JPH08500545A - ガラスとプラスチックの成形プレラミネート及び二層ガラスの形成 - Google Patents

ガラスとプラスチックの成形プレラミネート及び二層ガラスの形成

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JPH08500545A JP6506365A JP50636594A JPH08500545A JP H08500545 A JPH08500545 A JP H08500545A JP 6506365 A JP6506365 A JP 6506365A JP 50636594 A JP50636594 A JP 50636594A JP H08500545 A JPH08500545 A JP H08500545A
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Abstract

(57)【要約】 a)プラスチック層のアセンブリ(62)を、高温の輪郭をもつ、たとえば複合曲率の金型表面(28)に対して引き抜いて、高温で成形プラスチック・プレフォームを形成するステップと、b)成形プレフォームを冷却せずに、表面輪郭がほぼ一致する隣接の未加熱のガラス層(60)に転移させて、成形プラスチック・プレフォームをガラス層に熱接着するステップと、c)ガラス層への熱伝導によって成形プラスチック・プレフォームから熱を除去して、ガラス層とプラスチック層の成形プレラミネートを形成するステップとを含む、ガラスとプラスチックの成形プレラミネートを形成する方法。二層ガラス・パネルは、通常の未修正のオートクレーブ接着システム中で、プレラミネートを高温・高圧にさらしてプラスチックをガラスに硬く接着させることによって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】ガラスとプラスチックの成形 プレラミネート及び二層ガラスの形成 発明の背景 本発明は、二層安全ガラスに関し、より詳細には二層安全パネルの形成に使用 されるプレラミネートの形成方法に関する。 車両の風防、側灯、尾灯、サンルーフ、天窓を含む構造用ガラス、安全ガラス などで用いられる積層ガラスは周知である。二層形は、透明なガラスと、ガラス の片面上のみに積層した複数のプラスチック層との積層体である。また非平面形 の二層ガラス・パネルも周知であり、1枚または複数のプラスチック層における 不快な筋、線、しわその他の光学的欠陥の問題も知られている。このような問題 は、以下の先方技術の特許で扱われている。これらの特許に示すシステムは、適 度の成功を収めてはいるものの、欠陥がないわけではない。 米国特許第4944822号では、ガラスとプラスチック層が、室温で接着可 能な接着剤で接合される。別々に塗布される接着剤は、二層の他の諸成分と光学 的適合性がなければならない。 米国特許第5069734号では、ガラスなしで予形成された成形プラスチッ ク・プレラミネートが後で曲率の一致するガラスにはめ込まれ接着される。湾曲 ガラスの表面曲率が、成形プレラミネートと厳密に一致していなければならず、 そうでないと完成した二層の光学的特性が悪影響を受ける。 米国特許第5082515号では、プラスチック層がオートクレーブ(aut oclave)積層アセンブリ内でガラスと突き合わされて成形され次いでガラ スに接着される。従来のオートクレーブ接着システムをプラスチックの成形に対 応するように改造し、サイクルを拡張しなければならない。発明の要約 今回、二層ガラスの形成技術をさらに発展させる、方法の改善が達成された。 本発明の主目的は、非平面状のしわのない二層ガラス・パネルの形成に使用で きる、層状のガラスとプラスチックの半完成プレラミネートを形成するための、 複雑さを減少させた改善された方法である。 本発明の他の目的は、複合曲率の二層ガラス・パネルを形成する際にプラスチ ックの成形をオートクレーブ接着から分離す ることである。 本発明の他の目的は、従来のオートクレーブ接着システムで使用できるプレラ ミネートを形成するための、改善された工業的に価値ある方法を提供することで ある。 本発明のその他の目的は、一部は自明であり、一部は以下の詳細な説明及び特 許請求の範囲から明らかになるであろう。 上記その他の目的は、a)プラスチック層のアセンブリを、高温の、輪郭をも つ、たとえば複合曲率の金型表面に対して引き抜いて、高温で成形プラスチック ・プレフォームを形成するステップと、b)成形プレフォームを冷却せずに、表 面輪郭がほぼ一致する隣接の未加熱のガラス層に転移させて、成形プラスチック ・プレフォームをガラス層に熱接着するステップと、c)ガラス層への熱伝導に よって成形プラスチック・プレフォームから熱を除去して、ガラスとプラスチッ クの成形プレラミネートを形成するステップとを含む、ガラスとプラスチックの 成形プレラミネートを形成する方法によって達成される。 プレラミネートのガラス層は、成形に伴うプラスチック層中の熱をかなり迅速 に除去するためのヒート・シンクとして働く。成形層は熱いうちに相補形の成形 ガラスに転移され、冷却前の プラスチックの変形によって、ガラスと成形プレフォームの輪郭の小さな違いを 補償することができる。次に下流側にある未修正の従来型のオートクレーブ接着 システムで通常のサイクルを用いて、成形プラスチック・ガラス・プレラミネー トから二層ガラス・パネルを形成する。 また、任意選択で軽く接着したプラスチック層のアセンブリを非平面状の金型 表面に対して引き抜くステップを含む諸ステップによって層状のガラスとプラス チックのプレラミネートを形成する方法において、上記ステップと共に、引抜き の前に、プラスチック層のアセンブリを、非平面状クランプの対向する部材間で クランプ固定して、金型表面に近い構成のプラスチック層を形成するステップが 提供される。図面の簡単な説明 本発明について記述する際に、添付の図面を参照する。 第1図ないし第5図は、本発明の方法の逐次ステップを実施するシステムの概 略上面図である。 第6図は、第1図ないし第5図の工程で使用可能なクランプの形状の三次元図 である。 第7図は、第1図ないし第5図の工程で使用可能なプラスチ ック層のアセンブリの一部分の拡大詳細断面図である。 