JPH08305585A - 割込制御装置 - Google Patents

割込制御装置

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JPH08305585A
JPH08305585A JP7113130A JP11313095A JPH08305585A JP H08305585 A JPH08305585 A JP H08305585A JP 7113130 A JP7113130 A JP 7113130A JP 11313095 A JP11313095 A JP 11313095A JP H08305585 A JPH08305585 A JP H08305585A
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JP
Japan
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interrupt
level
start address
address
control
Prior art date
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JP7113130A
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English (en)
Inventor
Shinya Miyaji
信哉 宮地
Nobuo Higaki
信生 檜垣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69637971T priority patent/DE69637971D1/de
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Priority to CN96108433A priority patent/CN1095121C/zh
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/20Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus
    • G06F13/24Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus using interrupt

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は小規模のハードウェアにより割込処
理への分岐を高速に実行し、しかもメモリの使用効率を
向上させる割込制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 割込制御部154は、割込レベル信号152
において割込要求が発生したとき、その割込レベルに対
応する開始アドレスを割込開始アドレスレジスタ104
から取り出してプログラムカウンタに設定することによ
り、ROM101内の割込処理プログラムに分岐する制
御を行う。これにより、複数の割込処理プログラムを分
断することなくプログラム記憶手段に格納しておくこと
により、プログラム記憶手段の使用効率を向上させるこ
とができ、しかも、高速性、即時性を要求される割込処
理に好適する割込制御ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
における割込みプログラム設計の柔軟性を向上させた割
込制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術及び情報処理技術の発展
によりマイクロプロセッサの性能が向上し、あらゆる機
器に組み込まれ広く利用されている。従来のマイクロプ
ロセッサ等の情報処理機器における割込制御装置では、
割込要因毎に処理プログラムの開始番地を任意に変える
方式(以下ベクタ割込方式と呼ぶ)や、割込レベル毎に
割込処理プログラムの開始番地を固定している方式(以
下固定番地方式と呼ぶ)を採用している。
【0003】ベクタ割込方式は、例えば米国インテル社
などの8086系のマイクロプロセッサや、株式会社日
立製作所のSH7032マイクロプロセッサなどに採用
されている。この方式では、割込要因毎に特定のベクタ
番号が割当てられるとともに、ベクタ番号に対応させて
割込処理プログラムの開始アドレスを格納するベクタテ
ーブルを参照して割込処理に分岐する。通常、ベクタ番
号は8ビットで表され、256種の割込要因に対応でき
る構成が多い。またベクタテーブルは、アドレスが32
ビットで表される場合には1kbyteの大きさにな
る。
【0004】ベクタ割込方式の割込処理装置は、割込が
発生すると、割込要因に対応するベクタ番号を発生し、
ベクタ番号に対応する割込処理プログラムの開始アドレ
スを上記ベクタテーブルから読み出して、現在実行中の
アドレスから開始アドレスに分岐する制御を行う。この
制御は、マイクロプログラム等のハードウェアによる。
開始アドレスに分岐した後、割込処理プログラムが実行
される。割込処理プログラムの実行が終了するとハード
ウェア制御によって元のプログラムアドレスに復帰する
制御を行う。
【0005】プログラマは、ベクタ割込方式のプロセッ
サに対して、割込処理プログラムを割込要因毎に作成
し、各プログラムの先頭アドレスを開始アドレスとして
上記ベクタテーブル上におくだけでよい。これにより割
込要因毎の処理プログラムにハードウェア制御によって
開始される。汎用性が高く、多様なアプリケーションを
実行する情報処理装置に適している。
【0006】また、固定番地方式は、例えば日本電気株
式会社のV810マイクロプロセッサなどに採用されて
おり、16個の割込レベルn(n=0−Fh)に対して
割込処理開始アドレスがFFFFFEn0hに固定され
ていてる。つまり16個の固定開始アドレスが16バイ
ト毎に配置されている。固定番地方式の方式の割込処理
