JPH08282038A - プリンタの用紙クランプ装置 - Google Patents
プリンタの用紙クランプ装置Info
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- JPH08282038A JPH08282038A JP9357195A JP9357195A JPH08282038A JP H08282038 A JPH08282038 A JP H08282038A JP 9357195 A JP9357195 A JP 9357195A JP 9357195 A JP9357195 A JP 9357195A JP H08282038 A JPH08282038 A JP H08282038A
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- Japan
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- recording paper
- clamp
- drum
- paper
- movable clamp
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- Color, Gradation (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
の中央付近から先に押え込み、用紙先端の波打ち等のシ
ワを両サイドに伸ばしながらクランプすること。 【構成】 プリンタの用紙クランプ装置において、ドラ
ムの一周面において該ドラムの軸方向に形成され、用紙
の先端部が挿入される可動クランプ部と固定クランプ部
とでなる開口部を備え、前記可動クランプ部は前記ドラ
ムの軸方向の両端部に配設された硬質弾性部材からなる
主押え部材と、その間に配設された中央部を頂点とし、
両端側に漸次低くなる山形状の軟質弾性部材からなる補
助押え部材とで形成され、前記固定クランプ部の両端の
前記可動クランプの主押え部材と当接する位置に硬質突
起部材を配設した構成。
Description
カラー記録装置における記録紙の先端部を挟持するため
の記録紙クランプ機構に関するものである。
公報を図5に基づいて説明する。
ンプ機構で、記録紙の先端を挟持するクランプ機構の回
転ドラム102の軸方向に開口部104を形成し、この
開口部に臨設された可動ペーパークランプ部115のド
ラムの軸方向の両側に硬質ゴムからなる主押え部材11
5a,115bをその中央部にスポンジ等の軟質ゴムか
らなる補助押え部材115cにより構成し、固定ペーパ
ークランプ部108と該可動クランプ部115とで用紙
先端を挟持することを特徴とする。
基づいて説明する。
の外周の1部に傾斜面を設け、その傾斜面と当接するよ
うにドラムの軸方向に配置した板金製の可動クランプ6
03を有しており、記録紙先端を前記のゴム傾斜面とク
ランプ板金のエッジにて挟持し印字を行う。尚、600
はサーマルヘッドであり、クランプ603はクランプ支
点602を中心に回動する。
機構は、記録紙の先端をペーパークランプで挟持すると
ともに回転ドラムの周面に沿って巻回されることによっ
て記録紙の紙送りを行う構造となっている。まず、実開
平3−6950号公報においては図5にてクランプの両
側に配設した主押え部材115a,115bで記録紙を
集中的に押接し、中央部の補助押え部材115cにて記
録紙のずれを防止する構成になっているが、クランプ以
前の保存時に温,湿度等により波打ち等のシワを先端に
生じた記録紙を使われた場合はそのシワの有る状態でク
ランプされる為、各色を順次印刷すると記録紙の幅方向
の色の重ね位置にズレを生じてしまうという欠点があ
る。
いては、板金により構成される可動クランプは記録紙を
押接する際にそのクランプ力により反り等を生じる為、
記録紙を平面で押接することができず、記録紙への挟持
圧力が不均等となり、その後の回転ドラムの回転により
記録紙が引っ張られる時に記録紙の挟持圧力の不十分な
部分から引かれ記録紙にズレが発生し、印字ズレとなる
欠点がある。更に、記録紙の幅方向についても中央部で
は押接力が無いためシワや脹らみを生じたりしてゆるみ
弛みを発生し印字ズレとなる。
の用紙クランプ装置は、各色毎に記録紙を元の位置まで
戻して順次画面ごとに色を重ねて記録するカラー記録装
置における記録紙の先端を挟持する記録紙クランプ機構
において、ドラムの一周面において該ドラムの軸方向に
形成され、用紙の先端部が挿入される可動クランプ部と
固定クランプ部とでなる開口部を備え、前記可動クラン
プ部は前記ドラムの軸方向の両端部に配設された硬質弾
性部材からなる主押え部材と、その間に配設され中央部
を頂点とし、両端部に漸次低くなる軟質弾性部材からな
る補助押え部材とで構成され、前記固定クランプ部の両
端の前記可動クランプの主押え部材と当接する位置に硬
質突起部材を配設したことを特徴とするプリンタの用紙
クランプ装置である。
