JPH0856366A - 投写型表示装置およびその調整方法 - Google Patents

投写型表示装置およびその調整方法

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JPH0856366A
JPH0856366A JP7135134A JP13513495A JPH0856366A JP H0856366 A JPH0856366 A JP H0856366A JP 7135134 A JP7135134 A JP 7135134A JP 13513495 A JP13513495 A JP 13513495A JP H0856366 A JPH0856366 A JP H0856366A
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JP
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adjustment
photoelectric conversion
conversion element
display device
adjustment pattern
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JP7135134A
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English (en)
Inventor
Hiroki Morikawa
浩樹 森川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 陰極線管の特性、光学的特性の調整を自動化
した投写型表示装置を得る。 【構成】 マイクロコンピュータによって制御される調
整用パターン形成回路によって、陰極線管に調整用パタ
ーンを形成し、陰極線管から投写される調整用パターン
を、光電変換素子で検出して得られるデータと基準デー
タを比較して、補正電圧を発生させて、カットオフ調整
を行う。 【効果】 陰極線管の特性、光学的特性の調整を自動化
でき、環境条件や経時変化に左右されない調整とするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、陰極線管(以下、C
RTと略称する。)からの像光を投写レンズ、反射ミラ
ーを介してスクリーン上に拡大投写する投写型表示装置
およびその調整方法に関し、特にCRT特有の特性及び
光学的特性の調整の自動化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】投写型表示装置に用いられるCRTの特
性及び光学的特性による調整項目には、輝点が光り始め
る時のカットオフ電圧を調整するカットオフ調整、ホワ
イトの色温度を調整するホワイトバランス調整、また、
そのホワイトの色むらを調整するユニホミティ調整等が
挙げられる。図21は、従来の投写型表示装置を示す概
略断面図であり、図において、1はCRT、2はCRT
1の前方に配置され、CRT1からの像光を拡大投写す
る投写レンズ、3は投写レンズ2の前方に配置された反
射ミラー、4は反射ミラー3から反射される像光を結像
するスクリーン、5はCRT1から投写される投写光で
ある。また補助符号のa,b,cは3本のCRT(赤R
ED,緑GREEN,青BLUE)を使用しているた
め、それぞれRED,GREEN,BLUEのCRTに
対応している。
【0003】このような従来の投写型表示装置において
は、各CRT1a,1b,1cからの像光が各投写レン
ズ2a,2b,2cにより拡大投写され、反射ミラー3
を介してスクリーン4に投写され、スクリーン4上に画
像が表示される。また、従来の投写型表示装置において
は、各CRT毎にカットオフ特性、ホワイトバランス特
性、ユニホミティ特性を調整するための可変抵抗器(図
示しない)がそれぞれ設けられている。カットオフ調整
時には、スクリーン4が取りはずされ、調整用治具を用
いて映像信号を黒一色にし、CRT1の管面を覗きなが
ら輝点が光り始める時のカットオフ電圧を可変抵抗器に
より手動調整する。
【0004】また、ホワイトバランス調整時には、白一
色の映像信号(例えばウインドパターン等)を入力し、
スクリーン4の前面の中心に調整用治具(カラーアナラ
イザー等の光検知器)をあて、その出力値が適正になる
よう可変抵抗器を手動調整する。また、ユニホミティ調
整時にも、白一色の映像信号を入力し、調整用治具(カ
ラーアナライザー等の光検知器)をスクリーン4の前面
のある特定の位置(スクリーン4の上部、下部、左部、
右部等)数カ所にあて、全ての位置での出力値がホワイ
トバランス調整時の出力値(スクリーン4の前面の中心
での値)と等しくなるよう可変抵抗器を手動調整する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の投
写型表示装置では、カットオフ調整時にはスクリーン4
を取りはずす作業が必要であり、しかも、3本のCRT
1のカットオフ電圧を調整しなければならないため、調
整に多くの手間と時間がかかった。また投写型表示装置
の製造工程でしか調整できず、一度調整してもCRT1
の蛍光体の劣化、部品の温度特性などの様々な条件によ
り、製造後も調整が必要になる等の問題があった。ま
た、ホワイトバランス特性、ユニホミティ特性の調整時
にも、調整用治具(カラーアナライザー等の光検知器)
が必要であり、かつ、白一色の信号(ウインドパターン
等)を入力しなければならず、上記同様の問題点があ
り、その調整には作業員の熟練を必要とした。また、3
本のCRTの蛍光体の発光特性が異なるため、ある輝度
レベルでホワイトバランス特性、ユニホミティ特性を調
整しても、輝度レベルによってその特性が変化するた
め、中間輝度レベルやピーク輝度レベル等、上記調整時
での輝度レベル以外の輝度時には色付き等の問題が生じ
る。この発明は上記のような課題を解決するためになさ
れたもので、調整時間が大幅に短縮でき、また、製造後
の完成品の状態でも簡単に自動調整できる投写型表示装
置を得ることを目的とする。さらに、全ての輝度レベル
において、ホワイトバランス特性及びユニホミティ特性
を一定に保つことによって良好な画質を得、かつ自動的
に調整を行うことができる投写型表示装置を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る投写型表
示装置は、陰極線管と、この陰極線管の画像を拡大投写
する投写レンズと、投写レンズの拡大投写する画像を反
射する反射ミラーと、この反射ミラーから反射される画
像が結像されるスクリーンと、陰極線管に調整用パター
ンを形成する調整用パターン形成回路と、この調整用パ
ターン形成回路によって陰極線管に形成され、投写され
る調整用パターンを検出する光電変換素子と、この光電
変換素子の検出したデータと基準データを比較すること
により、陰極線管の特性を調整する調整回路を備えたも
のである。
【0007】また、赤、緑、青の映像をそれぞれ映出す
る3つの陰極線管と、この3つの陰極線管の画像を拡大
