JPH08320027A - シャフトと自在継手のヨークとの結合部 - Google Patents

シャフトと自在継手のヨークとの結合部

Info

Publication number
JPH08320027A
JPH08320027A JP7125016A JP12501695A JPH08320027A JP H08320027 A JPH08320027 A JP H08320027A JP 7125016 A JP7125016 A JP 7125016A JP 12501695 A JP12501695 A JP 12501695A JP H08320027 A JPH08320027 A JP H08320027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
yoke
holding
end portion
base end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7125016A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sekine
博 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP7125016A priority Critical patent/JPH08320027A/ja
Publication of JPH08320027A publication Critical patent/JPH08320027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、ヨーク3とシャフト7との芯
合わせを簡単に行なえる様にする。 【構成】 1対の抑え板部9a、9bの間でシャフト7
を抑え付けるべく、抑えボルト15を緊締すると、抑え
筒34が直径方向外方に変形する。この結果、この抑え
筒34がシャフト7の端部を、ヨーク3の基端部8の奥
に押し込み、前記シャフト7の芯合わせを行なう。又、
抑え板部9aの内側面に形成した段部37がシャフト7
の端縁部に係合する。従って、抑えボルト15の頭部1
6からヨーク3に加わる回転トルクに拘らず、ヨーク3
がシャフト7に対してずれ動く事がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るシャフトと自在継
手のヨークとの結合部は、例えばステアリング装置に於
いて、このステアリング装置を構成する各種シャフトの
端部と自在継手のヨークとを結合する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車の前輪に舵角を付与する為のステ
アリング装置では、ステアリングホイールの操作に伴っ
て回転するステアリングシャフトの動きを、図11に示
す様な十字軸式の自在継手1を介して、ステアリングギ
ヤの入力軸に伝達する。この自在継手1は、1対のヨー
ク2、3同士を十字軸4を介して結合したものである。
この十字軸4に設けられた4個所の端部は、それぞれ上
記各ヨーク2、3の先端部に、軸受カップ5、5内に設
けられたニードル軸受を介して揺動自在に支持してい
る。従って、上記両ヨーク2、3の中心が同一直線上に
位置しなくても、両ヨーク2、3同士の間で回転力の伝
達を行なえる。
【0003】この様な自在継手1を使用してステアリン
グ装置を組み付ける場合、例えば一方(図11の右方)
のヨーク2をステアリングシャフト等の一方のシャフト
6の端部に、溶接或はねじ止め等により予め結合固定
し、他方(図11の左方)のヨーク3を他方のシャフト
7の端部に結合する。この様な組み付け作業を行なうの
に通常は、上記一方のシャフト6を車体に支持した後、
このシャフト6と他方のシャフト7とを自在継手1によ
り結合する。
【0004】従って、ステアリング装置を構成する自在
継手1のヨーク2、3のうち、少なくとも上記他方のヨ
ーク3は、シャフト6を軸方向に動かす事なく接続作業
を行なえる、所謂横入れ式のものが好ましい。例えば図
11に示した自在継手1の場合、一方のヨーク2は一方
のシャフト6の端部に溶接固定しているが、他方のヨー
ク3は、図12に示す様に、断面がU字形の基端部8を
有する、横入れ式のものとしている。
【0005】この横入れ式のヨーク3の基端部8は、1
対の抑え板部9a、9bを含んで構成される。互いに離
隔して配置されたこれら抑え板部9a、9bは、それぞ
れの内側面を、互いに平行な抑え面10、10としてい
る。そして、一方(図12の左方)の抑え板部9aの開
口側端部にナット11を内嵌固定する事によりねじ孔1
2を設けている。又、他方(図12の右方)の抑え板部
9bの開口側端部に、このねじ孔12と同心でこのねじ
孔12よりも大径の通孔13を、それぞれ形成してい
る。尚、ねじ孔12は、後述する構造例の様に、上記抑
え板部9aに直接形成する場合もある。
【0006】一方、上述の様に構成されるヨーク3に、
その先端部を結合されるシャフト7は、少なくとも先端
部の断面形状を、図13に示す様な小判形としている。
即ち、このシャフト7の先端部外周面に、互いに平行な
