JPH08309423A - 長尺被圧延材の残余端部を搬送する際に冷却床上で強制的に制動するための方法および装置 - Google Patents

長尺被圧延材の残余端部を搬送する際に冷却床上で強制的に制動するための方法および装置

Info

Publication number
JPH08309423A
JPH08309423A JP8117782A JP11778296A JPH08309423A JP H08309423 A JPH08309423 A JP H08309423A JP 8117782 A JP8117782 A JP 8117782A JP 11778296 A JP11778296 A JP 11778296A JP H08309423 A JPH08309423 A JP H08309423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braking
length
bar
trough
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8117782A
Other languages
English (en)
Inventor
Hans Kirchhoff
ハンス・キルヒホフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMS Siemag AG
Original Assignee
SMS Schloemann Siemag AG
Schloemann Siemag AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMS Schloemann Siemag AG, Schloemann Siemag AG filed Critical SMS Schloemann Siemag AG
Publication of JPH08309423A publication Critical patent/JPH08309423A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B43/00Cooling beds, whether stationary or moving; Means specially associated with cooling beds, e.g. for braking work or for transferring it to or from the bed
    • B21B43/12Devices for positioning workpieces "flushed", i.e. with all their axial ends arranged in line on cooling beds or on co-operating conveyors, e.g. before cutting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B43/00Cooling beds, whether stationary or moving; Means specially associated with cooling beds, e.g. for braking work or for transferring it to or from the bed
    • B21B43/003Transfer to bed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺被圧延材の残余端部を強制的に制動する
ための方法および装置を提供する 【手段】 制動を独立した残余端部−制動スライダ31
を使用して、或いはトラフ底部へ搬送ローラ24に降下
させる、ローラガング20が個別の到着トラフ41が後
方に設けられている分岐部19を備えており、上記の到
着トラフ41の路程中に独立した残余端部−制動スライ
ダ31が設けられている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の部分長さで
もって仕上げラインからローラガングを経て冷却床上に
載置される長尺被圧延材の残余端部[(Restende)−と
は、少なくとも一つの市販長さの棒材(Verkaufslaenge)
+(切断可能な)規定以下の長さの棒材を意味する。]
を強制的に制動するための方法および装置に関する。
【0002】公知技術にあって、被圧延材を冷却床に搬
入する以前に、この棒材がこの冷却床を最適に充填する
ような部分長さの棒材[(Schnittlaenge) −とは多数の
整数倍の販売長さを備えた棒材を意味する。]に切断す
ることが知られている。この部分長さの棒材を後に、冷
却床の後方で冷間剪断シャー或いは冷間剪断ソーにより
市販長さの棒材に切断する際に、規定以下長さの棒材
