JPH0859025A - 搬送媒体の検出装置 - Google Patents

搬送媒体の検出装置

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JPH0859025A
JPH0859025A JP19932494A JP19932494A JPH0859025A JP H0859025 A JPH0859025 A JP H0859025A JP 19932494 A JP19932494 A JP 19932494A JP 19932494 A JP19932494 A JP 19932494A JP H0859025 A JPH0859025 A JP H0859025A
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Nobuhiro Motoi
信広 本井
Masashi Wakagimi
政司 若公
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光素子、受光素子を接続する接続コード等
を無くし、部品点数の少ない簡素な構造の検出装置を提
供する。 【構成】 上側搬送ガイド2と下側搬送ガイド3の間に
搬送媒体1の搬送路4が形成される。搬送ガイド2には
光路5および光路6が形成され、光路5の端部には反射
面12が形成され、光路6には反射面13が形成されて
いる。光路5の端部に対向するように、発光素子7が基
板9に取り付けられ、光路6の端部に対向するように、
発光素子8が基板9に取り付けられる。また基板9には
受光素子19が取り付けられる。発光素子7から出力さ
れた光は光路5を通り、反射面12で搬送路4、搬送ガ
イド3方向へ反射される。また発光素子8から出力され
た光は光路6を通り、反射面13で搬送路4、搬送ガイ
ド3方向へ反射される。下側の搬送ガイド3にも光路が
形成され、反射面12、13で反射された光を受光素子
19へ導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣入出金装置や光学
式文字読取装置、カード/証書発行装置や複写機等のよ
うな、複数種の定型の媒体を搬送して処理する媒体取扱
い装置に関し、とくに該媒体取扱い装置内を搬送する媒
体の搬送状態を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙幣入出金装置や複写機等の
ような媒体取扱い装置においては、紙幣や印刷用紙等の
媒体をある位置から他の位置へ搬送するための搬送路を
備えている。媒体の搬送については正確さが要求されて
おり、搬送路上における媒体の位置、外形あるいは斜向
状態さらに搬送速度等を監視している。監視手段として
は、搬送路の途中に発光素子と受光素子を配置し、発光
素子から出力される光を搬送する媒体が遮ることによる
受光素子からの光量の多少を検出することにより、搬送
状態を把握している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、発光素子と受光素子とを使用する検出装置において
は、たとえば媒体の斜向を検出するためには、媒体の搬
送方向に対して直交する方向にすくなくとも2対の発光
素子と受光素子を並設する必要がある。つまり、媒体の
斜向を検出する場合は、媒体の先頭端を少なくとも2か
所で検出し、それぞれ検出の時間差により斜向かどうか
判断するようにしているので、少なくとも2対の発光、
受光素子が必要になるのである。
【0004】発光素子および受光素子はこれらを駆動す
る回路に接続コードにより接続されており、複数対の発
光、受光素子が配置されるとその分駆動回路および接続
コードが多くなり、結果として部品点数が多くなり、ま
た装置の構造が複雑になるという問題があった。
【0005】また、発光、受光素子の数量および素子の
数量の伴う回路や接続コードの数量が増えることによ
り、故障の発生率も増加し、保守性の低下並びに稼働率
の低下を招いていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、搬送路上を搬送する搬送媒体
の搬送状態を光学的に検出する搬送媒体の検出装置にお
いて、前記搬送路を挟んで一方の側に配置された発光素
子と、前記搬送路を挟んで他方の側に配置された1個の
受光素子と、前記発光素子からの光を第1の位置で前記
一方の側から前記搬送路を通過させて前記他方の側へ導
き、さらに前記受光素子へ導く第1の光通路と、前記第
1の位置から所定の位置関係にある第2の位置で前記発
光素子からの光を前記一方の側から前記搬送路を通過さ
せて前記他方の側へ導き、さらに前記受光素子へ導く第
2の光通路と、前記受光素子の受光量に基づいて搬送媒
体の搬送状態を検出する検出回路とを設け、前記第1の
光通路から前記受光素子へ入る光の光量と前記第2の光
通路から前記受光素子へ入る光の光量と異なるようにし
たことである。
【0007】前記第1の光通路は、前記一方の側に形成
