JPH08331856A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH08331856A
JPH08331856A JP7130915A JP13091595A JPH08331856A JP H08331856 A JPH08331856 A JP H08331856A JP 7130915 A JP7130915 A JP 7130915A JP 13091595 A JP13091595 A JP 13091595A JP H08331856 A JPH08331856 A JP H08331856A
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JP
Japan
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switching
phase
command value
pulse mode
phase angle
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JP7130915A
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Inventor
Hideyuki Shimizu
秀幸 清水
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PWM信号のパルス数の切り替え時にインバ
ータの出力電流の変動を防止する。 【構成】 パルスモード指令発生手段4は、インバータ
出力電圧の半周期あたりのパルス数を設定する。切り替
え位相角発生手段7は、5パルスモードと3パルスモー
ド相互間の切り替え時のインバータ電流の過渡変動を最
も小さくできる切り替え位相角を求めて出力する。パル
スモード相別切り替え指令発生手段8は、位相角指令値
が切り替え位相角の範囲内である際に、各相ごとにパル
スモード指令発生手段4が設定するパルス数を指定す
る。このパルス数に応じて、各相の切り替え手段9,1
0,11は、5パルスモードPWM信号発生手段5、また
は3パルスモードPWM信号発生手段6から出力される
各相のPWM信号に基づいてゲート信号を生成して出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電圧をパルス幅変
調(以下、PWMという。)制御により交流電圧に変換
する電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PWM制御により直流電力を交流電力に
変換する電力変換装置(以下、インバータという。)
は、出力電圧の周期に同期して半周期あたりn個(nは
任意の正の整数で、例えばn=1,3,5…)のパルス
数で動作するように制御される。
【0003】パルス数5の動作モード(以下、5パルス
モードという。)では、直流電圧を相電圧が正負2レベ
ルの交流電圧に変換する2レベル出力のインバータの相
電圧のレベルは、出力電圧1周期あたり10回変化するた
め、インバータを構成するスイッチング素子は出力電圧
1周期あたり10回のON/OFF切替動作(スイッチン
グ)を行う。又直流電圧を相電圧が正負3レベルの交流
電圧に変換する3レベル出力のインバータの相電圧のレ
ベルは、出力電圧1周期あたり20回変化するが、インバ
ータを構成するスイッチング素子各々をみると、出力電
圧1周期あたり10回のスイッチングを行っている。
【0004】このように5パルスモードでは、インバー
タの出力電圧の周波数(以下、出力周波数という。)に
対して、スイッチング素子のスイッチング周波数は5倍
となるため、例えばインバータの出力周波数が 100〔H
z〕であれば、スイッチング素子のスイッチング周波数
は 500〔Hz〕となる。同様にパルス数3の動作モード
(以下、3パルスモードという。)では、インバータの
出力周波数に対して、スイッチング素子のスイッチング
周波数は3倍となり、パルス数nの動作モード(以下、
nパルスモードという。)では、インバータの出力周波
数に対して、スイッチング素子のスイッチング周波数は
n倍となる。
【0005】一般に同一のインバータの出力周波数に対
しては、スイッチング周波数を高くした方がインバータ
の出力電流の高調波成分によるリップルを抑えることが
できる。また、インバータの負荷として電動機を接続し
た時には、電動機のトルクリップルを小さくすることが
できる。従ってインバータは、同一のインバータの出力
周波数に対してスイッチング周波数が高くなる動作モー
ド、例えば1パルスモードよりも3パルスモード、3パ
ルスモードよりも5パルスモードで制御されることが望
ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらインバー
タを構成するスイッチング素子にはスッチング周波数の
上限が定められているため、例えばインバータが5パル
スモードで制御されインバータの出力周波数が上昇過程
にあった場合、スイッチング素子のスイッチング周波数
がその上限に達する前に、スイッチング周波数を低くす
る動作モード、例えば3パルスモードに切りかえてイン
バータを制御しなくてはならない。このようにインバー
タはインバータの出力周波数に対応して動作モードのパ
ルス数の切りかえを行うが、この際インバータの全ての
相(例えば3相の場合、u相、v相、w相)を同時に切
りかえていた。しかしながら動作モードのパルス数をイ
ンバータの全ての相で同時に切りかえると、切りかえる
2つの動作モード間の高周波成分の不連続性のために、
インバータの出力電流に過渡的な変動が生じ、インバー
タの負荷に影響を与えるという問題が生じていた。
【0007】そこで本発明は上述した問題点を解決する
ためになされたもので、インバータの動作モードのパル
ス数の切りかえ時にインバータの出力電流の変動を防止
し、負荷への影響を抑制することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明は、複数のスイッチング
素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振幅指令値
に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段と、この
変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した半周期あ
たりのパルス数を設定し出力するパルスモード指令発生
手段と、周波数指令値から定まる位相角指令値と振幅指
令値から、交流電圧の周期に同期した半周期あたり任意
の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれぞれ出力
する複数のパルス幅変調信号発生手段と、これらパルス
幅変調信号発生手段が出力するそれぞれのパルス幅変調
信号を入力し、交流電圧の周期に同期した半周期あたり
のパルス数を変更した際に、変換手段の出力の過渡変動
が小さい切り替え位相角を求めて出力する切り替え位相
角発生手段と、位相角指令値と切り替え位相角とを比較
し、各相独自にパルスモード指令発生手段から出力され
るパルス数に切り替えるパルスモード切り替え指令を出
力するパルスモード相別切り替え指令発生手段と、複数
のパルス幅変調信号発生手段のうち、パルスモード切り
替え指令に対応する1つが出力するパルス幅変調信号に
基づいて、複数のスイッチング素子へのゲート信号を各
相ごとに出力するパルスモード切り替え手段とを有して
なる。
【0009】また請求項2に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
半周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、周波数指令値から定まる位相角指令値
と振幅指令値から、交流電圧の周期に同期した半周期あ
たり任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれ
ぞれ出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、振幅
指令値を入力し、交流電圧の周期に同期した半周期あた
りのパルス数を変更した際に、変換手段の出力の過渡変
動が小さい切り替え位相角を求めて出力する切り替え位
相角発生手段と、位相角指令値と切り替え位相角とを比
較し、各相独自に前記パルスモード指令発生手段から出
力されるパルス数に切り替えるパルスモード切り替え指
令を出力するパルスモード相別切り替え指令発生手段
と、複数のパルス幅変調信号発生手段のうち、パルスモ
ード切り替え指令に対応する1つが出力するパルス幅変
調信号に基づいて、複数のスイッチング素子へのゲート
