JPH08279614A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH08279614A
JPH08279614A JP2243896A JP2243896A JPH08279614A JP H08279614 A JPH08279614 A JP H08279614A JP 2243896 A JP2243896 A JP 2243896A JP 2243896 A JP2243896 A JP 2243896A JP H08279614 A JPH08279614 A JP H08279614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
semiconductor substrate
main surface
semiconductor device
conductivity type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2243896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Terasawa
義雄 寺沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP2243896A priority Critical patent/JPH08279614A/ja
Publication of JPH08279614A publication Critical patent/JPH08279614A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thyristors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合構造を有する半導体装置を製造するに際
し、製造プロセスが一層容易になると共に、接合部の抵
抗値を大幅に低減できる半導体装置の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明による半導体装置の製造方法は、
互いに対向する第1及び第2の主表面を有する第1の半
導体基板(10)の第1の主表面に沿ってゲート構造を
形成する工程と、互いに対向する第1及び第2の主表面
を有する第2の半導体基板(20)の第1の主表面に、
高不純物濃度の半導体層(21)を形成する工程と、前
記第1の半導体基板(10)の第1の主表面と第2の半
導体基板(20)の第1の主表面とを加熱処理により接
合する接合工程とを含み、この接合工程により第2の半
導体基板の高不純物濃度半導体層(21)の不純物を第
1の半導体基板(10)の表面領域に拡散させることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関するものであり、特にGTO(Gate Turn Off) サイリ
スタ、SI(Static Induction)サイリスタ、パワーMO
SFET、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transist
or) パワートランジスタなどの自己消弧型半導体装置の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、GTOサイリスタ、SIサイリス
タ、IGBTなどの自己消弧型半導体装置は電力用半導
体装置として広く利用されており、例えば以下のような
文献に記載されている。 1. 西澤潤一 「3極管特性を持つ大電力の縦型接合FE
T 」 日経エレクトロニクス、50-61, 1971 年9 月27日号 2. J. Nishizawa, T. Terasaki and J. Sibata:"Field
-Effect Transistor versus Analog Transistor (Stati
c InductionTransistor)", IEEE Trans. on Electron D
evice, ED-22(4), 185 (1975) 3. J. Nishizawa and K. Nakamura: Physiquee Appliq
uee, T13, 725 (1978) 4. J. Nishizawa and Y. Otsubo: Tech. Dig. 1980 IE