[(Unterlaenge) −とは部分長さの棒材の頭端部におい
て切断と種別分けとを問題なく行う目的で、部分長さの
棒材と合体されて全長(部分長さの棒材+規定以下長さ
の棒材)を形成しなければならない長さの棒材を意味す
る。]が可能な限り僅かしかでないようにするため、部
分長さの棒材は、市販長さの棒材、注文長さ或いは販売
長さの棒材数倍の長さでなければならない。
【0003】棒材の全長を分断する際、最後の部分長さ
の棒材、いわゆる残余端部に販売できない規定以下長さ
の棒材として生じることがあり、これはしばしば回避で
きない。その際、最後の部分片として生じる残余端部の
長さは、或る数の市販長さの棒材と規定以下長さの棒材
とから組成されているか、或いは市販長さの棒材より短
い規定以下長さの棒材からしか組成されていない。この
場合、規定以下長さの棒材を、仕上がり市販長さの棒材
の貯留場所から、手により苦労して除去しなければなら
ない。時と場合に応じて、この規定以下長さの棒材は搬
送不可能であり、それぞれ取除かなければならないほど
短いことがある。製品群内に残余端部が残っている場
合、これに応じて束ねられた梱包のキロ当たりの価格が
下がる。これに加えて、手による選別のために高価な作
業力を必要とするばかりでなく、この作業工程のために
付加的に多くの時間を要し、これにより単位時間当たり
の仕上がり棒材の生産量も低下する。上記のいずれの場
合も、自動的な作業経過は妨げられ、これに加えて規定
以下長さの棒材のために特別な搬送装置と集積装置を必
要とする。
【0004】こう言ったことから、生じる規定以下長さ
の棒材をこのもののための所定の位置において冷却床上
にもたらし、選別し、これにより引続いて市販長さの棒
材のための自動的な工程を続行し得るようにするのが望
ましい。しかし、その際欠点は、このようなやり方を行
う際、最大なものは殆ど市販長さの棒材にもなる規定以
下長さの棒材を収容するために冷却床を延長することが
必要であると言うことである。
【0005】例えば、“Stahl und Eisen ”102(1982)
No.11,573-575 頁から部分長さの棒材を最適にする方法
が知られているが、この方法にあっては、規定以下長さ
の棒材が検出され、冷却床上にもたらされ、これを部分
長さの棒材に添えるようにしてかつ最後の冷間剪断シャ
ーで切断する。規定以下長さの棒材を最適なものにする
ための公知の方法にあっては、最後から二番目の部分長
さの棒材に規定以下長さの棒材が添えられる。これによ
り規定以下長さの棒材はこの目的のためにのみ構成され
た載置野内に存在しており、正常な市販長さの棒材から
分別されている。しかしこの方法は、仕上がり断面への
圧延の間得られる残余圧延長さの極めて正確な長さを決
定することが前提である。このことは一連の不確実な要
素により必ずしも可能であるとはかぎらない。
【0006】他の公知の方法にあっては、最終残余長さ
の計測に応じた、得られる最後の棒材が最大の長さに増
長され、その際生じる規定以下長さの棒材がそのための
作業野内に摺動される程度に多くの、市販長さの棒材が
所定の棒材からの取得される。しかし、先行棒材から十
分に多くの市販長さの棒材を取得し、しかもその最小長
さを下回るらないようにするためには、他の冷却床−作
業野を組込まなければならない。この継ぎ足し作業野並
びに規定以下長さの棒材−載置野による冷却床の延長が
必然的に必要となる以外に、早い時期での長さの決定も
また最後の棒材の長さ不正を増大する。
【0007】部分長さの棒材−(残余端部)−作業適正
化(冷却床を最大限最適に利用し得るように、仕上がり
被圧延材の処理の下での冷却床の充填を意味する。)を
伴うことのない冷却床にあっては、長尺被圧延材の分割
は冷却床上の充填を可能にし、その際すべての部分長さ
の棒材が一体となって存在し、片側に規定以下長さの棒
材或いは両側に規定以下長さの棒材を有する残余端部が
思いも掛けずに生じる。しかし、この最後の短い棒材は
しばしば最終的な位置に存在していない。何故なら、冷
却床の最小作業サイクルが強制的な制動を許容しないか
らである。
【0008】残余端部−作業適正化により、市販長さの
棒材の走行パターン内での先行している冷却床の長さの
短縮により残余端部を、この残余端部が最小作業サイク
ルを充足し、強制的に制動されるように、延長すること
が可能である。また、規定以下長さの棒材を選別を良好
に行うために最後から二番目の棒材とまとめて全長とす
ることも可能である。しかし、作業適正化は、 −最小と最大の部分長さの棒材間に十分に遊びが、即ち
十分に長い冷却床が存在していること、 −長尺被圧延材が十分に長いこと、即ちあまり短すぎる
ビレットは使用しないこと、 −得るべき長尺被圧延材の長さをラインにおいて十分な
正確さで早期に検出すること、の前提条件が必要であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、上記の難点および技術的な限界が克服され、冷却