され前記発光素子から出力される光を前記第1の位置へ
導く第1の光路と、前記他方の側に形成され前記第1の
位置から前記搬送路を通過して前記他方の側に導かれた
光を前記受光素子へ導く第2の光路とから成り、前記第
2の光通路は、前記一方の側に形成され前記発光素子か
ら出力される光を前記第2の位置へ導く第3の光路と、
前記他方の側に形成され前記第2の位置から前記搬送路
を通過して前記他方の側に導かれた光を前記受光素子へ
導く第4の光路とから成るようにし、前記第2の光路と
前記第4の光路は共通の光路を有するようにするか、ま
たはさらに前記第1の光路と前記第3の光路をも共通の
光路を有するようにするとよい。
【0008】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、搬送路を搬
送される搬送媒体の搬送時において、発光素子から出力
された光は第1の位置で搬送路を通過するとともに、第
2の位置で搬送路を通過する。搬送媒体は、第1の位置
または第2の位置で、あるいは同時に両方の位置で光を
遮る。第1の位置で光が遮られると、第1の光通路から
受光素子へ光が入らなくなり、受光素子へは第2の光通
路からの光のみが入る。逆に第2の位置で媒体により光
が遮られると、受光素子へは第1の光通路からの光のみ
が入る。第1の光通路から受光素子へ入る光の光量と第
2の光通路から受光素子へ入る光の光量とは異なるよう
にしたので、検出回路では受光素子へ入る光の光量によ
り、第1の位置で光が遮られたのか、第2の位置で光が
遮られたのか検出できる。これにより搬送媒体の搬送状
態、例えば斜向状態を検出できる。第1の光通路および
第2の光通路を設けたことにより、発光素子および受光
素子を搬送路から離れた制御基板等に直接取付けること
が可能になり、接続コード等が不要になる。
【0009】前記第1の光通路を前記第1の光路と前記
第2の光路とで構成し、前記第2の光通路は、前記第3
の光路と前記第4の光路とで構成し、前記第2の光路と
前記第4の光路を共通の光路を有するようにし、さらに
前記第1の光路と前記第3の光路をも共通の光路を有す
るようにすることにより、第1、第2の光通路の構成が
簡単になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面にしたがっ
て詳細に説明する。各図面に共通する要素には同一の符
号を付す。図1は本発明の第1実施例を示す斜視図、図
2は第1実施例の要部平面図、図3は図1のX−X断面
図、図4は第1実施例の要部底面図である。
【0011】図1〜図4において、搬送媒体1は紙幣や
用紙等で、図示しない搬送手段により搬送される。上側
の搬送ガイド2および下側の搬送ガイド3は、両者の間
に所定の間隙を確保して平行に支持されており、搬送媒
体1を搬送するための搬送路4を形成する。両搬送ガイ
ド2、3は、ともに光が透過する部材、例えば透明なプ
ラスチック樹脂材で形成される。上側の搬送ガイド2に
は、光路5および光路6が形成されている。図2に示す
ように、光路5は直線状に形成され、光路6は直線部6
a、6bとその中間の傾斜部6cから成り、直線部6b
と光路5は同一直線上に形成される。
【0012】光路5の端部に対向して発光素子7が配設
され、光路6の端部に対向して発光素子8が配設されて
いる。発光素子7、8はともに制御基板9に直接半田付
けされており、電流が流されると光を出力する。発光素
子7、8が制御基板9に直接半田付けされることによ
り、接続コードおよびコネクタが不要になる。制御基板
9は搬送ガイド2、3の側部に配設され、装置の動作制
御に必要な回路が実装されている。発光素子7に対向す
る光路5の端部は、発光素子7からの光を取り込む取り
込み部10であり、発光素子8に対向する光路6の端部
11は、発光素子8からの光を取り込む取り込み部であ
る。取り込み部10および取り込み部11の端面は、発
光素子7、8に対して垂直で、一辺が発光素子7、8の
直径と同等かもしくは若干長い四角形の平面で形成され
ている。取り込み部10と反対側の光路5の端部12
は、光路5を通ってくる光を反射して搬送路4方向へ導
く反射面であり、また取り込み部11と反対側の光路6
の端部13は、光路6を通ってくる光を反射して搬送路
4方向へ導く反射面である。
【0013】下側の搬送ガイド3には、図3および図4
に示すように、光路14と光路15が一体的に形成され
ている。光路14と光路15は一体に形成され、光路1
4は反射面16から端部17までを成し、光路15は反
射面18から端部17までを成す。光路14(15)に
対向して、受光素子19が設けられている。受光素子1
9は、発光素子7、8と同様、制御基板9に直接半田付
けされている。端部17は、光路14および光路15の
片方または両方を通ってくる光を受光素子19へ送る取
り出し部であり、その端面は、受光素子19に対し垂直
で、一辺が受光素子19の直径と同等かもしくは若干長
い四角形の平面で形成されている。