投写する3つの投写レンズと、この各投写レンズの拡大
投写する画像を反射する反射ミラーと、この反射ミラー
から反射される画像が結像されるスクリーンと、3つの
陰極線管に、それぞれの調整用パターンを形成する調整
用パターン形成回路と、この調整用パターン形成回路に
よって3つの陰極線管に形成され、投写される調整用パ
ターンを検出する光電変換素子と、この光電変換素子の
検出したデータと基準データを比較することにより、3
つの陰極線管の特性を調整する調整回路を備えたもので
ある。さらに、調整用パターン形成回路は、カットオフ
調整用パターンを形成し、このカットオフ調整用パター
ンを、光電変換素子で検出し、その光電変換素子の検出
したデータと基準データを比較して、補正電圧を発生す
る補正電圧発生回路を有し、この補正電圧発生回路から
の補正電圧を受けて、調整回路がカットオフ電圧を調整
するものである。
【0008】また、調整回路は、光電変換素子の検出し
たデータと基準データを比較し、補正量を算出する補正
量算出回路を有し、この補正量算出回路からの補正量を
受けて調整するものである。さらに、調整用パターン
が、ホワイトバランス調整用パターンであり、調整回路
は、ホワイトバランスを調整するものである。また、調
整用パターンが、ユニホミティ調整用パターンであり、
調整回路は、ユニホミティを調整するものである。ま
た、調整回路は、光電変換素子の検出したデータの輝度
及び色度を測定する輝度・色度測定回路と、この輝度・
色度測定回路で測定した輝度及び色度を基準データと比
較し、その差を算出する調整目標値誤差算出回路と、こ
の調整目標値誤差算出回路で算出された誤差を補正する
ため、この誤差から補正量算出回路で算出する補正量に
基づいて調整用パターンの振幅変換を行う振幅変換制御
部を設けているものである。また、調整回路は、調整用
パターン形成回路の形成する調整用パターンの輝度には
変化を与えないように調整するものである。
【0009】加えて、調整用パターン形成回路は、マイ
クロコンピュータによって制御され、調整用パターン信
号の振幅をローレベルからピークレベルまで順次変化さ
せることができるものである。また、調整用パターン形
成回路は、マイクロコンピュータによって制御され、調
整用パターン信号の振幅の変化量と変化速度を光電変換
素子が検出できる時間間隔で順次変化させるものであ
る。さらに、調整用パターンが、ホワイトバランス調整
用パターンであり、調整回路は、ホワイトバランスの階
調特性を調整するものである。また、調整用パターン
が、ユニホミティ調整用パターンであり、調整回路は、
ユニホミティの階調特性を調整するものである。さらに
また、調整用パターン形成回路は、マイクロコンピュー
タによって制御され、定められた時間間隔ごとに陰極線
管の映像信号のあるフレームに、調整用パターンを順次
割り込ませるものである。
【0010】また、調整用パターン形成回路は、マイク
ロコンピュータによって制御され、調整用パターンを所
定の大きさ以下で、光電変換素子が検出できる大きさ以
上に制御するものである。また、基準データは、マイク
ロコンピュータによりメモリから読み出されるものであ
る。加えて、光電変換素子は、スクリーンの前面に配置
されたパネルに設けられているものである。また、反射
ミラーには、調整用パターンの投写される位置にのみ、
投写光をミラー後面に透過する穴が設けられ、光電変換
素子がその穴に対向する位置に配置されたものである。
さらに、光電変換素子の中心線と反射ミラーの後面との
角度が、投写光の入射角に等しく、光電変換素子の光検
知部と穴の中心との距離を、測定する光以外の光の影響
を受けない距離としたものである。また、反射ミラー後
面の光電変換素子の前方に凹レンズを配置したものであ
る。
【0011】この発明に係る投写型表示装置の調整方法
は、陰極線管の前方に投写レンズを配置し、この投写レ
ンズによっての拡大投写された画像を、反射ミラーによ
って反射してスクリーン上に結像させるよう構成された
投写型表示装置の調整方法において、スクリーンの前面
に、光電変換素子を有するパネルを配置すると共に、陰
極線管に形成させた調整用パターンを光電変換素子で検
出し、この検出データと基準データを比較することによ
り、陰極線管の特性を調整するようにしたものである。
また、スクリーンの前面に光電変換素子を有するパネル
を配置し、この光電変換素子の検出したデータを用い
て、製造工程における陰極線管の特性の調整を行うもの
である。さらにまた、パネルに配置された光電変換素子
と、反射ミラー後面の光電変換素子を、同じ調整用パタ
ーンを検出するように対応させて配置したものである。
また、パネルに配置された光電変換素子の数が、反射ミ
ラー後面の光電変換素子の数を越えないようにしたもの
である。また、製造工程において陰極線管の特性を調整
した際に、反射ミラー後面の光電変換素子の検出したデ
ータを基準データとしてメモリに記憶させるものであ
る。さらに、調整用パターンは、その信号の振幅をロー
レベルからピークレベルまで順次変化されるものであ
る。また、調整用パターンは、所定の大きさ以下で、光
電変換素子が検出できる大きさ以上に形成されるもので
ある。
【0012】
【作用】上記のように構成された投写型表示装置におい
ては、調整用パターン形成回路の形成する調整用パター
ンを光電変換素子によって検出し、この検出したデータ
と基準データを比較して、ずれ量が最小になるように陰
極線管の特性を調整する。また、調整用パターン形成回
路がカットオフ調整用パターンを形成することにより、
このカットオフ調整用パターンを光電変換素子によって
検出し、この検出したデータと基準データを比較して、
ずれ量が最小になるようにカットオフ調整する。また、
調整回路は、光電変換素子の検出したデータと基準デー
タを比較し、補正量を算出する補正量算出回路を有し、
この補正量算出回路からの補正量を受けて、ずれ量が最
小になるように調整するものである。さらに、調整用パ
ターンに、ホワイトバランス調整用パターンを用いるこ
とにより、調整回路は、ホワイトバランスを調整する。
【0013】また、調整用パターンに、ユニホミティ調
整用パターンを用いることにより、調整回路は、ユニホ
ミティを調整する。また、調整回路は、光電変換素子の
検出したデータの輝度及び色度を測定する輝度・色度測
定回路と、この輝度・色度測定回路で測定した輝度及び
色度を基準データと比較し、その差を算出する調整目標
値誤差算出回路と、この調整目標値誤差算出回路で算出
された誤差を補正するため、この誤差から補正量算出回
路で算出する補正量に基づいて調整用パターンの振幅変
換を行う振幅変換制御部を設け、補正量に基づく振幅変
換により調整を行う。加えて、調整用パターン形成回路
は、マイクロコンピュータによって制御され、調整用パ
ターン信号の振幅をローレベルからピークレベルまで順
次変化させることで、それぞれの振幅での調整を行う。
また、マイクロコンピュータによって、調整用パターン
を形成させることにより、調整用パターン信号の振幅の
変化量と変化速度を光電変換素子が検出できる時間間隔
で順次変化させることができる。さらに、調整用パター
ンに、ホワイトバランス調整用パターンを用いて、調整
