JPH0832676B2 - 漂白化合物 - Google Patents

漂白化合物

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JPH0832676B2
JPH0832676B2 JP13585385A JP13585385A JPH0832676B2 JP H0832676 B2 JPH0832676 B2 JP H0832676B2 JP 13585385 A JP13585385 A JP 13585385A JP 13585385 A JP13585385 A JP 13585385A JP H0832676 B2 JPH0832676 B2 JP H0832676B2
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acid
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明は、広範囲の温度にわたって布類の有効な漂白
を与える過酸素漂白化合物に関する。
発明の概要 本発明は、次の一般式 (式中、R1およびR2は炭素数約1〜約14を有するアルキ
ル(アルキレン)、アリール(アリーレン)またはアル
カリール(アルカリーレン)基であり、そしてR5はHま
たは炭素数約1〜約10を有するアルキル、アリール、ま
たはアルカリール基である) のペルオキシ酸に関する。
前記ペルオキシ酸を与える一群の化合物は、次の一般
(式中、R1、R2およびR5はペルオキシ酸の場合に定義し
た通りであり、Xは相溶性陰イオンであり、nは1また
は2であり、そしてYは0〜約6である) のペルオキシ酸のマグネシウム塩である。
ペルオキシ酸は、水溶液中で過酸化水素を生成できる
過酸素漂白化合物および次の一般式 〔式中、R1、R2およびR5はペルオキシ酸の場合に定義し
た通りであり、そしてLは残余(leaving)基である〕 の漂白剤活性剤からその場で生成され得る。
また、本発明によれば、前記化合物の1つを含有する
漂白組成物が提供される。組成物が漂白剤活性剤を含有
する場合には、別の必須成分は、水溶液中で過酸化水素
を生成できる過酸素漂白化合物である。好ましい具体例
においては、漂白組成物は、洗剤組成物に配合される。
発明の具体的説明 本発明は、次の一般式 (式中、R1は炭素数約1〜約14を有するアルキル、アリ
ールまたはアルカリール基であり、R2は炭素数約1〜約
14を有するアルキレン、アリーレンおよびアルカリーレ
ン基であり、そしてR5はHまたは炭素数1〜10を有する
アルキル、アリール、またはアルカリール基である) のアミド置換ペルオキシ酸に関する。R1は、好ましく
は、炭素数約6〜約12を有する。R2は、好ましくは、炭
素数約4〜約8を有する。R1は、分枝、置換または両方
を含む直鎖または分枝アルキル、置換アリールまたはア
ルキルアリールであることができる。類似の構造的多様
性は、R2に対して許容可能である。置換は、アルキル、
アリール、ハロゲン、窒素、硫黄、および有機化合物の
他の典型的置換基を包含できる。R5は、好ましくはHま
たはメチルである。R1およびR5は、18よりも多い合計炭
素数を有しているべきではない。
本発明の漂白化合物は、布類の有効かつ効率良い表面
漂白を与え、それによって布類からしみおよび/または
汚れを除去する。化合物は、布類から黒ずんだ汚れを除
去する際に特に効率良い。黒ずんだ汚れは、多数回の使
用および洗浄後に布類上に蓄積し、そして白色の布類上
に灰色または黄色の色合いを生ずるものである。これら
の汚れは、粒状物とグリース状物質とのブレンドであ
る。
本発明の化合物は、広範囲の温度(5℃〜85℃)にわ
たって有効な漂白を与える(好ましい範囲は約30℃〜約
60℃である)。
極性アミドまたは置換アミド部分の存在は、非常に低
い蒸気圧を有し、従って低いにおいプロフィール並びに
優秀な漂白性能を有するペルオキシ酸を生ずる。
ペルオキシ酸は、漂白剤として直接使用され得る。特
に後述の漂白組成物および洗剤組成物に配合したときの
本発明のペルオキシ酸の改善された熱安定性は、従来技
術、例えば米国特許第4,412,934号明細書のアルキルペ
ルオキシ酸、特に短鎖ペルオキシ酸と比較したときに驚
異的である。
理論によって限定することを望まないが、アミド基の
極性は、ペルオキシ酸の蒸気圧の減少、および融点の対
応の増大を生ずると信じられる。
置換アミド含有ペルオキシ酸も、減少された蒸気圧を
有し、そして良好なにおいプロフィールを示す。これら
の化合物は、後述の漂白剤活性剤構造物で使用するのに
良く適している。
ペルオキシカルボン酸マグネシウム 本発明に係るペルオキシ酸を与えるそのマグネシウム
塩は、次の一般式を有する。
(式中、R1、R2およびR5はペルオキシ酸の場合に定義し
た通りであり、Xは相溶性陰イオンであり、nは1また
は2であり、そしてYは0〜約6である) 化合物は、固体であり、そして洗剤組成物と混合され
るときのようなアルカリ性条件下で良好な貯蔵性を有す
る。ペルオキシカルボン酸マグネシウム中の活性酸素
は、容易に利用できる。このことは、固体ペルオキシカ
ルボン酸マグネシウムが易溶性または分散性であり、そ
してペルオキシ酸を含有する溶液を生ずることを意味す
る。溶液が水性である場合には、溶液が同一pHに調整さ
れたときには対応ペルオキシ酸および当量のマグネシウ
ムから調製される水溶液とは区別できない。
マグネシウム塩の安定性は、活性酸素原子が対応のペ
ルオキシカルボン酸中にあるときには求電子性よりも求
核性であるという事実のためであると信じられる。求電
子酸素を攻撃するであろう求核剤は、漂白および洗剤組
成物中において求電子剤よりもかなり広く用いられてい
る。
ペルオキシカルボン酸マグネシウムは、米国特許第4,
483,781号明細書の方法によって生成され得る。
漂白剤活性剤 本発明の化合物を与える漂白剤活性剤は、一般式 (式中、R1、R2およびR5はペルオキシ酸の場合に定義し
た通りであり、そしてLは本質上如何なる好適な残余で
あることもできる) のアミド置換化合物である。残余基は、ペルヒドロキシ
ド陰イオンによる漂白剤活性剤上へ求核攻撃の結果とし
て漂白剤活性剤から置換される基である。このこと、即
ち過加水分解反応は、ペルオキシカルボン酸を生成す
る。一般に、基が好適な残余基であるためには、電子求
引効果を示さなければならない。また、残余基は、逆反
応速度が無視できるほど安定なものを形成するべきであ
る。このことは、ペルヒドロキシド陰イオンによる求核
攻撃を容易にする。
L基は、反応が最適の時間枠内(例えば、洗浄サイク
ル)で生ずる程十分に反応性でなければならない。しか
しながら、Lが余りに反応性であると、この活性剤を漂
白組成物中で使用するために安定化することが困難であ
ろう。例外は既知であるが、これらの特性は、一般に残
余基の共役酸のpKaによってパラレルである。通常、こ
