JPH0840079A - ドアガラスラン - Google Patents

ドアガラスラン

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Publication number
JPH0840079A
JPH0840079A JP6175018A JP17501894A JPH0840079A JP H0840079 A JPH0840079 A JP H0840079A JP 6175018 A JP6175018 A JP 6175018A JP 17501894 A JP17501894 A JP 17501894A JP H0840079 A JPH0840079 A JP H0840079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
door
vehicle
side wall
glass run
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6175018A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Imagama
浩之 今釜
Tomoki Takahashi
知希 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP6175018A priority Critical patent/JPH0840079A/ja
Publication of JPH0840079A publication Critical patent/JPH0840079A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、ガラス全開状態におけるド
ア閉時に、ガラス保持部分からの不快なガラス叩き音の
発生を防ぎ、かつシール性を高めることが可能なドアガ
ラスランを提供することにある。 【構成】 本発明は、サッシ5に取付けられ、かつ断面
略コ字状のガラス収納溝9が形成されているドアガラス
ラン4において、ガラス収納溝9の対向する車内側壁6
および車外側壁7にそれぞれドアウインドガラス3の内
面および外面に当接する弾力性を備えた第1および第2
シールリップ10,11を設け、車外側壁7の第2シー
ルリップ11を車内側壁6の第1シールリップ10より
も小さく形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアガラスラ
ンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図4に示すような自動
車のドアウインドのサッシ51には、車外Oから車室内
Rへの水やホコリ等の侵入を防ぐことを目的として、ド
アガラスラン52が取付けられている。このドアガラス
ラン52には、断面略コ字状のガラス収納溝53が形成
されており、該ガラス収納溝53にドアウインドガラス
54が昇降自在に保持されている。しかして、ガラス収
納溝53の対向する側壁のうち、車内側壁55には弾力
性を有するリップ56が設けられ、車外側壁57には突
起58が設けられており、これらリップ56および突起
58はそれぞれドアウインドガラス54の内面および外
面に当接するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のドアガラスラン52は、硬質素材を用いて薄肉
に形成されており、一体成形した突起58もガラス収納
溝53内へ僅かに突出する断面略半円形状に形成されて
いるので、ガラス全開状態においてサイドドアを閉める
と、ドアウインドガラス54が直接にサッシ51を叩く
のと同じこととなってガラス叩き音が発生し、これによ
ってガラス保持部分から不快なビビリ音が出るという不
具合を有していた。なお、車体外表面の平滑化であるフ
ラッシュサーフェスを行うには、ドアウインドガラス5
4を車外O側に配設する必要があるが、これによると図
中のL寸法が小さくなり、車外側壁57には車内側壁5
5と同等のリップ56を設けることは不可能であった。
【0004】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、ガラス全開状態におけるド
ア閉時に、ガラス保持部分からの不快なガラス叩き音の
発生を防ぎ、かつシール性を高めることが可能なドアガ
ラスランを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、サッシに取付
けられ、かつ断面略コ字状のガラス収納溝が形成されて
いるドアガラスランにおいて、上記ガラス収納溝の対向
する車内側壁および車外側壁にそれぞれドアウインドガ
ラスの内面および外面に当接する弾力性を備えたシール
リップを設け、上記車外側壁のシールリップを上記車内
側壁のシールリップよりも小さく形成している。
【0006】
【作用】本発明に係るドアガラスランでは、ガラス収納
溝の対向する車内側壁および車外側壁にそれぞれドアウ
インドガラスの内面および外面に当接する弾力性を備え
たシールリップを設け、上記車外側壁のシールリップを
上記車内側壁のシールリップよりも小さく形成している
いるため、ドア閉時にドアウインドガラスがガラス収納
溝の車内側壁および車外側壁に叩きつけられても、シー
ルリップがたわむことによってドアウインドガラスの振
動を吸収することが可能となる上、車内側および車外側
からドアガラスをシールリップの付勢力によって確実に
シールしながら保持することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1〜図3は、本発明に係るドアガラスラ
ンの一実施例を示している。図において、1は本実施例
のドアガラスランが適用された自動車のサイドドアであ
り、当該サイドドア1の上部にはドアウインド2が形成
されている。このドアウインド2には、図示しないウイ
ンドレギュレータの操作にて昇降するドアウインドガラ
ス3が上下動自在に取付けられており、該ドアウインド
ガラス3の昇降に伴ってドアウインド2が開閉されるよ
うになっている。
【0009】上記ドアウインドガラス3の周縁部には、
車外Oから車室内Rへの音、水、ホコリ等の侵入を防
ぎ、これを案内保持するドアガラスラン4が設けられて
おり、このドアガラスラン4はサッシ5の凹溝内に嵌め
込まれて取付けられている。また、ドアガラスラン4
は、図2および図3に示す如く、硬質素材を用いて薄肉
の帯状に一体成形され、開口部4aをガラス周縁部側へ
向けて配置した断面コ字状に形成されている。
【0010】しかして、上記ドアガラスラン4には、対
向する車内側壁6および車外側壁7と、これら側壁6,
