JPH08303804A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JPH08303804A
JPH08303804A JP7109340A JP10934095A JPH08303804A JP H08303804 A JPH08303804 A JP H08303804A JP 7109340 A JP7109340 A JP 7109340A JP 10934095 A JP10934095 A JP 10934095A JP H08303804 A JPH08303804 A JP H08303804A
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motor
air conditioner
thin motor
heat exchanger
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JP7109340A
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Makoto Ishii
誠 石井
Yasuhito Miura
靖仁 三浦
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】空気吸込口と吹出口を有し、吸込口に対応して
熱交換器2を設け吹出口に対向してクロスフローファン
3を設けた空気調和機の室内ユニット1で、クロスフロ
ーファン3の駆動モータにロータ対向形の薄形モータ4
を採用した。 【効果】室内ユニット内の熱交換器を駆動モータの幅を
薄くした分拡大することが出来るので熱交換率の高い空
気調和機を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和器の室内ユニッ
ト外形寸法を変えずに熱交換器或いは吸込通路幅の拡大
さ図るようにした発明に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、室内ユニットとして従来提案さ
れているものは、実開昭58−155515号公報があ
る。これは、電気品の表示部及び電気収納部を本体前面
下部に設けることにより送風路(熱交換器を含む)をフ
ァンモータスペースと熱交換器左右両側の無効スペース
を除く、ほぼ全域に形成した。
【0003】これを図7ないし図9をもって説明する。
21は室内ユニット、22は前パネルを示す。23は吸
込口であり、24は吹出口を示す。25は熱交換器であ
り、26はクロスフローファンであり、27はそのファ
ンモータ、28は送風路を示し、29は電気制御部を示
す。そして30は表示部を示す。かかる構成をなす従来
の室内ユニット21は、図には示してないが室外機と電
気的にもサイクル的にも接続され室内を所定の温度或い
は湿度の設定する。従来の室内ユニット21で表示部3
0及び電気制御部29を図に示すように室内ユニット1
の前面下部に設け、今まで表示部30、電気制御部収納
内部31があった図7に示す所のスペース32まで熱交
換器25を延ばし、送風路28を拡大するようにして室
内機の熱交換率を向上し効率の良いルームエアコンを得
ようとしていた。しかし、通風路28の拡大はファンモ
ータ27の厚さ方向で制約されこれ以上進まない。従っ
て、熱交換器25および送風路28をさらに拡大するに
はファンモータ27を薄形化する必要がある。現在一般
に使われているファンモータ27を薄形化するにはモー
タの基本構造からの検討が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来一般に使用されて
いるインナロータ形ファンモータ27が薄く出来ない理
由の一つに図9に示すようにエンドコイルの問題があ
る。本発明はこのエンドコイル27Cに全く関係のない
異なるタイプのファンモータを使用することにより、先
に記載した従来の例より更に熱交換器の幅、通風路の幅
を拡大するようにした。これを図9を用いて説明する。
27dはロータ(回転子)であり27bはステータ(固
定子)このステータ27bは先のロータ27dの周囲に
配設されている。またステータ27b内に回転軸27d
平行方向にコイル27eが置かれている。この種のタイ
プのモータをインナロータ形ファンモータといってい
る。この方式のステータ27bはエンドコイル部27C
がステータ27b寸法L1よりL2,L3分左右に突出
している為、ファンモータ27の全体寸法LはL2+L
3分大きくなっていることは良く知られている。
【0005】本発明の目的は、通風路(熱交換器を含
む)の拡大を図り、室内器の熱交換率を向上し効率の良
いルームエアコンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成する為に、空気吸込口と吹出口を有し吸込口に対向し
て熱交換器を設け、吹出口に対向してクロスフローファ
ンを設けた空気調和機の室内ユニットにおいて上記クロ
スフローファンの駆動モータにロータ対向形の薄形モー
タを使用し、通風路及び熱交換器の幅を拡大する。上記
薄形ファンモータを室内ユニットに取り付ける際、問題
となる防振構造として前記薄形ファンモータと室内ユニ
ットとの間にクッション確保用の肉盗み部及び前記薄形
ファンモータを挾み込むひれをもったリング状防振ゴム
を配設し上記薄形ファンモータの室内ユニットへの取付
けを行う。また、薄形ファンモータ側に少なくとも3個
の取付脚を設けこの取付脚と室内ユイット間に防振ゴム
を介在させる。
【0007】
【作用】従来の室内ユニットに使用されるインナロータ
形ファンモータはエンドコイルがロータの厚みより左右
に突出して形成されているのでどうしてもこのエンドコ
イル部が前記駆動モータの幅を厚くすることになってし
まっていたが、ロータ対向形の薄形ファンモータを使用
することにより、駆動モータの厚みを薄くし、この分熱
交換器等を大きくし、熱交換量を拡大することが出来
る。換言すると、この分室内ユニットを小形化すること
が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の詳細を図に示す実施例で説明
する。図1は本発明を備えた空気調和機の室内ユニット
の要部の説明図。図2は図1のA−A断面図。図3はロ
ータ対向形の薄形モータの正面図。図4は図3のB−B
断面図。図5は図1中の薄形モータの防振構造を示すも
ので(a)は正面図であり、(b)はその断面図。図6
は図5とは異なる実施例を示すもので(c)は正面図で
あり(d)はその断面図。図7は第二の実施例を示す室
内ユニットの要部の説明図である。まず図1および図2
で、1は空気調和機の室内ユニットで図には示してない
が室外機と電気、サイクル的に接続されている。この室
内ユニット1は内部に熱交換器2クロスフローファン3
及びこれを駆動する薄形モータ4等を有している。そし
て、この室内ユニット1はクロスフローファン3の回転
により矢印P1のように室内空気を吸い込み矢印P2の
ように先の熱交換器2で冷却あるいは加熱された空気を
室内に吹き出す(この矢印P1からP2に空気が流れる
通路を通風路と称す。) 次に図3、図4をもってクロスフローファンを駆動する
薄形モータ4(ロータ対向形の薄形モータ)の概略を説
明する。薄形モータ4のロータ6は先のクロスフローフ
ァン3を駆動する軸5と連結し円盤状をなしている。そ
してこの中には後述するステータ8と対向する面に永久
磁石7をともなっている。8はステータを示す。ステー
タ8は図3、図4にも示すように厚み方向で3mm位にま
とめられたコイルが複数個、永久磁石7に対向して設け
られている。この薄形モータ4はステータ8への通電方
向を順次切換えていくことによって永久磁石7を伴うロ
ータ6が回転する所謂ロータ対向形薄形モータである。
この薄形モータ4は図4からも明らかなように、厚み寸
法Lが極めて薄く出来る。本実施例では図9のL3とL
2寸法を20mm削除出来、更に円盤状ロータを使用する
ので全体の厚さを従来モータにして25ないし30mm薄
くすることが出来た。次に図5、図6を用いて薄形モー
タ4の室内ユニット1への取付け構造について説明す
る。まず、図5で、9は薄形モータ4を室内ユニットに
取付ける取付け金具。10は防振ゴム。防振ゴム10は
肉盗み部11及び薄形モータ4を挾みこむリブ12を有
しており、全体形状がリング状をなす。こうすることに
より薄形モータ4に生じる振動は室内ユニット1に伝達
されにくくなる。尚、先の肉盗み部11は防振ゴム10
の効果を引き出す為に設けられている。次に図6で、図
5とは異なる実施例を説明する。図で、13は薄形モー
タ4に設けられた取付脚、先の防振ゴム10はこの取付
脚13と取付け金具9(室内ユニットへの取付)間に介
在する。又この防振ゴム10は、薄形モータ4を安定し
て保持するために複数個(4ヶ)図に示す位置に設けら
れている。この構造であると薄形モータ4の振動は、4
点支持の防振ゴム10介して取付け金具9(室内ユニッ
ト)に伝達されるのでこの防振ゴム10単体の性能を向
上させることにより、薄形モータ4の室内モータ4の室
内ユニット1への振動の伝達は極力押えられる。以上の
ようにロータ対向形薄形モータは、インナロータ形ファ
ンモータのエンドコイル分はモータ厚を薄く出来るの
で、この分熱交換器幅を拡大することが出来る。又この
薄形モータの本体側(室内ユニット側)への取付けに防