のような挙動を示す残余基は、それらの共役酸がpKa約
4〜約13、好ましくは約6〜約11、最も好ましくは約8
〜約11を有するものである。
好ましい漂白剤活性剤は、R1、R2およびR5がペルオキ
シ酸の場合に定義した通りであり、そしてLが (式中、R1はペルオキシ酸の場合に定義した通りであ
り、R3は炭素数約1〜約8を有するアルキル鎖であり、
R4はHまたはR3であり、そしてYはHまたは可溶化基で
ある) からなる群から選択される前記一般式のものである。好
ましい可溶化基は、−SO3 -M+、−COO-M+、−SO4 -M+
(−N+▲R3 4▼)X-およびO←N(▲R3 4▼)、最も好ま
しくは−SO3 -M+および−COO-M+(式中、R3は炭素数約1
〜約4を有するアルキル鎖であり、Mは溶解性を漂白剤
活性剤に与える陽イオンであり、そしてXは溶解性を漂
白剤活性剤に与える陰イオンである)である。好ましく
は、Mは、アルカリ金属、アンモニウムまたは置換アン
モニウム陽イオンであり、ナトリウムおよびカリウムが
最も好ましく、そしてXは、ハライド、ヒドロキシド、
メチルサルフェートまたはアセテート陰イオンである。
可溶化基を含有しない残余基を有する漂白剤活性剤は、
それらの溶解を助長するために漂白液に良く分散される
べきであることを留意すべきである。
好ましい漂白剤活性剤は、Lが前に定義のような残余
基であり、R1が炭素数約6〜約12を有するアルキル基で
あり、R2が炭素数約4〜約8を有するアルキレン基であ
り、かつR5がHまたはメチルであるものである。
特に好ましい漂白剤活性剤は、R1がアルキル基であ
り、かつR2がアルキレン基であり、各々が炭素数約1〜
約14を有し、R5がHであり、かつLが (式中、R3は前に定義の通りであり、そしてYは−SO3 -
M+または−COO-M+であり、そしてMは前に定義の通りで
ある) からなる群から選択される前記一般式のものである。
特に好ましい漂白剤活性剤は、R1が炭素数約6〜約12
を有する線状アルキル鎖であり、R2が炭素数約4〜約8
を有する線状アルキレン鎖であり、R5がHであり、そし
てLが (式中、R3は前に定義の通りであり、そしてYが−SO3 -
M+または−COO-M+であり、そしてMは前に定義の通りで
ある) からなる群から選択されるものである。
漂白組成物 本漂白組成物は、水溶液への溶解時に、式 (式中、R1、R2およびR5はペルオキシ酸の場合に定義し
た通りである)の漂白化合物を与えるものである。
このような組成物は、布類の極めて有効かつ効率良い
表面漂白を与え、それによって布類からしみおよび/ま
たは汚れを除去する。組成物は、布類から黒ずんだ汚れ
を除去する際に特に有効である。黒ずんだ汚れは、使用
および洗浄の多数のサイクル後に布類上に蓄積し、この
ようにして灰色または黄色の色合いを有する白色布類を
生ずる汚れである。これらの汚れは、粒状物とグリース
状物質とのブレンドである傾向がある。この種の汚れの
除去は、時々「黒ずんだ布帛清浄化」と称される。
漂白組成物は、広範囲の漂白液温度にわたって、この
ような漂白を与える。このような漂白は、液温が少なく
とも約5℃である漂白液において得られる。無機過酸素
漂白剤は、約60℃未満の温度において無効かつ/または
実施不能であろう。
また、本発明によれば、水溶液中で過酸化水素を放出
できる過酸素漂白剤および後述の特定の漂白剤活性剤を
過酸化水素対漂白剤活性剤の特定のモル比で含有する漂
白組成物を得ることができる。
一般に漂白機構、特に表面漂白機構は、完全には理解
されていない。しかしながら、漂白剤活性剤は、過酸素
漂白剤によって発生された過酸化水素から発生されるペ
ルヒドロキシド陰イオンによる求核攻撃を受けてペルオ
キシカルボン酸を生成すると一般に信じられる。この反
応は、通常、過加水分解と称される。
活性剤が使用されるときには、最適の表面漂白性能
は、溶液pHが過加水分解反応を容易にするために約8.5
〜10.5、好ましくは9.5〜10.5である漂白液を使用して
得られる。このようなpHは、緩衝剤として通常既知の物
質(本漂白組成物の任意成分である)を使用して得るこ
とができる。
また、本漂白剤活性剤は、漂白剤活性剤が漂白剤を活
性化するのに必要ではない漂白液温度、即ち約60℃より
も高い漂白液温度においては過酸素漂白剤を更に効率良
くさせることができると信じられる。それ故、本漂白剤
組成物の場合には、過酸素漂白剤は、過酸素漂白剤単独
を使用して得られるのと同一水準の表面漂白性能を得る
のに少量ですむ。
漂白剤活性剤が使用される漂白組成物は、必須成分と
して、水溶液中で過酸化水素を放出することができる過
酸素漂白剤も有する。
過酸素漂白化合物 本発明で有用な過酸素漂白化合物は、水溶液中で過酸
化水素を生成できるものである。これらの化合物は、技
術上周知であり、そして過酸化水素およびアルカリ金属
過酸化物、有機過酸化物漂白化合物、例えば過酸化尿
素、および無機過酸塩漂白化合物、例えばアルカリ金属
過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩などを包含する。所
望ならば、2以上のこのような漂白化合物の混合物も使
用できる。
好ましい過酸素漂白化合物は、1水和物、3水和物お
よび4水和物の形態で商業上入手可能な過ホウ酸ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム過酸化水素化物、ピロリン酸ナト
リウム過酸化水素化物、尿素過酸化水素化物、および過
酸化ナトリウムを包含する。過ホウ酸ナトリウム4水和
物および特に過ホウ酸ナトリウム1水和物が特に好まし
い。過ホウ酸ナトリウム1水和物は、貯蔵時に非常に安
定であり、かつなお依然として漂白液に非常に迅速に溶
解するので、特に好ましい。このような迅速な溶解は、
多量のペルカルボン酸を生成し、このようにして表面漂
白性能を高めると信じられる。
本組成物内の漂白剤活性剤の量は、約0.1%〜約60
%、好ましくは約0.5%〜約40%である。本漂白組成物
が洗剤組成物でもあるときには、漂白剤活性剤の量は、
約0.5%〜約20%であることが好ましい。
場合によって配合される成分 好ましい具体例として、本漂白組成物は、洗剤組成物
であることができる。このように、漂白組成物は、典型
的な洗剤組成物成分、例えば洗浄界面活性剤および洗浄
力ビルダーを含有できる。このように好ましい具体例に
おいては、漂白組成物が特に有効である。本漂白組成物
は、洗剤組成物の通常の成分のすべて、例えば米国特許
第3,936,537号明細書に記載の成分を含有できる。この
ような成分は、カラースペックル(color speckles)、
泡立て増進剤、抑泡剤、耐食剤および/または防食剤、
汚れ懸濁化剤、汚れ剥離剤、染料、充填剤、光学増白
剤、殺菌剤、アルカリ度源、ヒドロトロープ、酸化防止
剤、酵素、酵素安定剤、香料などを包含する。
酵素は、高度に好ましい任意成分であり、そして約0.