回路は、ホワイトバランスの階調特性を調整する。ま
た、調整用パターンに、ユニホミティ調整用パターンを
用いて、調整回路は、ユニホミティの階調特性を調整す
る。
【0014】また、マイクロコンピュータによって、調
整用パターンを形成させることにより、定められた時間
間隔ごとに、調整用パターンをフレームに順次割り込ま
せることができる。また、マイクロコンピュータによっ
て、調整用パターンを形成させることにより、所定の大
きさ以下で、光電変換素子が検出できる大きさ以上の調
整用パターンにし、ACLにひっ掛からない大きさにす
る。加えて、光電変換素子は、スクリーンの前面に配置
されたパネルに設けられていて、製造工程における調整
をこの光電変換素子の検出するデータに基づき行う。
【0015】また、反射ミラー後面の特定の位置にの
み、光電変換素子を設けて、透過させる投写光を少なく
している。さらにまた、反射ミラー後面の光電変換素子
の中心線と反射ミラーの後面との角度を投写光の入射角
と等しくし、投写光を効率よく検知し、光電変換素子の
光検知部と反射ミラーの穴の中心との距離を規制して、
測定する光以外の光の影響を受けないようにした。
【0016】また、反射ミラー後面の光電変換素子の前
方に凹レンズを配置して、投写光の指向性を良くして、
効率良く検知し、また測定する光以外の光の影響を受け
ないものにしている。さらに、スクリーン前面に、光電
変換素子を有するパネルを配置して、製造工程における
調整をこの光電変換素子の検出するデータにもとづい
て、ずれ量が最小になるよう行う。また、反射ミラー後
面の光電変換素子とパネルの光電変換素子を対応させて
同じ調整用パターンを検出する。また、製造工程におけ
る調整の結果得られる反射ミラー後面の光電変換素子の
データを基準データとしてメモリに記憶させるので簡単
に記憶させることができる。さらに、調整用パターン
は、その信号の振幅をローレベルからピークレベルまで
順次変化され、るものである。また、調整用パターン
は、所定の大きさ以下で、光電変換素子が検出できる大
きさ以上に形成し、ACL(AUTOMATIC CURRENNT LIMIT
TER )にひっ掛からない大きさにする。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1による投写型表示
装置を示す概略断面図、図2は図1における反射ミラー
を示す概略断面図、図3は、図1における反射ミラーと
光電変換素子との位置関係を示す図、図4は、この発明
の実施例1による投写型表示装置の調整用パターン形成
回路、図5は、カットオフ調整用パターンを投写した場
合の投写側から見た反射ミラー、図6は、この発明の実
施例1による投写型表示装置のフィードバック系を示す
図、図7は、この発明の実施例1によるマイクロコンピ
ュータを用いるカットオフ調整を示すフローチャートで
ある。図において、1〜5は上記従来装置と同一のもの
であり、その説明を省略する。6はスクリーン前面に配
置されたパネル、7は反射ミラー3の後面に設置された
CCD等の光電変換素子、8はパネル6に設置された光
電変換素子で、光電変換素子7に対応する位置に設けら
れている。9は、ガラス、10はアルミ膜で、ガラス9
と共に反射ミラー3を構成している。11はアルミ膜1
0に開けられた穴、12は光電変換素子7の光検知部で
ある。なお、mは穴11の幅、θはアルミ膜10と光電
変換素子7の中心線とのなす角度、nは光検知部12と
穴11の中心との距離を示す。
【0018】13は、調整用パターン形成回路である。
14は、フィールド判定回路、15はVカウンタ、16
はHカウンタ、17はキャラクタゼレネータ、18は黒
レベル検出回路、19はスイッチであり、これらは調整
用パターン形成回路13を構成する。20はマイクロコ
ンピュータである。21は反射ミラー3の前面に投写さ
れたカットオフ調整用パターンで、この位置に対応して
反射ミラー3の後面に光電変換素子7が設置されてい
る。22は、基準データを記憶するEEPROM等のメ
モリ、23はメモリ22に記憶されているデータと光電
変換素子7からのデータを比較し、その誤差量を補正す
る補正電圧発生回路、24は補正電圧発生回路23から
の出力に基づいてカットオフ電圧を調整するカットオフ
調整回路である。また破線はマイクロコンピュータ20
からの制御信号を示す。
【0019】このように構成された投写型表示装置にお
いては、CRT1に形成された画像が投写レンズ2によ
って拡大投写され、投写光5となって反射ミラー3を介
してスクリーン上に投写され、鑑賞に供される。ここで
反射ミラー3のガラス9の前面に投写された投写光5は
ガラス9の内部では屈折率が異なるため、図2に示され
ているように屈折して進み、ガラス9の後面のアルミ膜
10で反射されスクリーン4上に投写される。投写光5
はスクリーン4上でフォーカスされるため、反射ミラー
3の反射面では図2に示すようにフォーカスされず、あ
る一定の幅を持つことになる。そこでこの幅を持った投
写光5が投写される部分のアルミ膜10の一部に図2に
示すように、穴11を幅mに形成すると、この部分に投
写される投写光5は反射されずミラー後面に透過する。
この部分に光電変換素子7を設置することにより投写光
5の輝度及び色を検知する。また、穴11の幅mを変え
ることによって透過してくる光の量を変えることができ
る。なお、この幅mはスクリーン4上の投写映像に影響
を与えず、かつ、光電変換素子7が光を検知できるよう
な幅になっている。
【0020】また、図3に示す反射ミラー3の後面と光
電変換素子7の中心線とのなす角度θは、ミラー後面に
透過してくる光を効率良く検知するため、投写光5の入
射角と等しくなるように設定されている。また、ミラー
後面に透過される光のうち測定される光以外の不要な光
の影響を受けないようにアルミ膜10に開けられた穴1
1の中心と光電変換素子7の光検知部12との間に適正
な距離nを設けてある。
【0021】図4に示す調整用パターン形成回路13
は、マイクロコンピュータ20が調整用パターン出力の
指令を出し、それを受けて、フィールド判定回路14に
より現在の映像が第一フィールドか第二フィールドかを
判定し、第一フィールドからH,Vカウンタ16、15
のカウント数に対応して、光電変換素子7が設置されて
いる場所にそれぞれの調整用パターンを順次スイッチ1
9により割り込ませる。この調整用パターンを割り込ま
せる時間及びその間隔は、調整用パターンが実際にはス
クリーン4上では人間の目には見えず、かつ、光電変換
素子7が検知できるような時間間隔に、マイクロコンピ
ュータ20によって制御される。図5は調整用パターン
形成回路13によりカットオフ調整用パターン21を投
写映像の中央部に投写した場合の投写側から見た反射ミ
ラー3を示しており、反射ミラー3の前面に投写された
カットオフ調整用パターン21に対応して反射ミラー3
の後面に光電変換素子7が設置されている様子を示して
いる。
【0022】次に、図6及び図7を用いて、製造工程に
おけるカットオフ調整について説明する。マイクロコン
ピュータ20からの指令により調整用パターン形成回路
13からカットオフ調整用パターン21が出力される