信号を各相ごとに出力するパルスモード切り替え手段と
を有してなる。
【0010】また請求項3に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
半周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、周波数指令値から定まる位相角指令値
と振幅指令値から、交流電圧の周期に同期した半周期あ
たり任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれ
ぞれ出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、交流
電圧の周期に同期した半周期あたりのパルス数を変更し
た際に、変換手段の出力の過渡変動が小さい切り替え位
相角を記憶し、振幅指令値に応じて切り替え位相角を出
力する切り替え位相角発生手段と、位相角指令値と切り
替え位相角とを比較し、各相独自にパルスモード指令発
生手段から出力されるパルス数に切り替えるパルスモー
ド切り替え指令を出力するパルスモード相別切り替え指
令発生手段と、複数のパルス幅変調信号発生手段のう
ち、パルスモード切り替え指令に対応する1つが出力す
るパルス幅変調信号に基づいて、複数のスイッチング素
子へのゲート信号を各相ごとに出力するパルスモード切
り替え手段とを有してなる。
【0011】また請求項4に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
半周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、周波数指令値から定まる位相角指令値
と振幅指令値から、交流電圧の周期に同期した半周期あ
たり任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれ
ぞれ出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、交流
電圧の周期に同期した半周期あたりのパルス数を変更し
た際に、変換手段の出力の過渡変動が小さい切り替え位
相角と位相角指令値とを比較し、各相独自にパルスモー
ド指令発生手段から出力されるパルス数に切り替えるパ
ルスモード切り替え指令を出力するパルスモード相別切
り替え指令発生手段と、複数のパルス幅変調信号発生手
段のうち、パルスモード切り替え指令に対応する1つが
出力するパルス幅変調信号に基づいて、複数のスイッチ
ング素子へのゲート信号を各相ごとに出力するパルスモ
ード切り替え手段とを有してなる。
【0012】また請求項5に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
半周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、振幅指令値を入力し、交流電圧の周期
に同期した半周期あたりのパルス数を変更した際に、変
換手段の出力の過渡変動が小さい切り替え位相角を求め
て出力する切り替え位相角発生手段と、周波数指令値か
ら定まる位相角指令値と前記切り替え位相角とを比較
し、各相独自にパルスモード指令発生手段から出力され
るパルス数に切り替えるパルスモード切り替え指令を出
力するパルスモード相別切り替え指令発生手段と、位相
角指令値と振幅指令値とを入力し、交流電圧の周期に同
期した半周期あたりパルスモード切り替え指令に対応し
た数のパルスを有するパルス幅変調信号に基づいて、複
数のスイッチング素子へのゲート信号を各相ごとに出力
するパルス幅変調信号発生手段とを有してなる。
【0013】また請求項6に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
半周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、交流電圧の周期に同期した半周期あた
りのパルス数を変更した際に、変換手段の出力の過渡変
動が小さい切り替え位相角を記憶し、振幅指令値に応じ
て切り替え位相角を出力する切り替え位相角発生手段
と、周波数指令値から定まる位相角指令値と切り替え位
相角とを比較し、各相独自に前記パルスモード指令発生
手段から出力されるパルス数に切り替えるパルスモード
切り替え指令を出力するパルスモード相別切り替え指令
発生手段と、位相角指令値と振幅指令値とを入力し、交
流電圧の周期に同期した半周期あたりパルスモード切り
替え指令に対応した数のパルスを有するパルス幅変調信
号に基づいて、複数のスイッチング素子へのゲート信号
を各相ごとに出力するパルス幅変調信号発生手段とを有
してなる。
【0014】また請求項7に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
半周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、交流電圧の周期に同期した半周期あた
りのパルス数を変更した際に、変換手段の出力の過渡変
動が小さい切り替え位相角と周波数指令値から定まる位
相角指令値とを比較し、各相独自にパルスモード指令発
生手段から出力されるパルス数に切り替えるパルスモー
ド切り替え指令を出力するパルスモード相別切り替え指
令発生手段と、位相角指令値と振幅指令値とを入力し、
交流電圧の周期に同期した半周期あたりパルスモード切
り替え指令に対応した数のパルスを有するパルス幅変調
信号に基づいて、複数のスイッチング素子へのゲート信
号を各相ごとに出力するパルス幅変調信号発生手段とを
有してなる。
【0015】
【作用】上述した構成により、請求項1乃至請求項7の
いずれかに記載の発明では、パルス数を変更した際に、
変換手段の出力の過渡変動が小さい切り替え位相角を求
め、パルスモード相別切り替え指令発生手段により、位
相角指令値が切り替え位相角の範囲内であるときに、各
相ごとにパルスモード指令発生手段から出力されるパル
ス数へ切り替える。そしてパルスモード相別切換指令発
生手段で切り替えられたパルス数に対応するパルス幅変
調信号に基づいて、スイッチング素子へのゲート信号を
出力する。したがって、各相独立にパルスモードが切り
替えられるため、変換手段の出力の過渡的な変動を抑制
することができる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照し詳細に説明
する。図1、図2は請求項1に記載の発明の第1の実施
例を示す図で、図1はインバータの構成図、図2は制御
装置の構成図である。
【0017】インバータの主回路は、直流電源E、導通
制御端子を有するスイッチング素子、例えばゲートター
ンオフサイリスタSU1,SU2,SV1,SV2,SW1,SW
2、各スイッチング素子に並列接続されたダイオードDU
1,DU2,DV1,DV2,DW1,DW2で構成され、直流電
圧VDCを相電圧が正負2レベルの3相交流電圧に変換
し、負荷の交流電動機MにU相,V相,W相の3相交流
電圧を供給する。
【0018】U相相電圧は、スイッチング素子SU1がO
N,スイッチング素子SU2がOFFのとき+VDC/2と
なり、スイッチング素子SU1がOFF,スイッチング素
子SU2がONのとき−VDC/2となる。同様にV相相電
圧,W相相電圧も+VDC/2と−VDC/2の2レベルの
電圧が出力される。
【0019】制御装置100 は、インバータ出力電圧振幅
指令値発生手段1,インバータ出力電圧周波数指令値発
生手段2,インバータ出力電圧位相角指令値発生手段
3、パルスモード指令発生手段4、5パルスモードPW
M信号発生手段5,3パルスモードPWM信号発生手段
6,切り替え位相角発生手段7,パルスモード相別切り
替え指令発生手段8,U相切り替え手段9,V相切り替
え手段10,W相切り替え手段11で構成されている。
【0020】インバータ出力電圧振幅指令発生手段1
は、インバータ出力電圧振幅指令値VmRef を出力する。
インバータ出力電圧周波数指令値発生手段2は、インバ
ータ出力電圧周波数指令値FoRef を出力する。インバー
タ出力電圧位相角指令値発生手段3は、インバータ出力
電圧周波数指令値発生手段2から出力されるインバータ
出力電圧周波数指令値FoRef を入力とし、インバータ出
力電圧位相角指令値θRef を出力する。インバータ出力
電圧位相角指令値発生手段3は、例えば図3に示す構成
であり、インバータ出力電圧周波数指令値FoRef を積分
することによって、インバータ出力電圧位相角θRef
(0〜2π)を求めて出力する。パルスモード指令発生
手段4は、インバータ出力電圧周波数指令値発生手段2
から出力されるインバータ出力電圧周波数指令値FoRef
を入力とし、インバータ出力電圧の半周期あたりのパル
ス数を設定する。5パルスモードPWM信号発生手段5
