JPH08287455A - 磁性体粒子が全体に均一に分布した磁気符号化可能なカードの製造方法 - Google Patents

磁性体粒子が全体に均一に分布した磁気符号化可能なカードの製造方法

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JPH08287455A
JPH08287455A JP8083993A JP8399396A JPH08287455A JP H08287455 A JPH08287455 A JP H08287455A JP 8083993 A JP8083993 A JP 8083993A JP 8399396 A JP8399396 A JP 8399396A JP H08287455 A JPH08287455 A JP H08287455A
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Drake West Bradford
ドレーク ウェスト ブラッドフォード
Allen Lowry Lawrence
アレン ローリー ローレンス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性体粒体を含まないカードの中性反射濃度
を阻害せずに磁性体粒子が全体に均一に分散した磁気情
報カードを製造する方法を提供する。 【解決手段】 強磁性体粒子の有機液体媒体中分散液を
形成し、該分散液を有機液体媒体で可塑化される熱可塑
性樹脂と均密に混ぜ合わせて、複合材料を形成し、そし
て該複合材料を符号化可能なカードに二次加工すること
を含んでなる、磁気符号化可能なカードの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、クレジッ
トカード、デビットカード、個人I.D.カード、従業員出
入り許可証、ドア及びゲート開閉磁気キーなどのような
情報カードに関する。さらに詳しくは、本発明は、プラ
スチックの全体に磁性体粒子が均一に分布した、固体プ
ラスチックの磁気符号化可能な情報カードの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】クレジットカード、デビットカード、個
人識別カード、従業員出入り許可証などのような識別カ
ードは代表的には、カードの持ち主に関する特有の情報
を記録するために、裏面に磁気ストライプを含んでい
る。このような情報としては、クレジットまたはデビッ
トカード番号、個人識別番号(暗証番号)、従業員番
号、ならびに個人及びカードの利用に関する他の情報が
挙げられる。このような情報はまた、ドアまたはゲート
の錠をはずすかまたはドアもしくはゲートを開けるよう
に符号化された情報を含むことができる。磁気ストライ
プを使用する欠点の一つは、それがはっきりと目に見
え、しかも記録された情報の変更または消去が容易であ
ることである。もう一つの欠点は、磁気ストライプを読
み取り装置に通して走査させることによるカードの連続
使用のために、磁気ストライプとそこに記録された情報
が劣化することである。更にもう一つの欠点は、1本の
磁気ストライプでは記録容量が限られることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、磁性体粒子を
含まないカードの中性(neutral )反射濃度を阻害せず
に磁性体粒子が全体に均一に分散した磁気情報カードを
製造する方法を提供するニーズがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、強磁性
体粒子の有機液体媒体中分散液を形成し、該分散液を前
記有機液体媒体によって可塑化される熱可塑性樹脂と均
密に混ぜ合わせて、複合材料を形成せしめ、そして複合
材料を磁気符号化可能なカードに成形することによる、
強磁性体粒子が全体に均一に分散された、磁気符号化可
能なカードの製造方法が提供される。本発明のさらに別
の観点によれば、磁気符号化可能なカードはまた、研磨
粒子、滑剤、染料、及びカードの表面に画像情報がプリ
ントされ得るように反射性背景を生じる顔料のような種
々の材料を中に分散させることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】即ち、本発明は、前記工程によ
る、磁気符号化可能なカードの製造方法を提供するもの
である。これらのカードはその性質のために、カードが
剥離しない、読み取り装置を多数回通過することによる
摩耗の結果として磁気信号が減少することがない、且つ
磁性体粒子が全体に均一に分散しているために任意の所
望の方向または形状でカードに情報を符号化できるの
で、先行技術のカードよりも改良された耐久性を示す。
【0006】「全体に均一に分散された」とは、カード
のシグナルエンヴェロープ(SignalEnvelope)が199
5年4月7日にT. Jagielinski, F. Jeffers及びR. O.