と、この出力がCRT1上に画像として形成され、投写
レンズ2で拡大投写され、反射ミラー3を介してスクリ
ーン4上に投写される。その投写光の輝度をパネル6上
に設置された光電変換素子8で検知する。その検知によ
って得られるデータと製造工程で使用する基準データと
を補正電圧発生回路23で比較し、カットオフが適正と
なるようカットオフ補正電圧を変動させる。この出力に
もとづいて、カットオフ調整回路24によりカットオフ
調整する。そしてカットオフが適正となるまで、光電変
換素子8での投写光の検出、カットオフ補正電圧の変
動、カットオフ調整を繰り返し、カットオフが適正とな
った時点で、反射ミラー3の光電変換素子7のデータを
装置完成後に用いる基準データとしてメモリ22に記憶
させる。上記過程は装置の製造工程で行ない自動的にカ
ットオフが調整される。装置完成後は図6及び図7に示
すようにマイクロコンピュータ20により自動的にカッ
トオフ調整用パターン21が出力され、その時の反射ミ
ラー3の光電変換素子7からのデータが、製造工程にお
けるカットオフ調整の結果得られたメモリ22上の基準
データと等しくなるよう自動的にカットオフ調整が行な
われる。
【0023】実施例2.実施例1ではカットオフ調整用
パターンの数を1個としたが複数個使用しても実施例1
と同様の効果が得られる。
【0024】実施例3.実施例1ではカットオフ調整用
パターンと光電変換素子の数を同数としたが、光電変換
素子の数を少なく構成しても、実施例1と同様の効果が
得られる。図8はカットオフ調整パターンと光電変換素
子との関係を示し、カットオフ調整用パターン21を3
×4計12個形成した場合にカットオフ調整用パターン
21の形成される位置全て(12個)に光電変換素子7
又は8がなくてもよく、6個の光電変換素子7又は8の
みで調整してもよいことを示している。
【0025】実施例4.実施例1では光電変換素子7、
8の設置されている部分にのみカットオフ調整用パター
ン21を投写したが、図9に示すように光電変換素子
7、8が設置されていない部分にも、例えば画面全体に
カットオフ調整用パターン21を投写しても実施例1と
同様の効果が得られる。
【0026】実施例5.実施例1では反射ミラー3と光
電変換素子7との間に角度θを設けたり、距離nを設け
て、透過してくる光を効率良く受光し、また、不要な光
の影響を受けないようにしたが、光電変換素子7の前に
凹レンズ等を設置し、指向性を良くしても実施例1と同
様の効果が得られる。
【0027】実施例6.図10は3本のCRTを使用し
た場合のこの発明の実施例6による投写型表示装置を示
す概略断面図、図11は、3本のCRTを使用した場合
の反射ミラー上に投写される投写光を示す図である。図
において、1a,1b,1c〜5は、上記従来装置と同
一のものであり、その説明を省略する。6はスクリーン
4の前面に設置された実施例1と同様のパネル、7a,
7b,7cはそれぞれCRT1a,1b,1cからの投
写光を検出する反射ミラー3の後面に設けられた、実施
例1と同様の光電変換素子、8はパネル6上に設置され
た実施例1と同様の光電変換素子で、光電変換素子7
a,7b,7cが設置されている位置と対応した位置に
設けられている。
【0028】上記のように構成された投写型表示装置に
おいては、CRT1a上に形成された例えば赤色の画像
が、投写レンズ2aによって拡大投写され、投写光5と
なって反射ミラー3を介してスクリーン4上に投写され
る。CRT1b,1cからの投写光5b,5cについて
も同様であることは勿論であり、スクリーン4上にカラ
ー画像が得られる。図11は反射ミラー3上でのCRT
1a,1b,1cから投写された投写光5a,5b,5
cを示している。CRT1a,1b,1cのある同じ一
点から投写された像光はスクリーン4上である同じ一点
に投写されるため、同図に示すように反射ミラー3上で
は、それぞれ異なった位置に図2におけるものと同様に
投写される。したがって、それぞれの投写光5a,5
b,5cが投写される位置で、反射ミラー3の後面にそ
れぞれの投写光を検知する光電変換素子7a,7b,7
cが設置されており、この3個の光電変換素子に対応し
て、1個の光電変換素子8がパネル6上に設置されてい
る。
【0029】上記構成の投写型表示装置のカットオフ調
整のフィードバック系は図6に示すものと概略同様のも
のであり、図6においてCRT1a,1b,1c,投写
レンズ2a,2b,2c,光電変換素子7a,7b,7
cは代表的にそれぞれCRT1,投写レンズ2、光電変
換素子7で示し、補正電圧発生回路23はCRT1a,
1b,1c毎に補正用調整電圧を出力するようになって
いる。3管式のカットオフ調整は、カットオフ調整回路
24によりCRT1a,1b,1c毎に個別に行なわ
れ、その動作は実施例1の説明から自明なので省略す
る。
【0030】実施例7.次に3管式でホワイトバランス
調整の自動化が可能な実施例について説明する。図12
は、かかる実施例による投写型表示装置のフィードバッ
ク系を示す図、図13は、国際照明委員会(CIE)の
色度図(黒体軌跡を示す)である。なお、その他の装置
概要は図10及び図11に示すものと同様のものである
ので、この図を援用する。図において、25はホワイト
バランス調整回路である。CRT1a,1b,1cに、
調整用パターン形成回路13よりそれぞれ赤、緑、青用
の単色のホワイトバランス調整用パターンを形成し、そ
れぞれの光電変換素子7a,7b,7cに同時に投写す
る。それぞれの投写光5a,5b,5cはスクリーン4
上で合成され、その合成された投写光の輝度及び色を、
スクリーン4前面に設置されたパネル6上の光電変換素
子8で検知し、そのデータに基づいて適正なホワイトに
なるよう、ホワイトバランス調整用電圧がそれぞれ変動
し、各々のCRT1a,1b,1cに入力される映像信
号のゲインが自動調整され、適正なホワイトになった時
の光電変換素子7a,7b,7cのデータを装置完成後
に用いる基準データとしてメモリ22に記憶させる。
【0031】上記過程は装置の製造工程で行ない自動的
にホワイトバランスが調整される。装置完成後はマイク
ロコンピュータ20により自動的に調整用パターンが出
力され、その時の光電変換素子7a,7b,7cからの
データがメモリ22上の基準データと等しくなるように
自動的にホワイトバランス調整が行なわれる。ここで、
製造工程で使用する基準データと装置完成後の基準デー
タについて言及する。製造工程で使用する基準データは
あらかじめEEPROM等のメモリ22に記憶させてお
く。但し、この基準データと反射ミラー3の光電変換素
子7から取り出される基準データとは性質が異なってお
り、製造工程で使用する基準データは1つであり反射ミ
ラー3の光電変換素子7から取り出される基準データは
光電変換素子の数と同じ数のデータがある。また、反射
ミラー3の光電変換素子7から取り出される基準データ
は、CRT1の特性及び光学的特性を考慮したものとな
っている。例えば、パネル6上で色温度10000゜K
(ケルビン)の白色を得ようとするならば、図13のC
IEの色度図よりx=0.28,y=0.29という基
