JPH08504729A - 品物類別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 形成された“果物カップ”（１）は、りんごのような例えば単一の果物又は製品である、品物を収容する。品物は、Ｕ形状のブラケットの背後の板（７）と、ブラケットのアームの間に配置された回転可能な拘束用バウローラ（２）との間の、支持部上の空間で支持される。支持部は、固定部上に位置し、固定部に対して限定された関連動作を許容されて結合される。支持部と固定部の間の関連動作により、支持部は、傾斜されること、ローラ（２）を持ち上げることが可能にされ、その結果、ローラ（２）は回転可能にされ、“果物カップ”（１）がーつの果物のみ有することを保証する。更に、支持部は、片側を傾斜されることが可能であり、収容された品物を放出し、その後、再配置されて固定部を停止させる。使用中、固定部の基部（１３、１４）は、循環チェーンコンベヤに付設され、その結果、複数の“果物カップ”は、複数の近接する環状部を有する、品物類別／包装／分類機構の循環環状部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 品物類別装置 〔技術分野〕 本発明は、品物類別装置に関わり、詳細には、果物及び／又は野菜の類別及び ／又は包装に使用される、果物及び／又は野菜の搬送及び傾斜装置にのみ関わる わけではない。 〔背景技術〕 果物類別装置は、通常、カップを備えたコンベヤチェーン上のキャリヤ又は“ カップ”の循環路を有し、配置されたカップは、例えば、果物の重さ、大きさ、 色又は欠陥の型式が適切な位置で果物を荷下ろしする。現在、果物の大きさを計 測する二つの主要な方法は、重さ及び（果物に関する情報を得るためにビデオ画 像を使用する）画像による。重さによる方法は、果物が分離される、つまり一つ のカップに一つの果物が分離されること、及びカップが最小の外部の力で安定す ることを必要とする。画像による方法は、果物が大径のローラの間で回転される ことを必要とし、その結果、（特に非球形の果物のための）複数の画像が得られ る。多くの異なるカップ及び作動機構の構想は、従来技術により周知である。 カップ機構の一つの型式は、“後方傾斜”カップと呼ばれている。このカップ の型式の例は、ラズ（Raz）の米国特許第４，４０３，６６９号に表されている 。後方傾斜カップの作動機構により、カップの果物は、搬送方向後方に落下可能 である。この機構の型式は、カップが水平からほとんど垂直に傾斜されることが 必要であり、その結果、製品はカップから落下可能である。更にこの機構の型式 は大きなカップを必要とし、その結果、果物は、傾斜されたカップによ ってもたらされたギャップを通じて妨害されずに落下可能であるが、それゆえ、 コンベヤのユニット長さ当たりのカップは少なく、製品の時間当たりの処理量は 少ない。更に、後方傾斜方法は、他の装置と比較して、製品がかなり高い位置か ら落下されることを必要とし、その結果、大きいカップは、ほとんど垂直まで回 転され、製品への衝撃を増加させてしまう。 他の従来技術のカップ機構は、カップの片側に組み込まれた“蹴り出し部”又 は“排出部”を備えた側方傾斜カップを有する。例は、ワーケンチン（Warkenti n）の米国特許第５，０２９，６９２号に表されている。“蹴り出し部”は、カ ップの片側にレバーを有し、そのレバーは、カップの片側で回転され、延長して カップの基部の一部分を形成する。レバーを押し下げ又は押し上げることによっ て、カップの製品は、カップから排出される。この機構の欠点は、カップ内に果 物が配置される際に、蹴り出し部の作用によって、果物が、好適な方法のように 傾斜されるのではなく、カップから激しく蹴り出されてしまうこと、及び蹴り出 し部によって、果物が傷つけられてしまうことである。更に、果物と接触する部 材の形状により、果物が小さすぎる場合には、製品が、部材の片側に移動されて 、カップから排出されないという問題が生じてしまう。これらの装置はコンベヤ の片側にのみ排出可能なため、類別機構の性能を限定してしまう。片側の排出に より、連続するキャリヤの果物が同一の位置に向けられる場合、衝突が起こって 果物が傷つけられる可能性は大きい。 