JPH0840582A - シート給送装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及びこれを備える画像形成装置

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JPH0840582A
JPH0840582A JP6197478A JP19747894A JPH0840582A JP H0840582 A JPH0840582 A JP H0840582A JP 6197478 A JP6197478 A JP 6197478A JP 19747894 A JP19747894 A JP 19747894A JP H0840582 A JPH0840582 A JP H0840582A
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JP
Japan
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sheet
sheets
unit
stacking
stacked
Prior art date
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Application number
JP6197478A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Nakane
義満 中根
Michiro Koike
道郎 小池
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0840582A publication Critical patent/JPH0840582A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H83/00Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such
    • B65H83/02Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such performed on the same pile or stack

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分離搬送するべき1枚目のシート先端部を、
2枚目以降のシートから反らして給送することにより、
シートの重送を防止する。 【構成】 積載したのシートに略平行の第1のシート吸
着部と、その下流側にシート面が離隔する向きに傾斜し
た第2のシート吸着部114により、シートを搬送ベル
ト115に吸着させ、この搬送ベルトの回転により位置
決めのシートが分離搬送される。この分離搬送時に、1
枚目のシート先端部は、第2のシート吸着部により吸引
されて、2枚目のシートから離隔するように反らされ
る。これにより、1枚目のシートの分離が確実に行なわ
れて、搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート搬入手段から搬
入されて一時的に積載されたシート積載手段上のシート
を、その最下部から1枚ずつ分離して給送するシート給
送装置に係り、詳しくは複写機、プリンタ、ファクシミ
リ等の画像形成装置に用いられ、特にその中間トレイに
用いられて好適であるシート給送装置及びそれを用いた
画像形成装置に関する。
【0002】
【関連する技術】従来、複写機、プリンタ、ファクシミ
リ等の画像形成装置に備えられているシート給送装置
(給紙装置)は、給紙ローラの回転摩擦によって、シー
ト積載トレイ上に積載されたシートの搬送を行う方式の
ものが一般的である。
【0003】この方式の給紙装置においては、ローラの
表面をゴム等の弾性体で構成しており、その給紙性能は
給紙ローラの表面の摩擦係数によるところが大きい。従
って、摩耗による給紙ローラの外形変化、給紙ローラの
材質の経時変化、紙粉の付着等による給紙ローラの表面
の摩擦係数の変化等により給紙性能が安定しなかった
り、各種の表面状態の違うシートに対応しきれないとい
う欠点があった。
【0004】このようなことから、昨今、エアの吸引及
びエアの吹き付け等を利用して、シート積載トレイ上に
積載されたシートを分離すると共に吸着しつつ搬送する
方式の給紙装置(以下、エア給紙装置と称す)が提案さ
れている。
【0005】該従来のエア給紙装置は、エアの吸引力に
よりシート束の最上部のシートを吸着してベルトで搬送
すると共に、該最上部のシートとその下方とのシートの
間にノズルからエアを吹き付けて分離するものであっ
て、シート束の最下部からシートを分離して搬送し得る
ものは存在しなかった。
【0006】本出願人は、該エア給紙装置を、例えば中
間トレイにも用い得るように、シート束の最下部のシー
トから1枚ずつ分離して給送するシート給送装置を提案
した(未公開)。
【0007】該シート給送装置は、図19ないし図21
に示すように、画像形成したシートを搬入した後に再給
紙する両面ユニットに搭載されている。図19は両面ユ
ニットの縦断側面図、図20は両面ユニットの平面図、
図21は両面ユニットの正面図をそれぞれ示している。
【0008】画像形成したシートSは、搬入ローラ10
8によりシートトレイ(中間トレイ)110に搬入さ
れ、その上流側に配設された紙当て板109につき当た
った後に自重により落下して、シートトレイ110上に
積載される。シートトレイ110は、搬送方向下流側が
上方に位置するように10°傾斜しており、上記搬入さ
れて落下するシートSは、後端規制板111に突き当た
って、後端部が整合される。119は、搬入されるシー
トSの両側部を規制するサイド規制板を示している。
【0009】図19において、シートSを積載したシー
トトレイ110の搬送方向下流側には、シート搬送部
(分離・搬送手段)112が配置されている。