James によって出願され且つ譲渡された係属中の米国特
許出願第08/418,336号に記載された通りであ
ることを意味する。即ち、本明細書において本発明プロ
セスによって作られたカードに適用される「全体に均一
に分散された」なる表現はd.c.磁気化測定テストに
よって定義されることができる。このテストにおいて、
磁気的に記号化することができるカードは高い又は飽和
したd.c.磁界、例えば11キロエルステッドでカー
ドの長さ方向に平行な磁界で均一に磁気化される。次
に、カードはカードリーダーを通過し、そして生成シグ
ナルを解析する。磁性粒子が大きな、不均一な凝集体と
して存在する場合には凝集体は大きな局部的磁気双極子
として作用し、そしてカードがカードリーダーを通過す
る際に、凝集体に帰因するより高いフラックスの変化が
より高いRMS(根平均二乗)シグナルを生ずる。逆に
小さくて、十分に分散し、分布した粒子の場合には局部
的なフラックス変化がより少なく、そしてかかるカード
がカードリーダーを通過する際には、シグナルが一層小
さくなり、そして変動しにくくなり、その結果小さなR
MSシグナルを生ずる。このようにテストした場合に
は、「全体に均一に分布した磁性粒子を有するカードは
系のノイズレベルより高いRMS電圧、即ち約4mVR
MSより高く、そして約20mVRMSより低いRMS
電圧を有する。
【0007】本発明によれば、使用する強磁性体粒子
は、次のような任意の適当なものであることができる:
例えば、γ−Fe2 O3、Co−γ−Fe2 O3、Co−マグネタイ
ト;強磁性体二酸化クロム、強磁性体金属粒子、強磁性
体合金粒子、亜鉄酸バリウム(バリウムフェライト)、
亜鉄酸ストロンチウム(ストロンチウムフェライト)な
ど。磁性体粒子は、3,000 Oeより大きい保磁力を
有するのが好ましく、従って、亜鉄酸バリウム及び亜鉄
酸ストロンチウムが好ましい。また、カード中の磁性体
粒子の容量は、カードの製造に使用する樹脂の容量に基
づき、0.1%未満であるのが好ましく、最も好ましく
は0.03%未満である。これが好ましいのは、磁性体
粒子が低濃度であるとカードの中性反射濃度が得られる
ので、磁性体粒子の存在によって色が干渉されることの
ない表示、画像、ポリグラムなどがカード上で可能にな
るためである。カードを形成する樹脂中に磁性体粒子を
このような少量で配合すると、得られる残留磁場は低
い。従って、本発明に従って製造されたカードは、使用
材料が高い保磁力を持っているために保磁力のより低い
カードの偽造を容易にできるであろうマスターメディア
カードとしては働くことができない。
【0008】強磁性体粒子は有機液体媒体中に分散され
る。有機液体媒体は、熱可塑性樹脂と混ぜ合わせた時に
樹脂を可塑化させるのに役立つ。この特性を有する、以
下のような任意の適当な有機液体媒体を本発明に係る方
法に使用できる:例えば、リン酸エステル、例えば、燐
酸トリクレジル;グリコールエステル、例えば、ジエチ
レングリコール混合エステル;フタル酸エステル、例え
ば、フタル酸ジブチル、フタル酸ジプロピル、フタル酸
ジオクチルなど;ステアリン酸アルキル、例えば、ステ
アリン酸ヘキシル及びステアリン酸ブチル;テトラエチ
レングリコールジメチルエーテル、酢酸メチルコポリマ
ー、ラクタン(lactans)、エチレンビス−グリ
コール酸の低級アルキルエステル、エーテルエステル、
またはアルキレングリコールもしくはポリエチレングリ
コールのジエステル、ポリアクリル酸エステル、ポリ酢
酸ビニルなど。フタル酸エステル、特にフタル酸ジブチ
ルが好ましい。可塑剤は、有機液体媒体中に強磁性体粒
子を均一に分散させるのに役立つだけでなく、カードの
柔軟性を増大させ、それによって脆化を減少させる。
【0009】強磁性体粒子の有機液体媒体中分散液の製
造に際しては、分散助剤を含ませるのが好ましい。適当
な分散助剤としては、脂肪酸アミン、及び市販の湿潤
剤、例えば、Witco Chemical Corp.から入手できる第四
アミンであるWitco Emcol CC59, Rhone-Poulenc から入
