JPH08316913A - 光ワイヤレス受信器 - Google Patents

光ワイヤレス受信器

Info

Publication number
JPH08316913A
JPH08316913A JP7123949A JP12394995A JPH08316913A JP H08316913 A JPH08316913 A JP H08316913A JP 7123949 A JP7123949 A JP 7123949A JP 12394995 A JP12394995 A JP 12394995A JP H08316913 A JPH08316913 A JP H08316913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
wireless receiver
lens
optical wireless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7123949A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Uchisawa
克裕 内沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7123949A priority Critical patent/JPH08316913A/ja
Publication of JPH08316913A publication Critical patent/JPH08316913A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ノイズの影響の低減化を簡単な構成によっ
て実現するとともに、設置場所が限定されず、受信可能
範囲が十分に確保できる光ワイヤレス受信器を提供す
る。 【構成】 広角受光レンズ2の中央部分を低透過率の材
質で形成して光量調整用レンズ部2bとなし、その他の
部分を高透過率の材質で製して(高透過率レンズ部2
a)、上記光量調整用レンズ部2bを入射光路とする光
ノイズs2の透過を減衰させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスや家庭などの
室内空間において、送信器から空間伝送された光信号を
受信して、照明等の機器制御等を行う光ワイヤレス受信
器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】光空間伝送システムを照明制御に用いる
場合、リモコン等の送信器から光信号を空間伝送し、そ
の信号を光ワイヤレス受信器で受取り、照明制御用信号
に変換して、伝送ユニットが複数の照明装置の一斉制御
(全点灯、全消灯)やパターン制御等を行っている。
【0003】図10は、従来の照明制御システムを示し
た図であり、送信器101と、光信号の受信エリアを確
保するために、天井等に複数設けられた光ワイヤレス受
信器102と、これら光ワイヤレス受信器102のすべ
てを接続したリモコン中継器103と、照明装置105
を制御する伝送ユニット104とを備えている。光ワイ
ヤレス受信器102では、送信器101から送信された
光信号を受信して、この信号をリモコン中継器103に
送信し、リモコン中継器103では、この信号を照明制
御用信号に変換して、伝送ユニット104に送信する。
そうすれば、伝送ユニット104によって複数の照明装
置105を制御することができる。
【0004】図11には、上記従来の光ワイヤレス受信
器102の構造を示している。この光ワイヤレス受信器
102には、内面中央に凹所110aを形成した広角受
光レンズ110と、フォトダイオード等の受光素子11
2との間に照明装置105等の光の影響を除去する可視
光カットフィルタ111を介在させて、受光モジュ−ル
113を構成している。この構成によれば、可視光カッ
トフィルタ111を広角受光レンズ110に貼り付けて
いるので、太陽光、照明光等の光ノイズの影響を抑える
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光ワイヤレス受信器では、受光される太陽光、照明
光等の光ノイズのうち、可視光領域の波長である光は可
視光カットフィルタにより遮光できるが、送信器から送
信される光信号の波長成分に近く、近赤外光以上の波長
である光ノイズは、可視光カットフィルタを透過してし
まい、受光素子に対して入射していた。特にインバータ
方式の照明光は、点灯周波数が送信器の光信号の変調周
波数(36.7kHz)に近いので、受光素子に入射
し、誤動作を生じることがあった。