床の最短作業サイクルが強制的な制動を許容しない程に
僅かな市販長さの棒材を最後に生じる残余端部が有して
いも、この残余端部の強制的な制動を可能にするような
方法および装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、制動を独立した残余端部−制動スライダを使用し
て、或いはトラフ底部へ搬送ローラに降下させることに
より行うことによって解決される。上記の構成に加えて
本発明による有利な構成により、残余端部の制動の開始
は、この残余端部の速度と、制動スライダに対する摩擦
係数によって条件付けられる残余端部の負の加速とから
合成される制動区間の態様に従って調節される。
【0011】独立した残余端部−制動スライダを使用す
ることにより、予想外に容易な方法により、任意の短い
残余端部を強制的に制動することが可能となる。従っ
て、以下のような利点が得られる。 −残余端部−作業適正化のための最短と最長の部分長さ
の棒材間の遊びが必要でなくなる。即ち、冷却床を短く
形成することが可能となる。 −長尺被圧延材の長さはもはや重要でない。即ち、ビレ
ットの最短長さに注意を払う必要がない。 −正確な測定技術による検出が僅かな圧延長さによって
だけで可能であり、これにより規定以下長さの棒材が最
後から二番目の部分長さの棒材に添えられる。
【0012】本発明による方法の構成により、残余端部
は到着トラフ内で制動スライダとして独立して上昇およ
び加工可能な底部により強制的に制動される。この目的
のため、ローラガングは制動工程の開始のため固定され
ている溝底部以下に降下される。本発明による方法を最
適にし、かつ残余端部の制動の際の正確な強制制動を保
証するために、自体公知の方法により、被圧延材にとっ
て異なる供給をその速度、温度、材料および材料品質の
基準に従って、残余端部−制動スライダに対する比摩擦
係数が検出され、この値から制動区間が算出される。
【0013】残余端部を長尺被圧延材から切断し、制動
する以前に、測定および計算により、被圧延材長さを検
出し、この被圧延材長さはそれぞれ販売長さ棒材の数倍
もあり、長さが等しくかつ冷却床の好適に充填を可能に
する部分長さの棒材と残余端部とに分けられる。この残
余端部は計算により僅かな数の販売長さ棒材と販売する
ことができない規定以下長さの棒材とから成り、その際
規定以下長さの棒材が特に最後から二番目の部分長さの
棒材に加算され、整数の数の販売長さ棒材を有する残余
端部が冷却床上で残りの部分長さの棒材と共に強制的に
制動される。
【0014】本発明による構成により、残余端部の棒材
の制動のため、独立している残余端部−制動スライダを
備えている到着トラフ内に導入され、残余長さの後方端
部が制動区間の始端部に達したら直ちに制動工程が開始
される。多数の部分長さの棒材でもって仕上げラインか
らローラガングを経て冷却床上に載置される長尺被圧延
材の残余端部を強制的に制動するための、ローラガング
および/または冷却床に搬送されて来る部分長さの棒材
を強制的に制動するための手段が所属している、特に上
記の方法を実施するための装置は、ローラガングが個別
の到着トラフが後方に設けられている切断分岐部を備え
ており、上記の到着トラフの路程中に独立した残余端部
−制動スライダが設けられていることを特徴としてい
る。
【0015】以下に添付した図面に図示した発明の実施
の形態につき本発明を詳細に説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は冷却床上に一体的に載置さ
れている6本の部分長さの棒材10並びに残余端部12
とにより冷却床1が充填されている状態を示している。
供給および排出のために設けられているローラガング2
0,21は矢印で概略を示した。ローラガング20の領
域内には剪断シャー22が存在している。部分長さの棒
材10はそれぞれ例えば12本の市販長さの棒材11を
有している。残余端部12は5本分の市販長さの棒材1
1と、各々の端部に1本の規定以下長さの棒材13を備
えている。このような充填状態の場合、規定以下長さの
棒材13は手により棒材の群から除かれれ、これにより
設備の歩留りは時間が浪費されることから低減し、不必
要な経費が生じる。
【0017】図2には、異なる長さの部分長さの棒材1
0で充填された冷却床1が示されおり、これらの部分長
さの棒材のうち最大長さの部分長さの棒材は例えば12
本の市販長さの棒材11を備えており、その際最後から
二番目の市販長さの棒材11に規定以下長さの棒材13
が付帯されている。この図面は、この発明の実施の形態
にあってはすべての棒材は一体的であるが、しかしの規
定以下長さの棒材13を分割するに必要な作業適正化さ
れた工程プログラムの開始は、長さの異なる部分長さの
棒材並びに大きな長尺被圧延材の長さを検出する際の精
度に対する高い度合いを必要とする。従って、図2に示
