JPH08335545A - 露光方法および装置 - Google Patents

露光方法および装置

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JPH08335545A
JPH08335545A JP7140409A JP14040995A JPH08335545A JP H08335545 A JPH08335545 A JP H08335545A JP 7140409 A JP7140409 A JP 7140409A JP 14040995 A JP14040995 A JP 14040995A JP H08335545 A JPH08335545 A JP H08335545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
processed
stage
semiconductor wafer
peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP7140409A
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English (en)
Inventor
Isao Koto
勲 光藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7140409A priority Critical patent/JPH08335545A/ja
Publication of JPH08335545A publication Critical patent/JPH08335545A/ja
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被処理物の露光処理におけるスループットの
向上を図る露光方法および装置を提供する。 【構成】 紫外線などの照射光2を発する水銀ランプ1
と、半導体ウェハ3を載置する露光用ステージ4と、配
線パターンが形成されたレチクル5を介して照射光2を
露光用ステージ4上の半導体ウェハ3に照射することに
よりパターン露光を行う第1光学系6と、半導体ウェハ
3を載置しかつ半導体ウェハ3のプリアライメントが行
われるプリアライメントステージ7と、照射光2を分光
する分光ミラー8および分光ミラー8によって分光され
た照射光2の半導体ウェハ3上への照射箇所を制御する
光制御手段9を備えた第2光学系10とからなり、プリ
アライメントステージ7上において半導体ウェハ3のプ
リアライメント後、第2光学系10によって半導体ウェ
ハ3の周辺露光を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェハなどの被
処理物の露光技術に関し、特にプリアライメントを行う
回転ステージ上で被処理物のプリアライメント後に周辺
露光する露光方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】被処理物の一例である半導体ウェハの露光
技術において、半導体ウェハの周辺露光はほとんどのフ
ォトリソグラフィー工程で必要とされる。
【0004】ここで、半導体ウェハにパターン露光を行
う露光装置と、周辺露光を行う周辺露光装置とでは別々
の装置が用いられ、露光装置によってパターン露光を行
った後、周辺露光装置によって周辺露光を行っている。
【0005】なお、半導体ウェハの露光装置について
は、例えば、特開昭60−186843号公報に記載さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術においては、パターン露光後に他の装置(周辺露光装
置)で周辺露光を行うため、半導体ウェハの露光処理に
おけるスループットの向上が図れないことが問題とされ
る。
【0007】さらに、周辺露光装置は、その機能に対し
て価格が高いという問題もかかえている。
【0008】そこで、本発明の目的は、被処理物の露光
処理におけるスループットの向上を図る露光方法および
装置を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、本発明の露光方法は、半導体ウ
ェハなどの被処理物を載置する回転ステージ上で前記被