第8図は、第1図ないし第5図の方法を使って形成されるプレラミネートの第 7図と同様の図である。好ましい実施例の詳細な説明 ここで図面を参照すると、プレス10の形の装置が示されている(図1)。こ れは連続ステップによってガラス層とプラスチック層の成形プレラミネートを形 成することができる。プレス10は上部12と下部14を含み、それらはそれぞ れ上部金属プラテン16と下部金属プラテン18を含む。上部12と下部14の 間のクランプ20は、以下で述べるようにして間に挟んだプラスチック層のアセ ンブリ上で閉鎖可能な、上部クランプ・フレーム部材22と下部クランプ・フレ ーム部材24とを備える。プレス10の上部12及び下部14とクランプ20の 上部クランプ・フレーム部材22及び下部クランプ・フレーム部材24とに連動 する従来型の液体動作式ピストン・シリンダ・アセンブリ(図示せず)が、後述 するようにこれらの構成要素を垂直方向に変位させて、相互に調整された形で近 づけたり離れさせたりする。 上部12のプラテン16上に固定された金型26は、研摩し たアルミニウムまたは同等品からなる下向きの金型表面28を含む。表面28は 、任意にその上に接着防止用の剥離コーティングを備えることができる。表面輪 郭をもつ金型表面28は、ある曲率を有する限りで非平面状である。これから述 べる方法は、第1図ないし第5図に表面として示した表面28のような複合曲率 の形状に使用するのに特に適している。すなわち、このような層を、複合曲率の 表面としわを生じずに表面接触するように整合させる際に、平面状プラスチック 層を伸ばすことが必要である。金型26中の中央通路30は、プラテン16内の 通路32とノズル34とを経て、図示しない圧力源(正または負)に通じている 。この圧力源は、場合に応じて真空または圧力をもたらすように、従来通り適切 な自動弁を備えている。中央通路30は、第1図に36として示した、金型表面 28中の直径約0.006〜0.020インチ(0.015〜0.051cm) の小さな円孔と通じている。孔36の数と位置は、形成されるプレラミネートの 寸法と形状に応じて、図に示したものとは異なる数と位置にすることができ、表 面28のどこにあってもよい。上部プラテン16は、金型26及び金型表面28 を予め選定した温度に加熱するための、従来型の電気 抵抗ヒータ(図示せず)などの加熱手段と動作自在に連結されている。 プレス10の下部14は、金型26の下で垂直方向に位置合わせされ下部プラ テン18上に固定された上向きの支持体38を含む。支持体38の支持表面40 は、後述するように、もろいガラス層の破裂防止用支持部として働く。支持表面 40は、この機能を果たす限り、図とは異なる形状でもよく、金型表面28とほ ぼ相補形であることが好ましい。支持表面40はたとえばシリコーン・ゴムなど のエラストマー材料から柔軟に形成することが好ましい。別法として、支持体3 8は、成形ラミネート用金型に関する本発明と同じ所有者の同時出願の1991 年12月6日出願の米国特許出願第07/803933号に開示されている球形 ガラス・ビーズで部分的に充填した布袋など、手作業で変形可能な形状維持部材 とすることもできる。上記特許出願の内容を参照により本明細書に合体する。下 部プラテン18の両側にあるノズル39、42は、プラテン18中の通路に通じ ている。ノズル42は、弁付き真空源(図示せず)と開放連通している。第1図 に示すように、クランプ20のフレーム部材22、24は、金型26及び支持体 38に接しているが、 これらの外側にある。 第6図に、あるプレラミネート構成に工程上の利益をもたらすクランプ20の 好ましい非平面状の形状を詳しく示す。第6図の実施例の上部クランプ・フレー ム部材22と下部クランプ・フレーム部材24とが相互に閉じているとき、係合 面の周囲輪郭(第1図)は非平面状であり、金型表面28及び剛性(ガラス)パ ネル60の周囲輪郭に近くなる。プラスチック層の縁部をこの非平面状クランプ の協働する対向部材の間でクランプ固定すると、この組成物の層が、平面と金型 表面及びガラス・パネルの曲率との中間の構成に形成または予成形される。この 中間構成は、非平面状クランプの形状によって規定され、クランプ部材の相互閉 鎖動作中に伸びによる歪みは発生しない。この中間構成のその後の成形では、複 合曲率の金型表面の絞りが最も深い部分の近くの局所領域での過度の伸びが避け られる。このような非平面状のクランプ動作は、成形中のプラスチック組成物の 個々の層におけるしわを避ける助けにもなる。非平面状クランプ20の形状は、 形成中のラミネートの形状に応じて図とは異なる形にすることもできる。図の場 合ほど湾曲していない構成の場合、クランプ・フレーム部材22、24を、相互 に閉鎖したとき平面状の水平接合を形成する、簡単な共平面状の形状にしてもよ い。非平面状のクランプ20は、層状のガラスとプラスチックのプレラミネート を形成するために、図面に示したものは異なる代替成形システムで一般に使用可 能である。たとえば、このようなクランプ及びプラスチック層におけるその所望 の予成形は、米国特許第5069734号に開示されているような、プラスチッ ク層を成形後に金型表面上で冷却する、ある表面曲率の金型と共に使用すること ができる。また、米国特許第4944822号及び第5082515号に開示さ れているような、未加熱の金型と共に使用することもできる。 図を簡単にするため、第2図から第5図に示した装置構成要素のうちで、第1 図と同じものには改めて番号を付けないことにする。 次に第1図から第6図の装置10を利用して成形プレラミネート50(第8図 )を形成する方法について説明する。第7図のプレラミネート50のプラスチッ ク層のアセンブリ52は、これから述べるものとは異なる組成及び数にすること ができ、また配列の順序を変えることもできる。アセンブリ52の外側層は、同 じものでも異なるものでもよく、また任意に性能を高 めるため任意の層を機能層で被覆したり、表面処理したりしてもよい。積層可能 なプラスチック層の任意選択ではあるが好ましい形のアセンブリ52は、片面に 交差結合した自己回復性ポリウレタン(PU)層56が接着され、他面に可塑化 部分PVB層58(すなわち、ポリビニル−アルコールとして15〜25重量% の水酸基を含むポリビニルブチラール)を含む、高弾性の両軸で伸長させたポリ エステル膜54(たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET))を備える 。