JP2765131B2

JP2765131B2 - 記録装置

Info

Publication number: JP2765131B2
Application number: JP31117989A
Authority: JP
Inventors: 義人佐治; 吉輝名本; 春生山下; 由浩虫鹿
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-11-30
Filing date: 1989-11-30
Publication date: 1998-06-11
Anticipated expiration: 2013-06-11
Also published as: JPH03169661A

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ビデオシステムやコンピュータ等のハード
コピーとして用いられる記録装置に関する。

従来の技術近年のハードコピーに対する高速化や高画質カラー化
への要望に対して、熱転写方式を中心とする記録装置の
実用化がすすんでいる。熱転写方式でカラー画像の記録
を行なう場合、インクシートを３色３画面分に塗り分
け、記録紙上の同じ個所に１画面分ずつ３回重ねて記録
を行なう３色面順次方式が一般的である。この場合、記
録紙はサーマルヘッドに対して３回同じ位置に復帰する
必要があり、このような動作を行なう従来の記録装置の
記録紙搬送の方式には大きく分けて２通りあった。

従来の第１の記録紙搬送方式を用いた記録装置を第６
図に示す。弾性表面104aを有するドラム104は、記録紙1
01の先端101aを挟持手段104bで保持し記録紙101を外周
に巻き付けた状態で矢印1a方向に回転駆動する。ドラム
104の１回転中にインクシート102および記録紙101を介
してドラム104に圧接したサーマルヘッド103上の発熱体
群103aを個々選択的に発熱させインクシート102の第１
の色による１画面分の記録を行なう。同様にして２回目
の回転中に第２の色による記録を第１の色に重ねて行な
い、さらに第３の色による記録を第１および第２の色に
重ねて行ない１画面分のカラー記録を完了する。

以上のように、この従来の方法によればドラム104を
１方向に３回転させることにより記録紙101の復帰を行
なっているため、記録紙101の復帰時間が短く記録時間
が短縮されるという長所がある。

次に、従来の第２の記録紙搬送方式を用いた記録装置
を第７図に示す。記録紙201は正逆方向に回転駆動する
キャプスタンローラ205と、これに圧接するピンチロー
ラ206との間に狭持されて往復搬送する。このとき記録
紙201を矢印2a方向に搬送しながらサーマルヘッド203を
インクシート202と記録紙201を介して弾性表面204aを有
するプラテンローラ204に圧接し、発熱体群203aを個々
選択的に発熱させあるいは発熱量を制御して、インクシ
ート202の第１の色による一画面分の記録を行なう。次
にサーマルヘッド203をプラテンローラ204から離間しキ
ャプスタンローラ205を反転させて記録紙201を矢印2b方
向に搬送して記録前と同じ位置に復帰させる。そして再
びサーマルヘッド203をプラテンローラ204に圧接し第１
の色と同様に記録紙201を矢印2a方向に搬送しながら第
１の色に重ねて第２の色の記録を行ない、さらに第３の
色による記録を第１および第２の色に重ねて行ない、１
画面分のカラー記録を完了する。

以上のようにこの従来の記録装置によれば記録紙201
を剛体のキャプスタンローラ205によって搬送している
ため、記録紙201の搬送速度が比較的安定しており、３
色ずれの少ない良好な画像が得られるという点が優れて
いる。

発明が解決しようとする課題しかしながら前記従来の記録装置においては以下のよ
うな問題点があった。

上記第１の従来例においてはサーマルヘッド103の圧
接部におけるドラム104の周速ｖ′は狭持手段104bを含
む非圧接部の周速ｖよりも高速になるため、記録紙101
の搬送速度は圧接部の周速ｖ′によって決定する。とこ
ろが、圧接部の周速ｖ′は不安定であり、しかも弾性体
104aの特性やサーマルヘッド103の圧接力により大きく
変化する性質のものである。従ってドラム104の１回転
における記録紙101の搬送距離が一定にならず、記録濃
度のむらやカラー記録の際の３色の位置ずれが生じ画質
が低下するという問題点があった。

また上記第２の従来例においては記録紙201を往復搬
送するため、記録紙201の復帰時間とサーマルヘッド203
の圧接・離間動作が必要であり、記録時間が長くなると
いう問題点があった。

