JPH084473B2 - 発酵調味料の製造法 - Google Patents

発酵調味料の製造法

Info

Publication number
JPH084473B2
JPH084473B2 JP4084710A JP8471092A JPH084473B2 JP H084473 B2 JPH084473 B2 JP H084473B2 JP 4084710 A JP4084710 A JP 4084710A JP 8471092 A JP8471092 A JP 8471092A JP H084473 B2 JPH084473 B2 JP H084473B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fermented
product
salt
koji
seasoning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4084710A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0614740A (ja
Inventor
信男 細川
政次 吉田
幸男 鬼頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Prefecture
Original Assignee
Aichi Prefecture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Prefecture filed Critical Aichi Prefecture
Priority to JP4084710A priority Critical patent/JPH084473B2/ja
Publication of JPH0614740A publication Critical patent/JPH0614740A/ja
Publication of JPH084473B2 publication Critical patent/JPH084473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seasonings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は発酵調味料の製造法に
関し、詳しくは、大豆とは異なる成分組成の豆類を原料
として特有風味の発酵調味料を得る方法に係わるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近の調味料業界は、国民の生活水準の
向上と外国文化の流入により、消費者嗜好の洋風化、グ
ルメ化の影響を強く受けている。このため、大豆を主体
に米麦等を配合して醸造する日本の伝統的な発酵調味料
は特有の臭いがあって、最近の料理に適合しかねる点が
あり、最近の料理に合った新しい風味の発酵調味料が望
まれている。また、大豆を主体とした従来の発酵調味料
は大豆からの旨味の醸成に長期間を要している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は大
豆を主体とした従来の発酵調味料が最近の洋風料理に適
合しにくいこと及び、そのための改良が望まれているこ
と、及び前記した従来の発酵調味料が製造期間を長く要
する問題点に鑑み、これを改良すべく研究した結果、大
豆より蛋白質含量が少くかつ糖質含量の高い豆類を原料
として良好な成果を得ることができ、この成果に基いて
本発明を達成したものである。
【0004】すなわち、本発明の第1の課題は、大豆を
主体とした従来の発酵調味料とは異なる風味を有し、和
風、洋風及び中華料理等に広く適する発酵調味料を短期
間で得る発酵調味料の製造法を提供することにある。
【0005】また、本発明の第の課題は、固液分離せ
ず、舌ざわりの滑らかな前記発酵調味料の製造法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した第1の課題を達
成するための請求項1の発明は、蛋白質含量が25.5
%以下でかつ糖質含量が50%以上の豆を、吸水させ蒸
煮した後、この蒸煮物を麹となし、これを所定の加水状
態で高温にて消化処理して消化物とし、しかる後、これ
を酵母により発酵させて発酵処理物とし、該発酵処理物
に果実成分を加えて混合し、これを固液分離することな
く発酵調味料とすることを特徴とする。
【0007】また、第1の課題を達成するための請求項
の発明は、請求項において、発酵処理物に呈味成分
を加えることを特徴とする。
【0008】そして、第の課題を達成するための、請