更に、装置は、上記説明された後方傾斜機構の変形例を有し、製品は、カップ の片側に落下される。上記説明されたように、この片側の限定により、コンベヤ のチェーンの片側のみが、例えば包装のための果物の収容に使用されるように、 機構の性能が減少されてし まう。 多くの従来技術のカップの重量測定の精度もまた問題である。一つの果物のビ デオカメラ画像を得て、概略球形の製品の重量を見積もることは可能であるが、 不規則な形状の製品は、多くの形状情報を得るために回転されなければならない 。他の機構は、装置を備えた積み上げ用室を使用し、その装置では、カップはセ ンサ上を通過され、果物の重量を示す電圧衝撃波形がもたらされ、積み上げ用室 によって出力が得られる。果物の重量を正確に決定するために、近接するカップ の間を通過する時間を十分に得ることが必要であり、その結果、個々の衝撃が認 識可能になり、カップ機構により、コンベヤベルト機構に付加の作用を付けなく ても、果物は重量測定可能になる。これらの付加の作用により、機構の作動によ る振動、及びカップとコンベヤ機構の重量が誤って果物の重量に付加されてしま う間違いがもたらされる。 幾つかの従来技術のコンベヤ機構は、ある長さのローラを必要とし、チェーン の始めの部分に適合されて“分離部”として使用され、一つの果物のみが各類別 カップに配置されるような方法がとられている。その例は、ホワイトフォード（ whiteford）の米国特許第３，６２７，１２７号に表されている。この方法では 、低速に設定され、更に、カップの数及びコンベヤ機構の長さの延長が必要とさ れている。 〔発明の開示〕 それゆえ、本発明の目的は、品物類別部の品物支持手段を提供することであり 、それにより、上記課題を克服し、又世間に有益な選択肢を提供する。 一つの見地に関し、本発明は、循環コンベヤの品物類別装置の品物支持手段を 有し、該支持手段は、 コンベヤ係合手段と、品物貯蔵手段と、該品物貯蔵手段を該コンベヤ係合手段 に結合する三部分の固定手段とを具備し、該三部分の固定手段は、通常、該品物 貯蔵手段を水平面に支持するが、外部の力の適用によって該品物貯蔵手段が、該 品物貯蔵手段のどちら側に該力が適用されるかに依存して、一方又は他方に傾斜 可能になる際に、保持されていた品物を放出する。 第二の見地では、本発明は、循環コンベヤの品物類別装置の品物支持手段を有 し、該支持手段は、 循環コンベヤに固定するコンベヤ係合手段と、品物貯蔵手段と、該品物貯蔵手 段を該コンベヤ係合手段に結合する三部分の固定手段とを具備し、該三部分の固 定手段は、通常、該品物貯蔵手段を水平面に支持するが、外部の力の適用の際に は、該力が該品物貯蔵手段のどちら側に適用されるかに依存して、該品物貯蔵手 段を一方又は他方に傾斜可能にし、保持された品物を放出し、該品物貯蔵手段は 、近接する品物支持手段の品物貯蔵手段に関して配置され、品物を、該品物支持 手段と該近接する品物支持手段の間に支持可能にする。 更なる見地では、本発明は、類別手段によって類別を行う、選択された数の品 物を供給する方法を有し、該方法は、以下の段階を有する。 ｉ） 該品物を、循環コンベヤの品物支持手段に固定された回転可能な品物 貯蔵手段に供給する。 ii） 該品物貯蔵手段を持ち上げる。及び iii） 該選択された数を越える余分な品物を近接する品物貯蔵手段から移動 させるために、該品物貯蔵手段を回転させ、更に該品物貯蔵手段の間の該選択さ れた数の品物を保持する。 この明細書では、様々な同等な用語が、以下に示されるような同等な用語と共 に使用される。 品物貯蔵手段：“カップ” コンベヤ係合手段：結合手段 水平位置保持手段：隅部の凹部 摺動可能な案内手段：案内表面 品物支持手段：“果物カップ”、果物キャリヤ、キャリヤ コンベヤ：チェーン 〔図面の簡単な説明〕 本発明は、上記のような構成であり、更に、次のような例の構成を構想する。 本発明の一つの好適な形態は、以下のような添付の図面を参照して説明される 。 図１は、本発明の果物カップの平面図である。 図２は、図１の果物カップの側面図である。 図３は、図１の果物カップの端面図である。 図４は、図１の果物カップの案内機構の詳細な正面図である。更に、 図５は、本発明の三部分の固定手段のみを示す正面図である。 