【0010】シート搬送部112は、第1のシート吸着
部113と、第1のシート吸着部113に対してシート
搬送方向下流側に配置され、第1のシート吸着部113
の下方に延長線に対して約10°の傾きをなして傾斜し
た第2のシート吸着部114と、複数の吸引孔115a
を有して、各シート吸着部113,114にかけられた
搬送ベルト(搬送手段)115と、上記吸引孔115
a、第1のシート吸着部113、第2のシート吸着部1
14を通してエアを吸引するブロワ(エア吸引手段)1
16により構成されている。
【0011】上記搬送ベルト115は、複数のローラ1
21,122,123,124,125によりガイドさ
れている。該搬送ベルト115は、ローラ124,12
5の吸着部115Aで第1のシート吸着部113の吸着
面に、そしてローラ125,121の吸着部115Bで
第2のシート吸着部114の吸着面にそれぞれ当接して
巻き掛けられている。
【0012】また、図20、図21に示すように、シー
トトレイ110には切欠部110aが形成されており、
この切欠部110aの内側に、シート搬送部112が配
置されている。そして、シートトレイ110は、基底部
110bと、基底部110bの幅方向の両端から上方に
向かって角度を成すように形成された両側部110cと
を備えている。
【0013】このシートトレイ110の基底部110b
と、第1のシート吸着部113とは略平行であり、搬送
ベルト115はシートSに対し均一に接触するように配
置されている。シートトレイ110のシート搬送方向下
流側には、前記第1のシート吸着部113の吸着面延長
線と、第2のシート吸着部114の吸着面との間へ向け
て、上方からエアを吹き付けるための吹き付けノズル
(エアー吹き付け手段)117が、幅方向に複数設けら
れている。吹き付けノズル117は幅方向においては、
搬送ベルト115の吸引領域内に位置し、 図21の斜
線部118の領域をエアを吹き付ける。
【0014】次に、この本出願人が提案したシート給送
装置(未公開)の動作について説明する。
【0015】まず、ブロワ116の吸引力により、第1
のシート吸着部113および第2のシート吸着部114
にかかる搬送ベルト115に、シートトレイ110に積
載されたシート束の最下部のシートSが吸着される。
【0016】第1のシート吸着部113と第2のシート
吸着部114は、約10°の角度を持っているため、最
下部の1枚目のシートSのみが分離されて、第2のシー
ト吸着部114に吸着されようとするが、シート同志の
繊維の絡み付き等により複数枚のシートが、第2のシー
ト吸着部114に吸着されようとすることがある。
【0017】このような場合でも、吹き付けノズル11
7のエアが、シートSの1枚目と2枚目の間に流れ込む
ので、1枚目と2枚目以降のシートSが分離される。
【0018】次に、搬送ベルト115を駆動し、シート
Sを下流側に搬送する。この時、吹き付けノズル117
から出たエアは1枚目と2枚目のシートの間をシート後
端へ向けて流れ、2枚目以降のシートを浮上させるた
め、最下部のシート1枚のみが下流側へ搬送される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のシート給送装置
は、使用されるシートSのうち、第3やB4等のラージ
サイズシートの長辺が、搬送方向に直角になるように配
置してこれを搬送する装置、いわゆるラージサイズ横送
りの装置にあっては、シートSの横送りを良好に行うこ
とができる。
【0020】しかし、上述のラージサイズ横送りの装置
あっては、装置本体の奥行きが大きくなることが、シー
トSに画像形成させるための感光ドラムや定着ローラな
どの消耗品も大型となり、このためサービスコストがか
かる等の問題がある。
【0021】そこで、これらの問題を回避すべく、ラー
ジサイズのシートSを縦送りする装置も従来から提供さ
れている。
【0022】しかし、上記A3、B4等のラージサイズ
シートをその長辺が搬送方向と平行となるように載置し
て、これを搬送する、いわゆるラージサイズ縦送りの装
置にあっては、シートSの先端に向けてノズル117か
ら吹き付けたエアー流が、ラージサイズの場合には、そ
の後端まで届きにくい。このため、シートSの後端にお
いては、最下紙とその上以降のシートSとの間にエアー
流による間隙が構成されなくなる。
【0023】そして、吹き付けノズル1117からのエ
アーが入ってシートSが相互に分離されている分離領域
の面積が、シートSが相互に密着している上述のシート
後端における非分離領域の面積と比較して、相対的に小
さくなる。従って、最も下のシートSが前記搬送ベルト
7に吸着されて搬送されるとき、前記のシート後端の非
分離領域における摩擦力によって、2枚目のシートSが
連れ出される、いわゆる重送が発生することになる。
【0024】このとき、ラージサイズシートの後端にま
で、エアー流が到達するように、吹き付けノズル117
からのエアーの圧および流量を上げることも考えられ
る。
【0025】しかし、この場合には、エアー流の流量と
圧の上昇に伴って、エアー流を発生させるためのブロワ
の羽根形状や回転数も増大するため、これに比例して、
ブロワによる騒音が大きくなるという問題を生じる。
【0026】さらには、ラージサイズのシート後端まで
エアー流を届かせるためのエアー流の流量と圧の増大
は、スモールサイズシートにおいては、エアー流が過剰
となることにより、その積層状態を乱して、逆に給紙不
良を招くことになりかねない。また、シートトレイ11
0上に積み重ねられたシートSの枚数が徐々に減って、
少数枚となったときには、積層されたシートSの積層状
態の乱れは特に顕著なものとなる。このことは、使用す
るシートSのうちでも坪量の小さい薄紙や小サイズ紙に
おいて、より深刻な問題となる。
【0027】これを回避するための方策として、シート
Sのサイズや坪量あるいは積層枚数に応じてダクトに設
けたバルブによりエアー流を調整することも、考えられ