は、インバータ出力電圧振幅指令値発生手段1より出力
されたインバータ出力電圧振幅指令値VmRef およびイン
バータ出力電圧位相角指令値発生手段3より出力された
インバータ出力電圧位相角指令値θRef を入力として、
例えば図4(b)に示すインバータ出力電圧の半周期あ
たり5つのパルスがある5パルスモードのU相,V相,
W相のPWM信号を出力する。3パルスモードPWM信
号発生手段6は、インバータ出力電圧振幅指令値発生手
段1より出力されたインバータ出力電圧振幅指令値VmRe
f およびインバータ出力電圧位相角指令値発生手段3よ
り出力されたインバータ出力電圧位相角指令値θRef を
入力として、例えば図4(a)に示すインバータ出力電
圧の半周期あたり3つのパルスがある3パルスモードの
U相,V相,W相のPWM信号を出力する。
【0021】3パルスモードPWM波形は、1つの相電
圧において図4(a)に示すように、インバータ出力電
圧周期に同期して半周期あたり3つのパルスがある波形
で、例として示した図4(a)の波形では、インバータ
出力電圧基本波Vs は、
【0022】
【数1】 で表され、スイッチング位相角θαを変えてPWM制御
を行うことにより、インバータ出力電圧基本波の振幅を
制御する。また(1)式から、インバータ出力電圧振幅
指令値VmRef に対してスイッチング位相角θαは、
【0023】
【数2】 で表される。
【0024】また5パルスモードPWM波形は、1つの
相電圧において図4(b)に示すように、インバータ出
力電圧半周期に同期して5つのパルスがある波形であ
る。例として示した図4(b)の波形では、インバータ
出力電圧基本波Vs は、
【0025】
【数3】 で表され、スイッチング位相角θβ,θγを変えてPW
M制御を行うことにより、インバータ出力電圧基本波の
振幅を制御する。
【0026】ここで例えばスイッチング位相角θγをθ
γ=2×θβと設定すれば、(3)式から、インバータ
出力電圧振幅指令値VmRef に対してスイッチング位相角
θβは、
【0027】
【数4】 で表される。
【0028】ここでの例は3相出力のインバータである
ので、インバータ出力電圧波形は図4(a)または図4
(b)の波形がU相,V相,W相で位相角が相互に2π
/3ずれて出力される。
【0029】更に5パルスモードPWM信号発生手段5
は、切り替え位相角発生手段7に対して、5パルスモー
ドPWM波形の波形パターンを表す値としてスイッチン
グ位相角θβを出力し、3パルスモードPWM信号発生
手段6は切り替え位相角発生手段7に対して、3パルス
モードPWM波形の波形パターンを表す値としてスイッ
チング位相角θαを出力する。切り替え位相角発生手段
7は、切り替えようとする2つのパルスモード(この場
合は5パルスモードと3パルスモード)の波形パターン
を表す値であるスイッチング位相角θα,θβを入力と
し、切り替え時のインバータ出力電流の過渡変動を最も
小さくできる切り替え位相角θCHG (切り替え可能な位
相角θの上限・下限値)を求め、出力するものである。
【0030】切り替え位相角θCHG は例えば図5に示す
ようにして求められる。現在のインバータ出力電圧振幅
指令値VmRef に対応する5パルスモード,3パルスモー
ドそれぞれのPWM波形から、図5の場合、切り替え位
相角θCHG はθ1Lからθ1H,およびθ2Lからθ2Hの間、
つまり切り替え時に余分なスイッチングが発生せず、か
つPWM波形を切り替えてもインバータ出力電圧基本波
Vs が変化しない期間となる。
【0031】パルスモード相別切り替え指令発生手段8
は例えば図6のように構成される。パルスモード相別切
り替え指令発生手段8はU相位相角変換手段81,V相位
相角変換手段82,W相位相角変換手段83,U相切り替え
位相角条件判断手段84,V相切り替え位相角条件判断手
段85,W相切り替え位相角条件判断手段86,U相パルス
モード切り替え指令発生手段87,V相パルスモード切り
替え指令発生手段88,W相パルスモード切り替え指令発
生手段89から構成されている。
【0032】U相位相角変換手段81、V相位相角変換手
段82、W相位相角変換手段83はそれぞれインバータ出力
電圧位相角指令値θRef を入力としU相,V相,W相に
対する位相角θU ,θV ,θW を出力する。U相切り替
え位相角条件判断手段84はU相位相角θU と切り替え位
相角θCHG とを比較し、U相位相角θU が切り替え位相
角θCHG の範囲(例えばθ1H≧θU ≧θ1L)である場合
にU相切り替え許可信号を出力する。V相切り替え位相
角条件判断手段85、W相切り替え位相角条件判断手段86
もそれぞれV相位相角θV と切り替え位相角θCHG ,W
相位相角θW と切り替え位相角度θCHG について同様の
動作を行う。U相パルスモード切り替え指令発生手段87
は、パルスモード指令とU相切り替え許可信号とを入力
とし、パルスモード指令が例えば5パルスモードから3
パルスモードへ変化した時、U相切り替え許可信号がな
ければそれまでの5パルスモード指令を出力し、U相切
り替え許可信号を受けてはじめて3パルスモード指令を
出力する。同様にしてV相パルスモード切り替え指令発
生手段88、W相パルスモード切り替え指令発生手段89か
らもそれぞれV相パルスモード切り替え指令,W相パル
スモード切り替え指令が各相独立に出力される。
【0033】U相切り替え手段9は例えば図7のように
構成され、入力されたU相5パルスモードPWM信号,
U相3パルスモードPWM信号のうち、U相パルスモー
ド切り替え指令に対応するいずれかのPWM信号をU相
ゲート信号として出力する。V相切り替え手段10,W相
切り替え手段11も同様にしてそれぞれV相ゲート信号,
W相ゲート信号を出力する。
【0034】上述した構成によるパルスモード切り替え
時のインバータ出力電圧波形の例を図8に示す。パルス
モード指令発生手段4から出力されるパルスモード指令
が、時刻T1 において5パルスモードから3パルスモー
ドへ変化すると、パルスモード相別切り替え指令発生手
段8では以下の通り各相パルスモード切り替え指令を出
力する。
【0035】U相位相角変換手段81ではインバータ出力
電圧位相角指令値発生手段3から出力されるインバータ
出力電圧位相角指令値θRef を入力とし、U相に対する
位相角θU を決定する。そしてU相切り替え位相角条件
判断手段84では切り替え位相角発生手段7より出力され
る切り替え位相角θCHG と位相角θU とを比較する。本
例では図8(a)に示されるように時刻T1 において位
相角θU が切り替え位相角θCHG の範囲であるため、U
相切り替え位相角条件判断手段84は、U相切り替え許可
信号をU相パルスモード切り替え指令発生手段87に出力
する。そしてU相パルスモード切り替え指令発生手段87
はU相パルスモード切り替え指令を時刻T1 (=時刻T
U )において出力する。又同様にV相位相角変換手段8
2、W相位相角変換手段83では、V相に対する位相角θV
,W相に対する位相角θW をそれそれ決定する。そし
てV相切り替え位相角条件判断手段85、W相切り替え位
相角条件判断手段86では切り替え位相角θCHG と位相角
θV ,位相角θW とをそれぞれ比較するが、本例では図
8(b)、図8(c)に示されるように時刻T1 におい
て位相角θV ,θW が切り替え位相角θCHG の範囲でな
いため、V相切り替え許可信号、W相切り替え許可信号
を出力しない。図8(b)、図8(c)に示されるよう
に位相角θV ,θW が切り替え位相角θCHG の範囲とな
ると、V相切り替え位相角条件診断手段85、W相切り替
え位相角条件診断手段86は、V相切り替え許可信号、W
相切り替え許可信号を出力し、V相パルスモード切り替
え指令発生手段88は、時刻TV においてV相パルスモー
ド切り替え指令を、W相パルスモード切り替え指令発生
手段89は、時刻TW においてW相パルスモード切り替え
指令を出力する。
【0036】上述したように、パルスモード切り換えに
おいて、インバータ出力電圧U相,V相,W相それぞれ
のPWM信号を、切り替え時のインバータ出力電流の過
渡変動が最も小さくなる切り替え位相角において各相独
立に切り替えられるため、切り替え時の電動機のトルク
ショックをなくすことができる。
【0037】なお、本実施例では5パルスモードと3パ
ルスモードの2種類のパルスモードを切り替える場合の
例を示したが、他のパルスモードを有する場合、および
パルスモードを3種類以上有する場合でも、パルスモー
ドの切り替え動作は本実施例と同様に行うことができ
る。
【0038】図9は請求項1に記載の発明の第2の実施
例を示すインバータの構成図である。インバータの主回
路は直流電源E、直流電圧分圧コンデンサC1 ,C2 、
導通制御端子を有するスイッチング素子、例えばゲート
ターンオフサイリスタSU1,SU2,SU3,SU4,SV1,
