JPH0848266A - 作業車 - Google Patents
作業車Info
- Publication number
- JPH0848266A JPH0848266A JP18699994A JP18699994A JPH0848266A JP H0848266 A JPH0848266 A JP H0848266A JP 18699994 A JP18699994 A JP 18699994A JP 18699994 A JP18699994 A JP 18699994A JP H0848266 A JPH0848266 A JP H0848266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balance weight
- frame
- engine
- engine bonnet
- bonnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機体の前部にバランスウエイトを連結する作
業車において、ボンネット前面の吸気を阻害することな
く、また、機体の全長を長くするとなくバランスウエイ
トを装着できるようにする。 【構成】 エンジンボンネット８よりも前方に突出する
フレーム５の上部を、フレーム５の前面５ａからエンジ
ンボンネット８の前面８ａまで切り欠いて、その切欠部
５Ａに係止されるバランスウエイト１２を着脱可能に連
結してある。
業車において、ボンネット前面の吸気を阻害することな
く、また、機体の全長を長くするとなくバランスウエイ
トを装着できるようにする。 【構成】 エンジンボンネット８よりも前方に突出する
フレーム５の上部を、フレーム５の前面５ａからエンジ
ンボンネット８の前面８ａまで切り欠いて、その切欠部
５Ａに係止されるバランスウエイト１２を着脱可能に連
結してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタや乗用田植機
などの作業車に関し、詳しくは、機体の前部にバランス
ウエイトを着脱可能に取付ける構造に関する。
などの作業車に関し、詳しくは、機体の前部にバランス
ウエイトを着脱可能に取付ける構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】トラクタにおいては、エンジン冷却風を
多く取り入れるために、エンジンボンネット前面の略全
域に亘ってエンジン冷却風の吸気口を形成してあり、そ
して、機体後部に耕耘機などの作業装置が取付けられた
場合、機体の前後バランスを保つために、機体の前部
に、作業装置の大きさに応じてバランスウエイトを取付
けるようになっているが、従来、機体の前部にバランス
ウエイトを取付けるに当たっては、実開平１‐８０５８
２号公報に示されるように、エンジンボンネットの前面
に形成された吸気口を塞がないように、エンジンボンネ
ットの前面から離してフレームの上部に装着するように
なっている。
多く取り入れるために、エンジンボンネット前面の略全
域に亘ってエンジン冷却風の吸気口を形成してあり、そ
して、機体後部に耕耘機などの作業装置が取付けられた
場合、機体の前後バランスを保つために、機体の前部
に、作業装置の大きさに応じてバランスウエイトを取付
けるようになっているが、従来、機体の前部にバランス
ウエイトを取付けるに当たっては、実開平１‐８０５８
２号公報に示されるように、エンジンボンネットの前面
に形成された吸気口を塞がないように、エンジンボンネ
ットの前面から離してフレームの上部に装着するように
なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】バランスウエイトを装
着するに当たって、バランスウエイトが吸気の障害とな
らないようにするには、エンジンボンネットから大きく
離して取付けることが望ましいのであるが、バランスウ
エイトが機体前方に大きく突出することとなり、畦際旋
回時に、不測にバランスウエイトを畦に衝突させてしま
って畦を崩したり、衝突時の反動でエンジン停止などの
トラブルを誘発する虞れがある。
着するに当たって、バランスウエイトが吸気の障害とな
らないようにするには、エンジンボンネットから大きく
離して取付けることが望ましいのであるが、バランスウ
エイトが機体前方に大きく突出することとなり、畦際旋
回時に、不測にバランスウエイトを畦に衝突させてしま
って畦を崩したり、衝突時の反動でエンジン停止などの
トラブルを誘発する虞れがある。
【０００４】本発明は、吸気の阻害や機体の全長を長く
するとなくバランスウエイトを装着できるようにするこ
とを目的とする。
するとなくバランスウエイトを装着できるようにするこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、エンジンボンネットよりも前方
に突出するフレームの上部を、フレームの前面からエン
ジンボンネットの前面まで切り欠いて、その切欠部に係
止されるバランスウエイトを着脱可能に連結してある。