手できるリン酸エステルであるRhodafac PE 510, Rhoda
fac RE 610, Rhodafac RE 960 及びRhodafac LO 529 が
挙げられる。さらに、米国特許第5,395,743号
に記載された、Zeneca Inc. によって商品名Solsperse
24000 として販売されている分散助剤が好ましい。前記
分散助剤の混合物も使用できる。
【0010】強磁性体粒子の有機液体媒体中分散液を形
成した後、次に、分散液を熱可塑性樹脂と混合すること
によって複合材料を製造する。例えば、次のような任意
の適当な熱可塑性樹脂を使用できる:例えば、ポリスチ
レン、ポリアミド、塩化ビニルのホモポリマー及びコポ
リマー、ポリカーボネート、ポリオレフィンのホモポリ
マー及びコポリマー、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレンとプロピレンとのコポリマー;ポリエ
ステル、例えば、二塩基性カルボン酸と二価アルコール
から得られたもの(二塩基性カルボン酸は、例えば、コ
ハク酸、ジピック酸(dipic acid)、フタル酸、テレフ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、及びそれらの低級ア
ルキルエステルであり、アルコールは例えば、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、1,4−シクロヘキサンジメチロール、ポリテトラ
メチレンエーテルグリコールなどのような適当なグリコ
ールである);ポリウレタンなど。本発明に従って熱可
塑性樹脂として使用する具体的なポリエステルとして
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート、ならびに1,4−シクロヘキサンジメタノール
の方を多く使用した1,4−シクロヘキサンジメチロー
ル及びエチレングリコールとテレフタル酸とのコポリマ
ーが挙げられる。
【0011】表示、画像などを収容するのに適当な白色
度の高い白色の反射面を得るために、金属酸化物または
酸化物の混合物、金属炭酸塩などを含む適当な顔料を、
分散液または本発明に係る複合材料製造工程に添加でき
る。顔料の例としては、アナターゼ型またはルチル型の
二酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、酸化アルミニウム、
酸化ジルコニウム、酸化錫、真珠箔顔料、たとえば、マ
イカ/二酸化チタンまたはオキシ塩化ビスマス、炭酸カ
ルシウムなどが挙げられる。本発明に係る情報カードの
製造用の熱可塑性材料にはまた、デジタル情報がより確
実に交換できるように磁気トランスデューサヘッドをク
リーニングするための、カード表面に耐磨耗性及び耐久
性を与える粒子が分散されている。このような適当な材
料としては、本発明の方法に従って分散液または熱可塑
性複合材料中に分散される粉末、例えば、α−アルミ
ナ、γ−アルミナ、多結晶質α−γ−アルミナ、アルミ
ノ珪酸塩、二酸化チタン、シリカ、酸化錫、アンチモン
添加酸化錫、二酸化ジルコニウム、酸化クロム、窒化珪
素、及びモース硬度スケールが概ね6より大きい硬度を
有する他の粉末材料が挙げられる。
【0012】本発明に係る方法ではまた、光学反射濃度
を可視域においてバランスされることによって、望まし
い光学効果、例えば、情報カードの表面にプリントされ
た画像または画像情報中におけるハイライト部分の中性
濃度反射を与えるために、有色顔料または染料、例え
ば、コバルトブルー♯3、ウルトラマリンブルー、アン
チモン添加酸化錫のような青色染料もしくは顔料、また
は例えば、キナクリドンマゼンタのようなマゼンタ染料
もしくは顔料を含ませることが考えられる。
【0013】本発明の方法のいずれの工程にも添加でき
る螢光増白剤を使用するのが望ましい。適当な螢光増白
剤としては、米国特許第3,449,257号及び第
3,501,298号に記載されたチオフェン;米国特
