JPH08307533A - ボイスメールシステム - Google Patents

ボイスメールシステム

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JPH08307533A
JPH08307533A JP7113357A JP11335795A JPH08307533A JP H08307533 A JPH08307533 A JP H08307533A JP 7113357 A JP7113357 A JP 7113357A JP 11335795 A JP11335795 A JP 11335795A JP H08307533 A JPH08307533 A JP H08307533A
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陽子 大岩
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/18Service support devices; Network management devices
    • H04W88/184Messaging devices, e.g. message centre
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/50Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
    • H04M3/53Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
    • H04M3/533Voice mail systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ボイスメールシステムに関し、ボ
イスメール局がダウン又は輻輳した場合や、ボイスメー
ル局への回線ビジーの場合にも、ボイスメールの登録及
び再生を可能とし、いずれかのボイスメール局の蓄積ボ
イスメールが満杯となった場合に、他のボイスメール局
にボイスメールを登録可能なことを目的とする。 【構成】 複数のボイスメール局241 〜243 は、加
入者に対する音声メッセージであるボイスメールを登録
されて蓄積する。登録選定手段231 は、ボイスメール
の登録時に、どのボイスメール局に登録するかを選定す
る。ホームメモリ局35は、ボイスメール単位で登録し
たボイスメール局と加入者とを対応させて管理する。読
み出し手段231 は、ホームメモリ局の管理情報を用い
て再生を要求する加入者に対するボイスメールを所定の
ボイスメール局から読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボイスメールシステムに
関し、音声メッセージを蓄積してユーザに提供するボイ
スメールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図26は従来のボイスメールシステムの
構成図、図27は従来システムのボイスメール録音シー
ケンスを示す。従来システムでは加入者毎にボイスメー
ルを蓄積する局が割り当てられている。両図中、移動通
信端末(MS)10から発信を行い、所望の加入者に対
する音声メッセージ(ボイスメール)の登録を要求する
と、この登録要求は基地局(BS)11で受信され、デ
ィジタル移動通信加入者階梯交換機(MLS)12に伝
送される。MLS12はホームメモリ局(MH)13に
上記の加入者がどこのマスタ中継関門階梯交換機(M−
MGS)に接続されたボイスメール局(VM)に割り当
てられているかを問い合わせ、その応答に従ってMGS
14、M−MGS15の経路で加入者の割り当てられて
いるVM16に留守番接続要求を行い、接続後、音声メ
ッセージの登録を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来システムでは、加
入者毎に音声メッセージを蓄積するVM局が割り当てら
れている。そのため、VMがダウン又は輻輳した場合
や、VMへの回線がビジーの場合にも、上記VMにアク
セスすることができなくなるので、上記VM局に割当て
られている加入者のボイスメール機能が停止してしまう
という問題があった。 また、あるVMで音声メッセー
ジを蓄積するメモリが満杯となった場合、このVMに割
り当てられている加入者はボイスメールをそれ以上登録
できなくなるという問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ボイスメール局がダウン又は輻輳した場合や、ボイ
スメール局への回線ビジーの場合にも、ボイスメールの
登録及び再生を可能とし、いずれかのボイスメール局の
蓄積ボイスメールが満杯となった場合に、他のボイスメ
ール局にボイスメールを登録可能なボイスメールシステ
ムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、加入者に対する音声メッセージであるボイスメール
を登録されて蓄積する複数のボイスメール局と、ボイス
メールの登録時に、どのボイスメール局に登録するかを
選定する登録選定手段と、ボイスメール単位で登録した
ボイスメール局と加入者とを対応させて管理するホーム
メモリ局と、上記ホームメモリ局の管理情報を用いて再
生を要求する加入者に対するボイスメールを所定のボイ
スメール局から読み出す読み出し手段とを有する。
【0006】請求項2に記載の発明では、前記ホームメ
モリ局は、登録したボイスメール局と共に、登録日時を
管理する。請求項3記載の発明では、前記登録選定手段
は、ダウン又は輻輳しているボイスメール局を回避して
登録するボイスメール局を選定する。
【0007】請求項4に記載の発明では、前記登録選定
手段は、回線ビジーのボイスメール局を回避して登録す
るボイスメール局を選定する。請求項5に記載の発明で
は、前記登録選定手段は、各ボイスメール局の使用率を
比較し、最も使用率の低いボイスメール局を選定する。
【0008】請求項6に記載の発明では、前記読み出し
手段は、再生を要求する加入者に対する全てのボイスメ
ールの管理情報を前記ホームメモリ局から1度に得る。
請求項7に記載の発明では、前記読み出し手段は、再生
を要求する加入者に対するボイスメールの管理情報を前
記ホームメモリ局から逐一得る。
【0009】請求項8に記載の発明では、前記読み出し