処理物のプリアライメントを行った後、前記回転ステー
ジ上で前記被処理物を周辺露光し、前記プリアライメン
トおよび周辺露光を行った被処理物を露光用ステージ上
でパターン露光するものである。
【0012】さらに、本発明の露光方法は、前記回転ス
テージ上における前記被処理物のプリアライメントもし
くは周辺露光と、前記露光用ステージ上におけるパター
ン露光とを同時に行うものである。
【0013】また、本発明の露光装置は、紫外線などの
照射光を発する光源と、半導体ウェハなどの被処理物を
載置する露光用ステージと、配線パターンが形成された
フォトマスクを介して前記照射光を前記露光用ステージ
上の被処理物に照射することによりパターン露光を行う
第1光学系と、前記被処理物を載置しかつ前記被処理物
のプリアライメントが行われる回転ステージと、前記照
射光を分光する分光手段および前記分光手段によって分
光された照射光の照射箇所を制御する光制御手段を備え
た第2光学系とを有し、前記回転ステージ上において前
記被処理物のプリアライメント後、前記第2光学系によ
って周辺露光が行われるものである。
【0014】なお、本発明の露光装置は、紫外線などの
第1照射光を発する第1光源と、半導体ウェハなどの被
処理物を載置する露光用ステージと、配線パターンが形
成されたフォトマスクを介して前記第1照射光を前記露
光用ステージ上の被処理物に照射することによりパター
ン露光を行う第1光学系と、前記被処理物を載置しかつ
前記被処理物のプリアライメントが行われる回転ステー
ジと、他の紫外線などの第2照射光を発する第2光源お
よび前記第2照射光の照射箇所を制御する光制御手段を
備えた第2光学系とを有し、前記回転ステージ上におい
て前記被処理物のプリアライメント後、前記第2光学系
によって周辺露光が行われるものである。
【0015】さらに、本発明の露光装置は、前記露光用
ステージと前記回転ステージとの間付近に遮光部材が設
けられているものである。
【0016】
【作用】上記した手段によれば、露光装置が光源から発
せられた照射光を分光する分光手段および前記分光手段
によって分光された照射光の照射箇所を制御する光制御
手段を備えた第2光学系とを有することにより、回転ス
テージ上において被処理物のプリアライメント後、前記
回転ステージ上で前記第2光学系によって周辺露光を行
うことができ、さらに、プリアライメントおよび周辺露
光を行った被処理物を露光用ステージ上でパターン露光
することができる。
【0017】これにより、プリアライメントおよび周辺
露光を終えた被処理物を露光用ステージ上でパターン露
光しながら、他の被処理物を回転ステージ上でプリアラ
イメントもしくは周辺露光することができる。
【0018】その結果、回転ステージおよび露光用ステ
ージ上において、被処理物のプリアライメントもしくは
周辺露光と他の被処理物のパターン露光とを同時に行え
るため、被処理物の露光処理におけるスループットの向
上を図ることができる。
【0019】また、露光装置の回転ステージ上で被処理
物の周辺露光も行うことができるため、周辺露光装置を
使用せずに露光処理を行うことができる。
【0020】さらに、露光用ステージと回転ステージと
の間付近に遮光部材が設けられていることにより、周辺
露光またはパターン露光の各々における照射光の漏れを
防ぐことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0022】図1は本発明による露光装置の構造の一実
施例を示す構成概念図、図2は本発明の露光方法におけ
る作業手順の一実施例を示す手順概念図である。
【0023】本実施例による露光装置の一例としてフォ
トマスク上に形成された配線パターンを1/5に縮小し
て露光する縮小投影露光装置を取り上げて説明する。
【0024】まず、その構成は、紫外線などの照射光2
を発する光源である水銀ランプ1と、被処理物である半
導体ウェハ3を載置する露光用ステージ4と、配線パタ
ーンが形成されたフォトマスクであるレチクル5を介し
て照射光2を露光用ステージ4上の半導体ウェハ3に照
射することによりパターン露光を行う第1光学系6と、
半導体ウェハ3を載置しかつ半導体ウェハ3のプリアラ
イメントが行われる回転ステージであるプリアライメン
トステージ7と、照射光2を分光する分光手段である分
光ミラー8および分光ミラー8によって分光された照射
