JPH0851774A - スイッチング電源回路 - Google Patents
スイッチング電源回路Info
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- JPH0851774A JPH0851774A JP20598294A JP20598294A JPH0851774A JP H0851774 A JPH0851774 A JP H0851774A JP 20598294 A JP20598294 A JP 20598294A JP 20598294 A JP20598294 A JP 20598294A JP H0851774 A JPH0851774 A JP H0851774A
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- switching frequency
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/52—Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単且つ低コストの構造で、しかも、軽負荷
時に所望の最適な周波数を得ることができるスイッチン
グ電源回路を提供する。 【構成】 ＰＷＭ回路６とスイッチングトランジスタ７
とによる制御で、トランス３の二次側の直流電圧を装置
１０に供給する。そして、装置１０から軽負荷を示す負
荷信号Ｓがスイッチング周波数切換回路９に入力する
と、スイッチング周波数切換回路９がＰＷＭ回路６のス
イッチング周波数を重負荷用のスイッチング周波数から
軽負荷用のスイッチング周波数に切り換える。
時に所望の最適な周波数を得ることができるスイッチン
グ電源回路を提供する。 【構成】 ＰＷＭ回路６とスイッチングトランジスタ７
とによる制御で、トランス３の二次側の直流電圧を装置
１０に供給する。そして、装置１０から軽負荷を示す負
荷信号Ｓがスイッチング周波数切換回路９に入力する
と、スイッチング周波数切換回路９がＰＷＭ回路６のス
イッチング周波数を重負荷用のスイッチング周波数から
軽負荷用のスイッチング周波数に切り換える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング手段によ
って直流電圧を装置に供給するスイッチング電源回路に
関する。
って直流電圧を装置に供給するスイッチング電源回路に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のスイッチング電源回路と
しては、図３及び図４に示すようなものがある。図３に
示すスイッチング電源回路は、出力電圧と出力電流とを
検出する検出回路１００と、出力電力値に対して効率が
最も良くなるスイッチング周波数及びスイッチング動作
オン幅の組合わせが記憶されている記憶回路１０１と、
検出回路１００で検出された出力電圧値と電流値とから
出力電力値とを求め、この出力電力値における高効率の
スイッチング周波数及びスイッチング動作オン幅の組合
せを読み出すマイクロコンピュータ１０２と、マイクロ
コンピュータ１０２からの指令に基づきスイッチングト
ランジスタ１０３のスイッチング動作を制御する制御回
路１０４とを備えている。
しては、図３及び図４に示すようなものがある。図３に
示すスイッチング電源回路は、出力電圧と出力電流とを
検出する検出回路１００と、出力電力値に対して効率が
最も良くなるスイッチング周波数及びスイッチング動作
オン幅の組合わせが記憶されている記憶回路１０１と、
検出回路１００で検出された出力電圧値と電流値とから
出力電力値とを求め、この出力電力値における高効率の
スイッチング周波数及びスイッチング動作オン幅の組合
せを読み出すマイクロコンピュータ１０２と、マイクロ
コンピュータ１０２からの指令に基づきスイッチングト
ランジスタ１０３のスイッチング動作を制御する制御回
路１０４とを備えている。
【０００３】この構成により、出力電力値に応じて効率
が最も良くなるようにスイッチング周波数及びスイッチ
ング動作オン幅を細かに制御することができ、これによ
り、軽負荷から重負荷のあらゆる負荷状態で効率の良い
出力を得るようにしている。これに類似する技術とし
て、例えば特開平１−１５７２７０号公報記載のものが
ある。
が最も良くなるようにスイッチング周波数及びスイッチ
ング動作オン幅を細かに制御することができ、これによ
り、軽負荷から重負荷のあらゆる負荷状態で効率の良い
出力を得るようにしている。これに類似する技術とし
