JPH0828746A - パイロット圧作動式方向制御弁 - Google Patents
パイロット圧作動式方向制御弁Info
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- JPH0828746A JPH0828746A JP15996394A JP15996394A JPH0828746A JP H0828746 A JPH0828746 A JP H0828746A JP 15996394 A JP15996394 A JP 15996394A JP 15996394 A JP15996394 A JP 15996394A JP H0828746 A JPH0828746 A JP H0828746A
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- spring
- spool
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ばね箱の長さを小さくして全体の長さを小さ
くする。 【構成】 ハウジング２０に取付けられるばね箱４０
を、偏心した大径穴５０と小径穴５１を有する配管用継
手取付穴４１とばね取付穴４２を有するものとし、配管
用継手５２の取付部５３を回転しないように偏心した大
径部５５と小径部５６を有するものとし、その取付部５
３を配管用継手取付穴４１に嵌合して押えプレート６０
で抜け止めして取付けし、その嵌合代を短かくしてもシ
ールできるようにしてばね箱４０の長さを小さくする。
くする。 【構成】 ハウジング２０に取付けられるばね箱４０
を、偏心した大径穴５０と小径穴５１を有する配管用継
手取付穴４１とばね取付穴４２を有するものとし、配管
用継手５２の取付部５３を回転しないように偏心した大
径部５５と小径部５６を有するものとし、その取付部５
３を配管用継手取付穴４１に嵌合して押えプレート６０
で抜け止めして取付けし、その嵌合代を短かくしてもシ
ールできるようにしてばね箱４０の長さを小さくする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パイロット圧によりス
プールを摺動して圧油流れを切換えるパイロット圧作動
式方向制御弁に関する。
プールを摺動して圧油流れを切換えるパイロット圧作動
式方向制御弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】パイロット圧作動式方向制御弁としては
特開平３−１７２６０２号公報に示すものが知られてい
る。つまり、図１に示すように、ハウジング１のスプー
ル孔２にスプール３を嵌挿し、そのハウジング１の左右
に一対のばね箱４をそれぞれ取付け、このばね箱４に設
けたばね５によりスプール３を中立位置に付勢し、ばね
箱４内の受圧室６にパイロット圧を供給してスプール３
をばね５に坑して摺動して第１位置と第２位置とし、ポ
ンプポート７と第１・第２アクチュエータポート８，９
と第１・第２タンクポート１０，１１を連通・遮断する
ものが知られている。
特開平３−１７２６０２号公報に示すものが知られてい
る。つまり、図１に示すように、ハウジング１のスプー
ル孔２にスプール３を嵌挿し、そのハウジング１の左右
に一対のばね箱４をそれぞれ取付け、このばね箱４に設
けたばね５によりスプール３を中立位置に付勢し、ばね
箱４内の受圧室６にパイロット圧を供給してスプール３
をばね５に坑して摺動して第１位置と第２位置とし、ポ
ンプポート７と第１・第２アクチュエータポート８，９
と第１・第２タンクポート１０，１１を連通・遮断する
ものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかるパイロット圧作
動式方向制御弁であると、受圧室６にパイロット圧を供
給するためにばね箱４にパイロット圧取り入れ口１２を
形成し、そのパイロット圧取り入れ口１２にエルボ等の
配管用継手を螺合している。例えば、図２に示すよう
に、ばね箱４のパイロット圧取り入れ口１２を螺子孔と
し、配管用継手１３の螺子部１４を螺合している。
動式方向制御弁であると、受圧室６にパイロット圧を供
給するためにばね箱４にパイロット圧取り入れ口１２を
形成し、そのパイロット圧取り入れ口１２にエルボ等の
配管用継手を螺合している。例えば、図２に示すよう
に、ばね箱４のパイロット圧取り入れ口１２を螺子孔と