もう1つの好ましい形は、熱可型性のPET層とPVB層の代わりに、熱可塑 性ポリウレタンまたは熱可塑性ポリウレタンの諸特性を有する他の素材の単層を 使用するものである。取扱いを簡単にするため、まず米国特許第5082515 号明細書の第5欄59行目から第7欄6行目に記載された方法でPU層56をP ET層54に接着した後、積層可能なアセンブリ52の層54と58を、協働す るロール・アセンブリの積層ニップに入れて、加熱せずにまたは緩やかに加熱し てから弱い圧力をかけることにより、相互に軽く仮付けまたは弱く接着させるこ とが好ましい。上記特許の内容を参照のため本明細書に合体する。3個のロール を使用したこうしたアセンブリの代表的な形が第2図に 示され、米国特許第5069734号に記載されている。上記特許の内容を参照 のため本明細書に合体する。あるいは、複数のプラスチック層を必ずしも予め接 着する必要はなく、まず対向する面を接着せずに表面接触させて組み立てること もできる。クランプ20の対向するクランプ・フレーム部材22、24を積層可 能なプラスチック層のアセンブリ52(第1図)の未加熱の未成形部分上で閉じ て、クランプ固定された縁部61内で成形可能領域62を分離する。プラスチッ ク層はその中で相互に移動が制限される。第6図の好ましいクランプ構造を使用 する場合、成形可能領域62の諸構成要素が、対向する複合曲率表面の形状に近 い中間構成に予成形される。クランプ後、未加熱の積層可能なプラスチック層の アセンブリをプレス10の上部12と下部14の間、より詳しくは金型26の金 型表面28と、支持体38の支持表面40上に柔軟に支持された下にある未加熱 の透明ガラス層60との間に挿入する。ガラス層60の表面輪郭は、ほぼ金型表 面28の相補形である。ガラスに接合するプラスチックの種類に応じて、任意に プラスチックに対する接着力を強化するためにガラス層60の表面を表面処理ま たは被覆してもよい。金型表面28は、熱プラテン16との熱 交換伝導接触によって高温に予加熱しておく。次にプラスチック層のクランプさ れた歪んだアセンブリを上方に高温の金型表面28に向かって移動させそれに接 触させる。金型26の周辺に隣接するプラテン16中の連通ノズル35、37中 で発生した真空によって表面28にかかる負圧が、金型表面28と成形可能領域 62の表面から空気を排出する。この空気排出を促進するため、任意に金型表面 28に軽くテキスチャをつけることができる。一般に知られているように、最適 の光学特性を得るため、ガラス・プラスチック層状構造の全ての界面から空気を 排除すべきである。これは、接合前に層の界面に圧力または真空を選択的に加え ることによって達成される。ここに開示した方法とは異なる方法を使ってこれを 達成してもよい。 領域62を表面28と最初に接触させた後、引き続き上方に移動すると、成形 可能領域62が高温の金型表面に徐々に押し付けられて、その接触面積が次第に 増加し、金型表面が第2図に示した複合表面構成をとるようになる。クランプ2 0は、クランプ固定されて移動を制限された縁部61と共に、すべての領域62 が伸びて金型表面28と接触するまで上方に移動し続け、それによって領域62 からプラスチック層の成形プレフォ ーム64が形成される。クランプ20は、プレフォームの各層が金型表面28の 高温度にほぼ達するのに十分な時間の間、成形済みのプレフォーム64(第2図 )を金型表面28に接して保持する上部位置に留まる。成形プレフォームが好ま しいポリエステル膜の層を含むときは、金型表面上の成形プレフォームが到達す る温度は、後述する下流側のオートクレーブ接着中に成形済みの最終プラスチッ ク・ガラス・プレラミネートがさらされる温度よりも高い。この温度によって、 ポリエステル層は米国特許第5069734号に記載のように硬化し、寸法が安 定する。一般に今考えているプラスチック層の組成範囲では、第2図の位置が保 たれる時間間隔は、層の組成と付与される曲率の範囲に応じて約10秒から約5 分間の範囲となる。破砕防止のため柔軟な表面40上に支持されたガラス層60 は、金型表面28(第3図)上の成形プレフォーム64に向かって上方に移動す るがプレフォーム64には接触せず、下部プレート18が下部クランプ・フレー ム部材24(第3図)と接したとき停止し、プレフォーム64とガラス層60の 間に約0.25インチ(0.64cm)の隙間が残る。装置構成要素がこの位置 にあるとき、金型表面上の成形プレフォーム64と隣接する ガラス層60の間に穴付き区画66が形成される。次いで、穴付き区画66内に 、そこから、したがってガラス層60の上面とプレフォーム64の下向きの表面 との界面から空気を除去するための負圧が生成される(第3図)。次いで圧縮空 気が金型表面(第1図)中の複数の中心孔36を介して成形プレフォーム64に 送られて、成形プレフォーム64を迅速に金型表面28から剥離して、隣接する 柔軟に支持されたガラス層60(第4図)と表面接触させる。前もって与えられ ているプラスチック層の温度は、プレフォームとガラス層の形状の僅かな違いを 補償するためのプラスチック変形が発生し得るのに十分な高さであることが好ま しい。ガラス層60に対する成形プレフォーム64のシーリング・エッジを促進 するため、この転移ステップの間、区画66内の負圧を維持することが好ましい 。この熱プレフォーム転移ステップにより、金型表面上でのプラスチック層の冷 却が避けられる。したがって金型表面は、次の成形サイクルに備えて連続して高 温に維持でき、各成形サイクル中に温度の上げ下げのサイクルをかける必要はな い。 好ましくは(i)区画66内の負圧と、今は未加熱のガラス層60の表面全体 と直接接触している成形プレフォームの上面 上の(金型表面28中の孔36を介した)正圧を同時に維持し、かつ(ii)クラ ンプされた成形プレフォーム(第4図)の外側にプラスチック層の縁部61を維 持しながら、成形プレフォームをこの位置に保持することにより、金型表面28 との接触からプレフォーム中で以前に発生した熱を、プレフォームからガラスに 伝導転移させる。ガラス層の塊(厚さ約0.060〜0.200インチ(0.1 5〜0.51cm))が、プレフォーム冷却用のヒート・シンクになる。