JPH08309822A - 車両用モールおよびモール付き板状体の製造方法、並びにモール成形装置 - Google Patents

車両用モールおよびモール付き板状体の製造方法、並びにモール成形装置

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JPH08309822A
JPH08309822A JP8061294A JP6129496A JPH08309822A JP H08309822 A JPH08309822 A JP H08309822A JP 8061294 A JP8061294 A JP 8061294A JP 6129496 A JP6129496 A JP 6129496A JP H08309822 A JPH08309822 A JP H08309822A
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JP
Japan
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molding
resin material
die
plate
material forming
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Application number
JP8061294A
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English (en)
Inventor
Takeshi Onishi
壮 大西
Noriyuki Yoshihara
紀幸 吉原
Koji Koganezawa
光司 小金澤
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】意匠面の肌荒れが低減されて、形状精度、面精
度が向上したモール付き板状体を得る。 【解決手段】押出し成形ダイの開口部形状を変化させ
て、板状体の周縁部に断面形状が変化したモールを一体
成形するにあたり、意匠面を形成する可動部3の背後ま
たは意匠面形成面36より、表面層を形成する樹脂をモ
ール本体部を形成する材料を通過させる主流路23に合
流させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用窓ガラスに適
したモールおよびモール付き板状体の製造方法、並びに
モール成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の窓は、窓用板状体の周縁部にモ
ールやガスケットと呼ばれる枠体(以下単にモールとい
う)が取付けられて、車両の窓開口部に備えられてい
る。この車両用モールには、側辺部に雨水誘導溝(以下
レインガータという)が設けられる場合がある。例え
ば、フロントガラスに関しては、雨水をレインガータで
受けて流すことにより、フロントガラスの側辺から飛び
散った雨水のサイドドアへの付着による運転者の視野の
低下を防止できるため、有効である。従来は、フロント
ガラスの上辺部と側辺部のそれぞれに断面形状の異なる
別々のモールを成形し、コーナ部でその両者の間に継ぎ
手を介して、圧縮もしくは射出成形で接合して一体化し
ていた。
【0003】そのため、各接合部が目立ち、また、別々
に成形されるために色調および表面の光沢が不揃いにな
りがちであった。さらに、接合部が破損し、自動車の走
行中に振動で異音が発生することがあった。
【0004】そこで、樹脂材料を押出す成形ダイの前面
にシャッタを設け、ダイに対して相対移動させることで
開口部の形状を徐々に変化させる方法が提案されている
(例えば特開平7−32875号公報)。この方法によ
って、成形ダイから押出されるモールの断面形状を漸次
変化させ、レインガータを形成〜消滅させ、モール各部
に継ぎ目のないモールが得られる。
【0005】一般に、樹脂流路の断面形状が変化する場
合、図6に示すようにシャッタ53の背後には、粘度特
性の異なる樹脂滞留部55が生じてしまう。このシャッ
タ53が下限に位置するときに生じた滞留樹脂が、シャ
ッタ53の上昇とともにそのまま押出されることによっ
て、モールの意匠面に肌荒れが発生し、面精度が低下
し、シャッタ53の上下進退に伴ないモール表層樹脂の
熱履歴および圧力履歴が変化して意匠面の光沢にむらが
