JP5315949B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、ファンを回転させるファンモータユニットを支持枠に固定した空気調和機に関する。
室内機の長手方向に沿って配置されるクロスフローファンと、そのクロスフローファンの長手方向の端部に取り付けられるファンモータユニットとを用いて、温度調和された空気を送風する空気調和機が一般的に知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。上記特許文献1〜4には、アウターロータ型モータを有するファンモータユニットによりクロスフローファンを回転させる空調室内機が開示されている。
特開2008−89196号公報 特開2008−89197号公報 特開2008−89198号公報 特開2008−88831号公報
ところで、空気調和機の送風能力の向上を図る場合、モータのトルク向上が有効である。トルクを向上させる場合、回転子のサイズを大きくすることが必要になる。それに伴って、磁力の作用を効率よく回転子に伝達するため、固定子のサイズも大きくする必要がある。しかしながら、上記した特許文献1〜4に開示された空調室内機において、固定子のサイズを大きくした場合、固定子の重量が増すことによって、ファン及びファンモータユニットの重量バランスが崩れて、ファンやファンモータユニットが傾いてしまうという不都合が発生する。すると、空気調和機の運転時に異音が発生してしまうという問題があった。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ファン及びファンモータユニットが傾くのを抑制することが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
第1の発明にかかる空気調和機は、ファンと、前記ファンの背面側及び下方を囲む支持枠と、前記ファンを回転させるファンモータユニットとを備え、前記ファンモータユニットは、固定子を収容し且つ前記支持枠に固定される固定子ハウジングを有しており、前記固定子ハウジングの外周面には、径方向外側に延在する固定部と、前記固定部の近傍において径方向外側に延在する庇部とが設けられており、前記固定子ハウジングが前記支持枠に対して位置決めされた状態で、前記固定部が前記ファンの軸方向に関して固定子の重心位置と異なる固定位置において前記支持枠に固定されると共に、前記庇部が前記ファンの軸方向に関して前記固定位置より前記固定子の重心位置側の位置において前記固定部が固定される方向と略同一方向に前記支持枠に支持される。
この空気調和機では、ファンモータユニットの固定位置が固定子の重心位置と異なる位置に配置される場合でも、固定子の重心位置に近い位置(固定位置より固定子の重心位置側の位置)でファンモータユニットを支持することができるので、ファン及びファンモータユニットが支持枠に対して傾くのを抑制することができる。その結果、空気調和機の運転時にファン及びファンモータユニットから異音が発生してしまうのを抑制することができる。
第2の発明にかかる空気調和機は、第1の発明にかかる空気調和機において、前記ファンモータユニットは、前記ファンの端部に固定された回転子の内側に配置され、前記回転子に磁力を作用させる固定子を有しており、前記固定子ハウジングは、前記支持枠に設けられた差込部に差し込まれる位置決め部を有すると共に、前記支持枠は、前記ファンの軸方向に関して前記固定部より前記固定子の重心位置側の位置であり且つ位置決め部から離れた位置において前記庇部を支持する支持部を有する。
この空気調和機では、固定子ハウジングの固定部が固定子の重心位置と異なる位置に設けられる場合でも、上記した支持部を設けることにより、固定子の重心位置に近い位置(固定部より固定子の重心位置側の位置)でファンモータユニットを支持することができる。これにより、ファン及びファンモータユニットが支持枠に対して傾くのを抑制することができる。その結果、空気調和機の運転時にファン及びファンモータユニットから異音が発生してしまうのを抑制することができる。
第3の発明にかかる空気調和機は、第2の発明にかかる空気調和機において、支持部は、ファンの軸方向に関して固定部と固定子の重心位置との間に配置される。
この空気調和機では、空気調和機のレイアウト上、支持部を固定子の外側(固定子の重心位置の固定部側)にしか配置できない場合でも、当該支持部によりファン及びファンモータユニットが支持枠に対して傾くのを抑制することができる。
