JPH08389A - ヘッドレストのアンダカバー取付け構造 - Google Patents
ヘッドレストのアンダカバー取付け構造Info
- Publication number
- JPH08389A JPH08389A JP16625494A JP16625494A JPH08389A JP H08389 A JPH08389 A JP H08389A JP 16625494 A JP16625494 A JP 16625494A JP 16625494 A JP16625494 A JP 16625494A JP H08389 A JPH08389 A JP H08389A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- undercover
- headrest
- stay
- mounting structure
- under cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンダカバーの取付け及び分解が容易なヘッ
ドレストのアンダカバー取付け構造を提供する。 【構成】 ヘッドレスト本体１より突設されたステー４
のヘッドレスト本体１近傍に係止突部４ａを設け、また
上記ヘッドレスト本体１の下面に取付けるアンダカバー
５の両端側に大径孔５ｃに小径孔５ｂを連らねた挿入孔
５ａを設けて、これら挿入孔５ａに上記ステー４を挿入
し、かつ上記ヘッドレスト本体１と係合突起４ａの間で
アンダカバー４をスライドさせることにより、アンダカ
バー５を係合突起４ａに係止するようにした。
ドレストのアンダカバー取付け構造を提供する。 【構成】 ヘッドレスト本体１より突設されたステー４
のヘッドレスト本体１近傍に係止突部４ａを設け、また
上記ヘッドレスト本体１の下面に取付けるアンダカバー
５の両端側に大径孔５ｃに小径孔５ｂを連らねた挿入孔
５ａを設けて、これら挿入孔５ａに上記ステー４を挿入
し、かつ上記ヘッドレスト本体１と係合突起４ａの間で
アンダカバー４をスライドさせることにより、アンダカ
バー５を係合突起４ａに係止するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は車両用シートに使用す
るヘッドレストのアンダカバー取付け構造に関する。
るヘッドレストのアンダカバー取付け構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来自動車などの車両に設けられた車両
用シートには、シートバックにヘッドレストを設けたも
のがある。上記ヘッドレストは例えば実開平４−１２５
７４７号公報で公知のように、トリムカバーで被覆され
たパッド内に、ほぼ逆Ｕ字形に屈曲されたステーが埋設
されていると共に、パッドの下面にはトリムカバーの端
末を処理するアンダカバーが、上記ステーに挿通されて
設けられており、アンダカバーはステーに形成されたス
リットに突起を嵌合することにより固定されている。
用シートには、シートバックにヘッドレストを設けたも
のがある。上記ヘッドレストは例えば実開平４−１２５
７４７号公報で公知のように、トリムカバーで被覆され
たパッド内に、ほぼ逆Ｕ字形に屈曲されたステーが埋設
されていると共に、パッドの下面にはトリムカバーの端
末を処理するアンダカバーが、上記ステーに挿通されて
設けられており、アンダカバーはステーに形成されたス
リットに突起を嵌合することにより固定されている。
【０００３】また別の構造のヘッドレストとしては、図
９ないし図１１に示すように、トリムカバーａにより被
覆されたパッドｂ内にインナフレームｃを設けて、ステ
ーｄの先端側より挿通したアンダカバーｅを、ビスなど
の固着具ｆによりインナフレームｃに固着したものが採
用されている。
９ないし図１１に示すように、トリムカバーａにより被
覆されたパッドｂ内にインナフレームｃを設けて、ステ
ーｄの先端側より挿通したアンダカバーｅを、ビスなど
の固着具ｆによりインナフレームｃに固着したものが採
用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし前者のステーに
スリットを設けて、このスリットにアンダカバーの突起
を係合するようにしたヘッドレストでは、スリットによ
りステーの強度が低下すると共に、アンダカバーに突起
を形成しなければならないため、製作に手間がかかるな
どの不具合があった。
スリットを設けて、このスリットにアンダカバーの突起
を係合するようにしたヘッドレストでは、スリットによ
りステーの強度が低下すると共に、アンダカバーに突起
を形成しなければならないため、製作に手間がかかるな
どの不具合があった。
【０００５】また後者のアンダカバーｅを固着具ｆによ
りインナフレームｃに固着するようにしたものでは、予
めインナフレームｃにねじ孔を設ける必要があると共