【0014】反射面16は、光路5の反射面12で反射
されて搬送路4を通過してくる光を受け、この光を取り
出し部17方向へ導く。また反射面18は、光路6の反
射面13で反射されて搬送路4を通過してくる光を受
け、この光を取り出し部17方向へ導く。
【0015】以上のように本実施例では、発光素子7か
ら出た光が光路5を通り、反射面12で反射し、搬送路
4を通過して光路14の反射面16に達し、さらに光路
14を通って受光素子19へ入る光通路(第1の光通
路)25と、発光素子8から出た光が光路6を通り、反
射面13で反射し、搬送路4を通過して光路15の反射
面18に達し、さらに光路15を通って受光素子19へ
入る光通路(第2の光通路)26が形成される。第1の
光通路25で光が搬送路4を通過する位置Aと、第2の
光通路26で光が搬送路4を通過する位置Bは、両位置
A、Bを結ぶ直線が搬送媒体1の搬送方向Cに直交する
関係になるように設定されている。しかしながらA、B
の位置関係は、必ずしも搬送方向Cに直交するように設
定する必要はなく、設計の都合に応じて例えば両方を結
ぶ直線が斜めになるように設定しても良い。
【0016】本実施例においては、第1の光通路25の
長さと第2の光通路26の長さが異なっている。光の通
路が長いとそれだけ光は減衰するので、第2の光通路2
6を通る光の方が、第1の光通路25を通る光より多く
減衰する。したがって受光素子19へ入る光の量は、第
1の光通路25からの方が第2の光通路26からより多
くなる。
【0017】図5は第1実施例の検出回路を示す回路図
である。図5において、発光素子7または8は発光ダイ
オードから成り、負荷抵抗R1またはR2を介して電源
CCに接続され、また受光素子19は受光トランジスタ
から成り、抵抗R3を介して電源VCCに接続されてい
る。受光素子19のコレクタ端子はコンパレータ20、
21、22、23の各プラス端子に接続されている。コ
ンパレータ20のマイナス端子には抵抗R4が接続さ
れ、この抵抗R4の値は、基準電圧VS1が後述する受
光素子19の出力電圧V1と出力電圧V2の間になるよ
うに設定されている。コンパレータ21のマイナス端子
には抵抗R5が接続され、この抵抗R5の値は、同様
に、基準電圧VS2が受光素子19の出力電圧V2とV
3の間になるように設定されている。コンパレータ22
のマイナス端子には抵抗R6が接続され、この抵抗R6
の値は、同様に、基準電圧VS3が受光素子19の出力
電圧V3とV4の間になるように設定されている。コン
パレータ23のマイナス端子には抵抗R7が接続され、
この抵抗R7の値は、同様に、基準電圧VS4が受光素
子19の出力電圧V4未満になるように設定されてい
る。コンパレータ20、21、22、23はそれぞれ、
受光素子19の出力電圧VCEと各基準電圧VS1〜VS
4を比較し、VCEが大きい場合に信号“1”を、VCE
小さい場合に信号“0”をCPU24へ送る。CPU2
4では、各コンパレータ20、21、22、23から送
られてくる信号に基づいて、搬送媒体1の搬送状態を判
別する。
【0018】次に第1実施例における搬送媒体の検出動
作を説明するが、動作説明の前に搬送媒体の搬送状態例
について図6および図7にしたがって説明する。図6は
搬送媒体の搬送状態例を示す説明図、図7は検出回路上
に発生する電圧と電流の関係を示すグラフである。なお
図7では、横軸に受光素子19のコレクタ−エミッタ間
電圧、即ち出力電圧VCEを表し、縦軸に受光素子19の
コレクタ電流IC を表す。
【0019】図6において、光線5aは第1の光通路2
5を通る光が搬送路4を通過する際の光線であり、光線
26aは第2の光通路26を通る光が搬送路4を通過す
る際の光線である。搬送媒体1の搬送状態は以下のよう
な4つの状態が存在する。即ち、 (1)搬送媒体1の先頭端が一方の光線25aを遮り、
もう一方の光線26aを遮っていない状態。 (2)(1)とは反対に、搬送媒体1の先頭端が光線2
6aを遮り、光線25aを遮っていない状態。 (3)搬送媒体1がどちらの光線25a、26aをも遮
っていない状態。 (4)搬送媒体1が両方の光線25a、26aをともに
遮っている状態。
【0020】上記4つのそれぞれの状態により、検出回
路で検出される電圧および電流の値が異なってくる。即
ち、上記(1)の状態では、光線25aのみが遮られて
いるので、受光素子19へは、発光素子8から出力され
第2の光通路26を通過してきた光のみが入る。本実施
例では第1の光通路25を通る光の量が第2の光通路2
6を通る光の量よりも大きくなっており、量の多い方の
光が遮られるので、受光素子19へは図7に示す第3段
階の電流が流れ、受光素子19に発生する出力電圧VCE
は図7に示すV2となる。
【0021】上記(2)の状態では、光線26aのみが
遮られているので、受光素子19に流れる電流は、同様
に、図7に示す第2段階の電流が流れ、電圧VCEはV3
となる。上記(3)の状態は、どちらの光線25a、2
