JPH08287997A - コネクタ組立体及びその製造方法 - Google Patents

コネクタ組立体及びその製造方法

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JPH08287997A
JPH08287997A JP8926195A JP8926195A JPH08287997A JP H08287997 A JPH08287997 A JP H08287997A JP 8926195 A JP8926195 A JP 8926195A JP 8926195 A JP8926195 A JP 8926195A JP H08287997 A JPH08287997 A JP H08287997A
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JP
Japan
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connector
case
opening
connector assembly
molding
Prior art date
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JP8926195A
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English (en)
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Shoji Kinoshita
祥二 木下
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コネクタとケースとを十分強固に一体化でき、
成形作業性に優れたコネクタ組立体を提供する。 【構成】開口66に嵌込み部50を嵌め込むことによ
り、フランジ部48の一面48aを突起68に押し当
て、嵌込み部50の平面部50aを突起70に押し当
て、さらに、嵌込み部50の角部50bを傾斜部74に
押し当てる。この状態で、超音波溶着を行い、突起6
8,70及び傾斜部74とこれらに押し当てられている
部分とを溶着しそれぞれに超音波溶着部を形成して、コ
ネクタ20,40をケース60に強固に接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のコンタクトが配
列されたコネクタと、コンタクトに接続されるパッドが
形成された基板が収容されるケースとを備えたコネクタ
組立体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、上記の構造のコネクタ組立体
が、例えば自動車などで広く使われている。コネクタ組
立体の製造方法の一つとして、複数のコンタクトが配列
されたコネクタと基板が収容されるケースとを金型を使
って一体成形する方法が知られている(実開平2−14
6839号公報参照)。この方法では、コネクタとケー
スとが、金型を使って一体成形されるので、コネクタの
配置場所、コンタクトの数、基板寸法等の変更の都度、
新規に金型を製作する必要があり、このため、金型コス
トや生産コストが高く、作業性が悪いという問題があ
る。
【0003】この問題を解決するコネクタ組立体の製造
方法として、コンタクトが固定されたコネクタを予め成
形しておき、ケースを成形するための金型にコネクタを
配置してコネクタとケースとを一体成形することによ
り、基板寸法の変更に伴ってケースの寸法に変更が生じ
ても、コネクタを共用化して、金型コストや生産コスト
を低減する方法が提案されている(特願平6−1242
13号)。しかし、この方法では、複数個のコネクタを
有するコネクタ組立体を製造する場合、コネクタとコン
タクトとを正確に金型内に配置する必要があり、このた
め、作業性が十分に改善されないという問題がある。ま
た、ケースを成形するための金型にコネクタを配置する
ので、この金型が大型化するという問題がある。
【0004】コネクタ組立体の他の製造方法としては、
係合凸部が形成されたコネクタと係合凹部が形成され基
板が樹脂封止されるケースとをそれぞれ別々に成形して
おき、係合凸部と係合凹部とをラッチ係合することによ
りコネクタとケースとを接合させる方法が知られている
(特開平6−176809号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法によれば、
作業性が改善でき、また、金型の大型化を防ぐことがで
きるものの、コネクタとケースとの係合部にガタが生
じ、コネクタとケースとを完全に一体化できないおそれ
がある。コネクタとケースとが完全に一体化されていな
いと、コネクタのコンタクトとケースに収容された基板
のパッドとをワイヤボンディングで接続する際に、コネ
クタが振動して良好な接続が得られないおそれがある。
また、コネクタとケースとがラッチ係合された係合部か
ら、基板の樹脂封止材が流れ出るおそれもある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、コネクタとケ