求項の発明は、請求項において、果実成分あるいは
呈味成分を加えた発酵処理物を磨砕してペースト状にす
ることを特徴とする。
【0009】請求項1〜請求項においては蛋白質含量
が25.5%以下でかつ糖質含量が50%以上の豆が用
いられる。この豆としてはムング,ラジマ,チャナな
ど、たとえば表1のA項に示す各種の豆が単独あるいは
複数種混合して使用可能である。これらのA項の各豆は
B項に示す大豆に対し蛋白質が少くてかつ糖質が高いこ
とより、発酵調味料にした場合に大豆の独特の臭気を少
なくすることができる。
【0010】
【表1】
【0011】麹による高温の消化処理はたとえば50〜
60℃で15〜20時間程度とされる。
【0012】前記果実成分は果実、果汁、果実発酵物、
果汁発酵物などの果実に由来する成分が少くとも一種用
いられる。前記呈味成分は香辛料、調味料、甘味料など
の呈味を有する成分の少くとも一種が用いられる。
【0013】
【作用】請求項1において、麹中の豆は麹菌の酵素に
って消化される。消化処理は高温で行なうため消化が早
い。消化物は酵母により発酵される。果汁などの果実成
分が配合されることより複雑な風味にされる。請求項
においては、香辛料などの呈味成分が加えられることに
より複雑な風味にされる。請求項においては固液分離
のないペースト状の物性とされる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の第1実施例を説明する。ま
ず、菌の酵素によ高温消化処理して消化物となし、
これを酵母にて発酵し、発酵物を得る場合を、図1を参
照して説明する。原料豆(以下、単に豆ともいう。)と
してラジマ及びチャナ(両豆の一般成分は表1参照)を
各5kg(乾物換算)用意した。ラジマ及びチャナは図
1の工程にしたがって各別々に処理する。用意したラジ
マ及びチャナは、各全量を水槽中に分けて浸して吸水さ
せた。ラジマは30℃の水に70分間,チャナは30℃
の水に90分間浸した。吸水後の各豆はざる上に移し、
水切りし一夜放置した後、各豆は121℃で60分間蒸
煮し、冷却した。蒸煮した各豆にはアルファー化米の粉
末を豆の乾物に対し2〜4%となるように散布し、次い
でこれを直径13mmの穴を有する前板を使用して球形
の成形物に加工した。一方、アルファー化米で増量した
種麹、本例ではアスペルギルス・オリゼを用意し、球形
の成形物の表面に散布し、麹蓋に盛込んだ。成形物を盛
った両豆の麹蓋は28〜30℃の麹室に入れ、44時間
管理して製麹した。なお、成形物は15〜20時間後に
一番手入れを行ない、25〜30時間後に二番手入れを
し、成形物の配置換え、及び蓋の配置換えをした。
【0015】製造した両豆の麹は豆の乾物換算において
各1.6倍の水を加え、55℃で18時間の高温消化処
理を行なって各消化物を得た。なお、消化温度は50〜
60℃が望ましく、これより低いと腐敗し易く、60℃
より高すぎると麹の酵素作用がよくない。
【0016】しかして、消化後のラジマ及びチャナの
化物は、酵母による発酵を行なう。両豆の消化物は各々
2つに分け、一方には食塩を5%(wt%)加えて有塩
区とし、他方はエタノールを5%(vol%)加えて無
塩区とする。なお、各区は乳酸によりpH4.5に調整
した。図1の工程図に示すように、有塩区の消化物には
醤油酵母B(耐塩性酵母,チゴサッカロミセス・ルキシ
ー)を添加し、20℃で1ヵ月間発酵させて有塩の発酵
処理物を得た。無塩区の消化物には清酒酵母A(非耐塩
性酵母,サッカロミセス・セルビシエ)を添加し、20
℃で1ヵ月間発酵させて無塩の発酵処理物を得た。
【0017】かくして、図1の工程において原料豆のラ
ジマより、ラジマ麹処理・有塩発酵の発酵物と、ラジマ
麹処理・無塩発酵の発酵物を得た。また、図1の工程に
おいて原料豆のチャナより、チャナ麹処理・有塩発酵の
発酵物と、チャナ麹処理・無塩発酵の発酵物を得た。
【0018】一方、比較例として酵素による高温消化処
理の場合を、図3を参照して説明する。原料豆としてラ
ジマとチャナを各5kg(乾物換算)用意し、各豆は
の工程にしたがって各別々に処理する。各豆は充分に
吸水させた後、水切りし、121℃で60分間蒸煮し、
冷却した。蒸煮した各豆にはアルファー化米の粉末を豆
の乾物に大して2〜4%加え、これをチョッパーで砕い
た後、豆に対し各々1.6倍の水を加え、これを酵素剤
により高温で消化処理した。
【0019】消化処理は1次処理及び2次処理の2回行
なった。1次の消化処理は加水した豆に対してアミラー
ゼ(天野製薬KK製造の液化型のアミラーゼAD使用)
及びプロテアーゼ(天野製薬KK製造のプロテアーゼS
使用)を、各0.2%(乾物換算)加え、70℃,7.