装置は、割込が発生すると、現在実行中のアドレスから
割込レベルに対応する固定開始アドレスに分岐する制御
をハードウェアが行う。ベクタテーブルを参照する必要
がないのでベクタ方式よりも高速に分岐することができ
るという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術におけるベクタ方式の割込処理装置によれば、ベク
タ番号の生成、ベクタテーブルの参照という処理を行う
ため、ハードウェアが複雑になり回路規模が大きくな
り、かつ、割込発生から分岐するまでの時間が長いとい
う問題があった。加えて、組み込み用途のマイクロプロ
セッサの割込制御装置として用いる場合、内蔵ROMの
容量が限られるのでベクターテーブルを設けることは、
他のプログラムを圧迫するという問題と、実際に使用す
る割込の数が通常ベクタ数に比べてずっと少ないので、
ベクタテーブル中に未使用の領域が点在しROMの使用
効率が悪く無駄が多いという問題もあった。
【0008】また、固定番地方式の割込処理装置によれ
ば、割込レベルに対応する複数の固定開始アドレスが短
い間隔(例えば16バイト毎)で配置されているので、
ハードウェア制御により割込処理プログラムの固定開始
アドレスに分岐した後に、さらに割込処理プログラムの
先頭で分岐命令を設けて分岐する必要があり、不要な分
岐命令を挿入しなければならず、その分割込処理時間が
遅くなるという問題があった。もし、複数の固定開始ア
ドレスの間隔を割込処理プログラムを配置できるだけの
大きさに広げれば、分岐命令の挿入により処理の遅延を
解消できる。しかし広い間隔での固定開始アドレスの配
置は、ROMの使用効率を却って悪くするという問題を
発生することになる。
【0009】本発明は上記の問題点に鑑み、小規模のハ
ードウェアにより割込処理への分岐を高速に実行し、し
かもメモリの使用効率を向上させる割込制御装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、割込要求信号毎の割込レベルに
対応する複数の割込処理プログラムを、アドレスが連続
する領域に記憶するプログラム記憶手段と、割込レベル
毎の割込処理プログラムの開始アドレスを保持する開始
アドレス保持手段と、割込要求信号において割込要求が
発生したとき、その割込レベルに対応する開始アドレス
を開始アドレス保持手段から取り出してプログラムカウ
ンタに設定することにより分岐する制御を行う制御手段
とを備える。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の割込制
御装置において、前記開始アドレス保持手段は、割込レ
ベル毎に割込処理プログラムの開始アドレスの下位側ア
ドレスを保持する保持手段と、前記開始アドレスの上位
側アドレスとなる定数を発生する定数発生手段とを備
え、前記制御手段は、割込要求が発生したとき、その割
込レベルに対応する保持手段の下位側と、定数発生手段
の上位側アドレスとからなる開始アドレスに分岐する制
御を行うよう構成されている。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載の割込制
御装置において、前記開始アドレス保持手段は、プログ
ラム記憶手段における複数の割込処理プログラムの記憶
領域の先頭アドレスをベースアドレスとして保持する第
1の保持手段と、各割込み処理プログラムの開始アドレ
スとベースアドレスとの差分で表される相対開始アドレ
スを、割込みレベルに対応させて保持する第2の保持手
段とを備え、前記制御手段は、割込要求が発生したと
き、その割込レベルに対応する相対開始アドレスとベー
スアドレスとと加算して得られる開始アドレスに分岐す
る制御を行うよう構成されている。
【0013】請求項4の発明は、前記割込制御装置は、
請求項1、2、又は3記載の割込制御装置に対して、さ
らに、外部からの割込信号の種類毎に割込レベルを保持
するレベル保持手段と、外部から割込信号を受け付け、
当該割込信号に対応する割込レベルをもつ割込要求信号
を制御手段に出力する割込受付手段とを備える。請求項
5の発明は、請求項1ないし4記載の何れかの割込制御
装置に対して、さらに、マスク不可能な特定の割込信号
に対する割込処理プログラムの開始アドレスを発生する
固定アドレス発生手段を備え、前記制御手段は、前記特
定の割込が発生したとき、固定アドレス発生手段に発生
される開始アドレスに分岐する制御を行うよう構成され
ている。
【0014】請求項6の発明は、請求項1の発明に対し
て、前記プログラム記憶手段が、所定レベルより高いレ
ベルの割込要求信号に対しては、1対1に対応する割込
処理プログラムを記憶し、所定レベル以下の割込要求信
号に対しては、多対1に対応する割込処理プログラムを
記憶し、前記開始アドレス保持手段は、所定レベルより
高い割込レベルに対して、1対1に対応する開始アドレ
スを保持する第1の保持手段と、所定レベル以下の割込
レベルに対して、多対1に対応する開始アドレスを保持
する第2の保持手段とを有する。
【0015】
【作用】上記の手段により、請求項1の発明に係る割込
制御装置では、制御手段は、割込要求信号において割込
要求が発生したとき、その割込レベルに対応する開始ア
ドレスを開始アドレス保持手段から取り出してプログラ
ムカウンタに設定することにより、プログラム記憶手段
内の割込処理プログラムに分岐する制御を行う。これに
より、複数の割込処理プログラムを分断することなくプ
ログラム記憶手段に格納しておくことにより、プログラ
ム記憶手段の使用効率を向上させることができ、しか
も、高速性、即時性を要求される割込処理に好適する割
込制御ができる。
【0016】請求項2の発明に係る割込制御装置では、
請求項1記載の割込制御装置において、前記制御手段
は、割込要求が発生したとき、その割込レベルに対応す
る保持手段の下位側アドレスと、定数発生手段の上位側
アドレスとからなる開始アドレスに分岐する制御を行
う。これにより、開始アドレスの上位側アドレスを共通