手段は、ダウン又は輻輳しているボイスメール局を回避
して読み出しを行うボイスメール局を選定する。請求項
9に記載の発明では、前記読み出し手段は、回線ビジー
のボイスメール局を回避して読み出しを行うボイスメー
ル局を選定する。
【0010】請求項10に記載の発明では、前記読み出
し手段は、回線ビジーにより読み出しを回避したボイス
メール局を時間経過後、再度読み出しを行うボイスメー
ル局に選定する。請求項11に記載の発明では、前記読
み出し手段で読み出しを回避したとき、トーキにより再
生を要求する加入者にメッセージを送るトーキ手段を有
する。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明においては、ボイスメー
ル局を加入者毎に割り当てるのではなく、ボイスメール
毎にボイスメール局を割り当て、各ボイスメールを登録
したボイスメール局と、宛先である加入者とを対応させ
て管理するため、いずれかのボイスメール局がダウン又
は輻輳した場合であっても、又はいずれかのボイスメー
ル局への回線ビジーの場合であっても、他のボイスメー
ル局にボイスメールの登録を行い、かつ他のボイスメー
ル局からボイスメールを再生することができる。
【0012】請求項2に記載の発明においては、ボイス
メールを登録した日時を管理しているため、任意の加入
者に対するボイスメールを登録順に再生することができ
る。請求項3に記載の発明においては、ダウン又は輻輳
しているボイスメール局があっても、この局を回避して
ダウン又は輻輳していないボイスメール局にボイスメー
ルを登録できる。
【0013】請求項4に記載の発明においては、登録し
ようとするボイスメール局への回線がビジーであって
も、この局を回避して回線ビジーではないボイスメール
局にボイスメールを登録できる。請求項5に記載の発明
においては、使用率の低いボイスメール局を選択してボ
イスメールを登録するため、各ボイスメール局が満杯と
なるおそれが低減される。
【0014】請求項6に記載の発明においては、再生要
求の加入者に対するボイスメールの管理情報を1度に得
るため、ホームメモリ局のアクセス回数が少なくて済
む。請求項7に記載の発明においては、再生要求の加入
者に対するボイスメールの管理情報を逐一得るため、上
記加入者が必要とするボイスメールを再生した時点で再
生を終了した場合にボイスメールの管理情報の無駄がな
くなる。
【0015】請求項8に記載の発明においては、ダウン
又は輻輳しているボイスメール局があっても、この局を
回避してダウン又は輻輳していないボイスメール局にボ
イスメールを再生できる。請求項9に記載の発明におい
ては、再生しようとするボイスメール局への回線がビジ
ーであっても、この局を回避して回線ビジーではないボ
イスメール局のボイスメールを再生できる。
【0016】請求項10に記載の発明においては、回線
ビジーで再生ができなかったボイスメール局があると、
時間が経過した後、再度再生を行うため、回線ビジーに
よって再生のできないボイスメールが生じるおそれを低
減できる。請求項11に記載の発明においては、回線ビ
ジーで再生できなかったボイスメール局があると、その
旨のメッセージを再生要求の加入者に送るため、加入者
は時間経過後、再び再生要求する等の対策が可能とな
る。
【0017】
【実施例】図2は本発明システムの全体構成を示す。同
図中、移動通信端末(MS)20は最寄りの基地局(B
S)212 に接続される。複数のBS211 〜21i
ディジタル移動通信加入者階梯交換機(MLS)222
に接続されている。上記のMS、BS、MLSが移動加
入者階梯である。
【0018】MLS222 は移動関門階梯の中継関門階
交換機(MGS)231 に接続されると共に、ボイスメ
ール(VM)局251 が接続されているマスタ中継関門
交換機(M−MGS)241 に接続されている。他のM
LS221 ,22j ,…も同様にMGS231 …23k
とマスタMGS24とに接続されている。上記の移動関
門階梯には複数のマスタMGS242 及びVM局252
等が接続されている。
【0019】上記MGSは他網との関門機能及び中継機
能を有し、MLSは存圏管理及び加入者接続機能を有し
ており、HM局には各MSの番号や存圏エリア等が登録
されている。また、MGS23k は接続点(POI)3
0を介して固定網等の他網31と接続されている。移動
高機能レイヤのシステム管理用のホームメモリ局(H
M)35には加入者を識別する加入者番号毎に、各ボイ
スメールを利用単位で識別するための正規化番号が登録
される。
【0020】この正規化番号は例えば図3に示す如く、
6ビットのダミーと、ボイスメールを登録したVM局を
識別する6ビットのVM番号と、ボイスメール登録日時
を表わすための4ビットの月、5ビットの日、5ビット
の時、6ビットの分とから構成される。この形式におい
て、4月25日15時30分にVM番号12のVM局に
登録したボイスメールの正規化番号は16進で「00C
4CBDE」となる。
【0021】なお、各VM局においては上記正規化番号
の中のVM番号を加入者番号に置き換えた管理番号によ
って登録さたボイスメールを管理する。本発明では、加
入者をVM局に割り当てるのではなく、各ボイスメール
毎に適当なVMを割り当てて登録する。図1に示すシス
テム構成において、MS10からボイスメールの登録要
求があると、この登録要求はBS212 、MLS222
を経てMGS231 に供給され、MGS231 はHM3
5に問い合わせを行う。HM35の応答によりVM25
1 〜253 のうちVM252 の選択を指示されると、M
GS231 はM−MGS242 を通してVM252 に登
録要求を送り、MS10の出力するボイスメールがVM
252 に登録される。M−MGS242 は登録したボイ
スメールの管理番号をHM35に送り、この管理番号を
変換した正規化番号がHM35に登録される。
【0022】また、他のMSから例えばBS212 ,2
2 を通してMG231 にボイスメールの再生要求があ
ると、MGS231 は再生要求の加入者番号を用いてH
M35に問い合わせを行い、この加入者番号に対応する
全ての正規化番号を受け取ると、各正規化番号に含まれ
るVM番号の指示するVM(例えばVM252 )に対し
てボイスメールが登録された順に再生要求を行う。これ
により例えばVM25 2 で再生したボイスメールが再生