5時間行なった。1次の消化処理に続いて2次の消化処
理を行った。2次の消化処理は糖化型のアミラーゼ(天
野製薬KK製造のグルクザイムAF6使用)及びプロテ
アーゼ(天野製薬KK製造のプロテアーゼM使用)を
0.3%(乾物換算)加えて57℃,24時間行った。
2次の消化処理後において消化物を得た。
【0020】しかして、ラジマ及びチャナのこの消化物
は、酵母による発酵を行なう。両豆の消化物は各々2つ
に分け、一方には食塩を5%(wt%)加えて有塩区と
し、他方はエタノールを5%(vol%)加えて無塩区
とする。なお、各区は乳酸によりpH4.5に調整し
た。図3の工程図に示すように、有塩区の消化物には醤
油酵母Bを添加し、20℃で1ヵ月間発酵させて有塩の
発酵処理物を得た。無塩区の消化物には清酒酵母Aを添
加し、20℃で1ヵ月間発行させて無塩の発酵処理物を
得た。
【0021】かくして、図3の工程において原料豆のラ
ジマより、ラジマ酵素処理・有塩発酵の発酵物と、ラジ
マ酵素処理・無塩発酵の発酵物を得た。また、図3の工
程において原料豆のチャナより、チャナ酵素処理・有塩
発酵の発酵物と、チャナ酵素処理・無塩発酵の発酵物を
得た。
【0022】図1の工程に従って得た、本例1の、ラジ
マの麹処理・有塩発酵物、ラジマの麹処理・無塩発酵
物、チャナの麹処理・有塩発酵物、チャナの麹処理・無
塩発酵物、及び図3の工程に従って得た、比較例の、
ジマの酵素処理・有塩発酵物、ラジマの酵素処理・無塩
発酵物、チャナの酵素処理・有塩発酵物、チャナの酵素
処理・無塩発酵物、の各一般成分分析値を表2及び表3
に示し、色調を表4に示し、有機酸組成を表5及び表6
に示し、香気成分分析値を表7に示した。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】なお、滴定酸度IはpH7.0にするため
に要した0.1N−NaOH水溶液の量を示し、滴定酸
度IIはpH7.0から8.3にするために要した量を
示す。
【0026】
【表4】 なお、表4の色調は測色計(日本電色KK製)にて測定
した。表4において、Lは明るさを示し白が100、黒
が0で数値が大きい程、明度が高いことを表わし、aは
(+)側では数値が大きい程、赤の度合が大きいことを
表わし、bは(+)側では数値が大きい程、黄の度合が
大きいことを表わしている。
【0027】
【表5】
【0028】
【表6】 なお、表5,表6における数値単位はmg/Lである。
【0029】
【表7】 なお、表7において、エタノールの数値単位はV/W%
であり、その他のアルコールの数値単位はppmであ
る。
【0030】また、第1実施例及び比較例の各発酵処理
物の官能審査の結果は、表8に示す通りであった。な
お、無塩区のものは食塩添加して有塩区と同じ食塩量と
した。官能審査のパネルは20〜50才の男性3名女性
3名とし、良好なものの順位を選択させた。
【0031】
【表8】
【0032】表2及び表3の一般成分分析値において、
直糖及び全糖値は無塩区が有塩区より多く残存した。フ
ォルモール窒素及び水溶性窒素は麹処理した発酵物の区
比較例の酵素処理の区より多く生成して、食塩の有無
は著しい影響を与えないようであった。エタノールは清
酒酵母Aを使用した無塩区が生成量が多くなった。表4
より、色調は有塩の発酵物の区がラジマ、チャナとも、
明度(L値)においてやや高値を示した。
【0033】表5及び表6の有機酸組成では、ラジマ、
チャナとも、有塩の発酵物の区は酢酸の生成量が多かっ
たが、逆にリンゴ酸の生成量は少なかった。表7の香気
成分分析値では、ラジマ、チャナとも、有塩の発酵物の
区でイソアミルアルコールが多かった。
【0034】官能審査結果は表8に示したとおりであ
り、比較例の酵素処理区はラジマ、チャナとも、旨味が
乏しく単調な香味を呈し、物性についても原料の溶解が
悪いために粘りが強かった。麹処理した本例1は無塩区
の方が有塩区より芳香(果実香)及び甘味が強く感じら
れた。総合的には、ラジマ、チャナとも、麹処理区が
較例区(酵素処理区)に比較して香味及び物性とも良い
評価であった。
【0035】次に、これらの発酵物より発酵調味料を得
る場合の例を、図2を参照して説明する。果実成分とし
て、グレープ(果汁)発酵物及びマンゴ(果実)発酵物
を用意する。各発酵物はグレープの果汁あるいはマンゴ
のペースト4Lを、直糖濃度が20%に糖調整(ブドウ
糖使用)し、発酵温度14℃で清酒酵母Aあるいは醤油
酵母Bにて(醤油酵母Bは食塩5%添加し)静置発酵
し、清酒酵母Aの発酵(発酵日数9日)によるグレープ
発酵物A、醤油酵母Bの発酵(発酵日数37日)による
グレープ発酵物B、清酒酵母Aの発酵(発酵日数10
日)によるマンゴ発酵物A、および、 醤油酵母Bの発
酵(発酵日数36日)によるマンゴ発酵物B、としたも
のである。
【0036】これらの各発酵物の一般成分分析値を表
9、有機酸組成を表10、香気成分分析値を表11に示
した。
【0037】
【表9】
【0038】
【表10】 なお、表10における数値単位はmg/Lである。
【0039】
【表11】 なお、表11において、エタノールの数値単位はV/W
%、その他のアルコールの数値単位はppmである。
【0040】表9において、醤油酵母Bは清酒酵母Aよ
り発酵速度が遅く、エタノールの生成も少ないことがわ