SV2,SV3,SV4,SW1,SW2,SW3,SW4、各スイッ
チング素子に並列接続されたダイオードDU1,DU2,D
U3,DU4,DV1,DV2,DV3,DV4,DW1,DW2,DW
3,DW4、および直流電圧中性点クランプダイオードDC
U1 ,DCU2 ,DCV1 ,DCV2 ,DCW1 ,DCW2 で構成
される。
【0039】U相相電圧は、SU1とSU2がON,SU3と
SU4がOFFのとき+VDC/2となり、SU2とSU3がO
N,SU1とSU4がOFFのとき0、またはSU1とSU2が
OFF,SU3とSU4がONのとき−VDC/2となる。同
様にV相相電圧,W相相電圧も+VDC/2,0,−VDC
/2の3レベルの電圧が出力される。
【0040】制御装置は、第1の実施例と同様に図2に
示される構成であり、インバータ出力電圧振幅指令発生
手段1,インバータ出力周波数指令値発生手段2,イン
バータ出力電圧位相角発生手段3、パルスモード指令発
生手段4、5パルスモードPWM信号発生手段5,3パ
ルスモードPWM信号発生手段6,切り替え位相角発生
手段7,パルスモード相別切り替え指令発生手段8,U
相切り替え手段9,V相切り替え手段10,W相切り替え
手段11で構成されている。
【0041】5パルスモードPWM信号発生手段5は、
インバータ出力電圧振幅指令値発生手段1より出力され
たインバータ出力電圧振幅指令値VmRef およびインバー
タ出力電圧位相角指令値発生手段3より出力されたイン
バータ出力電圧位相角指令値θRef を入力として、例え
ば図10(b)に示すインバータ出力電圧の半周期あたり
5つのパルスがある5パルスモードのU相,V相,W相
のPWM信号を出力する。
【0042】3パルスモードPWM信号発生手段6は、
インバータ出力電圧振幅指令値発生手段1より出力され
たインバータ出力電圧振幅指令値VmRef およびインバー
タ出力電圧位相角指令値発生手段3より出力されたイン
バータ出力電圧位相角指令値θRef を入力として、例え
ば図10(a)に示すインバータ出力電圧の半周期あたり
3つのパルスがある3パルスモードのU相,V相,W相
のPWM信号を出力する。
【0043】3レベル出力の3パルスモードPWM波形
は、1つの相電圧において図10(a)に示すように、イ
ンバータ出力電圧の半周期に3つのパルスがある波形
で、例として示した図10(a)の波形では、インバータ
出力電圧基本波Vs は、
【0044】
【数5】 で表され、スイッチング位相角θa 〜θc を変えてPW
M制御を行うことにより、インバータ出力電圧基本波の
振幅を制御する。
【0045】また3レベル出力の5パルスモードPWM
波形は、1つの相電圧において図10(b)に示すよう
に、インバータ出力電圧の半周期に5つのパルスがある
波形である。例として示した図10(b)の波形におい
て、インバータ出力電圧基本波Vs は、
【0046】
【数6】 で表され、スイッチング位相角θd 〜θh を変えてPW
M制御を行うことにより、インバータ出力電圧基本波の
振幅を制御する。
【0047】この例は3相出力のインバータであるの
で、インバータ出力電圧波形は図10(a)または図10
(b)の波形がU相,V相,W相で位相角が相互に2π
/3ずれて出力される。
【0048】更に5パルスモードPWM信号発生手段5
は、切り替え位相角発生手段7に対して、5パルスモー
ドPWM波形の波形パターンを表す値として、例えばス
イッチング位相角θh を出力し、3パルスモードPWM
信号発生手段6は切り替え位相角発生手段7に対して、
3パルスモードPWM波形パターンを表す値として、例
えばスイッチング位相角θc を出力する。
【0049】切り替え位相角発生手段7は、切り替えよ
うとする2つのパルスモード(この場合は5パルスモー
ドと3パルスモード)の波形パターンを表す値であるス
イッチング位相角θc ,θh を入力し、切り替え時のイ
ンバータ出力電流の過渡変動を最も小さくできる切り替
え位相角θCHG (切り替え可能なθの上限・下限値)を
求め、出力するものである。
【0050】切り替え位相角θCHG は例えば図11に示す
ようにして求められる。現在のインバータ出力電圧振幅
指令値VmRef に対応する5パルスモード,3パルスモー
ドそれぞれのPWM波形から、図11の場合、切り替え位
相角θCHG はθ1Lからθ1H,およびθ2Lからθ2Hの間、
つまり切り替え時に余分なスイッチングが発生せず、か
つPWM波形を切り替えてもインバータ出力電圧基本波
Vs が変化しない期間となっている。
【0051】その他の構成,動作については第1の実施
例と同様である。上述した第2の実施例の構成によるパ
ルスモード切り替え時のインバータ出力電圧波形の例を
図12に示す。パルスモード指令が時刻T1 において5パ
ルスモードから3パルスモードへ変化すると、U相,V
相,W相はそれぞれの位相角θU,θV ,θW が切り替
え位相角θCHG のとき(時刻TU ,時刻TV ,時刻TW
)にインバータ出力電圧波形を切り替えている。
【0052】この構成により、パルスモード切り換えに
おいて、インバータ出力電圧のU相,V相,W相それぞ
れのPWM信号を、切り替え時のインバータ出力電流の
過渡変動が最も小さくなる切り替え位相角において各相
独立に切り替えられるため、切り替え時の電動機のトル
クショックをなくすことができる。
【0053】なお、本実施例では5パルスモードと3パ
ルスモードの2種類のパルスモードを切り替える場合の
例を示したが、第1の実施例と同様に、他のパルスモー
ドを有する場合、およびパルスモードを3種類以上有す
る場合でも、パルスモードの切り替え動作は本実施例と
同様に行うことができる。
【0054】図13、図14は請求項2に記載の発明の一実
施例を示す図で、図13は図1に示した主回路の制御装置
の構成図、図14は切り替え位相角発生手段71の構成図で
ある。
【0055】本実施例の図2に示した第1の実施例の構
成と異なる点は、切り替え位相角発生手段71にインバー
タ出力電圧振幅指令値発生手段1から出力されるインバ
ータ出力振幅指令値VmRef が直接入力されることにあ
る。
【0056】切り替え位相角発生手段71はパルスモード
のPWM波形スイッチング位相角演算手段711 ,3パル
スモードPWM波形スイッチング位相角演算手段712 ,
パルスモード切り替え可能位相角演算手段713 で構成さ
れる。5パルスモードPWM波形スイッチング位相角演
算手段711 は、インバータ出力電圧振幅指令値VmRefを
入力とし、(4)式で定まるスイッチング位相角θβを
演算して出力する。3パルスモードPWMスイッチング
位相角演算手段712 は、インバータ出力電圧振幅指令値
VmRef を入力とし、(2)式で定まるスイッチング位相
角θαを演算して出力する。パルスモード切り替え可能
位相角演算手段713 は、スイッチング位相角θα,θβ
を入力とし、切り替えようとする2つのPWM波形(こ
の場合は5パルスモードと3パルスモード)の切り替え
時の過渡変動を最も小さくできる切り替え位相角θCHG
(切り替え可能なθの上限・下限値)を演算し、それを
出力するものである。各パルスモードのPWM波形とイ
ンバータ出力電圧振幅指令値VmRef との関係が明かな場
合はこの構成によって切り替え位相角θCHG を求めるこ
とが可能である。
【0057】その他の構成および動作は第1の実施例と
同様である。この構成により第1の実施例と同様に、パ
ルスモード切り換えにおいて、インバータ出力電圧のU
相,V相,W相それぞれのPWM信号を、切り替え時の
インバータ出力電流の過渡変動が最も小さくなる切り替
え位相角において各相独立に切り替えられるため、切り
替え時の電動機のトルクショックをなくすことができ
る。
【0058】なお、この実施例では5パルスモードと3
パルスモードの2種類のパルスモードを切り替える場合
の例を示したが、第1の実施例と同様に、他のパルスモ
ードを有する場合、およびパルスモードを3種類以上有
する場合でも、パルスモードの切り替えは同様に行うこ
とができる。
【0059】図15は請求項3に記載の発明の一実施例を
示す図で、図13の切り替え位相角発生手段71の構成図で
ある。切り替え位相角記憶部714 は、切り替えようとす
る2つのパルスモードに対して、インバータ出力電圧振
幅指令値VmRef と各パルスモードのPWM波形の関係か
ら予め求めた切り替え位相角θCHG を記憶しインバータ
出力電圧振幅指令値VmRef を入力として、対応した切り
替え位相角θCHG を出力する。
【0060】この構成により、パルスモード切り換えに
おいて、インバータ出力電圧のU相,V相,W相それぞ
れのPWM信号を、切り替え時のインバータ出力電流の
過渡変動が最も小さくなる切り替え位相角において各相
独立に切り替えられるため、切り替え時の電動機のトル