要求を出したMSに送信される。
【0023】図4はMLSのブロック図を示す。同図
中、マルチプロセッサ制御装置(MNC)40はシステ
ム全体の管理及び保守運用を行う。複数の呼制御処理装
置(CNP)41は負荷分散方式で呼処理及び通話路制
御を行う。複数の移動通信用信号処理装置(MSP)4
2は移動加入者系装置であるSPE43、MDS44、
MSE45の制御と、中継線信号接続装置(TSC)の
制御とを行う。共通線信号処理モジュール(CSM)4
6は他ノードや他網48との通信に必要な共通線信号処
理を行う。
【0024】時分割通話路装置(TNW)は多重時間ス
イッチによる時分割通話路である。中継信号接続装置
(TSC)51は中継伝送路を収容し、局間信号の送受
信を行う機能を持つ。信号装置(MSE)53は各種可
聴音信号の供給、通話モニタ、通話チャネル切替え等を
行う。回線接続装置(MSCE)52はTNW50のハ
イウェイに1重化及び2重化信号装置を収容し、MDS
44やMSE等の各信号装置のハイウェイとTNW50
のハイウェイ間でタイムスロットの入れ替えや系選択を
行う。
【0025】音声処理装置(SPE)43は無線区間で
用いる符号化信号を固定網で用いる符号化信号の相互変
換を行うもので、MSP42から制御されて、上記変換
の他に非電話データのスルー制御や、交換局と無線基地
局間の通信回線と制御回線の多重化制御を行う。
【0026】ディジタル移動データサービス装置(MD
S)44はファクシミリ通信用トランクとモデム通信用
トランクを搭載する信号装置であり、固定網側と無線側
の伝送フォーマットや通信プロトコル等を変換すること
により、両端末間の非電話通信を可能とする。
【0027】加入者線信号装置(NLE)45は基地局
制御装置(BCE)55と制御チャネルで接続され、無
線系装置への呼制御情報転送機能と、BCEからの無線
系保守情報をオペレーションセンタ60に転送する機能
を持つ。MGSは図4に示すMLSの構成からSPE4
3とMDS44とMLE45とのMLS専用装置を除去
した構成であり、MGSと同一構成のM−MGSにおい
ては、TSC51に例えばVM251 が接続され、CS
M46には他網48を介してHM35が接続される。
【0028】図5はVMのブロック図を示す。同図中、
主制御複合装置(MCC)70は契約者のデータベース
を管理し、VMを構成する全装置を制御するもので、主
制御装置とデータベースユニットから構成されている。
音声プロセス装置(VPU)71は、ボイスメールサー
ビスのアプリケーションソフトを持ち、音声処理動作を
管理する。また音声メッセージの圧縮・伸長機能を持
つ。
【0029】デジタル交換マトリクス(DSM)72
は、ネットワーク75からの着信呼をVPU71へ分配
するための呼処理を行う。呼制御補助装置(CCA)7
3は、ネットワーク75の共通線信号とのインタフェー
ス機能を有し、ネットワーク75から受け取った情報を
DSM72経由でMCC70へ通知する。
【0030】図6はHM35のブロック図を示す。同図
中、CPU80a,80b、RAM81a,81b、入
出力プロセッサ(IOP)82a,82b夫々はシステ
ムバス83a,83bにより相互に接続されて二重化さ
れている。IOP82a,82bにはIOバス83a,
83bを介して外部記憶用インタフェース(IO)8
5、ディスクコントローラ(DKC)86、インタフェ
ース(IF)87,88、本体コンソール用インタフェ
ース(SCLC)89、LAN用インタフェース(LA
NIF)90等が接続されている。
【0031】IO85には磁気テープ装置(MT)91
及びカートリッジテープ装置(CGMT)92が接続さ
れ、DKC86には正規化番号等のボイスメール管理情
報を記憶する複数のハードディスク装置(DK)93が
接続されている。IF87は網94を介してMLS22
1 〜22j に接続され、IF88は網95を介して加入
者番号等を管理する顧客管理システム96に接続されて
いる。CSLC89には本体コンソール97が接続さ
れ、LANIF90に接続されたLAN98は網99を
介してオペレーションセンタ100に接続されると共
に、網101を介してMGS231 〜23k 及びM−M
GS241 ,242 に接続されている。
【0032】図7(A),(B)はMGSが実行するボ
イスサービスの録音接続制御、再生接続制御夫々のフロ
ーチャートを示す。図7(A)において、MSに着信呼
が発生すると、MGSはステップS10でHM35に着
信先加入者情報の収集を行う。ステップS12では上記
収集によって着信先の加入者がボイスメールサービスを
開始中に設定しているかどうかを判別し、この設定がな
されており、かつステップS14で着信先の加入者が所
定時間応答しないと判別した場合は、ステップS16で
発信者に対し「ボイスメールセンタに接続する」の旨の
メッセージを送出し、ステップS18で呼をVMに接続
する。
【0033】これによってVM251 では加入者が設定
しておいた機能に従いメッセージを登録し、メッセージ
が登録されるとHM35に管理番号を含む登録情報を転
送する。図7(B)において、加入者のMSから制御コ
ードにより発呼すると、MGSはステップS20でHM
35に加入者情報の問い合わせを行う。ステップS22
では上記問い合わせにより新メッセージ登録有りの情報
が得られたか否かを判別し、登録有りの場合はステップ
S24でその情報に含まれる正規化番号の指示するVM
に接続を行いメッセージの再生を行う。
【0034】一方、登録なしの場合は、ステップS26
で「メッセージの登録無し」の旨のメッセージを発信者
に対し送出する。なお、加入者のMS以外の電話機から
は暗証番号を用いて再生可能としている。図8は本発明
システムで正常時のボイスメール登録シーケンスを示
す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイス
メール加入者に対して発信し、このボイスメール加入者
が電源断又は圏外又はタイムアウト等により無応答であ
ったり、留守番電話起動状態であるものとする。
【0035】この場合、登録選定手段としてのMGS2
1 はHM35にVM251 〜25 3 夫々の使用率(ボ
イスメール登録率)を問い合わせ、最も使用率の低い例
えばVM251 に対して接続要求を出す。接続要求を受
けたVM251 はこのボイスメールに対する管理番号を
生成し、この管理番号から変換した正規化番号をHM3