〔発明を実施するための最良の形態〕 図面に関し、図１は、一般に１で参照される、貯蔵／類別／包装されて製造さ れる品物を支持するキャリヤを示す。好適には拘束用バウローラであるローラ２ は、一端がアーム部材４に、対向する端部がアーム部材５に結合された軸３を有 する。アーム部材４及び５は、結合部材６によって一端で接合され、その結果、 該アーム部材（４及び５）及び該結合部材６は、概略Ｕ形状の軛構成に配置され 、軛構成は、通常の作動位置の使用では、概略水平面に横たわる。結合部材６は 背後の板７を形成し、板７は、制御されて、りんごのような概略球面又は長球面 の物体が、背後の板７及びローラ２の間の 領域に支持されることが可能になる。部材２０は、結合部材６から下方に延長す る形状であり、その機能は、この説明で後述される。延長する翼部８はアーム部 材４に付設され、延長する翼部９はアーム部材５に付設される。延長する翼部８ 及び９は、それぞれ下側に重り部材３３を有する。 相互連結された部品の上記説明は、果物キャリヤ１の第一の個々の部品を限定 し、果物キャリヤ１は、一般に品物貯蔵手段として参照される。 図２、３及び５に関し、果物キャリヤ１の第二の個々の部品が説明され、それ は、一般に三部分の固定手段であることが可能である。板１０には、支持用リブ １１が示され、結合手段の頂部の壁１２まで延長する。更に結合手段は側壁１３ 及び１４を有し、各側壁は、形成された三つの円形の穴を有する。側壁１３及び １４は、頂部の壁１２からそれぞれ脚部材１５及び１６まで延長する。リブ１７ は、支持用リブ１１から対称に、垂直に延長した形状であり、板１０から延長し て、結合手段の頂部の壁１２を横断する。薄い締結用リブ１８は、支持用リブ１ １の面に連続し、形成されたリブ１７を制御部材１９に接合し、制御部材１９は 、台形の形状として図５に示される。更に図５から見られるように、形成された リブ１７は、概略台形の形状の頭部を有し、その頭部は、使用中上記説明された 形状の部材２０に覆われ、形成された部材２０は、相当する形状の収容領域を有 し、形成された部材２０が、部分的に、形成されたリブ１７の台形の頭部を覆う ことが可能である。 図４に関して見られることとして、板１０は、部材２１に結合されている。部 材２１は、隅部の凹部２２及び２３を有し、それぞれ結合部材６の隅部２４及び ２５を収容する。更に部材２１は、成形され、下方に延長されてＶ形状に***さ れた領域２７及び上方に延 長されてＶ形状に***された領域２８を有する。Ｖ形状の領域２７及び２８は、 板１０及び部材２１の間の開口する溝部を提供する。更に、案内表面２１Ａ及び ２１Ｂは、部材２１に提供される。 上記説明された品物貯蔵手段及び説明されたばかりの三部分の固定手段は、本 発明の二つの個々の部品を有する。これらの二つの部品は、回転部材３０によっ て共に結合され、回転手段３０は、図１、３及び４に見られる。回転部材３０は 、概略Ｕ形状であり、好適には軽量ながら強度のある金属又はプラスチック材料 で構成される。回転部材３０の端部３１及び３２は、それぞれアーム部材４及び ５の穴を貫通する。回転部材３０は、アーム部材４及び５の該穴を貫通する軸の 周りを回転可能である。Ｕ形状の回転部材３０は、更に部材２１のＶ形状の領域 ２７及び２８の間の開口する溝部を通じて通過され、部材２１に平行な面を自由 に移動し、更にその面内を、結合部材６及び回転部材３０の上側に延長するＶ形 状の領域２８の横断によって形成された回転中心の周りを回転可能である。 使用中、本発明の装置は、コンベヤ機構に結合され、好適にはコンベヤ機構は 、循環チェーンを有する。本発明は、チェーンの一つのリンクにまたがった結合 手段の側壁１３及び１４の配置によってチェーンに付設され、その結果、側壁１ ３及び１４の穴は、合わせ釘の通過に使用可能であり、更に合わせ釘は、リンク の相当する穴を貫通する。連続するキャリヤは、チェーンに付設可能であり、循 環する連続部を完成する。複数の近接するチェーンは、独立して操作可能な各キ ャリヤと共に類別／分類／包装操作に使用可能である。 コンピュータを有することが可能な制御装置は、果物の重量測定又は大きさの 画像認識を含む、類別／分類／包装機構の操作を制御可能である。