クショックをなくすことができる。
【0061】なお、本実施例では5パルスモードと3パ
ルスモードの2種類のパルスモードを切り替える場合の
例を示したが、他のパルスモードを有する場合、および
パルスモードを3種類以上有する場合でも、パルスモー
ドの切り替えは同様に行うことができる。
【0062】図16は請求項4に記載の発明の一実施例を
示す図で、図1に示した主回路の制御装置の構成図であ
る。本実施例では、切り替え位相角θCHG は各パルスモ
ードのPWM波形から予め求めた一定値を用いる。これ
は例えば図5において切り替え位相角度θCHG をθ=π
/2および3π/2の一定値とすれば、この構成による
パルスモード切り替え時のインバータ出力電圧波形は第
1の実施例と同様となる。
【0063】その他の構成および動作は第1の実施例と
同様である。この構成により、パルスモード切り換えに
おいて第1の実施例と同様に、インバータ出力電圧のU
相,V相,W相それぞれのPWM信号を、切り替え時の
インバータ出力電流の過渡変動が最も小さくなる切り替
え位相角において各相独立に切り替えられるため、切り
替え時の電動機のトルクショックをなくすことができ
る。
【0064】なお、本実施例では5パルスモードと3パ
ルスモードの2種類のパルスモードを切り替える場合の
例を示したが、第1の実施例と同様に、他のパルスモー
ドを有する場合、およびパルスモードを3種類以上有す
る場合でも、パルスモードの切り替えは同様に行うこと
ができる。
【0065】図17は請求項5に記載の発明の一実施例を
示す図で、図1に示した主回路の制御装置の構成図であ
る。U相PWM信号発生手段12は、例えば図18のよう
に、U相5パルスモードPWM信号発生手段121 ,U相
3パルスモードPWM信号発生手段122 ,U相切り替え
手段123 で構成されている。
【0066】U相3パルスモードPWM信号発生手段12
2 は、インバータ出力電圧振幅指令値VmRef とインバー
タ出力電圧位相角指令値θRef とを入力し、対応する図
4(a)のような3パルスモードPWM波形のU相のP
WM信号を出力するものである。U相5パルスモードP
WM信号発生手段121 は、インバータ出力電圧振幅指令
値VmRef とインバータ出力電圧位相角指令値θRef とを
入力とし、対応する図4(b)のような5パルスモード
PWM波形のU相のPWM信号を出力するものである。
また、U相切り替え手段123 は、パルスモード相別切り
替え指令発生手段8から出力されるU相パルスモード切
り替え指令によって、インバータ出力電圧振幅指令値Vm
Ref とインバータ出力電圧位相角指令値θRef を、U相
5パルスモードPWM信号発生手段 121とU相3パルス
モードPWM信号発生手段 122のどちらか一方のみへ入
力するように切り替えるものである。これによって、U
相PWM信号発生手段12からは、5パルスモードか3パ
ルスモードのどちらかのU相PWM信号が出力される。
【0067】同様にV相PWM信号発生手段とW相PW
M信号発生手段も構成され、各相のパルスモード切り替
え指令に対応したどちらか一方のパルスモードのV相P
WM信号とW相PWM信号が出力される。
【0068】この構成により、パルスモード切り換えに
おいて、インバータ出力電圧のU相,V相,W相それぞ
れのPWM信号を、切り替え時のインバータ出力電流の
過渡変動が最も小さくなる切り替え位相角において各相
独立に切り替えられるため、切り替え時の電動機のトル
クショックをなくすことができる。
【0069】なお、本実施例では5パルスモードと3パ
ルスモードの2種類のパルスモードを切り替える場合の
例を示したが、他のバルスモードを有する場合、および
パルスモードを3種類以上有する場合でも、パルスモー
ドの切り替え動作は本実施例と同様に行うことができ
る。
【0070】また、請求項6に対応する実施例は、切り
替え位相角発生手段7の内部を図15のように切り替え位
相角記憶部74のみで構成してもよい。切り替え位相角記
憶部74は、切り替えようとする2つのパルスモードに対
して、インバータ出力電圧振幅指令値VmRef と各パルス
モードのPWM波形の関係から予め求めた切り替え位相
角θCHG を記憶し入力されるインバータ出力電圧振幅指
令値VmRef に対応した切り替え位相角θCHG を出力す
る。
【0071】この構成により、パルスモード切り換えに
おいて、インバータ出力電圧のU相,V相,W相それぞ
れのPWM信号を、切り替え時のインバータ出力電圧過
渡変動が最も小さくなる切り替え位相角において各相独
立に切り替えられるため、切り替え時の電動機のトルク
ショックをなくすことができる。
【0072】なお、この実施例では5パルスモードと3
パルスモードの2種類のパルスモードを切り替える場合
の例を示したが、他のバルスモードを有する場合、およ
びパルスモードを3種類以上有する場合でも、パルスモ
ードの切り替えは同様に行うことができる。
【0073】図19は請求項7に記載の発明の一実施例を
示す図で、図11に示した主回路の制御装置の構成図であ
る。本実施例では、切り替え位相角θCHG は各パルスモ
ードのPWM波形から予め求めた一定値を用いる。
【0074】この構成により、パルスモード切り換えに
おいて、インバータ出力電圧のU相,V相,W相それぞ
れのPWM信号を、切り替え時のインバータ出力電流の
過渡変動が最も小さくなる切り替え位相角において各相
独立に切り替えられるため、切り替え時の電動機のトル
クショックをなくすことができる。
【0075】なお、本実施例では5パルスモードと3パ
ルスモードの2種類のパルスモードを切り替える場合の
例を示したが、他のパルスモードを有する場合、および
パルスモードを3種類以上有する場合でも、パルスモー
ドの切り替えは同様に行うことができる。
【0076】また、上述した図13乃至図19に示した実施
例において、主回路の構成を図9に示す3レベル出力の
インバータ主回路と置き換えた場合にも、第1の実施例
に対する第2の実施例のように、パルスモードの切り替
えを同様に行うことができる。
【0077】従って、主回路の構成を図9に示す3レベ
ル出力のインバータ主回路と置き換えた場合にも、イン
バータ出力電圧のU相,V相,W相それぞれのPWM信
号を、切り替え時のインバータ出力電流の過渡変動を最
も小さくできる切り替え位相角において各相独立に切り
替えられるため、切り替え時の電動機のトルクショック
をなくすことができる。
【0078】
【発明の効果】請求項1乃至請求項7に記載の発明によ
れば、インバータ出力電流の過渡的な変動および電動機
トルクショックが起こらずに、パルスモード(インバー
タ出力電圧周期に同期した半周期あたりのパルス数)の
切り替えを行うことがきる電力変換装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の第1の実施例を示すイ
ンバータの主回路構成図である。
【図2】図1の制御装置の構成を示す図である。
【図3】図2のインバータ出力電圧位相角指令値発生手
段の構成を示す図である。
【図4】PWM波形を示す図である。
【図5】パルスモード切り替え位相角の求め方を説明す
る図である。
【図6】図2のパルスモード相別切り替え指令発生手段
の構成を示す図である。
【図7】図2の切り替え手段の構成を示す図である。
【図8】5パルスモードから3パルスモードへの切り替
え時のインバータ出力電圧波形の例を示す図である。
【図9】請求項1に記載の発明の第2の実施例を示すイ
ンバータの主回路構成図である。
【図10】PWM波形を示す図である。
【図11】パルスモード切り替え位相角の求め方を説明
する図である。
【図12】5パルスモードから3パルスモードへの切り
替え時のインバータ出力電圧波形の例を示す図である。
【図13】請求項2に記載の発明の制御装置の構成を示
す図である。
【図14】図13の切り替え位相角発生手段の構成を示す
図である。
【図15】請求項3に記載の発明の切り替え位相角発生
手段の構成を示す図である。
【図16】請求項4に記載の発明の制御装置の構成を示
す図である。
【図17】請求項5に記載の発明の制御装置の構成を示
す図である。
【図18】図17のU相PWM信号発生手段の構成を示
す図である。
【図19】請求項7に記載の発明の制御装置の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1…インバータ出力電圧振幅指令値発生手段、2…イン
バータ出力電圧周波数指令値発生手段、3…インバータ
出力電圧位相角指令値発生手段、4…パルスモード指令
発生手段、5…5パルスモードPWM信号発生手段、6
…3パルスモードPWM信号発生手段、7,71…切り替
え位相角発生手段、8…パルスモード相別切り替え発生
手段、9…U相切り替え手段、10…V相切り替え手段、