1対の外側平面14、14を形成し、接続時にはこの外
側平面14、14と上記抑え面10、10とを密接させ
る事により、上記ヨーク3に対するシャフト7の回転防
止を図る。
【0007】上述の様な形状を有するシャフト7の端部
を前述の様なヨーク3の基端部8に接続固定する場合に
は、先ず、図11に実線で示す様に、上記シャフト7の
端部を上記基端部8の開口側に配置する。そして、この
状態から、例えば上記ヨーク3を十字軸4を中心に回動
させる事により、このヨーク3を図11の実線状態から
鎖線状態にまで、同図で時計方向に揺動させて、上記シ
ャフト7の端部をヨーク3の基端部8内に挿入する。
尚、ヨーク3を動かさずにシャフト7の端部を動かす事
で、シャフト7の端部をヨーク3の基端部8内に挿入す
る場合もある。何れにしても、シャフト7の端部を基端
部8内に挿入する以前には、上記通孔13に抑えボルト
15(図14)を挿入しない。
【0008】上述の様にしてシャフト7の端部をヨーク
3の基端部8内に挿入し、上記各抑え面10、10と外
側平面14、14(図12〜13)を対向させたなら
ば、上記通孔13に挿通した抑えボルト15の先端部に
形成した雄ねじ部を上記ねじ孔12に螺合し、更に緊締
する。この緊締に基づき、上記1対の抑え面10、10
同士の間隔が狭まり、これら各抑え面10、10と上記
各外側平面14、14とが強く当接して、上記シャフト
7の先端部が上記基端部8に結合固定される。尚、上記
シャフト7の端部片縁部には切り欠き35を形成して、
このシャフト7と上記抑えボルト15の杆部との干渉を
防止すると共に、万一抑えボルト15が緩んだ場合で
も、ヨーク3がシャフト7の軸方向に抜け出る事を防止
している。
【0009】ところで、自在継手1を介して結合された
1対のシャフト6、7同士の間での回転力の伝達を円滑
に行なう為には、上記十字軸4の中心点O(図11)を
これら両シャフト6、7の中心軸の延長線上に位置させ
る、所謂心合わせを行なう必要がある。図11に示した
自在継手1の場合、他方のヨーク3とシャフト7との位
置を規制しなければ、上記心合わせがなされないまま、
これら両部材3、7同士が結合される恐れがある。
【0010】より具体的には、上記抑えボルト15の緊
締に伴って、この抑えボルト15の頭部16(図14)
と上記基端部8の外側面との間に作用する摩擦力に基づ
いて、上記他方のヨーク3が上記抑えボルト15を中心
に回転方向に変位する。この抑えボルト15の雄ねじ部
に一般的な右ねじが形成されていた場合には、この抑え
ボルト15の緊締に伴って上記ヨーク3に、図14で時
計方向のモーメントが加わり、このヨーク3が同図に示
す様に、シャフト7に対して傾斜する。この結果、上述
した様に、上記十字軸4の中心点Oがシャフト7の中心
軸の延長線上から外れ、1対のシャフト6、7同士の間
での回転力伝達が円滑に行なわれなくなる。
【0011】この為従来から、シャフト7の端部とヨー
ク3の基端部8との結合作業に伴って、自動的に上記心
合わせが行なわれる様に、これら各部材7、3の形状並
びに寸法を規制すると共に、結合作業時にこれら両部材
7、3の位置関係を一定にする、心合わせ機構が考えら
れている。
【0012】図15〜16は、この様な心合わせ機構の
第1例として、米国特許第5090833号明細書に記
載されたものを示している。ヨーク3の基端部8の両端
部側方開口近くで、互いに整合する位置には、抑えボル
ト15を挿通できるだけの大きさを有する円孔17と、
この円孔17よりも十分に大径の円孔18とを、互いに
同心に形成している。そして、このうちの円孔18の外
端開口部に、シリンダ筒19を固定している。このシリ
ンダ筒19の内側に抑え駒20を設けると共に、圧縮ば
ね21によりこの抑え駒20を、上記基端部8の内側面
から突出する方向に押圧している。又、上記シリンダ筒
19の底部には、上記抑えボルト15の先端部を螺合さ
せる為のねじ孔22を形成している。更に、上記抑え駒
20の内端面(図15〜16の右端面)には、互いに傾
斜方向の異なる1対の傾斜面23、24を形成する事
で、この内端面を山形に形成している。
【0013】シャフト7の端部とヨーク3の基端部8と
を結合する場合には、図15に示す様に、シャフト7の
端部を基端部8内に、この基端部8の側方開口側から挿
入する。この際に上記抑え駒20は、上記シャフト7の
端部外周面と一方の傾斜面23との摺接に基づき、上記
圧縮ばね21の弾力に抗して上記シリンダ筒19内に退
避し、上記シャフト7の通過を許容する。そして、通過
後は図16に示す様に、圧縮ばね21の弾力に基づいて
抑え駒20の先端部が基端部8の内側面から突出し、上
記シャフト7の端部が基端部8から脱落するのを防止す
る。又、この状態で他方の傾斜面24は、上記シャフト
7の端部外周面を押圧して、このシャフト7の端部を上
記基端部8の奥端に迄押し込む。この状態で、上記心合
わせが完了する。そこで、図16に示す様に、上記抑え
ボルト15を上記ねじ孔22に螺合し、更に緊締すれ
ば、上記基端部8とシャフト7とががたつきなく結合さ
れる。
【0014】次に、図17〜19は、従来から知られた
心合わせ機構の第2例として、実開昭55−38024