し、配管用継手１３の螺子部１４を螺合している。
【０００４】このようであると、配管用継手１３をばね
箱４に強固に取付けると共に、その螺合部分よりの油洩
れを防止するために配管用継手１３とばね箱４のパイロ
ット圧取り入れ口１２との螺合長さが長くなり、ばね箱
４のパイロット圧取り入れ口１２、つまり配管用継手１
３が螺合する部分が長くなるので、ばね箱４の長さが長
くなる。このために、方向制御弁全体の長さが大きくな
って取付け場所の面積（場積）が大きくなる。
箱４に強固に取付けると共に、その螺合部分よりの油洩
れを防止するために配管用継手１３とばね箱４のパイロ
ット圧取り入れ口１２との螺合長さが長くなり、ばね箱
４のパイロット圧取り入れ口１２、つまり配管用継手１
３が螺合する部分が長くなるので、ばね箱４の長さが長
くなる。このために、方向制御弁全体の長さが大きくな
って取付け場所の面積（場積）が大きくなる。
【０００５】また、配管用継手１３の配管接続部１５が
螺子部１４と一直線でなくＬ字状となった場合にはその
配管接続部１５を所定の向きにすることは困難である、
つまり、複数のパイロット圧作動式方向制御弁を重ね合
せた場合には配管接続部１５を同一の向きとなるように
すればパイロット配管の接続が容易となるが、前述のよ
うに配管用継手１３を螺合して取付けると、配管接続部
１５の向きが不揃いとなることがある。
螺子部１４と一直線でなくＬ字状となった場合にはその
配管接続部１５を所定の向きにすることは困難である、
つまり、複数のパイロット圧作動式方向制御弁を重ね合
せた場合には配管接続部１５を同一の向きとなるように
すればパイロット配管の接続が容易となるが、前述のよ
うに配管用継手１３を螺合して取付けると、配管接続部
１５の向きが不揃いとなることがある。
【０００６】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたパイロット圧作動式方向制御弁を提供するこ
とを目的とする。
ようにしたパイロット圧作動式方向制御弁を提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の第１のパイロッ
ト圧作動式方向制御弁は、ハウジング２０のスプール孔
２１にスプール２２を摺動自在に嵌挿し、このスプール
２２をばね４８と受圧室内のパイロット圧で摺動させる
パイロット圧作動式方向制御弁において、前記ハウジン
グ２０のスプール長手方向の端面にばね箱４０を取付
け、このばね箱４０を、配管用継手５２が取付けられる
配管用継手取付穴４１及びばね４８が収納されて受圧室
を形成するばね取付穴４２を有するものとし、前記配管
用継手取付穴４１を相互に偏心した大径穴５０と小径穴
５１を有するものとし、配管用継手５２を、相互に偏心
した大径部５５と小径部５６より成る取付部５３に配管
接続部５４を設けたものとし、その取付部５３を配管用
継手取付穴４１に嵌合すると共に、その嵌合部にシール
材を設けてシールし、ばね箱４０にボルト止めした押え
プレート６０で抜け止めして配管用継手５２をばね箱４
０に取付けたものである。本発明の第２のパイロット圧
作動式方向制御弁は、ハウジング２０のスプール孔２１
にスプール２２を摺動自在に嵌挿し、このスプール２２
をばね４８と受圧室内のパイロット圧で摺動させるパイ
ロット圧作動式方向制御弁において、前記ハウジング２
０のスプール長手方向の端面にばね箱４０を取付け、こ
のばね箱４０を、配管用継手５２が取付けられる配管用
継手取付穴４１及びばね４８が収納されて受圧室を形成
するばね取付穴４２を有するものとし、前記配管用継手
取付穴４１を多角形状とし、配管用継手５２を、多角形
状の取付部５３に配管接続部５４を設けたものとし、そ
の取付部５３を配管用継手取付穴４１に嵌合し、ばね箱
４０にボルト止めした押えプレート６０で抜け止めする
と共に、配管用継手取付穴４１の底部と取付部５３の端
面との間をシール材でシールして配管用継手５２をばね
箱４０に取付けたものである。
ト圧作動式方向制御弁は、ハウジング２０のスプール孔
２１にスプール２２を摺動自在に嵌挿し、このスプール
２２をばね４８と受圧室内のパイロット圧で摺動させる
パイロット圧作動式方向制御弁において、前記ハウジン
グ２０のスプール長手方向の端面にばね箱４０を取付
け、このばね箱４０を、配管用継手５２が取付けられる
配管用継手取付穴４１及びばね４８が収納されて受圧室
を形成するばね取付穴４２を有するものとし、前記配管
