JPH08282280A - ドアミラー部のシール構造 - Google Patents

ドアミラー部のシール構造

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JPH08282280A
JPH08282280A JP7113918A JP11391895A JPH08282280A JP H08282280 A JPH08282280 A JP H08282280A JP 7113918 A JP7113918 A JP 7113918A JP 11391895 A JP11391895 A JP 11391895A JP H08282280 A JPH08282280 A JP H08282280A
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JP
Japan
Prior art keywords
door
weather strip
mirror bracket
mirror
roof side
Prior art date
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Pending
Application number
JP7113918A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Fujita
保行 藤田
Soji Inoue
聡司 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミラーブラケット近傍の渦の発生が防止さ
れ、車走行時風切り騒音が著しく低下するミラーブラケ
ット前端のシール構造を提供する。 【構成】 ドアウエザーストリップ50の上方に、ドア
ミラー90を取付けるミラーブラケット60を取付け、
ルーフサイドウエザーストリップ40の下端部分を前記
ドアウエザーストリップ50の上端部分及びミラーブラ
ケット60のそれぞれ内面と弾接させたうえ、さらにミ
ラーブラケット60の下部において、ドアパネル30内
面上部とルーフサイドウエザーストリップ40の外面と
ドリップモール45の下後面とに囲まれた部分を埋める
形状の風切り騒音防止部65を突設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードトップ自動車に
おけるドアミラー部のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図中において、Fは自動車の前側、Bは
自動車の後側、Rは自動車の右側、Lは自動車の左側、
Tは自動車の上側、Uは自動車の下側を示す。
【0003】従来、図1乃至図6に示すように、ハード
トップ車のフロントドアを取付けた前部分の上部は、ボ
ディパネル開口縁部、ルーフサイド10及びフロントピ
ラー20に沿ってドアガラス35の周縁部分と弾接さ
せ、両者間をシールするルーフサイドウエザーストリッ
プ40を取付け、下部は、フロントドアパネル部30の
インナーパネル32の内面周縁に沿って、ボディパネル
開口縁部と弾接させ、両者間をシールするドアウエザー
ストリップ50を取付けてある。
【0004】さらにそのドアウエザーストリップ50の
上方に、ドアミラー90を取付けるドアミラーブラケッ
ト60を取付けてあり、ルーフサイドウエザーストリッ
プ40の下端部分はドアウエザーストリップ50の上端
部分及びミラーブラケット60のそれぞれ内面と弾接さ
せるようにしてある。
【0005】なお、ミラーブラケット60は、ドアウエ
ザーストリップ50と一体に結合したものと、別体のも
のと両方が使用されている。また、21はフロントピラ
ー20にルーフサイドウエザーストリップ40を取付け
るために介在させるリテーナー、45はルーフサイド1
0及びフロントピラー20の車外側コーナー部に取付け
たドリップモール、95はフェンダーである。
【0006】上記従来のハードトップ車のシールライン
は、上方ルーフサイドウエザーストリップ40からミラ
ーブラケット60を経て、ドアウエザーストリップ50
へ走っており、車内への水等の浸入はないが、ミラーブ
ラケット60の前端近傍、ドアパネル30内面とルーフ
サイドウエザーストリップ40の外面とドリップモール
45の下後面とに囲まれた部分に隙間Sが形成され、そ
の隙間Sが風切り騒音発生の原因となっていると言う問
題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のハードトップ車のミラーブラケット6
0の前端近傍には、ドアパネル30内面とルーフサイド
ウエザーストリップ40の外面とドリップモール45の
下後面とに囲まれた部分に隙間Sが形成され、その隙間
Sが風切り騒音発生の原因となっていることであって、
本発明は上記問題を解決した、ミラーブラケット前端の
シール構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1〜図3・図7〜図9
を参考にして説明する。第1の発明に係るドアミラー部
のシール構造は、ドアウエザーストリップ50の上方
に、ドアミラー90を取付けるミラーブラケット60を
取付け、ルーフサイドウエザーストリップ40の下端部
分を前記ドアウエザーストリップ50の上端部分及びミ
ラーブラケット60のそれぞれ内面と弾接させたうえ、
さらにミラーブラケット60の下部において、ドアパネ
ル30内面上部とルーフサイドウエザーストリップ40
の外面とドリップモール45の下後面とに囲まれた部分
を埋める形状の風切り騒音防止部65を突設したもので
ある。
【0009】第2の発明は、フロントドアパネル部30
の内面周縁に沿って取付け、ボディパネル開口縁部との
間をシールするドアウエザーストリップ50の上方に、
ドアミラー90を取付けるドアミラーブラケット60を
取付け、ルーフサイド10及びフロントピラー20に沿
って取付け、ドアガラス35の周縁部分との間をシール
するルーフサイドウエザーストリップ40の下端部分を