準データをあらかじめ記憶させておき、パネル6上の全
ての光電変換素子8がこの値を示すように調整される。
その時の反射ミラー3の光電変換素子7のデータはCR
T及び光学的特性を含んでいるため、一般的に光電変換
素子ごとにデータは異なり、これを基準データとして記
憶する。
【0032】実施例8.次にユニホミティ調整の自動化
が可能な実施例について説明する。実施例7において複
数の異なる位置にホワイトバランス調整用パターンを投
写し、それぞれその投写された位置に光電変換素子7、
8を設置して、投写光5の輝度及び色を検出する。実施
例7と同様にパネル6上に設置された全ての光電変換素
子8のデータが適正なホワイトの値になるように調整用
電圧が変動し、その時のミラー後面にある光電変換素子
7のデータを装置完成後に用いる基準データとしてメモ
リ22にそれぞれ記憶させる。 上記のように装置の製
造工程で自動的にユニホミティ調整され、装置完成後に
ついても実施例7と同様にユニホミティが自動的に調整
される。
【0033】実施例9.実施例9は、ホワイトバランス
調整の別の実施例を示す。図14は、この発明の実施例
9による投写型表示装置を示す概略断面図である。図に
おいて、1〜8は図1におけるものと同一のものであ
り、その説明を省略する。図15は、この発明の実施例
9による投写型表示装置の調整用パターン形成回路を示
す図である。図において、30は、調整用パターン形成
回路、31はHカウンタ、32はVカウンタ、33はキ
ャラクタゼネレータ、34はスイッチであり、これらは
調整用パターン形成回路30を構成する。35はマイク
ロコンピュータである。図16は、ホワイトバランス調
整用パターンを投写した場合の投写側から見たスクリー
ン前面に配置されたパネルに投写される調整用パターン
と、光電変換素子との関係を示す図であり、図におい
て、36はパネル6上に投写されたホワイトバランス調
整用パターンで、この位置に対応して、パネル6の投写
側に光電変換素子8が設置されている。
【0034】図17は、この発明の実施例9による投写
型表示装置の入出力特性制御回路を示す図である。図に
おいて、37は入出力特性制御回路である。38は光電
変換素子8の検出したデータから、輝度及び色度を測定
する輝度・色度測定回路、39は輝度・色度測定回路3
8で測定した輝度及び色度を基準データを比較し、その
誤差を算出する調整目標値誤差算出回路、40は輝度・
色度測定回路38で測定した輝度データを参照して調整
目標値誤差算出回路39で算出した誤差値を補正するた
めの補正量を算出する補正量算出回路であり、これらは
入出力特性制御回路37を構成する。図18は、この発
明の実施例9による投写型表示装置のフィードバック系
を示す図である。図において、41はホワイトバランス
調整回路、42はデータを記憶するEEPROM等のメ
モリ、43はA/D変換回路、44は入出力特性制御回
路37から出力される入出力特性、45はD/A変換回
路、46はA/D変換回路43、入出力特性44、D/
A変換回路45から構成され、補正量算出回路40の算
出する補正量にもとづいて、調整用パターンの各色信号
の振幅変換を行う振幅変換制御回路である。また破線は
マイクロコンピュータ35からの制御信号を示す。
【0035】図19は、この発明の実施例9によるマイ
クロコンピュータを用いるホワイトバランス調整を示す
フローチャートである。結論を先に記載すると図13に
示す黒体軌跡カーブ上に近ずき、19下段に記載してい
るように全ての輝度レベルにおけるホワイトバランスが
適正となる。つまり映像信号の輝度レベルが変化しても
ホワイトバランスが適正に保持されるように図18の構
成は作動する。このように構成された投写型表示装置に
おいては、CRT1a、1b、1cに形成された画像が
投写レンズ2a、2b、2cによって拡大投写され、投
写光5a、5b、5cとなって、反射ミラー3を介して
スクリーン4上に投写され、鑑賞に供される。図15に
示す調整用パターン形成回路30は、マイクロコンピュ
ータ35が調整用パターン出力の指令を出し、それを受
けて、H−カウンタ31、V−カウンタ32のカウント
数に対応して、パネル6上に設けられている光電変換素
子8の設置されている場所に、それぞれの調整用パター
ンを形成する。また、この調整用パターンの振幅(輝
度)は、ローレベルからビークレベルまで可変可能であ
り、その振幅可変量と変化速度は、光電変換素子8が検
知できるような時間間隔で、かつある一定の調整精度を
保ちながら、また調整時間ができるかぎり少なくなるよ
うにマイクロコンピュータ35によって制御される。ま
た調整用パターンの大きさも、ACL(オート、コント
ラスト、リミッタ)が動作しない大きさになるようマイ
クロコンピュータ35によって制御される。図16は、
調整用パターン形成回路30により、ホワイトバランス
調整用パターン36を、投写映像の中央部に投写した場
合の投写側から見たパネル6を示しており、このホワイ
トバランス調整用パターン36に対応して、光電変換素
子8が設置されている様子を示している。
【0036】次に、図17、図18及び図19を用い
て、ホワイトバランス調整について説明する。マイクロ
コンピュータ35からの指令により、調整用パターン形
成回路30から、ホワイトバランス調整用パターン36
が出力されると、この出力が、CRT1a、1b、1c
上に画像として形成され、投写レンズ2a、2b、2c
で拡大投写され、反射ミラー3を介して、スクリーン4
上に投写される。その投写光をパネル6上に設置された
光電変換素子8で検知する。その検知によって得られる
データをもとに、入出力特性制御回路37により、ホワ
イトバランス調整用パターン36の輝度及び色度を測定
し、そのデータと、調整目標値(基準データ)とを比較
し、ホワイトバランス特性が適正となるように、入出力
特性44を変動させる。この出力にもとづいて、ホワイ
トバランス調整回路41により、ホワイトバランス調整
する。そしてホワイトバランスが適正となるまで、光電
変換素子8での投写光の検出、入出力特性44の変動、
ホワイトバランス調整を繰り返し、ホワイトバランスが
適正となった時点で入出力特性44のデータを、メモリ
42に記憶させる。上記過程は、装置の製造工程で行
い、自動的にホワイトバランスが調整される。なお、装
置完成後のホワイトバランスの調整は、実施例7と同様
に光電変換素子7を用いて行われる。
【0037】実施例10.実施例9では、ホワイトバラ
ンス調整用パターン36の数を1個としたが、複数個使
用しても、実施例9と同様の効果が得られる。 実施例11.次に、ホワイトバランスの階調特性の調整
の自動化が可能な実施例について、図17、図18及び
図19を用いて説明する。実施例9のホワイトバランス
調整と同様に、マイクロコンピュータ35からの指令に
より、調整用パターン形成回路30からホワイトバラン
ス調整用パターン36が出力されると、この出力が、C
RT1a、1b、1c上に画像として形成され、投写レ
ンズ2a、2b、2cで拡大投写され、反射ミラー3を
介して、スクリーン4上に投写される。その投写光をパ
ネル6上に設置された光電変換素子8で検知する。その
検知によって得られるデータをもとに、入出力特性制御