光2の半導体ウェハ3上への照射箇所を制御する光制御
手段9を備えた第2光学系10とからなり、プリアライ
メントステージ7上において半導体ウェハ3のプリアラ
イメント後、プリアライメントステージ7上で第2光学
系10によって半導体ウェハ3の周辺露光15を行うも
のである。
【0025】また、本実施例の縮小投影露光装置には、
露光用ステージ4とプリアライメントステージ7との間
付近に遮光部材である遮光板11が設けられている。
【0026】ここで、第1光学系6は、照射光2を収束
する照明系レンズ6aと、配線パターンが形成されたレ
チクル5と、レチクル5に形成された前記配線パターン
を投影する投影レンズ6bとから構成されている。
【0027】したがって、水銀ランプ1から発せられた
紫外線などの照射光2は、照明系レンズ6aを介してフ
ォトマスクであるレチクル5に照射され、さらに、レチ
クル5に形成された配線パターンの像が、投影レンズ6
bにより1/5に縮小されて半導体ウェハ3上に転写さ
れる。
【0028】また、第2光学系10は、照射光2を分光
する分光ミラー8と、分光ミラー8によって分光された
照射光2の半導体ウェハ3上への照射箇所を制御する光
制御手段9と、分光ミラー8と光制御手段9とを接続す
る光ファイバ10aとから構成されている。
【0029】したがって、分光ミラー8によって分光さ
れた紫外線などの照射光2は光ファイバ10aを経て、
照射ノズル9aから半導体ウェハ3のエッジ部に照射さ
れる。
【0030】ここで、光制御手段9は、照射光2を照射
する照射ノズル9aの動作を制御プログラムを用いて制
御するものである。
【0031】すなわち、前記制御プログラムに、例え
ば、プリアライメントステージ7上でθ回転する半導体
ウェハ3のエッジ部の軌跡を、円周部とオリエンテーシ
ョンフラット部とに分け、さらに、半導体ウェハ3の半
径などをパラメータとして予め認識させておく。
【0032】したがって、前記制御プログラムにより、
プリアライメントステージ7上でθ回転する半導体ウェ
ハ3のエッジ部の軌跡に沿って照射ノズル9aを動かす
ことができる(実際に照射ノズル9aを動かすのは、半
導体ウェハ3のオリエンテーションフラット部を照射す
る時だけであり、半導体ウェハ3の円周部への照射は、
プリアライメントステージ7のθ回転だけによって行
う)。
【0033】また、本実施例の縮小投影露光装置には、
半導体ウェハ3を搬入する機構であるローダ12と、露
光処理後の半導体ウェハ3を搬出する機構であるアンロ
ーダ13とが設置されている。
【0034】次に、本実施例による露光方法について説
明する。
【0035】まず、ローダ12から半導体ウェハ3を搬
送し、回転ステージであるプリアライメントステージ7
上に載置する。
【0036】ここで、半導体ウェハ3のオリエンテーシ
ョンフラット部(以降、オリフラと略す)による位置合
わせ、すなわち、オリフラ合わせ(プリアライメント)
14を行う。
【0037】さらに、プリアライメントステージ7上
で、第2光学系10によって、半導体ウェハ3の周辺露
光15を行う。
【0038】この時、半導体ウェハ3の円周部における
周辺露光15は、プリアライメントステージ7のθ回転
だけによって行い、半導体ウェハ3のオリフラ部におけ
る周辺露光15は、前記制御プログラムによって照射ノ
ズル9aを駆動制御しながら前記オリフラ部に照射光2
を照射して行う。
【0039】これにより、半導体ウェハ3のエッジ部を
周辺露光15する。
【0040】その後、周辺露光15が終了した半導体ウ
ェハ3を露光用ステージ4上に搬送し、第1光学系6に
よってパターン露光を行う。
【0041】さらに、パターン露光終了後、半導体ウェ
ハ3を搬送し、アンローダ13に収容する。
【0042】なお、パターン露光とプリアライメントと
では、1枚の半導体ウェハ3を処理する処理時間に差が
あるため(例えば、パターン露光は約1分であり、プリ
アライメントは約10秒)、1枚目の半導体ウェハ3の
パターン露光を行っている間の時間を利用して、プリア
ライメントが終了した他の半導体ウェハ3(ここでは、
2枚目の半導体ウェハ3)の周辺露光15を行うことが
できる。
【0043】すなわち、本実施例の縮小投影露光装置
は、プリアライメントステージ7上における半導体ウェ