025%〜約5%、好ましくは約0.05%〜約1.5%の量で配
合される。製品1g当たり約0.01〜約0.05アンソン(Anso
n)単位のタンパク分解活性が、望ましい。他の酵素、
例えばデンプン分解酵素も、望ましくは本組成物に配合
される。
好適なタンパク分解酵素は、洗剤組成物で使用するの
に適していることが既知の多くのものを包含する。商業
的酵素製剤、例えばノボインダストリーズによって販
売されている「アルカラーゼ(Alcalase)」およびオラ
ンダ、デルフトのギストブロカーズによって販売され
ている「マキサターゼ(Maxatase)」が好適である。他
の好ましい酵素組成物は、デンマーク、コペンハーゲン
のノボ・インダストリーズA/Sによって製造販売され商
品名SP−72(「エスペラーゼ(Esperase)」で商業上入
手可能なもの、およびオランダ、デルフトのギスト・ブ
ロカーズによって製造販売され商品名「AZ−ブロテアー
ゼ」で商業上入手可能なものを包含する。
好適なアミラーゼは、ギスト・ブロカーズによって販
売されている「ラピダーゼ(Rapidase)」およびノボ・
インダストリーズによって販売されている「タームアミ
ル(Termamyl)」を包含する。
好適な酵素の更に完全な開示は、米国特許第4,101,45
7号明細書に見出され得る。
洗剤界面活性剤は、陰イオン、非イオン、双性、両性
および陽イオンクラスおよびそれらの相溶性混合物から
選択される界面活性剤1以上であることができる。本発
明で有用な洗剤界面活性剤は、米国特許第3,664,961号
明細書、および米国特許第3,919,678号明細書に記載さ
れている。有用な陽イオン界面活性剤は、米国特許第4,
222,905号明細書および米国特許第4,239,659号明細書に
記載のものも包含する。以下のものは、本組成物で有用
な洗剤界面活性剤の代表例である。
高級脂肪酸の水溶性塩、即ち「セッケン」は、本組成
物で有用な陰イオン界面活性剤である。これは、アルカ
リ金属セッケン、例えば炭素数約8〜約24、好ましくは
炭素数約12〜約18を有する高級脂肪酸のナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩、およびアルキロールアン
モニウム塩を包含する。セッケンは、油脂の直接ケン化
により、または遊離脂肪酸の中和により生成され得る。
やし油およびタローから誘導される脂肪酸の混合物のナ
トリウム塩およびカリウム塩、即ちナトリウムまたはカ
リウムのタローセッケンおよびココナッツセッケンが、
特に有用である。
また、有用な陰イオン界面活性剤は、それらの分子構
造内に炭素数約10〜約20のアルキル基およびスルホン酸
エステル基または硫酸エステル基を有する有機硫酸反応
生成物の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩およびアルキロールアンモニウム塩を包含する
(「アルキル」なる用語にはアシル基のアルキル部分が
包含される)。この群の合成界面活性剤の例は、アルキ
ル硫酸ナトリウムおよびアルキル硫酸カリウム、特にタ
ローまたはやし油のグリセリドを還元することによって
生成されたものなどの高級アルコール(C8〜C18炭素
数)を硫酸化することによって得られたもの;およびア
ルキル基が直鎖または分枝鎖配置内に炭素数約9〜約15
を有するアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび
アルキルベンゼンスルホン酸カリウム、例えば米国特許
第2,220,099号明細書および第2,477,383号明細書に記載
の種類のものである。アルキル基内の平均炭素数が約11
〜13である線状直線アルキルベンゼンスルホネート(略
称C11〜C13LAS)が、特に価値がある。
他の陰イオン界面活性剤は、アルキルグリセリルエー
テルスルホン酸ナトリウム、特にタローおよびやし油か
ら誘導される高級アルコールのエーテル;やし油脂肪酸
モノグリセリドスルホン酸ナトリウムおよびやし油脂肪
酸モノグリセリド硫酸ナトリウム;1分子当たり約1〜約
10単位のエチレンオキシドを含有し、かつアルキル基が
炭素数約8〜約12を有するアルキルフェノールエチレン
オキシドエーテル硫酸のナトリウム塩またはカリウム
塩;および1分子当たり約1〜約10単位のエチレンオキ
シドを含有し、かつアルキル基が炭素数約10〜約20を有
するアルキルエチレンオキシドエーテル硫酸のナトリウ
ム塩またはカリウム塩である。
本発明で有用な他の陰イオン界面活性剤は、脂肪酸基
内に炭素数約6〜20を有しかつエステル基内に炭素数約
1〜10を有するα、スルホン化脂肪酸エステルの水溶性
塩;アシル基内に炭素数約2〜約9を有しかつアルカン
部分内に炭素数約9〜約23を有する2−アシルオキシア
ルカン−1−スルホン酸の水溶性塩;炭素数約12〜20を
有するオレフィンスルホン酸およびパラフィンスルホン
酸の水溶性塩;およびアルキル基内に炭素数約1〜3を
有しかつアルカン部分内に炭素数約8〜20を有するβ−
アルキルオキシアルカンスルホネートを包含する。
水溶性非イオン界面活性剤も、本発明の組成物で有用
である。このような非イオン物質は、アルキレンオキシ
ド基(親水性)と、脂肪族またはアルキル芳香族である
ことができる有機疎水性化合物との縮合によって生成さ
れる化合物を包含する。特定の疎水基と縮合されるポリ
オキシアルキレン基の長さは、容易に調節されて、親水