置は、前記硬質突起部材は粒度60番から粒度400番
までのサンドペーパー又は前記粒度に相当する砥粒をエ
ポキシ系接着剤で固着させたものであることを特徴とす
る請求項1記載のプリンタの用紙クランプ装置である。
置は、前記硬質突起部材は表面をフォトエッチングにて
凹凸を設けた金属であることを特徴とする請求項1記載
のプリンタの用紙クランプ装置である。
ンプ部によって記録紙の先端部を挟み込んでクランプす
る場合、ドラム軸方向に配設クランプ開口部に進入して
来た記録紙先端部をまず可動クランプの中央部にある山
形のスポンジ等の軟質ゴム材よりなる補助押え部材が記
録紙中央から両端に向かって徐々に押接していくことに
よって記録紙先端に生じている波打ち等のシワを両端に
押し出し、平面を作り最後に可動クランプ両側の硬質ゴ
ムからなる主押え部材と固定クランプ部のサンドペーパ
ー等の硬質突起材とにより集中的に圧力が加えられ記録
紙を確実にクランプする。
ば、クランプ部材として可動クランプ側に配置した硬質
ゴムとそれに対応した位置の固定クランプ表面に、ある
範囲の粒度及びその粒度に相当するエッチングによる凹
凸を設けることにより、クランプ閉時に記録紙をその凹
凸と硬質ゴムとで挟み込むことで記録紙のすべりを防止
する。
する。図1は本発明に係るプリンタ装置の断面図であ
り、図において、ペーパーカセット11からピックアッ
プローラー12により記録紙5が一枚づつ給紙され、フ
ィードローラー13、アライニングローラー14を経て
ドラム2の外周上に配置された可動クランプ15に送ら
れクランプされる。
ラム2の外周に巻き付けられ、サーマルヘッド18がヘ
ッドカム17の回動によりインクリボン16を介して記
録紙5に押付けられドラムの介してと共に印字を行う。
作によりクランプ15が開き、排出ローラー19により
プリンタ上部の記録紙スタッカー20上に排出される。
1はドラム2を回転させるドラムモータである。
図であり、図2(B),(C)は同装置の正面図であ
り、図において回転ドラム2の回転ドラム2の外周に可
動クランプ15と固定クランプ部8が配置されており、
その可動クランプ15はその両端に硬質ゴムからなる主
押え部材15a,15bを具備し、中央にはスポンジ等
からなる山形状の補助押え15cを有している。
側面に設けたピンに差し込んであり、バネ7により回動
可能な構造で且つ開口部4を形成している。ドラム外周
の固定クランプ部8の表面は可動クランプ15の主押え
部材15a,15bと対応した位置にサンドペーパーも
しくはクランプのベース部に砥粒を接着或は表面をフォ
トエッチングで凹凸を設けた金属等の突起材3を配設し
てある。
波打ちを生じている状態と、図2(C)にクランプ後の
状態とを示している。
部の詳細図であり、図3(B),(C)は同装置の可動
クランプ15の開閉動作を説明する図で、クランプ開時
はドラム2は反時計方向に回転しプリンターフレームの
側面30から出ているストッパーピン9と可動クランプ
15とが当接し、可動クランプ15はドラムとの間のバ
ネ7に抗して開き方向に動く。
し、可動クランプ15がストッパーピン9と離れること
によりバネ7の力により記録紙5を挟持し、ドラム外周
に巻付ける動作を行う。27はドラム軸であり、29は
可動クランプ軸である。
0に他端を可動クランプ15の側面にあけた穴と係合し
ており、常に可動クランプ15をドラム(固定クランプ
8)2に押し付けるように力を加えている。
2bは金属または樹脂等の硬い材質で作られている。
又、ドラム2のゴム層2aの無い部分が固定クランプ部
8を形成し、表面にサンドペーパー等の突起材を配設し
てある。
の可動クランプに当接する位置に硬質突起材を設ける内
容に付いて何故粒度60番から400番のサンドペーパ
及びその砥粒を接着、或は該大きさの凹凸を有する金属
が好適であるのかを説明する。
り摩擦(抵抗力)を測定したところ、図4(B)に示す
粒度と抵抗力との対応が確認された。図4(B)の対応
の様子をグラフ化したものが図4(C)であり、記録紙
の抵抗力は粒度にして60番から400番で最大値を示
すことから、該粒度のものが最適であると判断したもの
である。
一般的な用紙のクランプ力であり、クランプ力に対して
用紙の抵抗力が1割程度スポイルされる範囲までをクラ
ンプ力良好と判断した。
ークランプ部によって記録紙の先端部を挟み込んでクラ
ンプする場合、ドラム軸方向に配設したクランプ開口部
に進入して来た記録紙先端部をまず可動クランプの中央
部にある山形のスポンジ等の軟質ゴム材よりなる補助押
え部材が記録紙中央から両端に向かって徐々に押接して
いくことによって記録紙先端に生じている波打ち等のシ
ワを両端に押し出し、平面を作り最後に可動クランプ両
端の硬質ゴムからなる主押え部材と固定クランプ部のサ
ンドペーパー等の硬質突起材とにより集中的に圧力が加
えられ記録紙を確実にクランプする。
為、全体として記録紙がずれを生じることなく安定にク
ランプされ、従って印字ずれが生じることもない。
ば、クランプ部材として可動クランプ側に配置した硬質