て、例えば特開平１−１５７２７０号公報記載のものが
ある。
【０００４】図４に示すスイッチング電源回路は、出力
電流を検出する出力電流検出回路１１０と、出力電流が
基準値より小さくなったときには、ＰＷＭ回路１１３を
介してスイッチングトランジスタ１１１のスイッチング
動作を連続動作から間欠動作に切り換える切換回路１１
２とを備えている。この構成により、出力電流が小さい
ときはスイッチング動作を間欠動作に切り換えること
で、軽負荷時の出力の効率を向上させている。これに類
似する技術として、例えば実開平４−１０５８８号公報
記載のものがある。
電流を検出する出力電流検出回路１１０と、出力電流が
基準値より小さくなったときには、ＰＷＭ回路１１３を
介してスイッチングトランジスタ１１１のスイッチング
動作を連続動作から間欠動作に切り換える切換回路１１
２とを備えている。この構成により、出力電流が小さい
ときはスイッチング動作を間欠動作に切り換えること
で、軽負荷時の出力の効率を向上させている。これに類
似する技術として、例えば実開平４−１０５８８号公報
記載のものがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図３に示した
スイッチング電源回路では、マイクロコンピュータ１０
２が、検出回路１００で検出された出力電圧値と電流値
とから出力電力値とを求めて、この出力電力値における
高効率のスイッチング周波数及びスイッチング動作オン
幅の組合せを記憶回路１０１から読み出し、このマイク
ロコンピュータ１０２からの指令に基づいて、制御回路
１０４がスイッチングトランジスタ１０３のスイッチン
グ動作を制御することにより、スイッチング周波数及び
スイッチング動作オン幅を細かく制御する構成となって
いるので、回路が複雑になり、このため回路コストが高
くなるという問題点がある。
スイッチング電源回路では、マイクロコンピュータ１０
２が、検出回路１００で検出された出力電圧値と電流値
とから出力電力値とを求めて、この出力電力値における
高効率のスイッチング周波数及びスイッチング動作オン
幅の組合せを記憶回路１０１から読み出し、このマイク
ロコンピュータ１０２からの指令に基づいて、制御回路
１０４がスイッチングトランジスタ１０３のスイッチン
グ動作を制御することにより、スイッチング周波数及び
スイッチング動作オン幅を細かく制御する構成となって
いるので、回路が複雑になり、このため回路コストが高
くなるという問題点がある。
【０００６】また、図４に示したスイッチング電源回路
では、出力電流が基準値より小さくなったときに、切換
回路１１２により、スイッチングトランジスタ１１１の
スイッチング動作を連続動作から間欠動作に切り換える
構成となっているので、軽負荷時におけるスイッチング
周波数が限られ、軽負荷時に所望の最適な周波数を得る
ことができないという問題点がある。
では、出力電流が基準値より小さくなったときに、切換
回路１１２により、スイッチングトランジスタ１１１の
スイッチング動作を連続動作から間欠動作に切り換える
構成となっているので、軽負荷時におけるスイッチング
周波数が限られ、軽負荷時に所望の最適な周波数を得る
ことができないという問題点がある。
【０００７】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、簡単かつ低コストの構造で、しかも、軽負荷時
に所望の最適な周波数を得ることができるスイッチング
電源回路を提供することを目的とする。
もので、簡単かつ低コストの構造で、しかも、軽負荷時
に所望の最適な周波数を得ることができるスイッチング
電源回路を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のスイッチング電源回路は、重負荷用の高サ
イクルのスイッチング周波数と軽負荷用の低サイクルの
スイッチング周波数のいずれかを用いて直流電圧を負荷
側に供給するスイッチング手段と、軽負荷状態を示す負
荷信号に基づいて、上記スイッチング手段のスイッチン
グ周波数を上記軽負荷用のスイッチング周波数に切り換
えるスイッチング周波数切換手段とを備える構成として
ある。
め、本発明のスイッチング電源回路は、重負荷用の高サ
イクルのスイッチング周波数と軽負荷用の低サイクルの
スイッチング周波数のいずれかを用いて直流電圧を負荷
側に供給するスイッチング手段と、軽負荷状態を示す負
荷信号に基づいて、上記スイッチング手段のスイッチン
グ周波数を上記軽負荷用のスイッチング周波数に切り換