11…W相切り替え手段、12…U相PWM信号発生手段、
13…V相PWM信号発生手段、14…W相PWM信号発生
手段、 711…5パルスモードPWM波形スイッチング位
相角演算手段、 712…3パルスモードPWM波形スイッ
チング位相角演算手段、 713…パルスモード切り替え可
能位相角演算手段、 714…切り替え位相角記憶手段、81
…U相位相角変換手段、82…V相位相角変換手段、83…
W相位相角変換手段、84…U相切り替え位相角条件判断
手段、85…V相切り替え位相角条件判断手段、86…W相
切り替え位相角条件判断手段、87…U相パルスモード切
り替え指令発生手段、88…V相パルスモード切り替え指
令発生手段、89…W相パルスモード切り替え指令発生手
段、 121…U相5パルスモードPWM信号発生手段、 1
22…U相3パルスモードPWM信号発生手段、 123…U
相切り替え手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】PWM制御により直流電力を交流電力に変
換する電力変換装置(以下、インバータという。)は、
出力電圧の周期に同期して周期あたりn個(nは任意
の正の整数で、例えばn=1,3,5…)のパルス数で
動作するように制御される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】パルス数5の動作モード(以下、5パルス
モードという。)では、直流電圧を相電圧が正負2レベ
ルの交流電圧に変換する2レベル出力のインバータの相
電圧のレベルは、出力電圧1周期あたり10回変化するた
め、インバータを構成するスイッチング素子は出力電圧
1周期あたり10回のON/OFF切替動作(スイッチン
グ)を行う。又直流電圧を相電圧が正負3レベルの交流
電圧に変換する3レベル出力のインバータの相電圧のレ
ベルは正のパルス数5、負のパルス数5となり、出力電
圧1周期あたり20回変化するが、インバータを構成する
スイッチング素子各々をみると、出力電圧1周期あたり
10回のスイッチングを行っている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明は、複数のスイッチング
素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振幅指令値
に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段と、この
変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した周期あ
たりのパルス数を設定し出力するパルスモード指令発生
手段と、周波数指令値から定まる位相角指令値と振幅指
令値から、交流電圧の周期に同期した周期あたり任意
の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれぞれ出力
する複数のパルス幅変調信号発生手段と、これらパルス
幅変調信号発生手段が出力するそれぞれのパルス幅変調
信号を入力し、交流電圧の周期に同期した周期あたり
のパルス数を変更した際に、変換手段の出力の過渡変動
が小さい切り替え位相角を求めて出力する切り替え位相
角発生手段と、位相角指令値と切り替え位相角とを比較
し、各相独自にパルスモード指令発生手段から出力され
るパルス数に切り替えるパルスモード切り替え指令を出
力するパルスモード相別切り替え指令発生手段と、複数
のパルス幅変調信号発生手段のうち、パルスモード切り
替え指令に対応する1つが出力するパルス幅変調信号に
基づいて、複数のスイッチング素子へのゲート信号を各
相ごとに出力するパルスモード切り替え手段とを有して
なる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また請求項2に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、周波数指令値から定まる位相角指令値
と振幅指令値から、交流電圧の周期に同期した周期あ
たり任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれ
ぞれ出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、振幅
指令値を入力し、交流電圧の周期に同期した周期あた
りのパルス数を変更した際に、変換手段の出力の過渡変
動が小さい切り替え位相角を求めて出力する切り替え位
相角発生手段と、位相角指令値と切り替え位相角とを比
較し、各相独自に前記パルスモード指令発生手段から出
力されるパルス数に切り替えるパルスモード切り替え指
令を出力するパルスモード相別切り替え指令発生手段
と、複数のパルス幅変調信号発生手段のうち、パルスモ
ード切り替え指令に対応する1つが出力するパルス幅変
調信号に基づいて、複数のスイッチング素子へのゲート
信号を各相ごとに出力するパルスモード切り替え手段と
を有してなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また請求項3に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、周波数指令値から定まる位相角指令値
と振幅指令値から、交流電圧の周期に同期した周期あ
たり任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれ
ぞれ出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、交流
電圧の周期に同期した周期あたりのパルス数を変更し
た際に、変換手段の出力の過渡変動が小さい切り替え位
相角を記憶し、振幅指令値に応じて切り替え位相角を出
力する切り替え位相角発生手段と、位相角指令値と切り
替え位相角とを比較し、各相独自にパルスモード指令発
生手段から出力されるパルス数に切り替えるパルスモー
ド切り替え指令を出力するパルスモード相別切り替え指
令発生手段と、複数のパルス幅変調信号発生手段のう
ち、パルスモード切り替え指令に対応する1つが出力す
るパルス幅変調信号に基づいて、複数のスイッチング素
子へのゲート信号を各相ごとに出力するパルスモード切
り替え手段とを有してなる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また請求項4に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、周波数指令値から定まる位相角指令値
と振幅指令値から、交流電圧の周期に同期した周期あ
たり任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれ
ぞれ出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、交流
電圧の周期に同期した周期あたりのパルス数を変更し
た際に、変換手段の出力の過渡変動が小さい切り替え位
相角と位相角指令値とを比較し、各相独自にパルスモー
ド指令発生手段から出力されるパルス数に切り替えるパ
ルスモード切り替え指令を出力するパルスモード相別切
り替え指令発生手段と、複数のパルス幅変調信号発生手
段のうち、パルスモード切り替え指令に対応する1つが
出力するパルス幅変調信号に基づいて、複数のスイッチ
ング素子へのゲート信号を各相ごとに出力するパルスモ
ード切り替え手段とを有してなる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また請求項5に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、振幅指令値を入力し、交流電圧の周期
に同期した周期あたりのパルス数を変更した際に、変
換手段の出力の過渡変動が小さい切り替え位相角を求め
て出力する切り替え位相角発生手段と、周波数指令値か
ら定まる位相角指令値と前記切り替え位相角とを比較
し、各相独自にパルスモード指令発生手段から出力され
るパルス数に切り替えるパルスモード切り替え指令を出
力するパルスモード相別切り替え指令発生手段と、位相
角指令値と振幅指令値とを入力し、交流電圧の周期に同
期した周期あたりパルスモード切り替え指令に対応し
た数のパルスを有するパルス幅変調信号に基づいて、複
数のスイッチング素子へのゲート信号を各相ごとに出力
するパルス幅変調信号発生手段とを有してなる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また請求項6に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、交流電圧の周期に同期した周期あた
りのパルス数を変更した際に、変換手段の出力の過渡変