希望す る場合は、冷却を促進するため、工程中にガラス表面に揮発物が凝縮しない温度 にまでガラスを予冷却してもよい。こうして、成形プレフォーム64がその対向 面の全体でガラス層60に永続的に熱接合され、プレフォームのプラスチック層 も同様に互いに熱接着される。ガラスに対する接着のレベルは、下流側でのオー トクレーブ接着の間にプレラミネートが高圧にさらされたとき、ガラスとプラス チックの間に空気が侵入するのを妨げるのに十分なレベルである。成形プレフォ ームのプラスチックの温度が約100〜150゜F(38〜66℃)に下がった 後(これには通常第4図の位置で約10〜30秒かかる)、真空/圧力状態を終 了し、プレスを開く(第5図)。ガラス層60の周囲より 外側のプラスチック層の望ましくない部分68をトリミングすると、第8図に5 0として示すような、ガラス層とプラスチック層の完成した成形プレラミネート が残る。前述のプラスチック層の好ましい実施例では、プレラミネートの成形済 みの透明な自己矯正性硬化PU層56が、成形可能領域62の上側層であった。 二層ガラス・パネルを形成するには、成形済みプレラミネート50を通常のオ ートクレーブ・アセンブリ(図示せず)のチャンバ内に入れる。このオートクレ ーブ・アセンブリ内では、通常の高温・高圧接着条件が発生する。その中にある 間、プレラミネート50のプラスチック層の未接着の外側表面(第7図の56) を覆う必要はない。すなわちこの表面は、従来使われていた任意のカバー部材ま たは成形部材と自由に接触できる。このチャンバ内でプレラミネートを高温・高 圧にさらして、先に確立された層58(たとえば可塑化ポリビニルブチラール) とプレラミネートのガラス層60との界面における結合の強度を増加させ、それ によって、透明なガラス層60の片側だけに強く接着したほぼしわのないプラス チック・ラミネートを備える、複合曲率の二層ガラス・パネルを形成する。上述 のシステ ムでは、2枚のガラス層をPVBの中間層に接合して三層の安全ガラスを形成す るのに通常使用されるオートクレーブ・アセンブリを、修正なしで使用すること ができる。オートクレーブ処理の上流側でガラスを含むプレラミネートを完全に 形成することにより、オートクレーブ中での成形に伴う商業的に望ましくない長 いサイクルが避けられる。プラスチックがガラスの表面全体に接着された、成形 済みの層状のガラスとプラスチックのこの永続的プレラミネートは、平面状の三 層ガラスの場合に通常使用されてきたのと同じオートクレーブ工程サイクルに耐 え、プラスチック層のしわを生じない。 次に例によって本発明をさらに詳しく説明する。これらの例は例示のためのも のにすぎず、本発明を限定するものではない。 厚さ15ミル(0.38mm)の表面テキスチャ付きシートの形のアジピン酸 ジヘキシル可塑剤32phrを含む部分(PVB)を、厚さ20ミル(0.5m m)の硬化した透明ポリウレタン(PU)層を付着した厚さ2ミル(0.05m m)のポリエチレンテレフタレート(PET)膜と組み合わせた。PVBへの接 着を促進させるため、PET膜の表面を酸素プラ ズマでグロー処理しておいた。部分PVB層は表面の波むらが少なく、米国特許 第5091258号で定義されるウェーブ・インデックス(wave inde x)の値が9000平方ミクロン(micrometer)であった。PVB層 のテキスチャ付き表面は、空気排出用の従来型のものであり、積層ガラスの製造 中に周知の方式で溶融によって滑らかな表面に変換される。PVB層と被膜付き PET層をお互いに接触させて(PU層の覆いなし)組み付け、1組の円筒形ゴ ム張りニップ・ロールの間を2回通る間、保護のため2枚の剛性プラスチック・ カバー・ボード(厚さ約1/8インチ(0.32cm))の間に挟み、PVB/ PET界面から空気を排出した。1回通過後に頂部カバー・ボードを取り外し、 プラスチック層のアセンブリを70℃に約5分間さらして、PVBの温度を、ニ ップ・ロールの間を通る2回目の通過中にPVBをPETに熱接合させるのに十 分な温度にまで上げた。2回目の通過後にPVBとPETを軽く接着し、両者の 界面は目に見える空気の気泡がないことから空気を含んでいないと判定した。こ の初期空気排出及び熱接合は、積層ガラスの製造においては周知である。 次に軽く接着したプラスチック層を第1図から第5図の工程 にかけた。金型表面28及び隣接するアニール済みのフロート・ガラス層60( 厚さ0.090インチ(0.23cm))は複合曲率のものであった。層60の プラスチックに接合すべき表面は特にコーティングや処理を施してなく、層60 は室温であった。表面28と層60は、周辺形状がほぼ方形(9×11.25イ ンチ(23×29cm)で中心の深さ0.625インチ(1.6cm)であった 。この表面は、曲率半径が21.5インチ(55cm)の球の切片の切欠きを近 似したものである。前述のタイプの非平面状クランプ・フレームを使用して、プ ラスチック層を周辺でクランプ固定して、金型表面とガラスの曲面形状に整合さ せる際の伸びを最小限に抑えた。この使用した特定のクランプ・フレームは、そ の輪郭が前述のガラス層の形状を近似した円筒形形状に曲がっていた。金型表面 28は300゜F(149℃)であった。ガラス層は、予めガラスの表面輪郭か ら鋳造した軟質性シリコーン・ゴム製の支持ベッド上に安置しておいた。クラン プ・フレームの上方への移動によって、プラスチック層が第2図のように金型表 面と成形のために係合した。プラスチックが金型表面に接触したとき、ポート3 7を介した真空が金型26を取り囲む領域にかかって、 プラスチック(PU)と金型の界面から空気を排出した。支持されているガラス 層を上方に移動し(第3図)、ポート40、42を介して下部区画66に真空を かけた。成形済みプラスチックを約60秒間金型表面28と接触させて、周辺で クランプされた層中に約149℃の温度を発生させた。金型表面28中の金型2 6の中心線上にある直径1インチ(2.54cm)の通路30の端部にある8個 の小さな穴36を通して、約15psi(103kPa)の空気を加えた。穴の 直径は0.015インチ(0.04cm)であった。穴を通った圧縮空気が、成 形済みプラスチック層を、金型の中心から始まる金型表面から離し、それによっ てガラスとそれに対向する熱PVBプラスチックの間での空気のトラップを最小 にした。