ハ3のプリアライメントもしくは周辺露光15と、露光
用ステージ4上における他の半導体ウェハ3のパターン
露光とを同時に行うものである。
【0044】ここで、図1、図2を用いて、プリアライ
メントもしくは周辺露光15と、パターン露光とを同時
に行う方法について詳しく説明する。
【0045】まず、ローダ12にセットされた半導体ウ
ェハ3の中の1枚目の半導体ウェハ3をプリアライメン
トステージ7に搬送し、載置する。
【0046】そこで、オリフラ合わせ14(プリアライ
メント)を行い、さらに、プリアライメントステージ7
上で、第2光学系10により1枚目の半導体ウェハ3の
周辺露光15を行う。
【0047】その後、1枚目の半導体ウェハ3を露光用
ステージ4に搬送し、載置する。
【0048】そこで、第1光学系6によって1枚目の半
導体ウェハ3のパターン感光16、すなわちパターン露
光を行う。
【0049】なお、この時、2枚目の半導体ウェハ3を
プリアライメントステージ7上に搬送し、1枚目の半導
体ウェハ3のパターン感光16を行っている間、すなわ
ち、1枚目の半導体ウェハ3のパターン感光16を行う
のと同時に、プリアライメントステージ7上で2枚目の
半導体ウェハ3のオリフラ合わせ14と周辺露光15を
行う。
【0050】その後、1枚目の半導体ウェハ3のパター
ン感光16が終了すると、1枚目の半導体ウェハ3をア
ンローダ13に収容し、オリフラ合わせ14と周辺露光
15とを終了した2枚目の半導体ウェハ3を露光用ステ
ージ4に搬送する。
【0051】すなわち、以降、3枚目、4枚目と半導体
ウェハ3の処理をn枚目まで繰り返すことができる。
【0052】なお、本実施例による露光方法において
は、1枚目の半導体ウェハ3のパターン感光16を行っ
ている間に2枚目の半導体ウェハ3の周辺露光15が終
了するため、半導体ウェハ3の露光処理のスループット
としては、1枚目の半導体ウェハ3の周辺露光15に掛
かる時間の増加だけである。
【0053】次に、本実施例の露光方法および装置によ
って得られる作用効果について説明する。
【0054】すなわち、露光装置が水銀ランプ1から発
せられた紫外線などの照射光2を分光する分光ミラー8
および分光ミラー8によって分光された照射光2の照射
箇所を制御する光制御手段9を備えた第2光学系10と
を有することにより、回転ステージであるプリアライメ
ントステージ7上において半導体ウェハ3のプリアライ
メント後、プリアライメントステージ7上で第2光学系
10によって周辺露光15を行うことができ、さらに、
プリアライメントおよび周辺露光15を行った半導体ウ
ェハ3を露光用ステージ4上でパターン感光16、すな
わちパターン露光することができる。
【0055】これにより、プリアライメントおよび周辺
露光15を終えた半導体ウェハ3を露光用ステージ4上
でパターン露光しながら、他の半導体ウェハ3をプリア
ライメントステージ7上でプリアライメントもしくは周
辺露光15することができる。
【0056】その結果、プリアライメントステージ7お
よび露光用ステージ4上において、半導体ウェハ3のプ
リアライメントもしくは周辺露光15と他の半導体ウェ
ハ3のパターン露光とを同時に行えるため、半導体ウェ
ハ3の露光処理におけるスループットの向上を図ること
ができる。
【0057】つまり、露光工程全体において、周辺露光
15の工程を廃止するのと同様の効果を得ることができ
る。
【0058】また、露光装置のプリアライメントステー
ジ7上で半導体ウェハ3の周辺露光15も行うことがで
きるため、周辺露光装置を使用せずに露光処理を行うこ
とができ、装置の台数の低減を図ることができる。
【0059】その結果、露光工程全体に関わる装置全般
の価格を低減することができる。
【0060】なお、本実施例の露光装置は、改造する程
度で前記効果を生み出すことができるため、前記同様、
設備台数を低減することができる。
【0061】また、露光用ステージ4とプリアライメン
トステージ7との間付近に遮光部材である遮光板11が
設けられていることにより、周辺露光15またはパター
ン露光の各々における照射光2の漏れを防ぐことができ
る。
【0062】その結果、周辺露光15またはパターン露
光を高精度に行うことができる。
【0063】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0064】例えば、前記実施例で説明した露光装置