5に蓄積する。この後、MS20からのメッセージがボ
イスメールとしてVM251 に登録され、MS20の通
信回線の切断により登録が終了する。
【0036】このように、ボイスメール局を加入者毎に
割り当てるのではなく、ボイスメール毎にボイスメール
局を割り当て、各ボイスメールを登録したボイスメール
局と、宛先である加入者とを対応させて管理するため、
いずれかのボイスメール局がダウン又は輻輳した場合で
あっても、又はいずれかのボイスメール局への回線ビジ
ーの場合であっても、他のボイスメール局にボイスメー
ルの登録を行い、かつ他のボイスメール局からボイスメ
ールを再生することができる。
【0037】また、正規化番号でボイスメールを登録し
た日時を管理しているため、任意の加入者に対するボイ
スメールを登録順に再生することができる。また、使用
率の低いボイスメール局を選択してボイスメールを登録
するため、各ボイスメール局が満杯となるおそれが低減
される。
【0038】図9は本発明システムでVMがダウン又は
輻輳時、又は回線ビジー時のボイスメール登録シーケン
スを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)から
ボイスメール加入者に対して発信し、このボイスメール
加入者が電源断又は圏外又はタイムアウト等により無応
答であったり、留守番電話起動状態であるものとする。
【0039】この場合、MGS231 はHM35にVM
251 〜253 夫々の使用率(ボイスメール登録率)を
問い合わせ、最も使用率の低い例えばVM252 に対し
て接続要求を出す。VM252 がダウン又は輻輳してい
る場合、又はVM252 への回線がビジーの場合、等で
VM252 と接続できないときは、MGS231 は再び
HM35にVM251 〜253 夫々の使用率を問い合わ
せ、次に使用率の低い例えばVM253 に対して接続要
求を出す。
【0040】接続要求を受けたVM253 はこのボイス
メールに対する管理番号を生成し、この管理番号から変
換した正規化番号をHM35に蓄積する。この後、MS
20からのメッセージがボイスメールとしてVM253
に登録され、MS20の通信回線の切断により登録が終
了する。
【0041】図10は本発明システムでダウン又は輻輳
しているVMがHM35に通知されている場合のボイス
メール登録シーケンスを示す。同図中、MS20(又は
固定通信端末)からボイスメール加入者に対して発信
し、このボイスメール加入者が電源断又は圏外又はタイ
ムアウト等により無応答であったり、留守番電話起動状
態であるものとする。
【0042】この場合、MGS231 はHM35にダウ
ン又は輻輳していないVM251 ,252 夫々の使用率
(ボイスメール登録率)を問い合わせ、最も使用率の低
い例えばVM252 に対して接続要求を出す。接続要求
を受けたVM251 はこのボイスメールに対する管理番
号を生成し、この管理番号から変換した正規化番号をH
M35に蓄積する。この後、MS20からのメッセージ
がボイスメールとしてVM252 に登録され、MS20
の通信回線の切断により登録が終了する。
【0043】このように、ダウン又は輻輳しているボイ
スメール局があっても、この局を回避してダウン又は輻
輳していないボイスメール局にボイスメールを登録でき
る。図11は本発明システムでダウン又は輻輳している
VMがHM35に通知されており、ビジー発生時のボイ
スメール登録シーケンスを示す。同図中、MS20(又
は固定通信端末)からボイスメール加入者に対して発信
し、このボイスメール加入者が電源断又は圏外又はタイ
ムアウト等により無応答であったり、留守番電話起動状
態であるものとする。
【0044】この場合、MGS231 はHM35にダウ
ン又は輻輳していないVM251 〜253 夫々の使用率
(ボイスメール登録率)を問い合わせ、最も使用率の低
い例えばVM253 に対して接続要求を出す。VM25
3 への回線がビジーでVM253 と接続できないとき
は、MGS231 は再びHM35にVM251 〜253
夫々の使用率を問い合わせ、次に使用率の低い例えばV
M252 に対して接続要求を出す。
【0045】接続要求を受けたVM252 はこのボイス
メールに対する管理番号を生成し、この管理番号から変
換した正規化番号をHM35に蓄積する。この後、MS
20からのメッセージがボイスメールとしてVM252
に登録され、MS20の通信回線の切断により登録が終
了する。
【0046】このように、登録しようとするボイスメー
ル局への回避がビジーであっても、この局を回避して回
線ビジーではないボイスメール局にボイスメールを登録
できる。図12は本発明システムで正常時のボイスメー
ル再生シーケンスを示す。同図中、MS20(又は固定
通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行う。
MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加入者
番号についての全ての正規化番号を問い合わせる。そし
て受け取った正規化番号を登録の日時の順に並べ、その
正規化番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM2
2 に対して再生要求を行う。
【0047】これによって読み出し手段としてのVM2
2 は再生要求の加入者番号及び正規化番号の日時に対
応する管理番号のボイスメールを再生してMS20に送
信する。上記VM252 のボイスメール再生が終了する
と、次の正規化番号内のVM番号の指示するVM、例え
ばVM253 に対して再生要求を行い、上記と同様にし
てVM253 はボイスメールを再生してMS20に送信
する。そして、MS20からの通信回線の切断によりボ
イスメール再生が終了する。
【0048】このように、再生要求の加入者に対するボ
イスメールの管理情報を1度に得るため、ホームメモリ
局のアクセス回数が少なくて済む。図13は本発明シス
テムでVMがダウン又は輻輳時のボイスメール再生シー
ケンスを示す。同図中、MS20(又は固定通信端末)
からボイスメール加入者が再生要求を行う。
【0049】MGS231 はHM35に対して上記再生
要求の加入者番号についての全ての正規化番号を問い合
わせる。そして受け取った正規化番号を登録の日時の順
に並べ、その正規化番号内のVM番号の指示するVM、