前記ドアウエザーストリップ50の上端部分及びミラー
ブラケット60のそれぞれ内面と弾接させるようにして
なるミラーブラケット前端のシール構造であって、ミラ
ーブラケット60の下部に、フロントドアパネル部30
内面上部とルーフサイドウエザーストリップ40の外面
とドリップモール45の下後面とに囲まれた部分を埋め
る形状の風切り騒音防止部65を前方且つ水平に突設す
ると共に、ドアウエザーストリップ50の上部を、その
風切り騒音防止部65の内面を内側から支え、補強する
ために、前方に向って拡大し、補強部51を形成してな
るものである。
【0010】第3の発明は、上記第1の発明又は第2の
発明の構成に加えて、ミラーブラケット60本体と風切
り騒音防止部65との境外面に形成した溝66を、フロ
ントドアパネル部30の上端の内向き鈎状部33に嵌着
してなるものである。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について、次のように構成さ
れる。すなわち、10はハードトップ車のボディパネル
開口縁部のルーフサイド、20はフロントピラー、21
はリテーナー、30はフロントドアパネル部、31はフ
ロントドアパネル部30のアウターパネル、32はフロ
ントドアパネル部30のインナーパネル、35はドアガ
ラス、40はそのドアガラス35の周縁部分と弾接さ
せ、両者間をシールするルーフサイドウエザーストリッ
プであって、前記ルーフサイド10及びフロントピラー
20に沿って取付けてある。
【0012】50はボディパネル開口縁部と弾接させ、
両者間をシールするドアウエザーストリップであって、
前記フロントドアパネル部30のインナーパネル32の
内面周縁に沿って取付けてある。60はそのドアウエザ
ーストリップ50の上方に取付け且つ外面にドアミラー
90を取付けるドアミラーブラケットである。
【0013】なお、ルーフサイドウエザーストリップ4
0の下端部分はドアウエザーストリップ50の上端部分
及びミラーブラケット60のそれぞれ内面と弾接させる
ようにしてある。
【0014】また、21はフロントピラー20にルーフ
サイドウエザーストリップ40を取付けるために介在さ
せるリテーナー、45はルーフサイド10及びフロント
ピラー20の車外側コーナー部に取付けたドリップモー
ル、95はフェンダーである。
【0015】本発明の特徴であるミラーブラケット60
の前端のシール構造について説明すると、ドアウエザー
ストリップ50と一体に結合しても、別体のものにして
もよいが、ミラーブラケット60の前端に、ドアパネル
30内面上部とルーフサイドウエザーストリップ40の
外面とドリップモール45の下後面とに囲まれた部分を
埋める形状の風切り騒音防止部65を前方且つ水平に延
長し一体に結合すると共に、ドアウエザーストリップ5
0の上部を、その風切り騒音防止部65の内面を内側か
ら支え且つ補強するために前方に向って拡大することに
よって、補強部51を形成してある。
【0016】しかも、風切り騒音防止部65の安定性を
高めるために、ミラーブラケット60本体と風切り騒音
防止部65との境外側に形成した溝66を、フロントド
アパネル部30の上端の内向き鈎状部33に嵌着してあ
る。
【0017】
【作用】ミラーブラケット60の前端近傍の、ドアパネ
ル30内面とルーフサイドウエザーストリップ40の外
面とドリップモール45の下後面とに囲まれた部分に隙
間が風切り騒音防止部65によって埋められるため、車
走行時、渦が生じることがなく、空気の流れが滑らかに
なり、風切り騒音が著しく低下する。
【0018】なお、風切り騒音防止部65の固定が不十
分であると、それが空気の流れによって振動するおそれ
があるが、風切り騒音防止部65は、その内面を前方に
向って拡大したドアウエザーストリップ50によって、
内側から支え、補強すると共に、ミラーブラケット60
本体と風切り騒音防止部65との境外側に形成した溝6
6を、フロントドアパネル部30の上端の内向き鈎状部
33に嵌着することによって、強固に固定してある。
【0019】さらに、ドアウエザーストリップ50の前
端部に風切り騒音防止部65に相当するシールを取付け
ることも考えられるが、その場合、フロントドアパネル
部30の見切部で、フロントドアパネル部30、ルーフ
サイドウエザーストリップ40、ドアウエザーストリッ
プ50、ミラーブラケット60の4部品の合わせること
になり、合わせ部品の数が増し、合わせが困難になり、
シール性・外観共に悪化する。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
ミラーブラケット近傍の渦の発生が防止され、車走行
時、渦が生じることがなく、空気の流れが滑らかにな
り、風切り騒音が著しく低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードトップ車を示す斜視図である。
【図2】図1のA部拡大側面図である。
【図3】車外の右後から図1のA部を見下ろした斜視図
である。
【図4】従来例を示す図2のC−C視平面図である。
【図5】従来例を示す図2のD−D視背面図である。
【図6】自動車の車内から右前ドアのドアミラー部を見
たときの従来例の側面図である。
【図7】本発明の実施例における図4相当図である。
【図8】本発明の実施例における図5相当図である。
【図9】本発明の実施例における図6相当図である。
【符号の説明】
10 ルーフサイド 20 フロントピラー 21 リテーナー 30 フロントドアパネル 31 アウターパネル 32 インナーパネル 33 内向き鈎状部 35 ドアガラス 40 ルーフサイドウエザース
トリップ 45 ドリップモール 50 ドアウエザーストリップ 51 補強部 60 ミラーブラケット 65 風切り騒音防止部 66 溝 90 ドアミラー 95 フロントフェンダー B 自動車の後側 F 自動車の前側 L 自動車の左側 R 自動車の右側 S 隙間 T 自動車の上側 U 自動車の下側