るところではあるが、この場合には、縦置きされたラー
ジサイズシートの後端にまでエアー流が到達するように
流量と圧が設定されてるため、前述のシート給送装置に
比して、エアー流の流量と圧はかなりの増加となる。
【0028】このため、バルブによる調整をしたとして
も、例えば、薄紙のスモールサイズシートの少数枚積残
といった最も問題の大きい場合にまで、対応できるよう
な微妙なエアー流の流量と圧の調整を行うことは不可能
である。
【0029】また仮に、このような微妙な調整が可能だ
としても、それを達成するための構成は、複雑なものと
なるざるを得ず、かえって、装置全体の信頼性を低下さ
せることにもつながりかねない。
【0030】本発明は、シート後端部の自重による負荷
を低減させ、さらにシート先端に吹き付けられるエアー
を、シート後端まで通して、重送を生じることなくシー
トの給送を可能にしたシート給送装置を提供することを
目的とするものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、複数枚のシート(S)を積載
可能なシート積載手段(5)と、該シート積載手段
(5)にシート(S)を搬入するシート搬入手段(10
8)と、前記シート積載手段(5)に積載されている最
下部のシート(S)を、該シート(S)の先端側からエ
アを吹き付けることにより分離すると共に、該分離され
たシート(S)を搬送する分離・搬送手段(112)
と、を備え、前記シート搬入手段(108)にて搬入さ
れたシート積載手段(5)上のシート束を、前記エアに
よる分離・搬送手段(112)つ給送してなる、シート
給送装置において、前記シート積載手段(5)ト給送方
向上流側における該シート積載手段(5)ト積載面から
所定高さ隔てた上方に配置され、かつ前記シート搬入手
段(108)れるシートの後端部分を支持する作動位置
と該シート後端部分を支持しない退避位置とに移動し得
るシート支持手段(3a,4a)と、該シート支持手段
(3a,4a)を、前記作動位置と退避位置とに移動す
る駆動手段(9)と、前記シート搬入手段(108)に
て前記シート積載手段(5)に搬入されるシート(S)
が所定量以下の場合、前記シート支持手段(3a,4
a)(14c,15c)が退避位置にあり、かつ該所定
量を超えると該シート支持手段(3a,4a)が作動位
置になるように、前記駆動手段(9)を制御する制御手
段(30)と、を備えてなっている。
【0032】また、望ましくは、前記シート積載手段
(5)上のシート(S)の側部を規制するサイド規制手
段(3,4)を設け、前記シート支持手段(3a,4
a)が該サイド規制手段(3,4)と一体に構成されて
なっている。
【0033】
【作用】以上構成に基づき、例えば、ラージサイズの複
数枚のシート(S)は、シート搬入手段(108)によ
り、縦送り状態でシート積載手段(5)に搬入されて積
載される。上記シート搬入手段(108)によりシート
積載手段(5)に搬入されるシート(S)が所定量以下
の場合には、シート支持手段(3a,4a)(14c,
15c)は退避位置に位置していて、シート(S)はそ
の全体がシート積載手段(5)上に積載されていく。
【0034】上記搬入されるシート(S)が所定量を超
えると、シート支持手段(3a,4a)(14c,15
c)が退避位置から作動位置へ移動する。この移動によ
り、シート搬入手段(108)により搬入されるシート
(S)の後端部は、シート支持手段上に積載されて支持
される。
【0035】そして、このシート積載手段(5)上に積
載されたシート束の先端部に、エアーを吹き付けること
により分離される最下位のシート(S)は、分離・搬送
手段(112)により分離されて給送される。
【0036】上記分離・搬送手段(112)によるシー
ト(S)の給送時において、一部のシート(S)の後端
部を、シート支持手段(3a,4a)(14c,15
c)により支持することにより、シート束の後端部の重
量が軽減されて最下位の1枚のシート(S)の分離搬送
が確実になると共に、シート束の先端部に吹き付けられ
て、最下位のシート(S)とその上部側のシート(S)
との間に流れるエアーが、後端部まで確実に届くことが
できて、最下位のシート(S)の分離及び給送が、重送
を生じることなく確実に行なわれる。
【0037】また、シート積載手段(5)上に積載され
るシート(S)のシート搬送方向に沿う側部は、サイド
規制手段(3,4)(14,15)により規制されてお
り、このサイド規制手段と、シート後端部を支持可能な
シート支持手段(3a,4a)(14c,15c)と
は、一体形成されている。この一体化されたシート支持
手段及びシート支持手段は、駆動手段(9)により駆動
される。これにより、1つの駆動手段(9)により、サ
イド規制手段及びシート支持手段とを、兼用して駆動す
ることができて、装置の構成を簡素化することができ
る。
【0038】なお、カッコ内の符号は、図面を参照する
ために示すものであって、本発明の構成を何ら限定する
ものではない。
【0039】
【実施例】
〈第1の実施例〉図1は、本発明のシート給送装置が適
用されている複写機本体1の全体を示す縦断正面図を示
している。まず初めに、シート給送装置を両面ユニット
として搭載している複写機(画像形成装置)の構成・動
作について説明する。
【0040】複写機本体1の上部に設けたプラテンガラ
ス136には、自動原稿給送装置135によりにより図
示しない原稿が給紙され、この原稿を光学系137によ
り走査することにより、画像形成部としての感光ドラム
130には、潜像が形成される。この潜像を現像器によ
り現像することにより、感光ドラム130にはトナー像
が形成される。
【0041】片面コピー時には、図中手前側に引き出し
可能なカセット100に収納されたシートSが給紙部1
32により給紙され、搬送パス133を経て給紙部13
2に搬送されてトナー像が形成される。搬送装置135
により搬送されたシートSは、定着器101によりトナ