に、固着具ｆによりアンダカバーｅを取付けた構造のた
め、組立てや解体作業に多くの工数を必要として不経済
であるなどの不具合があった。
りインナフレームｃに固着するようにしたものでは、予
めインナフレームｃにねじ孔を設ける必要があると共
に、固着具ｆによりアンダカバーｅを取付けた構造のた
め、組立てや解体作業に多くの工数を必要として不経済
であるなどの不具合があった。
【０００６】この発明はかかる不具合を改善するために
なされたもので、アンダカバーの組立て及び解体が容易
なヘッドレストのアンダカバー取付け構造を提供するこ
とを目的とするものである。
なされたもので、アンダカバーの組立て及び解体が容易
なヘッドレストのアンダカバー取付け構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、ヘッドレスト本体より突設されたステー
のヘッドレスト本体近傍に係止突部を設け、また上記ヘ
ッドレスト本体の下面に取付けるアンダカバーの両端側
に大径孔に小径孔を連らねた挿入孔を設けて、これら挿
入孔に上記ステーを挿入し、かつ上記ヘッドレスト本体
と係合突起の間でアンダカバーをスライドさせることに
より、アンダカバーを係合突起に係止するようにしたも
のである。
成するために、ヘッドレスト本体より突設されたステー
のヘッドレスト本体近傍に係止突部を設け、また上記ヘ
ッドレスト本体の下面に取付けるアンダカバーの両端側
に大径孔に小径孔を連らねた挿入孔を設けて、これら挿
入孔に上記ステーを挿入し、かつ上記ヘッドレスト本体
と係合突起の間でアンダカバーをスライドさせることに
より、アンダカバーを係合突起に係止するようにしたも
のである。
【０００８】
【作用】上記構成により固着具などを使用せずにヘッド
レスト本体にアンダカバーを取付けることができるた
め、アンダカバーの組立て及び分解が少ない工数で実施
できる。
レスト本体にアンダカバーを取付けることができるた
め、アンダカバーの組立て及び分解が少ない工数で実施
できる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図１ないし図６
に示す図面を参照して詳述する。
に示す図面を参照して詳述する。
【００１０】図１はヘッドレストの斜視図を示すもの
で、この図で１はヘッドレスト本体を示す。上記ヘッド
レスト本体１はトリムカバー２で被覆された枕状のパッ
ド３を有しており、このパッド３内にほぼ逆Ｕ字形に屈
曲されたステー４の屈曲部４ａ側が埋設されている。
で、この図で１はヘッドレスト本体を示す。上記ヘッド
レスト本体１はトリムカバー２で被覆された枕状のパッ
ド３を有しており、このパッド３内にほぼ逆Ｕ字形に屈
曲されたステー４の屈曲部４ａ側が埋設されている。
【００１１】上記ステー４は図２に示すように丸棒など
により形成されていて、屈曲部４ａのやや下側に大径な
係止突部４ｂが膨出形成されていると共に、これら係止
突部４ｂの上側で左右ステー４間が連結扞４ｃにより連
結されている。
により形成されていて、屈曲部４ａのやや下側に大径な
係止突部４ｂが膨出形成されていると共に、これら係止
突部４ｂの上側で左右ステー４間が連結扞４ｃにより連
結されている。
【００１２】また、上記係止突部４ｂより下側には図３
に示すように複数の係止溝４ｄが等間隔に形成されてい
て、これら係止溝４ｄを図示しないシートバックの係合
部に係止することにより、ヘッドレスト本体１の高さが
任意に調整できるようになっている。
に示すように複数の係止溝４ｄが等間隔に形成されてい
て、これら係止溝４ｄを図示しないシートバックの係合
部に係止することにより、ヘッドレスト本体１の高さが
任意に調整できるようになっている。
【００１３】一方、図２中５は上記ヘッドレスト本体１
の下面に取付けるアンダカバーを示すもので、板材によ
り長方形状に形成されており、両端側に鍵穴状の挿入穴
５ａが開口されている。
の下面に取付けるアンダカバーを示すもので、板材によ
り長方形状に形成されており、両端側に鍵穴状の挿入穴
５ａが開口されている。
【００１４】これら挿入穴５ａはステー４が挿入可能な
小径穴５ｂと、ステー４に形成した係止突部４ａが挿通
可能な大径孔５ｃよりなり、小径孔５ｂが同じ方向を向
くようにアンダカバー５に穿設されていると共に、小径
孔５ｂ間の間隔及び大径孔５ｃの間隔は左右ステー４の
間隔Ｌとほぼ等しくなるように設定されている。
小径穴５ｂと、ステー４に形成した係止突部４ａが挿通
可能な大径孔５ｃよりなり、小径孔５ｂが同じ方向を向
くようにアンダカバー５に穿設されていると共に、小径
孔５ｂ間の間隔及び大径孔５ｃの間隔は左右ステー４の
間隔Ｌとほぼ等しくなるように設定されている。
【００１５】次に、図５及び図６を参照して作用を説明
すると、ヘッドレスト本体１の下面にアンダカバー５を
取付けるに当って、まず図５に示すようにアンダカバー