第4の発明にかかる空気調和機は、第2又は3の発明にかかる空気調和機において、支持部は、ファンの軸方向に関して固定部より固定子の重心位置側の位置であり且つ位置決め部から離れた位置において固定子ハウジングを一点支持する。
この空気調和機では、固定子ハウジングを面支持又は線支持する場合に比べて、固定子ハウジングがガタツクのを防止することができる。また、固定子ハウジングを面支持又は線支持によりガタツクことなく支持しようとする場合、均一な平面を形成する等、支持部に対して高度な加工精度が要求されるが、一点支持の場合には高度な加工精度を必要としない。
第5の発明にかかる空気調和機は、第2〜第4の発明にかかる空気調和機において、固定子ハウジングを支持枠とで挟むように保持する外周保持板を備えており、固定子ハウジングは、外周保持板と共に支持枠に固定されることを特徴とする。
この空気調和機では、固定子ハウジングをより確実に固定して、その固定子ハウジングに収容される固定子が傾くのを防止し、ファン及びファンモータユニットが支持枠に対して傾くのを抑制する。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、ファンモータユニットの固定位置が固定子の重心位置と異なる位置に配置される場合でも、固定子の重心位置に近い位置(固定位置より固定子の重心位置側の位置)でファンモータユニットを支持することができるので、ファン及びファンモータユニットが支持枠に対して傾くのを抑制することができる。その結果、空気調和機の運転時にファン及びファンモータユニットから異音が発生してしまうのを抑制することができる。
また、第2の発明では、固定子ハウジングの固定部が固定子の重心位置と異なる位置に設けられる場合でも、上記した支持部を設けることにより、固定子の重心位置に近い位置(固定部より固定子の重心位置側の位置)でファンモータユニットを支持することができる。これにより、ファン及びファンモータユニットが支持枠に対して傾くのを抑制することができる。その結果、空気調和機の運転時にファン及びファンモータユニットから異音が発生してしまうのを抑制することができる。
また、第3の発明では、支持枠のレイアウト上、固定部を固定子の外側の位置(固定子の重心位置と一致しない位置)にしか配置できない場合でも、当該支持部によりファン及びファンモータユニットが支持枠に対して傾くのを抑制することができる。
また、第4の発明では、固定子ハウジングを面支持又は線支持する場合に比べて、固定子ハウジングがガタツクのを防止することができる。また、固定子ハウジングを面支持又は線支持によりガタツクことなく支持しようとする場合、均一な平面を形成する等、支持部に対して高度な加工精度が要求されるが、一点支持の場合には高度な加工精度を必要としない。
また、第5の発明では、固定子ハウジングをより確実に固定して、その固定子ハウジングに収容される固定子が傾くのを防止し、ファン及びファンモータユニットが支持枠に対して傾くのを抑制する。
以下、図面に基づいて、本発明に係る空気調和機の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和機の全体構成を示した斜視図である。図2は、室内機の内部構成を示した側面図である。図3は、送風ユニット及び支持枠を示した斜視図であり、図4は、ファンモータユニットと支持枠とを示した分解斜視図である。図5は、ファンモータユニットを示した断面図である。図6及び図7は、それぞれ固定子ハウジングの側面図及び正面図である。図8は、支持枠とファンモータユニットとの位置関係を示した模式図である。以下、図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態に係る空気調和機1について詳細に説明する。
[空気調和機]
この空気調和機1は、図1に示すように、室内の壁面等に設置される室内機1aと、圧縮機や室外熱交換器などを有する室外機1bとを備えている。そして、室内機1aと室外機1bとは、冷媒配管1cによって連結されており、当該冷媒配管1c内を冷媒が流通する。
[室内機]
室内機1aは、図2に示すように、主として、ケーシング10と、そのケーシング10内に配置される室内熱交換器11及び送風ユニット12とを備えている。このケーシング10の上部には吸込口13が設けられると共に、下部には吹出口14が設けられている。送風ユニット12が駆動することにより吸込口13から吸い込まれた室内空気は、室内熱交換器11を通過することによって熱交換されて、吹出口14を介して室内に吹き出される。送風ユニット12から吹出口14に至る流路上には、吹出口14に近い方から順に、上下方向の風向を変更する上下フラップ15,左右方向の風向を変更する左右フラップ16が配置されている。
