JPH1191370A - 走行車両の冷却空気流通構造 - Google Patents

走行車両の冷却空気流通構造

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JPH1191370A
JPH1191370A JP26129697A JP26129697A JPH1191370A JP H1191370 A JPH1191370 A JP H1191370A JP 26129697 A JP26129697 A JP 26129697A JP 26129697 A JP26129697 A JP 26129697A JP H1191370 A JPH1191370 A JP H1191370A
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラクタにおいて、ラジエータはその正面側
に設けられるグリル部から取り込んだ空気によって熱交
換を行うようにしている。エンジンの大型化等によって
エンジンルーム内が詰まってくると、ラジエータとグリ
ル部との前後間にもバッテリ等を設置する必要が生じ、
そのままではラジエータに対する空気の取り込み量に不
足が生じる。 【解決手段】 ラジエータ22の正面部にバッテリ24
を設置する場合、このバッテリ24のサポート57とラ
ジエータ22を支持する前車軸フレーム13との上下間
に、多孔板52,55,56によって形成した枠体を設
ける。そのため、前車軸フレーム13の幅方向中央空間
からバッテリ24の下部を介して、ラジエータ22に空
気が取り込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車両の冷却空
気流通構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタ等の走行車両において、運転席
の前方にエンジンが搭載され、このエンジンとその周辺
に付設される各種機器類やエンジン補機等とがボンネッ
トによって取り囲まれることにより、このボンネット内
にエンジンルームが形成されているものがある。
【0003】走行車両がトラクタ等である場合には、車
両後部に、重量のある作業機を接続したり、急な段差等
を上り下りしたりすることが多いことから、特に、前後
方向の重心バランスをよくすることに特別な配慮が必要
とされている。一般的には、走行車両の前方へ重心をお
くのが好適とされている。そのため、エンジンルーム内
の前方へ各種機器類やエンジン補機等を集めるように
し、また中でも比較的重たいものは前方へ、反対に軽い
ものは後方(運転席寄り)へ割り振ることが行われてき
ている。
【0004】ところで、昨今では、走行車両の高出力化
が望まれ、これに伴ってエンジンが大型化される傾向に
ある。そのため、各種機器類やエンジン補機等には、上
記したレイアウト上の制約のみならず、設置スペースが
手狭になるという問題も生じ、エンジンルーム内のレイ
アウトはますます複雑になる傾向にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにエンジン
ルーム内が過密化し、またレイアウトが難しくなると、
ラジエータの正面にも、例えばバッテリ等のエンジン補
機を設置せざるを得なくなる場合がある。その結果、ラ
ジエータに対する空気の取り込みを確保することが困難
になるおそれがあった。このことは、走行車両がトラク
タ等のように高速走行しないものである場合には、特に
深刻な問題となる。
【0006】また、エンジンが大型化することによって
ラジエータによる冷却能力の強化、即ち、ラジエータの
大型化もが必要とされる場合であれば、空気の取り込み
を更に十分なものとさせる必要がでてくる。本発明は、
上記事情に鑑みてなされたものであって、エンジンの大
型化等に伴ってエンジンルーム内が過密状態になったと
しても、ラジエータに対する空気の取り込みが確実且つ
十分に行えるようにした走行車両の冷却空気流通構造を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る走行車両の冷却空気流通構造では、ボンネット
の正面部に設けられたグリル部を介して、ラジエータに
対する空気の取り込みを行うだけでなく、ラジエータや
その正面に配されたエンジン補機(例えばバッテリ等)
をエンジンルーム内で支持する前車軸フレームの幅方向
中央空間からも、上記エンジン補機の設置部下部を介し
て、ラジエータに対する空気の取り込みを行うものであ
る。
【0008】このような構成であるため、ラジエータの
正面に設けたエンジン補機が邪魔となることなく、ラジ
エータに対して十分な空気の取り込みが可能になる。前
車軸フレームには、ラジエータ設置部よりも前部となる
位置に左右一対の前部下位側板を設け、またラジエータ
設置部よりも後部となる位置に左右一対の後部下位側板
を設けるとよい。これら前後の下位側板は、いずれもエ
ンジンルーム内外での通気性を具備したものとされてお
り、従って前部下位側板は空気補助取入部として作用
し、また後部下位側板は空気補助吐出部として作用する
ことになる。
【0009】なお、前部下位側板は、ラジエータの正面