成形プレフォームとそれに合致する成形ガラスの適正なはめ合い接触を 得るために、このプレフォーム転移ステップ中では、プラスチック(すなわちP VB)とガラスの縁部との早すぎる接触を避けるべきである。熱PVB(または 他のプラスチック)は、未加熱のガラスと接触すると直ちに接着し、最終的に光 学的欠陥を生じることなしにそれをさらに動かすことは難しくなる。したがって 、転移するプラスチック層を最初にガラス上の あるべき場所に厳密に配置することが重要である。ギャップの存在と、ガラスと プラスチックの間でのそのギャップの垂直距離が重要である。というのは、それ が大きすぎるとプラスチックの転移は不完全になり、小さすぎると、トラップさ れた空気が発生し得るからである。この例では、この調節可能な垂直距離は約0 .165インチ(0.42cm)であった。プラスチックに対する上方からの空 気圧力と下方からの真空とがあいまって、ガラスに対するプラスチックの良好な エッジ・シーリングが促進され、それにより下流側でのオートクレーブ処理ステ ップでのガラスとプラスチックの間への空気の侵入が防止される。転移後に、金 型上部を引っ込め(下部区間には依然として真空がかかっている)、第5図の位 置を約30秒間保って、成形ガラスとの熱転移接触によりプラスチック層から熱 を伝導除去した。この時間は、真空を解除し成形済みプレラミネートをプレスか ら取り出したとき、層剥離やプラスチック層の間での気泡形成が起こらないよう に、プラスチックの温度を十分に下げるのに十分なものであるはずである。望ま しくない廃棄物をトリミングした後、プレラミネートを通常の空気オートクレー ブ内の棚に載せて、露出したPUの外表面がどの構造工程構 成要素とも接触しないようにした。圧力と温度を185psi(1275kPa )、250゜F(121℃)に上げ(後者は、成形中にプラスチック層が加熱さ れる温度である149℃より低い)、20分間その条件に保った後、約120゜ F(49℃)、常圧に下げた。形成された二層ガラス・パネルはしわがなく、肉 眼で見ると光学的欠陥が実質上なかった。金型表面の空気穴の小さな痕跡が他に は欠陥のないPU層で認められたが、これは穴の寸法を約0.01インチ(0. 025cm)未満に減少させることにより容易に避け得るはずである。このよう な痕跡を除けば、プレラミネートの形成中高温の金型表面と密に接触した状態に 保たれていたものの、完成した二層ラミネート中の透明な交差結合したPU表面 は、成形前と同じ光学的品質をもっていた。 以上、プレラミネートをオートクレーブ中で高温・高圧にさらして完成二層ガ ラス・パネルを形成する方法を開示したが、ガラスと接触させるプラスチックに 何を選ぶかに応じて、プレラミネート中でガラスに対する適切な接着強度が発生 できるならば、このようなオートクレーブ処理は必ずしも必要ではない。そうす るときは、プレラミネートが完成二層ガラス・パネルと なる。 以上の説明は例示のためのものにすぎず、限定的意味に解すべきではない。当 業者には、様々な修正例や変更例がすぐに思い浮かぶであろう。したがって、上 記内容は例示的なものとのみ見なすべきであり、本発明の範囲は、下記の請求の 範囲から確認されるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年7月19日 【補正内容】 上部12のプラテン16上に固定された金型26は、研摩したアルミニウムま たは同等品からなる下向きの金型表面28を含む。表面28は、任意にその上に 接着防止用の剥離コーティングを備えることができる。表面輪郭をもつ金型表面 28は、ある曲率を有する限りで非平面状である。これから述べる方法は、第1 図ないし第5図に表面として示した表面28のような複合曲率の形状に使用する のに特に適している。すなわち、このような層を、複合曲率の表面としわを生じ ずに表面接触するように整合させる際に、平面状プラスチック層を伸ばすことが 必要である。金型26中の中央通路30は、プラテン16内の通路32とノズル 34とを経て、図示しない圧力源(正または負)に通じている。この圧力源は、 場合に応じて真空または圧力をもたらすように、従来通り適切な自動弁を備えて いる。中央通路30は、第1図に36として示した、金型表面28中の直径約0 .006〜0.020インチ(0.015〜0.051cm)の小さな円孔と通 じている。孔36の数と位置は、形成されるプレラミネートの寸法と形状に応じ て、図に示したものとは異なる数と位置にすることができ、表面28のどこにあ ってもよい。上部プラテン16は、金型26及び金型 表面28を予め選定した温度に加熱するための、従来型の電気抵抗ヒータ(図示 せず)などの加熱手段と動作自在に連結されている。 プレス10の下部14は、金型26の下で垂直方向に位置合わせされ下部プラ テン18上に固定された上向きの支持体38を含む。支持体38の支持表面40 は、後述するように、もろいガラス層の破裂防止用支持部として働く。支持表面 40は、この機能を果たす限り、図とは異なる形状でもよく、金型表面28とほ ぼ相補形であることが好ましい。支持表面40はたとえばシリコーン・ゴムなど のエラストマー材料から柔軟に形成することが好ましい。別法として、支持体3 8は、成形ラミネート用金型に関する米国特許第5227176号に開示されて いる球形ガラス・ビーズで部分的に充填した布袋など、手作業で変形可能な形状 維持部材とすることもできる。下部プラテン18の両側にあるノズル39、42 は、プラテン18中の通路に通じている。ノズル42は、弁付き真空源(図示せ ず)と開放連通している。第1図に示すように、クランプ20のフレーム部材2 2、24は、金型26及び支持体38に接しているが、これらの外側にある。 第6図に、あるプレラミネート構成に工程上の利益を与えるクランプ20の好 ましい非平面状の形状を詳しく示す。第6図の実施例の上部クランプ・フレーム 部材22と下部クランプ・フレーム部材24が相互に閉じているとき、係合面の 周囲輪郭(第1図)は非平面状であり、金型表面28及び剛性(ガラス)パネル 60の周囲輪郭に近くなる。プラスチック層の縁部をこの非平面状クランプの協 働する対向部材の間でクランプ固定すると、この組成物の層が、平面と金型表面 及びガラス・パネルの曲率との中間の構成に形成または予成形される。