化することにより低コスト化できる。
【0017】請求項3の発明に係る割込制御装置では、
請求項1記載の割込制御装置において、開始アドレス
は、ベースアドレスと相対開始アドレスとを加算するこ
とにより算出される。前記制御手段は、算出された開始
アドレスに分岐する制御を行う。これにより、開始アド
レスを柔軟に算出することができる。さらに、複数の割
込み処理プログラムの記憶領域の割当てを変更した場合
には、ベースアドレスを変更するだけで対応でき、ま
た、個別の割込み処理プログラムの変更に対しても相対
開始アドレスを変更するだけで良く、より柔軟にプログ
ラム設計を行うことができる。また、ベースアドレスと
相対開始アドレスの加算は、制御手段の制御の下で、本
割込制御装置を備えるデータ処理装置の算術論理演算ユ
ニットによって計算できるので、開始アドレス保持手段
の構成が簡単になる。
【0018】請求項4の発明に係る割込制御装置では、
請求項1、2、又は3記載の割込制御装置に対して、外
部から割込信号は、レベル保持手段の内容に従って当該
割込信号に対応する割込レベルをもつ割込要求信号を変
換されて制御手段に出力される。これにより外部からの
割込信号に対して割込レベルを柔軟に設定することがで
きる。
【0019】請求項5の発明は、請求項1ないし4記載
の何れかの割込制御装置に対して、さらに、マスク不可
能な特定の割込信号が発生すると、前記制御手段は、固
定アドレス発生手段に発生される開始アドレスに分岐す
る制御を行う。これにより、主として緊急用に用いられ
るマスク不可能な特定の割込信号と、アプリケーション
により頻繁に用いられる割り込み要求とを峻別して、そ
れぞれの特性に応じた構成とすることができる。
【0020】請求項6の発明は、請求項1記載の割込制
御装置に対して、前記プログラム記憶手段は、所定レベ
ルより高いレベルの割込要求信号に対しては、1対1に
対応する割込処理プログラムを記憶し、所定レベル以下
の割込要求信号に対しては、多対1に対応する割込処理
プログラムを記憶し、前記開始アドレス保持手段は、所
定レベルより高い割込レベルに対して、1対1に対応す
る開始アドレスを保持する第1の保持手段と、所定レベ
ル以下の割込レベルに対して、多対1に対応する開始ア
ドレスを保持する第2の保持手段とを有する。これによ
り、優先レベルが高い割込要求信号に対しては、高速
性、即時性を十分に確保することができ、優先レベルが
高くない割込信号を1つの割込処理プログラムにパック
することにより、簡単なハードウェア構成で個々の割込
処理の特性に応じた柔軟な割込制御を行うことができ
る。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例における割込
制御装置を備えたプロセッサの構成を示すブロック図で
ある。本プロセッサは、ROM101、RAM102、
レジスタ部103、開始アドレスレジスタ104、セレ
クタ105、セレクタ106、プリフェッチカウンタ1
07、インクリメンタ108、デコードプログラムカウ
ンタ109、実行プログラムカウンタ110、ドライバ
111、命令レジスタ112、ステータスレジスタ11
3、デコーダ114、マイクロ命令レジスタ115、算
術論理演算部116、プロセッサステータスワード11
7、演算結果バッファ118、オペランドアドレスレジ
スタ119、セレクタ120、セレクタ121、ドライ
バ122〜130、セレクタ131、132、内部アド
レスバス140、内部データバス141、内部データバ
ス142、割込信号150、割込受付部151、定数発
生器153、デコーダ114内部に割込制御部154を
備える。
【0022】同図において、ROM101、RAM10
2は、それぞれ命令、データを記憶する。説明の便宜
上、命令語長は32ビット固定長、アドレス長、データ
長も32ビットであるものとする。レジスタ部103
は、複数のレジスタからなる。本実施例では、複数のデ
ータレジスタと、複数のアドレスレジスタと、スタック
ポインタとを有し、本実施例ではそれぞれ32ビット長
であるものとする。
【0023】割込開始アドレスレジスタ104は、レベ
ル0〜6の7レベルの割込レベル信号152に対応する
7本のレジスタ(以下IRQV0〜IRQV6と略す)
を有する。IRQV0〜6は、それぞれ割込レベルに対
応する対応する割込処理プログラムの開始アドレスの下
位16ビットを保持する。例えば、IRQV2レジスタ
には、割込レベル2の割込処理プログラムの開始アドレ
スの下位16ビットが保持される。これらの開始アドレ
スは、通常の転送命令(MOV命令)によりプログラム
(メインルーチン)先頭あるいは必要に応じて設定され
る。設定された開始アドレスは、割込要求発生時に割込
制御部154の制御により、予め定められた上位16ビ
ットが付加されて、フェッチアドレスとしてROM10
1に供給されると同時にプリフェッチカウンタ107に
格納される。
【0024】セレクタ105、106は、RAM102
のデータと、内部アドレスバス140上のデータの何れ
かを選択して、それぞれ開始アドレスレジスタ104、
レジスタ部103に出力する。プリフェッチカウンタ1
07、インクリメンタ108からなる回路は、デコーダ
114の制御により、フェッチすべき命令のアドレスを
順に生成するカウンタを構成する。
【0025】デコードプログラムカウンタ109は、命
令解読ステージにある命令のアドレスを保持する。実行
プログラムカウンタ110は、命令実行ステージにある
命令アドレスを保持する。ドライバ111は、デコーダ
114の制御により、実行プログラムカウンタ110の
命令アドレスを内部データバス141に出力する。
【0026】命令レジスタ112は、ROM101から
フェッチされた命令を保持する。ステータスレジスタ1
13は、命令の解読に必要な各種のステータスフラグを
保持する。デコーダ114は、命令レジスタ112の命
令及びステータスレジスタ113の内容を解読して、そ