本発明の通常 の作動位置は回転部材３０を有し、回転部材３０は、上方に延長するＶ形状の領 域に結合部材６の隅部２５ 及び２６と共に位置し、隅部２５及び２６は、それぞれ部材２１の凹部２２及び ２３に位置する。コンベヤ機構の移動と共に、（例えば果物である）製品は、キ ャリヤに入れられる。コンベヤ機構の最初の部分は、“分離部”として使用可能 であり、そこでの目的は、各キャリヤによって一つのりんごのみ搬送されること を保証することである。この機能は、ローラ２が持ち上げられて予定された方向 に回転されることによって達成され、それにより、余分な果物を排出するという 必要とされた効果がもたらされる。果物は、この段階では、連続するキャリヤの ローラの間で支持される。それから排出された果物は、再循環されるか次の空の カップに移動される。 画像機構では、カップ毎に一つの果物が保証される分離部で、ビデオカメラが 使用され、果物を分析している。それからローラ２が回転され、果物の複数の画 面が観察されるが、このことは、特に非球面形状の製品の場合に重要なことであ る。 一方、重量機構では、カップが重量測定部を通過され、好適には、そこは、個 々の果物の重量の決定に使用される荷重室を有する。この重量の情報を得るため に、果物がまだキャリヤ内に位置する際も、延長するアーム８及び９は、荷重検 知部分に案内され、そこでは、品物貯蔵手段は、三部分の固定手段の休止位置か ら、各延長翼８及び９の下の重り部材３３に適用される上方への力によって持ち 上げられる。品物貯蔵手段は、Ｖ形状の領域２７及び２８に抗する回転部材３０ の作動によって、垂直面内を回転可能であり、更に重量測定の目的のために、実 質的にこの垂直面内を“浮動”することが可能である。それから品物貯蔵手段は 、実質的にコンベヤ機構の影響を受けず（つまり、チェーンの振動及び重量の影 響を受けない）、カップの内容物は重量測定可能である。 分離が必要とされない重量測定機構では、ローラ２は、品物貯蔵 手段から除去可能である。この実施例では、キャリヤの垂直方向の高さは、実質 的に減少される。形成された板のカップは、背後の板７の延長部分であることが 可能なローラの位置で使用可能であり、カップは、三部分の固定手段に結合され 、更に後述されるように傾斜されることが可能である。好適には、機構のローラ ２を省略することが可能であり、さもなければ、搬送される品物は、ローラ機構 の複数の部分を占有する可能性がある残留物を製造し、（例えば鳥の肉片のよう に）疲労を増加させたり不衛生を促進してしまう。 個々の果物の重量測定により、操作を制御する制御機構は、各果物が次に送ら れる場所を決定し、その結果、各果物は、コンベヤに沿った必要な位置で、カッ プから排出される。これは、上側に傾斜させる力を（どの方向にキャリヤが傾斜 されるかに依存して）延長翼８又は９の一方の下側に提供することによって達成 される。この力は、例えばコンピュータ制御されたソレノイドのピストンによっ て適用される。果物は、上方に傾斜させる力が適用される反対側に、移動方向に 垂直に排出される。本発明の構想は、結果として、通常の作動位置に安定する。 キャリヤへの侵入の際に、果物は、キャリヤ表面に傾斜させることなく力を及ぼ すが、キャリヤを傾斜させるのに必要な力は、上方に傾斜させる小さな力だけで よい。延長翼８又は９は、敏感な内容物の場合には、傷付けないように内容物を キャリヤから案内する。 キャリヤが傾斜される際には、（傾斜の方向に依存する）隅部２５又は２６は 、凹部２２及び２３の一時的に安定している位置からそれぞれ案内表面２１Ａ又 は２１Ｂに沿って摺動される。形成されたリブ１７と形成された部材６との間の 隙間のある結合は、部材３０の傾斜及び回転の際に、品物貯蔵手段の重り部材の 移動に反応して、板１０の面内を摺動及び回転する。この摺動動作は、キャリヤ の内容物が落下しない程度に側方に移動されることを示す。ローラ２が制御部材 １９に接触する前は、キャリヤは、制御部材１９が許容する範囲のみ傾斜するよ うに制御される。一度コンベヤ機構が、内容物が満たされた位置までキャリヤを 戻すと、キャリヤは、直立した位置に戻される。通常、これは、キャリヤが反転 される部分によって達成される。直立した位置に戻る際に、カップは案内される ことが可能であり、その結果、品物貯蔵手段は、上記説明された三部分の固定手 段上の一時的に安定した位置に再び位置する。 