した冷却床1の充填は最適なものではない。
【0018】冷却床1の本発明により達せられる最適な
充填は図3に示した。この図において、最後から二番目
の部分長さの棒材10bに規定以下長さの棒材13が付
帯されている。残余端部12は5本の市販長さの棒材1
1のみを備えており、冷却床1の作業サイクルが最小で
あることから、強制的に制動されることがない。しか
し、このことは本発明による独立している制動スライダ
により問題なく達せられる。図2に示した発明の実施の
形態に対する利点は明白であるが、特に残余長さ−作業
適正化のために最短と最長の部分長さの棒材間に遊びを
必要としない。何故なら、相応する冷却床1を比較的短
く構成することが可能であるからである。その際、長尺
被圧延材の長さは何等重要ではない。何故なら、長さの
異なるビレットを使用することができるからである。最
後から二番目の部分長さの棒材10bに規定以下長さの
棒材13が付帯させるために、僅かな長尺被圧延材長さ
を把握するだけで十分である。
【0019】図4から6にはそれぞれローラガング20
の端部が平面図で示されており、このローラガングは圧
延ラインの搬出端部において始まっていて、分岐部19
に続いている。この分岐部19には通常の制動トラフ4
0が搬送ローラ24でもって接続しており、この制動ト
ラフ40から隔離条片32で分割されて平行な到着トラ
フ41が続いている。この到着トラフ41は冷却床1の
領域内にまで延在している。上記の制動トラフ40内に
おいて、搬送ローラ24間に部分長さの棒材10を制動
するための独立した制動スライダ31のセグメントが設
けられており、到着トラフ41には残余端部12を制動
するための制動スライダセグメント31が所属してい
る。
【0020】図4から6を総合して見るに、図4による
分岐部19が左側の状態にある場合、部分長さの棒材1
0cは制動トラフ40内を冷却床1の方向で搬送される
ことが認められる。図5にあっては、部分長さの棒材1
0cの後方端部は制動区間Bの境界に達しており、制動
スライダセグメント30が作動し、この部分長さの棒材
10cは、その後端部が既に制動されている部分長さの
棒材10と共に冷却床1内で強制的に停止されるように
制動される。この作業に関しては一般式v2/2gμから
摩擦係数μの経験測に従って負の制動加速(制動遅延)
が部分長さの棒材10に関しても、また残余端部12に
関しても検出され、これを基として速度vに関して制動
開始と停止間の制動区間Bが算出される。この場合部分
長さの棒材10の或いは残余端部12の後端部制動開始
は制動区間Bの始端部と一致している場合、制動工程が
開始された際、部分長さの棒材10の或いは残余端部1
2の端部はそれぞれ制動区間Bの終端部と一致してい
る。これは、部分長さの棒材10の或いは残余端部12
が既に制動されている部分長さの棒材10と共に冷却床
1上に強制的に停止されることを意味する。
【0021】図5に示したようなその時々の状態を記録
する様式に従って制動トラフ40内での制動スライダ3
0が作動することにより、部分長さの棒材10cの制動
工程が開始され後、分岐部19はこの部分長さの棒材1
0cが通過した直後位置を変えて真っ直ぐな状態とな
り、これにより次の残余端部12が到着トラフ41内に
導入され、この到着トラフ41内で独立している制動ス
ライダセグメント31の領域内に案内される。ここで残
余端部12の(図示していない)端部が制動区間Bの始
端部と一致すると直ちに、独立している制動スライダセ
グメント31が作動され、制動が開始され、従って残余
端部12はその後端部でもって既に制動されている部分
長さの棒材10と強制的に冷却床1上で停止される。
【0022】図7には、部分長さの棒材10のための制
動トラフ40と残余端部12のための到着トラフ41を
概略断面図で示した。制動トラフ40と到着トラフ41
との間には縦方向に分割されている隔離条片32が存在
しており、それらの中間空域には多数のローラ24から
成るローラガングのローラステーション24が存在して
いる。ローラ24は例えば約200mmの直径を有して
おり、それぞれ約1mの間隔で設けられている。
【0023】ローラ間に制動スライダセグメント30或
いは31が存在している。制動スライダセグメント30
の制動面は記号x−xで示し、制動スライダセグメント
31の制動面は記号y−yで示し、そして制動面ないの
ローラ24缶の固定されている底部は記号y1 −y1で示
した。部分長さの棒材10を制動するために、制動スラ
イダセグメント31は制動スライダセグメント30の制
動面x−xの水準にまで持上げられ、これにより制動ス
ライダセグメント30に載置されて滑動する部分長さの
棒材10が制動される。その際、ローラ24の搬送水準
は制動面x−xの下方と、残余端部12のための制動ス
ライダセグメント31の制動面y−yの下方に存在して
いる。制動スライダセグメント31の制動面y−y上方
に持上げるか、或いはローラ24を到着トラフ41の固