DM, 658 (1980) 5. 西澤潤一、大見忠弘、謝孟賢、本谷薫 「電子通信学会技術研究報告、ED81-84 (1981) 6. M. Ishidoh, et al: "Advanced High Frequency GT
O", Proc. ISPSD, 189(1988) 7. B. J. Baliga, et al: "The Evolution of Power D
evice Technology"IEEE Trans. on Electron Device, E
D-31, 1570 (1984) 8. M. Amato, et al: "Comparison of Lateral and Ve
rtical DMOS SpecificOn-resistance", IEDM Tech. Di
g., 736 (1985) 9. B. J. Baliga: "Modern Power Device", John Wile
y Sons, 350 (1987) 10. H. Mitlehner, et al: Proc. ISPSD, 289 (1990) "A Novel 8kV Light-Trigger Thyristor with Over Vol
tage SelfProtection" 従来の自己消弧型の半導体装置の内、GTOサイリスタ
やSIサイリスタにおいては、ゲート領域を半導体基板
の一方の表面に形成した後、エピタキシャル層を形成す
るようにしたゲート埋め込み型の構造が知られている。
このゲート埋込構造を有する半導体装置においては、ゲ
ート領域を形成した後、その上にエピタキシャル層を形
成する場合、エピタキシャル成長は下地依存性があるた
め、ゲート領域の上と、それ以外の部分の上とでは結晶
の成長が異なったりオートドーピングなどにより不純物
密度分布が不均一となり、良好な特性を有する半導体装
置を得ることは困難であった。さらに、エピタキシャル
成長は比較的時間のかかるプロセスであり、半導体装置
製造のスループットが低い欠点もあった。また、ゲート
領域近傍の導電型が反転し易いという欠点もある。この
ような欠点を解消するために、表面ゲート型の構造も提
案されているが、逆電圧を大きくとれないとともに大き
な空乏層ができないので大きな電流を遮断できない欠点
がある。
【0003】このような欠点を解消するために、切り込
みゲート構造が従来より提案されている。この切り込み
ゲート構造は、半導体基板の表面に溝を形成し、この溝
の底部にゲート領域を形成するものであるが、ドライエ
ッチングによっても深い溝を正確に形成することは難し
く、したがって耐圧がとれない欠点があるとともに微細
加工が困難である。さらに、本願人は特願平5-186450号
において、第1の半導体基板の一方の表面に反対導電型
のゲート領域を形成し、このゲート領域の上にゲート電
極を形成した後、第2の半導体基板を接着した半導体装
置およびその製造方法を提案している。このような接着
構造を有する半導体装置においては、エピタキシャル成
長に起因する種々の欠点を解消することができる。すな
わち、GTOサイリスタにおいては、ゲート領域の不純
物濃度を容易に高濃度とすることができるので、キャリ
アの引き抜きが速くなり、高周波化が容易となる。ま
た、SIサイリスタにおいては、高濃度のゲート領域を
均一に埋め込むことができるので、大面積化が可能とな
る。さらに、IGBTにおいては、全面カソード構造と
することができ、その結果として冷却効率が向上し、大
容量化が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、本願
人により提案されている2個の半導体基板を接合した半
導体装置は種々の有益な利点を達成することができる。
しかしながら、2個の半導体基板の接合部の電気抵抗が
比較的高いため、電力消費及び発熱量が比較的大きくな
る不具合が生じていた。この不具合を解消する方法とし
て、2個の半導体基板の互いに接合される表面に高不純
物濃度領域を形成することが考えられるが、接合部付近
にはゲート構造が形成されているため、ゲート構造を形
成する基板の接合部に高不純物濃度領域を単に形成する
場合は、マスク処理、エッチング処理及び不純物拡散処
理が必要であり、歩留及びスループットが低下する不都
合が生じてしまう。
【0005】さらに、2個の半導体基板の接合部を経て