の命令を実現するマイクロ命令を出力する。また、デコ
ーダ114は、内部に割込処理への移行、復帰を制御す
る割込制御部154を有する。
【0027】マイクロ命令レジスタ115は、デコーダ
114からのマイクロ命令に従って命令を実現する制御
を行う。算術論理演算部116は、デコーダ114の制
御により、データ演算やアドレス計算を行う。プロセッ
サステータスワード117は、レベル割り込みの受付範
囲を指定するIMSKフィールドを含むプロセッサ内部
状態を示す各種フラグを保持する。
【0028】演算結果バッファ118は、算術論理演算
部116による演算結果を保持する。オペランドアドレ
スレジスタ119は、RAM102に対するアドレスを
保持する。セレクタ120は、インクリメンタ108か
らのフェッチアドレス、演算結果バッファ118内の演
算結果、オペランドアドレスレジスタ119のアドレス
の何れかを、デコーダ114の制御により選択的にRO
M101に出力する。
【0029】セレクタ121は、演算結果バッファ11
8内の演算結果、オペランドアドレスレジスタ119の
アドレスの何れかを、デコーダ114の制御により選択
的にRAM102に出力する。ドライバ122〜130
は、それぞれマイクロ命令レジスタ115からの制御信
号に従ってデータ/アドレスをドライブする3ステート
ドライバである。
【0030】セレクタ131は、内部データバス141
と内部データバス142の何れかからのデータを選択的
に算術論理演算部116の一方の入力側に出力するセレ
クタ132は、内部データバス142、内部アドレスバ
ス140、演算結果バッファ118、定数発生器153
の何れかからのデータを選択的に算術論理演算部116
の他方の入力側に出力する内部アドレスバス140、第
1内部データバス141、第2内部データバス142
は、プロセッサ内部バスである。
【0031】割込信号150は、外部の各種I/O装置
からの割込要求を通知する7種類の信号(IPT0〜
6)である。割込受付部151は、レベル割込と、ノン
マスカブル割込と、リセット割込とを受け付け、デコー
ダ114に通知する。レベル割込は、割込信号(IPT
0〜6)を要因とし、要因毎に0から6までの優先順位
をもつ割込レベル信号に変換される。\uノンマスカブル
割込は、レベル割込よりも優先順位が高く、マスクでき
ない(いつでも受け付けられる)割込である。リセット
割込は、最も優先順位が高く、リセット時に必要な処理
を行うための割込である。割込受付部151は、内部に
割込信号(IPT0〜6)のそれぞれに対応する割込制
御レジスタを有し、割込信号を受け付けたとき、割込制
御レジスタの内容に従って割込レベル信号(IRQ0〜
IRQ6)を出力する。各割込制御レジスタは、当該割
込信号が入力されたときに発生すべき割込みレベルが設
定されるレジスタであるが、本実施例では、IPT0〜
6に1対1に同順に対応してIRQ0〜IRQ6が出力
されるものとする。また、割込受付部151は、ノンマ
スカブル割込信号(以下、NMI)とリセット割込信号
とが入力されたときは、デコーダ114にそのまま出力
する。
【0032】割込レベル信号152は、IRQ0からI
RQ6の順に高い優先度をもち、デコーダ114に対し
て割込処理を要求する信号である。定数発生器153
は、16ビットの定数及び32ビットの定数を発生す
る。ここで、16ビットの定数は、レベル割込の開始ア
ドレスの上位16ビットを表す。32ビットの定数は2
つ発生され、NMIの割込処理の開始アドレスと、リセ
ット割込の割込処理の開始アドレスを表す。本実施例で
は、前記16ビット定数は4000h(hは16進数を示
す)、NMIの割込処理の開始アドレスは40000008h、
リセット割込の割込処理の開始アドレスは40000000hで
あるものとする。
【0033】割込制御部154は、実際にはデコーダ1
14の一部であるが、割込レベル信号152が入力され
ると、割込処理への移行を制御するマイクロ命令を発行
する。より詳しくいうと、割込受付部151からIRQ
n(nは0〜6の何れか)が入力されると、(1.1)スタ
ックポインタの内容を更新するマイクロ命令(SP−8
→SP)と、(1.2)実行プログラムカウンタ110の内
容をスタックへ退避するマイクロ命令(EXPC→(S
P−4))と、(1.3)プロセッサステータスワード11
7の内容をスタックを退避するマイクロ命令(PSW→
SP)と、(1.4)プロセッサステータスワード117内
のIMSKフィールドを受け付けた割込みレベルに書き
換えるマイクロ命令と、(1.5)当該IRQnのレベルn
に対応するIRQVnの内容と、定数発生器153の前
記16ビット定数とを算術論理演算部116に加算させ
るマイクロ命令と、(1.6)加算結果をROM101に出
力させると共にプリフェッチカウンタ107に格納する
マイクロ命令とを発行する。
【0034】リセット割込が入力された場合、割込制御
部154は、(2.1)定数発生器153のリセット割込の
開始アドレス表す32ビット定数を算術論理演算部11
6を介して出力させるマイクロ命令と、(2.2)算術論理
演算部116の出力結果をROM101に出力させると
共にプリフェッチカウンタ107に格納するマイクロ命
令とを発行する。
【0035】NMI割込が入力された場合には、割込制
御部154は、(3.1)スタックポインタの内容を更新す
るマイクロ命令(SP−8→SP)と、(3.2)実行プロ
グラムカウンタ110の内容をスタックへ退避するマイ
クロ命令(EXPC→(SP−4))と、(3.3)プロセ
ッサステータスワード117の内容をスタックを退避す
るマイクロ命令(PSW→SP)と、(3.4)定数発生器
153のNMI割込の開始アドレス表す32ビット定数
を算術論理演算部116を介して出力させるマイクロ命
令と、(3.5)加算結果をROM101に出力させると共
にプリフェッチカウンタ107に格納するマイクロ命令
とを発行する。
【0036】上記のマイクロ命令は、上記(1.1)〜(1.