発生する問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報によれば、こ
の問題を解決するためにシャッタに逃げ用オリフィスを
設けて、そこから大量の樹脂を排出することで、シャッ
タの背後に樹脂滞留部が生じないように工夫されてい
る。しかしこの方法では、図5に示すように樹脂排出口
71によってシャッタ内の樹脂圧力が解放されてしま
う。
【0007】通常、押出し成形においては成形品の形状
精度を確保するために、製品形状と略一致形状を有する
押出し口に樹脂圧力の解放部のない閉空間であるところ
の賦形空間を長く確保することが求められる。これとと
もに、成形品の表面精状を確保するためには、成形ダイ
の面精度をモール表面に完全転写するという成形方法が
採られている。
【0008】しかし上記公報では、シャッタ内の樹脂圧
力の低下や流路内での流速分布の乱れが発生することに
よって、成形品の形状精度が低下したり、ダイの面精度
をモール意匠面に正確に転写、成形することが困難にな
り、意匠面の光沢不足や光沢むらが発生する。そして精
度上の問題以外に、モール形状の面積変化量以上の樹脂
が排出されることで、きわめてコストの高い押出し成形
方法になる問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の従来技
術の問題を解決すべくなされたものであり、樹脂材料を
押出す所定の断面形状に押出し成形ダイが固定部と可動
部とを所有し、前記可動部を進退させて、ダイの樹脂材
料を押出す押出し口の断面形状を変化させ、断面形状部
位により異なるモールを成形する方法において、前記ダ
イは、押出し口の樹脂材料が押出される方向の上流側
に、モールの本体部を形成する樹脂材料が通過する主流
路とモールの表面層を形成する樹脂材料が通過する副流
路とを有し、該副流路を前記可動部に隣接する上流側ま
たは可動部内を貫通させて主流路に通過させ、モールの
表面を形成する樹脂材料を主流路を通過する樹脂材料に
合流させることを特徴とする車両用モールの製造方法を
提供する。
【0010】また、本発明は、所定の断面形状に樹脂材
料を押出す押出し成形ダイが固定部、可動部および板状
体を嵌入する嵌入部を有し、板状体の周縁部を前記嵌入
部に嵌入して板状体とダイとを相対移動させながら、前
記可動部を進退させてダイの樹脂材料を押出す押出し口
の断面を変化させ、断面形状が部位により異なるモール
を板状体の周縁部に一体化させる方法において、前記ダ
イは、押出し口の樹脂材料が押出される方向の上流側
に、モールの本体部を形成する樹脂材料が通過する主流
路とモールの表面層を形成する樹脂材料が通過する副流
路とを有し、該副流路を前記可動部に隣接する上流側ま
たは可動部内を貫通させて主流路に連通させ、モールの
表面層を形成する樹脂材料を主流路を通過する樹脂材料
に合流させることを特徴とするモール付き板状体の製造
方法を提供する。
【0011】さらに、本発明は、所定の断面形状を有す
る押出し口を前面に備え、材料供給機から供給される樹
脂材料を押出し口の背後に設けられた賦形空間を通過さ
せることによって、所定の断面形状に賦形してモールを
成形するダイを有するモール成形装置であって、前記賦
形空間は少なくとも固定部と可動部とからなっていて、
該可動部は賦形空間の方向に進退自在でこの進退によっ
て賦形空間の断面形状を可変とするものであり、前記賦
形空間の上流側にモールの本体部を形成する樹脂材料を
通過させる主流路が設けられ、前記可動部に隣接する上
流側にまたは可動部内を貫通するようにモールの表面層
を形成する樹脂材料を通過させ、主流路に合流させる副
流路が設けられていることを特徴とするモール成形装置
を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明をさ
らに詳細に説明する。図1に本発明のモールの製造方法
の一例を示す。本例は、板状体5をダイ10の板状体嵌
入部に嵌入して、板状体5とダイ10とを板状体5の周
縁部にダイ10が沿うように相対移動させながら、ダイ
10より樹脂材料を押出すことで、板状体5の周縁部に
モール4を一体的に成形する例である。
【0013】ダイ10は、固定部34とモール4の断面
形状を変化させるためにダイ10の賦形空間を変化させ
る可動部31、32、33とを有するダイ部1と、プレ
ート状ダイ部2、3とから構成されている。固定部34
と可動部31、32、33および板状体5の周縁部とで