回路37により、ホワイトバランス調整用パターン36
の輝度及び色度を測定し、そのデータと、調整目標値
(基準データ)とを比較し、ホワイトバランス特性が適
正となるように、入出力特性44を変動させる。この出
力にもとづいて、ホワイトバランス調整回路41によ
り、ホワイトバランス調整する。そして、ホワイトバラ
ンスが適正となるまで、光電変換素子8での投写光の検
出、入出力特性44の変動、ホワイトバランス調整を繰
り返し、ホワイトバランスが適正となった時点で、入出
力特性44のデータをメモリ42に記憶させる。
【0038】次に、マイクロコンピュータ35により、
調整用パターン形成回路30から輝度を変えたホワイト
バランス調整用パターン36を出力させ、上記と同様ホ
ワイトバランス調整を行い、ホワイトバランスが適正と
なった時点で、入出力特性44のデータをメモリ42に
記憶させる。この調整を、サンプリングされた全ての輝
度について行い、全ての輝度におけるホワイトバランス
が適正となるまで繰り返す。上記過程は、装置の製造工
程で行い、自動的にホワイトバランスの階調特性が調整
される。なお、装置完成後のホワイトバランスの調整
は、実施例7と同様に光電変換素子7を用いて行われ
る。
【0039】実施例12.次に、ユニホミティ調整の自
動化が可能な実施例について説明する。図20は、この
発明の実施例12によるパネルに投写されたユニホミテ
ィ調整用パターンと光電変換素子との関係を示す図であ
り、4個のユニホミティ調整用パターン47を投写した
場合の投写側から見たパネル6を示しており、この4個
のユニホミティ調整用パターン47に対応して、4個の
光電変換素子8が設置されている様子を示している。
【0040】実施例9において、図20のように、複数
の異なる位置にユニホミティ調整用パターン47を投写
し、それぞれその投写された位置に、光電変換素子8を
設置して投写光を検出する。実施例9と同様に、パネル
6上に設置された全ての光電変換素子8から得られたデ
ータが、調整目標値(基準データ)になるように調整を
繰り返して行い、適正となった時点で、データをメモリ
42に記憶させる。上記のように装置の製造工程で、自
動的にユニホミティが調整される。なお、装置完成後の
ユニホミティの調整は、実施例7と同様に光電変換素子
7を用いて行われる。
【0041】実施例13.実施例11及び実施例12か
ら、ユニホミティの階調特性の調整の自動化が可能なこ
とは明らかである。
【0042】実施例14.実施例9と実施例12におい
ては、ホワイトバランス調整用パターン36とユニホミ
ティ調整用パターン47を別々に投写したが、同時に投
写しても同様の効果が得られる。
【0043】実施例15.実施例12において、ユニホ
ミティ調整用パターン47を4個としたが、ユニホミテ
ィ調整用パターン47は複数であれば良い。
【0044】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。調整用
パターン形成回路の形成する調整用パターンを光電変換
素子によって検出し、この検出したデータと基準データ
を比較して、ずれ量が最小になるようCRTの特性を調
整するので、調整を自動化でき、しかも環境条件や経時
変化に左右されない調整を行うことができる。また、カ
ットオフ調整においても、調整を自動化でき、環境条件
や経時変化に左右されない調整を行うことができる。ま
た、調整回路は、光電変換素子の検出したデータと基準
データを比較し、補正量を算出する補正量算出回路を有
し、この補正量算出回路からの補正量を受けて、ずれ量
が最小になるように調整するものである。さらに、調整
用パターンに、ホワイトバランス調整用パターンを用い
ることにより、調整回路は、ホワイトバランスを調整す
るので、ホワイトバランス調整を自動化でき、環境条件
や経時変化に左右されない調整を行うことができる。
【0045】また、調整用パターンに、ユニホミティ調
整用パターンを用いることにより、調整回路は、ユニホ
ミティを調整するので、ユニホミティ調整を自動化で
き、環境条件や経時変化に左右されない調整を行うこと
ができる。。また、調整回路は、光電変換素子の検出し
たデータの輝度及び色度を測定する輝度・色度測定回路
と、この輝度・色度測定回路で測定した輝度及び色度を
基準データと比較し、その差を算出する調整目標値誤差
算出回路と、この調整目標値誤差算出回路で算出された
誤差を補正するため、この誤差から補正量算出回路で算
出する補正量に基づいて調整用パターンの振幅変換を行
う振幅変換制御部を設け、補正量に基づく振幅変換によ
り調整を行うことができる。加えて、調整用パターン形
成回路は、マイクロコンピュータによって制御され、調
整用パターン信号の振幅をローレベルからピークレベル
まで順次変化させることで、それぞれの振幅での調整を
行うので、階調特性の調整を自動化でき、投写型表示装
置の画質を良好に保つことができる。また、マイクロコ
ンピュータによって、調整用パターンを形成させること
により、調整用パターン信号の振幅の変化量と変化速度
を光電変換素子が検出できる時間間隔で順次変化させる
ことができるので、一定の調整精度を保ちながら、調整
時間ができるだけ少なくなるように制御することができ
る。
【0046】さらに、調整用パターンに、ホワイトバラ
ンス調整用パターンを用いて、調整回路は、ホワイトバ
ランスの階調特性を調整することができる。また、調整
用パターンに、ユニホミティ調整用パターンを用いて、
調整回路は、ユニホミティの階調特性を調整することが
できる。また、マイクロコンピュータによって、調整用
パターンを形成させて、定められた時間間隔ごとに、調
整用パターンをフレームに順次割り込ませるので、調整
用パターンは人間の目には見えず、従って表示画面を良
好に保てる。また、マイクロコンピュータによって、調
整用パターンを形成させることにより、所定の大きさ以
下で、光電変換素子が検出できる大きさ以上の調整用パ
ターンにし、ACLにひっ掛からない大きさにするの
で、調整に支障を来さない。加えて、光電変換素子は、
スクリーンの前面に配置されたパネルに設けられてい
て、製造工程における調整をこの光電変換素子の検出す
るデータに基づき行うので、製造工程における調整の自
動化を行うことができる。
【0047】また、反射ミラー後面の特定の位置にの
み、投写光ミラー後面に透過する穴を設け、その位置に
光電変換素子を設けて、透過させる投写光を少なくした
ので、表示画面を妨げることなく、投写画像の明るさの
劣化等の影響のない画面にすることができる。さらにま
た、反射ミラー後面の光電変換素子の中心線と反射ミラ
ー後面との角度を、投写光の入射角と等しくして投写光
を効率良く検知すると共に、光電変換素子の光検知部と
反射ミラーの穴の中心との距離を規制して、測定する光
以外の光の影響を受けないものにすることができる。ま
た、反射ミラー後面の光電変換素子の前方に凹レンズを
配置して、投写光の指向性を良くして、効率良く検知
し、また測定する光以外の光の影響を受けないものにす
ることができる。
【0048】さらに、スクリーン前面に設けたパネルに
光電変換素子を配置して、製造工程における調整をこの