6aも遮られていないので、受光素子19へは最も多い
第1段階の電流が流れ、電圧VCEはV4となる。また上
記(4)の状態は、両方の光線25a、26aとも遮ら
れているので、受光素子19へ流れる電流は最も少ない
第4段階となり、電圧VCEはV1となる。
【0022】次に本実施例の搬送媒体の検出動作を図8
および図9にしたがって説明する。図8は搬送媒体の搬
送状態を示す説明図、図9は受光素子の出力電圧の変化
を示すタイムチャートである。なお図9において、VS
1〜VS4は、図5で説明した基準電圧である。前述し
たように、VS1はV1とV2の間に設定され、VS2
はV2とV3の間に設定され、VS3はV3とV4の間
に設定され、VS4はV4より低く設定される。
【0023】搬送媒体1は、図8に示す(a)の状態か
ら順次(e)の状態になるように搬送されていくものと
する。(a)の状態では、搬送媒体1はどちらの光線2
5a、26aも遮っていないので、受光素子19から出
力される電圧VCEは、第1段階の電圧V4になる(区間
1 )。このとき、検出回路のコンパレータ20、2
1、22、23から“0”“0”“0”“1”の信号が
CPU24に出力される。CPU24はこの信号に基づ
いて、搬送媒体1がないと判断する。この状態から媒体
1が搬送され、その先頭端が(b)の状態のように光線
26aを遮ると、受光素子19から出力される電圧VCE
は、第2段階の電圧V3となる(区間S2)。このと
き、検出回路のコンパレータ20、21、22、23か
ら“0”“0”“1”“1”の信号がCPU24に出力
される。CPU24では、この信号に基づいて、光線2
6aが遮られていることを判別し、搬送媒体1が図8に
示す方向に斜向していることを検出する。
【0024】さらに搬送媒体1が搬送されて(c)の状
態になると、両方の光線25a、26aが遮られるの
で、受光素子19から出力される電圧VCEは、第4段階
の電圧V1となる。このとき、検出回路のコンパレータ
20、21、22、23から“1”“1”“1”“1”
の信号がCPU24に出力される。CPU24では、こ
の信号に基づいて、両方の光線25a,26aが遮られ
ていることを判別する。受光素子19の出力電圧VCE
V3からV1に変化するまでの時間tを、CPU24で
計測することにより、搬送媒体1の斜向量(傾き角度)
を求めることができる。さらに搬送媒体1が搬送されて
(d)の状態になると、光線25aのみが遮られている
ので、受光素子19からの出力電圧VCEは、第3段階の
電圧V2になる(区間S4 )。このとき、検出回路のコ
ンパレータ20、21、22、23から“0”“1”
“1”“1”の信号がCPU24に出力される。CPU
24では、この信号に基づいて、光線25aが遮られて
いることを判別する。そして最終的に(e)の状態にな
ると、どちらの光線25a、26aも遮られなくなり、
受光素子19の出力電圧は、(a)の状態と同じ第1段
階の電圧V4となる。
【0025】図8、図9は搬送媒体1が搬送方向に向か
って左側に斜向した場合の検出動作を示すものである
が、搬送媒体1が搬送方向に向かって右側に斜向した場
合も同様に検出できることはいうまでもない。図10
は、搬送媒体1が搬送方向に向かって右側に斜向した場
合の受光素子の出力電圧VCEの変化を示すタイムチャー
トである。同図に示すように、区間S2 において、第3
段階の電圧V2が出力される。区間S2 でこの電圧V2
を検出することにより、搬送媒体1が右側に斜向してい
ると判断され、電圧V2が出力され始めてから電圧V1
が出力されるまでの時間を計測することにより、搬送媒
体1の斜向量が測定される。
【0026】以上説明したように第1実施例によれば、
発光素子7、8および受光素子19を直接制御基板9に
取付けて、搬送媒体1の搬送状態を検出することができ
る。とくに受光素子19を1個にしたので、受光素子の
数を少なくすることができる効果がある。また第1の光
通路25を通る光と第2の光通路26を通る光の量を異
ならせるのに、光路の長さを変えることにより行ってい
るので、簡単な構造で受光素子の削減が実現できる。
【0027】次に本発明に係る第2実施例を説明する。
図11は本発明に係る第2実施例を示す斜視図、図12
は第2実施例を示す要部平面図、図13は図11のZ−
Z断面図である。本発明の第2実施例は、前記第1実施
例に対して発光素子の数を少なくしたものである。
【0028】搬送媒体1の搬送路4を形成する上側搬送
ガイド2および下側搬送ガイド3が設けられ、上側搬送
ガイド2には光路31および32が一体に形成されてい
る。光路31は、共通取り込み部33から反射面34ま
でを成し、光路32は、共通取り込み部33から反射面
35までを成している。即ち、光路31は全体が共通の
光路となっている。反射面34の深度(図13にHで示
す)は、取り込み部33の高さ(図13にLで示す)の
約2分の1になっており、取り込み部33で取り込まれ
た光の半分をここで搬送路4方向へ反射するようにして