定されているトラフ底部の面y1 −y1の水準以下に降下
させることにより、部分長さの棒材10の制動工程と無
関係に残余端部12の制動子工程も開始される。
【0024】図7に図示した部分長さの棒材10および
残余端部12を制動させる際の機能は、以下のとおりで
ある。圧延ラインから回転する剪断シャー22により切
断された、部分長さの棒材10の寸法の棒材の各々は先
ず到着トラフ41を経て参照符号aで示した位置におい
て冷却床1の方向に走る。先行している部分長さの棒材
10が制動トラフ40内で制動され、これにより制動ト
ラフはこの部分長さの棒材10が冷却床1により引取ら
れるまで充填されたままである。次いで、隔離条片32
と制動スライダセグメント30とが同時に降下される。
棒材12は到着トラフ41が傾斜しているので重力によ
り斜め下方に滑動して位置aから制動トラフ40内の位
置bに達する。この工程は、新しい残余端部12の頭端
部が分岐部19に接近すると直ちに開始される。その
際、持上げられている制動スライダセグメント30上の
位置c内の先行している部分長さの棒材10が、冷却床
1上に搬送された際、更に制動されて、残りの部分長さ
の棒材10と共に強制的に冷却床1上で停止される。
【0025】隔離条片32と制動スライダセグメント3
0の作業サイクルは例えば以下の通りである。 −隔離条片32と制動スライダセグメントの降下=0,8秒 −位置aから位置bへの滑動 =0,5秒 −制動スライダセグメントのローラ上縁部 までの上昇 =0,2秒 −制動時間 =・・・秒 ──────────────────────────────────── 全作業サイクル =・・・秒 この時間の間、制動スライダセグメント30は制動面x
−xの高さまで持上がり、そこで制動終期まで部分長さ
の棒材10と位置cにおいて、即ち制動位置に固持され
る。
【0026】残余端部12は、その先を走っている制動
されるべき部分長さの棒材10から切断されるために、
すべての残りの部分長さの棒材と同様に到着トラフ41
内に入る。その際、搬送ローラの面で制動スライダセグ
メント31が到着トラフ41内に降下された際位置aに
到達し、制動スライダセグメント31が持上げられてい
る際は位置a1 において制動される。
【0027】本発明により、固定されているトラフ底部
の代わりに、制動スライダセグメント31が到着トラフ
41のローラガングのローラ24の間に設けられてお
り、残余端部12の時間的に正しい制動を、先行してい
る部分長さの棒材10の制動工程が未だ行なわれている
制動スライダセグメント30に無関係に可能にする。即
ち、同時に両部分長さの棒材の棒材10と残余端部12
とが制動され、残余端部の一体的な当接を可能にする。
【0028】このようにして部分長さの棒材の棒材10
と残余端部12のための制動装置の極めて簡単な構成が
行なわれる。しかも、残余端部12を制動するために選
択的にローラ24を降下させることが可能であり、これ
により残余端部12の制動は制動面y−y内の残余端部
−制動スライダ31の持上げられた制動面で行われず、
制動面y1 −y1内のローラ間の固定されている底部で行
なわれる。
【0029】図8には、昇降可能な搬送ローラ24、特
に部分長さの棒材10のための制動スライダセグメント
31による構成が示されている。搬送ローラ24はモー
タ25の駆動軸に直に固定されている。このモータ25
は搬送ローラ24と共に揺動部材26上に座しており、
この揺動部材は駆動機構によりクランク27を介して液
圧ピストン28により図示されている位置にもたらされ
るか、或いは最も低い位置に降下可能である。
【0030】図8に示した位置において、搬送ローラ2
4は、図7から認められるように、溝底部上方に密接し
て存在している。これに対して、制動トラフ40内では
先行する部分長さの棒材の棒材10は溝底部上に載って
おり、これにより制動される。参照符号30で左側の制
動スライダを示した。搬送ローラ24はモータ25によ
って駆動され、機械部材26−28により到着トラフ4
1から下方へと旋回脱出させられる。
【0031】
【発明の効果】本発明による方法および装置により、従
来のこの分野における難点および技術的な限界が克服さ
れ、最後に生じる残余端部が冷却床の最短作業サイクル
が強制的な制動を許容しない程に僅かな市販長さの棒材
を有していても、この残余端部の強制的な制動を可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部分長さの棒材−作業適正化が行われていない
部分長さの棒材への長尺被圧延材から分割した棒材で充
填されている冷却床の平面図である。
【図2】部分長さの棒材−作業適正化が行われている部
分長さの棒材への棒材への長尺被圧延材から分割した棒
材で充填されている冷却床の平面図である。
【図3】部分長さの棒材−作業適正化が行われていない
部分長さの棒材への棒材への長尺被圧延材から分割した