許第4,794,071号に記載されたスチルベン;米
国特許第4,794,071号に開示されたトリアジ
ン;米国特許第2,713,046号に開示されたトリ
アジン;米国特許第2,571,706号及び第2,7
23,197号に開示されたイミダゾロン;英国特許第
669,590号及び第712,764号に開示された
ピラゾリンなどが挙げられる。Research Disclosure 30
8119, December 1989, Section 5に開示された別の螢光
増白剤も本発明の実施に使用できる。
【0014】カードとカード読み取り装置またはカード
書き込み装置のヘッドまたはトランスデューサとの間の
摩擦、滑り接触を低くし、そしてそれによって表面の引
掻きまたは擦傷を減少させるために、適当な滑剤、例え
ば、長鎖脂肪酸またはそれらのエステル、例えば、ステ
アリン酸、ステアリン酸亜鉛などを含む金属ステアリン
酸塩、ポリテトラフルオロエチレン粒子、シリコーン誘
導体、及びポリマーシリコーン化合物、例えば、ポリジ
メチルシロキサン、パラフィン、カルナバ蝋などを添加
することができる。
【0015】複合材料を符号化可能なカードに成形する
前に、例えば、以下のような任意の適当な酸化防止剤を
分散液または熱可塑性樹脂に添加できる:オクタデシル
3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−4’−ヒド
ロキフェニル)プロピオネート(Irganox 1076);ステ
アリルエルカアミド;ブチル化ヒドロキシトルエン、ブ
チル化ヒドロキシアニソール;2,6−ジ−tert−
ブチル−p−クレゾール、テトラキス〔メチレン3−
(3’,5’−ジ−tert−ブチル−4’−ヒドロキ
シフェニルプロピオネート〕メタン;2,2’−チオビ
ス(6−tert−ブチル−4−メチルフェノール);
トリス(ノニルフェニル)ホスフェート;ジステアリル
ペンタエリトリトールジホスファイトなど。
【0016】本発明によれば、プラスチックカードの本
体には磁性体粒子が極めて低濃度で存在する。均一なシ
グナルエンヴェロープを提供し且つ磁束の反転を適切に
解決するためには、カード本体全体ならびにカードの両
面の間に及びカードの周辺部に沿ってバラバラの磁性体
粉末粒子を均一に分散させることが重要である。
【0017】ここに記載した方法については以下の実施
例において詳述するが、この方法を用いて、磁性体粒
子、反射性粒子、研磨粒子、滑剤及び染料をプラスチッ
クカード材料に混和することができる。この方法は、所
望の成分粒子の、ポリマー相溶性可塑剤でもある有機流
動媒体中前分散液を製造することに基づく。このような
前分散液には、主として単微結晶からなる粒子が高濃度
で含まれる。少量のこれらの分散液を配合装置中でポリ
マーペレットまたはチップと混合する場合には、酸化物
粒子はポリマーメルト全体に容易に且つ均一に分布させ
られる。溶融ポリマーは、配合機から押出し、冷却し、
そしてペレット化して、磁性体粒子、反射性粒子、研磨
粒子及び他の所望の成分を含むポリマーペレットを生成
する。次いで、これらの充填剤添加ポリマーペレットを
シート押出機または射出成形機の装入原料として使用し
て、厚さ約760μm(30mil)のプラスチックシ
ートを形成する。シート押出の場合には、所望の寸法の
ダイセットを用いてシートからカードを打ち抜く。射出
成形の場合には、所望の寸法にカードを成形してから、
トリムする。
【0018】分散方法 2つの小媒体分散法を用いて、粒子を有機液体可塑剤中
に分散させる。第1の方法においては、攪拌室にステン
レス鋼媒体(Chromanite, 1.3 mmのビーズ)が90容
量%まで装填されたEiger Machinery Inc.の250cc
のミルを使用し、4,000rpmの軸速度を7時間用
いて、亜鉄酸ストロンチウムのような磁性体粒子を、分
散剤を含むフタル酸ジブチル中に分散させる。
【0019】第2の方法においては、白色の反射性顔料
及び研磨顔料をフタル酸ジブチル、分散剤及び直径0.