は、1/5縮小投影露光装置であったが、前記露光装置
は1/1アライナ(露光装置)などであってもよい。
【0065】さらに、前記実施例の露光装置は光源が1
つの場合であったが、図3に示す他の実施例の露光装置
のように、2つの光源、すなわち、第1光源17と第2
光源18とを有するものであってもよい。
【0066】この場合の露光装置の構成について説明す
ると、紫外線などの第1照射光19を発する第1光源1
7と、被処理物である半導体ウェハ3を載置する露光用
ステージ4と、配線パターンが形成されたフォトマスク
であるレチクル5を介して第1照射光19を露光用ステ
ージ4上の半導体ウェハ3に照射することによりパター
ン露光を行う第1光学系6と、半導体ウェハ3を載置し
かつ半導体ウェハ3のプリアライメントが行われる回転
ステージであるプリアライメントステージ7と、他の紫
外線などの第2照射光20を発する第2光源18および
第2照射光20の照射箇所を制御する光制御手段9を備
えた第2光学系10とからなり、プリアライメントステ
ージ7上において半導体ウェハ3のプリアライメント
後、第2光学系10によって周辺露光15(図2参照)
を行うものである。
【0067】なお、光源を2つ設けた露光装置において
も、前記実施例の露光装置と同様の効果を得ることがで
きる。
【0068】また、前記実施例の露光装置は、プリアラ
イメントステージ上で周辺露光を行うものであったが、
周辺露光を行う他の方法として、図4に示す他の実施例
の露光装置のように、まず、第1光学系6の投影レンズ
6bと半導体ウェハ3の間に凹レンズ21とクロム円盤
22を挿入して露光用ステージ4上で半導体ウェハ3の
周辺露光15(図2参照)を行い、その後、凹レンズ2
1とクロム円盤22を取り除くことにより、露光用ステ
ージ4上で半導体ウェハ3のパターン露光を行うもので
ある。
【0069】さらに、周辺露光を行う他の方法として、
塗布機に周辺露光機構を設けてもよい。
【0070】つまり、プリアライメントステージ上では
なく、塗布機のスピンナ上で半導体ウェハを回転させな
がら周辺露光するものである。
【0071】また、前記実施例の露光装置は、半導体ウ
ェハのオリフラ部を周辺露光する際に、制御プログラム
の駆動制御により半導体ウェハのオリフラ部に沿って照
射ノズルが動くものであったが、プリアライメントステ
ージの側面付近に光センサなどの検知手段を設置するこ
とにより、前記制御プログラムを用いなくても、半導体
ウェハのオリフラ部を検知することができ、これによ
り、照射ノズルを駆動制御してもよい。
【0072】その結果、半導体ウェハのオリフラ部を周
辺露光することも可能である。
【0073】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0074】(1).光源から発せられた照射光を分光
する分光手段および前記分光手段によって分光された照
射光の照射箇所を制御する光制御手段を備えた第2光学
系とを有することにより、プリアライメントおよび周辺
露光を終えた被処理物を露光用ステージ上でパターン露
光しながら、他の被処理物を回転ステージ上でプリアラ
イメントもしくは周辺露光することができる。
【0075】その結果、回転ステージおよび露光用ステ
ージ上において、被処理物のプリアライメントもしくは
周辺露光と他の被処理物のパターン露光とを同時に行え
るため、被処理物の露光処理におけるスループットの向
上を図ることができる。
【0076】(2).露光装置の回転ステージ上で被処
理物の周辺露光も行うことができるため、周辺露光装置
を使用せずに露光処理を行うことができ、装置の台数の
低減を図ることができる。
【0077】その結果、露光工程全体に関わる装置全般
の価格を低減することができる。
【0078】(3).露光用ステージと回転ステージと
の間付近に遮光部材が設けられていることにより、周辺
露光またはパターン露光の各々における照射光の漏れを
防ぐことができる。
【0079】その結果、周辺露光またはパターン露光を
高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光装置の構造の一実施例を示す
構成概念図である。
【図2】本発明の露光方法における作業手順の一実施例