6)、(2.1)(2.2)、(3.1)〜(3.5)を内容とするものであれ
ば、1つのマイクロ命令でも複数のマイクロ命令でもよ
い。以上のように構成された本発明の第1の実施例にお
ける割込制御装置について、その動作ついて説明する。
先ず、開始アドレスレジスタIRQVnの設定について
説明する。
【0037】図2(a)は、IRQVnの設定例を示す
説明図である。同図のように、レベル0から6の割込処
理プログラムが、それぞれ8kbyte(16進数では
2000hバイト)、4kbyte(1000h)、2kbyte
(800h)、1kbyte(400h)、0.5kbyte
(200h)、0.5kbyte(200h)、0.5kbyt
e(200h)のプログラムサイズを有していると仮定す
る。この場合、例えばレベル0の割込処理プログラムの
開始アドレスを、40000010hに設定する場合、下位16
ビットの0010hをIRQV0に設定することになる。こ
の割込処理プログラムの配置領域は、40000010h〜40002
00Fhになる。この領域の直後にレベル1の割込処理プ
ログラムを配置するには、IRQV1に2010hを設定す
ればよい。以下、同様にしてIRQV2、IRQV3、
IRQV4、IRQV5、IRQV6に、3010h、3810
h、3C10h、3E10h、4110hを設定すれば、割込処理プロ
グラムを隙間なく配置することができる。
【0038】図2(b)は、上記設定をするためのプロ
グラム例を示す。同図のように転送命令(MOV命令)
により個々のIRQVnが設定される。次に、レベル割
込の割込処理への移行動作について説明する。今、上記
のように各IRQVnが設定されており、割込信号15
0のうち割込要求信号IPT3が入力されたものする。
【0039】この割込要求信号IPT3は、割込受付部
151によって対応するレベル3の割込レベル信号IR
Q3に変換され、デコーダ114に出力される。割込レ
ベル信号IRQ3が入力されると、デコーダ114内の
割込制御部154は、(1.1)スタックポインタの内容を
更新するマイクロ命令(SP−8→SP)と、(1.2)実
行プログラムカウンタ110の内容をスタックへ退避す
るマイクロ命令(EXPC→(SP−4))と、(1.3)
プロセッサステータスワード117の内容をスタックを
退避するマイクロ命令(PSW→SP)と、(1.4)プロ
セッサステータスワード117内のIMSKフィールド
を受け付けた割込みレベルに書き換えるマイクロ命令
と、(1.5)当該IRQ3に対応するIRQV3の内容
と、定数発生器153の前記16ビット定数とを算術論
理演算部116に加算させるマイクロ命令と、(1.6)加
算結果をROM101に出力させると共にプリフェッチ
カウンタ107に格納するマイクロ命令とを発行する。
【0040】これらのマイクロ命令に従って、それを実
現する各種制御信号がマイクロ命令レジスタ115から
出力される。出力された(1.1)〜(1.4)のマイクロ命令
に従って、マイクロ命令レジスタ115スタックポイン
タの更新、戻り先アドレス及びPSWの退避が行われ
る。さらに、(1.5)のマイクロ命令に従って、当該IR
Q3に対応するIRQV3から割込処理プログラムの開
始アドレスの下位16ビット(3810h)と、上位16ビ
ットとして定数発生器153の前記16ビット定数(40
00h)とが算術論理演算部116に加算される(IRQ
V3→ドライバ124→セレクタ131→算術論理演算
部116のB側入力、定数発生器153→セレクタ13
2→算術論理演算部116のA側入力、算術論理演算部
116→演算結果バッファ118)。
【0041】続いて、(1.6)のマイクロ命令に従って、
加算結果(40003810h)がROM101にフェッチアド
レスとして出力される(演算結果バッファ118→セレ
クタ120→ROM101)と共にプリフェッチカウン
タ107に格納される(セレクタ120→プリフェッチ
カウンタ107)。これにより、40003810h番地に分岐
し、ROM101中の40003810h〜40003C0Fh番地に格納
されたレベル3の割込処理プログラムが実行されること
になる。
【0042】以上のように本実施例の割込制御装置によ
れば、割込レベル信号152(IRQ0〜6)に対し
て、定数発生器153と開始アドレスレジスタ104で
与えられる開始アドレスは、任意に設定することができ
るので、レベル毎の割込処理プログラムをROM101
内の連続した領域に配置することができ、ROM101
の使用効率を向上させることができる。さらに、開始ア
ドレスと割込処理プログラムの本体部分とが不連続な領
域に配置されないので、開始アドレスに分岐した後に、
さらに本体部分に分岐するための単純分岐命令が必要な
い点で高速に割込処理を実行させることができる。
【0043】また、本割込制御装置では、ベクタテーブ
ルを参照する処理も、ベクタテーブルも不要であるの
で、簡単なハードウェア構成により実現できる。なお、
上記実施例では、算術論理演算部116は、定数発生器
153の上位16ビットと、開始アドレスレジスタ10
4の下位16ビットとを合成して32ビット開始アドレ
スを算出する具体例を示したが、算術論理演算部116
はもっと複雑なアドレス計算機能を有しているので、単
純な合成ではなく何らかの演算により開始アドレスを算
出するように構成してもよい。例えば、(32ビットベ
ースアドレス)+(16ビット相対アドレス)という形
式で割込み処理プログラムの開始アドレスを算出するこ
とも可能である。この場合、定数発生器153の代わり
にROM101における複数の割込処理プログラムの記
憶している一連の領域の先頭アドレスをベースアドレス
として保持するベースアドレスレジスタを設け、開始ア
ドレスレジスタ104には、各割込み処理プログラムの
開始アドレスとベースアドレスとの差分で表される相対
開始アドレスを割込みレベルに対応させて保持させるよ
うに構成すればよい。これにより、より柔軟なプログラ
ム設計ができる。図3は、本発明の第2の実施例におけ
る割込制御装置を有するプロセッサの構成を示すブロッ
ク図である。図1に示した第1実施例のプロセッサと同
じ構成要素には同じ付号を付してある。以下同じ構成要
素については説明を省略し、異なる点を中心に説明す
る。
【0044】図3のプロセッサは、図1に対して、開始
アドレスレジスタ304、デコーダ314、マイクロ命
令レジスタ315、ドライバ324、セレクタ332、
割込受付部351、定数発生器353、割込制御部35
4の機能が異なっている。開始アドレスレジスタ304
は、レベル0〜6の7レベルの割込レベル信号152に
対応する7本のレジスタ(以下IRQV0〜IRQV6
と略す)を有する点で第1の実施例と同じである。各I
RQV0〜6は、それぞれ割込レベルに対応する対応す
る割込処理プログラムの開始アドレスの下位16ビット
ではなく、32ビットを保持する点が異なっている。
【0045】デコーダ314は、第1実施例のデコーダ
114に対して、内部に割込制御部354を有する点を
除いて同じである。マイクロ命令レジスタ315は、デ
コーダ314からのマイクロ命令に従って命令を実現す
る制御を行う。ドライバ324は、開始アドレスレジス
タ304からの32ビット開始アドレスが入力され、セ
レクタ120に対して出力する。第1の実施例ではセレ
クタ332は、第1の実施例のセレクタ132に対し
て、定数発生器153からの入力が削除されている点を
除いて同様である。
【0046】割込受付部351は、第1実施例の割込受
付部151と同様であるが、本実施例では、内部の制御
レジスタの内容も詳細に説明する。図4に、制御レジス
タのビット構成例を示す。同図において、ICR0〜6
は、割込信号150(IPT0〜6)に対応して設けら
れた7本の制御レジスタを表す。L2〜L0の3ビット
は、各割込信号の優先レベルが設定されるレベルフィー
ルドを表し、IEの1ビットは、割込許可/不許可を表
す割込イネーブルビットを表す。ビット11〜ビット0
は、本実施例では使用しないものとする。割込受付部3
51は、例えば、割込信号(IPT0)が入力される
と、対応する割込制御レジスタ(ICR0)のイネーブ
ルビットが許可を示す場合に、レベルフィールドに設定
されたレベルの割込レベル信号(IRQ0〜IRQ6の
いずれか)を出力する。
【0047】定数発生器353は、第1実施例の定数発
生器153に対して16ビット定数を発生しない点が異
なる。32ビットの定数については同じである。割込制
御部354は、実際にはデコーダ114の一部である
が、割込レベル信号152が入力されると、割込処理へ
の移行を制御するマイクロ命令を発行する。
【0048】より詳しくいうと、割込受付部351から
IRQnが入力されると、(4.1)スタックポインタの内
容を更新するマイクロ命令(SP−8→SP)と、(4.