8〜1.2mmのジルコニア/シリカビーズと共に、ガ
ラス壁を有する容器中に入れる。容器をシールし、36
〜96時間、ロール機上に置く。この第2の方法におい
ては、白色顔料は混練操作によって変色しない。全ての
粒状材料に関して、粒度は遠心粒度分析(Shimadzu CP-
SA3 )を用いて監視し、粒度が比表面積または他の方法
に基づいて、製造業者の相当粒度に等しいかまたはそれ
に近くなった時に混練操作をやめる。
【0020】配合方法 Welding Engineers Inc.の二軸スクリュー配合機を用い
て、所望の材料を混合及び配合する。この機械は、逆転
非かみ合い型配合機である。溶融温度は219℃(42
6°F )である。押出機のバレル形材の範囲は、196
℃(384゜F)〜213℃(415°F )である。高
剪断応力によるポリマーと添加剤との混合を改良するた
めに、二軸スクリュー押出機のスクリュー形材には、二
条正逆ねじ配合部が付けられている。これはまた、磁性
体粒子及び他の粒子の分散及び分布を改良するであろ
う。
【0021】配合工程の成分の主な群は次の通りであ
る: 1.PCTG 5445 ペレット、Eastman Chemical Companyか
ら販売されているテレフタル酸ジメチルとエチレングリ
コール及び1,4−シクロヘキサンジメチロールとのポ
リエステルコポリマー; 2.TiO2を50重量%含む前記1のペレット;ならびに 3.磁性体粒子、研磨粒子、反射性粒子及び染料を含む
添加材の、比較的少量の分散液。配合を終了して複合材
料が形成された時に、充填材が添加されたポリマーを、
マルチオリフィスダイを通すなどして押出し、冷却し、
そしてペレット化して、二次成形カード型への供給原料
とする。
【0022】カードの二次成形 充填剤添加ポリマーペレットを、250トンのVanDorn
射出成形機を用いて射出成形する。使用した金型は、厚
さ0.030”、長さ3”及び幅2”のASTM plague で
ある。全ての配合物に関して溶融温度範囲は232℃
(450°F)〜260℃(500°F)である。
【0023】
【実施例】本発明を以下の実施例によってさらに説明す
る。以下の実施例において、部及び百分率は特に断らな
い限り、重量基準である。
【0024】実施例1 以下の成分を以下の割合で用いて、250ccのEig
erミル中で4000rpmで、亜鉄酸ストロンチウム
(Hoosier Secure Mag H, Hc 4400 Oe)のエチレングリ
コール中40%分散液を製造する: 量(g) 亜鉄酸ストロンチウム 280.0 ポリエリレングリコール(Kodak, PEG 400) 11.2 エチレングリコール 408.8 700.0
【0025】亜鉄酸ストロンチウムの化学組成は、ほぼ
SrFe12O19 である(Hoosier Magnetics Group: Washing
ton Plant, Indiana製)。この分散液の一部を、天然P
CTGポリエステル及び前記50/50TiO2/PCTG
濃縮物中にブレンドしてから配合し、以下の組成のペレ
ットを形成する。 パーセント(%) TiO2(DuPont Rutile R-100 ) 15.000 SrFe12O19 0.132 エチレングリコール 0.198 ポリエステルPCTG 84.670 100.000 これらのペレットを射出形成して、試験用の0.03
0”x3”x2”のカードを形成する。
【0026】実施例2 以下の成分を以下の割合で用いて、250ccのEig
erミル中で4000rpmで、実施例1と同様な亜鉄
酸ストロンチウムのフタル酸ジブチル(DBuPh)中
45%分散液を製造する: 量(g) 亜鉄酸ストロンチウム 360.0 Rhodofac PE510(Rhone-Poulenc ) 分散剤w3%、またはフェライト 10.8 フタルサンジブチル 429.2 800.0
【0027】この分散液の一部を、天然PCTGポリエ
ステル及び50%TiO2/PCTGペレット中にブレンド
してから配合し、以下の組成のペレットを形成する。 重量パーセント TiO2 15.000 SrFe12O19 0.132 Rhodofac PE510 0.004 ポリエステルPCTG 84.964 100.000 これらのペレットをVan Dorn成形機中で射出成形して、
厚さ0.030”、長さ2”及び幅2”のカードを形成
する。情報カードに付加動作機能を持たせるために、他
の添加剤を可塑剤溶剤の濃縮分散液とし、磁性体粒子分
散液と共にポリマーペレット中に混和及び配合する。こ