用継手取付穴４１を相互に偏心した大径穴５０と小径穴
５１を有するものとし、配管用継手５２を、相互に偏心
した大径部５５と小径部５６より成る取付部５３に配管
接続部５４を設けたものとし、その取付部５３を配管用
継手取付穴４１に嵌合すると共に、その嵌合部にシール
材を設けてシールし、ばね箱４０にボルト止めした押え
プレート６０で抜け止めして配管用継手５２をばね箱４
０に取付けたものである。本発明の第２のパイロット圧
作動式方向制御弁は、ハウジング２０のスプール孔２１
にスプール２２を摺動自在に嵌挿し、このスプール２２
をばね４８と受圧室内のパイロット圧で摺動させるパイ
ロット圧作動式方向制御弁において、前記ハウジング２
０のスプール長手方向の端面にばね箱４０を取付け、こ
のばね箱４０を、配管用継手５２が取付けられる配管用
継手取付穴４１及びばね４８が収納されて受圧室を形成
するばね取付穴４２を有するものとし、前記配管用継手
取付穴４１を多角形状とし、配管用継手５２を、多角形
状の取付部５３に配管接続部５４を設けたものとし、そ
の取付部５３を配管用継手取付穴４１に嵌合し、ばね箱
４０にボルト止めした押えプレート６０で抜け止めする
と共に、配管用継手取付穴４１の底部と取付部５３の端
面との間をシール材でシールして配管用継手５２をばね
箱４０に取付けたものである。
【０００８】
【作 用】第１のパイロット圧作動式方向制御弁によ
れば、ばね箱４０の配管用継手取付穴４１と配管用継手
５２の取付部５３との嵌合長さを短かくして確実にシー
ルできる。また、配管用継手５２を押えプレート６０で
抜け止めできると共に、偏心した大径穴５０と小径穴５
１に偏心した大径部５５と小径部５６が嵌合しているか
ら配管用継手５２が回転せずに配管用継手５２を強固に
取付けできる。第２のパイロット圧作動式方向制御弁に
よれば、ばね箱４０の配管用継手取付穴４１と配管用継
手５２の取付部５３との嵌合長さを短かくして確実にシ
ールできる。また、配管用継手５２を押えプレート６０
で抜け止めできると共に、多角形状の取付部５３が多角
形状の配管用継手取付穴４１に嵌合しているから配管用
継手５２が回転せずに配管用継手５２を強固に取付けで
きる。
れば、ばね箱４０の配管用継手取付穴４１と配管用継手
５２の取付部５３との嵌合長さを短かくして確実にシー
ルできる。また、配管用継手５２を押えプレート６０で
抜け止めできると共に、偏心した大径穴５０と小径穴５
１に偏心した大径部５５と小径部５６が嵌合しているか
ら配管用継手５２が回転せずに配管用継手５２を強固に
取付けできる。第２のパイロット圧作動式方向制御弁に
よれば、ばね箱４０の配管用継手取付穴４１と配管用継
手５２の取付部５３との嵌合長さを短かくして確実にシ
ールできる。また、配管用継手５２を押えプレート６０
で抜け止めできると共に、多角形状の取付部５３が多角
形状の配管用継手取付穴４１に嵌合しているから配管用
継手５２が回転せずに配管用継手５２を強固に取付けで
きる。
【０００９】
【実 施 例】図３に示すように、ハウジング２０のス
プール孔２１にはスプール２２が嵌挿され、そのスプー
ル孔２１にはポンプポート２３、第１・第２負荷圧検出
ポート２４，２５、第１・第２アクチュエータポート２
６，２７、第１・第２タンクポート２８，２９が形成し
てあり、前記スプール２２には第１・第２小径部３０，
３１と中間小径部３２が形成されスプール２２が図３に
示す中立位置の時には各ポートを遮断し、スプール２２
が図３で右方に摺動して第１位置となるとポンプポート
２３が第２負荷圧検出ポート２５に連通し、第１負荷圧
検出ポート２４が第１アクチュエータポート２６に連通
し、第２アクチュエータポート２７が第２タンクポート
２９に連通してポンプポート２３に流入した圧油は第１
アクチュエータポート２６によりアクチュエータ３３に
流入し、アクチュエータ３３からの戻り油は第２アクチ
ュエータポート２７より第２タンクポート２９に流出す
る。
プール孔２１にはスプール２２が嵌挿され、そのスプー
ル孔２１にはポンプポート２３、第１・第２負荷圧検出
ポート２４，２５、第１・第２アクチュエータポート２
６，２７、第１・第２タンクポート２８，２９が形成し
てあり、前記スプール２２には第１・第２小径部３０，
３１と中間小径部３２が形成されスプール２２が図３に
示す中立位置の時には各ポートを遮断し、スプール２２
が図３で右方に摺動して第１位置となるとポンプポート
２３が第２負荷圧検出ポート２５に連通し、第１負荷圧