号公報に記載されたものを示している。シャフト7の端
部に形成した外側平面14の一部で軸方向(図17の左
右方向)に離隔した2個所位置には、それぞれ凹孔2
5、25を形成し、各凹孔25、25内に圧縮ばね26
と鋼球27とを、図18に示す様に、各凹孔25、25
の奥側から挿入している。一方、ヨーク3の基端部8に
設けられた抑え面10の一部には、図19に示す様に、
軸方向(図19の表裏方向)に亙る凹溝28を形成して
いる。
【0015】シャフト7の端部とヨーク3の基端部8と
を結合すべく、この端部を基端部8内に挿入すると、上
記各鋼球27が圧縮ばね26の弾力に基づいて、上記凹
溝28と弾性的に係合する。そして、この様に各鋼球2
7と凹溝28とが係合した状態で、上記心合わせが行な
われる。
【0016】更に、図20は、従来から知られた心合わ
せ機構の第3例として、やはり実開昭55−38024
号公報に記載されたものを示している。抑えボルト15
の基端寄り部分にはスリーブ29を外嵌している。この
スリーブ29の外周面は、上記抑えボルト15の基端に
向かう程直径が大きくなる、円錐凸面30とされてい
る。一方、シャフト7端部外周面で、この円錐凸面30
と整合する位置には、この円錐凸面30と同じ方向に傾
斜した、面取り部31を形成している。
【0017】ヨーク3の基端部8にシャフト7の端部を
結合すべく、上記抑えボルト15の先端部に形成した雄
ねじ部32をシャフト7の抑え板部9bに形成したねじ
孔12に螺入すると、上記スリーブ29の円錐凸面30
が上記面取り部31と摺接し、上記シャフト7の端部を
上記基端部8内に押し込む事により、心合わせを行な
う。
【0018】更に、図21は、従来から知られた心合わ
せ機構の第4例として、実開平6−80029号公報に
記載されたものを示している。抑えボルト15の中間部
には、この抑えボルト15の先端部に形成した雄ねじ部
32から離れるに従って直径が大きくなる、円錐凸面状
の外周側テーパ面33を形成している。又、上記抑えボ
ルト15の雄ねじ部32寄り部分には、直径方向に亙っ
て変形自在な抑え筒34を外嵌している。この抑え筒3
4は、ねじ孔12への雄ねじ部32の螺入に伴い、上記
外周側テーパ面33と抑え板部9bの抑え面10との間
で、軸方向に亙って強く挟持される。
【0019】シャフト7の端部をヨーク3の基端部8に
挿入し、抑え面10と外側平面14を対向させた状態で
抑えボルト15の雄ねじ部32をねじ孔22に螺合さ
せ、更に緊締すれば、この抑えボルト15の周囲に外嵌
された抑え筒34が軸方向に亙って強く挟持される。そ
して、この抑え筒34が、直径方向外側に膨らむ様に変
形する。この結果、上記抑え筒34の一部が上記シャフ
ト7の端部を押し、この端部を上記基端部8の奥端に迄
押し込み、このシャフト7の心合わせを行なう。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来のシャフトと自在継手のヨークと
の結合部の場合、次に述べる様な不都合があった。先
ず、図15〜16に示した第1例の構造の場合には、構
造が複雑で製作費が嵩むだけでなく、シリンダ筒19を
設置する分、自在継手が大型化し、他の部品との干渉を
避ける為の考慮が必要になる等、設計の自由度が少なく
なる。
【0021】又、図17〜19に示した第2例の構造の
場合には、やはり構成各部材の加工並びに組み立てが面
倒で、製作費が嵩む事が避けられない。又、図20に示
した第3例の構造の場合には、シャフト7の端部に面取
り部31を加工する必要があり、加工作業が面倒になる
だけでなく、シャフト7の寸法によっては、強度保持等
の為、面取り部31を形成できない場合も考えられる。
【0022】更に、図21に示した第4例の構造の場合
には、抑えボルト15の締め付け方向によっては、シャ
フト7とヨーク3との心合わせを必ずしも確実に行なえ
ない場合がある。例えば、基端部8に対して上記抑えボ
ルト15が、図14に示す位置に設けられており、この
抑えボルト15の雄ねじ部32(図21)が一般的な右
ねじであった場合には、上記シャフト7とヨーク3と
が、図14に示す様にずれ易い。即ち、上記抑えボルト
15の締め付け終期には、この抑えボルト15の頭部1
6と基端部8との間に作用する摩擦力によってこの基端
部8に、図14で時計方向の大きなモーメントが加わ
る。この大きなモーメントに対して上記シャフト7の中
心軸とヨーク3の中心軸とがずれない様にする対向力
は、抑え筒34(図21)が直径方向外方に膨らむ様に
変形する事で発生するが、この抑え筒34は変形し易い
材料により造られている為、上記対向力は小さく、上記
両部材7、3の中心軸同士のずれ防止効果が必ずしも十
分でなくなる。
【0023】上記基端部8を図14の左方向に延長し、
抑え筒34(図21)による押圧点と基端部8の後端縁
との軸方向長さであるスパンL1 を十分に大きくできれ
ば、上記抑えボルト15を図14で時計方向に締め付け
ても、上記両部材7、3の中心軸同士がずれる事を十分
に防止できる。但し、この様な解決策は、上記基端部8
を大型化する為、必ずしも現実的ではない。一方、抑え
筒34による押圧点と基端部8の前端縁との軸方向長さ