ー像を定着後、排出ローラ102により、複数のビン1
41を備えるソータ140に排出される。
【0042】両面コピー時には、オペレータが、複写機
本体1の不図示の操作部上の両面コピーキーを押し、両
面コピー枚数を設定すると、定着器101までは片面コ
ピーと同じ経路でシートに1面目の画像形成がなされ
る。その後、シートSはフラッパ104によって両面反
転パス105に入り、反転ラッパ106によってシート
は反転され、両面ユニット2の方向へ進路を変えて搬送
される。
【0043】そして、シートSは両面ユニットの搬入ロ
ーラ108によって、両面ユニット2へと搬入される。
両面ユニット2の搬送方向上流側には、シート当て板1
09が配置されており、シート当て板109に排出され
たシートが当たり、その後は重力によってシートは落下
し、両面ユニット2のシートトレイ(シート積載手段)
5上に積載される。
【0044】シートトレイ5は、搬送方向下流側が約1
0°上向くように傾斜して配設されている。搬入ローラ
(シート搬入手段)108により搬入されて落下するシ
ートSは、後端規制板111に突き当たり、シートSの
後端の整合がなされるように構成されている。両面ユニ
ット2の搬入ローラ108、及び後端規制板111は、
シートSのサイズに応じて、図中左右方向の方向に移動
するように構成されており、スモールサイズのシートS
を両面ユニット2に搬入するときは、搬送方向下流側へ
移動して搬入する。
【0045】搬入されたシートSの幅方向の規制は、シ
ートSの幅方向の最大サイズよりも両外側にサイド規制
板(サイド規制手段)3,4を配置し、搬入されたシー
トSがシートトレイ5の外側にはみ出すことを防止して
いる。
【0046】両面ユニット2内で、前記の設定した両面
枚数の積載が終了すると、その積載シートSは、シート
搬送部112により分離・搬送され、搬送パス133を
経て感光ドラム130に搬送されて、2面目の画像形成
が行われる。その後は、定着器101の熱と圧力によっ
て定着され、排紙ローラ102によって複写機本体1の
機外へ排出される。
【0047】図2〜図4は、本発明の第1の実施例に係
るシート給送装置を搭載した両面ユニット2に係る図を
示しており、図2は両面ユニット2の縦断側面図、図
3、図4は両面ユニット2の平面図、図5は図3の矢印
B視図である。
【0048】図2において、シートSを積載したシート
トレイ5の搬送方向下流側には、シート搬送部112、
及び吹き付けノズル117がそれぞれ配置されており、
これらは、前述した〈関連する技術〉に係るシート搬送
部112と吹き付けノズル117と同様に構成されてい
るので、その説明は省略する。
【0049】図5において、3、4は両面ユニット2に
積載されたシートの幅方向の規制を行うサイド規制板
(サイド規制手段)、5はシートトレイ(シート積載手
段)を示しており、サイド規制板3,4は、シートトレ
イ5の幅方向において、2か所に配設されている。上記
シートトレイ5は、画像形成されたシート材Sを積載
し、これを再給紙する中間トレイとして機能している。
【0050】サイド規制板3は、底板部と側板部とを有
するL字状の部材からなっていて、その側板部の内面の
所定高さの位置には、シートトレイ5の中心部を向いて
いるシート支持部材3aが設けられている。
【0051】さらに、サイド規制板3の裏面側には、シ
ートSの積載方向(搬送方向)に沿った1対のピン3b
が設けられている。このピン3bを、シートトレイ5に
形成された1対の長穴5a(図3参照)に遊嵌させるこ
とにより、サイド規制板3は、シートトレイ5の幅方向
に沿って移動自在になっている。なお、サイド規制板3
と、これに設けたシート支持部材3a、ピン3bは、モ
ールドの一体形成したものからなっている。
【0052】他方の、サイド規制板4も同様に構成され
ていて、上記シート支持部材3aと同様のシート支持部
材4aと、シートトレイ5の1対の長穴5aに遊嵌する
1対のピン4bと、を有している。ただし、このサイド
規制板4のみは、側板の外面に遮光部4cを有してお
り、この遮光部4cは、サイド規制板4が外側に位置し
た時にサイド規制板センサ13により検知される。サイ
ド規制板4と、これに設けたシート支持部材4a、ピン
4b、遮光部4c等は、モールドの一体形成したものか
らなっていて、シートトレイ5の幅方向に沿って移動自
在になっている。
【0053】上記、シートトレイ5は、搬入ローラ10
8により搬入されるシートSを積載するトレイであっ
て、シート積載方向において、上向きに約10°の傾き
を持っている。このシートトレイ5には、図3に示すよ
うに、切欠部5bが形成されている。この切欠部5bの
内側に、シート搬送部112が配置されている。
【0054】また、図5に示すように、シートトレイ5
には、シート搬送部112の両側近傍から上方に向かっ
て傾斜している1対のウイング6が取り付けられてい
る。上記シートトレイ5と、第1のシート吸着部113
は、図2に示すように略平行であり、第1のシート吸着
部113に巻き掛けられている搬送ベルト115の吸着
部115Aは、シートSに対し均一に接触するように配
置されている。また、ウイング6はシートの積載方向
で、シート搬送部112と同一位置に配置している。
【0055】次に、サイド規制板3、4の駆動機構につ
いて説明する。
【0056】図6、図7は、図2におけるC矢視図を示
している。
【0057】図6において、7は両面ユニット2の両側
部に設けた側板を示しており、この側板7には、前後に
側板8aを有するドライブステイ8がビス止めされてい
る。このドライブステイ8の中央部には、図2に示すよ
うに、ステッピングモータ(駆動手段)9が固定されて
おり、このステッピングモータ9の出力軸9aには、ピ
ニオンギア10が固定されている。
【0058】ピニオンギア10の両側には、図6に示す
ように、ピニオンギア10に対向する側面に、ラック1
1aが形成されたモールド製の1対のスライダー11が