この中間 構成は、非平面状クランプの形状によって規定され、クランプ部材の相互閉鎖動 作中に伸びによる歪みは発生しない。この中間構成のその後の成形では、複合曲 率の金型表面の絞りが最も深い部分の近くの局所領域での過度の伸びが避けられ る。このような非平面状のクランプ動作は、成形中のプラスチック組成物の個々 の層におけるしわを避ける助けにもなる。非平面状クランプ20の形状は、形成 中のラミネートの形状に応じて図とは異なる形にすることもできる。図の場合ほ ど湾曲していない構成の場合、クランプ・フレーム部材22、24を、相互に閉 鎖したとき平面状の水平接合を形成する、簡単な共平面状の形状 にしてもよい。非平面状のクランプ20は、層状のガラスとプラスチックのプレ ラミネートを形成するために、図面に示したものは異なる代替成形システムで一 般に使用可能である。たとえば、このようなクランプ及びプラスチック層におけ るその所望の予成形は、米国特許第5069734号に開示されているような、 プラスチック層を成形後に金型表面上で冷却する、ある表面曲率の金型と共に使 用することができる。また、米国特許第4944822号及び第5082515 号に開示されているような、未加熱の金型と共に使用することもできる。 もう1つの好ましい形は、熱可型性のPET層とPVB層の代わりに、熱可塑 性ポリウレタンまたは熱可塑性ポリウレタンの諸特性を有する他の素材の単層を 使用するものである。取扱いを簡単にするため、まず米国特許第5082515 号明細書の第5欄59行目から第7欄6行目に記載された方法でPU層56をP ET層54に接着した後、積層可能なアセンブリ52の層54と58を、協働す るロール・アセンブリの積層ニップに入れて、加熱せずにまたは緩やかに加熱し てから弱い圧力をかけることにより、相互に軽く仮付けしまたは弱く接着させる ことが好ましい。3個のロールを使用したこうしたアセンブリ の代表的な形が第2図に示され、米国特許第5069734号に記載されている 。あるいは、複数のプラスチック層を必ずしも予め接着する必要はなく、まず対 向する面を接着せずに表面接触させて組み立てることもできる。クランプ20の 対向するクランプ・フレーム部材22、24を積層可能なプラスチック層のアセ ンブリ52(第1図)の未加熱の未成形部分上で閉じて、クランプ固定された縁 部61内で成形可能領域62を分離する。プラスチック層はその中で相互に移動 が制限される。第6図の好ましいクランプ構造を使用する場合、成形可能領域6 2の諸構成要素が、対向する複合曲率表面の形状に近い中間構成に予成形される 。クランプ後、未加熱の積層可能なプラスチック層のアセンブリをプレス10の 上部12と下部14の間、より詳しくは金型26の金型表面28と、支持体38 の支持表面40上に柔軟に支持された、下にある未加熱の透明ガラス層60との 間に挿入する。ガラス層60の表面輪郭は、ほぼ金型表面28の相補形である。 ガラスに接合するプラスチックの種類に応じて、任意選択でプラスチックに対す る接着力を強化するためにガラス層60の表面を表面処理または被覆してもよい 。金型表面28は、熱プラテン16との熱交換伝導接触によって 高温に予加熱しておく。次にプラスチック層のクランプされた歪んだアセンブリ を上方に高温の金型表面28に向かって移動させそれに接触させる。金型26の 周辺に隣接するプラテン16中の連通ノズル35、37中で発生した真空によっ て表面28にかかる負圧が、金型表面28と成形可能領域62の表面から空気を 排出する。この空気排出を促すため、任意選択で金型表面28に軽くテキスチャ をつけることができる。一般に知られているように、最適の光学特性を得るため 、ガラス・プラスチック層状構造の全ての界面から空気を排除すべきである。こ れは、接合前に層の界面に圧力または真空を選択的に加えることによって達成さ れる。ここに開示した方法とは異なる方法を使ってこれを達成してもよい。 厚さ15ミル(0.38mm)の表面テキスチャ付きシートの形のアジピン酸 ジヘキシル可塑剤32phrを含む部分(PVB)を、厚さ20ミル(0.5m m)の硬化した透明ポリウレタン(PU)層を付着した厚さ2ミル(0.05m m)のポリエチレンテレフタレート(PET)膜と組み合わせた。PVBへの接 着を促進させるため、PET膜の表面を酸素プラズマ でグロー処理しておいた。部分PVB層は表面の波むらが少なく、米国特許第5 091258号で定義されるウェーブ・インデックス(wave index) の値が9000平方ミクロン(micrometer)であった。PVB層のテ キスチャ付き表面は、空気排出用の従来型のものであり、積層ガラスの製造中に 周知の方式で溶融によって滑らかな表面に変換される。PVB層と被膜付きPE T層をお互いに接触させて(PU層の覆いなし)組み付け、1組の円筒形ゴム張 りニップ・ロールの間を2回通る間、保護のため2枚の剛性プラスチック・カバ ー・ボード(厚さ約1/8インチ(0.32cm))の間に挟み、PVB/PE T界面から空気を排出した。1回通過後に頂部カバー・ボードを取り外し、プラ スチック層のアセンブリを70℃に約5分間さらして、PVBの温度を、ニップ ・ロールの間を通る2回目の通過中にPVBをPETに熱接合させるのに十分な 温度にまで上げた。2回目の通過後にPVBとPETを軽く接着し、両者の界面 は目に見える空気の気泡がないことから空気を含んでいないと判定した。この初 期空気排出及び熱接合は、積層ガラスの製造においては周知である。 次に軽く接着したプラスチック層を第1図から第5図の工程 にかけた。金型表面28及び隣接するアニール済みのフロート・ガラス層60( 厚さ0.090インチ(0.23cm))は複合曲率のものであった。層60の プラスチックに接合すべき表面は特にコーティングや処理を施してなく、層60 は室温であった。表面28と層60は、周辺形状がほぼ方形(9×11.25イ ンチ(23×29cm)で中心の深さ0.625インチ(1.6cm)であった 。この表面は、曲率半径が21.5インチ(55cm)の球の切片の切欠きを近 似したものである。前述のタイプの非平面状クランプ・フレームを使用して、プ ラスチック層を周辺でクランプ固定して、金型表面とガラスの曲面形状に整合さ せる際の伸びを最小限に抑えた。