いる。反射面34の角度は媒体1の搬送面に対して約4
5度となっている。反射面35は、その角度が同様に約
45度の設定され、光路32を通ってきた光を搬送路4
方向へ反射する。
【0029】共通取り込み部33に対向して、制御基板
9に発光素子36が直接半田付けされている。共通取り
込み部33の端面は、発光素子36に対して垂直で、一
辺が発光素子36の直径と同等かもしくは若干長い四角
形の平面で構成される。発光素子36から出力される光
は共通取り込み部33で取り込まれ、光路31および3
2へ伝わる。
【0030】下側搬送ガイド3には、第1実施例と同様
に、光路14および15が形成されている。即ち、光路
14と光路15は一体に形成され、光路14は反射面1
6から取り出し部17までを成し、光路15は反射面1
8から取り出し部17までを成す。取り出し部17は、
制御基板9に半田付けされた受光素子19に対向してい
る。
【0031】反射面34で反射された光は搬送路4を通
過して反射面16に達し、ここで取り出し部17方向へ
反射されて、受光素子19へ入る。この光の通路37を
第1の光通路と呼ぶ。また光路32を通って反射面35
で反射された光は、搬送路4を通過して光路15の反射
面18に達し、ここで取り出し部17方向へ反射されて
受光素子19へ入る。この光の通路38を第2の光通路
と呼ぶ。第1の光通路37の光が搬送路4を通過する位
置は、第1実施例と同様に、Aの位置であり、第2の光
通路38の光が搬送路4を通過する位置は、Bの位置と
なっている。その他の第2実施例の構成は、第1実施例
と同様になっている。
【0032】第2実施例においては、光路31の反射面
34の位置で、反射される光の量と直進する光の量はほ
ぼ同じとなっている。しかしながら、第1の光通路37
と第2の光通路38とでは、共通取り込み部33から取
り出し部17までの長さが異なる。光の通路が長いと、
光は減衰するので、第2の光通路38から受光素子19
へ入る光の量は、第1の光通路から受光素子19へ入る
光の量より少なくなる。それ故、搬送媒体1が第1の光
通路37の光を遮った場合と、搬送媒体1が第2の光通
路の光を遮った場合とでは、受光素子19の出力電圧が
異なる。この違いを検出することにより、第1実施例と
同様に、搬送媒体1の斜向状態(どちら側に斜向してい
るか)および斜向量を検出することができる。
【0033】以上にように第2実施例においては、1個
の発光素子36で搬送媒体1の搬送状態を検出できるの
で、発光素子の数を少なくできることによるコストの低
減が期待できる。
【0034】次に本発明の第3実施例を図14にしたが
って説明する。図14は本発明の第3実施例を示す断面
図である。第3実施例の検出装置は、発光素子を上側の
搬送ガイドに直接設けたものである。
【0035】図14において、搬送媒体1の搬送路4
は、上側搬送ガイド41と下側搬送ガイド3により形成
される。上側搬送ガイド41には、篏入穴42、43が
形成され、この篏入穴42、43に発光素子44、45
が嵌入している。発光素子44および45は基板46に
直接半田付けされている。基板46は搬送ガイド46に
固定されており、またコネクタ47を介して制御基板9
に電気的に接続されている。下側の搬送ガイド3には、
前記第1、第2実施例と同様に、光路14および光路1
6が形成されている。
【0036】発光素子44から出力される光は、Aの位
置で搬送路4を通過し、光路14の反射面16に達し、
ここで取り出し部17方向に反射される。また発光素子
45から出力される光は、Bの位置で搬送路4を通過
し、光路15の反射面18に達し、ここで取り出し部1
7方向に反射される。取り出し部17に反射されてくる
光は、受光素子19へ入る。
【0037】図15は第3実施例の発光、受光素子を示
す回路図である。同図において、発光素子44および4
5は、第1実施例で示したと同様に、発光ダイオードL
ED1、LED2から成り、それぞれ負荷抵抗R8、R
9が接続されている。負荷抵抗R8の値と負荷抵抗R9
の値を異なる値に設定することにより、発光素子44と
発光素子45に流れる電流値を異ならせることができ
る。電流値が異なると、発光素子44と発光素子45と
で発光量が異なる。本実施例では、負荷抵抗R8、R9
の値を変え、発光素子44の発光量が発光素子45の発
光量より多くなるように設定している。これにより、光
路14を通って受光素子19に入る光の量と、光路15
を通って受光素子19へ入る光の量は異なる。受光素子
19への受光量を光路によって異ならせる他の方法とし
て、たとえば一方の発光素子側にシールドを設けてその
素子側の光を減衰させる方法を採用してもよい。その他
の構成は前記第1実施例と同様である。
【0038】以上のように構成した第3実施例において
も、前記各実施例と同様の効果を奏する。さらに本実施
例では、上側の搬送ガイド41に光路を形成する必要が
なくなるので、光通路の構成がさらに簡単になる。
【0039】次に本発明の第4実施例を図16、図1