かる。表10において、清酒酵母Aはコハク酸生成量が
醤油酵母Bよりやや多く、醤油酵母Bはマンゴで酢酸の
生成量が清酒酵母Aより多いことが認められた。表11
において、清酒酵母Aが醤油酵母Bより生成量が多いこ
とがわかる。
【0041】次いで、図2に示すように、実施例1にお
ける前記したラジマ麹処理・有塩発酵物,チャナ麹処理
・有塩発酵物,ラジマ麹処理・無塩発酵物,チャナ麹処
理・無塩発酵物、及び図4に示すように、前記比較例
り得たラジマ酵素処理・有塩発酵物,チャナ酵素処理・
有塩発酵物,ラジマ酵素処理・無塩発酵物,チャナ酵素
処理・無塩発酵物,にグレープ発酵物A,B,及びマン
ゴ発酵物A,B,の各1種を各々配合して各発酵調味料
を多数調製した。なお、各発酵調味料には香辛料などの
呈味成分を配合して味調整した。そのうち、本例1にお
いて表12,表13,表14,表15に示す良好な発酵
調味料T1〜T4を得た。なお、比較例からは良好な発
酵調味料が得られなかった。
【0042】
【表12】発酵調味料T1の配合
【0043】
【表13】発酵調味料T2の配合
【0044】
【表14】発酵調味料T3の配合
【0045】
【表15】発酵調味料T4の配合
【0046】発酵調味料T1〜T4の官能審査(パネル
は前記した6名による。)の結果は表16に示す通りで
あった。
【0047】
【表16】
【0048】発酵調味料T1〜T4はいずれも高風味を
有し、ビーフステーキ,サラダ,及びかしわのから揚げ
にソースとしてかけて食したところ、各料理との適合性
は良好であった。
【0049】次に、本発明の第2実施例を説明する。前
記した第実施例にて得た発酵調味料T1〜T4は固液
の混合状態のものである。本例は固液混合状態のもの
を、グラインダー等の磨砕手段により、超微細に磨砕し
て繊維質を含むペースト状の物性に加工する。磨砕処理
後の各発酵調味料T1〜T4は良好なペースト状のもの
とすることができた。
【0050】ペースト状の各発酵調味料T1〜T4は第
実施例と同様にビーフステーキ,サラダ,及びかしわ
のから揚げにかけて食したところ、発酵調味料T1〜T
4の舌ざわりが滑らかであり、各料理との適合性も良
く、洋風,和風及び中華料理に合うソースとして好まし
いのであった。
【0051】
【発明の効果】請求項の発明によれば、蛋白質含量が
25.5%以下でかつ糖質含量が50%以上の豆を原料
として、発酵処理物を得た後、これに少くとも一種の果
実成分を含ませることより、豆の発酵処理物と果実成分
とによる特有風味の発酵調味料を得ることができる。請
求項の発明の発酵調味料はその液分と固形物と(の混
合物)を料理にソースとしてかけて使用することができ
る。この発酵調味料の特有風味は和風料理,洋風料理及
び中華料理等に適する。請求項の発明による発酵調味
料は、少くとも一種の呈味成分を含ませることより、豆
の発酵処理物と、香辛料等の配合成分とによる特有風味
の発酵調味料を得ることができる。この発酵調味料の風
味は請求項より得られる発酵調味料とは異なるもので
あり、和風料理,洋風料理,及び中華料理等に適してい
る。請求項の発明は、請求項あるいは請求項にて
得られる発酵調味料を磨砕してペースト状にするので、
固液分離のない舌ざわりの滑らかな、発酵調味料となし
得る。このペースト状の発酵調味料は請求項あるいは
請求項に基づく風味をそのまま有し、各種料理のソー
スとして適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の発酵処理物を得る工程説明図。
【図2】第1実施例の発酵調味料を得る工程説明図。
【図3】比較例の発酵処理物を得る工程図。
【図4】比較例の発酵調味料を得る工程図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛋白質含量が25.5%以下でかつ糖質
    含量が50%以上の豆を、吸水させ蒸煮した後、この蒸
    煮物を麹となし、これを所定の加水状態で高温にて消化
    処理して消化物とし、しかる後、これを酵母により発酵
    させて発酵処理物とし、該発酵処理物に果実成分を加え
    て混合し、これを固液分離することなく、発酵調味料と
    することを特徴とした発酵調味料の製造法。
  2. 【請求項2】 請求項において、発酵処理物に呈味成
    分を加えることを特徴とした発酵調味料の製造法。
  3. 【請求項3】 請求項あるいは請求項において、果
    実成分あるいは呈味成分を加えた発酵処理物を磨砕して
    ペースト状にすることを特徴とした発酵調味料の製造
    法。
JP4084710A 1992-03-06 1992-03-06 発酵調味料の製造法 Expired - Lifetime JPH084473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4084710A JPH084473B2 (ja) 1992-03-06 1992-03-06 発酵調味料の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4084710A JPH084473B2 (ja) 1992-03-06 1992-03-06 発酵調味料の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0614740A JPH0614740A (ja) 1994-01-25