2)実行プログラムカウンタ110の内容をスタックへ退
避するマイクロ命令(EXPC→(SP−4))と、
(4.3)プロセッサステータスワード117の内容をスタ
ックを退避するマイクロ命令(PSW→SP)と、(4.
4)プロセッサステータスワード117内のIMSKフィ
ールドを受け付けた割込みレベルに書き換えるマイクロ
命令と、(4.5)当該IRQnのレベルnに対応するIR
QVnの内容をセレクタ120を介してROM101に
出力させると共にプリフェッチカウンタ107に格納す
るマイクロ命令とを発行する。また、リセット割込が入
力された場合、NMI割込が入力された場合には、それ
ぞれ第1の実施例の(2.1)(2.2)、(3.3)〜(3.5)と同様の
マイクロ命令を発行する。上記のマイクロ命令は、上記
(4.1)〜(4.5)を内容とするものであれば、1つのマイク
ロ命令でも複数のマイクロ命令でもよい。
【0049】以上のように構成された本発明の第2の実
施例の割込制御装置について、以下その動作を説明す
る。まず、割込制御レジスタICR0〜6及び開始アド
レスレジスタIRQV0〜6の設定について説明する。
図5(a)〜(c)は、それぞれ割込制御レジスタIC
R0〜6の設定例、開始アドレスレジスタIRQV0〜
6の設定例、これらを設定するプログラム例を示す説明
図である。
【0050】図5(a)に示すように、割込制御レジス
タICR0にはレベル0、ICR1にはレベル1、IC
R2〜ICR5にはレベル2、ICR6にはレベル3が
設定されるものとする。つまり、外部からの割込信号1
50のうち、IPT0にはレベル0、IPT1にはレベ
ル1、IPT2〜IPT5にはレベル2、IPT6には
レベル3を割当てている。この場合、レベル0の割込処
理プログラムは割込信号IPT0に対応する処理を、レ
ベル1の割込処理プログラムはIPT1に対応する処理
を内容とする。レベル2の割込処理は、割込信号IPT
2〜5の3つの要因に対応する処理を内容とする。この
設定例は、例えば、外部に極めて高速な通信I/O装置
が接続されていて、通信I/O装置により受信された個
々のデータの回収する受信処理と、通信I/O装置から
送信すべきデータのセットする送信処理とを割込処理に
より実行させるような場合を想定すると、受信割込処理
と送信割込処理とは、それぞれ通信速度に間に合うよう
に(個々のデータの送受信間隔毎に)を実行される必要
があるので、即時性と高速性が要求される。このような
場合、図2(a)のように受信割込信号と送信割込信号
とをIPT0、IPT1とすれば、それぞれレベル0、
レベル1に設定すればよい。また、IPT2〜6は、即
時性も高速性も要求されない割込処理であれば、これら
を全て同じレベルに設定したり、同図のように適当にま
とめてレベルを設定してもよい。
【0051】図5(b)に示すように、レベル0から3
の割込処理プログラムが、それぞれ8kbyte(16
進数では2000hバイト)、4kbyte(1000h)、16
kbyte(4000h)、1kbyte(400h)のプログ
ラムサイズを有していると仮定する。この場合、例えば
レベル0の割込処理プログラムの開始アドレスを400000
10hに設定する場合、32ビットアドレス40000010hをI
RQV0に設定することになる。この割込処理プログラ
ムの配置領域は、40000010h〜4000200Fhになる。この
領域の直後にレベル1の割込処理プログラムを配置する
には、IRQV1に40002010hを設定すればよい。ま
た、レベル2の割込処理プログラムは、割込要因として
割込信号IPT2〜5のそれぞれに対応する処理を内容
とし、IRQV2に40003010hを設定すればよい。以
下、同様にしてIRQV3に40007010hを設定すれば、
割込処理プログラムを隙間なく配置することができる。
【0052】図5(c)は、上記設定をするためのプロ
グラム例を示す。同図のように転送命令(MOV命令)
により個々のICR0〜6およびIRQV0〜3が設定
される。IRQV4〜6は使用されないので、設定しな
い。次に、レベル割込の割込処理への移行動作について
説明する。今、図5のようにICR0〜6、及びIRQ
V0〜3が設定されており、割込信号150のうち割込
要求信号IPT0が入力されたものする。
【0053】この割込要求信号IPT0は、割込受付部
351によって対応するICR0レジスタのレベルフィ
ールドにおいて指定されたレベル0の割込レベル信号I
RQ0に変換され、デコーダ314に出力される。割込
レベル信号IRQ0が入力されると、デコーダ314内
の割込制御部354は、(4.1)スタックポインタの内容
を更新するマイクロ命令(SP−8→SP)と、(4.2)
デコードプログラムカウンタ109の内容をスタックへ
退避するマイクロ命令(EXPC→(SP−4))と、
(4.3)プロセッサステータスワード117の内容をスタ
ックを退避するマイクロ命令(PSW→SP)と、(4.