振構造を採用することにより、低騒音化も図れる。
【0009】次に図7を用いて薄形モータの取付け及び
電気品の取付けについて説明する。図において、14b
は表示基板、15は熱交換器端部に設けられたUベント
パイプ、このUベントパイプ15は図には示してないが
直管状パイプ間をつなぐ役目を果している。又Uベント
パイプ15は熱交換器2の端部よりL4寸法分突出して
いる。先の薄形モータ4は、L4寸法内に取付けられて
いる。この時、クロスフローファン3の端面を形成する
側板16は図に示すように薄形モータ軸5を受け入れる
軸受16aをクロスフローファン3の投影面内に作って
おくようにすれば良い。こうすることにより、室内ユニ
ット1は薄形モータ4を取付ける為のスペースを特別準
備する必要がないので室内ユニット1自体の小形化が図
れる。次に電気品(表示基板を含む)の取付けについて
図1、図2、図7に基づいて説明する。図で14aは室
内ユニット1の制御基板である。又、14bも室内ユニ
ット1の表示基板。制御基板L5寸法は先の薄形モータ
の厚み寸法と略等しい寸法に作られている。換言すると
このL5寸法に入りきれない電気品(表示基板を含む)
は露付皿17の下部に出来る無効空間に設置されてい
る。このように電気を分解することにより電気品収納の
ために室内ユニット1の大きさを大きくする必要がな
い。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、薄形で幅寸法を小さく
した分熱交換器(通風路も含む)等を大きくすることが
出来るので騒音レベルをあげることなく通風抵抗が減る
分、室内ユニットの熱交換量を拡大することが出来、熱
交換効率の高い空気調和機を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた空気調和機の室内ユニットの要
部の説明図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】ロータ対向形の薄形モータの正面図。
【図4】図3のB−B断面図。
【図5】図1中の薄形モータの防振構造を示す説明図。
【図6】図5と異なる実施例を示す説明図。
【図7】図1とは異なる実施例を示す室内ユニットの要
部の説明図。
【図8】従来の空気調和機の室内ユニットの説明図。
【図9】図7のC−C断面図。
【図10】図7に使われているファンモータの断面図。
【符号の説明】
1…室内ユニット、 2…熱交換器、 3…クロスフローファン、 4…薄形モータ、 14a…制御基板、 14b…表示基板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気吸込口と吸出口を有し、前記吸込口に
    対応して熱交換器を設け、前記吸出口に対向してクロス
    フローファンを設けた空気調和機の室内ユニットにおい
    て、前記クロスフローファンの駆動モータにロータ対向
    形の薄形モータを使用し、前記熱交換器の幅寸法を拡大
    するようにしたことを特徴とする空気調和機の室内ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】前記ロータ対向形の薄形モータを前記室内
    ユニットに取付けるに当り、前記薄形モータと室内ユニ
    ットとの間にクッション確保用の肉盗み部及び、前記薄
    形モータを挾み込むリブを有すリング状防振ゴムを配設
    した請求項1に記載の空気調和機の室内ユニット。
  3. 【請求項3】前記ロータ対向形薄形モータを前記室内ユ
    ニット側に取付けるに当り前記薄形モータ側に少なくと
    も3個の取付脚を設け、前記取付脚と前記室内ユニット
    間に防振ゴムを介在させる請求項1に記載の空気調和機
    の室内ユニット。
  4. 【請求項4】前記熱交換器の端部を形成するUベンドパ
    イプの寸法L4内に前記薄形モータを設置するようにし
    た請求項1に記載の空気調和機の室内ユニット。
  5. 【請求項5】前記薄形モータの前方に設けられる電気品
    の巾寸法を前記薄形モータの巾寸法と略等しくし、残り
    の電気品は前記熱交換器下部に設置される露受皿下部の
    無効スペースに設置する請求項1に記載の空気調和機の
    室内ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015124904A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室内機

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