本発明は上記問題点に鑑み、記録装置において、３色
のずれの少ない高画質なカラー記録を短い時間で行なう
ことができ、しかも容易に装置を小型化できる紙搬送方
式を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段上記目的を達成するため、本発明の第１の手段は、剛
体からなり固定的に設けた楕円形状の担体の周りを、記
録紙の先端を保持した搬送体が回動し、担体表面の一部
を構成する弾性部材に記録手段を圧接して記録を行なう
構成を特徴とする。また、本発明の第２の手段は、剛体
からなり固定的に設けた楕円形状の担体の周りを、記録
紙の先端を保持した搬送体が回動し、担体内に設け担体
表面の一部を構成する回転自在の弾性ローラに記録手段
を圧接して記録を行なう構成を特徴とする。さらに、本
発明の第３の手段は、剛体からなり固定的に設けた楕円
形状の担体の外周を記録紙の先端を保持した搬送体が回
動し、担体内に設け担体表面の一部を構成する記録手段
に、回転自在の弾性ローラを担体外部から圧接して記録
紙に記録を行なう構成を特徴とする。

作用本発明は、本発明の第１の手段に記した構成により、
記録紙は先端を保持している搬送体の駆動力のみにより
搬送され、しかも記録紙を剛体の担体表面で案内して搬
送経路を安定させ、記録紙の高精度な搬送を可能にし、
色ずれや濃度むらの少ない良好な画質を得ることができ
る。また、担体を楕円形状として装置の高さ方向の小型
化を図ることもできる。

また、本発明の第２の手段に記した構成により、プラ
テンローラは記録手段の圧接位置における記録紙の走行
に従動して回転するので、記録紙搬送体の走行負荷を低
減することができる。

また、本発明の第３の手段に記した構成により、担体
形状を楕円形状とし、しかも記録手段を担体内に設ける
ことによりさらに装置の小型化を図ることができる。

実施例以下本発明の第１の実施例について添付図面にもとづ
いて説明する。

第１図は本発明の第１の実施例における記録装置の基
本構成を示す概要図、第２図は第１図における構成要素
の一部であるインクシート２を拡大して示した部分概略
構成図、第３図は第１図における構成要素の動作を明確
にした部分概略構成図である。

第１図において、１は枚葉状の記録紙、２はインクシ
ート、３は発熱体3aを略直線状に配列したサーマルヘッ
ド（記録手段）、４は固定的に設けた楕円形状の担体で
サーマルヘッド３と対向する位置の表面の一部を弾性体
4aで構成し、残りの部分4bを硬質樹脂や金属などの剛体
で構成している。また５は担体４の外周に近接して設
け、チャック部5aで記録紙１の先端1aを必要十分な力で
狭持し、図示しない駆動手段により駆動されるプーリ5
c、5dおよびベルト5eにより担体４の周りを回動する搬
送体、６および７は担体４上に当接して記録紙１をガイ
ドする回転自在なガイドローラ、８は未使用のインクシ
ート２を巻回してあるシート供給リール、９は使用済み
のインクシート２を巻取るシート巻取りリールであり、
10はインクシート２の位置検出を行なうシートセンサで
ある。

ここで第２図はインクシート２の基本構成およびシー
トセンサ10との位置関係を示す図であり、透明な基材2a
上に所定間隔でイエロー2b、マゼンタ2c、シアン2dの順
に各色一画像の面積に相当するインクを塗布してある。
また以上３色を１セットと成し、セットの先頭を示すマ
ーク2eが施されており、マーク2eはインクシート２の矢
印ｂ方向への走行にともない、シートセンサ10と対向す
るような主走査方向の位置に配置されている。

また第３図は搬送体５がサーマルヘッド３と担体４の
圧接部を通過する際の、搬送体５の先端部5bとサーマル
ヘッド３との位置関係を示す図である。先端部5bの表面
は記録紙１と概同様の性状を有する。