7、図18にしたがって説明する。図16は本発明の第
4実施例を示す平面図、図17は第4実施例を示す正面
図、図18は第4実施例を示す側面図である。第4実施
例の検出装置は、光が通過する光路を搬送媒体の搬送方
向に沿う方向に配設し、受光素子への受光量を反射面の
大きさにより変えたものである。
【0040】図16〜図18において、制御基板51に
は発光素子52が半田付けされ、制御基板53には受光
素子54が半田付けされている。発光素子52と対向し
て、光路55と光路56が一体に設けられ、発光素子5
2から出力される光が両方の光路55、56をほぼ同じ
量通過するようになっている。光路55の長さと光路5
6の長さはほぼ同じになっている。光路55の端部には
反射面57が形成され、この反射面57で光路55を通
ってくる光を搬送路59方向に反射する。また光路56
の端部には反射面58が形成され、この反射面58で光
路56を通ってくる光を搬送路59方向に反射する。反
射面57の面積は、反射面58の面積より小さくなって
おり、したがって反射面57から反射される光の量は、
反射面58から反射される光の量より少ない。
【0041】光路55の下側に光路60が配設され、光
路56の下側に光路61が配設されている。光路60は
光路55と同形状で、光路61は光路56と同形状とな
っており、光路60と光路61は一体となっている。即
ち、光路60の端部に反射面62が形成され、光路61
の端部には反射面63が形成されており、反射面62の
面積は反射面63の面積より小さくなっている。光路6
0、61は受光素子54に対向しており、光路60、6
1を通ってきた光は受光素子54に受光される。
【0042】光路55、搬送路59および光路60によ
り第1の光通路64を構成し、光路56、搬送路59お
よび光路61により第2の光通路65を構成する。第1
の光通路64を通る光が搬送路59を貫通する位置と、
第2の光通路65を通る光が搬送路59を貫通する位置
とは、両位置を結ぶ直線が搬送媒体1の搬送方向に直交
するような位置関係に設定されている。また第1の光通
路64を通って受光素子54に入る光の量は、第2の光
通路65を通って受光素子54に入る光の量より少な
い。
【0043】以上のように構成した第4実施例において
も、搬送媒体1が第1の光通路64を通る光を遮るかま
たは第2の光通路65を通る光を遮るかにより、搬送媒
体1の斜向状態を検出できる。とくに本実施例では、発
光素子52が1個であり、しかも光路の反射面積を第1
の光通路64と第2の光通路65とで異ならせることに
より受光素子54への受光量を変えるようにしたので、
簡単な構造の検出装置が得られる。
【0044】次に本発明の第5実施例を図19、図2
0、図21にしたがって説明する。図19は本発明の第
5実施例を示す平面図、図20は第5実施例を示す正面
図、図21は第5実施例を示す側面図である。第5実施
例の検出装置は、光が通過する光路を搬送媒体の搬送方
向に沿う方向に配設し、受光素子への受光量を反射面の
反射率により変えたものである。
【0045】図19〜図21において、制御基板51に
は発光素子52が半田付けされ、制御基板53には受光
素子54が半田付けされている。発光素子52と対向し
て、光路71と光路72が一体に設けられ、発光素子5
2から出力される光が両方の光路71、72をほぼ同じ
量通過するようになっている。光路71の長さと光路7
2の長さはほぼ同じになっている。光路71の端部には
反射面73が形成され、この反射面73で光路71を通
ってくる光を搬送路59方向に反射する。また光路72
の端部には反射面74が形成され、この反射面74で光
路72を通ってくる光を搬送路59方向に反射する。反
射面73は反射面74に比較して表面粗さを大きくして
あり、反射面73の反射率は、反射面74の反射率より
小さくなっている。したがって反射面73から反射され
る光の量は、反射面74から反射される光の量より少な
い。反射率を変えるこの他の手段としては、一方の反射
面の表面にコーティングや鍍金等を施して反射率を変え
る方法がある。
【0046】光路71の下側に光路75が配設され、光
路72の下側に光路76が配設されている。光路75と
光路76は一体となっている。光路75の端部には反射
面77が形成され、光路76の端部には反射面78が形
成されており、反射面77の反射率は反射面78の反射
率より小さくなっている。光路75、76は受光素子5
4に対向しており、光路75、76を通ってきた光は受
光素子54に受光される。
【0047】光路71、搬送路59および光路75によ
り第1の光通路79を構成し、光路72、搬送路59お
よび光路76により第2の光通路80を構成する。第1
の光通路79を通る光が搬送路59を通過する位置と、
第2の光通路80を通る光が搬送路59を通過する位置
とは、第4実施例と同様に、両位置を結ぶ直線が搬送媒
体1の搬送方向に直交するような位置関係に設定されて
いる。また第1の光通路79を通って受光素子54に入