であるスパンL2 は上記スパンL1 に比べれば大きい。
従って、上記抑えボルト15の雄ねじ部32を左ねじに
したり、或は通孔13とねじ孔12との設置位置を逆に
(抑えボルト15を図14の裏面側から挿通する様に)
すれば、上記両部材7、3の中心軸同士がずれる事を防
止する機能が向上する。但し、作業員が不慣れな左ねじ
の採用は締め付け作業性が悪く、好ましくない。又、ス
テアリング装置用の自在継手の組み付け作業は、狭いエ
ンジンルーム内で行なわなければならず、抑えボルト1
5の挿入方向を必ずしも自由に選択できない場合が多
い。従って、抑えボルト15を図14の裏面側から挿通
する構造も採用できない場合がある。
【0024】ヨークとシャフトとの心合わせを行なう構
造はこの他にも、例えば米国特許第5090833号明
細書に記載されたものが知られている。ところが、この
明細書に記載された構造の場合には、特殊な形状でしか
も大きなナットを使用する為、コストが高くなり、しか
も自在継手部分の回転半径が大きくなって、大きな設置
空間を必要とする。本発明のシャフトと自在継手のヨー
クとの結合部は、これらの不都合を何れも解消すべく考
えたものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明のシャフトと自在
継手のヨークとの結合部は、前述の図21に示した、従
来の第4例のシャフトと自在継手のヨークとの結合部と
同様に、使用時に回転するシャフトと、このシャフトの
先端部外周面に形成された、互いに平行な1対の外側平
面と、断面略U字形で側方が開口した基端部を有し、自
在継手を構成するヨークと、互いに離隔して配置され、
それぞれの内側面を上記各外側平面と対向する抑え面と
して、上記基端部を構成する1対の抑え板部と、一方の
抑え板部の開口側端部に設けたねじ孔と、他方の抑え板
部の開口側端部に形成した、上記ねじ孔と同心でこのね
じ孔よりも大径の通孔と、この通孔を挿通した状態で、
その先端部に形成した雄ねじ部を上記ねじ孔に螺合させ
る抑えボルトとを備える。
【0026】そして、上記抑えボルトの中間部で上記雄
ねじ部とねじ孔とを螺合させた場合に上記1対の抑え板
部の間に位置する部分に、上記雄ねじ部から離れるに従
って直径が大きくなる、円錐凸面状の外周側テーパ面が
形成されている。又、上記抑えボルトの雄ねじ部寄り部
分には、直径方向に亙って変形自在な抑え筒が外嵌され
ている。そして、この抑え筒は上記ねじ孔への雄ねじ部
の螺入に伴って、上記外周側テーパ面とこの外周側テー
パ面が対向する面との間で軸方向に亙り強く挟持され
る。
【0027】特に、本発明のシャフトと自在継手のヨー
クとの結合部に於いては、上記1対の抑え板部のうちの
少なくとも一方の抑え板部の内側面には段部が、上記シ
ャフトの軸方向に亙って形成されている。この段部は、
上記1対の抑え板部の抑え面同士の間隔を、上記基端部
の開口側で狭く奥側で広くする。又、この段部の位置
は、上記シャフトの外周面を上記基端部の奥端面に当接
させた状態で、上記外側平面の端縁部が対向する位置と
している。
【0028】
【作用】上述の様に構成される本発明のシャフトと自在
継手のヨークとの結合部によれば、簡単な構成にも拘ら
ず、面倒な作業を要する事なく、シャフトの心合わせを
確実に行なえる。即ち、シャフトの端部をヨークの基端
部に挿入し、外側、内側、各平面を対向させた状態で抑
えボルトの雄ねじをねじ孔に螺合させ、更に緊締すれ
ば、この抑えボルトの周囲に外嵌された抑え筒が軸方向
に亙って強く挟持され、この抑え筒が、直径方向外側に
膨らむ様に変形する。この結果、上記抑え筒の一部が上
記シャフトの端部を押し、この端部を上記基端部の奥端
に迄押し込み、このシャフトの心合わせを行なう。以上
の作用は、前述した従来構造の第4例の場合と同様であ
る。
【0029】特に、本発明のシャフトと自在継手のヨー
クとの結合部の場合には、少なくとも一方の抑え板部の
内側面に形成された段部とシャフトに形成した外側平面
の端縁部との係合により、抑えボルトの締め付け終期に
ヨークに加わる大きなモーメントに拘らず、ヨークの中
心軸とシャフトの中心軸とがずれる事を確実に防止でき
る。
【0030】
【実施例】図1〜7は本発明の第一実施例を示してい
る。使用時に回転するシャフト7の先端部の断面形状
は、前述の図13に示す様に小判形とし、この先端部外
周面に、互いに平行な1対の外側平面14、14を形成
している。又、この先端部片縁部(図1の上縁部)に
は、抑えボルト15との干渉を防止すると共に、万一抑
えボルト15が緩んだ場合にも、ヨーク3がシャフト7
の軸方向に抜け出るのを防止する為の切り欠き35を形
成している。
【0031】一方、上記図1に示す様な自在継手1を構
成するヨーク3は、断面U字形で、側方(図1、2、
3、6、7の上方、図4の手前、図5の右方)が開口し
た基端部8を有する。この基端部8は、互いに離隔して
配置された1対の抑え板部9a、9bを有する。そし
て、各抑え板部9a、9bの内側面を、上記各外側平面
14、14と対向する抑え面10a、10bとしてい
る。又、一方(図1の裏側、図2、3、6、7の左方、