れらの分散液は、前記のロールミル法を用いて調製す
る。
【0028】ルチル型TiO2分散液 サンプルA 以下の割合で以下の成分を用いて、成分を珪酸ジルコニ
ウム混練媒体と共にガラス壁を有する容器中に入れるこ
とによって、フタル酸ジブチル中20%Rutile(R-100
DuPont)分散液を調製する。 量(g) 二酸化チタン(Rutile, R-100 DuPont) 64.0 Solsperse 24000 (ポリマー分散剤,Zeneca Inc. ) 6.4 フタル酸ジブチル 249.6 320.0 混練の完了後、粒度中央値は0.32μmである。
【0029】サンプルB 以下の成分を以下の割合で用いて、ローラーミル中でサ
ンプルAと同様にして、TiO2のフタル酸ジブチル中35
%分散液を調製する: 量(g) TiO2(DuPont R-100) 112.0 Solsperse 24000 11.2 フタル酸ジブチル 196.8 320.0 混練後、粒径中央値は0.31μmである。
【0030】サンプルC 以下の成分を以下の割合で用いて、ローラーミル中でサ
ンプルAと同様にして、TiO2のフタル酸ジブチル中45
%分散液を調製する: 量(g) TiO2(DuPont R-100) 144.0 Solsperse 24000 14.4 フタル酸ジブチル 161.6 320.0 混練後、粒径中央値は0.30μmである。
【0031】アルミナ研磨剤分散液 サンプルD 以下の成分を以下の割合で用いて、成分を珪酸ジルコニ
ウム混練媒体と共にガラス壁を有する容器中に入れるこ
とによって、フタル酸ジブチル中Sumitomo AKP-50, α
-Al2O3の20%分散液を調製する。 量(g) AKP-50(α-Al2O3) 64.00 Solsperse 24000 (Zeneca) 5.12 フタル酸ジブチル 250.88 320.00 粒径中央値が0.21μmとなるまで容器を回転させ
た。
【0032】サンプルE 以下の成分を以下の割合で用いて、成分を珪酸ジルコニ
ウム混練媒体700gと共にガラス壁を有する容器中に
入れることによって、フタル酸ジブチル中Sumitomo AKP
-15, α-Al2O3の45%分散液を調製する。 量(g) AKP-15(α-Al2O3) 144.0 Solsperse 24000 7.2 フタル酸ジブチル 168.8 320.0 72時間の混練後、粒径中央値は0.68μmである。
【0033】染料分散液 サンプルF フタル酸ジブチルを用いて、成分を以下の割合で珪酸ジ
ルコニウム混練媒体(0.8〜1.2mm)350gと
共にローラーミル上のガラス壁を有する容器中に入れる
ことによって、青色染料、コバルトブルーCoAl2O4 の1
0%分散液を調製する。 量(g) コバルトブルー 16.000 Solsperse 24000 (Zeneca) 1.280 フタル酸ジブチル 142.720 160.000 混練後、粒径中央値は0.47μmである。
【0034】サンプルG 以下の成分を以下の割合で用いてコバルトブルーの15
%分散液を調製する: 量(g) コバルトブルー 90.0 Solsperse 24000 7.2 フタル酸ジブチル 502.8 600.0 混練後、粒径中央値は0.36μmである。
【0035】サンプルH 成分を以下の割合で珪酸ジルコニウム媒体350gと共
に3日間、ローラーミル上のガラス壁を有する容器中に
入れることによって、マゼンタ染料、SunfastMagenta
(キナクリドン顔料)のフタル酸ジブチル中10%分散
液を調製する。 量(g) マゼンタ染料(Sunfast Magenta ) 16.00 Zeneca Solsperse 24000 1.28 フタル酸ジブチル 142.72 160.00 マゼンタ染料の粒径中央値は0.38マイクロメーター
である。
【0036】真珠箔顔料分散液 サンプルI 成分を以下の割合で珪酸ジルコニウム媒体(0.8〜
1.2マイクロメーター)800gと共にローラーミル
上のガラス壁を有する容器中に入れることによって、真
珠箔顔料(Mearl Corp.,Mearlin Supersilk,マイカ/二
酸化チタン)のフタル酸ジブチル中40%分散液を調製
する。 量(g) Supersilk (Mearl Corp. ) 144.0 Solsperse 24000 (Zeneca) 7.2 フタル酸ジブチル 208.8 360.0 分散液を100rpmで3日間混練する。