検出ポート２４が第１アクチュエータポート２６に連通
し、第２アクチュエータポート２７が第２タンクポート
２９に連通してポンプポート２３に流入した圧油は第１
アクチュエータポート２６によりアクチュエータ３３に
流入し、アクチュエータ３３からの戻り油は第２アクチ
ュエータポート２７より第２タンクポート２９に流出す
る。
【００１０】スプール２２を図３の状態から左に摺動し
て第２位置とすると、ポンプポート２３が第１負荷圧検
出ポート２４に連通し、第２負荷圧検出ポート２５が第
２アクチュエータポート２７に連通してポンプポート２
３の圧油がアクチュエータ３３に流入し、第１アクチュ
エータポート２６が第１タンクポート２８に連通してア
クチュエータ３３の戻り油が第１タンクポート２８に流
出する。つまり、第１負荷圧検出ポート２４と第２負荷
圧検出ポート２５は連通している。
て第２位置とすると、ポンプポート２３が第１負荷圧検
出ポート２４に連通し、第２負荷圧検出ポート２５が第
２アクチュエータポート２７に連通してポンプポート２
３の圧油がアクチュエータ３３に流入し、第１アクチュ
エータポート２６が第１タンクポート２８に連通してア
クチュエータ３３の戻り油が第１タンクポート２８に流
出する。つまり、第１負荷圧検出ポート２４と第２負荷
圧検出ポート２５は連通している。
【００１１】前記ハウジング２０のスプール長手方向の
一端面２０ａには第１のばね箱４０が取付けられ、この
第１のばね箱４０は一端面４０ａに開口した配管用継手
取付穴４１と、他端面４０ｂに開口したばね取付穴４２
と、この両方の取付穴を連通する孔４３を有し、そのば
ね取付穴４２内に第１ばね受４４と第２ばね受４５が設
けてあり、その第１ばね受４４がハウジング２０の一端
面２０ａとスプール２２の端面に当接し、第２ばね受４
５がばね取付穴４２の底壁４２ａとスプール２２に設け
たボルト４６の段部４７に当接し、第１・第２ばね受４
４，４５間にばね４８が設けられてスプール２２を中立
位置に保持し、かつばね取付穴４２内部が受圧室４９と
なっている。
一端面２０ａには第１のばね箱４０が取付けられ、この
第１のばね箱４０は一端面４０ａに開口した配管用継手
取付穴４１と、他端面４０ｂに開口したばね取付穴４２
と、この両方の取付穴を連通する孔４３を有し、そのば
ね取付穴４２内に第１ばね受４４と第２ばね受４５が設
けてあり、その第１ばね受４４がハウジング２０の一端
面２０ａとスプール２２の端面に当接し、第２ばね受４
５がばね取付穴４２の底壁４２ａとスプール２２に設け
たボルト４６の段部４７に当接し、第１・第２ばね受４
４，４５間にばね４８が設けられてスプール２２を中立
位置に保持し、かつばね取付穴４２内部が受圧室４９と
なっている。
【００１２】前記ばね取付穴４２は図３と図４に示すよ
うに、大径穴５０と小径穴５１より成り、その大径穴５
０と小径穴５１は偏心していると共に、大径穴５０が第
１のばね箱４０の一端面４０ａに開口し、小径穴５１の
底部が孔４３でばね取付穴４２に開口している。
うに、大径穴５０と小径穴５１より成り、その大径穴５
０と小径穴５１は偏心していると共に、大径穴５０が第
１のばね箱４０の一端面４０ａに開口し、小径穴５１の
底部が孔４３でばね取付穴４２に開口している。
【００１３】配管用継手５２は図５に示すように、取付
部５３と配管接続部５４でＬ字状となり、その取付部５
３は大径部５５と小径部５６より成り、その大径部５５
の外周面には環状溝５７が形成され、小径部５６は大径
部５５に対して偏心している。
部５３と配管接続部５４でＬ字状となり、その取付部５
３は大径部５５と小径部５６より成り、その大径部５５
の外周面には環状溝５７が形成され、小径部５６は大径
部５５に対して偏心している。
【００１４】配管用継手５２は図３と図４に示すよう
に、大径部５５、小径部５６を第１のばね箱４０の大径
穴５０と小径穴５１に嵌合して第１のばね箱４０に回転
しないように嵌合され、大径部５５の環状溝５７に装着
したＯリング５８が大径穴５０に圧着してシールしてお
り、第１のばね箱４０の一端面４０ａにボルト５９で取
付けた押えプレート６０で抜け止めしてある。
に、大径部５５、小径部５６を第１のばね箱４０の大径
穴５０と小径穴５１に嵌合して第１のばね箱４０に回転
しないように嵌合され、大径部５５の環状溝５７に装着
したＯリング５８が大径穴５０に圧着してシールしてお
り、第１のばね箱４０の一端面４０ａにボルト５９で取