性エレメントと疎水性エレメントとの間の所望のバラン
スを有する水溶性化合物を生成できる。
好適な非イオン界面活性剤は、アルキルフェノールの
ポリエチレンオキシド縮合物、例えば直鎖または分枝鎖
配置のいずれかに炭素数約6〜15を有するアルキル基を
有するアルキルフェノールと、アルキルフェノール1モ
ル当たり約3〜12モルのエチレンオキシドとの縮合物を
包含する。
好ましい非イオン界面活性剤は、直鎖または分枝配置
のいずれかに炭素数8〜22を有する脂肪族アルコール
と、アルコール1モル当たり約3〜12モルのエチレンオ
キシドとの水溶性かつ水分散性の縮合物である。炭素数
約9〜15のアルキル基を有するアルコールと、アルコー
ル1モル当たり約4〜8モルのエチレンオキシドとの縮
合物が、特に好ましい。
半極性非イオン界面活性剤は、炭素数約10〜18のアル
キル部分1個および炭素数約1〜約3のアルキルおよび
ヒドロキシルアルキル部分の群から選択される部分2個
を含有する水溶性アミンオキシド;炭素数約10〜18のア
ルキル部分1個および炭素数約1〜3を有するアルキル
基およびヒドロキシルアルキル基からなる群から選択さ
れる部分2個を含有する水溶性ホスフィンオキシド;お
よび炭素数約10〜18のアルキル部分1個および炭素数約
1〜3のアルキルおよびヒドロキシアルキル部分からな
る群から選択される部分1個を含有する水溶性スルホキ
シドを包含する。
両性界面活性剤は、脂肪族部分が直鎖または分枝であ
ることができ、そして脂肪族置換基の1つが炭素数約8
〜18を有し、かつ少なくとも1つの脂肪族置換基が陰イ
オン水溶化基を含有する脂肪族第二級および第三級アミ
ンの誘導体または複素環式第二級および第三級アミンの
脂肪族誘導体を包含する。
双性界面活性剤は、脂肪族置換基の1つが炭素数約8
〜18を有する脂肪族第四級アンモニウム化合物、ホスホ
ニウム化合物およびスルホニウム化合物の誘導体を包含
する。
使用できる洗剤界面活性剤の量は、全組成物の0〜約
50重量%、好ましくは約1〜約30重量%、最も好ましく
は約10〜約25重量%である。
洗剤界面活性剤に加えて、洗浄力ビルダーが漂白組成
物で使用できる。水溶性無機または有機電界質は、好適
なビルダーである。また、ビルダーは、水不溶性カルシ
ウムイオン交換物質であることができる。好適な水溶性
無機洗剤ビルダーの非限定例は、アルカリ金属の炭酸
塩、ホウ酸塩、リン酸塩、重炭酸塩およびケイ酸塩を包
含する。このような塩類の特定例は、ナトリウムおよび
カリウムの四ホウ酸塩、重炭酸塩、炭酸塩、オルトリン
酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩およびメタリン
酸塩を包含する。
好適な有機アルカリ性洗浄力ビルダーの例は、(1)
水溶性アミノカルボキシレートおよびアミノポリアセテ
ート、例えばニトリロトリアセテート、グリシネート、
エチレンジアミンテトラアセテート、N−(2−ヒドロ
キシエチル)ニトリロジアセテートおよびジエチレント
リアミンペンタアセテート;(2)フィチン酸の水溶性
塩、例えばフィチン酸ナトリウムおよびフィチン酸カリ
ウム;(3)水溶性ポリホスホネート、例えばエタン−
1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸のナトリウム塩、
カリウム塩およびリチウム塩;エチレンジホスホン酸の
ナトリウム塩、カリウム塩、およびリチウム塩など;
(4)水溶性ポリカルボキシレート、例えば乳酸、コハ
ク酸、マロン酸、マレイン酸、クエン酸、カルボキシメ
チルオキシコハク酸、2−オキサ−1,1,3−プロパント
リカルボン酸、1,1,2,2−エタンテトラカルボン酸、メ
リト酸およびピロメリト酸の塩類;および(5)水溶性
ポリアセタール(米国特許第4,144,266号明細書および
第4,246,495号明細書に開示)を包含する。
本組成物で有用な別種の洗浄力ビルダー物質は、水硬
度陽イオンとの水不溶性反応生成物を生成できる水溶性
物質、好ましくは並びに前記反応生成物用の成長点を与
えることができる結晶種からなる。このような「種ビル
ダー」組成物は、英国特許第1,424,406号明細書に詳述
されている。
本発明で有用な更に他の種類の洗浄力ビルダー物質
は、不溶性アルミノケイ酸ナトリウム、特にベルギー特
許第814,874号明細書に記載のものである。この特許
は、式 Naz(AlO2)z(SiO2)yXH2O (式中、zおよびyは少なくとも6に等しい整数であ
り、z対yのモル比は1.0:1から約0.5:1の範囲内であ
り、そしてxは約15〜約264の整数である) を有するアルミノケイ酸ナトリウム(このアルミノシリ
ケートはカルシウムイオン交換容量少なくとも200mg当
量/gおよびカルシウムイオン交換速度少なくとも約2グ
レン/ガロン/分/gを有する)を含有する洗剤組成物を
開示しかつ請求している。好ましい物質は、式 Na12(SiO2AlO2)1227H2O のゼオライトAである。
漂白組成物の洗浄力ビルダーの量は、0%〜約70%、
好ましくは約10%〜約60%、最も好ましくは約20%〜約
60%である。
緩衝剤は、漂白液の所望のアルカリ性pHを維持するの
に利用され得る。緩衝剤は、限定されないが、前記洗浄
力ビルダー化合物の多くを包含する。本発明で使用する
のに好適な緩衝剤は、洗浄技術上周知のものである。
好ましい任意成分は、泡変性剤、特にシリコーンおよ