５の挿入孔５ａにステー４の先端側を挿入して、ステー
４に沿ってアンダカバー５をヘッドレスト本体１側へ移
動させる。
すると、ヘッドレスト本体１の下面にアンダカバー５を
取付けるに当って、まず図５に示すようにアンダカバー
５の挿入孔５ａにステー４の先端側を挿入して、ステー
４に沿ってアンダカバー５をヘッドレスト本体１側へ移
動させる。
【００１６】そしてステー４の係止突部４ａを挿入孔５
ａの大径孔５ｃ側から通過させたら、図６に示すように
アンダカバー５を横方向へ移動させて小径孔５ｂにステ
ー４を嵌合させることにより、アンダカバー５が係止突
部４ａに係止されるため、ヘッドレスト本体１に対して
簡単にアンダカバー５を取付けることができるようにな
る。
ａの大径孔５ｃ側から通過させたら、図６に示すように
アンダカバー５を横方向へ移動させて小径孔５ｂにステ
ー４を嵌合させることにより、アンダカバー５が係止突
部４ａに係止されるため、ヘッドレスト本体１に対して
簡単にアンダカバー５を取付けることができるようにな
る。
【００１７】また、分解する場合は上記と逆の操作をす
ることにより、アンダカバー５を簡単に取外すことがで
きる。
ることにより、アンダカバー５を簡単に取外すことがで
きる。
【００１８】なお、上記実施例ではアンダカバー５の挿
入孔５ａを、小径孔５ｂが同じ方向を向くように穿設し
たが、図８に示すように小径孔５ｂが対向するように穿
設してもよい。
入孔５ａを、小径孔５ｂが同じ方向を向くように穿設し
たが、図８に示すように小径孔５ｂが対向するように穿
設してもよい。
【００１９】この場合、図７に示すようにアンダカバー
５を弓形に湾曲させて大径孔５ｃより係止突部４ａを通
過させ、通過後アンダカバー５を弾性により復元させる
ことにより、小径孔５ｂにステー４が嵌合されるため、
係止突部４ａによりアンダカバー５が抜け外れるのを防
止することができるようになる。
５を弓形に湾曲させて大径孔５ｃより係止突部４ａを通
過させ、通過後アンダカバー５を弾性により復元させる
ことにより、小径孔５ｂにステー４が嵌合されるため、
係止突部４ａによりアンダカバー５が抜け外れるのを防
止することができるようになる。
【００２０】また分解する場合は上記と逆の操作をする
ことにより、アンダカバー５を簡単に取外すことができ
る。
ことにより、アンダカバー５を簡単に取外すことができ
る。
【００２１】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ヘッド
レスト本体より突設したステーに係止突部を、またアン
ダカバーに大径孔に小径孔を連らねた挿入孔を設けて、
アンダカバーの挿入孔にステーを挿入した後、上記係止
突部でアンダーカバーを係止するようにしたことから、
アンダーカバーの取付けが固着具などを使用せずに行え
る。
レスト本体より突設したステーに係止突部を、またアン
ダカバーに大径孔に小径孔を連らねた挿入孔を設けて、
アンダカバーの挿入孔にステーを挿入した後、上記係止
突部でアンダーカバーを係止するようにしたことから、
アンダーカバーの取付けが固着具などを使用せずに行え
る。
【００２２】またアンダーカバーの取外しも簡単なた
め、アンダーカバーの取付け及び分解作業に要する工数
が従来の固着具を使用するものに比べて大幅に低減でき
ると共に、ステーにスリットを設ける必要がないため、
ステーの強度が低下するなどの不具合も生じない。
め、アンダーカバーの取付け及び分解作業に要する工数
が従来の固着具を使用するものに比べて大幅に低減でき
ると共に、ステーにスリットを設ける必要がないため、
ステーの強度が低下するなどの不具合も生じない。
【００２３】さらにアンダカバーに予め突起を設けた
り、インナフレームにねじ孔を設けるなどの加工を必要
としないため、製作も容易である。
り、インナフレームにねじ孔を設けるなどの加工を必要
としないため、製作も容易である。
【図１】この発明の一実施例になるアンダカバー取付け
構造を採用したヘッドレストの斜視図である。
構造を採用したヘッドレストの斜視図である。
【図２】この発明の一実施例になるヘッドレストのアン
ダカバー取付け構造を示す分解斜視図である。
ダカバー取付け構造を示す分解斜視図である。
【図３】図２のＡ円内の拡大図である。
【図４】図２のＢ円内の拡大図である。
【図５】この発明の一実施例になるアンダカバー取付け
構造の作用を示す説明図である。
構造の作用を示す説明図である。
【図６】この発明の一実施例になるアンダカバー取付け
構造の作用を示す説明図である。
構造の作用を示す説明図である。
【図７】この発明の他の実施例になるヘッドレストのア
ンダカバー取付け構造を示す説明図である。
ンダカバー取付け構造を示す説明図である。
【図８】この発明の他の実施例になるアンダカバーの斜
視図である。
視図である。
【図９】従来のヘッドレストのアンダカバー取付け構造