以上のように構成した第１の実施例の記録装置の動作
について以下説明する。

第１図においてサーマルヘッド３が離間した状態3bで
搬送体５は記録紙の先端1aを狭持したまま矢印ａ方向に
回転して担体４上のサーマルヘッド３が圧接する位置3c
（以後「ヘッド圧接部」と呼ぶ）を通過し、記録紙１の
記録開始位置が発熱体3aに対向するまで移動する。この
状態から、インクシート２の最初の色（イエロー）の頭
出しをするため、シートセンサ10がシートマーク2eを検
出するまで図示しないシート駆動手段によりシート巻取
リール９を回転させ、インクシート２を矢印ｂ方向に搬
送する。シートセンサ10がシートマーク2eを検出する
と、インクシート２の発熱体3aと対向する位置には、イ
エローインク2bの記録開始位置がきている。

次に図示しない手段によってサーマルヘッド３を担体
４へ圧接し、パルスモータ等の駆動手段（図示せず）に
よりプーリ5cまたは5dを駆動し近接するベルト5eおよび
搬送体５を矢印ａ方向に回転駆動し記録紙１を所定量搬
送する。同時にシート巻取リール９も回転させインクシ
ート２を矢印ｂ方向に搬送して弛まないよう巻き取る。
このように記録紙１とインクシート２の搬送を行ないな
がら発熱体3aに通電して選択的に発熱あるいは発熱量を
制御して、インクシート２上のインクを記録紙上に転写
させイエローインク2bによる一画面分の記録を完了す
る。この時点で搬送体５は担体４の外周を概ね一周して
いる。

次に搬送体５はさらに矢印ａ方向に回転駆動し、第３
図に示す如く先端部5bでサーマルヘッド３を押し上げな
がら担体４上のヘッド圧接部3cを通過する。同時にイン
クシート２も矢印ｂ方向への搬送を続ける。そして記録
紙１上の記録開始位置が再びサーマルヘッド３の発熱体
3a部に対向すると、このときインクシート２も２色目で
あるマゼンタインク2cの記録開始位置が同じく発熱体3a
に対向した状態になっている。この状態から１色目と同
じ動作を行なわしめイエローインクによって形成された
画像の上にマゼンタインクによる画像を重ねて記録す
る。

以上のようにして、３色目（シアン）の記録も同様に
行なって一画面分のカラー記録を完了する。

以上のように、本実施例においては記録紙１は先端1a
を保持している搬送体５の駆動力のみにより搬送され弾
性体4aからの駆動力は受けないので記録紙１の搬送速度
は安定し搬送距離の再現性を向上させることが出来る。
しかも記録紙１は担体４の剛体部表面4bで案内されるた
め搬送経路が安定する。従って搬送速度の変動や搬送距
離の再現性の低さに起因する記録画像の濃度むらや、３
色画像の重ね位置ずれを低減し、良好な画質を得ること
が出来る。また、記録紙１が担体４の周りを周回動作す
るのでカラー記録中の記録紙１の動作距離を最短にする
ことができ、しかも記録中記録紙１は一方向にのみ回動
するためサーマルヘッド３を担体４から離間することな
く次色の頭出しを行なうことが出来るのでサーマルヘッ
ド３の離接動作が不要になるという第１の従来例の長所
も失うことなく発揮される。さらに、担体を楕円形状と
して装置の高さ方向の小型化を図ることもできる。

なお本実施例において、摩擦負荷を低減するため弾性
体4aの表面にテフロンなどの低摩擦部材の皮膜を設ける
か、または弾性体4aそのものを低摩擦部材で構成しても
よい。

以下、本発明の第２の実施例について図面を参照しな
がら説明する。

第４図は本発明の第２の実施例における記録装置の基
本構成を示す概略図である。第４図において第１図と同
一部分は同一記号を付して説明を省略する。第１図と異
なるのは、固定的に設けた剛体の担体14内部にゴム等の
弾性体25aで表面層を構成し、軸25bの周りに回転自在な
プラテンローラ25を設けた点である。このプラテンロー
ラ25は、その表面の一部が担体14の最も極率半径の大き
な位置に設けた開口部14aにおいて担体14の外周の一部
となる位置に構成しており、サーマルヘッド３（記録手
段）はインクシート２および記録紙１を介して担体14の
開口部14aにおいてプラテンローラ25に圧接する。