光電変換素子の検出するデータにもとづいて、ずれ量が
最小になるよう行うので、製造工程の自動化を行うこと
ができる。また、反射ミラー後面の光電変換素子とパネ
ルの光電変換素子を、同じ調整用パターンを検出するよ
う、対応させて配置したので、反射ミラー後面の光電変
換素子から基準データをとり出すことができる。また、
製造工程における調整で得られる基準データを、メモリ
に記憶させることにより、装置完成後の調整における基
準データとして用いることができる。さらに、調整用パ
ターンは、その信号の振幅をローレベルからピークレベ
ルまで順次変化され、それぞれの振幅での調整を行うの
で、階調特性の調整を自動化でき、投写型表示装置の画
質を良好に保つことができる。また、調整用パターン
は、所定の大きさ以下で、光電変換素子が検出できる大
きさ以上に形成し、ACLにひっ掛からない大きさにす
るので、調整に支障を来さない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による投写型表示装置を
示す概略断面図である。
【図2】 図1における反射ミラーを示す概略断面図で
ある。
【図3】 図1における反射ミラーと光電変換素子との
位置関係を示す図である。
【図4】 この発明の実施例1による投写型表示装置の
調整用パターン形成回路である。
【図5】 カットオフ調整用パターンを投写した場合の
投写側から見た反射ミラーである。
【図6】 この発明の実施例1による投写型表示装置の
フィードバック系を示す図である。
【図7】 この発明の実施例1によるマイクロコンピュ
ータを用いるカットオフ調整を示すフローチャートであ
る。
【図8】 この発明の実施例3による調整用パターンと
光電変換素子との関係を示す図である。
【図9】 この発明の実施例4による調整用パターンと
光電変換素子との関係を示す図である。
【図10】 この発明の実施例6による3本のCRTを
使用した場合の投写型表示装置を示す概略断面図であ
る。
【図11】 この発明の実施例6による3本のCRTを
使用した場合の反射ミラー上に投写される投写光を示す
図である。
【図12】 この発明の実施例7による投写型表示装置
のフィードバック系を示す図である。
【図13】 国際照明委員会(CIE)の色度図であ
る。
【図14】 この発明の実施例9による投写型表示装置
を示す概略断面図である。
【図15】 この発明の実施例9による投写型表示装置
の調整用パターン形成回路を示す図である。
【図16】 この発明の実施例9によるホワイトバラン
ス調整用パターンを投写した場合の投写側から見たスク
リーン前面に配置されたパネルに投写される調整用パタ
ーンと光電変換素子との関係を示す図である。
【図17】 この発明の実施例9による投写型表示装置
の入出力特性制御回路を示す図である。
【図18】 この発明の実施例9による投写型表示装置
のフィードバック系を示す図である。
【図19】 この発明の実施例9によるマイクロコンピ
ュータを用いるホワイトバランス調整を示すフローチャ
ートである。
【図20】 この発明の実施例12によるパネルに投写
されたユニホミティ調整用パターンと光電変換素子との
関係を示す図である。
【図21】 従来の投写型表示装置を示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
1 1a、1b、1c、陰極線管(CRT)、2 2
a、2b、2c、投写レンズ、 3 反射ミラー、 4
スクリーン、5 5a、5b、5c、 投写光、 6
パネル、7 7a、7b、7c、8 光電変換素子、
11 穴、 12 光検知部、13,30 調整用パ
ターン形成回路、 20 マイクロコンピュータ、21
カットオフ調整用パターン、 22 メモリ、23 補
正電圧発生回路、 24 カットオフ調整回路、25,
41 ホワイトバランス調整回路、36 ホワイトバラ
ンス調整用パターン、38 輝度・色度測定回路、39
調整目標値誤差算出回路、40 補正量算出回路、4
2 メモリ、46 振幅変換制御回路、47 ユニホミ
ティ調整用パターン、m 穴11の幅、 n アルミ膜
の穴の中心と光検知部との距離、θ アルミ膜と光電変
換素子との角度

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管、この陰極線管の前方に配置さ
    れ、上記陰極線管の画像を拡大投写する投写レンズ、こ
    の投写レンズの前方に配置され、上記投写レンズの拡大
    投写する画像を反射する反射ミラー、この反射ミラーか
    ら反射される画像が結像されるスクリーン、上記陰極線
    管に調整用パターンを形成する調整用パターン形成回
    路、この調整用パターン形成回路によって上記陰極線管
    に形成され、上記陰極線管から投写される調整用パター
    ンを検出する光電変換素子、この光電変換素子の検出し
    たデータと基準データを比較することにより、上記陰極
    線管の特性を調整する調整回路を備えたことを特徴とす
    る投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 赤、緑、青の映像をそれぞれ映出する3
    個の陰極線管、この3個の陰極線管に対応してその前方
    に配置され、各陰極線管の画像を拡大投写する3個の投
    写レンズ、この各投写レンズの前方に配置され、上記投
    写レンズの拡大投写する画像を反射する反射ミラー、こ
    の反射ミラーから反射される画像が結像されるスクリー
    ン、上記3個の陰極線管に、それぞれの調整用パターン
    を形成する調整用パターン形成回路、この調整用パター
    ン形成回路によって上記3個の陰極線管に形成され、上
    記各陰極線管から投写される調整用パターンを検出する
    光電変換素子、この光電変換素子の検出したデータと基
    準データを比較することにより、上記3個の陰極線管の
    特性を調整する調整回路を備えたことを特徴とする投写
    型表示装置。
  3. 【請求項3】 調整用パターンが、カットオフ調整用パ
    ターンであり、調整回路は、光電変換素子の検出したデ
    ータと基準データを比較し、補正電圧を発生する補正電
    圧発生回路を有し、この補正電圧発生回路からの補正電
    圧を受けてカットオフ電圧を調整することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の投写型表示装置。
  4. 【請求項4】 調整回路は、光電変換素子の検出したデ
    ータと基準データを比較し、補正量を算出する補正量算
    出回路を有し、この補正量算出回路からの補正量を受け
    て調整することを特徴とする請求項2記載の投写型表示
    装置。
  5. 【請求項5】 調整用パターンが、ホワイトバランス調
    整用パターンであり、調整回路は、ホワイトバランスを
    調整することを特徴とする請求項4記載の投写型表示装
    置。
  6. 【請求項6】 調整用パターンが、ユニホミティ調整用
    パターンであり、調整回路は、ユニホミティを調整する