[送風ユニット]
送風ユニット12は、吸込口13から吹出口14に向かう空気流を形成するためにもうけられている。この送風ユニット12は、図2及び3に示すように、吹出口14に連通する開口部51(図2及び図4参照)を有する支持枠50に載置される。送風ユニット12は、クロスフローファン20と、クロスフローファン20を回転させるためのファンモータユニット30とを有している。
[クロスフローファン]
クロスフローファン20は、図3及び図4に示すように、室内機1aの長手方向(X方向)に沿って配置され、その回転軸方向が水平方向(X方向)になるように配置される。このクロスフローファン20は、図5に示すように、羽部21と、その羽部21の端部に固定されたエンドプレート22とを有している。羽部21は、複数の羽が周方向に沿って所定の間隔を隔てて配置されることによって、全体として室内機1aの長手方向に延在する円筒形状となっている。また、エンドプレート22には、ファンモータユニット30側に突出するシャフト23と、回転子24とが一体的に設けられている。このシャフト23は、クロスフローファン20が回転する際に回転軸として機能する。回転子24は、後述する固定子31の径方向外側に配置され、固定子31から発生する磁力によって回転する。
[ファンモータユニット]
上記したクロスフローファン20の長手方向の一方端部には、当該クロスフローファン20を回転させるファンモータユニット30が設けられている。ファンモータユニット30は、上記したように回転子24が固定子31の径方向外側に配置されるアウターロータ型のモータである。このファンモータユニット30は、図4及び図5に示すように、上記した回転子24の内側に配置される固定子31と、当該固定子31を収容する固定子ハウジング32と、固定子31に取り付けられる防振ゴム33と、上記したシャフト23を回転可能に軸支する軸受部材34と、固定子31の端面に配置される固定子カバー35と、固定子ハウジング32の外周面に配置される外周保持板36とを備えている。
固定子31は、図5に示すように、室内機1aの長手方向(X方向)に突出した円柱部31aと、その円柱部31aの径方向外側に延在する鍔部31bとを有している。円柱部31aは、磁界を発生させるための鉄心やコイルなどを収納しており、その外周面は、上記した回転子24の内周面と一定の間隔を隔てて配置される。この鍔部31bには、クロスフローファン20の回転に伴う振動を吸収する防振ゴム33が装着される。
固定子ハウジング32は、小径円筒部32aと、大径円筒部32bとを有している。小径円筒部32aの内側には、固定子31の円柱部31aが配置されており、大径円筒部32bの内側には、固定子31の鍔部31b及びその鍔部31bに装着される防振ゴム33が配置されている。この小径円筒部32aの内周面と、固定子31の円柱部31aの外周面との間には空間が設けられており、当該空間に上記した回転子24が差し込まれる。
本実施形態の固定子ハウジング32の大径円筒部32bの外周面には、図6及び図7に示すように、一対の爪部32c、突起部32d、及び、固定部32eが形成されている。これらの爪部32c、突起部32d及び固定部32eは、各々周方向に所定の間隔を隔てて配置される。また、固定部32eの近傍には、図4及び図7に示すように、大径円筒部32bの外周面から径方向外側に延在する庇部32fが設けられている。一対の爪部32c及び突起部32dは、それぞれ後述する支持枠50に形成される一対の爪孔52a(図4参照)及び差込孔52b(図4参照)に差し込まれる。また、固定部32eには、大径円筒部32bの略接線方向に貫通するボス孔32gが形成されており、後述する支持枠50に形成されるボス部53(図4参照)が当該ボス孔32gに挿入される。また、庇部32fにも、大径円筒部32bの略接線方向に貫通する位置決め孔32hが形成されており、後述する支持枠50に形成される位置決め突起54(図4参照)が挿入される。
図4に示した外周保持板36は、露出する固定子ハウジング32の外周を覆うように支持枠50に固定される。この外周保持板36と支持枠50との間に固定子ハウジング32を挟み込んだ状態で、外周保持板36を支持枠50(ボス部53のネジ孔53a)にネジ60により固定することによって、固定子ハウジング32が外周保持板36と共に支持枠50に固定される。
[支持枠]