キャリャの供給を行なう縦型の半導体装置においては、
接合部の接合特性が良好なデバイスを製造するために極
めて重要であり、2個の基板の接合が良好に行なわれな
いと、線形な電流−電圧特性が得られず、或は接合抵抗
が増大してしまい電力損失及び発熱量が増大してしま
う。
【0006】従って、本発明の目的は切り込みゲート構
造あるいは接合構造を有する半導体を製造するに際し、
2個の半導体基板の接合部の電気抵抗を大幅に低下させ
ることができると共に製造プロセスが一層容易な半導体
装置の製造方法を提供することにある。さらに、本発明
の目的は、良好な接合特性を有し、電気抵抗値が小さく
且つ線形な電流−電圧特性を有する半導体装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段並びに作用】本発明による
半導体装置の製造方法はゲート構造を有する接合型半導
体装置を製造するに際し、互いに対向する第1及び第2
の主表面を有する第1の半導体基板の第1の主表面に沿
ってゲート構造を形成する工程と、互いに対向する第1
及び第2の主表面を有する第2の半導体基板の第1の主
表面に高不純物濃度の半導体層を形成する工程と、前記
第1の半導体基板の第1の主表面と第2の半導体基板の
第1の主表面とを加熱処理により接合する接合工程とを
含み、この接合工程により第2の半導体基板の高不純物
層の不純物を第1の半導体基板の表面領域に拡散させる
ことを特徴とする。
【0008】本発明では、互いに接合すべき2個の半導
体基板の一方の基板の第1の主表面にほぼ全面に亘って
高不純物濃度領域を形成する。そして、加熱処理により
2個の半導体基板を接合させ、この加熱処理により高不
純物濃度領域の不純物をゲート構造が形成されている側
の半導体基板の接合領域に熱拡散させて高不純物濃度の
拡散層を形成する。この結果、マスク処理やエッチング
処理を行なうことなく両方の半導体基板の接合部に高濃
度不純物領域が形成され、製造のスループットを一層向
上させることができる。さらに、接合の際に第1の半導
体基板の不純物を第2の半導体基板側へ熱拡散させるこ
とにより接合特性を一層改善することができ、接合強度
が増大するだけでなく、接合部の電気抵抗値が一層小さ
く且つ線形な電流−電圧特性を有するデバイスを得るこ
とができる。2個の基板を接合する際、両方の基板にそ
れぞれ高不純物濃度領域を形成することも考えられる。
しかし、不純物が拡散した領域は格子欠陥が増大してい
るため、両方の基板に高不純物濃度層を形成したので
は、もともとの格子欠陥の密度が約2倍になり、接合部
の電気抵抗が相当大きくなってしまう。これに対して、
本発明のように、一方の基板にだけに高不純物濃度領域
を形成すれば、接合部付近の初期格子欠陥の密度が半分
になるので電気抵抗を一層低減することができる。この
結果、製造工程が削減されるだけでなくデバイスとして
の特性も一層向上する。
【0009】接合される第1の半導体基板の第1の表面
領域の導電形は、第2の半導体基板の高不純物濃度層の
導電形と同一の導電形とすることができ、或いは反対導
電形とすることもできる。この場合、第1半導体基板側
を反対導電形とすることにより、第1の半導体基板の第
1の主表面に形成される同一導電形のキャピタキシャル
層の形成を省くことができる。
【0010】第2の半導体基板の高不純物濃度層の不純
物濃度は製造されるデバイスの用途に応じて規定され、
1×1017原子/cm3 以上の不純物濃度であれば十分
に小さい接合接合抵抗を形成することができる。好適に
は、高不純物濃度層の不純物濃度は1×1018原子/c
3 とする。尚、拡散層が形成される予定の第1の半導
体基板の半導体層が反対導電形の場合、高不純物濃度層
の不純物濃度の1×1019原子/cm3 以上とする。
【0011】本発明による半導体装置の製造方法の好適
実施例は、前記第2の半導体基板の不純物濃度を第1の
半導体基板の接合される主表面の領域の不純物濃度より
も高くしたことを特徴とする。このように半導体基板の
不純物濃度を規定することにより、加熱処理において高
不純物濃度領域の不純物はゲート構造が形成されている
第1の半導体基板側に熱拡散するため、第1の半導体基
板側に良好な高不純物濃度領域を形成することができ
る。
【0012】第2の半導体基板に形成される高不純物濃
度層は、イオン注入や熱拡散だけでなく、エピタキシャ