る光の量は、反射面73および反射面77の反射率が小
さいことから、第2の光通路80を通って受光素子54
に入る光の量より少ない。
【0048】以上のように構成した第5実施例において
も、搬送媒体1が第1の光通路79を通る光を遮るかま
たは第2の光通路80を通る光を遮るかにより、搬送媒
体1の斜向状態を検出できる。また本実施例では、発光
素子52が1個であり、しかも光路の大きさを第1の光
通路79と第2の光通路80とで同じにし、反射面の反
射率を異ならせることにより第1の光通路79と第2の
光通路80とで受光素子54への受光量を変えるように
したので、より簡単な構造の検出装置が得られる。
【0049】本発明は上記各実施例に限定されるもので
はなく、種々の変形が可能である。たとえば、第1の光
通路と第2の光通路とで受光素子への光の受光量を変え
る手段として、光をより多く減衰させたい側の光通路の
途中に切り欠きを形成し、この切り欠きに光透過性の良
くない部材を配置してもよいし、種々の変形が可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、発光素子からの光を媒体搬送路を貫通させて受光素
子へ導く第1、第2の光通路を設けたので、発光素子お
よび受光素子を媒体搬送路に必ずしも対向して設ける必
要がなくなり、制御基板に直接実装することが可能にな
り、接続コードあるいはコネクタが不要になる。その結
果部品点数が少なくなって、装置の構造が簡単になると
ともに、装置の低価格化が可能になる。
【0051】さらに接続コードやコネクタの数量が減少
することにより、故障の発生率が減少し、保守性の向上
および稼働率の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】第1実施例を示す要部平面図である。
【図3】図1のX−X断面図である。
【図4】第1実施例を示す要部底面図である。
【図5】第1実施例の検出回路を示す回路図である。
【図6】搬送媒体の搬送状態を示す説明図である。
【図7】電圧と電流の関係を示すグラフである。
【図8】搬送媒体の搬送状態を示す説明図である。
【図9】受光素子の出力電圧を示すタイムチャートであ
る。
【図10】受光素子の出力電圧を示すタイムチャートで
ある。
【図11】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図12】第2実施例を示す要部平面図である。
【図13】図12のZ−Z断面図である。
【図14】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図15】第3実施例の発光、受光素子を示す回路図で
ある。
【図16】本発明の第4実施例を示す平面図である。
【図17】第4実施例を示す正面図である。
【図18】第4実施例を示す側面図である。
【図19】本発明の第5実施例を示す平面図である。
【図20】第5実施例を示す正面図である。
【図21】第5実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 搬送媒体 2 上側搬送ガイド 3 下側搬送ガイド 4 搬送路 5、6 光路 7、8 発光素子 9 制御基板 12、13 反射面 14、15 光路 16、18 反射面 19 受光素子 25 第1の光通路 26 第2の光通路 A 第1の位置 B 第2の位置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路上を搬送する搬送媒体の搬送状態
    を光学的に検出する搬送媒体の検出装置において、 前記搬送路を挟んで一方の側に配置された発光素子と、 前記搬送路を挟んで他方の側に配置された1個の受光素
    子と、 前記発光素子からの光を第1の位置で前記一方の側から
    前記搬送路を通過させて前記他方の側へ導き、さらに前
    記受光素子へ導く第1の光通路と、 前記第1の位置から所定の位置関係にある第2の位置で
    前記発光素子からの光を前記一方の側から前記搬送路を
    通過させて前記他方の側へ導き、さらに前記受光素子へ
    導く第2の光通路と、 前記受光素子の受光量に基づいて搬送媒体の搬送状態を
    検出する検出回路とを設け、 前記第1の光通路から前記受光素子へ入る光の光量と前
    記第2の光通路から前記受光素子へ入る光の光量を異な
    るようにしたことを特徴とする搬送媒体の検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の光通路は、前記一方の側に形
    成され前記発光素子から出力される光を前記第1の位置
    へ導く第1の光路と、前記他方の側に形成され前記第1
    の位置から前記搬送路を通過した光を前記受光素子へ導
    く第2の光路とから成り、 前記第2の光通路は、前記一方の側に形成され前記発光
    素子から出力される光を前記第2の位置へ導く第3の光