部に配されるエンジン補機を所定高さに保持させるため
に兼用させるものとして、スペース及び部材の有効利用
を図るものとする。前車軸フレームには、ラジエータ設
置部よりも後部となる位置に対して逆流阻止板を設ける
のが好適である。この逆流阻止板は、ラジエータを出た
排気流が前方へ吹き返されるのを阻止して、ラジエータ
における熱交換効率が低下するのを防止するものであ
る。
【0010】前後の下位側板において、いずれもボンネ
ットの側板と共に外装の一部を成すように形成し、且つ
後部下位側板が前部下位側板の後方延長上に揃う配置と
なるように設けると、外観上の一体感、及び全体として
のバランスがとれ、これを見るものに違和感を与えるお
それがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図2は、本発明に係る冷却空気流
通構造を適用した走行車両1の外側面図である。まず、
走行車両1について概説すると、図例の走行車両1は、
操舵及び補助走行駆動に用いられる前輪2と主走行駆動
に用いられる後輪3とを有する2軸4輪型のトラクタで
あり、エンジン5からの駆動で2輪駆動又は4輪駆動に
切換可能になっている。このエンジン5やミッション
(図示略)等を伴って構成される車体6の後部には、リ
フトアーム8を具備する油圧装置9が設けられていると
共に、この油圧装置9によって3点リンク10が昇降可
能に設けられている。
【0012】この3点リンク10には、必要に応じて各
種の作業機11(図例は耕運機)を接続したり切り離し
たりできるようになっている。この作業機11には、P
TO軸12を介してエンジン5の駆動を伝達可能になっ
ている。エンジン5から前方へ延出して設けられた前車
軸フレーム13の上方には、エンジン5をはじめ、その
周辺に付設される各種機器類やエンジン補機等を含めて
全体的に取り囲むようにしたボンネット14が設けられ
ており、このボンネット14内でエンジンルームを形成
させている。
【0013】また、エンジン5より後方の車体6上に
は、キャビン15が設けられており、このキャビン15
内でハンドル16及び運転席17を配置した操縦室を形
成させている。図例のキャビン15には乗降用の開閉ド
ア18が具備されており、操縦室を閉ざされた空間にで
きるため、空調設備(エアコン)によって冷暖房調節を
可能にしてある。
【0014】このような走行車両1にあって、図3乃至
図5に示すようにエンジンルーム内では、エンジン5の
前部からその前方へ向けてベルト駆動部21、ラジエー
タ22、空調用コンデンサ23及びバッテリ24が設け
られ、バッテリ23の更に前部に、前照灯25やホーン
26等が設けられている。また、バッテリ23の上部に
はエアクリーナ27が設けられ、その正面がグリル部2
8となっている。
【0015】エンジン5の前部寄り上部には、エンジン
ヘッド部のやや側方にパワーステアリング用のコントロ
ーラ30が設けられており、このコントローラ30に、
伝動軸31を介してハンドル16(図2参照)が連結さ
れている。このコントローラ30の前部には、ラジエー
タ22のリザーブタンク32が設けられている。エンジ
ン5の後部寄り上部には、排気誘導管34を介してマフ
ラー本体35が設けられている。このマフラー本体35
には、排気誘導管34と同一側面から前方へ折曲状に延
び出してその後に上方へ立ち上がる排気筒36が接続さ
れている。
【0016】上記ベルト駆動部21は、エンジン出力軸
部38からジェネレータ(オルタネータ又はダイナモ)
39及びラジエータファン40の各入力部にわたって掛
け渡された第1ベルト41と、エンジン出力軸部38か
ら空調用コンプレッサ42の入力部及びテンションプー
リ43にわたって掛け渡された第2ベルト44とを有し
ている。
【0017】上記ラジエータ22には、エンジン5へ向
く面にファンシュラウド46が設けられている。このフ
ァンシュラウド46は、図6に示すようにラジエータフ
ァン40の回転スペース46aを除いてラジエータ22
の排気面を覆う風胴部分46bと、この風胴部分46b
のまわりからラジエータ22の左右両側及び上方へ張り
出したフランジ部分46cと、このフランジ部分46c
の外縁部分に設けられたシール部材47とを有してい
る。
【0018】シール部材47は、キャビン15等でウエ
ザストリップとして用いられる軟質樹脂又は軟質ゴム等
より成るチューブ紐状のものであって、その外周がボン
ネット14の内面に当接可能になされている。従って、
エンジンルーム内は、このファンシュラウド46を境と
して空気流れや熱伝達等が前後方向で遮断されることに
なる。
【0019】また、図3に示すようにラジエータ22に
おいてグリル部28へ向く面には、引っ掛け式のフック
具48を介して防虫アミ49が着脱自在になされてい
る。フック具48は、車種の違いや防虫アミ49のサイ
ズ違い等に応じて掛け替えができるように、前後に複数
の係合部48aを具備している。このフック具48は、
防虫アミ49の安定性を高めるために高さ方向に2個以
上設けてもよいものである。
【0020】このラジエータ22は、前車軸フレーム1
3の上部で支持されているが、この前車軸フレーム13