設けられている。そして、スライダー11にあけられた
長穴11bが、ドライブステイ8にカシメられている4
個所のピン12に嵌合してしることによって、スライダ
ー11は、シートの幅方向に移動可能な構成となってい
る。
【0059】上記ピニオンギア10、スライダー11等
により、ステッピングモータ9の駆動を、サイド規制板
3,4及びシート支持部材3a,4aに伝達する駆動伝
達手段(連動機構)が構成されている。
【0060】図7は、各スライダー11が内側(ドライ
ブステイ8の中央部)へ移動した後の図である。また、
スライダー11のラック11aの反対側には、スライダ
ー11と一体の付勢部材11cが設けられており、スラ
イダー11が移動中に、付勢部材11cが、ドライブス
テイ8の側板8aに常に接触していることにより、スラ
イダー11をピニオン10側に付勢している。これによ
って、ラック11aとピニオン10の歯当たりを一定に
保っている。
【0061】図8は、図3におけるD−D断面図であ
り、図9は、スライダー11がドライブステイ8の中央
部へ移動した際の、図4におけるD−D断面図である。
図8において、サイド規制板4に付いているピン4b
が、図6のスライダー11の丸穴11dに嵌合し、丸穴
11dから抜けないように抜け止めが施してある。反対
側のサイド規制板3についても同様の構成である。つま
り、サイド規制板3、4は、それらが固定されている各
スライダー11と同様に移動する。
【0062】次に、両面ユニット2にシートSが積載さ
れ、分離搬送されるまでの動作について説明する。
【0063】(1).複写機本体1の操作部(不図示)
において、ラージサイズの多数枚(例えば最大積載可能
枚数N枚)の両面コピーが選択された場合。
【0064】図3に示すように、サイド規制板3、4
は、シートトレイ5の両側に退避し、サイド規制板3、
4のシート支持部材3a、4aは、両面ユニット用の搬
入ローラ108によって搬入されるシートSに接触しな
い退避位置にある。
【0065】この時、サイド規制板4の遮光部4cが、
フォトセンサであるサイド規制板センサ13を遮光して
いて、シート支持部材3a,4aが退避位置にあること
が検知されている。この状態で、所定枚数、例えばN/
2枚のシートSが、シートトレイ5上に積載される。
【0066】N/2枚のシートSの積載が終了した後、
制御装置(制御手段)30がステッピングモータ9を所
定量だけ回転するように制御する。ステッピングモータ
9が所定回転数だけ正転することにより、サイド規制板
3、4は、図4に示すように、シートSの幅よりも若干
広い間隔となる位置まで移動する。このサイド規制板
3,4の移動により、これらの一体の各シート支持部材
3a,4aは、シートSの両側部をそれぞれ支持する作
動位置に位置する。
【0067】その後、シートSの残りのN/2枚が、図
10に示すように、シートトレイ5上にすでに積載され
たシートSと、シート支持部材3a,4aとの上に積載
される。すなわち、残りの後続のシートSは、その前部
分が搬送ベルト115とウイング6上に積載され、その
後部分がサイド規制板3、4のシート支持部材3a、4
a上に支持される形で積載される。シートトレイ5への
N枚のシートSの積載が終了したら、ステッピングモー
タ9が正・逆転を繰り返すことによって、サイド規制板
3、4がシートSの幅方向の整合を行う。
【0068】このようにして、シートトレイ5へ積載さ
れたシートSは、最下位のシートSは、第1のシート吸
着部113により搬送ベルト115に吸引され、シート
Sの先端部は、第2のシート吸着部114の吸引力によ
り、2枚目以降のシートSから反るようにして搬送ベル
ト115に吸引されて分離され、搬送ベルト115の回
転により下流側に搬送される。
【0069】最下位のシートSの分離搬送時において、
シートSの後端部に負荷されるシートSの自重は、シー
トトレイ5に積載されるN枚のシートSのうち、N/2
枚のシートSのものであるので、シートSがラージサイ
ズのシートでありながら、最下位のシートSの分離搬送
を、容易に行うことができ、シートSの重送を防止する
ことができる。
【0070】また、最下位のシートSの分離搬送時に、
最下位のシートS部に対し、吹き付けノズル117によ
りエアーを吹き付けることにより、最下位の1枚目のシ
ートSと、2枚目のシートSとの間にエアーが供給され
て、最下位のシートSの分離搬送を容易に行うことがで
きる。
【0071】この場合、1枚目と2枚目のシートSの間
に吹き付けられたエアーの流れは、シートSの後端部の
後端部の自重が、上述のようにシート支持部材3a,4
aのシート支持作用で低減されていることにより、シー
トSの後端部まで容易に届くようになる。これにより、
最下位のシートSの分離搬送が確実になって、シートS
の重送が防止される。
【0072】シート支持部材3a,4aの下方にあるシ
ートSの分離搬送が上述のようにして全て終了した後に
は、シート支持部材3a,4aにより後端部を支持され
ているシートSの分離搬送が図11に示すように行なわ
れる。このシートSの分離搬送も、図10の場合と同様
の作用により確実に行なわれて、シートSの重送が防止
される。
【0073】上記のようにして、シートトレイ5上のシ
ートが全て分離・搬送されると、ステッピングモータ9
が逆転して、サイド規制板3、4が退避位置へ移動し、
サイド規制板4の遮光部4cがサイド規制板センサ13
を遮光すると、ステッピングモータ9が停止しT、次の
シートSの積載に備える。
【0074】(2).複写機本体1の操作部(不図示)
において、ラージサイズの少数枚(例えば、M<N/
2)の両面コピーが選択された場合。
【0075】上記選択がなされた場合、サイド規制板
3,4及びシート支持部材3a,4aは、図3に示すよ
うに退避位置に位置した状態で、M枚のシートSの積載
が行われる。シートSの積載が終了すると、サイド規制
板3、4が往復移動して、積載されたシートSの幅方向