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアウエザーストリップ(50)の上方
    に、ドアミラー(90)を取付けるミラーブラケット
    (60)を取付け、ルーフサイドウエザーストリップ
    (40)の下端部分を前記ドアウエザーストリップ(5
    0)の上端部分及びミラーブラケット(60)のそれぞ
    れ内面と弾接させたうえ、さらにミラーブラケット(6
    0)の下部において、ドアパネル(30)内面上部とル
    ーフサイドウエザーストリップ(40)の外面とドリッ
    プモール(45)の下後面とに囲まれた部分を埋める形
    状の風切り騒音防止部(65)を突設したことを特徴と
    するドアミラー部のシール構造。
  2. 【請求項2】 フロントドアパネル(30)の内面周縁
    に沿って取付け、ボディパネル開口縁部との間をシール
    するドアウエザーストリップ(50)の上方に、ドアミ
    ラー(90)を取付けるドアミラーブラケット(60)
    を取付け、ルーフサイド(10)及びフロントピラー
    (20)に沿って取付けてドアガラス(35)の周縁部
    分との間をシールするルーフサイドウエザーストリップ
    (40)の下端部分を前記ドアウエザーストリップ(5
    0)の上端部分及びミラーブラケット(60)のそれぞ
    れ内面と弾接させるようにしてなる部分のミラーブラケ
    ット前端のシール構造であって、ミラーブラケット(6
    0)の下部にフロントドアパネル(30)内面上部とル
    ーフサイドウエザーストリップ(40)の外面とドリッ
    プモール(45)の下後面とに囲まれた部分を埋める形
    状の風切り騒音防止部(65)を前方且つ水平に突設す
    ると共に、ドアウエザーストリップ(50)の上部を、
    その風切り騒音防止部(65)の内面を内側から支え、
    補強するために、前方に向って拡大し、補強部(51)
    を形成したことを特徴とするドアミラー部のシール構
    造。
  3. 【請求項3】 ミラーブラケット(60)本体と風切り
    騒音防止部(65)との境外面に形成した溝(66)
    を、フロントドアパネル(30)の上端の内向き鈎状部
    (33)に嵌着してなる請求項1又は2記載のドアミラ
    ー部のシール構造。
JP7113918A 1995-04-13 1995-04-13 ドアミラー部のシール構造 Pending JPH08282280A (ja)

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JP7113918A JPH08282280A (ja) 1995-04-13 1995-04-13 ドアミラー部のシール構造

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JPH08282280A true JPH08282280A (ja) 1996-10-29

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ID=14624458

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JP (1) JPH08282280A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000273A1 (en) * 1997-06-30 1999-01-07 Lear Automotive Dearborn, Inc. Vehicle mirror cutline seal gasket
JP2007245924A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Nissan Motor Co Ltd ドアミラーベース構造

Cited By (2)

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WO1999000273A1 (en) * 1997-06-30 1999-01-07 Lear Automotive Dearborn, Inc. Vehicle mirror cutline seal gasket
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