びシリカ−シリコーン混合物によって例示される抑泡型
のものを包含する。
米国特許第3,933,672号明細書、および第4,136,045号
明細書は、シリコーン制泡剤(Suds controlling agen
t)を開示している。シリコーン物質は、アルキル化ポ
リシロキサン物質、例えばシリカエーロゲルおよびキセ
ロゲルおよび各種の疎水性シリカによって代表され得
る。シリコーン物質は、式 (式中、xは約20〜約2,000であり、そして各Rはアル
キルまたはアリール基、特にメチル、エチル、プロピ
ル、ブチルおよびフェニル基である) を有するシロキサンと記載され得る。分子量約200〜約
2,000,000、およびそれ以上のポリジメチルシロキサン
(両方のRがメチル)は、すべて制泡剤として有用であ
る。側鎖基Rがアルキル、アリール、または混合アルキ
ルまたはアリールヒドロカルビル基である追加の好適な
シリコーン物質は、有用な制泡性を示す。同様の成分の
例は、ジエチル−、ジプロピル−、ジブチル−、メチル
−、エチル−、フェニルメチルポリシロキサンなどを包
含する。追加の有用なシリコーン制泡剤は、前記のよう
なアルキル化シロキサンと固体シリカとの混合物によっ
て代表され得る。このような混合物は、シリコーンを固
体シリカの表面に貼着することによって調製される。好
ましいシリコーン制泡剤は、粒径約10mμ〜20mμおよび
比表面積約50m2/gより大を有する疎水性シラン化(最も
好ましくはトリメチルシラン化)シリカと、分子量約50
0〜約200,000を有するジメチルシリコーン流体とをシリ
コーン対シラン化シリカの重量比約19:1から約1:2で良
く混合したものである。シリコーン抑泡剤は、水溶性た
は水分散性の実質上非表面活性の洗剤不透過性キャリヤ
ーに有利には剥離自在に配合される。
特に有用な抑泡剤は、米国特許第4,073,118号明細書
に記載の自己乳化性シリコーン抑泡剤である。このよう
な化合物の例は、ダウ・コーニングから商業上入手可能
なDB−544(シロキサン/グリコール共重合体)であ
る。
前記のような泡変性剤は、界面活性剤の約2重量%ま
で、好ましくは約0.1〜約11/2重量%の量で使用され
る。
融点35℃〜115℃およびケン化価100未満を有するミク
ロクリスタリンワックスは、本組成物で使用するのに好
ましい制泡成分の追加例を表わし、そして米国特許第4,
056,481号明細書に詳述されている。ミクロクリスタリ
ンワックスは、実質上水不溶性であるが、有機界面活性
剤の存在下において水分散性である。好ましいミクロク
リスタリンワックスは、融点約65℃〜100℃、分子量400
〜1,000、および針入度少なくとも6〔ASTM D 1321によ
って77゜F(約25.0℃)で測定〕を有する。前記ワックス
の好適な例は、ミクロクリスタリン石油ワックスおよび
酸化ミクロクリスタリン石油ワックス、フィッシャー−
トロプシュロウおよび酸化フィッシャー−トロプシュロ
ウ、オゾケライト、セラシン、モンタンロウ、ミツロ
ウ、カンデリラ、およびカルナウバロウを包含する。
アルキルリン酸エステルは、本発明で使用するのに好
ましい追加の制泡剤を表わす。これらの好ましいリン酸
エステルは、主としてモノステアリルホスフェート(そ
れに加えて、ジ−およびトリステアリルホスフェートを
含有できる)およびモノオレイルホスフェート(ジ−お
よびトリオレイルホスフェートを含有できる)である。
本発明の実施で有用な他の制泡剤は、米国特許第2,95
4,347号明細書および第2,954,348号明細書に開示のよう
なセッケンまたはセッケンと非イオン界面活性剤との混
合物である。
また、本発明は、布類を、水溶液にあるときに次式 (式中、R1およびR2は炭素数約1〜約14を有するアルキ
ル、アリールまたはアルカリール基であり、そしてR5
Hまたは炭素数約1〜約10を有するアルキル、アリール
またはアルカリール基である) のペルオキシ酸を生成する化合物で漂白する方法に関す
る。
以下の例は、本発明のパラメーターおよび組成物を例
示するために与えられる。すべての%、部および比率
は、特にことわらない限り、重量基準である。
例I N−ラウロイル−6−アミノペルオキシカプロン酸の製
法 N−ラウロイル−6−アミノカプロン酸 1のビーカーに、1N水酸化ナトリウム溶液250ml
(0.25モル)および6−アミノカプロン酸32.8g(0.25
モル)を仕込んだ。得られた溶液を氷浴中で冷却し、そ
して、撹拌下に、エーテル100ml中の塩化ラウロイル(5
4.7g、0.25モル)の溶液を、撹拌溶液のpHを10%水酸化
ナトリウム溶液の添加によって10〜12に維持しながら滴
下した。塩化ラウロイルの添加は、45分要した。この期
間に、反応混合物は固体で粘稠となり、そして追加容量
の水およびエーテルを添加して混合物を撹拌可能に保っ
た。塩化ラウロイル添加完了後、氷浴を取り外し、そし
て混合物を室温で1.5時間撹拌した。次いで、混合物を
濃塩酸でpH2に調整し、そして生じた沈殿を過によっ
て除去し、そして水洗した。得られた固体をヘキサン
(200ml)でスラリー化し、過し、ヘキサン100ml部分
で5回洗浄した。このヘキサンスラリー化/洗浄法を再
び繰り返した。得られた固体を風乾してmp87〜90℃のN
−ラウロイル−6−アミノカプロン酸70.7g(90%)を
生成した(E.ジュンガーマン、J.F.ゲレヒト、およびI.