ル成長法や化学気相構造によって形成することもでき
る。これらの層形成技術により高不純物濃度層を形成す
ることにより、接合部付近の格子欠陥の量を大幅に低減
することができる。
【0013】本発明による半導体装置は、ゲート構造が
形成されている第1の主表面及び第1の主電極が形成さ
れている第2の主表面を有する第1の半導体基板と、第
1の主平面及び第2の主電極が形成されている第2の主
平面を有する第2の半導体基板と、前記第1の半導体基
板の第1の主表面と第2の半導体基板の第1の主表面と
を加熱接合処理することにより形成された接合部とを具
え、この接合部を経てキャリャの供給を行なう接合型半
導体装置において、前記第2の半導体基板が、その第1
の主表面に形成した高不純物濃度の半導体層を有し、前
記第1の半導体基板の主表面には、前記加熱接合処理に
より第2の半導体基板の高不純物濃度半導体層から熱拡
散した不純物による薄い拡散層が形成されていることを
特徴とする。このように、一方の半導体基板にだけ高不
純物濃度領域を形成することにより、接合部の電気抵抗
が小さく、しかも線形な電流−電圧特性を有する半導体
装置を実現することができる。尚、第1及び第2の主電
極は、MOSFETの場合ドレイン及びソース電極が対
応し、IGBTの場合コレクタ及びエミッタが対応す
る。
【0014】
【実施例】図1は本発明による半導体装置の製造方法の
順次工程を示す線図的断面図である。本例では、SIサ
イリスタの製造工程を説明する。図1に示すように、n
- 形の第1の半導体基板10と、n+ 型の第2の半導体
基板20とを用意する。これら第1及び第2の半導体基
板の不純物濃度は、例えばそれぞれ1015原子/cm3
及び1018原子/cm3 とすることができる。第1の半
導体基板10は第1の主表面10a及び第2の主表面1
0bを有し、第2の半導体基板20は第1の主表面20
a及び第2の主表面20bを有する。第1の半導体基板
の第1の主表面10aにゲート構造を形成する。ゲート
構造を作成するに際し、はじめに第1の半導体基板10
の第1の主表面10aに沿って互いに平行な溝11a、
11b及び11cを形成する。尚、図面上3個の溝を形
成したが、実際には素子特性に応じた数の溝を形成す
る。次に、第1の主表面全体に熱酸化膜を形成し、反応
性イオンエッチングにより、溝底部に選択拡散用の孔を
あけた後各溝11a〜11cの底面にゲート領域を構成
する反対導電形(P形)の拡散層12a,12b及び1
2cをそれぞれ形成する。次に、図1(c)に示すよう
に、鏡面研摩を行い第1の表面10b上に形成されたS
iO2 層を除去し、各拡散層12a〜12c上にタング
ステンから成るゲート電極14a〜14cをそれぞれ形
成する。尚、ゲート抵抗をさらに下げる場合には凹部底
部のSiO2 層を部分的に除去する。
【0015】第2の半導体基板20の第1の主表面20
aのほぼ全面に亘ってイオン注入を行いn+ の半導体層
21を形成する。このイオン注入処理においては、不純
物としてアンチモンを用い、その注入深さは10Å〜5
00Åとし、n+層21の不純物濃度は例えば1020
子/cm3 とすることができる。勿論、熱拡散によりn
+ 半導体層21を形成することもできる。さらに、この
+ 半導体層21はエピタキシャル成長法により成長さ
せることもでき又は化学気相堆積法により形成すること
も可能である。
【0016】次に、図1(D)に示すように、第1の半
導体基板10の第1の主表面と第2の半導体基板の第1
の主表面とを水素又は窒素若しくは水蒸気の雰囲気下で
加熱処理により接合する。この接合のための加熱処理は
400℃〜1200℃の範囲で行なうことができる。ま
た、本例では、加熱処理と同時に2個の基板の両側から
圧力を加えながら接合を行なう。この接合圧力は、0.
1kg/cm2 〜100kg/cm2 の範囲で行なうこ
とができる。この加熱処理において、n+ 半導体層21
の不純物が第1の半導体基板10側に熱拡散し、第1の
半導体基板の第1の主表面の接合領域に高不純物濃度の
拡散領域15が形成される。この熱拡散において、第1
の半導体基板の不純物濃度が第2の半導体基板20の不
純物濃度よりも低い場合、n+ 半導体層21の不純物は
第2の半導体基板よりも第1の半導体基板側に拡散する
量が多いので、n形不純物を第1の基板側により有効に
拡散させることができ、その結果第1の半導体基板の第
