこ糸の下層のよこ糸の各々に対し
    て前記よこ糸の上層の2本のよこ糸が存在する請求項1
    に記載のプレス布。
  4. 【請求項4】 前記上層の前記よこ糸の少なくとも何本
    かが前記下層の前記よこ糸と垂直に積み重なる関係にあ
    る請求項1に記載のプレス布。
  5. 【請求項5】 前記下層の前記モノフィラメントよこ糸
    が前記上層の前記モノフィラメントよこ糸よりも大きな
    直径である請求項1に記載のプレス布。
  6. 【請求項6】 前記多成分ヤーンが前記よこ糸の上層の
    中にあってまた前記モノフィラメント糸が前記上層の前
    記多成分ヤーンと交互に置かれている請求項3に記載の
    プレス布。
  7. 【請求項7】 前記よこ糸の上層の前記多成分ヤーンが
    前記下層の前記モノフィラメント糸と垂直に積み重なっ
    た関係にある請求項6に記載のプレス布。
  8. 【請求項8】 前記よこ糸の上層の前記モノフィラメン
    ト糸が前記下層の前記モノフィラメント糸と垂直に積み
    重なった関係にある請求項6に記載のプレス布。
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