図4、5の上方)の抑え板部9aの開口側端部にはナッ
ト11を嵌合固定してねじ孔12を、他方(図1の表
側、図2、3、6、7の右方、図4、5の下方)の抑え
板部9bの開口側端部には通孔13を、それぞれ形成し
ている。この通孔13は、上記ねじ孔12と同心でこの
ねじ孔12よりも大径である。抑えボルト15は、この
通孔13を挿通した状態で、その先端部に形成した雄ね
じ部32を、上記ねじ孔12に螺合させている。
【0032】又、上記抑えボルト15の中間部には、円
錐凸面状の外周側テーパ面33を形成している。この外
周側テーパ面33は、上記雄ねじ部32と上記ねじ孔1
2とを螺合させた場合に、上記1対の抑え板部9a、9
bの間に位置する。又、上記外周側テーパ面33は、上
記雄ねじ部32から離れるに従って直径が大きくなる。
そして、上記抑えボルト15の雄ねじ部32寄り部分
(図2〜3の右寄り部分)には、抑え筒34を外嵌して
いる。この抑え筒34は、比較的軟質の合成樹脂、ビニ
ル、ゴム、鉛等の軟質金属の様な変形し易い材料によ
り、円筒状に造られている。上記抑え筒34の一端(図
3の右端)開口部内周縁で、上記外周側テーパ面33と
対向する部分に、円錐凹面状の内周側テーパ面36を形
成している。
【0033】図3に示す様に、上記抑え筒34を抑えボ
ルト15に外嵌し、この抑えボルト15の先端に形成し
た雄ねじ部32を上記ねじ孔12に軽く螺合しただけの
(緊締しない)状態で、上記抑え筒34の他端縁(図2
〜3の左端縁)を前記ナット11の端面に当接させる
と、上記内周側テーパ面36は上記外周側テーパ面33
に当接若しくは近接する。以上の構成は、上記抑え筒3
4の他端縁を当接させる部位が抑え板部9aの抑え面1
0(図21)からナット11の端面に変わった以外、前
述した従来から知られた自在継手1とシャフト7との結
合部と同様である。勿論、本発明の場合も、上記抑え筒
34の他端縁を当接させる部位が抑え板部9aの抑え面
10aであっても構わない。
【0034】特に、本発明のシャフトと自在継手のヨー
クとの結合部に於いては、前記1対の抑え板部9a、9
bのうち、ナット11を固定した一方の抑え板部9aの
内側面を構成する抑え面10aの中間部に段部37を、
上記シャフト7の軸方向(図1、4の左右方向、図2、
3、5の表裏方向)に亙って形成している。この段部3
7は、上記1対の抑え板部9a、9bの抑え面10a、
10b同士の間隔を、前記基端部8の開口側(図1〜
3、6の上側、図4の手前側、図5の左側)で狭く、奥
側(図1〜3、6の下側、図5の右側)で広くする。
又、この段部37を形成する位置は、上記シャフト7の
外周面を上記基端部8の奥端面に当接させた状態で、上
記抑え板部9aの抑え面10aに対向する、前記外側平
面14の端縁部が対向する位置としている。
【0035】図示の実施例の場合には、この様な段部3
7は、上記外側平面14から連続する曲面部38の形状
に合わせて傾斜させている。従って、上記一方の抑え板
部9aを上記シャフト7の外側平面14に向けて抑え付
けた場合には、この段部37と上記曲面部38の端部と
が噛み合う。又、上記段部37から上記基端部8の奥端
面に向けて、緩傾斜面39を形成している。この緩傾斜
面39よりも開口寄り部分及び奥端部分には、それぞれ
平面部40a、40bが形成されている。これら両平面
部40a、40bと、他方の抑え板部9b内側面の抑え
面10bとの間隔D(図4)は、前記シャフト7の外側
平面14、14同士の間隔d(図7)よりも僅かに大き
い(D>d)。従って、上記基端部8の自由状態(抑え
ボルト15を緊締する以前の状態)では、上記シャフト
7を基端部8の内側に、容易に、しかも大きながたつき
なく挿入できる。
【0036】又、上記緩傾斜面39の傾斜角度は僅か
(例えば1〜3度程度)としている。この緩傾斜面39
部分と上記他方の抑え板部9b内側面の抑え面10bと
の間隔は、自由状態では上記平面部40a、40b部分
での間隔よりも大きい。但し、上記抑えボルト15の緊
締に伴って上記一方の抑え板部9aが変形すると、この
緩傾斜面39が上記シャフト7の外側平面14に、図2
に示す様に、ほぼ全面に亙って当接すると共に、上記段
部37が上記曲面部38の端部に噛み合う様に、その位
置を規制している。
【0037】上述の様に構成される本発明のシャフトと
自在継手のヨークとの結合部を組み立てる場合、図3に
示す様に、前記外周側テーパ面33と内周側テーパ面3
6とを対向させた状態で、上記抑え筒34を抑えボルト
15に外嵌しておく。そして、先ず、上記ヨーク3の基
端部8に上記シャフト7の端部を挿入し、図3に示す様
に、各抑え面10a、10bと外側平面14、14とを
対向させる。この挿入作業は、上記抑えボルト15を未
だ通孔13内に挿入しない状態で行なう。
【0038】上記シャフト7の端部を上記基端部8に挿
入したならば、上記抑え筒34を外嵌した抑えボルト1
5を上記通孔13に、上記抑え板部9bの外側面側から
内側面側に向け挿通する。そして、この抑えボルト15
の雄ねじ部32の先端を、前記ナット11のねじ孔12
に螺合させ、更に緊締する。この螺合緊締に伴って上記
抑えボルト15が、図3で左方に変位し、上記抑え筒3