囲まれた空間(賦形空間)に材料供給機(図示せず)か
らの樹脂材料を供給して押出し口から押出すことによっ
て、この空間の断面形状にほぼ一致する断面形状のモー
ル4を板状体5の周縁部に一体成形する。
【0014】図2は図1のダイ部2を含む正面断面図、
図3は図1のダイ部1を含む正面断面図である。ダイ部
1の可動部31、32、33はそれぞれ板状体5との干
渉がない状態で、矢印に示された上下または左右に進退
可能であって、この進退によって賦形空間の断面形状を
変化させうる。一方、ダイ部2に設けられた主流路23
の断面形状は変化しない。
【0015】本例では、可動部31の上下進退によって
モールの高さを変化させ、可動部32の左右進退によっ
てモールを自動車に備え付けた場合のレインガータを形
成するもので、図3(a)はレインガータを形成しない
場合、図3(b)はレインガータを形成する場合を示
す。
【0016】図4(a)は図1のダイ部1、2を含む側
方断面図である。波線41、42はそれぞれ、前述のよ
うに可動部31を上下進退させた場合のモールの意匠面
形成面36の下限位置と上限位置である。ここで意匠面
形成面36が下限位置にある場合(図4(a))、樹脂
材料が押出される方向の上流側に樹脂滞留部45が生じ
る。このままでは滞留樹脂は意匠面形成面36が上昇す
る時に押出されて、モール意匠面に発生する肌荒れの原
因となる。
【0017】本発明における一つの例として、図4
(a)に示すように、可動部31の背後に表面層を形成
する材料を通過させる副流路44を設けて主流路23を
通過する材料に副流路44を通過させる材料を合流させ
ることで、樹脂滞留部45に強制流れを起こして滞留樹
脂の発生を防いでいる。また、別の例として、図4
(b)に示すように可動部31を貫通して意匠面形成面
36から表面層を形成する材料を主流路23へ合流させ
る副流路44を設けることで、モール表面への滞留樹脂
の影響を防いでいる。
【0018】こうして、主流路23を通過する材料に副
流路44を通過する材料を合流させて、モールの断面形
状にほぼ一致した断面形状を有する押出し口43から樹
脂材料を押出して、板状体にモールを一体成形させる。
【0019】本発明における板状体としては、単板のガ
ラス板のほかに、合わせガラスや合成樹脂フィルムの積
層された積層ガラスが用いられる。これらのガラス板は
強化処理や熱線反射性能等を有する機能膜がコーティン
グされたものでもよい。さらには、透明合成樹脂板等の
いわゆる有機ガラス等も使用できる。
【0020】上記例では、ダイ10はダイ部1とプレー
ト状ダイ部2、3とで構成されているが、これに限定さ
れず、これらが一体化した一つのダイ部で構成されてい
ても、3つ以上の部材によって構成されていてもよく、
樹脂流路の確保やダイまたは板状体の駆動の別に応じて
適宣決定される。
【0021】また、上記例ではダイ部1を3つの可動部
31、32、33と、固定部34とで形成していた。そ
してダイ10をダイ部1とプレート状ダイ部2、3とで
形成していた。このダイの構造はこの例に限定されず、
例えばレインガータを形成しないモールを成形する場合
には可動部の数を少なくすることもでき、モールの形状
等に応じて種々の構造が適宜選択できる。
【0022】上記例ではモールを板状体に一体成形する
例を示したが、板状体に一体成形せずに、モールを単独
で成形することもできる。この場合、上記例のうち板状
体5を取り除き、板状体嵌入部をもダイの内壁で構成す
ることによって、モールを単体で成形できる。
【0023】本発明に用いられるモール本体部を形成す
る樹脂材料としては、熱可塑性樹脂材料、熱硬化性樹脂
材料、湿気硬化性樹脂材料等、特に制約はない。このな
かで熱可塑性樹脂材料は押出し成形後の別工程や養生ス
ペース等を必要とせず、単に冷却固化させるだけでよい
ため好ましい。熱可塑性樹脂材料として、ポリ塩化ビニ
ル材料は安価で入手が容易であるため特に好ましい。
【0024】また、表面層を形成する樹脂材料は、モー
ル本体部を形成する材料と同じものでも異なるものでも
よい。両者が同じ材料であることは両者の接合性の点に
鑑みて好ましい。さらに同じ材料または異なる材料であ
っても、表面層を形成する材料は、モールの表面、外観
を決定するものであるため、低粘度樹脂であることが特
に好ましい。
【0025】上記例では、複数の可動部の進退によっ
て、モールの意匠面の高さを変化させ、レインガータの