この使用した特定のクランプ・フレームは、そ の輪郭が前述のガラス層の形状を近似した円筒形形状に曲がっていた。金型表面 28は300゜F(149℃)であった。ガラス層は、予めガラスの表面輪郭か ら鋳造した軟質性シリコーン・ゴム製の支持ベッド上に安置しておいた。クラン プ・フレームの上方への移動によって、プラスチック層が第2図のように金型表 面と成形のために係合した。プラスチックが金型表面に接触したとき、ポート3 7を介した真空が金型26を取り囲む領域にかかって、 プラスチック(PU)と金型の界面から空気を排出した。支持されているガラス 層を上方に移動し(第3図)、ポート40、42を介して下部区画66に真空を かけた。成形済みプラスチックを約60秒間金型表面28と接触させて、周辺で クランプされた層中に約149℃の温度を発生させた。金型表面28中の金型2 6の中心線上にある直径1インチ(2.54cm)の通路30の端部にある8個 の小さな穴36を通して、約15psi(103kPa)の空気を加えた。穴の 直径は0.015インチ(0.04cm)であった。穴を通った圧縮空気が、成 形済みプラスチック層を、金型の中心から始まる金型表面から離し、それによっ てガラスとそれに対向する熱PVBプラスチックの間での空気のトラップを最小 にした。成形プレフォームとそれに合致する成形ガラスの適正なはめ合い接触を 得るために、このプレフォーム転移ステップ中では、プラスチック(すなわちP VB)とガラスの縁部との早すぎる接触を避けるべきである。熱PVB(または 他のプラスチック)は、未加熱のガラスと接触すると直ちに接着し、最終的に光 学的欠陥を生じることなしにそれをさらに動かすことは難しくなる。したがって 、転移するプラスチック層を最初にガラス上のあるべき場所に厳 密に配置することが重要である。ギャップの存在と、ガラスとプラスチックの間 でのそのギャップの垂直距離が重要である。というのは、それが大きすぎるとプ ラスチックの転移は不完全になり、小さすぎると、トラップされた空気が発生し 得るからである。この例では、この調節可能な垂直距離は約0.165インチ( 0.42cm)であった。プラスチックに対する上方からの空気圧力と下方から の真空とがあいまって、ガラスに対するプラスチックの良好なエッジ・シーリン グが促進され、それにより下流側でのオートクレーブ処理ステップでのガラスと プラスチックの間への空気の侵入が防止される。転移後に、金型上部を引っ込め (下部区間には依然として真空がかかっている)、第5図の位置を約30秒間保 って、成形ガラスとの熱転移接触によりプラスチック層から熱を伝導除去した。 この時間は、真空を解除し成形済みプレラミネートをプレスから取り出したとき 、層剥離やプラスチック層の間での気泡形成が起こらないように、プラスチック の温度を十分に下げるのに十分なものであるはずである。望ましくない廃棄物を トリミングした後、プレラミネートを通常の空気オートクレーブ内の棚に載せて 、露出したPUの外表面がどの構造工程構成要素とも接触しない ようにした。圧力と温度を185psi(1275kPa)、250゜F(12 1℃)に上げ(後者は、成形中にプラスチック層が加熱される温度である149 ℃より低い)、20分間その条件に保った後、約120゜F(49℃)、常圧に 下げた。形成された二層ガラス・パネルはしわがなく、肉眼で見ると光学的欠陥 が実質上なかった。金型表面の空気穴の小さな痕跡が他には欠陥のないPU層で 認められたが、これは穴の寸法を約0.01インチ(0.025cm)未満に減 少させることにより容易に避け得るはずである。このような痕跡を除けば、プレ ラミネートの形成中高温の金型表面と密に接触した状態に保たれていたものの、 完成した二層ラミネート中の透明な交差結合したPU表面は、成形前と同じ光学 的品質をもっていた。 以上、プレラミネートをオートクレーブ中で高温・高圧にさらして完成二層ガ ラス・パネルを形成する方法を開示したが、ガラスと接触させるプラスチックに 何を選ぶかに応じて、プレラミネート中でガラスに対する適切な接着強度が発生 できるならば、このようなオートクレーブ処理は必ずしも必要ではない。そうす るときは、プレラミネートが完成二層ガラス・パネルとなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI // B29K 55:00 B29L 9:00 (72)発明者 モラン,ジエームズ・ロバート アメリカ合衆国、マサチユーセツツ・ 01106、ロングミードウ、アバンデイル・ ロード・48 (72)発明者 ワーダツク,マーシン・トーマス アメリカ合衆国、マサチユーセツツ・ 01001、アガワム、シユーメイカー・レイ ン・501

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ガラスとプラスチックの成形プレラミネートを形成する方法であって、 a)プラスチック層のアセンブリを高温の輪郭付き金型表面に対して引き抜いて 、高められた温度で成形プラスチック・プレフォームを形成するステップと、 b)成形プレフォームを冷却せずに、ほぼ表面輪郭の一致する隣接の未加熱のガ ラス層に転移させて、成形プラスチック・プレフォームをガラス層に熱接着する ステップと、 c)ガラス層への伝導熱転移によって成形プラスチック・プレフォームから熱を 除去して、ガラスとプラスチックの成形プレラミネートを形成するステップとを 含む方法。 2.プラスチック層のアセンブリが、交差結合したポリウレタンの1つの外側層 と、可塑化した部分ポリビニルブチラールを含む別の外側層との間に挟んだポリ エステル層を備えることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法。 3.ガラス層とプラスチック層の成形プレラミネートを形成する方法であって、 a)積層可能なプラスチック層のアセンブリを、複合曲率を有する高温の金型表 面に対して引き抜いて、高められた温度で成形プラスチック・プレフォームを形 成するステップと、 b)成形プラスチック・プレフォームに隣接する位置に、成形プラスチック・プ レフォームとほぼ表面形状が一致する支持された未加熱のガラス層を位置決めす るステップと、 c)成形プラスチック・プレフォームと隣接のガラス層との間の空間から空気を 排出するステップと、 d)成形プラスチック・プレフォームを冷却せずに空気を排出したガラス表面に 転移させて、成形プレフォームを空気を排出したガラス層に熱接着するステップ と、 e)ガラス層への伝導熱転移によって成形プラスチック・プレフォームから熱を 除去して、ガラス層とプラスチック層の成形プレラミネートを形成するステップ とを含む方法。 