【0037】配合及び射出成形 情報カードの製造用の充填剤添加ポリマーペレットの製
造のためのその他の配合例は以下の通りである:
【0038】実施例3:ポリマーペレットの配合 45%亜鉄酸ストロンチウム分散液(実施例2)及び4
5%ルチル分散液(サンプルC)を以下の割合でポリマ
ーペレットと予備混合して、配合、充填剤添加ペレット
10kgを生成する。 量(g) DBuPh 中SrFe(w45%)分散液(実施例2) 29.33 DBuPh 中ルチル(w45%)分散液(サンプルC) 44.44 PCTGポリマー(PCTG5445) 6986.23 PCTG50%/TiO250% 2940.00 10,000.00 ペレットは、亜鉄酸ストロンチウム0.132%とルチ
ルTiO214.9%からできている。
【0039】実施例4 磁性フェライト、二酸化チタン及びα−アルミナの微粒
子の前分散液を用いたポリマーペレットの配合 45%亜鉄酸ストロンチウム(実施例2)、45%二酸
化チタン(サンプルC)及び20%α−アルミナ(サン
プルD)を以下のようにしてポリマーペレットを予備混
合して、10kgのバッチを生成する。 量(g) SrFe(DBuPh 中w45%)(実施例2) 29.33 DBuPh 中ルチル(w45%)(サンプルC) 44.44 DBuPh 中α−アルミナ(w20%)(サンプルD)AKP-50 50.00 PCTGポリエステル(PCTG5445) 6936.23 50%PCTG/50%TiO2 2940.00 10,000.00 微粒子の最終組成パーセントは、ポリマーカード中でSr
Feが0.132%、AKP-50が0.1%、ルチルが14.
9%である。
【0040】実施例5 磁性体粉末、二酸化チタン、α−アルミナの微粒子及び
染料の前分散液を用いたポリマーペレットの配合 分散液 量(g) SrFe(DBuPh 中w45%)(実施例2) 29.33 TiO2(DBuPh 中w45%)(サンプルC) 44.44 α−アルミナ(DBuPh 中AKP-50)(サンプルD) 50.00 コバルトブルー(DBuPh 中w10%)(サンプルF) 30.00 PCTG5445 6906.23 50%PCTG/50%TiO2 2940.00 10,000.00 配合ペレットは以下の百分率で粒子を含んでいる。SrFe
−0.132%、ルチル−14.9%、α−Al2O3
0.2%、及び青色染料−0.03%。
【0041】実施例6 磁性体粉末、二酸化チタン、α−アルミナ粗粒及び染料
の前分散液を用いたポリマーペレットの配合 分散液 量(g) SrFe(DBuPh 中w45%)(実施例2) 29.33 TiO2(DBuPh 中w45%)(サンプルC) 44.44 α−Al2O3 粗粒(DBuPh 中w45%)(サンプルE) 44.44 コバルトブルー(DBuPh 中D10%)(サンプルF) 30.00 ポリエステルPCTG5445 6931.70 ポリエステル50%PCTG/50%TiO2 2940.00 10,000.00 配合時に、ペレットは以下の百分率で粒子を含んでい
る:SrFe−0.132%、ルチル−14.9%、α−Al
2O3 (AKP-15)−0.2%及び青色染料−0.03%。
【0042】実施例7 磁性体粉末、二酸化チタン、Al2O3 粗粒(AKP-15)及び
染料の前分散液を用いたポリマーペレットの配合 分散液 量(g) SrFe(DBuPh 中w45%)(実施例2) 14.67 TiO2(DBuPh 中w45%)(サンプルC) 44.44 α−Al2O3 粗粒(AKP-15,DBuPh 中w45%)(サンプルE) 44.44 コバルトブルー(DBuPh 中w15%)(サンプルG) 66.00 ポリエステルPCTG5445 6990.46 ポリエステルPCTG50%/TiO250% 2840.00 10,000.00 配合時に、ペレットは以下の粒状成分を含んでいる。 パーセント(%) SrFe 0.066 TiO2 0.20 α−Al2O3 (AKP-15) 0.20 青色染料 0.099
【0043】実施例8 磁性体粉末、Al2O3 粗粒(AKP-15)、染料及び真珠箔顔
料(Mearl Supersilk)の前分散液を用いたポリマーペレ