    ことを特徴とする請求項4記載の投写型表示装置。
  7. 【請求項7】 調整回路は、光電変換素子の検出したデ
    ータの輝度及び色度を測定する輝度・色度測定回路、こ
    の輝度・色度測定回路で測定した色度を基準データと比
    較し、その差を算出する調整目標値誤差算出回路、上記
    輝度・色度測定回路で測定した輝度を参照して上記調整
    目標値誤差算出回路で算出された誤差を補正する補正量
    算出回路で構成され、調整回路で算出する補正量に基づ
    いて調整用パターンの振幅変換を行う振幅変換制御部を
    設けていることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の投写型表示装置。
  8. 【請求項8】 調整回路は、調整用パターン形成回路の
    形成する調整用パターンの輝度には変化を与えないよう
    に調整することを特徴とする請求項7記載の投写型表示
    装置。
  9. 【請求項9】 調整用パターン形成回路は、マイクロコ
    ンピュータによって制御され、調整用パターン信号の振
    幅をローレベルからピークレベルまで順次変化させるこ
    とができることを特徴とする請求項4〜請求項8のいず
    れか一項記載の投写型表示装置。
  10. 【請求項10】 調整用パターン形成回路は、マイクロ
    コンピュータによって制御され、調整用パターン信号の
    振幅の変化量と変化速度を光電変換素子が検出できる時
    間間隔で順次変化させることを特徴とする請求項9記載
    の投写型表示装置。
  11. 【請求項11】 調整用パターンが、ホワイトバランス
    調整用パターンであり、調整回路は、ホワイトバランス
    の階調特性を調整することを特徴とする請求項9または
    請求項10記載の投写型表示装置。
  12. 【請求項12】 調整用パターンが、ユニホミティ調整
    用パターンであり、調整回路は、ユニホミティの階調特
    性を調整することを特徴とする請求項9または請求項1
    0記載の投写型表示装置。
  13. 【請求項13】 調整用パターン形成回路は、マイクロ
    コンピュータによって制御され、定められた時間間隔ご
    とに映像信号中のフレームに、調整用パターンを順次割
    り込ませることを特徴とする請求項1〜請求項9のいず
    れか一項記載の投写型表示装置。
  14. 【請求項14】 調整用パターン形成回路は、マイクロ
    コンピュータによって制御され、調整用パターンを所定
    の大きさ以下で、光電変換素子が検出できる大きさ以上
    に制御することを特徴とする請求項1〜請求項13のい
    ずれか一項記載の投写型表示装置。
  15. 【請求項15】 基準データは、マイクロコンピュータ
    によりメモリから読み出されることを特徴とする請求項
    9、請求項10、請求項13、請求項14のいずれか一
    項記載の投写型表示装置。
  16. 【請求項16】 光電変換素子は、スクリーンの前面に
    配置されたパネルに設けられていることを特徴とする請
    求項1〜請求項15のいずれか一項記載の投写型表示装
    置。
  17. 【請求項17】 反射ミラーは、投写レンズから投写さ
    れる調整用パターンの投写される位置にのみ、投写光を
    ミラー後面に透過する穴が設けられ、光電変換素子が、
    ミラー後面の上記穴に対向する位置に配置されたことを
    特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか一項記載の
    投写型表示装置。
  18. 【請求項18】 光電変換素子は、その中心線と反射ミ
    ラーの後面とのなす角度が、投写光の入射角に等しく、
    上記光電変換素子の調整用パターンを検知する光検知部
    が穴の中心に対して、測定する光以外の光の影響を受け
    難い距離隔てて配置されていることを特徴とする請求項
    17記載の投写型表示装置。
  19. 【請求項19】 光電変換素子は、その前方に凹レンズ
    が配置されていることを特徴とする請求項17記載の投
    写型表示装置。
  20. 【請求項20】 陰極線管の前方に投写レンズを配置
    し、この投写レンズによって拡大投写された画像を、反
    射ミラーによって反射してスクリーン上に結像させるよ
    う構成された投写型表示装置の調整方法において、上記
    スクリーンの前面に、光電変換素子を有するパネルを配
    置すると共に、上記陰極線管に形成させた調整用パター
    ンを上記光電変換素子で検出し、この検出データと基準
    データを比較することにより、上記陰極線管の特性を調
    整するようにしたことを特徴とする投写型表示装置の調
    整方法。
  21. 【請求項21】 請求項17〜請求項19のいずれか一
    項記載の投写型表示装置の調整方法において、上記スク
    リーンの前面に、反射ミラー後面に配置された光電変換
    素子に対応する位置に光電変換素子を有するパネルを配
    置すると共に、上記陰極線管に形成させた調整用パター
    ンを、上記光電変換素子で検出し、この検出データと基
    準データを比較することにより、上記陰極線管の特性を
    調整するようにしたことを特徴とする投写型表示装置の
    調整方法。
  22. 【請求項22】 パネルに配置された光電変換素子の数
    は、反射ミラー後面に配置された光電変換素子の数を越
    えないことを特徴とする請求項21記載の投写型表示装
    置の調整方法。
  23. 【請求項23】 マイクロコンピュータは、製造工程に
    おいて陰極線管の特性を調整したときの反射ミラー後面
    の光電変換素子の検出したデータを、基準データとして
    メモリに記憶させることを特徴とする請求項21または
    請求項22記載の投写型表示装置の調整方法。
  24. 【請求項24】 調整用パターンは、その信号の振幅を
    ローレベルからピークレベルまで順次変化されることを
    特徴とする請求項21〜請求項23のいずれか一項記載
    の投写型表示装置の調整方法。
  25. 【請求項25】 調整用パターンは、所定の大きさ以下
    で、光電変換素子が検出できる大きさ以上に形成される
    ことを特徴とする請求項21〜請求項24のいずれか一
    項記載の投写型表示装置の調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002281520A (ja) * 2001-01-08 2002-09-27 Lg Electronics Inc 投射型映像表示機器の画質補償装置及び方法
JP2011197688A (ja) * 2011-05-24 2011-10-06 Seiko Epson Corp 光源駆動方法およびプロジェクタ

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