また、ケーシング10の内部には、上記した送風ユニット12を支持する支持枠50が配置される。この支持枠50は、図4に示すように、クロスフローファン20から送出される空気を吹出口14に導くための開口部51と、ファンモータユニット30を設置するための設置部52とを有している。また、設置部52の外側には、上記したネジ60が締結されるネジ孔53aを有するボス部53が設けられている。このボス部53は、支持枠50のレイアウト上、固定子31の重心位置Gから離れた位置に設けられている。このため、当該ボス部53が挿入されるボス孔32gを有する固定部32eが、固定子ハウジング32のX方向の端部に配置される。
設置部52は、図4に示すように、クロスフローファン20の背面側及び下方を囲むように曲面状に形成されている。この設置部52には、上記した固定子ハウジング32の一対の爪部32cが差し込まれる一対の爪孔52aが形成されていると共に、固定子ハウジング32の突起部32d(図6参照)が差し込まれる差込孔52bが形成されている。また、設置部52には、上記した固定子ハウジング32の庇部32fの位置決め孔32hに差し込まれる位置決め突起54が形成されている。本実施形態では、上記した(1)一対の爪部32cが差し込まれる爪孔52a,(2)突起部32dが差し込まれる差込孔52b,(3)庇部32fの位置決め孔32hに差し込まれる位置決め突起54,の3箇所で固定子ハウジング32が位置決めがなされる。
ここで、本実施形態では、上記した位置決め突起54の近傍には、支持部55が設けられている。この支持部55は、固定子ハウジング32の庇部32fに当接することによって、固定子ハウジング32を支持している。つまり、本実施形態では、上記した(1)〜(3)の位置決めがなされる位置、及び、ネジ60により固定する位置とは異なる位置で、固定子ハウジング32を支持している。この支持部55は、先細形状であって、平板状の庇部32fの下面に対して一点支持する。この支持部55は、図8に示すように、クロスフローファン20の軸方向(X方向)に関して固定部32eの位置(以下、固定位置とする)Cと固定子31の重心位置Gとの間に配置される。より詳細には、支持部55は、クロスフローファン20の軸方向(X方向)に関して位置決め突起54の位置(以下、位置決め位置)Bと固定子31の重心位置Gとの間に配置される。つまり、本実施形態では、支持部55は、位置決め突起54の近傍で固定子ハウジング32を支持することができると共に、クロスフローファン20の軸方向(X方向)に関して固定位置Cより固定子31の重心位置G側の位置(以下、支持位置)Aにおいて、固定子ハウジング32を支持することができる。
<ファンモータユニットの位置決め>
ファンモータユニット30は、図4に示すように、(1)固定子ハウジング32の一対の爪部32cを支持枠50の爪孔52aに差し込むと共に、(2)固定子ハウジング32の突起部32dを支持枠50の差込孔52bに差し込み、且つ、(3)支持枠50の位置決め突起54を固定子ハウジング32の庇部32fに形成される位置決め孔32hに差し込むことによって、支持枠50に位置決めされる。
<ファンモータユニットの固定>
上記したように、ファンモータユニット30の位置決めをすれば、固定子ハウジング32の固定部32eのボス孔32gに支持枠50のボス部53が差し込まれる。そして、外周保持板36を固定子ハウジング32の外側に配置すると共に、ネジ60を外周保持板36の貫通孔(図示せず)を介して当該ボス部53のネジ孔53aに締結することによって、外周保持板36と支持枠50とに挟持された固定子ハウジング32が固定される。
<ファンモータユニットの支持>
このとき、ネジ60の締結によって固定子ハウジング32の庇部32fの下面と上記した支持枠50の支持部55とが当接する。本実施形態では、平板状の庇部32fに対して、支持部55が一点で当接しているだけである。
[本実施形態の空気調和機の特徴]
本実施形態の空気調和機1には、以下のような特徴がある。
本実施形態の空気調和機1では、固定子ハウジング32の固定部32eが固定子31の重心位置Gと異なる位置に設けられる場合でも、上記した支持部55を設けることにより、固定子31の重心位置Gに近い位置(固定部32eより固定子31の重心位置G側の位置)でファンモータユニット30を支持することができる。これにより、クロスフローファン20及びファンモータユニット30が支持枠50に対して傾くのを抑制することができる。その結果、空気調和機1の運転時にクロスフローファン20及びファンモータユニット30から異音が発生してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態の空気調和機1では、支持枠50のレイアウト上、固定部32eやボス部53を固定子31の外側にしか配置できない場合でも、当該支持部55によりクロスフローファン20及びファンモータユニット30が支持枠50に対して傾くのを抑制することができる。