例えばVM251 に対して再生要求を行う。
【0050】これによってVM251 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイ
スメールを再生してMS20に送信する。上記VM25
1 のボイスメール再生が終了すると、次の正規化番号内
のVM番号の指示するVM、例えばVM252 に対して
再生要求を行う。
【0051】このVM252 がダウン又は輻輳している
場合、MGS231 は次の正規化番号内のVM番号の指
示するVM、例えばVM253 に対して再生要求を行
い、上記と同様にしてVM253 はボイスメールを再生
してMS20に送信する。そして、HM35から受け取
った最後の正規化番号についてのボイスメール再生が終
ると、MGS231 はMS20に対してトーキで再生で
きないボイスメールがあったことを通知する。この後、
MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生
を終了する。
【0052】このように、ダウン又は輻輳しているボイ
スメール局があっても、この局を回避してダウン又は輻
輳していないボイスメール局のボイスメールを再生でき
る。また、回線ビジーで再生できなかったボイスメール
局があると、その旨のメッセージをトーキによって再生
要求の加入者に送るため、加入者は時間経過後、再び再
生要求する等の対策が可能となる。
【0053】図14及び図15は本発明システムで回線
ビジー時のボイスメール再生シーケンスを示す。図14
において、MS20(又は固定通信端末)からボイスメ
ール加入者が再生要求を行う。MGS231 はHM35
に対して上記再生要求の加入者番号についての全ての正
規化番号を問い合わせる。そして受け取った正規化番号
を登録の日時の順に並べ、その正規化番号内のVM番号
の指示するVM、例えばVM251 に対して再生要求を
行う。
【0054】これによってVM251 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイ
スメールを再生してMS20に送信する。上記VM25
1 のボイスメール再生が終了すると、次の正規化番号内
のVM番号の指示するVM、例えばVM252 に対して
再生要求を行う。
【0055】このVM252 への回線がビジーの場合、
MGS231 は次の正規化番号内のVM番号の指示する
VM、例えばVM253 に対して再生要求を行い、上記
と同様にしてVM253 はボイスメールを再生してMS
20に送信する。そして、HM35から受け取った最後
の正規化番号についてのボイスメール再生が終ると、M
GS231 は回線ビジーでボイスメール再生ができなか
ったVM252 に対して再度再生要求を行い、回線ビジ
ーが解消していれば上記と同様にしてVM252 はボイ
スメールを再生してMS20に返信する。この後、MS
20からの通信回線の切断によりボイスメール再生を終
了する。
【0056】ところで、回線ビジーでボイスメール再生
ができなかったVM252 に対して再度再生要求を行っ
たとき、回線ビジーが解消していなければ、図15に示
す如く、MGS231 はMS20に対してトーキで再生
できないボイスメールがあったことを通知する。この
後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール
再生を終了する。なお、図15におけるMS20の再生
要求から、MGS231のVM252 に対する再度再生
要求までは図14と同一である。
【0057】このように、回線ビジーで再生ができなか
ったボイスメール局があると、時間が経過した後、再度
再生を行うため、回線ビジーによって再生のできないボ
イスメールが生じるおそれを低減できる。図16は本発
明システムで正常時のボイスメール再生シーケンスを示
す。同図中、MS20(又は固定通信端末)からボイス
メール加入者が再生要求を行う。
【0058】MGS231 はHM35に対して上記再生
要求の加入者番号についての全ての正規化番号を日時の
順に問い合わせる。そして受け取った正規化番号内のV
M番号の指示するVM、例えばVM252 に対して再生
要求を行う。これによってVM252 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイ
スメールを再生してMS20に送信する。上記VM25
2 のボイスメール再生が終了すると、MGS231 はH
M35に対して再生要求の加入者番号についての正規化
番号を同時の順に再度問い合わせる。そして受け取った
正規化番号内のVM番号の指示する例えばVM251
再生要求を行う。
【0059】これによってVM251 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応するボイスメールを
再生してMS20に送信する。同様にして、MGS23
1 はHM35に再生要求の加入者番号についての正規化
番号が最後となるまで問い合わせ、受けとった正規化番
号内のVM番号の指示に従いVM253 に再生要求を行
い、これによってVM253 から再生されたボイスメー
ルがMS20に送信される。そしてMS20からの通信
回線の切断によりボイスメール再生が終了する。
【0060】図17は本発明システムでVMがダウン又
は輻輳時のボイスメール再生シーケンスを示す。同図
中、MS20(又は固定通信端末)からボイスメール加
入者が再生要求を行う。MGS231 はHM35に対し
て上記再生要求の加入者番号についての全ての正規化番
号を日時の順に問い合わせる。そして受け取った正規化
番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM252
対して再生要求を行う。
【0061】これによってVM252 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイ
スメールを再生してMS20に送信する。上記VM25
2 のボイスメール再生が終了すると、MGS231 はH
M35に対して再生要求の加入者番号についての正規化
番号を日時の順に再度問い合わせる。そして受け取った
正規化番号内のVM番号の指示する例えばVM251
再生要求を行う。
【0062】このVM251 がダウン又は輻輳している
場合、MGS231 はHM35に再生要求の加入者番号