4が上記外周側テーパ面33と上記ナット11の端面と
の間で、軸方向に亙って強く挟持される。この結果、上
記抑え筒34の一部で、上記外周側テーパ面33の周囲
に存在する部分が、直径方向外側に膨らむ様に変形す
る。この変形は、弾性変形でも塑性変形でも良い。この
変形の結果、上記抑え筒34の一部で、上記外周側テー
パ面33の周囲に存在する部分が、上記シャフト7の端
部を押し、この端部を上記基端部8の奥端に迄押し込
み、このシャフト7の心合わせを行なう。以上の作用
は、前述した従来構造の第4例の場合とほぼ同様であ
る。
【0039】特に、本発明のシャフトと自在継手のヨー
クとの結合部の場合には、上記抑えボルト15の緊締作
業の初期段階で、前記一方の抑え板部9aの内側面に形
成された段部37とシャフト7に形成した外側平面14
の端縁部とが係合する(互いに噛み合う)。そして、こ
の係合により、上記抑えボルト15の締め付け終期にヨ
ーク3に加わる大きなモーメントに拘らず、ヨーク3の
中心軸とシャフト7の中心軸とがずれる事を確実に防止
できる。
【0040】即ち、図3に示した状態から抑えボルト1
5の緊締を開始すると、この抑えボルト15の締め付け
トルクが小さい初期段階で、上記抑え筒34の外径が広
がり、この抑え筒34が上記シャフト7を基端部8の奥
端に押し込む。この際、抑えボルト15の頭部16から
ヨーク3に伝わる回転モーメントよりも、上記抑え筒3
4がシャフト7を押す事による心合わせ力の方が大き
い。従って、上記抑えボルト15の緊締作業に基づき、
上記シャフト7とヨーク3との心合わせが行なわれる。
【0041】続く段階では、前記1対の抑え板部9a、
9bが変形し、上記一方の抑え板部9aの内側面に形成
された段部37とシャフト7に形成した外側平面14の
端縁部とが係合する。この段階でも、上記1対の抑え板
部9a、9bは軽く変形しただけであり、上記抑えボル
ト15の頭部16からヨーク3に伝わる回転モーメント
が、上記抑え筒34がシャフト7を押す事による心合わ
せ力を上回る事はない。従って、上記シャフト7の中心
軸とヨーク3の中心軸とが一致した状態のまま、段部3
7とシャフト7に形成した外側平面14の端縁部とを係
合させる事ができる。
【0042】この様にして段部37とシャフト7に形成
した外側平面14の端縁部とを係合させた状態では、こ
のシャフト7が基端部8に対して回転方向に変位する事
はなくなる。この結果、上記締め付けボルト15の締め
付け終期にヨーク3に加わる大きなモーメントに拘ら
ず、ヨーク3の中心軸とシャフト7の中心軸とがずれる
事を確実に防止できる。
【0043】尚、図3では、抑え筒34の端部に、上記
外周側テーパ面33と当接する内周側テーパ面36を形
成しているが、この内周側テーパ面36は、図2に示す
様に省略しても良い。又、抑えボルト15の緊締の初期
段階、即ち段部37とシャフト7に形成した外側平面1
4の端縁部とが係合するまでの間、作業者が手でヨーク
3の中心軸とシャフト7の中心軸とを一致させておける
のであれば、上記抑え筒34を省略する事もできる。勿
論、抑え筒34を省略するのであれば、抑えボルト15
の中間部に形成した外周側テーパ面33は不要になる。
【0044】次に、図8は本発明の第二実施例を示して
いる。上述した第一実施例が、一方の抑え板部9aの内
側面にのみ、段部37と緩傾斜部39とを形成していた
のに対して、本実施例の場合には、両方の抑え板部9
a、9bの内側面に、上記段部37、37と緩傾斜部3
9、39とを形成している。従って本実施例の場合に
は、段部37、37とシャフト7とが2個所で係合し、
このシャフト7の変位を防止する力が大きくなる。その
他の構成及び作用は、上述した第一実施例と同様であ
る。
【0045】次に、図9〜10は本発明の第三実施例を
示している。本実施例の場合には、シャフト7の断面形
状を正方形としている。これに合わせて、基端部8の断
面形状を角張ったU字形(コ字形)にしている。シャフ
ト7の幅寸法が小さい為、上述した第一実施例に於いて
シャフト7の端部に形成した様な切り欠き35(図1、
2、3、7)は不要になる。本実施例の場合には、シャ
フト7の断面形状を代える事で、このシャフト7を上記
基端部8に挿入する際の方向の自由度が向上する。その
他の構成及び作用は、前述した第一実施例と同様であ
る。
【0046】
【発明の効果】本発明のシャフトと自在継手のヨークと
の結合部は、以上に述べた通り構成され作用するが、簡
単な構成にも拘らず、面倒な作業を要する事なくシャフ
トの心合わせを行なえる為、組み付け性の良好な自在継
手を安価に提供できる。特に、締め付けボルトのねじ方
向や組み付け方向、更にはヨークの形状及び大きさに関
係なく、確実な心合わせを行なえる為、小型且つ軽量
で、しかも組み付け作業性が良好な自在継手を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を、組み立て完了後の状態
で示す側面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】組立途中の状態で示す、図2と同様の断面図。
【図4】シャフトを組み付ける前の自在継手を示す部分