の本発明の特徴構成は、エンジンボンネットよりも前方
に突出するフレームの上部を、フレームの前面からエン
ジンボンネットの前面まで切り欠いて、その切欠部に係
止されるバランスウエイトを着脱可能に連結してある。
【０００６】
【作用】フレームの前上部を切欠くことによって、バラ
ンスウエイトの上面をフレームの上面と略同レベルにす
ることができ、バランスウエイトが吸気の障害物となる
ことがない。
ンスウエイトの上面をフレームの上面と略同レベルにす
ることができ、バランスウエイトが吸気の障害物となる
ことがない。
【０００７】そして、エンジンボンネット前面の直下ま
で切欠くことによって、機体からの突出量を小さくする
ことができる。
で切欠くことによって、機体からの突出量を小さくする
ことができる。
【０００８】
【発明の効果】上記構成の結果、バランスウエイトを装
着するに当たって、エンジン冷却風の吸気を阻害しない
状態で、且つ、機体から大きく突出することがない状態
で装着することができ、エンジンオーバーヒートの抑
制、機体旋回時に不測にバランスウエイトを畦に衝突さ
せてしまうことを抑制し得る。
着するに当たって、エンジン冷却風の吸気を阻害しない
状態で、且つ、機体から大きく突出することがない状態
で装着することができ、エンジンオーバーヒートの抑
制、機体旋回時に不測にバランスウエイトを畦に衝突さ
せてしまうことを抑制し得る。
【０００９】
【実施例】図１は、トラクタの全体を示し、このトラク
タは、車体の前部にエンジン１、これに直結したクラッ
チハウジング２、車体後部のギアトランスミッションケ
ース３を中空の板金製ハウジング４で連結してモノコッ
ク式のボディーを構成し、図２に示すように、エンジン
１から前方に突出した平面視コの字型の前フレーム５の
上方に、バッテリー６、ラジエーター７を搭載して、こ
れらをエンジンボンネット８で覆うとともに、前記前フ
レーム５の下部に、前輪１０ａの車軸ケース１１を前後
軸芯Ｐ周りにローリング自在に連結し、そして、車体後
部のギアトランスミッションケース３に後輪１０ｂを軸
支した構造となっている。
タは、車体の前部にエンジン１、これに直結したクラッ
チハウジング２、車体後部のギアトランスミッションケ
ース３を中空の板金製ハウジング４で連結してモノコッ
ク式のボディーを構成し、図２に示すように、エンジン
１から前方に突出した平面視コの字型の前フレーム５の
上方に、バッテリー６、ラジエーター７を搭載して、こ
れらをエンジンボンネット８で覆うとともに、前記前フ
レーム５の下部に、前輪１０ａの車軸ケース１１を前後
軸芯Ｐ周りにローリング自在に連結し、そして、車体後
部のギアトランスミッションケース３に後輪１０ｂを軸
支した構造となっている。
【００１０】前記エンジンボンネット８は、機体に固定
の下部カバー８Ａと、横軸芯Ｐ1 周りで上方に開閉自在
な上部カバー８Ｂとからなり、下部カバー８Ａの前面８
ａから左右両サイド８ｂにかけて防塵網を備えたエンジ
ン冷却風の吸気口８ｃが設けられている。
の下部カバー８Ａと、横軸芯Ｐ1 周りで上方に開閉自在
な上部カバー８Ｂとからなり、下部カバー８Ａの前面８
ａから左右両サイド８ｂにかけて防塵網を備えたエンジ
ン冷却風の吸気口８ｃが設けられている。
【００１１】そして、前記エンジンボンネット８よりも
前方に突出する前フレーム５の上部を、前フレーム５の
前面５ａからエンジンボンネット８の下部の前面８ａま
で切り欠いて、その切欠部５Ａに、側面視逆Ｌ字型のバ
ランスウエイト１２を載せ付けて、前後方向のボルト１
３，１３を介して着脱可能に連結してある。
前方に突出する前フレーム５の上部を、前フレーム５の
前面５ａからエンジンボンネット８の下部の前面８ａま
で切り欠いて、その切欠部５Ａに、側面視逆Ｌ字型のバ
ランスウエイト１２を載せ付けて、前後方向のボルト１
３，１３を介して着脱可能に連結してある。
【００１２】このトラクタにおいては、図２及び図４に
示すように、クラッチハウジング２の底部に、クラッチ
ハウジング２の底部に溜まった水を集めるための凹部２
ａを形成してあり、前記凹部２ａは、クラッチハウジン
グ２の型が抜ける状態で形成してあり、そして、その凹
部２ａに連通する水抜き孔２ｂを、前輪１０ａへのドラ
イブシャフト１４を避ける状態で機体の横方向に斜めに
形成してあり、水抜き孔２ｂを閉塞するボルト２ｃに対
してボックススパナが容易に係合できるようにしてあ
る。
示すように、クラッチハウジング２の底部に、クラッチ
ハウジング２の底部に溜まった水を集めるための凹部２
ａを形成してあり、前記凹部２ａは、クラッチハウジン
グ２の型が抜ける状態で形成してあり、そして、その凹
部２ａに連通する水抜き孔２ｂを、前輪１０ａへのドラ
イブシャフト１４を避ける状態で機体の横方向に斜めに
形成してあり、水抜き孔２ｂを閉塞するボルト２ｃに対
してボックススパナが容易に係合できるようにしてあ
る。
【００１３】また、このトラクタにおいては、図２及び
図５に示すように、前記前輪の車軸ケース１１をローリ