【0006】ところで、このようになると、光ワイヤレ
ス受信器はリモコン中継器に並列に複数接続されている
ため、そのうちの1の受信器でも光ノイズの信号を出力
したときには、上記光ノイズによる信号が重畳され、誤
った信号波形がリモコン中継器に出力されることにな
り、伝送ユニットでは正常な信号が認識できず、照明装
置等の制御が不能となっていた。
【0007】そこで、このような問題を解決するため
に、遮光性のよいフィルタを使用したり、受光モジュー
ル内の信号増幅回路のゲインを小さくして受光感度を下
げることが考えられたが、光信号の受信可能範囲が狭く
なるという問題が生じた。また、光ワイヤレス受信器に
対して、光ノイズが入射する場合の入射光路と、送信器
からの光信号が入射する場合の入射光路の違いに着目
し、光ノイズの入射光路となる部分に光量調整用フィル
タを挿入する方法が考えられたが、この光調整フィルタ
は固定や位置調整が難しいという問題があった。
【0008】以上のことから、光空間伝送システムの施
工の際には、光ワイヤレス受信器と照明光等の光ノイズ
源との位置関係、距離等を考慮しなければならず、光ワ
イヤレス受信器の設置場所が限定されていた。本発明
は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、光ノイズ
の影響の低減化を簡単な構成によって実現するととも
に、設置場所が限定されず、受信可能範囲が十分に確保
できる光ワイヤレス受信器を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1に記載の光
ワイヤレス受信器では、広角受光レンズの中央部分を低
透過率の材質で形成して光量調整用レンズ部となし、そ
の他の部分を高透過率の材質で製したことを特徴として
いる。
【0010】この種のワイヤレス受信器は、天井面に取
り付けられて使用される。本発明者らの実験によれば、
照明の反射光ノイズは、小さい入射角で入射し、送信器
から送信する光信号は、大きい入射角で入射することが
多いことが判明した。そのため、本発明では、広角受光
レンズの小さい入射角の光路に該当する部分(中央部
分)には、照明光波長領域を減衰させる材質を用いてフ
ィルタ効果をもたせ、光信号の光路に該当する部分(上
記中央部分以外)には、高透過率の材質を用いている。
つまり、広角受光レンズを2種類の材質のレンズ部を組
み合わせて構成している。これらのレンズの接合部に
は、シリコン樹脂を埋め込めば、光信号の損失は十分に
回避できる。
【0011】ところで、この種の広角受光レンズの内面
は、中央に凹所を形成して魚眼レンズを構成しており、
広範囲からの受光が可能になっている。請求項2に記載
の光ワイヤレス受信器では、請求項1に記載の光量調整
用レンズ部を、受光素子に向かって先すぼみとなる円錐
形状に形成している。請求項3,4に記載の光ワイヤレ
ス受信器では、広角受光レンズの中央部分を平面に形成
し、その部分に、請求項3では光量調整用フィルタを、
請求項4では、光ワイヤレス受信器の受信すべき信号成
分の周波数のみを通過させる帯域フィルタを貼着した構
造としている。
【0012】
【作用】請求項1に記載の光ワイヤレス受信器によれ
ば、広角受光レンズの光ノイズの入射光路となる中央部
分は、光透過率の低い材質で形成しているので、光ノイ
ズの入射を効果的に防ぐことが出来る。ところが一方、
送信器からの光信号の入射光路となる周辺部分は、光透
過率の高い材質で形成しているので、光信号は受光素子
で確実に受信することができる。
【0013】請求項2に記載の光ワイヤレス受信器によ
れば、広角受光レンズの光ノイズの入射光路となる部分
に用いた光量調整用レンズ部が、受光素子に向かって円
錐形になっているので、送信器から送信し、高透過率の
レンズ部から入射した光信号が、光量調整用レンズ部を
通過する場合がなくなり、光信号の受光素子への到達が
阻まれることがなくなる。
【0014】請求項3に記載の光ワイヤレス受信器によ
れば、広角受光レンズの光ノイズの入射光路となる部分
の内側のレンズ形状を平面とすることで、光量調整用フ
ィルタの固定と位置調整が容易となる。これによって、
広角受光レンズは従来どおり単一の材質の構成のまま光
ノイズの入射を効果的に防ぐことができる。請求項4に
記載の光ワイヤレス受信器によれば、広角受光レンズの
光ノイズの入射光路となる平面部分に、帯域フィルタを
貼着するので、受光素子では、必要な信号成分の周波数
のみを受信することができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を、実施例1,2とし