の整合を行う。すなわち、この場合は、前述の支持部3
a、4aによるシート後端の支持は行われない。シート
Sを積載後の分離搬送動作は、(1)の場合と同様にし
て行なわれる。
【0076】(3).複写機本体1の操作部(不図示)
において、スモールサイズの両面コピーが選択された場
合。
【0077】ラージサイズシートの積載時に、図2、図
3の位置にある両面ユニット用の搬入ローラ108、お
よび後端規制板111は、シートSのサイズに応じて、
図12、図13の図中矢印Fの方向に移動するようにな
っており、スモールサイズのシートSを排出するとき
は、これらを搬送方向下流側(矢印F方向)へ移動させ
てから排出が行なわれる。図12に示すように、サイド
規制板3、4が退避位置に待避している状態でシートS
の積載が行われ、積載が終了したらサイド規制板3、4
がシートSに対して往復移動してシートの幅方向の整合
を行う。この場合も、支持部材3a、4aによるシート
後端の支持は行われない。その後のシートSの分離搬送
動作は、(1)と同様にして行なわれる。 〈第2の実施例〉本発明の第2の実施例を、図14〜図
16に沿って説明する。
【0078】図14は、両面ユニット16の縦断側面
図、図15、図16は両面ユニット16の平面図、図1
7は図15の矢印G視図、図18は図16のG視図を示
している。なお、第1の実施例と同じ部品については、
同一符号を付してその説明は省略する。
【0079】図16において、14,15は、両面ユニ
ット16に積載されたシートの幅方向の規制を行うサイ
ド規制ユニットであり、シートの幅方向においてシート
トレイ5の2個所に設けられている。
【0080】サイド規制ユニット14は、基部をリング
14aに固着されたサイド規制板14bと、基部を上記
駆動軸14aに固着され、上記サイド規制板14bに対
して内側(シートトレイ5の中央部側)に傾斜している
シート支持部材14cとをモールドで一体形成したもの
からなっている。他方のサイド規制ユニット15も同様
になっていて、リング15aに基部をそれぞれ固着され
たサイド規制板15b及びシート支持部材15cを一体
形成したものからなっている。
【0081】なお、駆動軸15aのサイド規制板15b
の自由端には、遮光部15dが設けられていて、サイド
規制板15bがサイド規制位置に位置した時に、遮光部
15dはサイド規制板センサ13により検知される。
【0082】上記リング14aが固着されている駆動軸
23及びリング15aが固着されている駆動軸17は、
後述するようにして互いに連動して回動するようにシー
トトレイ5に装着されている。
【0083】次に、サイド規制板14、15の駆動手段
について説明する。
【0084】図17,図18において、18はサイド規
制ユニット14,15を駆動させるステッピングモータ
(駆動手段)であり、このステッピングモータ18は、
シートトレイ5の両端部に固定されているドライブステ
イ19に固定配置されている。ステッピングモータ18
の駆動軸17は、前述したサイド規制ユニット15の駆
動軸と同一のものであり、従って、ステッピングモータ
18の駆動は、直接、サイド規制ユニット15に伝達さ
れる。
【0085】駆動軸17と支軸20とにそれぞれ固着さ
れているタイミングプーリ21には、タイミングベルト
22が巻回されていて、駆動軸17の回転駆動が支軸2
0に伝達されており、上記支軸20はシートトレイ5と
ドライブステイ19に回転自在に装着されている。支軸
20及び前記駆動軸23にそれぞれ固着されているギア
24は、互いに噛合していて、支軸20の回転駆動は、
回転方向を変えて駆動軸23に伝達される。
【0086】上記駆動軸17、タイミングプーリ21、
タイミングベルト22、駆動軸23、ギア24等によ
り、ステッピングモータ18の駆動を、サイド規制ユニ
ット14,15に伝達する駆動伝達手段(連動機構)が
構成されている。
【0087】このようにして、ステッピングモータ18
が回転すると、サイド規制ユニット14,15が連動し
て回動するようになっていて、ステッピングモータ18
の正転時には、サイド規制板14b,15bがシートS
のサイド規制位置に、そしてシート支持部材14c,1
5cがシートSを支持する作動位置に移動する(図15
参照)。また、ステッピングモータ18の逆転時には、
サイド規制ユニット14,15は、図15に示す作動位
置から、図16に示す退避位置に移動して退避する。
【0088】次にサイド規制ユニット14,15の動作
について説明する。
【0089】まず、ラージサイズのシートSを多数枚
(例えば最大積載可能枚数=N枚)積載する場合、図1
4、図16に示すように、サイド規制ユニット14,1
5は、シートトレイ5の両外側に待避している。
【0090】この状態で、例えばN/2枚のラージサイ
ズシートSをシートトレイ5への積載が終了すると、制
御装置30は、ステッピングモータ18が正転するよう
に制御する。ステッピングモータ18の正転により、サ
イド規制ユニット14,15が、図15に示す作動位置
へ連動して回動する。サイド規制ユニット15の遮光部
15dが、イド規制板センサ13を遮光したとき、ステ
ッピングモータ18は停止する。
【0091】図15に示すサイド規制ユニット14,1
5は、サイド規制板14b,15bが、シート幅よりも
若干広い間隔でシートサイドを規制し、シート支持部材
14c,15cが、N/2枚以降の後続のシートSを支
持するように、作動位置へ突出する。
【0092】次に、残りのN/2枚のシートSが、シー
ト支持部材14c,15c上に後端を支持される状態で
シートトレイ5に積載されて行き(図14)、その後、
ステッピングモータ18が正・逆転を繰り返すことによ
って、サイド規制ユニット14,15のサイド規制板1
4b,15bが、積載されたシートSの幅方向の整合を
行う。
【0093】このようにして、図14に示すように、シ
ートトレイ5に積載されたシートSは、第1の実施例で
説明した分離動作と同様にして分離され、両面ユニット