1の主表面上に良好な高不純物濃度の拡散層15を形成
することができる。
【0017】次に、図1Dに示すように、第1の半導体
基板の第2の主表面10b上にP+ 層16を熱拡散法に
より形成し、このP+ 層16上にタングステンやモリブ
デンのような高融点金属の層を形成して第1の主電極で
あるアノード電極17を形成する。また、第2の半導体
基板20の第2の主表面20b上にもタングステンをス
パッタリングにより形成して第2の主電極であるカソー
ド電極22を形成する。これらの順次の工程により、S
Iサイリスタが完成する。
【0018】図2は本発明による半導体装置の製造方法
の変形例の順次の製造工程を示す線図的断面図である。
尚、図1に用いた部材と同一の構成要素には同一符号を
付して説明する。本例では、第1の半導体基板10の第
1の主表面にゲート構造を形成する。一方、第2の半導
体基板20には、そのほぼ全面に亘って熱拡散処理を行
いn+ の高不純物濃度領域21を形成し、その後ゲート
構造を収納するための溝30a〜30cを形成する。次
に第1の半導体基板の第1の半導体基板の第1の主表面
と第2の半導体基板の主表面とを前述した加熱処理によ
り接合する。この製造方法によれば、第1の半導体基板
の平坦な表面上にゲート構造を形成でき、ゲート構造の
形成プロセスを容易にできる利点が達成される。
【0019】次に、接合抵抗について説明する。種々の
不純物濃度のシリコン基板を用意し、これらシリコン基
板を上述した加熱処理により接合してpn接合ダイオー
ドを作成し、これらダイオードの接合抵抗を比較した。
図3a〜cに作成したpn接合ダイオードの構成をしめ
す。図3aに示す試料は〔n+ 〕+〔n-+p+ 〕形で
あり、第1の基板30として不純物濃度が1×1018
子/cm3のn+ 基板を用い、第2の基板40として不
純物濃度が1×1014原子/cm3で接合面とは反対側
にp+ 層が形成されているn- 基板を用い、これらn+
基板とn- 基板とを接合してpn接合ダイオードを作成
した。そして、第1の基板30上にカソード電極31を
形成し、第2の基板のp+ 層上にアノード電極41を形
成する。図3bに示す試料は〔n+ 〕+〔n+ +n-
- 〕形であり、第1の基板30として不純物濃度が1
×1018原子/cm3 のn+ 基板を用い、第2の基板4
0として接合面を形成する予定の側に1×1020原子/
cm3 のn+ 層が形成され接合面と反対の側にp+ 層が
形成され、内部の不純物濃度が1×10 14原子/cm3
の基板を用い、n+ 基板とn+ 層とを接合して接合面を
形成した。図3cに示す試料は〔n+ +n- 〕+〔n-
+p+ 〕形であり、第1の基板30として不純物濃度が
1×1014原子/cm3 のn- 基板を用い、このn-
板のカソード電極31が形成される側に不純物濃度が1
×1020原子/cm3 のn + 層を形成する。また、第2
の基板40として不純物濃度が1×1014原子/cm3
のn- 基板を用い、そのアナード電極41側にp+ 層が
形成されている。
【0020】上述した図3a〜cに示す3個のダイオー
ドの電流−電圧特性をそれぞれ図4a〜cに示す。各試
料を直流電源に接続し、その順方向電圧及び逆方向電圧
を印加して電流−電圧特性を測定した。図4a〜cにお
いて、縦軸は測定された電流値(mA)を示し、横軸は
印加電圧(V)を示す。図3aに示す〔n + 〕+〔n-
+p- 〕形のダイオードの特性を図4aに示す。電流値
は0V付近で急激に立ち上がっている。図3bの
〔n+ 〕+〔n+ +n- +p+ 〕のダイオードも同様
に、電流値は0V付近で急激に増加している。一方、図
3cの〔n++n- 〕+〔n- +p+ 〕のダイオードの
場合、電流値は0V付近からゆっくり増加している。こ
の電流−電圧特性において、測定値の傾きは接合面に形
成される接合抵抗に相当する。従って、電流−電圧特性
の測定結果より明らかなように、n- 基板とn- 基板と
を接合すると、接合面における接合抵抗が大きくなって
しまう。従って、接合型半導体装置において接合抵抗を
低減するためには、少なくとも一方の半導体基板の不純
物濃度を1×1017原子/cm2 以上、好ましくは1×
1018原子/cm2 以上のn+ 形にする必要がある。
【0021】次に、加熱処理による不純物拡散について
説明する。不純物濃度が1×1018原子/cm3 で接合