て、図面とともに説明する。 [実施例1]図1に本発明の請求項1に記載の光ワイヤ
レス受信器の一実施例を示す。この光ワイヤレス受信器
1は、光信号を広い受信エリア(設置面に対して垂直に
引いた受信器の中心線を基準として±85゜程度)で確
保するための広角受光レンズ2と、可視光カットフィル
タ3(波長800nm以下の可視光域をカット)と、広
角受光レンズ2で集光した光信号を受信する受光素子4
aを有し、この光信号を電気的に処理するための受光モ
ジュール4とを備えており、広角受光レンズ2は2種類
の材質のレンズ部、即ち、中央部分に形成され、全波長
域の光を吸収する樹脂から作成されている低透過率の光
量調整用レンズ部2bと、光量調整用レンズ部2b以外
に形成され、アクリル樹脂等からなる高透過率レンズ部
2aとで構成され、これらのレンズの接合部はシリコン
樹脂等により接続、接着されている。
【0016】このように本発明では、広角受光レンズ2
の送信器(後述)からの光信号s1(入射角a)の入射
光路となる部分を高透過率レンズ部2aとし、光ノイズ
s2(入射角b)の入射光路となる部分を光量調整用レ
ンズ部2bとしたことに特徴がある。図2には、上記光
ワイヤレス受信器1の内部構成を示している。
【0017】図に示すように、受光モジュール4は、光
信号s1を電気信号に変換する受光素子4a、信号増幅
回路4b、ダイナミックレンジを大きくし受信可能範囲
を広くするオートゲインコントロール回路4c、変調信
号のみを取り出すためのバンドパスフィルタ4d、検波
回路4e、変化した受信パルス幅を調整するための波形
整形回路4fにより構成されており、入射した光信号s
1を処理し、信号線Lを介して、リモコン中継器(後
述)に送信している。
【0018】次に、上記した構成の光ワイヤレス受信器
1を用いた照明制御システムの構成の一例を図3に示
す。このシステムでは、図に示すように、光ワイヤレス
受信器1が、送信器10から送信される光信号s1の受
信範囲を広く確保するために、天井等に複数個設けられ
ており、これらの光ワイヤレス受信器1は信号線Lによ
ってリモコン中継器20に対して並列に接続されてい
る。更に、このリモコン中継器20は伝送ユニット21
に接続されて、伝送ユニット21によって、複数の照明
装置30に対する制御が出来るようになっている。
【0019】このようなシステムでは、光信号s1に変
換された制御信号が、送信器10から光ワイヤレス受信
器1に送信されると、リモコン中継器20で照明制御用
信号に変換されて、伝送ユニット21によって、複数の
照明装置30に対する一斉制御(全点灯、全消灯)、パ
ターン制御等が行われる。送信器10の内部構成は図4
に示すようになっており、キースイッチ10aを操作す
ると、マイコンよりなる信号処理部10bがLED10
cから光信号s1を送信する。
【0020】図5は、送信器10に使用されるLED1
0cの発光スペクトル(中心波長:945nm)、図6
は、光ワイヤレス受信器1の受光素子4aの分光感度
(中心感度波長:1000nm)をそれぞれ示してお
り、これらによって、光信号s1の空間伝送が実現して
いる。本発明の光ワイヤレス受信器1では、次のように
動作する。
【0021】図3に示したように、光ワイヤレス受信器
1は、照明装置30とともに天井に設置されており、こ
の設置場所がオフィスであったとすると、天井の高さは
約2.5m〜3.0mであるので、照明装置30から放
射された光は、床面、机上面等に反射して、定常的光ノ
イズs2として光ワイヤレス受信器1に小さい入射角b
で入射する(図1参照)。一方、入射角が大きい反射光
は、距離が長くなり必然的に入射光量が少なくなるの
で、光ノイズs2として光ワイヤレス受信器1に入射す
ることがない。
【0022】本発明によれば、上記光ノイズs2の入射
を減衰させるために、光ワイヤレス受信器1は、広角受
光レンズ2の光ノイズs2の入射光路となる部分を光量
調節用レンズ部2bとして形成して、光ノイズs2の受
光量を抑えているので、従来のように、光ノイズs2の
影響を小さくするために、オートゲインコントロール回
路4cを用いて信号増幅回路4bのゲインを小さくし、
受光感度を下げるような必要がなくなる。
【0023】また、光量調節用レンズ2bでは、光透過
率を例えば50%とすれば、光ノイズs2を1/2に低
減でき、光量調整用レンズ部2bのサイズは、光ノイズ
s2の光路を考慮して、光ワイヤレス受信器1に対する
入射角(レンズ入射角)が20°程度までの光ノイズs
2を抑えるように定めればよい。この場合、光線追跡に
より光線通過領域が予測できるので、このレンズの設定