ースとを十分強固に一体化でき、成形作業性に優れたコ
ネクタ組立体及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のコネクタ組立体は、複数のコンタクトが配列
されたコネクタと、上記コンタクトに接続されるパッド
が形成された基板が固定される固定部及びこの固定部を
囲む側壁を有するケースとを備えたコネクタ組立体にお
いて、 (1)上記コネクタ及び上記ケースが互いに別々に成形
されたものであり (2)上記ケースが、上記コンタクトが上記固定部に突
入した状態に上記コネクタが嵌め込まれる開口を有する
ものであり (3) 上記コネクタが、このコネクタが上記開口に嵌
め込まれた状態でこの開口の周囲に環状の超音波溶着部
が形成されることにより上記ケースに接合されたもの であることを特徴とするものである。
【0008】また、上記目的を達成するための本発明の
コネクタ組立体の製造方法は、 (4)複数のコンタクトが配列されたコネクタを成形す
る工程 (5)基板が固定される固定部、及び、上記コンタクト
が上記固定部に突入した状態に上記コネクタが嵌め込ま
れる開口が形成された、上記固定部を囲む側壁を有する
ケースを成形する工程 (6)上記コネクタを上記開口に嵌め込んでこの開口の
周囲に環状の超音波溶着部を形成することにより上記コ
ネクタを上記ケースに接合する工程 を含むことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明のコネクタ組立体では、コネクタが開口
に嵌め込まれた状態でこの開口の周囲に環状の超音波溶
着部が形成されることによりコネクタがケースに接合さ
れるので、コネクタとケースとを十分強固に短時間で一
体化できる。また、コネクタ及びケースが互いに別々に
成形されたものであるため、それらを成形する際に使用
する金型が小さいもので済み成形作業性に優れ、しか
も、コネクタの共有化を図ることができる。
【0010】また、本発明のコネクタ組立体の製造方法
によれば、コネクタとケースとをそれぞれ別々に成形す
るので、それらを成形する際に使用する金型が小さいも
ので済み成形作業性に優れ、しかも、コネクタの共有化
を図ることができる。さらに、コネクタを開口に嵌め込
んでこの開口の周囲に環状の超音波溶着部を形成するこ
とによりコネクタをケースに接合するので、コネクタと
ケースとを十分強固に短時間で一体化できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明のコネクタ組立体の一実施例を示す分解斜
視図であり、コネクタは1つしか示されていない。図2
は、図1に示すコネクタ組立体が完成した状態を示す斜
視図である。
【0012】コネクタ組立体10は、2つのコネクタ2
0と、3つのコネクタ40と、基板80(図6参照)が
収容されるケース60とから構成されている。コネクタ
20,40は、それぞれ、ハウジング22,42及びこ
のハウジング22,42に配列されたコンタクト24,
44を備えている。コネクタ20には8本のコンタクト
24が配列されており、コネクタ40には12本のコン
タクト44が配列されている。各コンタクト24,44
は、インサート成形により各ハウジング22,42に固
定されている。ケース60は、基板が固定される固定部
62と、この固定部62を囲む側壁64を備えている。
側壁64には、2つのコネクタ20と3つのコネクタ4
0が、それぞれ、コンタクト24,44を固定部62に
突入した状態に嵌め込まれる5つの開口66が形成され
ている。上述したように、コネクタ組立体10は、コネ
クタ20,40及びケース60が互いに別々に成形され
たものであるため、それらを成形する際に使用する金型
が小さいもので済み成形作業性に優れ、しかも、標準化
されたコネクタ20,40を用いてコネクタの共有化を
図ることができる。
【0013】図3、図4を参照してコネクタを説明す
る。ここでは、コネクタ40について説明するが、コネ
クタ20も同様の構成である。コネクタ40のハウジン
グ42は、相手コネクタとの嵌合面を有し、コンタクト
44を保護するフード部46と、ケース60の側壁64
に押し当てられるフランジ部48と、側壁64に形成さ
れた開口66に嵌め込まれる嵌込み部50とが一体成形
されたものである。フード部46には、相手コネクタが
嵌合される際のガイドになるガイドレール52が形成さ
れている。また、ハウジング42には、相手コネクタを
ロックするロック部材54も形成されており、ガイドレ
ール52とこのロック部材54とによって、相手コネク
タが確実に嵌合される。嵌込み部50では、コンタクト
44の、基板のパッドにワイヤボンディングされる部分
が所定ピッチで一列に並んでいる。
【0014】図5から図8までを参照してケースを説明
する。ケース60の側壁64の、5つの開口66の周囲
の部分には、それぞれ、環状の突起68が形成されてい
る。また、側壁64の、5つの開口66の奥まった部分
には、それぞれ、直線状の突起70が形成されている。
さらに、固定部62には、コンタクト44が載置される
凹部72が所定ピッチで形成されており、この凹部72