JPH084473B2 true JPH084473B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=13838226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4084710A Expired - Lifetime JPH084473B2 (ja) 1992-03-06 1992-03-06 発酵調味料の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH084473B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1270735A4 (en) * 2000-03-29 2008-10-08 Amano Enzyme Inc PROCESS FOR PRODUCING AGLYCONE FROM DIGLYCOSIDASE, ENHANCED AROMA FOOD CONTAINING AGLYCONE, AND CONVERSION AGENT FOR USE IN THIS PROCESS
JP2006076927A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Toyo Shinyaku:Kk マンゴーから得られる発酵物
JP5414183B2 (ja) * 2008-01-15 2014-02-12 国立大学法人九州大学 無塩アルコール発酵調味液及びその製造方法
JP2012095596A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Kikkoman Corp 醤油様調味料

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540020A (en) * 1978-09-08 1980-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Dc power source device for both welding and gouging
JPS6356791A (ja) * 1986-08-28 1988-03-11 Toshiba Corp 携帯可能記憶媒体処理装置
JPH03130050A (ja) * 1989-10-16 1991-06-03 Yoshinori Takeuchi しょう油の加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0614740A (ja) 1994-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104323219B (zh) 一种清真香辣酱及其制备方法
CN104489614A (zh) 一种香辣酱及其制备方法
US6641856B1 (en) Beverage containing a kayu-like fermentation product
CN106318773A (zh) 马铃薯米酒的制作工艺
KR100815198B1 (ko) 순무 탁주 및 그 제조방법
KR100719224B1 (ko) 기능성 고추장 제조방법
KR101078711B1 (ko) 현미의 기능성 성분을 함유한 쌀 양조간장의 제조방법
KR101168351B1 (ko) 메기 고추장, 및 그 메기 고추장을 포함하는 요리
JPH084473B2 (ja) 発酵調味料の製造法
KR101677018B1 (ko) 향미와 기호성을 개선한 고추장 제조방법
JPH06225721A (ja) 発酵調味料およびその製法並びにそれを用いた漬物調味料
KR102284193B1 (ko) 천연재료를 함유한 누룽지스낵의 제조 방법
KR101962385B1 (ko) 홍시 고추장의 제조 방법
KR101848805B1 (ko) 생약추출물을 이용한 꿩장비빔소스 및 그 제조방법
KR101487328B1 (ko) 멍게를 이용한 고추장 제조방법
CN106213420A (zh) 一种清真红焖牛羊肉调味料及其制备方法
CN112120206A (zh) 一种酱油制作方法
KR101230604B1 (ko) 강황을 이용한 강황 고추장의 제조방법
KR102498450B1 (ko) 타래 소스 및 그 제조방법
KR101762002B1 (ko) 콩식초의 제조방법 및 그로부터 수득되는 콩식초
JPS58111660A (ja) 醸造調味料の製造方法
KR102654252B1 (ko) 녹차추출 발효물 함유 젓갈용 양념장, 이를 이용한 녹차추출 발효물 함유 젓갈 및 이의 제조방법
KR102474151B1 (ko) 유자 소스의 제조방법 및 이에 의해 제조된 유자 소스
KR102626295B1 (ko) 고추장 조성물 및 그 제조 방법
KR20180119811A (ko) 된장 양념소스 및 이를 이용한 된장 양념 삼겹살 구이의 조리방법