には、図1に示すようにラジエータ22の設置部を中間
に挟んだその前後両位置に、それぞれ左右で一対となっ
て立ち上がる前部下位側板52及び後部下位側板53が
設けられている。このうち、前部下位側板52は、前板
55及び後板56を伴って枠形状に組まれており、更に
その上面に、上記バッテリ24を支持するための平板状
をしたバッテリサポート57が設けられて、全体として
薄箱を裏返しにしたような構造になっている。これらは
ボルト止め、溶接又は一枚ものの素材板からの折曲等を
適宜組み合わせることによって組み立てることができ
る。
【0021】前部下位側板52、前板55、後板56及
びバッテリサポート57は、いずれもパンチングメタル
又はエキスパンドメタル等を素材として形成されてお
り、通気性がある。従って、前車軸フレーム13の幅方
向中央空間を介してその前方から後方へ流入する空気
は、後板56やバッテリサポート57を介してラジエー
タ22へ供給されると共に、このとき少なくとも前部下
位側板52が空気補助取入部として作用して、空気の取
り込みを一層良好にする。
【0022】なお、バッテリサポート57は、左右の前
部下位側板52間をわたる1本又は複数本の棒材として
もよいし、通気性を有しない板状としてもよいし、場合
によっては省略化することも可能である。一方、後部下
位側板53は、上部側ほど左右外方への開き角度が大き
くなるように斜め向きに立ち上げられている(図4参
照)。これら後部下位側板53についても、パンチング
メタル又はエキスパンドメタル等を素材として形成され
ており、通気性がある。従って、ラジエータ22から排
気された空気を外部へ排出するための空気補助吐出部と
して作用することになる。
【0023】図4及び図7に示すように、これら後部下
位側板53の上端部にはボンネット下カバー60が保持
されている。このボンネット下カバー60も、後部下位
側板53と同じくパンチングメタル又はエキスパンドメ
タル等を素材として形成されており、通気性がある。従
って、このボンネット下カバー60についても当然に、
ラジエータ22から排気された空気を外部へ排出するた
めの空気補助吐出部として作用することになる。
【0024】このボンネット下カバー60は、図8に示
すように後部下位側板53の上端部等との間で設けられ
るヒンジ部61を介して、その上端部を左右外方へ揺動
開閉可能に保持されている。また、ボンネット下カバー
60が閉止した状態は、その上端部に設けられた係止部
材62とエンジンルーム内の適所に設けられたパッチン
止め具63との弾性係合によって保持されるものとなっ
ている。
【0025】そして、このボンネット下カバー60の外
周部には、これを縁取るようにパッキン65が設けられ
ており、閉止時におけるボンネット14との密着性が高
められるようになっている。これら前部下位側板52及
び後部下位側板53は、外部に露呈した状態とされ、ボ
ンネット14の側板と共に外装の一部を成すものであ
る。そして、後部下位側板53は、前部下位側板52の
後方延長上に揃う配置とされている。このようなことか
ら、走行車両1の全体としてデザイン的に統一され、外
観的に良好なものとなっている。
【0026】上記前車軸フレーム13には、図3に示す
ように、更にラジエータ22の設置部より後部であって
且つエンジン5より前部となる位置に、その幅方向中央
空間を遮って、前側が高く後側ほど低くなる方向に傾斜
した逆流阻止板67が設けられている。この逆流阻止板
67は、ラジエータ22から排出される熱を持った排気
流が、エンジン5等に反射してそのまま、或いはこの反
射時に更に高温化された状態で前方へ吹き返されるのを
阻止するためのものである。そのため、ラジエータ22
へ取り込まれる空気を新鮮空気に制限することが可能に
なり、それだけラジエータ22での熱交換効率が高めら
れることになる。
【0027】このようなエンジンルームを取り囲んでい
る上記のボンネット14は、天板部68とその左右両側
の側板部69とを有して断面コ字状(図4及び図6参
照)に形成されている。また、このボンネット14に
は、前端部に上記したグリル部28が一体的に取り付け
られており、後端部上部に設けられた揺動支部70(図
3参照)を中心として、天板部68と側板部69だけで
なくこのグリル部28もが、上下方向に揺動自在(図2
参照)になっている。
【0028】ボンネット14が閉まった状態は、図3に
示すようにグリル部28の内側に設けられたロック機構
72によって保持されるようになっている。このロック
機構72は、グリル部28の上面に突出して設けられた
センターマスコットを兼ねる操作片72aにより、ロッ
ク切換操作が可能になっている。ところで、本発明は、
上記実施形態に限定されるものではない。
【0029】例えば、ラジエータ22の正面部に設けら
れるエンジン補機として、バッテリ24の場合について
のみ説明したが、その他のエンジン補機であってもよい
ことは言うまでもない。走行車両1は、トラクタに限定
されない。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る走行車両の冷却空気流通構造では、ラジエータや
その正面に配されたバッテリー等のエンジン補機を支持