J.クレムズ、J.Amer. Chem.Soc., 78、172(1956)の
文献のmp85〜86℃) N−ラウロイル−6−アミノペルオキシカプロン酸 250mlのビーカーに、N−ラウロイル−6−アミノカ
プロン酸35.0g(0.112モル)および98%メタンスルホン
酸70mlを仕込んだ。得られた溶液を氷浴中で冷却し、そ
して、撹拌下に、90%過酸化水素21.2g(過酸化水素19.
0g、0.559モル)を、反応混合物の温度が20℃よりも上
昇しないような速度で滴下した(15分要した)。得られ
た溶液を室温で3時間撹拌し、−15℃に冷却し、そして
氷上に注いだ。酢酸エチル(150ml)を添加し、混合物
を水浴中で60℃に加温し、そして水層を分離した。追加
の100mlの水を添加し、溶液を再び60℃に加温し、そし
て水層を分離し、捨てた。酢酸エチル溶液を−15℃に冷
却し、そして生じた結晶を過によって除去し、そして
−15℃の酢酸エチルの2×50ml部分で洗浄した。N−ラ
ウロイル−6−アミノペルオキシカプロン酸の収量は、
33.1gであった。有効酸素(AVO)についての分析は、4.
31%を示した(理論収量=AVO)4.86%を有する36.9
g)。mp70〜75℃。
例II N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸の製
法 N−デカノイル−6−アミノカプロン酸 N−デカノイル−6−アミノカプロン酸を例Iに記載
の方法に従って塩化デカノイルと6−アミノカプロン酸
との反応によって生成した。塩化デカノイル95.4g(0.5
00モル)および6−アミノカプロン酸65.6g(0.500モ
ル)からmp73〜78℃のN−デカノイル−6−アミノカプ
ロン酸140g(98%)を得た。
N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸 400mlのビーカーに98%メタンスルホン酸100mlおよび
N−デカノイル−6−アミノカプロン酸500g(0.175モ
ル)を仕込んだ。得られた溶液を氷浴中で冷却し、そし
て、撹拌下に、90%過酸化水素33.1g(過酸化水素29.8
g、0.877モル)を、反応混合物の温度が20℃よりも高く
上昇しないような速度で滴下した。添加は、合計10分要
した。得られた混合物を室温で3時間撹拌し、−15℃に
冷却し、氷水500mlに注いだ。沈殿固体を塩化メチレン2
00mlに抽出した。塩化メチレン溶液を分離し、洗浄水が
中性になるまで水の100ml部分で洗浄し(6回の洗浄が
必要であった)、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして回
転蒸発器上で蒸発して、ペルオキシ酸AVO4.93%を有す
る白色固体51.6gを生成した(理論収量=AVO5.32%の5
2.7g)。
N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸を
酢酸エチル200mlからの再結晶(60℃の酢酸エチルに溶
解し、次いで−15℃に冷却)によって更に精製してペル
オキシ酸AVO5.12%およびmp63〜67℃を有する生成物47.
2gを生成した。
例III N−ノナノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸の製
法 N−ノナノイル−6−アミノカプロン酸 N−ノナノイル−6−アミノカプロン酸を例Iに記載
の方法に従って塩化ノナノイルと6−アミノカプロン酸
との反応によって生成した。塩化ノナノイル67.3g(0.3
81モル)および6−アミノカプロン酸50.0g(0.381モ
ル)からmp71〜74℃のN−ノナノイル−6−アミノカプ
ロン酸103gを得た。
N−ノナノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸 N−ノナノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸を
例IIに記載の方法に従って98%メタンスルホン酸中での
N−ノナノイル−6−アミノカプロン酸と過酸化水素と
の反応によって生成した。N−ノナノイル−6−アミノ
カプロン酸103g(0.381モル)、過酸化水素44g(1.29モ
ル)、およびメタンスルホン酸170mlから、ペルオキシ
酸AVO5.31%およびmp60℃を有するN−ノナノイル−6
−アミノペルオキシカプロン酸74.2gを得た(理論収量
=AVO5.57%の109.5g)。
例IV N−ラウロイルアミノペルオキシ酢酸の製法 N−ラウロイルグリシン N−ラウロイルグリシンを例Iに記載の方法に従って
塩化ラウロイルとグリシンとの反応によって生成した。
塩化ラウロイル109.4g(0.500モル)およびグリシン37.
6g(0.500モル)からmp110〜118℃のN−ラウロイルグ
リシン120.5g(94%)を得た。文献のmp118〜119℃〔E.
ジュンジャーマン、J.F.グレヒト、およびI.J.クレム
ズ、J.Amer.Chem.Soc., 78、172(1956)〕。
N−ラウロイルアミノペルオキシ酢酸 N−ラウロイルアミノペルオキシ酢酸を例IIに記載の
方法に従ってメタンスルホン酸中でのN−ラウロイルグ
リシンと過酸化水素との反応によって生成した。メタン
スルホン酸100ml中のN−ラウロイルグリシン50.0g(0.
195モル)および過酸化水素33.1g(0.973モル)から、A
VO3.03%を有するN−ラウロイルアミノペルオキシ酢酸
38.0gを得た(理論収量=AVO5.86%を有する53.2g)。
N−デカノイルアミノペルオキシ酢酸の製法 N−デカノイルグリシン N−デカノイルグリシンを例Iに記載の方法に従って
塩化デカノイルとグリシンとの反応によって生成した。
塩化デカノイル47.7g(0.25モル)およびグリシン18.8g
(0.25モル)から、mp104〜108℃のN−デカノイルグリ
シン54.1g(94%)を得た。
N−デカノイルアミノペルオキシ酢酸 N−デカノイルアミノペルオキシ酢酸を例IIに記載の
方法に従ってメタンスルホン酸中でのN−デカノイルグ
リシンと過酸化水素との反応により生成した。メタンス
ルホン酸50ml中のN−デカノイルグリシン22.9g(0.100
モル)および過酸化水素17.0g(0.500モル)から、AVO
0.06%を有するペルオキシ酸22.4gを得た(理論収量=A
VO6.53%を有する24.5g)。mp75〜80℃(ガスを発生し
て溶融)。
例VI N−デカノイル−4−アミノフェニルペルオキシ酢酸の
製法 N−デカノイル−4−4アミノフェニル酢酸 N−デカノイル−4−アミノフェニル酢酸を例Iに記
載の方法に従って塩化デカノイルと4−アミノフェニル
酢酸との反応によって生成した。塩化デカノイル63.1g
(0.331モル)および4−アミノフェニル酢酸50.0g(0.