    路と、前記他方の側に形成され前記第2の位置から前記
    搬送路を通過した光を前記受光素子へ導く第4の光路と
    から成り、 前記第2の光路と前記第4の光路は共通の光路を有する
    請求項1記載の搬送媒体の検出装置。
  3. 【請求項3】 前記発光素子は1個配置され、前記第1
    の光路と前記第3の光路は共通の光路を有する請求項2
    記載の搬送媒体の検出装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の光通路と前記第2の光通路は
    距離が異なる請求項1、2または3記載の搬送媒体の検
    出装置。
  5. 【請求項5】 前記検出回路は、前記搬送路を搬送され
    る搬送媒体の先頭端が前記第1の位置または前記第2の
    位置に達し受光素子の受け取る受光量が変化した時点か
    ら、さらに搬送媒体の先頭端が前記第2の位置または前
    記第1の位置に達し受光素子の受け取る受光量がさらに
    変化した時点までの時間差に基づいて搬送媒体の斜向量
    を検出する請求項1記載の搬送媒体の検出装置。
  6. 【請求項6】 前記発光素子は前記搬送路に対面して2
    個設けられ、一方の発光素子は前記第1の位置に対向
    し、他方の発光素子は前記第2の位置に対向し、 前記第1の光通路は、前記第1の位置から前記搬送路を
    通過する光を前記受光素子へ導く光路から成り、前記第
    2の光通路は、前記第2の位置から前記搬送路を通過す
    る光を前記受光素子へ導く光路から成る請求項1、2、
    4または5記載の搬送媒体の検出装置。
  7. 【請求項7】 前記発光素子は、複数設けられ、各素子
    を駆動する電流値を変えることにより、前記第1の光通
    路から前記受光素子へ入る光の光量と前記第2の光通路
    から前記受光素子へ入る光の光量を異なるようにする請
    求項1、2、5または6記載の搬送媒体の検出装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の光路は発光素子からの光を前
    記第1の位置で前記搬送路方向へ導く第1の反射面を有
    し、前記第2の光路は前記搬送路からの光を受光素子へ
    導く第2の反射面を有し、前記第3の光路は発光素子か
    らの光を前記第2の位置で前記搬送路方向へ導く第2の
    反射面を有し、前記第4の光路は前記搬送路からの光を
    受光素子へ導く第4の反射面を有し、前記第1の反射面
    の面積と前記第2の反射面の面積との和と前記第3の反
    射面の面積と前記第4の反射面の面積との和が異なる請
    求項2、4、5または6記載の搬送媒体の検出装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の光路は発光素子からの光を前
    記第1の位置で前記搬送路方向へ導く第1の反射面を有
    し、前記第2の光路は前記搬送路からの光を受光素子へ
    導く第2の反射面を有し、前記第3の光路は発光素子か
    らの光を前記第2の位置で前記搬送路方向へ導く第3の
    反射面を有し、前記第4の光路は前記搬送路からの光を
    受光素子へ導く第4の反射面を有し、前記第1の反射面
    の反射率と前記第3の反射面の反射率が異なる請求項
    2、4、5または6記載の搬送媒体の検出装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の光路は発光素子からの光を
    前記第1の位置で前記搬送路方向へ導く第1の反射面を
    有し、前記第2の光路は前記搬送路からの光を受光素子
    へ導く第2の反射面を有し、前記第3の光路は発光素子
    からの光を前記第2の位置で前記搬送路方向へ導く第2
    の反射面を有し、前記第4の光路は前記搬送路からの光
    を受光素子へ導く第4の反射面を有し、前記第2の反射
    面の反射率と前記第4の反射面の反射率が異なる請求項
    2、4、5または6記載の搬送媒体の検出装置。
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US11634292B2 (en) 2020-07-20 2023-04-25 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveyance apparatus and image forming apparatus

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JP2010049644A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体検知装置
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