形成、非形成を行っていた。そして、モールが本体に取
付けられた場合、外観を決定する主要因は意匠面にある
ため、意匠面に相当する賦形空間に面している可動部の
ある側にのみ副流路からの材料を合流させていた。外観
不良の原因の一つとして、可動部の存在による滞留樹脂
があることを前述した。したがって、意匠面以外でも外
観を向上させる場合には、その部分に相当する可動部の
側にも副流路を設けることもできる。さらに、モール全
体のうち特定の部分を別材料によって形成したい場合
に、この副流路をダイに設けて、この別材料を押出すこ
とは好ましいことである。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、押出し成形ダイが固定
部と可動部から構成され、3つの可動部がそれぞれ連携
しながら動くことで、賦形空間を完全に閉空間に保った
ままダイ開口部の形状を徐々に変化させることが可能と
なり、ダイ内の賦形空間に充分な樹脂圧力が確保され、
押出し成形品の成形精度を向上させうる。
【0027】また、可動部の樹脂が押出されてくる方向
の上流側および意匠面形成面に表面層流路を設け、そこ
より表面層樹脂を主部流路に合流させることで、可動部
の背後に生じる滞留樹脂を解消でき、可動部が上昇して
断面形状が拡大するときに、意匠面に生じていた肌荒れ
が完全に解決され、成形品の面精度を向上させうる。
【0028】その結果、自動車用ガラスの上辺部と側辺
部で断面形状の異なるモールを窓ガラスと一体で成形す
る場合において、樹脂材料を排出することなく、優れた
形状精度および表面に凹凸状欠陥のない優れた意匠性お
よび経済性に優れた成形を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモール付き板状体の製造方法の一例を
示す要部斜視図
【図2】図1におけるダイ部2の正面断面図
【図3】図1におけるダイ部1の正面断面図
【図4】図1におけるダイ部1、2の側方断面図
【図5】従来のモール付きガラス板の製造方法を示す正
面断面図
【図6】樹脂の滞留を説明する側方断面図
【符号の説明】
1:ダイ部 2、3:プレート状ダイ部 4:モール 5:板状体 6:電動モータ 10:成形ダイ 23:主流路 31、32、33:可動部 34:固定部 36:意匠面形成面 41:可動部の下限位置 42:可動部の上限位置 43:主流路 44:副流路 45:樹脂滞留部 71:樹脂排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:30

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の断面形状に樹脂材料を押出す押出し
    成形ダイが固定部と可動部とを有し、前記可動部を進退
    させてダイの樹脂材料を押出す押出し口の断面形状を変
    化させ、断面形状が部位により異なるモールを成形する
    方法において、前記ダイは、押出し口の樹脂材料が押出
    される方向の上流側に、モールの本体部を形成する樹脂
    材料が通過する主流路とモールの表面層を形成する樹脂
    材料が通過する副流路とを有し、該副流路を前記可動部
    に隣接する上流側または可動部内を貫通させて主流路に
    連通させ、モールの表面層を形成する樹脂材料を主流路
    を通過する樹脂材料に合流させることを特徴とする車両
    用モールの製造方法。
  2. 【請求項2】前記ダイの固定部と可動部とで、樹脂材料
    を所定の断面形状に賦形する賦形空間を形成し、該賦形
    空間の上流側に主流路を設けて、可動部を進退させて押
    出し口とともに賦形空間の断面形状を変化させることを
    特徴とする請求項1の車両用モールの製造方法。
  3. 【請求項3】前記可動部の賦形空間に面する面の少なく
    とも一部をモールの意匠面を形成する面とし、該意匠面
    を形成する面側に副流路を通過させた樹脂材料を合流さ
    せて、モールの意匠面を表面層を形成する樹脂材料で形
    成することを特徴とする請求項2の車両用モールの製造
    方法。
  4. 【請求項4】前記モールの本体部を形成する樹脂材料と
    モールの表面層を形成する樹脂材料とを同じ材料とし
    て、モールを成形することを特徴とする請求項1、2ま
    たは3の車両用モールの製造方法。
  5. 【請求項5】前記モールの本体部を形成する樹脂材料と