16の外に搬送される。
【0094】両面ユニット16内のシートSが全て分離
・搬送されると、ステッピングモータ18が所定の回転
数だけ逆転し、サイド規制ユニット14,15が待避し
て次の積載に備える(図16参照)。
【0095】シートトレイ5へのラージサイズシートS
の積載枚数Mが、M<N/2となっている少数積載の場
合や、スモールサイズシートSの積載については、第1
の実施例の(2)、(3)の動作と同様にして動作し、
この場合は支持部材14c、15cによるシート後端の
支持は行われない。
【0096】なお、第2の実施例及び本実施例におい
て、シート後端の支持を行うべきシートSの積載枚数あ
るいはサイズや、シート支持部材を動作させる枚数につ
いては、最大積載可能枚数Nの半分(N/2枚)になっ
た時点に限らず、適宜設定できることは言うまでもな
い。
【0097】また、シート支持部材は、必ずしもサイド
規制板と一体に構成されている必要はなく、別体に構成
されたものであっても良い。
【0098】さらに、第1及び第2の実施例は、ラージ
サイズ縦送りの装置において、その効果が著しが、ラー
ジサイズ横送りの装置であっても適用は可能である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果がある。
【0100】(1)シート積載手段の上方に位置してい
て、積載されるシートのうちの一部のシートの後端部
を、シート支持手段によって支持するようにしたので、
例えば、ラージサイズのシートを給送する場合っでも、
該シート後端部の重量が軽減されると共に、シートの先
端部に吹き付けられるエアーの流れが、シートの後端部
まで届き易くなって、最下位のシートの分離が確実にな
り、シートの重送や不送りの発生を防止することができ
る。
【0101】(2)また、シート後端部の重量軽減及び
シート後端部へのエアー流れの到達が可能となることに
より、シート積載手段上に多数枚のシートを積載するこ
とができて、例えば、多数枚の両面コピー及び多重コピ
ーを行なうときには、コピーにかかる時間を短縮でき
て、両面コピー及び多重コピーの生産性を向上させるこ
とができる。
【0102】また、シート積載手段に積載されるシート
のうちの一部のシート後端部を支持するシート支持手段
と、積載されたシートの側部を規制するサイド規制板と
を一体形成したことにより、以下のような効果がある。
【0103】(3)シート支持手段とサイド規制手段の
駆動を、同一駆動手段、同一の駆動伝達手段で構成でき
るので、駆動手段、駆動伝達手段の簡易化を図ることが
できる。また駆動手段、駆動伝達手段の簡易化によっ
て、例えば、両面ユニットとして使用されているシート
給送装置のコストダウンや、省スペースを実現すること
ができる。
【0104】(5)シート後端部のシート支持機能とシ
ートの整合機能とを、一体形成された同一部品で果すこ
とができるので、シート積載手段の部品点数を減らすこ
とができ、それによって部品の製造コスト、及び組立コ
ストを下げることができる。 (6)シート支持手段(及びサイド規制板)の作動位置
(及び整合位置)を任意の位置に設定でき、各種サイズ
のシートの給送に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るシート給送装置が
適用された画像形成装置の縦断側面図
【図2】同じくシート給送装置の縦断側面図
【図3】同じくシート給送装置の平面図
【図4】同じく図3の装置の作用図
【図5】同じくシート給送装置の正面図
【図6】同じくシート支持部材及びサイド規制板の駆動
部の平面図
【図7】同じくシート支持部及びサイド規制板の駆動部
の平面図
【図8】同じくサイド規制板及びシート支持部材部の縦
断側面図(図3のD−D断面図)
【図9】同じくサイド規制板及びシート支持部材部の縦
断側面図(図4のD−D断面図)
【図10】同じくラージサイズシートを積載したシート
給送装置の縦断側面図
【図11】同じくラージサイズシートを積載したシート
給送装置の縦断側面図
【図12】同じくスモールサイズシートを積載時の、後
端規制板及び搬入ローラの移動状態を示すシート給送装
置の平面図
【図13】同じく図16に示す装置の縦断側面図
【図14】本発明の第2の実施例に係るシート給送装置
の縦断側面図
【図15】同じくシート給送装置の平面図
【図16】同じくシート給送装置の平面図
【図17】同じく図15におけるG−G線矢視図
【図18】同じく図16におけるG−G線矢視図
【図19】本発明に関連する技術に係るシート給送装置
の縦断側面図
【図20】同じくシート給送装置の平面図
【図21】同じくシート給送装置の正面図
【符号の説明】
S シート 1 複写機本体 2 両面ユニット 5 シートトレイ(シート積載手段) 3,4 サイド規制板(サイド規制手段) 3a,4a シート支持部材(シート支持手段) 9 ステッピングモータ(駆動手段) 10 ピニオンギア 11 スライダー 10,11 駆動伝達手段(連動機構) 14c,15c シート支持部材(シート支持手段) 14b、15b サイド規制板(サイド規制手段) 14,15 サイド規制ユニット 17 駆動軸 18 ステッピングモータ(駆動手段) 21 タイミングプーリ 22 タイミングベルト 23 駆動軸 24 ギア 17,21,22,23,24 駆動伝達手段(連動
機構) 30 制御装置(制御手段) 112 シート搬送部 113 第1のシート吸着部 114 第2のシート吸着部 115 搬送ベルト(搬送手段) 116 ブロワ(エア吸引手段) 117 吹き付けノズル(エア吹き付け手
段) 130 感光ドラム(画像形成部)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のシートを積載可能なシート積載
    手段と、 該シート積載手段にシートを搬入するシート搬入手段
    と、 前記シート積載手段に積載されている最下部のシート
    を、該シートの先端側からエアを吹き付けることにより