えるスイッチング周波数切換手段とを備える構成として
ある。
【０００９】請求項２記載のスイッチング電源回路は、
上記スイッチング手段を、ＰＷＭ回路と、このＰＷＭ回
路から出力される電圧のパルス幅に対応してスイッチン
グ動作するスイッチングトランジスタとを備え、上記ス
イッチング周波数切換手段は、上記軽負荷状態を示す負
荷信号を受けたときに、上記ＰＷＭ回路のスイッチング
周波数を上記軽負荷用のスイッチング周波数に切り換え
る構成としてある。
上記スイッチング手段を、ＰＷＭ回路と、このＰＷＭ回
路から出力される電圧のパルス幅に対応してスイッチン
グ動作するスイッチングトランジスタとを備え、上記ス
イッチング周波数切換手段は、上記軽負荷状態を示す負
荷信号を受けたときに、上記ＰＷＭ回路のスイッチング
周波数を上記軽負荷用のスイッチング周波数に切り換え
る構成としてある。
【００１０】請求項３記載のスイッチング電源回路は、
上記直流電圧に対応した直流電流を検出する出力電流検
出手段を設け、上記スイッチング周波数切換手段を、上
記出力電流検出手段からの検出信号を受け、この検出信
号が軽負荷状態を示すときに、上記ＰＷＭ回路のスイッ
チング周波数を上記軽負荷用のスイッチング周波数に切
り換える構成としてある。
上記直流電圧に対応した直流電流を検出する出力電流検
出手段を設け、上記スイッチング周波数切換手段を、上
記出力電流検出手段からの検出信号を受け、この検出信
号が軽負荷状態を示すときに、上記ＰＷＭ回路のスイッ
チング周波数を上記軽負荷用のスイッチング周波数に切
り換える構成としてある。
【００１１】
【作用】上記スイッチング電源回路によれば、スイッチ
ング手段によって、重負荷用のスイッチング周波数で直
流電圧が負荷側に供給されているときに、軽負荷状態を
示す負荷信号があると、スイッチング周波数切換手段に
よって、スイッチング手段のスイッチング周波数が軽負
荷用のスイッチング周波数に切り換えられる。
ング手段によって、重負荷用のスイッチング周波数で直
流電圧が負荷側に供給されているときに、軽負荷状態を
示す負荷信号があると、スイッチング周波数切換手段に
よって、スイッチング手段のスイッチング周波数が軽負
荷用のスイッチング周波数に切り換えられる。
【００１２】請求項２記載のスイッチング電源回路によ
れば、スイッチング周波数切換手段が軽負荷状態を示す
負荷信号を受けると、ＰＷＭ回路のスイッチング周波数
を軽負荷用のスイッチング周波数に切り換える。
れば、スイッチング周波数切換手段が軽負荷状態を示す
負荷信号を受けると、ＰＷＭ回路のスイッチング周波数
を軽負荷用のスイッチング周波数に切り換える。
【００１３】請求項３記載のスイッチング電源回路によ
れば、スイッチング周波数切換手段が出力電流検出手段
からの軽負荷状態を示す検出信号を受けると、ＰＷＭ回
路のスイッチング周波数を軽負荷用のスイッチング周波
数に切り換える。
れば、スイッチング周波数切換手段が出力電流検出手段
からの軽負荷状態を示す検出信号を受けると、ＰＷＭ回
路のスイッチング周波数を軽負荷用のスイッチング周波
数に切り換える。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は、本発明の第１実施例に係るスイッ
チング電源回路を示すブロック図である。図において、
１は交流電源であり、交流電源１の出力側には、交流電
源１からの交流電圧を直流電圧にする平滑コンデンサ２
が並列に接続されている。さらに、この平滑コンデンサ
２に対して並列にトランス３に一次巻線が接続されてい
る。そして、トランス３の二次巻線の出力側には、二次
巻線の出力電圧を整流する整流器４と、整流器４からの
出力電圧を平滑化する平滑コンデンサ５とが接続されて
いる。
て説明する。図１は、本発明の第１実施例に係るスイッ
チング電源回路を示すブロック図である。図において、
１は交流電源であり、交流電源１の出力側には、交流電
源１からの交流電圧を直流電圧にする平滑コンデンサ２
が並列に接続されている。さらに、この平滑コンデンサ
２に対して並列にトランス３に一次巻線が接続されてい
る。そして、トランス３の二次巻線の出力側には、二次
巻線の出力電圧を整流する整流器４と、整流器４からの
出力電圧を平滑化する平滑コンデンサ５とが接続されて
いる。
【００１５】６はＰＷＭ回路であり、このＰＷＭ回路６
には、例えば１００Ｈｚの重負荷用のスイッチング周波
数と例えば２５Ｈｚの軽負荷用のスイッチング周波数が
設定されている。なお、１００Ｈｚの重負荷用のスイッ