の下方には傾斜部74が形成されている。尚、基板80
は、熱硬化性のシート状接着剤を使って固定部62に固
定される。
【0015】上記したコネクタ20,40をケース60
に接合する方法を説明する。開口66に嵌込み部50を
嵌め込むと、フランジ部48の一面48aが突起68に
押し当てられ、嵌込み部50の平面部50aが突起70
に押し当てられ、さらに、嵌込み部50の角部50bが
傾斜部74に押し当てられる。この状態で、超音波溶着
を行うと、突起68,70及び傾斜部74とこれらに押
し当てられている部分が溶着してそれぞれに超音波溶着
部が形成され、コネクタ20,40がケース60に強固
に接合される。このように、コネクタ20,40とケー
ス60とが強固に接合されて一体化されるので、コンタ
クト24,44と基板80のパッド(図示せず)とをワ
イヤボンディングで接続する際に、コネクタ20,40
が振動せずに良好な接続が得られる。また、この超音波
溶着の所要時間はわずかな時間であり、このため、接合
のための作業時間は短くて済む。実に、コネクタ20の
フランジ部48とケース60の側壁64との間には開口
66を囲む環状の突起68による連続した溶接部が形成
されるので、固定部62を充填する封止材の粘度が低く
てもケース60の外に流出しない。尚、突起68をフラ
ンジ部48の一面48aに形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコネクタ組
立体によれば、超音波溶着部が形成されることによりコ
ネクタがケースに接合されるので、コネクタとケースと
を十分強固に短時間で一体化できる。また、コネクタ及
びケースが互いに別々に成形されたものであるため、そ
れらを成形する際に使用する金型が小さいもので済み成
形作業性に優れ、しかも、コネクタの共有化を図ること
ができる。
【0017】また、本発明のコネクタ組立体の製造方法
によれば、コネクタとケースとをそれぞれ別々に成形す
るので、それらを成形する際に使用する金型が小さいも
ので済み成形作業性に優れ、しかも、コネクタの共有化
を図ることができる。さらに、コネクタを開口に嵌め込
んでこの開口の周囲に環状の超音波溶着部を形成するこ
とによりコネクタをケースに接合するので、コネクタと
ケースとを十分強固に短時間で一体化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ組立体の一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】図1に示すコネクタ組立体が完成した状態を示
す斜視図である。
【図3】図2に示すコネクタ組立体のコネクタを示す、
(a)は背面図、(b)は底面図、(c)は(b)のA
−A断面図、(d)は正面図である。
【図4】図2に示すコネクタ組立体のコネクタを示す、
(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図5】図2に示すコネクタ組立体のケースを示す正面
図である。
【図6】図2に示すコネクタ組立体のケースを示す、
(a)は平面図、(b)は左側面図である。
【図7】図2に示すコネクタ組立体のケースを示す、
(a)は右側面図、(b)は底面図である。
【図8】図2に示すコネクタ組立体のケースを示す、
(a)は図7(b)のB−B断面図、(b)は(a)の
部分拡大図である。
【符号の説明】
10 コネクタ組立体 20,40 コネクタ 24,44 コンタクト 60 ケース 62 固定部 64 側壁 66 開口 68 突起 80 基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンタクトが配列されたコネクタ
    と、前記コンタクトに接続されるパッドが形成された基
    板が固定される固定部及び該固定部を囲む側壁を有する
    ケースとを備えたコネクタ組立体において、 前記コネクタ及び前記ケースが互いに別々に成形された
    ものであり、 前記ケースが、前記コンタクトが前記固定部に突入した
    状態に前記コネクタが嵌め込まれる開口を有するもので
    あり、 前記コネクタが、該コネクタが前記開口に嵌め込まれた
    状態で該開口の周囲に環状の超音波溶着部が形成される
    ことにより前記ケースに接合されたものであることを特
    徴とするコネクタ組立体。
  2. 【請求項2】 複数のコンタクトが配列されたコネクタ
    を成形する工程と、 基板が固定される固定部、及び、前記コンタクトが前記
    固定部に突入した状態に前記コネクタが嵌め込まれる開
    口が形成された、前記固定部を囲む側壁を有するケース
    を成形する工程と、 前記コネクタを前記開口に嵌め込んで該開口の周囲に環
    状の超音波溶着部を形成することにより前記コネクタを
    前記ケースに接合する工程とを含むことを特徴とするコ
    ネクタ組立体の製造方法。
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Effective date: 20040330