4.成形プレフォーム中でプラスチック層が互いに熱積層され、成形プレフォー ムがガラスとプラスチックの対向する表面のほぼ全体でガラス層に熱接着される ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の方法。 5.ガラス層とプラスチック層の成形プレラミネートを形成す る方法であって、 a)複合可能なプラスチック層の未加熱のほぼ平面状のアセンブリの縁部を固定 して、プラスチック層相互の移動が制限される固定された縁部内に、成形可能領 域を規定するステップと、 b)未加熱の積層可能なプラスチック層の固定されたアセンブリを、高められた 温度の複合曲率の金型表面と、金型表面とほぼ表面輪郭が一致する柔軟に支持さ れた未加熱のガラス層との間で位置決めするステップと、 c)プラスチック層の固定されたアセンブリを金型表面に向かって移動させて、 成形可能領域を金型表面に接触させ、それによって成形可能領域に複合曲率を付 与し、その領域からプラスチック層の成形プレフォームを形成するステップと、 d)プレフォームの各層の温度がほぼ金型表面の温度に達するまで、成形プレフ ォームを金型表面に接して保持するステップと、 e)柔軟に支持されたガラス層を金型表面上の成形プレフォームに向かってただ しそれと接しないように移動させて、成形プレフォームと隣接のガラス層との内 に穴付きの区画を形成するステップと、 f)穴付き区画内で負圧を発生させて、そこから空気を除去するステップと、 g)成形プレフォームを金型表面から離してガラス層と表面接触させるステップ と、 h)プラスチック層の固定された縁部を維持しながら成形プレフォームを加圧下 で未加熱のガラス層に接して保持することにより、プレフォームからガラスに熱 を伝導転移させ、成形プレフォームをガラス層に接着するステップと、 i)ガラス層の周囲の外側にあるプラスチック層の望ましくない部分を成形プレ フォームからトリミングして、前記プレラミネートを形成するステップとを含む 方法。 6.ステップgの間、ガラス層に対する成形プレフォームのエッジ・シーリング を接近するため、前記区画内を負圧に保つことを特徴とする請求の範囲第5項に 記載の方法。 7.金型表面と成形可能領域の界面から空気を排出するために、成形可能領域を 金型表面に接して塗布する前に、金型表面上に負圧を発生させることを特徴とす る請求の範囲第6項に記載の方法。 8.柔軟に支持されたガラス層が積層可能なプラスチック層の 固定されたアセンブリに隣接し、かつステップeにおける移動の方向が上向きで あることを特徴とする、請求の範囲第6項に記載の方法。 9.ステップaにおける固定操作が、前記縁部上の非平面状クランプの対向する 部材を閉じて、成形可能領域のほぼ平面状の層を歪ませて金型表面の構成に近い 構成にすることによって達成されることを特徴とする請求の範囲第5項から第8 項のいずれか一項に記載の方法。 10.二層ガラス・パネルを形成する方法であって、 a)可塑化部分ポリビニルブチラールの層を含む透明なプラスチック層の固定さ れた軽く接着された組成物を、高温の非平面状の輪郭付き金型表面に対して引き 抜いて、プレフォームの外側層として可塑化部分ポリビニルブチラール層を有す るプラスチック層の成形プレフォームを高温で形成するステップと、 b)成形プレフォームを冷却せずにほぼ表面輪郭の一致する隣接の未加熱の透明 なガラス層に転移させて、成形プラスチック・プレフォームの可塑化ポリビニル ブチラール層をガラス層に接着するステップと、 c)ガラス層への伝導熱転移によって成形プラスチック・プレ フォームから熱を除去して、ガラス層とプラスチック層の成形プレラミネートを 成形するステップと、 d)プレラミネートをオートクレーブ積層アセンブリに転移させるステップと、 e)前記アセンブリ中のプレラミネートを高められた温度・高圧にさらして、可 塑化ポリビニルブチラール層とガラス層の間の接着強度を増大させ、ガラス層の 片面のみに透明ガラス層とプラスチック・ラミネートの二層ガラス・パネルを形 成するステップとを含む方法。 11.ステップeの間、プレラミネートのガラス・シートと接していない外側プ ラスチック層が剥されることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の方法。 12.プラスチック層の組成物が、交差結合したポリウレタンの1つの外側層と 可塑化部分ポリビニルブチラールの別の外側層との間に挟んだポリエステルの層 を備えることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の方法。 13.金型表面上の成形プレフォームがステップaの間に到達する温度が、ステ ップeの間にプレラミネートがさらされる温度よりも高いことを特徴とする請求 の範囲第12項に記載の方 法。 14.固定された組成物が、金型表面の表面輪郭に近い非平面状の表面輪郭を有 することを特徴とする請求の範囲第10項から第13項のいずれか一項に記載の 方法。 15.任意に軽く接着したプラスチック層のアセンブリを非平面状の金型表面に 対して引き抜くステップを含むステップによって層状のガラスとプラスチックの プレラミネートを形成する方法において、前記ステップと共に、引抜き前に、プ ラスチック層の前記アセンブリを非平面状クランプの対向する部材の間で固定し て、金型表面の構成に近いプラスチック層の構成を形成するステップをも含む方 法。 16.金型表面が複合曲率を有することを特徴とする請求の範囲第15項に記載 の方法。
JP50636594A 1992-08-24 1993-08-11 ガラスとプラスチックの成形プレラミネート及び二層ガラスの形成 Expired - Fee Related JP3464671B2 (ja)

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