    分離すると共に、該分離されたシートを搬送する分離・
    搬送手段と、を備え、 前記シート搬入手段にて搬入されたシート積載手段上の
    シート束を、前記エアによる分離・搬送手段にてその最
    下部から1枚ずつ給送してなる、シート給送装置におい
    て、 前記シート積載手段のシート給送方向上流側における該
    シート積載手段のシート積載面から所定高さ隔てた上方
    に配置され、かつ前記シート搬入手段より搬入されるシ
    ートの後端部分を支持する作動位置と該シート後端部分
    を支持しない退避位置とに移動し得るシート支持手段
    と、 該シート支持手段を、前記作動位置と退避位置とに移動
    する駆動手段と、 前記シート搬入手段にて前記シート積載手段に搬入され
    るシートが所定量以下の場合、前記シート支持手段が退
    避位置にあり、かつ該所定量を超えると該シート支持手
    段が作動位置になるように、前記駆動手段を制御する制
    御手段と、 を備えてなるシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記シート積載手段上のシートの側部を
    規制するサイド規制手段を設け、前記シート支持手段が
    該サイド規制板と一体に構成されてなる、 請求項1記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記シート支持手段を一体に形成したサ
    イド規制板が、前記シート積載手段に前記シートの給送
    方向に対して直交する方向に移動自在に支持され、かつ
    前記駆動手段が回転モータからなり、該回転モータの出
    力軸と前記サイド規制板とを、回転運動を往復運動に変
    換する連動機構を介して連結してなる、 請求項2記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記シート支持手段とサイド規制板とを
    回転軸に一体に固定し、かつ前記駆動手段が回転モータ
    からなり、該回転モータの出力軸と前記回転軸とを回転
    動力伝達手段を介して連結してなる、請求項1記載のシ
    ート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段がステッピングモータであ
    る、請求項1ないし4のいずれか1項記載のシート給送
    装置。
  6. 【請求項6】 前記退避位置にあっては、前記サイド規
    制板が、前記搬入手段にて搬入されるシートに対して離
    れた位置にあり、かつ前記作動位置にあっては、該搬入
    されるシートの幅方向寸法より若干広い間隔となるよう
    に設定され、そして前記制御手段は、少なくとも該搬入
    手段による一連のシートがすべて前記シート積載手段に
    積載される状態で、前記駆動手段を複数回正逆作動して
    前記サイド規制板にてシート束の整合を行うことを特徴
    とする、 請求項2ないし5のいずれか1項記載のシート給送装
    置。
  7. 【請求項7】 前記分離・搬送手段が、 前記シート積載手段に積載されている最下部のシート下
    面に対向して配置され、該シートをエアにより吸着する
    第1のシート吸着部と、 該第1のシート吸着部のシート給送方向下流側におい
    て、該第1のシート吸着部の延長線に対してシート給送
    方向下流側に行くに従って離隔する向きに傾斜して配置
    され、前記シートをエアにより吸着する第2のシート吸
    着部と、 前記第1及び第2のシート吸着部のためのエアを吸引す
    るエア吸引手段と、 多数の吸引孔を有し、前記第1及び第2のシート吸着部
    を経由して巻掛けられ、前記シート積載手段上のシート
    を吸引しつつ給送方向に搬送する搬送ベルトと、 前記第2のシート吸着部の下流端部分上方に配置され、
    該第2のシート吸着部と前記第1のシート吸着部の延長
    線との間に向けてシート先端方向からエアを吹き付ける
    エア吹き付け手段と、 を備えてなる、請求項1ないし6のいずれか1項記載の
    シート給送装置。
  8. 【請求項8】 前記シート積載手段に積載されるシート
    の後端を整合する後端規制板を設け、かつ該後端規制板
    を、前記シート搬入手段と共にシート搬入方向に移動自
    在に構成し、 前記シート積載手段は、ラージサイズのシートをその長
    辺が搬入方向に沿うように搬入する場合、前記後端規制
    板が、前記シート支持手段よりシート給送方向上流側に
    位置し、かつスモールサイズのシートを搬入する場合、
    該後端規制板が、前記シート支持手段より給送方向下流
    側に位置してなる、 請求項1ないし7のいずれか1項記載のシート給送装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれか1項記載の
    シート給送装置と、該シート給送装置により給送された
    シートに画像を形成する画像形成部と、を有することを
    特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記シート積載手段が、中間トレイで
    あり、前記画像形成部にて画像形成されたシートを前記
    シート搬入手段にて該中間トレイに搬入・積載し、そし
    て前記分離・搬送手段にて1枚ずつ搬送されるシートを
    再び前記画像形成部にて画像形成してなる、 請求項9記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100446916B1 (ko) * 2002-06-11 2004-09-08 (주)카이시스 용지 자동공급장치
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