ゴムとそれに対応した位置の固定クランプ表面に、ある
範囲の粒度およびその粒度に相当するエッチングによる
凹凸を設けることにより、クランプ閉時に記録紙をその
凹凸と硬質ゴムとで挟み込むことで記録紙のすべりを防
止する。
できる。
ある。 (C)本発明のクランプ装置の正面図(クランプ後)で
ある。
である。 (B)本発明のクランプ装置の側面図(クランプ開状
態)である。 (C)本発明のクランプ装置の側面図(クランプ閉状
態)である。
求める為の実験装置の図である。 (B)固定クランプ材表面の粒度と抵抗力との対応を示
す図である。 (C)(B)の粒度と抵抗力との変化を表す図である。
である。
面図である。 (B)(A)のA部拡大図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 各色毎に記録紙を元の位置まで戻して順
次画面ごとに色を重ねて記録するカラー記録装置におけ
る記録紙の先端を挟持する記録紙クランプ機構におい
て、ドラムの一周面において該ドラムの軸方向に形成さ
れ、用紙の先端部が挿入される可動クランプ部と固定ク
ランプ部とでなる開口部を備え、前記可動クランプ部は
前記ドラムの軸方向の両端部に配設された硬質弾性部材
からなる主押え部材と、その間に配設され中央部を頂点
とし、両端部に漸次低くなる軟質弾性部材からなる補助
押え部材とで構成され、前記固定クランプ部の両端の前
記可動クランプの主押え部材と当接する位置に硬質突起
部材を配設したことを特徴とするプリンタの用紙クラン
プ装置。 - 【請求項2】 前記硬質突起部材は粒度60番から粒度
400番までのサンドペーパー又は前記粒度に相当する
砥粒をエポキシ系接着剤で固着させたものであることを
特徴とする請求項1記載のプリンタの用紙クランプ装
置。 - 【請求項3】 前記硬質突起部材は表面をフォトエッチ
ングにて凹凸を設けた金属であることを特徴とする請求
項1記載のプリンタの用紙クランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9357195A JP3641505B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | プリンタの用紙クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9357195A JP3641505B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | プリンタの用紙クランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08282038A true JPH08282038A (ja) | 1996-10-29 |
JP3641505B2 JP3641505B2 (ja) | 2005-04-20 |
Family
ID=14085951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9357195A Expired - Fee Related JP3641505B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | プリンタの用紙クランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3641505B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011201642A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Fujifilm Corp | 媒体搬送装置及び画像形成装置並びに媒体搬送方法 |
CN103439252A (zh) * | 2013-09-09 | 2013-12-11 | 北京航空航天大学 | 一种折叠柔性复合材料应变能杆的装置 |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP9357195A patent/JP3641505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011201642A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Fujifilm Corp | 媒体搬送装置及び画像形成装置並びに媒体搬送方法 |
CN103439252A (zh) * | 2013-09-09 | 2013-12-11 | 北京航空航天大学 | 一种折叠柔性复合材料应变能杆的装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3641505B2 (ja) | 2005-04-20 |
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