位置は、サイズを計算し、受光素子4aとの距離を考慮
して定めればよい。
【0024】また、照明装置30等による光ノイズs2
に対して、送信器10による実際の遠距離操作を考えた
場合は、オフィスの天井の高さは2.5〜3.0mであ
り、操作者は送信器10を手に持って操作することか
ら、光信号s1の光ワイヤレス受信器1への入射角aは
大きくなると考えられる(図1参照)ので、上記光量調
整用レンズ部2bには、ほとんど光は入射せず、光量は
減衰しない。
【0025】しかし、近距離操作を考えた場合には、光
信号s1の入射角が光ノイズs2の入射角bと同様にな
り、光量調整用レンズ部2bによって光量が減衰してし
まう場合があるが、近距離からの操作であるので、送信
した光信号s1を受光素子4aで十分に確保することが
できる。次に、請求項2では、図7に示すように、光量
調整用レンズ部2bを、受光素子4aに向かって先すぼ
みとなる円錐形状にした光ワイヤレス受信器1を提案し
ている。
【0026】これによれば、図8に示した光量調整用レ
ンズ部2bが円筒形の場合とは違って、送信器10から
の光信号s1が、その入射角によって、高透過率レンズ
部2aから入射し、光量調整用レンズ部2bを通過する
場合(ア部分)がなくなり、そのため、光量が減衰して
光信号s1の到達距離が短くなってしまうことがない。
この場合の円錐形状は、光信号s1と光ノイズs2の入
射光路を考慮して定められる。
【0027】また、光量調整用レンズ部2bを円錐形状
にすると、高透過率レンズ部2aとの接着がしやすくな
り、この時の指向特性のばらつきも抑えることができ
る。なお、高透過率レンズ部2aと光量調整用レンズ部
2bの接合部は、シリコン樹脂で埋めるようにすれば、
空気が取り除かれるので、空気層による反射で光が損失
することが回避でき、光の到達距離性能に影響を与えず
に済む。
【0028】[実施例2]次に、請求項3,4に記載の
光ワイヤレス受信器1について説明する。ここでも、実
施例1と同様に照明制御システムで使用される例を示す
が、広角受光レンズ2を従来と同様に単一の材質(高透
過率の材質)で構成する。図9には、この光ワイヤレス
受信器1の構成を示すが、広角受光レンズ2の面形状に
おいて、光ノイズs2の入射光路となる部分のレンズ面
の内側を平面としていることに特徴がある。
【0029】広角受光レンズ2と受光素子4aの間に
は、可視光カットフィルタ3を挿入して可視光の入射を
防いでいるが、上記平面には、光量調整用フィルタ5を
貼着して、入射する光を減衰させる(請求項3)。ま
た、請求項4では、光量調整用フィルタ5に替えて、帯
域フィルタ(干渉フィルタ)を貼着し、受光素子4aが
受信すべき、特定範囲の波長の光のみを透過するように
している。一例としては、波長が900nmから100
0nmまでの光を透過する帯域フィルタを、光ノイズs
2の入射光路となる部分の光線通過領域サイズにあわせ
て設置すればよい。送信器10から送信する光信号s1
は、波長が945nmを中心とする光であるので(図5
参照)、帯域フィルタによっては、ほとんど減衰するこ
とがなく通過するが、照明光の光ノイズs2は、例え
ば、波長が870nmや1010nm付近のものが存在
したとしても、帯域フィルタによって反射される。
【0030】なお、この帯域フィルタは、光の入射角が
大きくなると波長特性が短波長側にシフトする特性があ
るので、光ノイズs2の光線通過領域を考慮せずに入射
光路となる部分の全域に帯域フィルタを挿入すると、送
信器10からの光信号s1の入射角が大きい時には、そ
の信号を透過しなくなる場合がある。この問題を解決す
るためには、帯域フィルタの大きさを定め、大きい入射
角の光信号s1に対しては、帯域フィルタを通過しない
ようにすればよい。
【0031】なお、送信器10の近距離操作を考えた場
合には、送信した光信号s1の入射角が、光ノイズs2
の入射角と同様になり、広角受光レンズ2の平面部分を
通過して光到達距離が短くなるが、送信器10を近距離
から操作しているので光信号s1は受光素子4aにおい
て十分に確保でき、問題もない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、請求
項1に記載の光ワイヤレス受信器によれば、光ノイズの
入射光路を考慮して、1の広角受光レンズを異なる透過
率の材質で構成することで、受信可能範囲を狭くするこ
となしに、光ノイズの影響を低減化することが可能とな
る。そのため、光ワイヤレス受信器の誤信号出力による
照明装置等の制御不能状態を回避でき、システムの信頼
性を向上させることができる。さらに、光ワイヤレス受
信器の設置位置の制限がなくなるので、施工時の手間が