する前車軸フレームの幅方向中央空間から、上記エンジ
ン補機の設置部下部を介してラジエータに対する空気の
取り込みを行っているので、ボンネット正面部のグリル
部から取り込まれる空気と共に、ラジエータには十分量
の空気が供給されることになる。従って、ラジエータの
正面にエンジン補機を設置することについて、何ら不具
合は生じないものであり、それだけエンジンルーム内の
レイアウトが容易になり、エンジンの大型化を無理なく
実現できることになる。
【0031】前車軸フレームに対し、ラジエータ設置部
の前後にそれぞれ前後の下位側板を設けることで、前部
下位側板を空気補助取入部とし、また後部下位側板を空
気補助吐出部として作用させることができ、その結果、
空気の流れを一層良好にできる。前車軸フレームに対
し、ラジエータ設置部よりも後部に逆流阻止板を設ける
ことで、ラジエータを出た排気流が前方へ吹き返される
のを阻止できるので、ラジエータの熱交換効率を良好に
保持できる。
【0032】前後の下位側板において、いずれもボンネ
ットの側板と共に外装の一部を成すように形成し、且つ
後部下位側板が前部下位側板の後方延長上に揃う配置と
なるように設けると、外観上の一体感、及び全体として
のバランスがとれ、これを見るものに違和感を与えるお
それがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷却空気流通構造を一部分解して
示す斜視図である。
【図2】本発明に係る冷却空気流通構造を適用した走行
車両の外側面図である。
【図3】図2に示したボンネットの内部(エンジンルー
ム内)を拡大して示す側面図である。
【図4】図3のA−A線拡大断面図である。
【図5】図3に対応する拡大平面図である。
【図6】図3のB−B線拡大断面図である。
【図7】図2の一部(ボンネット周辺)を拡大して示す
側面図である。
【図8】図7のC−C線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 走行車両 13 前車軸フレーム 14 ボンネット 22 ラジエータ 24 バッテリ(エンジン補機) 28 グリル部 52 前部下位側板 53 後部下位側板 67 逆流阻止板 69 側板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルームを取り囲むボンネット
    (14)の正面部にグリル部(28)が設けられてエン
    ジンルーム内のラジエータ(22)へ空気の取り込みが
    可能になされていると共に、ラジエータ(22)及び該
    ラジエータ(22)正面に配されたエンジン補機(2
    4)をエンジンルーム内で支持する前車軸フレーム(1
    3)の幅方向中央空間からも上記エンジン補機(24)
    の設置部下部を介してラジエータ(22)に対する空気
    の取り込みが可能になされていることを特徴とする走行
    車両の冷却空気流通構造。
  2. 【請求項2】 前記前車軸フレーム(13)には、ラジ
    エータ(22)設置部より前部で前記エンジン補機(2
    4)を所定高さに保持しつつ立ち上がる左右一対の前部
    下位側板(52)が設けられていると共に、ラジエータ
    (22)設置部より後部で立ち上がる左右一対の後部下
    位側板(53)が設けられており、これら前後の下位側
    板(52,53)がいずれもエンジンルーム内外での通
    気性を具備して空気補助取入部及び空気補助吐出部とし
    て形成されていることを特徴とする請求項1記載の走行
    車両の冷却空気流通構造。
  3. 【請求項3】 前記前車軸フレーム(13)には、ラジ
    エータ(22)設置部より後部に対して、ラジエータ
    (22)を出た排気流が前方へ吹き返されるのを阻止可
    能にした逆流阻止板(67)が設けられていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の走行車両の冷却空
    気流通構造。
  4. 【請求項4】 前記前後の下位側板(52,53)は、
    いずれもボンネット(14)の側板(69)と共に外装
    の一部となされており、後部下位側板(53)が前部下
    位側板(52)の後方延長上に揃う配置とされているこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項3記載の走行車両の
    冷却空気流通構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2868021A1 (fr) * 2004-03-29 2005-09-30 Kubota Kk Vehicule utilitaire a trous de ventilation gradues
JP2006117005A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Kubota Corp 農用トラクタ

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