付けた押えプレート６０で抜け止めしてある。
【００１５】このようであるから、配管用継手５２と第
１のばね箱４０の取付部はＯリング５８でシールされる
し、配管用継手５２の抜け出しは押えプレート６０で防
止され、偏心した大径穴５０、小径穴５１と偏心した大
径部５５、小径部５６により配管用継手５２が回転しな
いように固定され、しかもその配管用継手５２の配管接
続部５４の向きは常に一定となる。
１のばね箱４０の取付部はＯリング５８でシールされる
し、配管用継手５２の抜け出しは押えプレート６０で防
止され、偏心した大径穴５０、小径穴５１と偏心した大
径部５５、小径部５６により配管用継手５２が回転しな
いように固定され、しかもその配管用継手５２の配管接
続部５４の向きは常に一定となる。
【００１６】前記ハウジング２０のスプール長手方向の
他端面２０ｂには第２のばね箱６１が取付けられ、この
第２のばね箱６１は第１のばね箱４０と同様に配管用継
手取付穴４１とばね取付穴４２を有し、その配管用継手
取付穴４１の小径穴５１はばね取付穴４２に直接開口し
ており、そのばね取付穴４２にはばねは設けてない。つ
まり、第１のばね箱４０内に設けたばね４８でスプール
２２を中立位置に保持し、そのばね４８に抗してスプー
ル２２は左方、右方に摺動するので、第２のばね箱６１
内にはばねが設けていない。なお、第２のばね箱６１の
配管用継手取付穴４１には前述と同様に配管用継手５２
が取付けてある。
他端面２０ｂには第２のばね箱６１が取付けられ、この
第２のばね箱６１は第１のばね箱４０と同様に配管用継
手取付穴４１とばね取付穴４２を有し、その配管用継手
取付穴４１の小径穴５１はばね取付穴４２に直接開口し
ており、そのばね取付穴４２にはばねは設けてない。つ
まり、第１のばね箱４０内に設けたばね４８でスプール
２２を中立位置に保持し、そのばね４８に抗してスプー
ル２２は左方、右方に摺動するので、第２のばね箱６１
内にはばねが設けていない。なお、第２のばね箱６１の
配管用継手取付穴４１には前述と同様に配管用継手５２
が取付けてある。
【００１７】このようであるから、第２のばね箱６１は
ばね収納スペース分だけ長さが小さくなる。なお、第２
のばね箱６１の代りに第１のばね箱４０を取付けても良
い。
ばね収納スペース分だけ長さが小さくなる。なお、第２
のばね箱６１の代りに第１のばね箱４０を取付けても良
い。
【００１８】前記配管用継手５２は図６と図７に示すよ
うに、取付部５３と配管接続部５４を一直線としても良
い。
うに、取付部５３と配管接続部５４を一直線としても良
い。
【００１９】図８と図９に示すように、第１・第２のば
ね箱４０，６１の配管用継手取付穴４１を多角形状と
し、配管用継手５２の取付部５３を多角形状としても良
い。この場合には配管用継手取付穴４１の底部と取付部
５３の端面との間にＯリング５８を装着している。
ね箱４０，６１の配管用継手取付穴４１を多角形状と
し、配管用継手５２の取付部５３を多角形状としても良
い。この場合には配管用継手取付穴４１の底部と取付部
５３の端面との間にＯリング５８を装着している。
【００２０】このようにすれば、配管用継手５２の配管
接続部５４の向きを多角形状の形状に応じて変更でき
る。なお、この場合にはＯリング５８を押しつぶすため
に押えプレート６０を強い力で締付ける必要があるが、
その押えプレート６０を締付けるボルト５９は配管用継
手５２よりは突出しないから何ら問題はない。
接続部５４の向きを多角形状の形状に応じて変更でき
る。なお、この場合にはＯリング５８を押しつぶすため
に押えプレート６０を強い力で締付ける必要があるが、
その押えプレート６０を締付けるボルト５９は配管用継
手５２よりは突出しないから何ら問題はない。
【００２１】
【発明の効果】請求項１によれば、ばね箱４０の配管用
継手取付穴４１と配管用継手５２の取付部５３との嵌合
長さを短かくして確実にシールできる。また、配管用継
手５２を押えプレート６０で抜け止めできると共に、偏
心した大径穴５０と小径穴５１に偏心した大径部５５と
小径部５６が嵌合しているから配管用継手５２が回転せ
ずに配管用継手５２を強固に取付けできる。したがっ
て、ばね箱４０の配管用継手取付穴４１を短かくできる
から、ばね箱４０の長さが短かくなってパイロット圧作
動式方向制御弁全体の長さが小さくなって場積を小さく
できるし、Ｌ字状の配管用継手５２の配管接続部５４の
向きが常に一定となる。請求項２によれば、ばね箱４０