棒材によってかつ強制的に制動されている残余端部並び
に最後から二番目の部分長さの棒材に所属している規定
以下長さの棒材で充填されている冷却床の平面図であ
る。
【図4】部分長さ棒材と残余端部の冷却床への到着と制
動が行なわれている場合の工程状態の平面図である。
【図5】部分長さ棒材と残余端部の冷却床への到着と制
動が行なわれている場合の工程状態の平面図である。
【図6】部分長さ棒材と残余端部の冷却床への到着と制
動が行なわれている場合の工程状態の平面図である。
【図7】制動スライダを備た部分長さの棒材と残余端部
のための案内トラフの図である。
【図8】案内トラフを備えているローラガングのローラ
ステーションの搬送ローラが持上げられた状態での図で
ある。
【符号の説明】
1 冷却床 10 部分長さの棒材 10a,10b部分長さの棒材 11 市販長さの棒材 12 残余端部 13 規定以下長さの棒材 19 分岐部 20,21 ローラガング 22 剪断シャー 24 ローラガング 30 右側の制動スライダセグメント 31 左側の制動スライダセグメント 32 隔離条片 40 制動トラフ 41 到着トラフ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 多数の部分長さの(10)でもって仕
    上げラインからローラガング(20)を経て冷却床
    (1)上に載置される長尺被圧延材の残余端部(12)
    を強制的に制動するための方法において、制動を独立し
    た残余端部−制動スライダ(31)を使用して、或いは
    トラフ底部へ搬送ローラ(24)に降下させることによ
    り行うことを特徴とする方法。
  2. 【請求項02】 残余端部(12)の制動の開始を、こ
    の残余端部(12)の速度と、制動スライダ(31)に
    対する摩擦係数(μ)によって条件付けられる残余端部
    の負の加速とから合成される制動区間(B)の態様に従
    って調節することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項03】 残余端部(12)を制動するために、
    到着トラフ(41)内に導入し、この到着トラフ内で独
    立した残余端部−制動スライダ(31)を搬送ローラ
    (24)を越えて持上げることにより、或いは搬送ロー
    ラ(24)並びにこの残余端部−制動スライダ(31)
    をトラフ底部の面( y1 −y1) 以下に降下させることに
    より、このトラフ底部上で強制的に制動することを特徴
    とする請求項1或いは2に記載の方法。
  4. 【請求項04】 到着トラフ(41)内で制動工程を開
    始するために、搬送ローラ(24)の残余端部−制動ス
    ライダ(31)を搬送面を越えて持上げることを特徴と
    する請求項1から3までのいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項05】 到着トラフ(41)内で制動工程を開
    始するために、搬送ローラ(24)をトラフ底部の制動
    面( y1 −y1) 以下に降下させることを特徴とする請求
    項1から4までのいずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項06】 残余端部(12)を長尺被圧延材から
    切断し、制動する以前に、測定および計算により、被圧
    延材長さを検出し、この被圧延材長さをそれぞれ販売長
    さ棒材(11)の数倍もあり、長さが等しくかつ冷却床
    (1)の好適に充填を可能にする部分長さの棒材(1
    0)と残余端部(12)とに分け、その際僅かな数の販
    売長さ棒材(11)と販売することができない規定以下
    長さの棒材(13)とから成る残余端部(12)を得る
    こと、規定以下長さの棒材(13)を特に最後から二番
    目の部分長さの棒材(10b)に加算し、整数の数の販
    売長さ棒材(11)を有する残余端部(12)を冷却床
    (1)上で残りの部分長さの棒材(10)と共に強制的
    に制動することを特徴とする請求項1から5までのいず
    れか一つに記載の方法。
  7. 【請求項07】 多数の部分長さ(10)でもって仕上
    げラインからローラガング(20)を経て冷却床(1)
    上に載置される長尺被圧延材の残余端部(12)を強制
    的に制動するための、搬送されて来る部分長さの棒材
    (10)を強制的に制動するための手段(30,31)
    がローラガング(20,24)および/または冷却床
    (1)に所属している装置において、ローラガング(2
    0)が個別の到着トラフ(41)が後方に設けられてい
    る分岐部(19)を備えており、上記の到着トラフ(4
    1)の路程中に独立した残余端部−制動スライダ(3