についての正規化番号が最後となるまで問い合わせ、受
けとった正規化番号内のVM番号の指示に従いVM25
3 に再生要求を行い、これによってVM253 から再生
されたボイスメールがMS20に送信される。この後、
MGS231 はMS20に対してトーキで再生できない
ボイスメールがあったことを通知する。そしてMS20
からの通信回線の切断によりボイスメール再生が終了す
る。
【0063】図18及び図19は本発明システムで回線
ビジー時のボイスメール再生シーケンスを示す。図18
において、MS20(又は固定通信端末)からボイスメ
ール加入者が再生要求を行う。MGS231 はHM35
に対して上記再生要求の加入者番号についての正規化番
号を日時の順に問い合わせる。そして受け取った正規化
番号内のVM番号の指示するVM、例えばVM251
対して再生要求を行う。
【0064】これによってVM251 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイ
スメールを再生してMS20に送信する。上記VM25
1 のボイスメール再生が終了すると、MGS231 はH
M35に対して再生要求の加入者番号についての正規化
番号を日時の順に再度問い合わせる。そして受け取った
正規化番号内のVM番号の指示する例えばVM253
再生要求を行う。
【0065】このVM251 への回線がビジーの場合、
MGS231 はその正規化番号をHM35に記憶させて
おき、MGS231 はHM35に再生要求の加入者番号
についての次の正規化番号を問い合わせ、受けとった正
規化番号内のVM番号の指示に従いVM253 に再生要
求を行い、これによってVM253 から再生されたボイ
スメールがMS20に送信される。
【0066】最後に、MGS231 はHM35から回線
ビジーでボイスメール再生ができなかったVM252
正規化番号を問い合わせ、VM252 に対して再度再生
要求を行い、回線ビジーが解消していれば上記と同様に
してVM252 はボイスメールを再生してMS0に送信
する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボ
イスメール再生を終了する。
【0067】ところで、回線ビジーでボイスメール再生
ができなかったVM252 に対して再度再生要求を行っ
たとき、回線ビジーが解消していなければ、図19に示
す如く、MGS231 はMS20に対してトーキで再生
できないボイスメールがあったことを通知する。この
後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール
再生を終了する。なお、図19におけるMS20の再生
要求から、MGS231のVM252 に対する再度再生
要求までは図18と同一である。
【0068】図20は本発明システムでダウン又は輻輳
しているVMがHM35に通知されている場合のボイス
メール再生シーケンスを示す。同図中、MS20(又は
固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行
う。MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加
入者番号についての全ての正規化番号を問い合わせる。
そして受け取った正規化番号を登録の日時の順に並べ、
その正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウ
ン又は輻輳していないVM、例えばVM253 に対して
再生要求を行う。
【0069】これによってVM253 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイ
スメールを再生してMS20に送信する。上記VM25
2 のボイスメール再生が終了すると、次の正規化番号内
のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳してい
ないVM、例えばVM251 に対して再生要求を行い、
上記と同様にしてVM251 はボイスメールを再生して
MS20に送信する。この後、MGS231 は正規化番
号内のVM番号で指示されたVMのうちダウン又は輻輳
により再生できないボイスメールがあることをトーキで
MS20に通知し、MS20からの通信回線の切断によ
りボイスメール再生が終了する。
【0070】図21及び図22は本発明システムでダウ
ン又は輻輳しているVMがHM35に通知されており、
ビジー発生時のボイスメール再生シーケンスを示す。図
21において、MS20(又は固定通信端末)からボイ
スメール加入者が再生要求を行う。MGS231 はHM
35に対して上記再生要求の加入者番号についての全て
の正規化番号を問い合わせる。そして受け取った正規化
番号を登録の日時の順に並べ、その正規化番号内のVM
番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳していないV
M、例えばVM252 に対して再生要求を行う。
【0071】これによってVM252 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイ
スメールを再生してMS20に送信する。上記VM25
2 のボイスメール再生が終了すると、次の正規化番号内
のVM番号の指示するVMのうちダウン又は輻輳してい
ないVM、例えばVM253 に対して再生要求を行う。
【0072】VM253 への回線がビジーで接続てきな
いときは、次のダウン又は輻輳していない正規化番号内
のVM番号で指示されたVM、例えばVM251 に対し
て再生要求を行い、VM251 はボイスメールを再生し
てMS20に送信する。そして、HM35から受け取っ
た全ての正規化番号についてのボイスメール再生が終る
と、MGS231 は回線ビジーでボイスメール再生がで
きなかったVM253 に対して再度再生要求を行い、回
線ビジーが解消していれば上記と同様にしてVM252
はボイスメールを再生してMS20に送信する。この
後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール
再生を終了する。
【0073】ところで、回線ビジーでボイスメール再生
ができなかったVM253 に対して再度再生要求を行っ
たとき、回線ビジーが解消していなければ、図22に示
す如く、MGS231 はMS20に対してトーキで再生