切断面図。
【図5】図4のB−B断面図。
【図6】ヨークの基端部を示す部分斜視図。
【図7】このヨークにシャフトを挿入した状態を示す部
分斜視図。
【図8】本発明の第二実施例を構成するヨークの基端部
を示す部分斜視図。
【図9】本発明の第三実施例に使用するシャフトの断面
図。
【図10】同じくヨークの基端部を示す部分斜視図。
【図11】シャフトの端部とヨークの基端部とを結合す
る状態を示す側面図。
【図12】図11のC−C断面図。
【図13】同D−D断面図。
【図14】シャフトの中心軸とヨークの中心軸とがずれ
た状態を示す側面図。
【図15】従来構造の第1例を、シャフト組み付け途中
の状態で示す断面図。
【図16】同じく組み付け完了後の状態で示す断面図。
【図17】従来構造の第2例を示す、シャフト端部の側
面図。
【図18】図17のE−E断面図。
【図19】シャフトと基端部とを結合した状態で示す断
面図。
【図20】従来構造の第3例を示す断面図。
【図21】同第4例を示す断面図。
【符号の説明】
1 自在継手 2、3 ヨーク 4 十字軸 5 軸受カップ 6、7 シャフト 8 基端部 9a、9b 抑え板部 10、10a、10b 抑え面 11 ナット 12 ねじ孔 13 通孔 14 外側平面 15 抑えボルト 16 頭部 17、18 円孔 19 シリンダ筒 20 抑え駒 21 圧縮ばね 23、24 傾斜面 25 凹孔 26 圧縮ばね 27 鋼球 28 凹溝 29 スリーブ 30 円錐凸面 31 面取り部 32 雄ねじ部 33 外周側テーパ面 34 抑え筒 35 切り欠き 36 内周側テーパ面 37 段部 38 曲面部 39 緩傾斜面 40a、40b 平面部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時に回転するシャフトと、このシャ
    フトの先端部外周面に形成された、互いに平行な1対の
    外側平面と、断面略U字形で側方が開口した基端部を有
    し、自在継手を構成するヨークと、互いに離隔して配置
    され、それぞれの内側面を上記各外側平面と対向する抑
    え面として、上記基端部を構成する1対の抑え板部と、
    一方の抑え板部の開口側端部に設けたねじ孔と、他方の
    抑え板部の開口側端部に形成した、上記ねじ孔と同心で
    このねじ孔よりも大径の通孔と、この通孔を挿通した状
    態で、その先端部に形成した雄ねじ部を上記ねじ孔に螺
    合させる抑えボルトとを備え、上記抑えボルトの中間部
    で上記雄ねじ部とねじ孔とを螺合させた場合に上記1対
    の抑え板部の間に位置する部分に、上記雄ねじ部から離
    れるに従って直径が大きくなる円錐凸面状の外周側テー
    パ面が形成されており、上記抑えボルトの雄ねじ部寄り
    部分に、直径方向に亙って変形自在な抑え筒が外嵌され
    ており、この抑え筒は上記ねじ孔への雄ねじ部の螺入に
    伴って、上記外周側テーパ面とこの外周側テーパ面が対
    向する面との間で軸方向に亙り強く挟持されるシャフト
    と自在継手のヨークとの結合部に於いて、上記1対の抑
    え板部のうちの少なくとも一方の抑え板部の内側面に
    は、上記シャフトの軸方向に亙って、上記1対の抑え板
    部の抑え面同士の間隔を、上記基端部の開口側で狭く奥
    側で広くする段部が形成されており、この段部の位置
    は、上記シャフトの外周面を上記基端部の奥端面に当接
    させた状態で、上記外側平面の端縁部が対向する位置と
    した事を特徴とするシャフトと自在継手のヨークとの結
    合部。
  2. 【請求項2】 抑えボルト中間部の外周側テーパ面及び
    抑え筒を省略した、請求項1に記載したシャフトと自在
    継手のヨークとの結合部。
JP7125016A 1995-05-24 1995-05-24 シャフトと自在継手のヨークとの結合部 Pending JPH08320027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7125016A JPH08320027A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 シャフトと自在継手のヨークとの結合部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7125016A JPH08320027A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 シャフトと自在継手のヨークとの結合部

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08320027A true JPH08320027A (ja) 1996-12-03

Family