    1)が設けられていることを特徴とする装置。
  8. 【請求項08】 残余端部−制動スライダ(31)がロ
    ーラガングローラ(24)の搬送面を越えて持上げられ
    るための手段を備えていることを特徴とする請求項7に
    記載の装置。
  9. 【請求項09】 ローラガングローラ(24)が固定さ
    れたトラフ底部の制動面( y1 −y1) 以下に降下を行う
    ための手段(26−28)を備えていることを特徴とす
    る請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 残余端部−制動スライダ(31)或い
    は昇降可能なローラガングローラ(24)が独立して作
    動可能な群に分割されていることを特徴とする請求項7
    から9までのいずれか一つに記載の装置。
  11. 【請求項11】 ローラガングローラ(24)が適切な
    制動を行うための制動手段を備えていることを特徴とす
    る請求項7に記載の装置。
JP8117782A 1995-05-16 1996-05-13 長尺被圧延材の残余端部を搬送する際に冷却床上で強制的に制動するための方法および装置 Withdrawn JPH08309423A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19517883:1 1995-05-16
DE19517883A DE19517883A1 (de) 1995-05-16 1995-05-16 Verfahren und Vorrichtung zum bündigen Abbremsen des Restendes einer Walzlänge beim Transport auf ein Kühlbett

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08309423A true JPH08309423A (ja) 1996-11-26

Family

ID=7762011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8117782A Withdrawn JPH08309423A (ja) 1995-05-16 1996-05-13 長尺被圧延材の残余端部を搬送する際に冷却床上で強制的に制動するための方法および装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0743109B1 (ja)
JP (1) JPH08309423A (ja)
AT (1) ATE180695T1 (ja)
DE (2) DE19517883A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106540975A (zh) * 2017-01-09 2017-03-29 中冶华天南京工程技术有限公司 一种多通道冷床上钢装置及冷床

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19626887A1 (de) * 1996-07-04 1998-01-15 Schloemann Siemag Ag Auflauf- und Abbremsvorrichtung, insbesondere für Mittelstahl-Walzprofile
EP3892394A1 (en) * 2020-04-08 2021-10-13 ABB Schweiz AG Method and control system for delivering rolling stock to a cooling bed
CN113996649A (zh) * 2021-11-09 2022-02-01 新兴铸管股份有限公司 一种用于棒材生产线的裙板上卸钢装置及其操作方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1427853B2 (de) * 1964-01-10 1972-02-10 Demag Ag, 4100 Duisburg Auflaufrollgang fuer kuehlbetten
DE1527710C3 (de) * 1966-03-09 1975-05-22 Schloemann-Siemag Ag, 4000 Duesseldorf Auflaufrollgang zum Fuhren, Trennen und Abbremsen von Teil- und Restlängen, vorzugsweise hinter Feinstahlstraßen zum Überleiten auf ein Kuhlbett
DD156223A1 (de) * 1981-04-16 1982-08-11 Schulz Hans Juergen Verfahren und vorrichtung zum gesteuerten abbremsen von stabstahl