ットの配合 分散液 量(g) SrFe(DBuPh 中w45%)(実施例2) 29.33 Al2 O3粗粒(DBuPh 中w45%)(サンプルE) 44.44 コバルトブルー(DBuPh 中w15%)(サンプルG) 44.44 Supersilk (マイカ/TiO2)(40%DBuPh )(サンプルI)88.00 PCTG5445ポリエステル 6853.79 ポリエステルPCTG50%/TiO250% 2840.00 10,000.00 配合時に、ペレットは以下の粒状成分を含んでいる。 パーセント(%) SrFe 0.132 TiO2 14.400 α−Al2O3 0.200 Supersilk 0.400 青色染料 0.132
【0044】実施例9 磁性体粉末、アルミナ粗粒(AKP-15)、染料及びルチル
TiO2の、染料が高量の前分散液を用いたポリマーペレッ
トの配合による、比較的青い色相の形成 分散液 量(g) SrFe(DBuPh 中w45%)(実施例2) 29.33 ルチル(DBuPh 中R-100 w45%)(サンプルC) 44.44 アルミナ(DBuPh 中AKP-15 w45%)(サンプルE) 44.44 染料(DBuPh 中コバルトブルーw15%)(サンプルG) 106.67 PCTG5445ポリエステル 6835.12 PCTG50%/TiO250%(GN001-9001G ) 2940.00 10,000.00 配合時に、ペレットは以下の粒子組成を有する。 パーセント(%) Srフェライト 0.132 TiO2ルチル 14.900 α−アルミナ 0.200 コバルトブルー 0.160
【0045】本発明に係る識別カードは磁気ストライプ
を有する従来のI.D.カードより多くの点で有意に優れて
いる。磁気ストライプを付加しなくても、カードの全表
面またはカードの周辺部にデータを書き込むことができ
る。従って、カードの全表面を画像の印刷に使用でき
る。さらに、本発明のカード上に最終的に記憶されるデ
ータの量は、データ密度が同じであっても、従来のカー
ドよりもはるかに多い。これは、本発明のカードの方が
より多くのトラックを付加できるからである。さらに、
磁気媒体が使い果たされる前にカードの全容量がなくな
るはずであろうから、カードの寿命は従来のカードより
もかなり増大している。従来のカードは、正常な使用状
態でも薄い磁気ストライプが容易にすり減る。本発明の
カードの別の利点は、クレジットカード産業の2つの問
題、すなわち、漂遊磁界消去及び接触コピーを解決する
ことである。カードの故障の60%は磁気ストライプが
漂遊磁界によって消去されることによる。この問題は、
高い保磁力を有する記録媒体を磁気ストライプに使用す
ることによって解決できるが、この場合には、保磁力が
より低い記録媒体上への接触コピーによって偽造または
コピーが簡単にできる。従って、クレジットカード産業
の多くは高い保磁力を有する記録媒体を使用しない。本
発明のカードにおいては、漂遊磁界消去を防ぐために、
接触コピーに関係なく、高い保磁力(4000 Oersted
s )を有する記録媒体を使用することができる。磁性媒
体の濃度は非常に低いので、カードからの磁界は小さす
ぎて、第2の磁性媒体上に複製を作ることはできない。
【0046】本発明を詳述したが、本発明の精神及び範
囲内において変更及び修正が可能であることを理解され
たい。
【0047】
【発明の効果】中性反射濃度を有する本発明の方法によ
れば、磁性体粒子が全体に分散された磁気情報が得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラッドフォード ドレーク ウェスト アメリカ合衆国,カリフォルニア 92121, サン ディエゴ ナンバー.265,キャル モント ドライブ 7025 (72)発明者 ローレンス アレン ローリー アメリカ合衆国,ニューヨーク 14502, メイスドン,ビルズ ロード 281

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性体粒子の有機液体媒体中分散液を
    形成し、該分散液を前記有機液体媒体で可塑化される熱
    可塑性樹脂と均密に混ぜ合わせて、複合材料を形成せし
    め、そして該複合材料を符号化可能なカードに成形する
    ことを含んでなる、磁気符号化可能なカードの製造方
    法。
JP8083993A 1995-04-07 1996-04-05 磁性体粒子が全体に均一に分布した磁気符号化可能なカードの製造方法 Pending JPH08287455A (ja)

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US418731 1995-04-07

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