の配管用継手取付穴４１と配管用継手５２の取付部５３
との嵌合長さを短かくして確実にシールできる。また、
配管用継手５２を押えプレート６０で抜け止めできると
共に、多角形状の取付部５３が多角形状の配管用継手取
付穴４１に嵌合しているから配管用継手５２が回転せず
に配管用継手５２を強固に取付けできる。したがって、
ばね箱４０の配管用継手取付穴４１を短かくできるか
ら、ばね箱４０の長さが短かくなってパイロット圧作動
式方向制御弁全体の長さが小さくなって場積を小さくで
きるし、Ｌ字状の配管用継手５２の配管接続部５４の向
きが常に一定となると共に、その向きを変更できる。
継手取付穴４１と配管用継手５２の取付部５３との嵌合
長さを短かくして確実にシールできる。また、配管用継
手５２を押えプレート６０で抜け止めできると共に、偏
心した大径穴５０と小径穴５１に偏心した大径部５５と
小径部５６が嵌合しているから配管用継手５２が回転せ
ずに配管用継手５２を強固に取付けできる。したがっ
て、ばね箱４０の配管用継手取付穴４１を短かくできる
から、ばね箱４０の長さが短かくなってパイロット圧作
動式方向制御弁全体の長さが小さくなって場積を小さく
できるし、Ｌ字状の配管用継手５２の配管接続部５４の
向きが常に一定となる。請求項２によれば、ばね箱４０
の配管用継手取付穴４１と配管用継手５２の取付部５３
との嵌合長さを短かくして確実にシールできる。また、
配管用継手５２を押えプレート６０で抜け止めできると
共に、多角形状の取付部５３が多角形状の配管用継手取
付穴４１に嵌合しているから配管用継手５２が回転せず
に配管用継手５２を強固に取付けできる。したがって、
ばね箱４０の配管用継手取付穴４１を短かくできるか
ら、ばね箱４０の長さが短かくなってパイロット圧作動
式方向制御弁全体の長さが小さくなって場積を小さくで
きるし、Ｌ字状の配管用継手５２の配管接続部５４の向
きが常に一定となると共に、その向きを変更できる。
【図１】従来のパイロット圧作動式方向制御弁の断面図
である。
である。
【図２】従来の配管用継手の取付部の断面図である。
【図３】本発明は第１の実施例を示すパイロット圧作動
式方向制御弁の断面図である。
式方向制御弁の断面図である。
【図４】図３の左側面図である。
【図５】配管用継手の正面図である。
【図６】本発明の第２実施例を示すパイロット圧作動式
方向制御弁の断面図である。
方向制御弁の断面図である。
【図７】配管用継手の正面図である。
【図８】本発明の第３実施例を示すパイロット圧作動式
方向制御弁の断面図である。
方向制御弁の断面図である。
【図９】図８のＡ−Ａ断面図である。
２０…ハウジング、２１…スプール孔、２２…スプー
ル、２３…ポンプポート、２４…第１負荷圧検出ポー
ト、２５…第２負荷圧検出ポート、２６…第１アクチュ
エータポート、２７…第２アクチュエータポート、２８
…第１タンクポート、２９…第２タンクポート、４０…
第１のばね箱、４１…配管用継手取付穴、４２…ばね取
付穴、４８…ばね、５０…大径穴、５１…小径穴、５２
…配管用継手、５３…取付部、５４…配管取付部、５５
…大径部、５６…小径部。
ル、２３…ポンプポート、２４…第１負荷圧検出ポー
ト、２５…第２負荷圧検出ポート、２６…第１アクチュ
エータポート、２７…第２アクチュエータポート、２８
…第１タンクポート、２９…第２タンクポート、４０…
第１のばね箱、４１…配管用継手取付穴、４２…ばね取
付穴、４８…ばね、５０…大径穴、５１…小径穴、５２
…配管用継手、５３…取付部、５４…配管取付部、５５
…大径部、５６…小径部。
Claims (2)
- 【請求項１】 ハウジング２０のスプール孔２１にスプ
ール２２を摺動自在に嵌挿し、このスプール２２をばね
４８と受圧室内のパイロット圧で摺動させるパイロット
圧作動式方向制御弁において、 前記ハウジング２０のスプール長手方向の端面にばね箱
４０を取付け、このばね箱４０を、配管用継手５２が取
付けられる配管用継手取付穴４１及びばね４８が収納さ
れて受圧室を形成するばね取付穴４２を有するものと
し、 前記配管用継手取付穴４１を相互に偏心した大径穴５０
と小径穴５１を有するものとし、 配管用継手５２を、相互に偏心した大径部５５と小径部
５６より成る取付部５３に配管接続部５４を設けたもの
とし、 その取付部５３を配管用継手取付穴４１に嵌合すると共
に、その嵌合部にシール材を設けてシールし、ばね箱４
０にボルト止めした押えプレート６０で抜け止めして配