上記のように構成した第２の実施例の記録装置の記録
動作は、担体４の弾性体4aを回転自在なプラテンローラ
25とし、担体４をプラテンローラ25を収納できる形状の
担体14としただけで、第１の実施例と同様であるので以
下その説明は省略する。

以上のように本実施例においては、第１の実施例と同
様の理由により、記録時間が短く、良好な画質の画像が
得られ、小型な記録装置を提供できるだけでなく、プラ
テンローラ25が回転可能であるため記録紙１の搬送のた
めの搬送体５にかかる負荷を低減し、安定した記録紙１
の搬送を実現するとともに、装置をより小型・低価格化
することもできる。また、楕円担体14の最も極率半径の
大きな位置に設けた開口部14aでプラテンローラ25にサ
ーマルヘッド３を圧接することにより記録紙１を平面に
近い状態で加熱するため記録紙１のカールを減少せしめ
ることも可能となる。

なお、本実施例において、プラテンローラ25は楕円形
担体14の最も極率半径の大きな位置に設けるとしたが、
逆に最も極率半径の小さな位置に設けることにより、サ
ーマルヘッド３を含めた装置全体の高さ方向の大きさを
更に小さくすることも可能である。

また、本実施例において、担体14の表面にテフロン等
の低摩擦部材の皮膜を設けるか、または担体14そのもの
を低摩擦部材で構成すれば、記録紙１と担体14の外周と
の摩擦抵抗を低減しせめ、搬送体５の駆動負荷をさらに
軽減することもできる。

以下、本発明の第３の実施例について図面を参照しな
がら説明する。

第５図は本発明の第３の実施例における記録装置の基
本構成を示す概略図である。第５図において第４図と同
一部分は同一記号を付して説明を省略する。第４図と異
なるのは、担体24を長円形状とし、搬送体15がチャック
部15aで記録紙１の先端1aを挟持してプーリ15c、15dお
よびベルト15eによりその周りを回動し、担体24の内部
にサーマルヘッド13、シート供給リール18、シート巻取
リール19およびシートセンサ11を構成し、特にサーマル
ヘッド13は、発熱体13aを含む記録面が担体24の平面部
において担体24の外周の一部となる位置に固定して設
け、プラテンローラ35を担体24外部に設け、記録紙１お
よびインクシート２を介してサーマルヘッド13に圧接・
離間せしめた点である。

上記のように構成した第３の実施例の記録装置の記録
動作は、インクシート２およびサーマルヘッド13を含む
記録手段が担体24の内部に構成された点を除いて第２の
実施例と同様であるので以下その説明を省略する。

以上のように本実施例においては、第１および第２の
実施例と同様の理由により、記録時間が短く、カールの
少ない良好な画質の画像が得られ、小型で低コストな記
録装置を提供できるだけでなく、インクシート２および
サーマルヘッド13を含む記録手段全体を担体24の内部に
構成するため、装置を格段に小型化することが可能とな
る。

なお、本実施例において、サーマルヘッド13は長円形
担体24の平面部に設けるとしたが、逆に円形部に設ける
ことにより、プラテンローラ35を含めた装置全体の高さ
方向の大きさを更に小さくすることも可能である。

また、本実施例において、担体24の表面にテフロン等
の低摩擦部材の皮膜を設けるか、または担体24そのもの
を低摩擦部材で構成すれば、記録紙１と担体24の外周と
の摩擦抵抗を低減せしめ、搬送体５の駆動負荷をさらに
軽減することもできる。

ここで、全実施例において搬送体５の駆動をプーリと
ベルトを用いる構成としたが、リンク機構など他の構成
によっても同様の効果を得ることが可能でる。

また第３の実施例を除く全実施例において、インクシ
ート２の頭出しのためのサーマルヘッド３の圧接および
離間動作はサーマルヘッド３自身が動くものとしたが、
サーマルヘッド３は通常圧接状態に設定しておき、回動
動作中の搬送体５がサーマルヘッド３の位置を通過する
際に圧接状態のサーマルヘッド３を押し上げてサーマル
ヘッド３を離間状態にすることもできる。