省ける。
【0033】請求項2に記載の光ワイヤレス受信器によ
れば、余程の近距離操作でない限り、送信器から送信し
た光信号が、光量調整用レンズ部を通過することがなく
なるので、受光素子への到達が阻まれることがない。請
求項3に記載の光ワイヤレス受信器によれば、広角受光
レンズの光ノイズの入射光路となる部分を平面とするこ
とで、光量調整用フィルタの固定と位置調整が容易とな
り、また、広角受光レンズを、従来どおり単一の材質で
構成しているので、製造が容易であり、また、美観を損
なうこともない。
【0034】請求項4に記載の光ワイヤレス受信器によ
れば、広角受光レンズの光ノイズの入射光路となる平面
部分に、帯域フィルタを貼着できるので、受光素子が光
ノイズを受信する場合が減り、S/N比の大幅な向上が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に記載の光ワイヤレス受信
器の基本構成の一例を示した図である。
【図2】 本発明の光ワイヤレス受信器の内部構成の一
例を示したブロック図である。
【図3】 本発明の光ワイヤレス受信器を用いた照明制
御システムの構成の一例を示した図である。
【図4】 送信器の内部構成の一例を示したブロック図
である。
【図5】 送信器のLEDの発光スペクトルの一例を示
す図である。
【図6】 光ワイヤレス受信器の受光素子の分光感度の
一例を示す図である。
【図7】 本発明の請求項2に記載の光ワイヤレス受信
器の基本構成の一例を示した図である。
【図8】 光ワイヤレス受信器の受光状態の一例を示し
た図である。
【図9】 本発明の請求項3に記載の光ワイヤレス受信
器の基本構成の一例を示した図である。
【図10】 従来の照明制御システムの構成の一例を示
した図である。
【図11】 従来の光ワイヤレス受信器の基本構成の一
例を示した図である。
【符号の説明】
1・・・光ワイヤレス受信器 2・・・広角受光レンズ 2a・・・高透過率レンズ部 2b・・・光量調整用レンズ部 3・・・可視光カットフィルタ 4・・・受光モジュール 4a・・・受光素子 5・・・光量調整用フィルタ(帯域フィルタ) 10・・・送信器 10c・・・LED 20・・・リモコン中継器 21・・・伝送ユニット 30・・・照明装置 s1・・・送信器からの光信号 s2・・・光ノイズ a・・・送信器からの光信号の入射角(大きい入射角) b・・・光ノイズの入射角(小さい入射角)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 371 H05B 37/02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信器から送信された光信号を、広角受光
    レンズによって集光し、受光素子で受信する構成とした
    光ワイヤレス受信器において、 上記広角受光レンズの中央部分を低透過率の材質で形成
    して光量調整用レンズ部となし、その他の部分を高透過
    率の材質で製したことを特徴とする光ワイヤレス受信
    器。
  2. 【請求項2】上記光量調整用レンズ部は、上記受光素子
    に向かって先すぼみとなる円錐形状に形成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の光ワイヤレス受信器。
  3. 【請求項3】送信器から送信された光信号を、広角受光
    レンズによって集光し、受光素子で受信する構成とした
    光ワイヤレス受信器において、 上記広角受光レンズの中央部分を平面に形成し、その部
    分に光量調整用フィルタを貼着した構造とした光ワイヤ
    レス受信器。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の光ワイヤレス受信器にお
    いて、 上記光量調整用フィルタに替えて、光ワイヤレス受信器
    の受信すべき信号成分の周波数のみを通過させる帯域フ
    ィルタを貼着した構造とした光ワイヤレス受信器。
JP7123949A 1995-05-23 1995-05-23 光ワイヤレス受信器 Withdrawn JPH08316913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7123949A JPH08316913A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 光ワイヤレス受信器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7123949A JPH08316913A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 光ワイヤレス受信器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08316913A true JPH08316913A (ja) 1996-11-29