331モル)から、mp156〜159℃のN−デカノイル−4−
アミノフェニル酢酸を得た。
N−デカノイル−4−アミノフェニルペルオキシ酢酸 N−デカノイル−4−アミノフェニルペルオキシ酢酸
を例IIに記載の方法に従ってメタンスルホン酸中のN−
デカノイル−4−アミノフェニル酢酸および過酸化水素
から生成した。98%メタンスルホン酸150ml中のN−デ
カノイル−4−アミノフェニル酢酸70.0g(0.229モル)
および過酸化水素39.0g(1.15モル)から、AVO4.94%を
有するN−デカノイル−4−アミノフェニルペルオキシ
酢酸64.9gを得た(理論収量=AVO4.99%を与える73.6
g)。mp121℃。
例VII N−デシルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸の
製法 塩化5−カルボメトキシバレリル このエステル/酸塩化合物をOrg.Synthesis Coll.Vo
l.4,556(1963)に記載のように生成した。
アジピン酸モノメチルエステル(50.0g、0.312モル)
および塩化チオニマ(74.3g、0.624モル)を125mlの三
角フラスコに添加した。フラスコに乾燥管を取り付け、
そして混合物をフード中で室温において一夜放置させ
た。ヘプタン(100ml)を添加し、そして過剰の塩化チ
オニルを回転蒸発器上で除去した。追加の50mlのヘプタ
ンを添加し、そして得られた混合物を再び回転蒸発器上
で蒸発して黄色油として塩化5−カルボメトキシバレリ
ル56.4gを生成した。
6−デシルアミノ−6−オキソカプロン酸メチルエステ
ル 機械攪拌機、氷浴およびpH電極付きの1のビーカー
に、水350mlおよびエーテル100ml中のデシルアミン49.1
g(0.312モル)を仕込んだ。この攪拌混合物に、水層の
pHが10〜12のままであるように20%水酸化ナトリウム溶
液を同時に滴下しながら前記のエーテル100ml中の塩化
5−カルボメトキシバレリルの溶液を滴下した。合計添
加時間は、30分であった。酸塩化物および塩基の添加
後、沈殿固体を過によって除去し、そしてヘキサン30
0mlで洗浄した。次いで、固体をヘキサン200mlで攪拌
し、過し、そしてヘキサンの100ml部分で洗浄した。
風乾後、6−デシルアミノ−6−オキソカプロン酸メチ
ルエステルの重量は、56.8gであった。mp56〜59℃。
追加の19.1gの6−デシルアミノ−6−オキソカプロ
ン酸メチルエステルを、過しかつ捕集固体をヘキサン
で洗浄することによって液から得た。
6−デシルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸 6−デシルアミノ−6−オキソペルオキソカプロン酸
をN−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸に
ついての例Iに記載の方法に従って生成した。このよう
に、6−デシルアミノ−6−オキソカプロン酸のメチル
エステル(29.9g、0.10モル)、過酸化水素(17.0g、0.
50gモル)、および98%メタンスルホン酸(60ml)を室
温で2時間反応させ、反応混合物を氷上に注ぎ、そして
ペルオキシ酸を60℃の酢酸エチル125mlに抽出した。水
層を捨て、そして加温酢酸エチル溶液を2つの100ml部
分の水で洗浄した。酢酸エチル溶液を250mlの三角フラ
スコ(酢酸エチル25mlですすいだ)に移し、60℃に再加
熱し、次いで−15℃に冷却した。N−デシルアミノ−6
−オキソペルオキシカプロン酸の結晶を過によって捕
集し、氷冷酢酸エチル50mlで2回洗浄し、そして風乾し
た。収量は、ペルオキシ酸AVO4.49%を有する21.6gであ
った(理論収量=AVO5.32%の30.1g)。mp77〜85℃。
例VIII N−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸の
製法 塩化5−カルボメトキシバレリル 塩化5−カルボメトキシバレリルを例VIIに記載のよ
うに生成した。アジピン酸のモノメチルエステル100g
(0.624モル)および塩化チオニル148.6g(1.248モル)
から、黄色油としてエステル/酸塩化物111.5g(0.624
モル)を得た。
6−ノニルアミノ−6−オキソカプロン酸メチルエステ
ル 6−デシルアミノ−6−オキソカプロン酸メチルエス
テルの製法についての例VIIに記載の方法を使用して、
前で得られたエステル/酸塩化物をノニルアミンと反応
させた。塩化5−カルボメトキシバレリル111.5g(0.62
4モル)およびノニルアミン89.4g(0.624モル)から6
−ノニルアミノ−6−オキソカプロン酸のメチルエステ
ルを得た。
6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸 6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸
をデシルアミノ誘導体についての例VIIに記載の方法に
従って生成した。6−ノニルアミノ−6−オキソカプロ
ン酸のモノメチルエステル100g(0.350モル)、過酸化
水素59.6g(1.75モル)、および98%メタンスルホン酸3
00mlから、AVO、mp83〜87℃の6−ノニルアミノ−6−
オキソペルオキシカプロン酸84.7gを得た(理論=100.7
g、AVO5.57%)。
例IX 6−ベンゾイルアミノカプロン酸のフェノールスルホン
酸エステルの過加水分解による6−ベンゾイルアミノペ
ルオキシカプロン酸の製法 6−ベンゾイルアミノカプロン酸 500mlの三口フラスコに機械攪拌機、還流冷却器およ
び窒素導入管を取り付けた。フラスコを窒素でフラッシ
ュし、そして6−ベンゾイルアミノカプロン酸35.3g
(0.15モル)〔Org.Synthesis Coll.Vol.2,76(194
3)〕およびトルエン150mlを仕込んだ。得られた攪拌懸
濁液に無水トリフルオロ酢酸(フィッシャー)23.3ml
(34.7g、0.165モル)を注射器によって添加した。懸濁
固体は、迅速に溶解した。この溶液に無水p−フェノー
ルスルホン酸ナトリウム29.4g(0.15モル)を添加し
た。得られた懸濁液を還流下で2.5時間加熱し、氷浴中
で冷却し、そして沈殿固体を過し、エーテルで良く洗
浄した。風乾後、固体をエタノール125mlでスラリー化
し、過し、そしてエタノールで洗浄した。得られた白
色ペーストを真空下で乾燥して硬い白色固体43.7gを与