チング周波数は基本周波数であり、装置１０が重負荷状
態にあるときに用いられる。また、軽負荷用のスイッチ
ング周波数は装置１０の種類に応じて設定される。本例
では上記のごとく２５Ｈｚに設定されている。このＰＷ
Ｍ回路６の出力側に、スイッチングトランジスタ７のベ
ースが接続されて、スイッチング手段が形成されてい
る。このスイッチングトランジスタ７のコレクタはトラ
ンス３の一次巻線に接続され、エミッタは交流電源１に
接続されている。
には、例えば１００Ｈｚの重負荷用のスイッチング周波
数と例えば２５Ｈｚの軽負荷用のスイッチング周波数が
設定されている。なお、１００Ｈｚの重負荷用のスイッ
チング周波数は基本周波数であり、装置１０が重負荷状
態にあるときに用いられる。また、軽負荷用のスイッチ
ング周波数は装置１０の種類に応じて設定される。本例
では上記のごとく２５Ｈｚに設定されている。このＰＷ
Ｍ回路６の出力側に、スイッチングトランジスタ７のベ
ースが接続されて、スイッチング手段が形成されてい
る。このスイッチングトランジスタ７のコレクタはトラ
ンス３の一次巻線に接続され、エミッタは交流電源１に
接続されている。
【００１６】すなわち、ＰＷＭ回路６で生成したパルス
幅の長い電圧をスイッチングトランジスタ７のベースに
印加し、スイッチングトランジスタ７のオン時間を長く
することにより、トランス３の一次側に印加される直流
電圧を高周波化して、二次側に出力する電圧を大きくす
ることができるようになっている。逆に、ＰＷＭ回路６
で生成したパルス幅の短い電圧をスイッチングトランジ
スタ７のベースに印加し、スイッチングトランジスタ７
のオン時間を短くすることにより、トランス３の二次側
に出力する電圧を小さくすることができるようになって
いる。
幅の長い電圧をスイッチングトランジスタ７のベースに
印加し、スイッチングトランジスタ７のオン時間を長く
することにより、トランス３の一次側に印加される直流
電圧を高周波化して、二次側に出力する電圧を大きくす
ることができるようになっている。逆に、ＰＷＭ回路６
で生成したパルス幅の短い電圧をスイッチングトランジ
スタ７のベースに印加し、スイッチングトランジスタ７
のオン時間を短くすることにより、トランス３の二次側
に出力する電圧を小さくすることができるようになって
いる。
【００１７】８は出力電圧フィードバック回路であり、
平滑コンデンサ５に並列に接続されている。この出力電
圧フィードバック回路８の出力側はＰＷＭ回路６に接続
されている。これにより、出力電圧フィードバック回路
８を介して、トランス３の出力電圧がＰＷＭ回路６にフ
ィードバック入力し、この入力電圧に基づいてＰＷＭ回
路６がパルス幅を変化させ、装置１０に安定した電源電
圧を供給するようになっている。
平滑コンデンサ５に並列に接続されている。この出力電
圧フィードバック回路８の出力側はＰＷＭ回路６に接続
されている。これにより、出力電圧フィードバック回路
８を介して、トランス３の出力電圧がＰＷＭ回路６にフ
ィードバック入力し、この入力電圧に基づいてＰＷＭ回
路６がパルス幅を変化させ、装置１０に安定した電源電
圧を供給するようになっている。
【００１８】このようなスイッチング電源回路には、ス
イッチング周波数切換手段としてのスイッチング周波数
切換回路９が設けられている。スイッチング周波数切換
回路９は、その出力側がＰＷＭ回路６に接続されてお
り、入力側は装置１０に接続されるようになっている。
このスイッチング周波数切換回路９は装置１０からの負
荷信号Ｓに基づいてＰＷＭ回路６を制御する機能を有し
ている。具体的には、装置１０が重負荷状態のときに
は、「１」を示す負荷信号Ｓがスイッチング周波数切換
回路９に入力され、装置１０が軽負荷状態のときには、
「０」を示す負荷信号Ｓがスイッチング周波数切換回路
９に入力される。そして、「０」を示す負荷信号がスイ
ッチング周波数切換回路９に入力されると、軽負荷用の
スイッチング周波数に切り換えるための切換信号Ｃがス
イッチング周波数切換回路９からＰＷＭ回路６に出力さ
れる。逆に、「１」を示す負荷信号がスイッチング周波
数切換回路９に入力されると、重負荷用のスイッチング
周波数に切り換えるための切換信号Ｃがスイッチング周
波数切換回路９からＰＷＭ回路６に出力される。
イッチング周波数切換手段としてのスイッチング周波数
切換回路９が設けられている。スイッチング周波数切換
回路９は、その出力側がＰＷＭ回路６に接続されてお
り、入力側は装置１０に接続されるようになっている。
このスイッチング周波数切換回路９は装置１０からの負