Family

ID=14873340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7123949A Withdrawn JPH08316913A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 光ワイヤレス受信器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08316913A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003100367A1 (fr) * 2002-05-08 2003-12-04 Konami Corporation Dispositif de reception lumineuse pour maquette, maquette, et procede de detection d'une lumiere de signalisation de la maquette
CN113686819A (zh) * 2021-08-11 2021-11-23 江苏省农业科学院 作物生长信息传感器的入射光路结构

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003100367A1 (fr) * 2002-05-08 2003-12-04 Konami Corporation Dispositif de reception lumineuse pour maquette, maquette, et procede de detection d'une lumiere de signalisation de la maquette
US7276702B2 (en) 2002-05-08 2007-10-02 Konami Corporation Light receiving device for model, model, and signal light detecting method for model
CN113686819A (zh) * 2021-08-11 2021-11-23 江苏省农业科学院 作物生长信息传感器的入射光路结构
CN113686819B (zh) * 2021-08-11 2024-05-14 江苏省农业科学院 作物生长信息传感器的入射光路结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07335917A (ja) 受光装置
JPH08316913A (ja) 光ワイヤレス受信器
JPH08159871A (ja) 焦電型赤外線検出器
JPH07298374A (ja) 光リモコン受信器
JPH11163789A (ja) 受光部構造
JP2000332698A (ja) 光通信装置
JPS6123427A (ja) 情報伝達装置
JPH04192793A (ja) 空気清浄機用赤外線リモコン装置
JP2000040189A (ja) 炎検知器
JP3450139B2 (ja) 受光装置及び放電灯装置
JPS63198109A (ja) 光通信システム
JPH0851400A (ja) 光受信機
JPS6010933A (ja) リモコン受信回路
JPH01282933A (ja) 赤外線信号の受信方式及び受信装置
AU592526B2 (en) Non-electronic gain control
JPS6211538B2 (ja)
JPH04200614A (ja) 空気清浄器のリモコン装置
JPH1169466A (ja) 空気調和機
JPH0549069A (ja) 照明器具制御用ワイヤレス受信器
JPH06250111A (ja) 受光モジュール
KR19990030989U (ko) 리모콘 리시버에서의 광 노이즈 차단 장치
JPH0637480A (ja) シールドケースおよび受光装置
JP2585899Y2 (ja) リモコン照明器具用フィルタ
JPH0438312Y2 (ja)
JPS63279694A (ja) リモコン位置検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806