を示す手順概念図である。
【図3】本発明の他の実施例である露光装置の構造の一
例を示す構成概念図である。
【図4】本発明の他の実施例である露光装置の構造の一
例を示す構成概念図である。
【符号の説明】
1 水銀ランプ(光源) 2 照射光 3 半導体ウェハ(被処理物) 4 露光用ステージ 5 レチクル(フォトマスク) 6 第1光学系 6a 照明系レンズ 6b 投影レンズ 7 プリアライメントステージ(回転ステージ) 8 分光ミラー(分光手段) 9 光制御手段 9a 照射ノズル 10 第2光学系 10a 光ファイバ 11 遮光板(遮光部材) 12 ローダ 13 アンローダ 14 オリフラ合わせ 15 周辺露光 16 パターン感光 17 第1光源 18 第2光源 19 第1照射光 20 第2照射光 21 凹レンズ 22 クロム円盤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハなどの被処理物にパターン
    露光と周辺露光とを行う露光方法であって、 前記被処理物を載置する回転ステージ上で前記被処理物
    のプリアライメントを行った後、前記回転ステージ上で
    前記被処理物を周辺露光し、 前記プリアライメントおよび周辺露光を行った被処理物
    を露光用ステージ上でパターン露光することを特徴とす
    る露光方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の露光方法であって、前記
    回転ステージ上における前記被処理物のプリアライメン
    トもしくは周辺露光と、前記露光用ステージ上における
    パターン露光とを同時に行うことを特徴とする露光方
    法。
  3. 【請求項3】 半導体ウェハなどの被処理物にパターン
    露光と周辺露光とを行う露光装置であって、 紫外線などの照射光を発する光源と、 前記被処理物を載置する露光用ステージと、 配線パターンが形成されたフォトマスクを介して前記照
    射光を前記露光用ステージ上の被処理物に照射すること
    によりパターン露光を行う第1光学系と、 前記被処理物を載置し、かつ前記被処理物のプリアライ
    メントが行われる回転ステージと、 前記照射光を分光する分光手段および前記分光手段によ
    って分光された照射光の照射箇所を制御する光制御手段
    を備えた第2光学系とを有し、 前記回転ステージ上において前記被処理物のプリアライ
    メント後、前記第2光学系によって周辺露光が行われる
    ことを特徴とする露光装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の露光装置であって、前記
    分光手段は照射光を分光する分光ミラーであることを特
    徴とする露光装置。
  5. 【請求項5】 半導体ウェハなどの被処理物にパターン
    露光と周辺露光とを行う露光装置であって、 紫外線などの第1照射光を発する第1光源と、 前記被処理物を載置する露光用ステージと、 配線パターンが形成されたフォトマスクを介して前記第
    1照射光を前記露光用ステージ上の被処理物に照射する
    ことによりパターン露光を行う第1光学系と、 前記被処理物を載置し、かつ前記被処理物のプリアライ
    メントが行われる回転ステージと、 他の紫外線などの第2照射光を発する第2光源および前
    記第2照射光の照射箇所を制御する光制御手段を備えた
    第2光学系とを有し、 前記回転ステージ上において前記被処理物のプリアライ
    メント後、前記第2光学系によって周辺露光が行われる
    ことを特徴とする露光装置。
  6. 【請求項6】 請求項3,4または5記載の露光装置で
    あって、前記露光用ステージと前記回転ステージとの間
    付近に遮光部材が設けられていることを特徴とする露光
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項3,4,5または6記載の露光装
    置であって、前記光源、第1光源または第2光源として
    水銀ランプが設置されていることを特徴とする露光装
    置。
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