動が小さい切り替え位相角を記憶し、振幅指令値に応じ
て切り替え位相角を出力する切り替え位相角発生手段
と、周波数指令値から定まる位相角指令値と切り替え位
相角とを比較し、各相独自に前記パルスモード指令発生
手段から出力されるパルス数に切り替えるパルスモード
切り替え指令を出力するパルスモード相別切り替え指令
発生手段と、位相角指令値と振幅指令値とを入力し、交
流電圧の周期に同期した周期あたりパルスモード切り
替え指令に対応した数のパルスを有するパルス幅変調信
号に基づいて、複数のスイッチング素子へのゲート信号
を各相ごとに出力するパルス幅変調信号発生手段とを有
してなる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また請求項7に記載の発明は、複数のスイ
ッチング素子で構成され、直流電圧を周波数指令値と振
幅指令値に基づいて多相の交流電圧に変換する変換手段
と、この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した
周期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード
指令発生手段と、交流電圧の周期に同期した周期あた
りのパルス数を変更した際に、変換手段の出力の過渡変
動が小さい切り替え位相角と周波数指令値から定まる位
相角指令値とを比較し、各相独自にパルスモード指令発
生手段から出力されるパルス数に切り替えるパルスモー
ド切り替え指令を出力するパルスモード相別切り替え指
令発生手段と、位相角指令値と振幅指令値とを入力し、
交流電圧の周期に同期した周期あたりパルスモード切
り替え指令に対応した数のパルスを有するパルス幅変調
信号に基づいて、複数のスイッチング素子へのゲート信
号を各相ごとに出力するパルス幅変調信号発生手段とを
有してなる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】インバータ出力電圧振幅指令発生手段1
は、インバータ出力電圧振幅指令値VmRef を出力する。
インバータ出力電圧周波数指令値発生手段2は、インバ
ータ出力電圧周波数指令値FoRef を出力する。インバー
タ出力電圧位相角指令値発生手段3は、インバータ出力
電圧周波数指令値発生手段2から出力されるインバータ
出力電圧周波数指令値FoRef を入力とし、インバータ出
力電圧位相角指令値θRef を出力する。インバータ出力
電圧位相角指令値発生手段3は、例えば図3に示す構成
であり、インバータ出力電圧周波数指令値FoRef を積分
することによって、インバータ出力電圧位相角θRef
(0〜2π)を求めて出力する。パルスモード指令発生
手段4は、インバータ出力電圧周波数指令値発生手段2
から出力されるインバータ出力電圧周波数指令値FoRef
を入力とし、インバータ出力電圧の周期あたりのパル
ス数を設定する。5パルスモードPWM信号発生手段5
は、インバータ出力電圧振幅指令値発生手段1より出力
されたインバータ出力電圧振幅指令値VmRef およびイン
バータ出力電圧位相角指令値発生手段3より出力された
インバータ出力電圧位相角指令値θRef を入力として、
例えば図4(b)に示すインバータ出力電圧の周期あ
たり5つのパルスがある5パルスモードのU相,V相,
W相のPWM信号を出力する。3パルスモードPWM信
号発生手段6は、インバータ出力電圧振幅指令値発生手
段1より出力されたインバータ出力電圧振幅指令値VmRe
f およびインバータ出力電圧位相角指令値発生手段3よ
り出力されたインバータ出力電圧位相角指令値θRef を
入力として、例えば図4(a)に示すインバータ出力電
圧の周期あたり3つのパルスがある3パルスモードの
U相,V相,W相のPWM信号を出力する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】3パルスモードPWM波形は、1つの相電
圧において図4(a)に示すように、インバータ出力電
圧周期に同期して周期あたり3つのパルスがある波形
で、例として示した図4(a)の波形では、インバータ
出力電圧基本波Vs は、
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また5パルスモードPWM波形は、1つの
相電圧において図4(b)に示すように、インバータ出
力電圧周期に同期して5つのパルスがある波形であ
る。例として示した図4(b)の波形では、インバータ
出力電圧基本波Vs は、
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】5パルスモードPWM信号発生手段5は、
インバータ出力電圧振幅指令値発生手段1より出力され
たインバータ出力電圧振幅指令値VmRef およびインバー
タ出力電圧位相角指令値発生手段3より出力されたイン
バータ出力電圧位相角指令値θRef を入力として、例え
ば図10(b)に示すインバータ出力電圧の周期あたり
正のパルスが5つ、負のパルスが5つある5パルスモー
ドのU相,V相,W相のPWM信号を出力する。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】3パルスモードPWM信号発生手段6は、
インバータ出力電圧振幅指令値発生手段1より出力され
たインバータ出力電圧振幅指令値VmRef およびインバー
タ出力電圧位相角指令値発生手段3より出力されたイン
バータ出力電圧位相角指令値θRef を入力として、例え
ば図10(a)に示すインバータ出力電圧の周期あたり
正のパルスが3つ、負のパルスが3つある3パルスモー
ドのU相,V相,W相のPWM信号を出力する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】3レベル出力の3パルスモードPWM波形
は、1つの相電圧において図10(a)に示すように、イ
ンバータ出力電圧の周期に正のパルスが3つ、負のパ
ルスが3つある波形で、例として示した図10(a)の波
形では、インバータ出力電圧基本波Vs は、
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】また3レベル出力の5パルスモードPWM
波形は、1つの相電圧において図10(b)に示すよう
に、インバータ出力電圧の周期に正のパルスが5つ、
負のパルスが5つある波形である。例として示した図10
(b)の波形において、インバータ出力電圧基本波Vs
は、
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】
【発明の効果】請求項1乃至請求項7に記載の発明によ
れば、インバータ出力電流の過渡的な変動および電動機
トルクショックが起こらずに、パルスモード(インバー
タ出力電圧周期に同期した周期あたりのパルス数)の
切り替えを行うことがきる電力変換装置を提供すること
ができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング素子で構成され、直
    流電圧を周波数指令値と振幅指令値に基づいて多相の交
    流電圧に変換する変換手段と、 この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した半周
    期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード指令
    発生手段と、 前記周波数指令値から定まる位相角指令値と前記振幅指
    令値から、前記交流電圧の周期に同期した半周期あたり
    任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれぞれ
    出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、 これらパルス幅変調信号発生手段が出力するそれぞれの
    前記パルス幅変調信号を入力し、前記交流電圧の周期に
    同期した半周期あたりのパルス数を変更した際に、前記
    変換手段の出力の過渡変動が小さい切り替え位相角を求
    めて出力する切り替え位相角発生手段と、 前記位相角指令値と前記切り替え位相角とを比較し、各
    相独自に前記パルスモード指令発生手段から出力される
    パルス数に切り替えるパルスモード切り替え指令を出力
    するパルスモード相別切り替え指令発生手段と、 前記複数のパルス幅変調信号発生手段のうち、前記パル
    スモード切り替え指令に対応する1つが出力するパルス
    幅変調信号に基づいて、前記複数のスイッチング素子へ
    のゲート信号を各相ごとに出力するパルスモード切り替
    え手段とを有する電力変換装置。
  2. 【請求項2】 複数のスイッチング素子で構成され、直
    流電圧を周波数指令値と振幅指令値に基づいて多相の交