IT1221162B (it) * 1984-03-16 1990-06-21 Danieli Off Mecc Dispositivo a doppio canale per la frenature del laminato in alimentazione a una placcca di raffreddamento
DE3636785C2 (de) * 1986-10-29 1997-11-06 Schloemann Siemag Ag Verfahren und Vorrichtung zur Abtrennung und Ausförderung von Unterlängen bei Walzgut
DE3718406A1 (de) * 1987-06-02 1988-12-15 Schloemann Siemag Ag Verfahren zum abbremsen von walzstaeben und auflaufrollgang fuer kuehlbetten zu dessen ausuebung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106540975A (zh) * 2017-01-09 2017-03-29 中冶华天南京工程技术有限公司 一种多通道冷床上钢装置及冷床

Also Published As

Publication number Publication date
DE59602055D1 (de) 1999-07-08
DE19517883A1 (de) 1996-11-21
EP0743109B1 (de) 1999-06-02
ATE180695T1 (de) 1999-06-15
EP0743109A1 (de) 1996-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4610347A (en) Dividing device for collecting commodities incorporated in a commodity collecting device
US4468993A (en) Small log bucking system
US5890579A (en) Apparatus for separating and dealing individual boards from an uninterrupted mat of boards to a conveyor
JPH08309423A (ja) 長尺被圧延材の残余端部を搬送する際に冷却床上で強制的に制動するための方法および装置
US2950815A (en) Extrusion conveying apparatus
US3952883A (en) Automatic material feeding apparatus
CN207467487U (zh) 一种中密度纤维板锯裁码垛上的输送机构
CN214185545U (zh) 一种锯床自动定尺装置
CN209796762U (zh) 一种磁芯用自动上料装置
US2301906A (en) Method and apparatus for the manufacture of pottery ware
GB2128954A (en) Apparatus for transforming a plurality of rows of articles, such as bottles, into a single row
JPS5844882Y2 (ja) 冷却床ランインテ−ブル
EP0159728B1 (en) Two-channel device to brake a rolled product being fed to a cooling plate
US2540181A (en) Machine for handling glass jars
CN215239590U (zh) 切断倒角机的棒体捋顺装置
JP2639869B2 (ja) 長尺材の定寸鋸断方法および装置
CN210503364U (zh) 一种电梯门板全自动贴膜机
CN215355870U (zh) 一种冷床钢筋一线双冷切设备
CN219026108U (zh) 一种铝材自动运输切割机
JP2003145341A (ja) 条材の切断処理方法
US3029922A (en) High speed kick-out device
JP3321846B2 (ja) ガラス管定量移送装置
JPH05337633A (ja) 鋳造余剰材の処理方法および装置
CA1200736A (en) Small log bucking system
JPS6141804B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030805