荷信号Ｓに基づいてＰＷＭ回路６を制御する機能を有し
ている。具体的には、装置１０が重負荷状態のときに
は、「１」を示す負荷信号Ｓがスイッチング周波数切換
回路９に入力され、装置１０が軽負荷状態のときには、
「０」を示す負荷信号Ｓがスイッチング周波数切換回路
９に入力される。そして、「０」を示す負荷信号がスイ
ッチング周波数切換回路９に入力されると、軽負荷用の
スイッチング周波数に切り換えるための切換信号Ｃがス
イッチング周波数切換回路９からＰＷＭ回路６に出力さ
れる。逆に、「１」を示す負荷信号がスイッチング周波
数切換回路９に入力されると、重負荷用のスイッチング
周波数に切り換えるための切換信号Ｃがスイッチング周
波数切換回路９からＰＷＭ回路６に出力される。
【００１９】なお、スイッチング電源回路の効率を良く
するには、スイッチングトランジスタ７のスイッチング
周波数を低くして、スイッチングトランジスタ７のスイ
ッチングロスを低減することが必要である。しかし、装
置１０が重負荷状態のときにスイッチング周波数を低く
する構造にすると、スイッチング電源回路が大型化す
る。したがって、本実施例では、装置１０が重負荷状態
のときに重負荷用のスイッチング周波数が高くなるよう
に設定して（例えば１００Ｈｚ）、スイッチング電源回
路の小型化を図っている。
するには、スイッチングトランジスタ７のスイッチング
周波数を低くして、スイッチングトランジスタ７のスイ
ッチングロスを低減することが必要である。しかし、装
置１０が重負荷状態のときにスイッチング周波数を低く
する構造にすると、スイッチング電源回路が大型化す
る。したがって、本実施例では、装置１０が重負荷状態
のときに重負荷用のスイッチング周波数が高くなるよう
に設定して（例えば１００Ｈｚ）、スイッチング電源回
路の小型化を図っている。
【００２０】次に、本実施例の動作について説明する。
スイッチング電源回路の出力側とスイッチング周波数切
換回路９の入力側とを装置１０に接続して駆動すると、
交流電源１からの交流電圧が平滑コンデンサ２によって
直流電圧にされ、トランス３の一次巻線に印加される。
このとき、装置１０が重負荷状態であると、装置１０か
ら「１」を示す重負荷信号Ｓがスイッチング周波数切換
回路９に入力され続け、ＰＷＭ回路６が重負荷用のスイ
ッチング周波数で作動する。そして、ＰＷＭ回路６の電
圧パルス幅制御によって、スイッチングトランジスタ７
がスイッチング作動され、高周波の直流電圧がトランス
３の一次側に印加される。この出力電圧は、整流器４で
整流され、平滑コンデンサ５で平滑化された後、装置１
０に印加される。
スイッチング電源回路の出力側とスイッチング周波数切
換回路９の入力側とを装置１０に接続して駆動すると、
交流電源１からの交流電圧が平滑コンデンサ２によって
直流電圧にされ、トランス３の一次巻線に印加される。
このとき、装置１０が重負荷状態であると、装置１０か
ら「１」を示す重負荷信号Ｓがスイッチング周波数切換
回路９に入力され続け、ＰＷＭ回路６が重負荷用のスイ
ッチング周波数で作動する。そして、ＰＷＭ回路６の電
圧パルス幅制御によって、スイッチングトランジスタ７
がスイッチング作動され、高周波の直流電圧がトランス
３の一次側に印加される。この出力電圧は、整流器４で
整流され、平滑コンデンサ５で平滑化された後、装置１
０に印加される。
【００２１】そして、装置１０が軽負荷状態になると、
装置１０から「０」を示す軽負荷信号Ｓがスイッチング
周波数切換回路９に入力され、スイッチング周波数切換
回路９からＰＷＭ回路６に軽負荷用のスイッチング周波
数に切り換える切換信号Ｃが出力される。これにより、
ＰＷＭ回路６が軽負荷用の低サイクルのスイッチング周
波数で作動し、出力電圧の効率化が図られる。
装置１０から「０」を示す軽負荷信号Ｓがスイッチング
周波数切換回路９に入力され、スイッチング周波数切換
回路９からＰＷＭ回路６に軽負荷用のスイッチング周波
数に切り換える切換信号Ｃが出力される。これにより、
ＰＷＭ回路６が軽負荷用の低サイクルのスイッチング周
波数で作動し、出力電圧の効率化が図られる。
【００２２】このように、本実施例によれば、装置１０
の重負荷状態のときにスイッチング周波数が高くなるよ
うに設定しているので、簡単な構造でスイッチング電源
回路を小型化することができ、この結果、スイッチング
電源回路のコストの低減化を図ることができる。また、
装置１０の種類に対応させて、軽負荷用のスイッチング
周波数を設定することができるので、装置の種類に応じ
て軽負荷時に最適なスイッチング周波数を得ることとが