7を連結する底壁8とによって断面コ字状のガラス収納
溝9が形成されている。また、車内側壁6および車外側
壁7には、対応するドアウインドガラス3の内面および
外面に当接する第1および第2シールリップ10,11
がそれぞれ設けられており、これら第1および第2シー
ルリップ10,11は共に弾力性を備えている。第1シ
ールリップ10は、車内側壁6の一端部から車外側壁7
へ向かって傾斜しながら底壁8側に延び、ドアウインド
ガラス3にて弾性変形可能な状態でガラス収納溝9内に
大きく突出して配設されている。
【0011】一方、第2シールリップ11は、一対のリ
ップ部11a,11bを車外側壁7の内面に沿って一定
の間隔を置いて平行に配設することにより構成されてお
り、リップ部11a,11bは車外側壁7の内面から車
内側壁6へ向かって傾斜しながら底壁8側に延び、ドア
ウインドガラス3にて弾性変形可能な状態でガラス収納
溝9内に小さく突出して配設されている。すなわち、第
1および第2シールリップ10,11は互いに交差する
方向に配置されている。しかも、第2シールリップ11
は、第1シールリップ10よりも突出量が小さく形成さ
れており、これによってフラッシュサーフェスを支障な
く行えるようになっている。
【0012】また、第1シールリップ10の先端部は、
第2シールリップ11のリップ部11a,11b間に配
置されているとともに、底壁8側のリップ部11aに接
触する大きさに形成されており、ガラス収納溝9内を確
実にシールする構造となっている。しかして、第1およ
び第2シールリップ10,11の先端部分がガラス収納
溝9内のドアウインドガラス3の内面および外面に当接
することによって当該ドアウインドガラス3を上下動可
能に保持するように構成されている。
【0013】本実施例のドアガラスラン4では、ガラス
収納溝9の車内側壁6側に弾力性を備えた第1シールリ
ップ10が設けられているだけでなく、車外側壁7側に
も弾力性を備えた第2シールリップ11が設けられてい
るため、ガラス全開状態でサイドドア1を閉めた場合
に、第1および第2シールリップ10,11がドアウイ
ンドガラス3の周縁部によりたわみ、これによって当該
ドアガラスラン4を叩きつけるドアウインドガラス3の
振動を吸収できる。また、本実施例の第2シールリップ
11では、ドアウインドガラス3を昇降させる際に行う
ウインドレギュレータの操作力増大を招くことなく、し
かもシール性を向上させることができる。さらに、第2
シールリップ11のリップ部11a,11bの突出量は
第1シールリップ10のそれよりも小さく設定されてい
るため、フラッシュサーフェスに必要な寸法が確保でき
る。
【0014】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
【0015】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るドアガラスラ
ンは、サッシに取付けられ、かつ断面略コ字状のガラス
収納溝が形成されており、上記ガラス収納溝の対向する
車内側壁および車外側壁にそれぞれドアウインドガラス
の内面および外面に当接する弾力性を備えたシールリッ
プを設け、上記車外側壁のシールリップを上記車内側壁
のシールリップよりも小さく形成しているので、フラッ
シュサーフェス化を損なうことなく、ガラス全開状態に
おいてドアを閉めた場合に生じるドアウインドガラスの
振動を効果的に吸収でき、これによってドアウインドガ
ラスの不快なビビリ音を無くすことができる。また、本
発明のドアガラスランでは、ガラス収納溝の車内側壁お
よび車外側壁に設けたシールリップがそれぞれ弾力性を
備えているので、ドアウインドガラスの昇降に必要なウ
インドレギュレータ操作力の増大を招かずにガラス保持
力を高めることができるとともに、シール性の向上が図
れ、車外からの風、水、ホコリ等の侵入を確実に防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るドアガラスランが適用
された自動車のサイドドアを示す側面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】上記ドアガラスランを示す断面図である。
【図4】サッシに取付けられた従来のドアガラスランを
示す断面図である。
【符号の説明】
1 サイドドア 2 ドアウインド 3 ドアウインドガラス 4 ドアガラスラン 5 サッシ 6 車内側壁 7 車外側壁 8 底壁 9 ガラス収納溝 10 第1シールリップ 11 第2シールリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシに取付けられ、かつ断面略コ字状
    のガラス収納溝が形成されているドアガラスランにおい
    て、上記ガラス収納溝の対向する車内側壁および車外側
    壁にそれぞれドアウインドガラスの内面および外面に当
    接する弾力性を備えたシールリップを設け、上記車外側
    壁のシールリップを上記車内側壁のシールリップよりも
    小さく形成したことを特徴とするドアガラスラン。
JP6175018A 1994-07-27 1994-07-27 ドアガラスラン Pending JPH0840079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6175018A JPH0840079A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 ドアガラスラン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6175018A JPH0840079A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 ドアガラスラン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0840079A true JPH0840079A (ja) 1996-02-13

Family

ID=15988784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6175018A Pending JPH0840079A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 ドアガラスラン

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JP (1) JPH0840079A (ja)

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