ID=14899781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7125016A Pending JPH08320027A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 シャフトと自在継手のヨークとの結合部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08320027A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2257932A1 (es) * 2004-08-24 2006-08-01 Melchor Daumal Castellon Conjunto de fijacion para ejes de transmision en horquillas de juntas universales.
JP2007162894A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Koyo Mach Ind Co Ltd 自在継手用ヨーク

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2257932A1 (es) * 2004-08-24 2006-08-01 Melchor Daumal Castellon Conjunto de fijacion para ejes de transmision en horquillas de juntas universales.
DE102005017746B4 (de) * 2004-08-24 2021-02-11 Melchor Daumal Castellon Einbauanordnung für Antriebswellen in Kreuzgelenkgabeln
JP2007162894A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Koyo Mach Ind Co Ltd 自在継手用ヨーク
JP4531692B2 (ja) * 2005-12-16 2010-08-25 光洋機械工業株式会社 自在継手用ヨーク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5409332A (en) Universal joint
US7517284B2 (en) Joint section between a shaft and a universal-joint yoke
US20020165031A1 (en) Steering column shaft assembly having trunion pin retention features
EP1607647A1 (en) Universal joint
JP2010084893A (ja) 連結構造およびステアリング装置
US5732600A (en) Shaft assembly for use in steering systems
US7604428B2 (en) Mounting assembly for drive shafts in universal joint yokes
JPH08320027A (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
JPH08338440A (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
US6062982A (en) Force transmitting apparatus
GB2287923A (en) Steering lock apparatus
JP3797054B2 (ja) ヨークとシャフトの結合構造
JP2580115Y2 (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
JPH08326767A (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
JP4661724B2 (ja) シャフトとヨークとの仮止め構造
US6016597A (en) Apparatus and method for retaining bearing cups on a universal joint during lubrication
JP2010112506A (ja) 自在継手とシャフトの結合構造および結合方法
JPH10169664A (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
JP2010281364A (ja) 結合構造およびステアリング装置
JPH10148215A (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
JPH11280776A (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
JPH10288289A (ja) 押輪用調芯具
JPH11270570A (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
JPH09109041A (ja) ソケットレンチ
JPS6350007Y2 (ja)