できる。
の重負荷状態のときにスイッチング周波数が高くなるよ
うに設定しているので、簡単な構造でスイッチング電源
回路を小型化することができ、この結果、スイッチング
電源回路のコストの低減化を図ることができる。また、
装置１０の種類に対応させて、軽負荷用のスイッチング
周波数を設定することができるので、装置の種類に応じ
て軽負荷時に最適なスイッチング周波数を得ることとが
できる。
【００２３】図２は、本発明の第２実施例に係るスイッ
チング電源回路を示すブロック図である。なお、図１と
同一要素については同一符号を付して説明する。本実施
例は、出力電流検出手段としての出力電流検出回路１１
を備えている点が上記第１実施例と異なる。
チング電源回路を示すブロック図である。なお、図１と
同一要素については同一符号を付して説明する。本実施
例は、出力電流検出手段としての出力電流検出回路１１
を備えている点が上記第１実施例と異なる。
【００２４】出力電流検出回路１１は、トランス３の二
次巻線の出力電流を検出し、その検出電流を示す負荷信
号Ｓをスイッチング周波数切換回路９に入力する回路で
ある。これにより、装置１０が軽負荷状態になると、ト
ランス３からは小電流が出力されるので、電流検出回路
１１から小電流を示す負荷信号Ｓがスイッチング周波数
切換回路９に入力され、スイッチング周波数切換回路９
からＰＷＭ回路６に軽負荷用のスイッチング周波数に切
り換える切換信号Ｃが出力されて、ＰＷＭ回路６が低サ
イクルのスイッチング周波数で作動することとなる。そ
の他の構成，作用効果は上記第１実施例と同様であるの
で、その記載は省略する。
次巻線の出力電流を検出し、その検出電流を示す負荷信
号Ｓをスイッチング周波数切換回路９に入力する回路で
ある。これにより、装置１０が軽負荷状態になると、ト
ランス３からは小電流が出力されるので、電流検出回路
１１から小電流を示す負荷信号Ｓがスイッチング周波数
切換回路９に入力され、スイッチング周波数切換回路９
からＰＷＭ回路６に軽負荷用のスイッチング周波数に切
り換える切換信号Ｃが出力されて、ＰＷＭ回路６が低サ
イクルのスイッチング周波数で作動することとなる。そ
の他の構成，作用効果は上記第１実施例と同様であるの
で、その記載は省略する。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明のスイッチング電源
回路によれば、重負荷用の高サイクルのスイッチング周
波数を用い、軽負荷時にこのスイッチング周波数を軽負
荷用の低サイクルのスイッチング周波数に切り換える構
成としているので、簡単な構造でスイッチング電源回路
を小型化することができ、この結果、スイッチング電源
回路のコストの低減化を図ることができるという効果が
ある。また、軽負荷用のスイッチング周波数を自由に設
定することができるので、装置の軽負荷時に最適なスイ
ッチング周波数を得ることとができるという効果があ
る。
回路によれば、重負荷用の高サイクルのスイッチング周
波数を用い、軽負荷時にこのスイッチング周波数を軽負
荷用の低サイクルのスイッチング周波数に切り換える構
成としているので、簡単な構造でスイッチング電源回路
を小型化することができ、この結果、スイッチング電源
回路のコストの低減化を図ることができるという効果が
ある。また、軽負荷用のスイッチング周波数を自由に設
定することができるので、装置の軽負荷時に最適なスイ
ッチング周波数を得ることとができるという効果があ
る。
【図１】本発明の第１実施例に係るスイッチング電源回
路を示すブロック図である。
路を示すブロック図である。
【図２】本発明の第２実施例に係るスイッチング電源回
路を示すブロック図である。
路を示すブロック図である。
【図３】従来例に係るスイッチング電源回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図４】他の従来例に係るスイッチング電源回路を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
１ 交流電源 ３ トランス ６ ＰＷＭ回路 ７ スイッチングトランジスタ ８ 出力電圧フィードバック回路 ９ スイッチング周波数切換回路 １０ 装置
Claims (3)
- 【請求項１】 重負荷用の高サイクルのスイッチング周
波数と軽負荷用の低サイクルのスイッチング周波数のい
ずれかを用いて直流電圧を負荷側に供給するスイッチン
グ手段と、 軽負荷状態を示す負荷信号に基づいて、上記スイッチン