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図１０】従来のヘッドレストのアンダカバー取付け構
造を示す説明図である。
造を示す説明図である。
【図１１】従来のヘッドレストのインナフレームを示す
説明図である。
説明図である。
１ ヘッドレスト本体 ４ ステー ４ａ 係止突部 ５ アンダカバー ５ａ 挿入孔
Claims (1)
- 【請求項１】 ヘッドレスト本体より突設されたステー
のヘッドレスト本体近傍に係止突部を設け、また上記ヘ
ッドレスト本体の下面に取付けるアンダカバーの両端側
に大径孔に小径孔を連らねた挿入孔を設けて、これら挿
入孔に上記ステーを挿入し、かつ上記ヘッドレスト本体
と係合突起の間でアンダカバーをスライドさせることに
より、アンダカバーを係合突起に係止することを特徴と
するヘッドレストのアンダカバー取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16625494A JPH08389A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | ヘッドレストのアンダカバー取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16625494A JPH08389A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | ヘッドレストのアンダカバー取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08389A true JPH08389A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15827975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16625494A Pending JPH08389A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | ヘッドレストのアンダカバー取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08389A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102514512A (zh) * | 2011-12-21 | 2012-06-27 | 宁波继峰汽车零部件股份有限公司 | 一种轻量化汽车头枕支杆 |
| DE112009005335T5 (de) | 2009-10-29 | 2012-12-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Kopfstützenversteifung und aktivkopfstütze |
| KR102433727B1 (ko) * | 2021-05-31 | 2022-08-18 | 한국로봇융합연구원 | 추력 측정 장치 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP16625494A patent/JPH08389A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112009005335T5 (de) | 2009-10-29 | 2012-12-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Kopfstützenversteifung und aktivkopfstütze |
| DE112009005335B4 (de) * | 2009-10-29 | 2014-05-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Kopfstützenversteifung und aktivkopfstütze |
| US9248766B2 (en) | 2009-10-29 | 2016-02-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Headrest stay and active headrest |
| CN102514512A (zh) * | 2011-12-21 | 2012-06-27 | 宁波继峰汽车零部件股份有限公司 | 一种轻量化汽车头枕支杆 |
| KR102433727B1 (ko) * | 2021-05-31 | 2022-08-18 | 한국로봇융합연구원 | 추력 측정 장치 |
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