なお、全実施例において記録方式を熱転写方式とした
が、感熱方式や通電感熱方式など他の記録方式でも良い
し、記録色をイエロー、マゼンタ、シアンの３色とした
が異なる順序でも、違う色でも、また単色を含む他の色
数であっても同様の効果を発揮する。

発明の効果以上説明したように、本発明によれば記録紙が搬送体
に挟持され、剛体の楕円状（または長円状）担体の周り
を駆動され回動することにより、濃度むらや色ずれの少
ない良好な画像を高速で得ることができ、装置の高さ方
向の小型化を図ることもできる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の第１の実施例における記録装置の基本
構成図、第２図は第１図におけるインクシートおよびシ
ートセンサの概略構成を示す斜視図、第３図は第１図に
おける搬送体がサーマルヘッドの圧接部を通過する際の
動作を示す部分概略構成図、第４図は本発明の第２の実
施例における記録装置の基本構成図、第５図は本発明の
第３の実施例における記録装置の基本構成図、第６図お
よび第７図は従来例における記録装置の概略構成図であ
る。１……記録紙、1a……記録紙の先端部、２……インクシ
ート、2a……基材、2b……イエロー、2c……マゼンタ、
2d……シアン、2e……マーク、３、3b……サーマルヘッ
ド、3a……発熱体、3c……ヘッド圧接部、４……担体、
4a……弾性体、4b……剛体、５……搬送体、5a……チャ
ック部、5b……先端部、5c……プーリ、5d……プーリ、
5e……ベルト、６、７……ガイドローラ、８……シート
供給リール、９……シート巻取リール、10……シートセ
ンサ、13……サーマルヘッド、13a……発熱体、14……
担体、14a……開口部、24……担体、25……プラテンロ
ーラ、25a……弾性体、25b……軸、35……プラテンロー
ラ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者虫鹿由浩大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内 (56)参考文献特開昭61−137458（ＪＰ，Ａ) 実開昭61−181747（ＪＰ，Ｕ) 実開昭62−48547（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) B41J 13/22

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】楕円形等の滑らかな曲線で構成された概長
円形の外周形状の剛体からなる固定的に設けた担体と、
前記担体表面の一部を構成する弾性部材と、記録紙の先
端を保持して前記担体の表面に近接して前記担体の周り
を回動する搬送体と、記録紙を介し前記弾性部材に圧接
して記録紙に記録を行なう記録手段とを備えたことを特
徴とする記録装置。
【請求項２】楕円形等の滑らかな曲線で構成された概長
円形の外周形状の剛体からなる固定的に設けた担体と、
弾性表面を有し前記担体内部に回転自在に設けられ表面
の一部が前記担体の表面の一部を構成するプラテンロー
ラと、記録紙の先端を保持して前記担体の表面に近接し
て前記担体の周りを回動する搬送体と、記録紙を介し前
記プラテンローラの前記担体の表面の一部を構成する部
分に圧接して記録紙に記録を行なう記録手段とを備えた
ことを特徴とする記録装置。
【請求項３】回動中の搬送体が記録手段の位置を通過す
る際に前記搬送体の一部が前記記録手段の一部を押し上
げ、前記記録手段のプラテンローラへの圧接を解放せし
めることを特徴とする請求項１または２記載の記録装
置。
【請求項４】楕円形等の滑らかな曲線で構成された概長
円形の外周形状を有し剛体からなる固定的に設けた担体
と、前記担体の内部に設け記録面の一部が前記担体の表
面の一部を構成し記録紙に記録を行なう記録手段と、記
録紙の先端を保持して前記担体の表面に近接して前記担
体の周りを回動する搬送体と、弾性表面を有し回転自在
に設けられ記録紙を介して前記担体の表面の一部を構成
する前記記録手段の記録面に圧接するプラテンローラと
を備えたことを特徴とする記録装置。
【請求項５】回動中の搬送体が記録手段の位置を通過す
る際に前記搬送体の一部がプラテンローラの一部を押し
上げ、前記プラテンローラの前記記録手段への圧接を解
放せしめることを特徴とする請求項４記載の記録装置。
【請求項６】担体およびまたはプラテンローラの表面の
少なくとも一部を低摩擦部材で構成することを特徴とす
る請求項２、３、４または５記載の記録装置。