グ手段のスイッチング周波数を上記軽負荷用のスイッチ
ング周波数に切り換えるスイッチング周波数切換手段
と、 を備えることを特徴としたスイッチング電源回路。 - 【請求項２】 上記スイッチング手段が、ＰＷＭ回路
と、このＰＷＭ回路から出力される電圧のパルス幅に対
応してスイッチング動作するスイッチングトランジスタ
とを備え、 上記スイッチング周波数切換手段が、上記軽負荷状態を
示す負荷信号を受けたときに、上記ＰＷＭ回路のスイッ
チング周波数を上記軽負荷用のスイッチング周波数に切
り換える構成である請求項１記載のスイッチング電源回
路。 - 【請求項３】 上記直流電圧に対応した直流電流を検出
する出力電流検出手段を設け、 上記スイッチング周波数切換手段が、上記出力電流検出
手段からの検出信号を受け、この検出信号が軽負荷状態
を示すときに、上記ＰＷＭ回路のスイッチング周波数を
上記軽負荷用のスイッチング周波数に切り換える構成で
ある請求項１記載のスイッチング電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20598294A JPH0851774A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | スイッチング電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20598294A JPH0851774A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | スイッチング電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0851774A true JPH0851774A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16515945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20598294A Pending JPH0851774A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | スイッチング電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0851774A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005039251A1 (en) * | 2003-10-17 | 2005-04-28 | Vicious Power Pty Ltd | Electronic power control for lamps |
| JP2009200146A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Sharp Corp | Ｌｅｄ駆動回路及びそれを用いたｌｅｄ照明機器 |
| JP2011181857A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 半導体照明調光装置および集積回路 |
| JP2015080303A (ja) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 富士通株式会社 | Ｄｃ／ｄｃコンバータ |
| JP2019213409A (ja) * | 2018-06-07 | 2019-12-12 | キヤノン株式会社 | 電源装置及び画像形成装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05336747A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-17 | Sony Corp | スイッチング電源 |
| JPH07170729A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-07-04 | Ricoh Co Ltd | スイッチング電源装置 |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP20598294A patent/JPH0851774A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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