ング自在に支持する前後一対の軸受けホルダー１５ａ，
１５ｂの内、前部の軸受けホルダー１５ａを、前フレー
ム５の左右に亘って架設された補強フレーム５ｂの前面
にボルト連結し、後部の軸受けホルダー１５ｂを、前フ
レーム５の側面にボルト連結して、前フレーム５に対す
る軸受けホルダー１５ａ，１５ｂの取付けの容易化をは
かってある。
図５に示すように、前記前輪の車軸ケース１１をローリ
ング自在に支持する前後一対の軸受けホルダー１５ａ，
１５ｂの内、前部の軸受けホルダー１５ａを、前フレー
ム５の左右に亘って架設された補強フレーム５ｂの前面
にボルト連結し、後部の軸受けホルダー１５ｂを、前フ
レーム５の側面にボルト連結して、前フレーム５に対す
る軸受けホルダー１５ａ，１５ｂの取付けの容易化をは
かってある。
【００１４】〔別実施例〕上記実施例においては、バラ
ンスウエイト１２として側面視逆Ｌ字型の形状のものを
例示したが、前フレーム５の上面から大きく突出しない
形状のものであれば、図６に示すように、側面視角型の
形状であっても良い。
ンスウエイト１２として側面視逆Ｌ字型の形状のものを
例示したが、前フレーム５の上面から大きく突出しない
形状のものであれば、図６に示すように、側面視角型の
形状であっても良い。
【００１５】また、作業車としては、乗用田植機であっ
ても良い。
ても良い。
【００１６】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】全体側面図
【図２】機体前部の側面図
【図３】バランスウエイトの斜視図
【図４】クラッチハウジング縦断正面図
【図５】前輪の車軸ケースの支持構造を示す正面図
【図６】別実施例のバランスウエイトの斜視図
５ フレーム ５ａ 前面 ５Ａ 切欠部 ８ エンジンボンネット １２ バランスウエイト
Claims (1)
- 【請求項１】 機体の前部にバランスウエイトを連結す
る作業車であって、エンジンボンネット（８）よりも前
方に突出するフレーム（５）の上部を、フレーム（５）
の前面（５ａ）からエンジンボンネット（８）の前面
（８ａ）まで切り欠いて、その切欠部（５Ａ）に係止さ
れるバランスウエイト（１２）を着脱可能に連結してあ
る作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18699994A JPH0848266A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18699994A JPH0848266A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 作業車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0848266A true JPH0848266A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16198439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18699994A Pending JPH0848266A (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0848266A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004074895A (ja) * | 2002-08-14 | 2004-03-11 | Iseki & Co Ltd | トラクタの前フレーム部構造 |
| JP2011189801A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Kubota Corp | トラクタ用バランスウェイト |
| JP2021046098A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 株式会社クボタ | 農業機械 |
-
1994
- 1994-08-09 JP JP18699994A patent/JPH0848266A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004074895A (ja) * | 2002-08-14 | 2004-03-11 | Iseki & Co Ltd | トラクタの前フレーム部構造 |
| JP2011189801A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Kubota Corp | トラクタ用バランスウェイト |
| JP2021046098A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 株式会社クボタ | 農業機械 |
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