できないボイスメールがあったことを通知する。この
後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール
再生を終了する。なお、図22におけるMS20の再生
要求から、MGS231のVM252 に対する再度再生
要求までは図22と同一である。
【0074】図23は本発明システムでダウン又は輻輳
しているVMがHM35に通知されている場合のボイス
メール再生シーケンスを示す。同図中、MS20(又は
固定通信端末)からボイスメール加入者が再生要求を行
う。MGS231 はHM35に対して上記再生要求の加
入者番号についての全ての正規化番号を日時の順に問い
合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号の
指示するVMのうちダウン又は輻輳していないVM、例
えばVM252 に対して再生要求を行う。
【0075】これによってVM252 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイ
スメールを再生してMS20に送信する。MGS231
はHM35に再生要求の加入者番号についての正規化番
号が最後となるまで問い合わせ、受けとった正規化番号
内のVM番号の指示に従い、ダウン又は輻輳していない
VM253 に再生要求を行い、これによってVM253
から再生されたボイスメールがMS20に送信される。
この後、MGS231 はMS20に対してトーキで再生
できないボイスメールがあったことを通知する。そして
MS20からの通信回線の切断によりボイスメール再生
が終了する。
【0076】図24及び図25は本発明システムでダウ
ン又は輻輳しているVMがHM35に通知されており、
ビジー発生時のボイスメール再生シーケンスを示す。図
24において、MS20(又は固定通信端末)からボイ
スメール加入者が再生要求を行う。
【0077】MGS231 はHM35に対して上記再生
要求の加入者番号についての正規化番号を日時の順に問
い合わせる。そして受け取った正規化番号内のVM番号
の指示するVMのうちダウン又は輻輳していないVM、
例えばVM251 に対して再生要求を行う。
【0078】これによってVM251 は再生要求の加入
者番号及び正規化番号の日時に対応する管理番号のボイ
スメールを再生してMS20に送信する。上記VM25
1 のボイスメール再生が終了すると、MGS231 はH
M35に対して再生要求の加入者番号についての正規化
番号を日時の順に再度問い合わせる。そして受け取った
正規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又
は輻輳していない例えばVM253 に再生要求を行う。
【0079】このVM251 への回線がビジーの場合、
MGS231 はその正規化番号をHM35に記憶させて
おき、MGS231 はHM35に再生要求の加入者番号
についての次の正規化番号を問い合わせ、受けとった正
規化番号内のVM番号の指示するVMのうちダウン又は
輻輳していないVM253 に再生要求を行い、これによ
ってVM253 から再生されたボイスメールがMS20
に送信される。
【0080】最後にMGS231 はHM35から回線ビ
ジーでボイスメール再生がてきなかったVM252 の正
規化番号を問い合わせ、VM252 に対し再度再生要求
を行い、回線ビジーが解消していれば、上記と同様にし
てVM252 はボイスメールを再生してMS20に送信
する。この後、MS20からの通信回線の切断によりボ
イスメール再生を終了する。
【0081】ところで、回線ビジーでボイスメール再生
ができなかったVM252 に対して再度再生要求を行っ
たとき、回線ビジーが解消していなければ、図25に示
す如く、MGS231 はMS20に対してトーキで再生
できないボイスメールがあったことを通知する。この
後、MS20からの通信回線の切断によりボイスメール
再生を終了する。なお、図25におけるMS20の再生
要求から、MGS231のVM252 に対する再度再生
要求までは図24と同一である。
【0082】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明によ
れば、ボイスメール局を加入者毎に割り当てるのではな
く、ボイスメール毎にボイスメール局を割り当て、各ボ
イスメールを登録したボイスメール局と、宛先である加
入者とを対応させて管理するため、いずれかのボイスメ
ール局がダウン又は輻輳した場合であっても、又はいず
れかのボイスメール局への回線ビジーの場合であって
も、他のボイスメール局にボイスメールの登録を行い、
かつ他のボイスメール局からボイスメールを再生するこ
とができる。
【0083】また、請求項2に記載の発明によれば、ボ
イスメールを登録した日時を管理しているため、任意の
加入者に対するボイスメールを登録順に再生することが
できる。また、請求項3に記載の発明によれば、ダウン
又は輻輳しているボイスメール局があっても、この局を
回避してダウン又は輻輳していないボイスメール局にボ
イスメールを登録できる。
【0084】また、請求項4に記載の発明によれば、登
録しようとするボイスメール局への回線がビジーであっ
ても、この局を回避して回線ビジーではないボイスメー
ル局にボイスメールを登録できる。請求項5に記載の発
明によれば、使用率の低いボイスメール局を選択してボ
イスメールを登録するため、各ボイスメール局が満杯と
なるおそれが低減される。
【0085】また、請求項6に記載の発明によれば、再
生要求の加入者に対するボイスメールの管理情報を1度
に得るため、ホームメモリ局のアクセス回数が少なくて
済む。また、請求項7に記載の発明によれば、再生要求
の加入者に対するボイスメールの管理情報を逐一得るた
め、上記加入者が必要とするボイスメールを再生した時
点で再生を終了した場合にボイスメールの管理情報の無
駄がなくなる。
【0086】また、請求項8に記載の発明によれば、ダ
ウン又は輻輳しているボイスメール局があっても、この
局を回避してダウン又は輻輳していないボイスメール局
にボイスメールを再生できる。また、請求項9に記載の
発明によれば、再生しようとするボイスメール局への回
線がビジーであっても、この局を回避して回線ビジーで
はないボイスメール局のボイスメールを再生できる。
【0087】また、請求項10に記載の発明によれば、