4)プロセッサステータスワード117内のIMSKフィ
ールドを受け付けた割込みレベルに書き換えるマイクロ
命令と、(4.5)当該IRQ0に対応するIRQV0の内
容をROM101に出力させると共にプリフェッチカウ
ンタ107に格納するマイクロ命令とを発行する。
【0054】これらのマイクロ命令に従って、それを実
現する各種制御信号がマイクロ命令レジスタ115から
出力される。出力された(4.1)〜(4.5)のマイクロ命令
に従って、マイクロ命令レジスタ115スタックポイン
タの更新、戻り先アドレス及びPSWの退避が行われ
る。さらに、(4.5)のマイクロ命令に従って、当該IR
Q0に対応するIRQV0から割込処理プログラムの開
始アドレス32ビット(40000010h)が、ROM101
にフェッチアドレスとして出力される(開始アドレスレ
ジスタ304→セレクタ120→ROM101)ととも
に、プリフェッチカウンタ107に格納される(セレク
タ120→プリフェッチカウンタ107)。これによ
り、40000010h番地に分岐し、ROM101中の4000001
0h〜4000200Fh番地に格納されたレベル0の割込処理プ
ログラムが実行されることになる。
【0055】上記の動作では、割込制御レジスタの設定
が固定的な場合を説明したが、割込レベルを動的に変更
することが容易に実現できる。例えば、図5(a)に示
した例において、割込信号IPT0、1による送受信を
完了してもはや使用しない場合で、割込信号IPT6の
優先レベルを割込信号IPT2〜5よりも優先させたい
場合には、ICR6のレベルフィールドを0に再設定す
るとともに、レベル6の割込処理プログラムの開始アド
レス(40007010h)を開始アドレスレジスタIRQV0
に再設定すればよい。この再設定も図5(c)と同様に
して転送命令で行うことができる。さらにその後、割込
信号IPT0、1による送受信を行う必要がある場合に
は、設定内容を元に戻せばよい。
【0056】また、1つの割込要因に対する割込処理プ
ログラムを動的に切り替えることも可能である。例え
ば、割込信号IPT6の割込要因がタイマー割込であっ
て、ブザー鳴動間隔をカウントする場合と、ディスプレ
イ上に警告表示する間隔をカウントする場合とに用いら
れるとを想定する。この場合、前者をサポートする割込
処理プログラムの開始アドレスと、後者をサポートする
割込処理プログラムの開始アドレスを必要に応じてIR
QV6に格納することにより、簡単に切り替えることが
できる。
【0057】以上のように本実施例の割込制御装置によ
れば、割込信号150に対して、割込制御レジスタで指
定されたレベルに従って、開始アドレスレジスタ304
で与えられる開始アドレスに分岐する。開始アドレス
は、任意に設定することができるので、レベル毎の割込
処理プログラムをROM101内の連続した領域に配置
することができ、ROM101の使用効率を向上させる
ことができる。さらに、開始アドレスと割込処理プログ
ラムの本体部分とが不連続な領域に配置されないので、
開始アドレスに分岐した後に、さらに本体部分に分岐す
るための単純分岐命令が必要ない点で高速に割込処理を
実行させることができる。さらに、割込信号150のレ
ベルを任意に設定することができるので、割込処理の即
時性と高速性を要求される割込要因は、高いレベルに単
独で割当て、逆に即時性も高速性も要求されない割込要
因を複数まとめて低いレベルに割当てるといったよう
に、融通性の高い割込制御が可能になる。
【0058】また、本割込制御装置では、ベクタテーブ
ルを参照する処理も、ベクタテーブルも必要ないので、
簡単なハードウェア構成により実現できる。なお、上記
実施例においては、開始アドレスレジスタ104、30
4を内部レジスとして構成した例を示したが、開始アド
レスレジスタは、I/Oレジスタとして構成してもよ
い。この場合、ROM101やRAM102と同様にメ
モリ空間上の記憶領域にマッピングされる。
【0059】また、第1、第2の実施例において、リセ
ット割込とNMI割込とは、定数発生器153(35
3)により固定的な開始アドレスが定められている構成
を示したが、リセット割込用IRQV、NMI用IRQ
Vを設けてレベル割込と同様に扱うようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の割込制
御装置によれば、複数の割込処理プログラムを分断する
ことなくプログラム記憶手段に格納しておくことによ
り、プログラム記憶手段の使用効率を向上させることが
でき、しかも、高速性、即時性を要求される割込処理に
好適する割込制御ができるという効果がある。
【0061】請求項2の割込制御装置によれば、請求項
1記載の割込制御装置の効果に加えて、開始アドレスの
上位側アドレスを共通化することにより低コスト化でき
るという効果がある。請求項3の割込制御装置によれ
ば、請求項1記載の割込制御装置の効果に加えて、開始
アドレスをより柔軟に算出することができる。さらに、
複数の割込み処理プログラムの記憶領域の割当てを変更
した場合には、ベースアドレスを変更するだけで対応で
き、また、個別の割込み処理プログラムの変更に対して
も相対開始アドレスを変更するだけで良く、より柔軟に
プログラム設計を行うことができる。
【0062】請求項4の割込制御装置によれば、請求項
1、2、又は3記載の割込制御装置の効果に加えて、外
部からの割込信号に対して割込レベルを柔軟に設定する
ことができるという効果がある。請求項5の割込制御装
置によれば、、請求項1ないし4記載の何れかの割込制
御装置の効果に加えて、主として緊急用に用いられるマ
スク不可能な特定の割込信号と、アプリケーションによ
り頻繁に用いられる割り込み要求とを峻別して、それぞ