    モールの表面層を形成する樹脂材料とを異なる材料とし
    て、モールを成形することを特徴とする請求項1、2ま
    たは3の車両用モールの製造方法。
  6. 【請求項6】前記可動部の進退に合わせて主流路を通過
    させる樹脂材料の量を変化させ、かつ副流路を通過させ
    る樹脂材料の量を一定に保ちながら、モールを成形する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5の車両
    用モールの製造方法。
  7. 【請求項7】所定の断面形状に樹脂材料を押出す押出し
    成形ダイが固定部、可動部および板状体を嵌入する嵌入
    部を有し、板状体の周縁部を前記嵌入部に嵌入して板状
    体とダイとを相対移動させながら、前記可動部を進退さ
    せてダイの樹脂材料を押出す押出し口の断面を変化さ
    せ、断面形状が部位により異なるモールを板状体の周縁
    部に一体化させる方法において、前記ダイは、押出し口
    の樹脂材料が押出される方向の上流側に、モールの本体
    部を形成する樹脂材料が通過する主流路とモールの表面
    層を形成する樹脂材料が通過する副流路とを有し、該副
    流路を前記可動部に隣接する上流側または可動部内を貫
    通させて主流路に連通させ、モールの表面層を形成する
    樹脂材料を主流路を通過する樹脂材料に合流させること
    を特徴とするモール付き板状体の製造方法。
  8. 【請求項8】前記ダイの固定部、可動部および板状体の
    周縁部とで、樹脂材料を所定の断面形状に賦形する賦形
    空間を形成し、可動部を進退させて押出し口とともに賦
    形空間の断面形状を変化させることを特徴とする請求項
    7のモール付き板状体の製造方法。
  9. 【請求項9】前記可動部の賦形空間に面する面の少なく
    とも一部をモールの意匠面を形成する面とし、該意匠面
    を形成する面側に副流路を通過させた樹脂材料を合流さ
    せて、モールの意匠面を表面層を形成する樹脂材料で形
    成することを特徴とする請求項8のモール付き板状体の
    製造方法。
  10. 【請求項10】前記モールの本体部を形成する樹脂材料
    とモールの表面層を形成する樹脂材料とを同じ材料とし
    て、モールを成形することを特徴とする請求項7、8ま
    たは9のモール付き板状体の製造方法。
  11. 【請求項11】前記モールの本体部を形成する樹脂材料
    とモールの表面層を形成する樹脂材料とを異なる材料と
    して、モールを成形することを特徴とする請求項7、8
    または9のモール付き板状体の製造方法。
  12. 【請求項12】前記可動部の進退に合わせて主流路を通
    過させる樹脂材料の量を変化させ、かつ副流路を通過さ
    せる樹脂材料の量を一定に保ちながら、モールを成形す
    ることを特徴とする請求項7、8、9、10または11
    のモール付き板状体の製造方法。
  13. 【請求項13】所定の断面形状を有する押出し口を前面
    に備え、材料供給機から供給される樹脂材料を押出し口
    の背後に設けられた賦形空間を通過させることによっ
    て、所定の断面形状に賦形してモールを成形するダイを
    有するモール成形装置であって、前記賦形空間は少なく
    とも固定部と可動部とからなっていて、該可動部は賦形
    空間の方向に進退自在でこの進退によって賦形空間の断
    面形状を可変とするものであり、前記賦形空間の上流側
    にモールの本体部を形成する樹脂材料を通過させる主流
    路が設けられ、前記可動部に隣接する上流側にまたは可
    動部内を貫通するようにモールの表面層を形成する樹脂
    材料を通過させ、主流路に合流させる副流路が設けられ
    ていることを特徴とするモール成形装置。
  14. 【請求項14】前記可動部の賦形空間に面する面をモー
    ルの意匠面を形成する面とすることを特徴とする請求項
    13のモール成形装置。
JP8061294A 1995-03-16 1996-03-18 車両用モールおよびモール付き板状体の製造方法、並びにモール成形装置 Withdrawn JPH08309822A (ja)

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