    流電圧に変換する変換手段と、 この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した半周
    期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード指令
    発生手段と、 前記周波数指令値から定まる位相角指令値と前記振幅指
    令値から、前記交流電圧の周期に同期した半周期あたり
    任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれぞれ
    出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、 前記振幅指令値を入力し、前記交流電圧の周期に同期し
    た半周期あたりのパルス数を変更した際に、前記変換手
    段の出力の過渡変動が小さい切り替え位相角を求めて出
    力する切り替え位相角発生手段と、 前記位相角指令値と前記切り替え位相角とを比較し、各
    相独自に前記パルスモード指令発生手段から出力される
    パルス数に切り替えるパルスモード切り替え指令を出力
    するパルスモード相別切り替え指令発生手段と、 各相ごとに、前記複数のパルス幅変調信号発生手段のう
    ち、前記パルスモード切り替え指令に対応する1つが出
    力するパルス幅変調信号に基づいて、前記複数のスイッ
    チング素子へのゲート信号を出力するパルスモード切り
    替え手段とを有する電力変換装置。
  3. 【請求項3】 複数のスイッチング素子で構成され、直
    流電圧を周波数指令値と振幅指令値に基づいて多相の交
    流電圧に変換する変換手段と、 この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した半周
    期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード指令
    発生手段と、 前記周波数指令値から定まる位相角指令値と前記振幅指
    令値から、前記交流電圧の周期に同期した半周期あたり
    任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれぞれ
    出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、 前記交流電圧の周期に同期した半周期あたりのパルス数
    を変更した際に、前記変換手段の出力の過渡変動が小さ
    い切り替え位相角を記憶し、前記振幅指令値に応じて前
    記切り替え位相角を出力する切り替え位相角発生手段
    と、 前記位相角指令値と前記切り替え位相角とを比較し、各
    相独自に前記パルスモード指令発生手段から出力される
    パルス数に切り替えるパルスモード切り替え指令を出力
    するパルスモード相別切り替え指令発生手段と、 前記複数のパルス幅変調信号発生手段のうち、前記パル
    スモード切り替え指令に対応する1つが出力するパルス
    幅変調信号に基づいて、前記複数のスイッチング素子へ
    のゲート信号を各相ごとに出力するパルスモード切り替
    え手段とを有する電力変換装置。
  4. 【請求項4】 複数のスイッチング素子で構成され、直
    流電圧を周波数指令値と振幅指令値に基づいて多相の交
    流電圧に変換する変換手段と、 この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した半周
    期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード指令
    発生手段と、 前記周波数指令値から定まる位相角指令値と前記振幅指
    令値から、前記交流電圧の周期に同期した半周期あたり
    任意の数のパルスを有するパルス幅変調信号をそれぞれ
    出力する複数のパルス幅変調信号発生手段と、 前記交流電圧の周期に同期した半周期あたりのパルス数
    を変更した際に、前記変換手段の出力の過渡変動が小さ
    い切り替え位相角と前記位相角指令値とを比較し、各相
    独自に前記パルスモード指令発生手段から出力されるパ
    ルス数に切り替えるパルスモード切り替え指令を出力す
    るパルスモード相別切り替え指令発生手段と、 前記複数のパルス幅変調信号発生手段のうち、前記パル
    スモード切り替え指令に対応する1つが出力するパルス
    幅変調信号に基づいて、前記複数のスイッチング素子へ
    のゲート信号を各相ごとに出力するパルスモード切り替
    え手段とを有する電力変換装置。
  5. 【請求項5】 複数のスイッチング素子で構成され、直
    流電圧を周波数指令値と振幅指令値に基づいて多相の交
    流電圧に変換する変換手段と、 この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した半周
    期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード指令
    発生手段と、 前記振幅指令値を入力し、前記交流電圧の周期に同期し
    た半周期あたりのパルス数を変更した際に、前記変換手
    段の出力の過渡変動が小さい切り替え位相角を求めて出
    力する切り替え位相角発生手段と、 前記周波数指令値から定まる位相角指令値と前記切り替
    え位相角とを比較し、各相独自に前記パルスモード指令
    発生手段から出力されるパルス数に切り替えるパルスモ
    ード切り替え指令を出力するパルスモード相別切り替え
    指令発生手段と、 前記位相角指令値と前記振幅指令値とを入力し、前記交
    流電圧の周期に同期した半周期あたり前記パルスモード
    切り替え指令に対応した数のパルスを有するパルス幅変
    調信号に基づいて、前記複数のスイッチング素子へのゲ
    ート信号を各相ごとに出力するパルス幅変調信号発生手
    段とを有する電力変換装置。
  6. 【請求項6】 複数のスイッチング素子で構成され、直
    流電圧を周波数指令値と振幅指令値に基づいて多相の交
    流電圧に変換する変換手段と、 この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した半周
    期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード指令
    発生手段と、 前記交流電圧の周期に同期した半周期あたりのパルス数
    を変更した際に、前記変換手段の出力の過渡変動が小さ
    い切り替え位相角を記憶し、前記振幅指令値に応じて前
    記切り替え位相角を出力する切り替え位相角発生手段
    と、 前記周波数指令値から定まる位相角指令値と前記切り替
    え位相角とを比較し、各相独自に前記パルスモード指令
    発生手段から出力されるパルス数に切り替えるパルスモ
    ード切り替え指令を出力するパルスモード相別切り替え
    指令発生手段と、 前記位相角指令値と前記振幅指令値とを入力し、前記交
    流電圧の周期に同期した半周期あたり前記パルスモード
    切り替え指令に対応した数のパルスを有するパルス幅変
    調信号に基づいて、前記複数のスイッチング素子へのゲ
    ート信号を各相ごとに出力するパルス幅変調信号発生手
    段とを有する電力変換装置。
  7. 【請求項7】 複数のスイッチング素子で構成され、直
    流電圧を周波数指令値と振幅指令値に基づいて多相の交
    流電圧に変換する変換手段と、 この変換手段が出力する交流電圧の周期に同期した半周
    期あたりのパルス数を設定し出力するパルスモード指令
    発生手段と、 前記交流電圧の周期に同期した半周期あたりのパルス数
    を変更した際に、前記変換手段の出力の過渡変動が小さ
    い切り替え位相角と前記周波数指令値から定まる位相角
    指令値とを比較し、各相独自に前記パルスモード指令発
    生手段から出力されるパルス数に切り替えるパルスモー
    ド切り替え指令を出力するパルスモード相別切り替え指
    令発生手段と、 前記位相角指令値と前記振幅指令値とを入力し、前記交
    流電圧の周期に同期した半周期あたり前記パルスモード
    切り替え指令に対応した数のパルスを有するパルス幅変
    調信号に基づいて、前記複数のスイッチング素子へのゲ
    ート信号を各相ごとに出力するパルス幅変調信号発生手
    段とを有する電力変換装置。
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