管用継手５２をばね箱４０に取付けたことを特徴とする
パイロット圧作動式方向制御弁。 - 【請求項２】 ハウジング２０のスプール孔２１にスプ
ール２２を摺動自在に嵌挿し、このスプール２２をばね
４８と受圧室内のパイロット圧で摺動させるパイロット
圧作動式方向制御弁において、 前記ハウジング２０のスプール長手方向の端面にばね箱
４０を取付け、このばね箱４０を、配管用継手５２が取
付けられる配管用継手取付穴４１及びばね４８が収納さ
れて受圧室を形成するばね取付穴４２を有するものと
し、 前記配管用継手取付穴４１を多角形状とし、 配管用継手５２を、多角形状の取付部５３に配管接続部
５４を設けたものとし、 その取付部５３を配管用継手取付穴４１に嵌合し、ばね
箱４０にボルト止めした押えプレート６０で抜け止めす
ると共に、配管用継手取付穴４１の底部と取付部５３の
端面との間をシール材でシールして配管用継手５２をば
ね箱４０に取付けたことを特徴とするパイロット圧作動
式方向制御弁。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15996394A JPH0828746A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | パイロット圧作動式方向制御弁 |
| CN95193330A CN1149331A (zh) | 1994-03-29 | 1995-03-29 | 导向压力传动的方向控制阀及工作油缸控制装置 |
| KR1019960705362A KR970702456A (ko) | 1994-03-29 | 1995-03-29 | 파일럿압 작동식 방향 제어 밸브 및 작동실린더 제어장치(Pilot pressure operated directional control valve and operation cylinder control device) |
| US08/714,166 US5752426A (en) | 1909-04-04 | 1995-03-29 | Pilot pressure operated directional control valve and an operating cylinder control apparatus |
| EP95913379A EP0753691A4 (en) | 1994-03-29 | 1995-03-29 | REGULATOR VALVE CONTROLLED BY REFERENCE PRESSURE AND CYLINDER CONTROL DEVICE |
| PCT/JP1995/000601 WO1995026476A1 (fr) | 1994-03-29 | 1995-03-29 | Vanne distributrice regulatrice commandee par pression de reference et dispositif de commande a cylindre |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15996394A JPH0828746A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | パイロット圧作動式方向制御弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828746A true JPH0828746A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15705002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15996394A Pending JPH0828746A (ja) | 1909-04-04 | 1994-07-12 | パイロット圧作動式方向制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0828746A (ja) |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP15996394A patent/JPH0828746A/ja active Pending
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