本発明は、内容物をコンベヤ機構の片側に傾斜させることが可能なために、更 に適応性をもたせることによって、類別／包装／分類を行うラインの効果を増加 させることが期待される。更に、本発明は、（ローラは、果物を回転させて複数 の画像を提供するために）画像機構と（キャリヤは、最小の外部の力で安定して いるために）重量機構の両立式である。コンベヤの両側共荷重しないことによっ て、コンベヤの提供された長さでより多くの荷重されない位置を有することが可 能である。本発明のキャリヤの内容物が、“蹴られる”又は落下されるのではな く、側方に移動される場合、以前の乱暴な処理によるように、果物の品質が損傷 されないように改良されることが期待される。本発明は、現在の多くの取着可能 な機構に使用されるために構想され、そのため、主要な変更の必要なく、容易に 採用される。更に、本発明は、回転可能なローラを組み込むことにより、“分離 部”として使用されるコンベヤ部分を提供する必要性がなくなる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｈ Ｕ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＧ ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ， ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ショート，ピーター サミュエル ニュージーランド国，オークランド，マッ セイ，リンカーン パーク ロード 74 (72)発明者 プーア，フィリップ ウィリアム ニュージーランド国，オークランド，オニ ューンガ，スプリング ストリート 57エ ー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 循環コンベヤの品物類別装置の品物支持手段において、 コンベヤ係合手段と、品物貯蔵手段と、該品物貯蔵手段を該コンベヤ係合手段 に結合する三部分の固定手段とを具備し、該三部分の固定手段は、通常、該品物 貯蔵手段を水平面に支持するが、外部の力の適用によって該品物貯蔵手段が、該 品物貯蔵手段のどちら側に該力が適用されるかに依存して、一方又は他方に傾斜 可能になる際に、保持されていた品物を放出する、品物支持手段。 ２． 該三部分の固定手段は、該品物貯蔵手段を該水平面に支持可能にする、水 平位置保持手段を具備する請求項１記載の品物支持手段。 ３． 該品物貯蔵手段は、該三部分の固定手段を該品物貯蔵手段に結合し、該品 物貯蔵手段を支持する該三部分の固定手段を補助する、摺動可能な回転手段を具 備する請求項１又は請求項２に記載の品物支持手段。 ４． 該品物貯蔵手段は、更に摺動可能な案内手段を具備し、該摺動可能な回転 手段が該三部分の固定手段と係合するまで、該品物貯蔵手段が、該通常は水平な 面から落下することを可能にする請求項１〜３のいずれか一つの項に記載の品物 支持手段。 ５． 該品物貯蔵手段は、更にＵ形状の軛を具備し、該軛は、間に配置された回 転可能な曲線ローラを備えた二つの延長するアームと、該曲線ローラの軸に平行 に配置された背後の板とを有し、該曲線ローラ及び該背後の板は、品物を収容す る“カップ”を形成する上記請求項のいずれか一つの項に記載の品物支持手段。 ６． 該摺動可能な案内手段は、該品物貯蔵手段が、上部から該品物支持手段に 適用された力に対して概略安定して平衡であることを 可能にし、傾斜力が概略該品物貯蔵手段の該延長するアームの下から適用される 、又は該延長するアームの一方に概略側方の力が適用される際に、該案内手段が 、形成されて、該カップ及び該摺動可能な回転手段を傾斜させる請求項４に記載 の品物支持手段。 ７． 該曲線ローラは凹面形の表面を具備し、つまり、該ローラの半径は、中央 部分で最も小さく、該ローラの端部に向かって増加し、該“カップ”部分を提供 する請求項５に記載の品物支持手段。 ８． 該Ｕ形状の軛の該延長するアームは、それぞれ横断して延長する翼部を具 備し、外部の力を接触領域に提供し、更に両該延長する翼部を該案内手段から持 ち上げることによって、該Ｕ形状の軛が持ち上げられることが可能になり、その 結果、重量測定機能が達成可能である請求項５〜請求項７に記載の品物支持手段 。 ９． 該延長する翼部は、形成されて、該カップの内容物を傾斜の際に該カップ から案内可能である請求項８に記載の品物支持手段。 １０． 該コンベヤ係合手段は、循環環状部のリンクのチェーンを有するコンベ ヤ機構に結合される上記請求項のいずれか一つの項に記載の品物支持手段。 １１． 循環コンベヤの品物類別装置の品物支持手段において、 循環コンベヤに固定するコンベヤ係合手段と、品物貯蔵手段と、該品物貯蔵手 段を該コンベヤ係合手段に結合する三部分の固定手段とを具備し、該三部分の固 定手段は、通常、該品物貯蔵手段を水平面に支持するが、外部の力の適用の際に は、該力が該品物貯蔵手段のどちら側に適用されるかに依存して、該品物貯蔵手 段を一方又は他方に傾斜可能にし、保持された品物を放出し、該品物貯蔵手段は 、近接する品物支持手段の品物貯蔵手段に関して配置され、品物を、該品物支持 手段と該近接する品物支持手段の間に支持可能にする、品物支持手段。 １２． 該三部分の固定手段は、該品物貯蔵手段を該水平面に支持可能にする、 水平位置保持手段を具備する請求項１１に記載の品物支持手段。 １３． 該品物貯蔵手段は、該三部分の固定手段を該品物貯蔵手段に結合し、該 三部分の固定手段が該品物貯蔵手段を支持するのを補助する、摺動可能な回転手 段を具備する請求項１１又は請求項１２に記載の品物支持手段。 １４． 該三部分の固定手段は、更に摺動可能な案内手段を具備し、該品物貯蔵 手段を、該摺動可能な回転手段が該三部分の固定手段と係合するまで、該通常は 水平な面から落下可能にする請求項１１〜１３のいずれか一つの項に記載の品物 支持手段。 １５． 該摺動可能な案内手段は、該品物貯蔵手段が、上部から該品物支持手段 に適用された力に対して概略安定して平衡であることを可能にし、傾斜力が概略 該品物貯蔵手段の該延長するアームの下から適用される、又は該延長するアーム の一方に概略側方の力が適用される際に、該案内手段が、形成されて、該カップ 及び該摺動可能な回転手段を傾斜させる請求項１４に記載の品物支持手段。 １６． 該品物貯蔵手段は、更にＵ形状の軛を具備し、該Ｕ形状の軛は、間に配 置された回転可能な曲線ローラを備えた二つの延長するアームと、該曲線ローラ の軸に平行に配置された背後の板とを有し、該曲線ローラ及び該背後の板は、品 物を収容する“カップ”を形成する請求項１１〜請求項１４のいずれか一つの項 に記載の品物支持手段。 １７．該曲線ローラは凹面形の表面を有し、つまり、該ローラの直径は、中央で 最も小さく、該ローラの端部に向かって増加し、該“カップ”部分を提供する請 求項１６に記載の品物支持手段。 １８． 該品物貯蔵手段は、該曲線ローラが持ち上げられることを 可能にする手段を具備し、近接する品物支持手段の近接する持ち上げられた曲線 ローラの間で支持される、品物の回転可能な支持位置を容易にする請求項１６又 は請求項１７に記載の品物支持手段。 １９． 該Ｕ形状の軛の該延長するアームは、それぞれ横断して延長する翼部を 具備し、外部の力を接触領域に提供し、更に両該延長する翼部を該案内手段から 持ち上げることによって、該Ｕ形状の軛が持ち上げられることが可能になり、そ の結果、重量測定機能が達成可能である請求項１６〜請求項１８のいずれか一つ の項に記載の品物支持手段。 ２０． 該延長する翼部は、形成されて、傾斜の際に、該カップの内容物が該カ ップから案内可能にされる請求項１９に記載の品物支持手段。 ２１． 該コンベヤ係合手段は、循環環状部のリンクのチェーンを有するコンベ ヤ機構に結合される請求項１１〜請求項２０のいずれか一つの項に記載の品物支 持手段。 ２２． 以下の段階を具備する、選択された数の品物を供給し、類別手段によっ て類別を行う方法。 ｉ） 該品物を、循環コンベヤの品物支持手段に固定された回転可能な品物 貯蔵手段に供給する。 ii） 該品物貯蔵手段を持ち上げる。及び iii） 該選択された数を越える余分な品物を近接する品物貯蔵手段から移動 させるために、該品物貯蔵手段を回転させ、更に該品物貯蔵手段の間の該選択さ れた数の品物を保持する。 ２３． 該方法は、該品物貯蔵手段の該段階の後に、該品物貯蔵手段を下げる段 階を具備し、その結果、該品物貯蔵手段は該選択された数の品物を有する請求項 ２２に記載の方法。