れの特性に応じた構成とすることができるという効果が
ある。
【0063】請求項6の割込制御装置によれば、請求項
1記載の割込制御装置の効果に加えて、優先レベルが高
い割込要求信号に対しては、高速性、即時性を十分に確
保することができ、かつ、優先レベルが高くない割込信
号を1つの割込処理プログラムにパックすることにより
ハードウェア構成を簡単にでき、その結果、個々の割込
処理に要求される特性に応じた柔軟な割込制御を行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における割込制御装置を
備えたプロセッサの構成を示すブロック図である。
【図2】(a)同実施例におけるIRQVnの設定例を
示す説明図である。 (b)同実施例における上記設定をするためのプログラ
ム例を示す。
【図3】本発明の第2の実施例における割込制御装置を
有するプロセッサの構成を示すブロック図である。
【図4】同実施例における制御レジスタのビット構成例
を示す。
【図5】(a)同実施例における割込制御レジスタIC
R0〜6の設定例を示す。 (b)同実施例における開始アドレスレジスタIRQV
0〜6の設定例を示す。 (c)同実施例における上記設定をするためのプログラ
ム例を示す。
【符号の説明】
101 ROM 102 RAM 103 レジスタ部 104 開始アドレスレジスタ 105 セレクタ 106 セレクタ 107 プリフェッチカウンタ 108 インクリメンタ 109 デコードプログラムカウンタ 110 実行プログラムカウンタ 111 ドライバ 112 命令レジスタ 113 ステータスレジスタ 114 デコーダ 115 マイクロ命令レジスタ 116 算術論理演算部 117 プロセッサステータスワード 118 演算結果バッファ 119 オペランドアドレスレジスタ 120 セレクタ 121 セレクタ 122〜130 ドライバ 124 ドライバ 131 セレクタ 132 セレクタ 140 内部アドレスバス 141 内部データバス 142 内部データバス 150 割込信号 151 割込受付部 152 割込レベル信号 153 定数発生器 154 割込制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割込要求信号毎の割込レベルに対応する
    複数の割込処理プログラムを、アドレスが連続する領域
    に記憶するプログラム記憶手段と、 割込レベル毎の割込処理プログラムの開始アドレスを保
    持する開始アドレス保持手段と、 割込要求信号において割込要求が発生したとき、その割
    込レベルに対応する開始アドレスを開始アドレス保持手
    段から取り出してプログラムカウンタに設定することに
    より分岐する制御を行う制御手段とを備えることを特徴
    とする割込制御装置。
  2. 【請求項2】 前記開始アドレス保持手段は、 割込レベル毎に割込処理プログラムの開始アドレスの下
    位側アドレスを保持する保持手段と、 前記開始アドレスの上位側アドレスとなる定数を発生す
    る定数発生手段とを備え、 前記制御手段は、割込要求が発生したとき、その割込レ
    ベルに対応する保持手段の下位側と、定数発生手段の上
    位側アドレスとからなる開始アドレスに分岐する制御を
    行うことを特徴とする請求項1記載の割込制御装置。
  3. 【請求項3】 前記開始アドレス保持手段は、 プログラム記憶手段における複数の割込処理プログラム
    の記憶領域の先頭アドレスをベースアドレスとして保持
    する第1の保持手段と、 各割込み処理プログラムの開始アドレスとベースアドレ
    スとの差分で表される相対開始アドレスを、割込みレベ
    ルに対応させて保持する第2の保持手段とを備え、 前記制御手段は、割込要求が発生したとき、その割込レ
    ベルに対応する相対開始アドレスとベースアドレスとを
    加算して得られる開始アドレスに分岐する制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の割込制御装置。
  4. 【請求項4】 前記割込制御装置は、さらに外部からの
    割込信号の種類毎に割込レベルを保持するレベル保持手
    段と、 外部から割込信号を受け付け、その割込信号に対応する
    割込レベルをもつ割込要求信号を制御手段に出力する割
    込受付手段とを備えることを特徴とする請求項1、2、
    又は3記載の割込制御装置。
  5. 【請求項5】 前記割込制御装置は、さらにマスク不可
    能な特定の割込信号に対する割込処理プログラムの開始
    アドレスを発生する固定アドレス発生手段を備え、 前記制御手段は、前記特定の割込が発生したとき、固定
    アドレス発生手段に発生される開始アドレスに分岐する
    制御を行うことを特徴とする請求項1ないし4記載の何
    れかの割込制御装置。
  6. 【請求項6】前記プログラム記憶手段は、所定レベルよ
    り高いレベルの割込要求信号に対しては、1対1に対応
    する割込処理プログラムを記憶し、所定レベル以下の割
    込要求信号に対しては、多対1に対応する割込処理プロ
    グラムを記憶し、 前記開始アドレス保持手段は、 所定レベルより高い割込レベルに対して、1対1に対応
    する開始アドレスを保持する第1の保持手段と、 所定レベル以下の割込レベルに対して、多対1に対応す
    る開始アドレスを保持する第2の保持手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の割込制御装置。
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