えた。この固体を粉砕し、そして24メッシュスクリーン
に通過させた。この固体のNMRスペクトルの分析(メチ
ルスルオキシド−d6溶媒)は、6−ベンゾイルアミノカ
プロン酸のフェノールスルホン酸エステルのナトリウム
塩69%およびp−フェノールスルホン酸ナトリウム31%
を含有していたことを示した。
6−ベンゾイルアミノペルオキシカプロン酸 6−ベンゾイルアミノペルオキシカプロン酸を生成す
るための前記フェノールスルホン酸エステルの過加水分
解を次の方法に従って達成した。95゜F(約35.0℃)の水
道水4lにアルカリ性洗剤粒状物5.00g(1250ppm)、過ホ
ウ酸ナトリウム1水和物0.36g(90ppm)および6−ベン
ゾイルアミノカプロン酸のフェノールスルホン酸エステ
ルのナトリウム塩0.46g(115ppm)(前記の69%混合物
0.67g)を添加した。6−ベンゾイルアミノ−ペルオキ
シカプロン酸を生成するためのエステルの過加水分解
後、通常のヨウ素滴定を使用して溶液を有効酸素(A
VO)について分析した。ペルオキシ酸へのエステルの完
全な軟化は、AVO4.5ppmを生ずるであろう。AVOVS時間に
ついて得られた結果を以下に表示する。時間(分) AVO(ppm) 理論AVOの% 2 3.0 67 7 3.2 71 12 3.3 73 20 3.0 67 例X N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸のマ
グネシウム塩の製法 1N水酸化ナトリウム100ml(0.10モル)を水25ml中の
硫酸マグネシウム6.02g(0.050モル)の溶液に添加する
ことによって、水酸化マグネシウム2.92g(0.050モル)
の懸濁液を調整した。得られた懸濁液を酢酸エチル150m
l中のN−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン
酸30.1g(0.10モル)の加温攪拌溶液に1分にわたって
添加した。重い沈殿が、即座に生じた。混合物を3分間
攪拌し、過し、そして捕集された固体を水洗し、酢酸
エチルで洗浄した。ビス−(N−デカノイル−6−アミ
ノペルオキシカプロン酸マグネシウムの重量は、31.7g
であった。有効酸素(AVO)3.94%。
例XI N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸の安
定性 N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸の
安定性(単独およびアルカリ性洗剤粒状物との混合物の
両方)を各種の温度および湿度において測定した。試料
をベント頂部を有するガラス製ジャー内で貯蔵した。残
存ペルオキシ酸の活性を有効酸素についての通常のヨウ
素滴定によって測定した。ペルオキシ酸とアルカリ性洗
剤粒状物との混合物である試料は、ペルオキシ酸7%お
よび洗剤粒状物93%からなっていた。この試験の結果を
以下に表示する。
N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸の安
定性 例XII N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸の漂
白性能 N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン酸の
漂白性能を一連の実験で測定した。これらの実験は、ア
ルカリ性洗剤粒状物およびペルオキシ酸を含有する処理
剤の布帛白色化およびしみ除去を、洗剤粒状物単独を含
有する処理剤と比較した。
このように、2つの頂部から入れる自動洗濯機の各々
に、自然に汚れたバラスト布帛5ポンド(約2.27kg)お
よび硬度6グレン/ガロンを有する95゜F(約35.0℃)の
水道水68lを添加した。一方の洗濯機、アルカリ性洗剤
粒状物89gおよび洗浄液中に有効酸素(AVO)量3.5ppmを
生ずるのに十分なN−デカノイル−6−アミノペルオキ
シカプロン酸を添加した。第二の洗濯機に、アルカリ性
洗剤粒状物89gだけを添加した。
前記洗浄液の各々に2組の自然に汚れた白色布帛およ
び2組の人工的に汚した見本を添加した。次いで、洗濯
機を通常の洗浄およびすすぎサイクルを完了させ、そし
てバラストおよび試験布帛を乾燥機で乾燥した。異なる
組のバラスト布帛、自然に汚れた白色布帛および人工的
に汚した見本を各反復に対して使用して、この方法を3
回繰り返した。
3回の反復完了後、布帛および見本を好適な採光下で
配置して、汚れおよび除去を比較した。3人の専門等級
者が、以下のスケールを使用して汚れおよびしみの除去
の程度を比較した。
0 2つの見本間に差なし 1 差があると思う 2 差を確信 3 大差を確信 4 非常に大きい差を確信 この等級化においては、自然に汚れた白色布帛を白色
度の改善について比較し、そして人工的に汚した見本を
しみの除去について比較した。次いで、得られた等級を
平均化し、かつ規準化して、以下に示される結果を生じ
た。
例XIII ビス(N−デカノイル−6−アミノペルオキシカプロン
酸)マグネシウムの漂白性能 例XIIに記載の方法を使用して、N−ドデカノイル−
6−アミノペルオキシカプロン酸のマグネシウム塩の漂
白性能を測定した。マグネシウム塩を、メタノール50ml
に懸濁された微粉砕粉末として洗浄液に添加した。マグ
ネシウム塩の添加量は、ペルオキシ酸有効酸素(AVO)
量3.5ppmを与える量であった。
この漂白性能試験の場合に得られた結果を、以下に示
す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 (式中、R1は炭素数1〜14を有するアルキル、アリール
    またはアルカリール基であり、R2は炭素数1〜14を有す
    るアルキレン、アリーレンまたはアルカリーレン基であ
    り、そしてR5はHまたは炭素数1〜10を有するアルキ
    ル、アリールまたはアルカリール基であり、Xは相容性
    陰イオンであり、nは1または2であり、そしてYは0
    〜6である)を有する化合物。
  2. 【請求項2】R1が炭素数6〜12を有するアルキル基であ
    り、R2が炭素数4〜8を有するアルキレン基であり、そ
    してR5がHまたはメチルである特許請求の範囲第1項に
    記載の化合物。
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