また、本実施形態の空気調和機1では、固定子ハウジング32を支持部55により一点支持することによって、固定子ハウジング32を面支持又は線支持する場合に比べて、固定子ハウジング32がガタツクのを防止することができる。また、固定子ハウジング32を面支持又は線支持によりガタツクことなく支持しようとする場合、均一な平面を形成する等、支持部55に対して高度な加工精度が要求されるが、一点支持の場合には高度な加工精度を必要としない。
また、本実施形態の空気調和機1では、外周保持板36を設けることにより、固定子ハウジング32をより確実に固定して、その固定子ハウジング32に収容される固定子31が傾くのを防止し、クロスフローファン20及びファンモータユニット30が支持枠50に対して傾くのを抑制する。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、アウターロータ型モータを用いる例について説明したが、本発明はこれに限らず、インナーロータ型モータを用いてもよい。
本発明を利用すれば、ファン及びファンモータユニットが傾くのを抑制することが可能な空気調和機を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の全体構成を示した斜視図である。 室内機の内部構成を示した側面図である。 送風ユニット及び支持枠を示した斜視図である。 ファンモータユニットと支持枠とを示した分解斜視図である。 ファンモータユニットを示した断面図である。 固定子ハウジングの側面図である。 固定子ハウジングの正面図である。 支持枠とファンモータユニットとの位置関係を示した模式図である。
1 空気調和機
20 クロスフローファン(ファン)
30 ファンモータユニット
31 固定子
32 固定子ハウジング
32c 爪部(位置決め部)
32d 突起部(位置決め部)
32e 固定部
36 外周保持板
50 支持枠
52a 爪孔(差込部)
52b 差込孔(差込部)
55 支持部

Claims (5)

  1. ファンと、
    前記ファンの背面側及び下方を囲む支持枠と、
    前記ファンを回転させるファンモータユニットとを備え、
    前記ファンモータユニットは、固定子を収容し且つ前記支持枠に固定される固定子ハウジングを有しており、
    前記固定子ハウジングの外周面には、径方向外側に延在する固定部と、前記固定部の近傍において径方向外側に延在する庇部とが設けられており、
    前記固定子ハウジングが前記支持枠に対して位置決めされた状態で、前記固定部が前記ファンの軸方向に関して固定子の重心位置と異なる固定位置において前記支持枠に固定されると共に、前記庇部が前記ファンの軸方向に関して前記固定位置より前記固定子の重心位置側の位置において前記固定部が固定される方向と略同一方向に前記支持枠に支持されることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記ファンモータユニットは、
    前記ファンの端部に固定された回転子の内側に配置され、前記回転子に磁力を作用させる固定子を有しており、
    前記固定子ハウジングは、
    前記支持枠に設けられた差込部に差し込まれる位置決め部を有すると共に、
    前記支持枠は、前記ファンの軸方向に関して前記固定部より前記固定子の重心位置側の位置であり且つ位置決め部から離れた位置において前記庇部を支持する支持部を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記支持部は、前記ファンの軸方向に関して前記固定部と前記固定子の重心位置との間に配置されることを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  4. 前記支持部は、前記ファンの軸方向に関して前記固定部より前記固定子の重心位置側の位置であり且つ位置決め部から離れた位置において前記固定子ハウジングを一点支持することを特徴とする請求項2または3記載の空気調和機。
  5. 前記固定子ハウジングを前記支持枠とで挟むように保持する外周保持板を備えており、
    前記固定子ハウジングは、前記外周保持板と共に前記支持枠に固定されることを特徴とすることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
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