回線ビジーで再生ができなかったボイスメール局がある
と、時間が経過した後、再度再生を行うため、回線ビジ
ーによって再生のできないボイスメールが生じるおそれ
を低減できる。また、請求項11に記載の発明によれ
ば、回線ビジーで再生できなかったボイスメール局があ
ると、その旨のメッセージを再生要求の加入者に送るた
め、加入者は時間経過後、再び再生要求する等の対策が
可能となり、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの構成図である。
【図2】本発明システムの全体構成図を示す図である。
【図3】正規化番号フォーマットを示す図である。
【図4】MLS及びMGSの構成を説明するためのブロ
ック図である。
【図5】VMのブロック図である。
【図6】HMのブロック図である。
【図7】ボイスメールサービスのフローチャートであ
る。
【図8】ボイスメール登録シーケンスを示す図である。
【図9】ボイスメール登録シーケンスを示す図である。
【図10】ボイスメール登録シーケンスを示す図であ
る。
【図11】ボイスメール登録シーケンスを示す図であ
る。
【図12】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図13】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図14】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図15】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図16】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図17】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図18】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図19】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図20】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図21】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図22】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図23】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図24】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図25】ボイスメール再生シーケンスを示す図であ
る。
【図26】従来システムの構成図である。
【図27】従来システムのボイスメール登録シーケンス
を示す図である。
【符号の説明】
20 MS 211 〜21i BS 221 〜22j MLS 231 〜23k MGS 241 ,242 M−MGS 251 ,252 VM 35 HM

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者に対する音声メッセージであるボ
    イスメールを登録されて蓄積する複数のボイスメール局
    と、 ボイスメールの登録時に、どのボイスメール局に登録す
    るかを選定する登録選定手段と、 ボイスメール単位で登録したボイスメール局と加入者と
    を対応させて管理するホームメモリ局と、 上記ホームメモリ局の管理情報を用いて再生を要求する
    加入者に対するボイスメールを所定のボイスメール局か
    ら読み出す読み出し手段とを有することを特徴とするボ
    イスメールシステム。
  2. 【請求項2】 前記ホームメモリ局は、登録したボイス
    メール局と共に、登録日時を管理することを特徴とする
    請求項1記載のボイスメールシステム。
  3. 【請求項3】 前記登録選定手段は、ダウン又は輻輳し
    ているボイスメール局を回避して登録するボイスメール
    局を選定することを特徴とする請求項1記載のボイスメ
    ールシステム。
  4. 【請求項4】 前記登録選定手段は、回線ビジーのボイ
    スメール局を回避して登録するボイスメール局を選定す
    ることを特徴とする請求項1又は3記載のボイスメール
    システム。
  5. 【請求項5】 前記登録選定手段は、各ボイスメール局
    の使用率を比較し、最も使用率の低いボイスメール局を
    選定することを特徴とする請求項1又は3又は4記載の
    ボイスメールシステム。
  6. 【請求項6】 前記読み出し手段は、再生を要求する加
    入者に対する全てのボイスメールの管理情報を前記ホー
    ムメモリ局から1度に得ることを特徴とする請求項1記
    載のボイスメールシステム。
  7. 【請求項7】 前記読み出し手段は、再生を要求する加
    入者に対するボイスメールの管理情報を前記ホームメモ
    リ局から逐一得ることを特徴とする請求項1記載のボイ
    スメールシステム。
  8. 【請求項8】 前記読み出し手段は、ダウン又は輻輳し
    ているボイスメール局を回避して読み出しを行うボイス
    メール局を選定することを特徴とする請求項1記載のボ
    イスメールシステム。
  9. 【請求項9】 前記読み出し手段は、回線ビジーのボイ
    スメール局を回避して読み出しを行うボイスメール局を
    選定することを特徴とする請求項1又は3記載のボイス
    メールシステム。
  10. 【請求項10】 前記読み出し手段は、回線ビジーによ
    り読み出しを回避したボイスメール局を時間経過後、再
    度読み出しを行うボイスメール局に選定することを特徴
    とする請求項9記載のボイスメールシステム。
  11. 【請求項11】 前記読み出し手段で読み出しを回避し
    たとき、トーキにより再生を要求する加入者にメッセー
    ジを送るトーキ手段を有することを特徴とする請求項8
    又は9記載のボイスメールシステム。
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