面側に1019〜1021原子/cm3 の高不純物濃度層が
形成されている第1の基板と不純物濃度が1×1013
子/cm3 の第2の基板とを加熱処理により接合した場
合の接合部付近の不純物濃度分布を測定して加熱処理に
よる不純物拡散について検討した。図5に測定された不
純物濃度分布を示す。図5において縦軸は不純物である
リンの濃度を対数で示し、横軸は接合面からの距離をμ
mで示す。図5に示す測定結果から明らかなように、接
合面から約1.5μm程度の厚さに亘って不純物が拡散
されることによって薄い拡散層が形成されていることが
理解できる。従って、接合されるべき一方の半導体基板
側にだけ高不純物濃度層を形成して接合処理を行なえ
ば、接合面の両側に高不純物濃度層が形成され、接合抵
抗が十分に小さい半導体デバイスを製造することができ
る。
【0022】次に、本発明による接合型半導体装置の変
形例について説明する。図6は本発明をGTOサイリス
タに適用した例を示す。このサイリスタは、第1の半導
体基板50、第2の半導体基板60、接合面70、アノ
ード電極を構成する第1の主電極71、カソード電極を
構成する第2の主電極72及びゲート構造80を具え
る。第1の半導体基板50は、接合面70から第1の主
電極71に向けて加熱接合処理により形成された薄い拡
散層51、n+ 半導体層52、p形半導体層53、n-
形の半導体プレート54及びp+ 形半導体層55を順次
有する。また、第2の半導体基板60は、接合面70か
ら第2の主電極72に向けてn ++形の高不純物濃度層6
1及びn+ 形の半導体プレート62を順次有する。第1
半導体基板50のp+ 形半導体層55、p形半導体層5
3、n+ 形半導体層52、並びに第2の半導体基板60
のn++形高不純物濃度層61は共に熱拡散処理により形
成する。また、第1の半導体基板50に形成したゲート
電極構造80は、第1の半導体基板50の層を形成した
後、フォトリソグラフィ及びエッチング処理により凹部
を形成し、次に凹部の内面に沿って酸化膜81を形成
し、酸化膜に選択的に貫通孔を形成し、この貫通孔にア
ルミニウムのゲート電極を形成することにより形成する
ことができる。
【0023】図7は本発明をMOSFETに適用した例
を示す。このMOSFETも第1の半導体基板50、第
2の半導体基板60、接合面70、ドレイン電極を構成
する第1の主電極71、ソース電極を構成する第2の主
電極72及びゲート構造80を具える。第1の半導体基
板50は、接合面70から第1の主電極71に向けて加
熱接合処理により形成された薄い拡散層51、n+ 形半
導体層52、p形半導体53、n- 形半導体層56及び
+ 形半導体プレート57を順次有する。また、第2の
半導体層60はn++形の高不純物層61及びn+ 形の半
導体プレート62を有する。また、ゲート構造80は、
フォトリソグラフィ及びエッチング処理により凹部を形
成し、この凹部の円周面に酸化膜81を形成し、この酸
化膜81上にゲート電極82を形成することにより形成
される。尚、第1半導体基板のn- 形半導体層56、p
形半導体層53及びn+ 形半導体層52はそれぞれエピ
タキシャル成長法により形成する。
【0024】図8は本半導体をIGBTに適用した例を
示す。このIGBTも図6及び図7に示す実施例と同様
に、第1の半導体基板50、第2の半導体基板60、接
合面70、第1の主電極71、第2の主電極72及びゲ
ート構造80を具える。第1の半導体基板50は、接合
面70から第1の主電極71に向けて加熱接合処理によ
り形成された拡散層51、n+ 形半導体層52、p形半
導体層53、n- 半導体層56、n+ 形半導体プレート
57を有する。第2の半導体基板60はn++形の高不純
物濃度層61及びn+ 形の半導体プレート62を有す
る。尚、ゲート構造80は図7の実施例と同様である。
【0025】図9は図6に示すGTOサイリスの製造方
法の変形例を示す線図的断面図である。尚、図6で用い
た部材と同一の部材には同一符号を付して説明する。本
例では、基板プレート54上にp形半導体層53をエピ
タキシャル成長法により形成し、このp形の半導体層5
3とn形の高不純物濃度層61とを加熱接合して接合面
70に沿ってn形の高不純物濃度の拡散層51を形成す
る。この場合、高不純物濃度層61の不純物濃度を1×
1919原子/cm3 以上にすれば、十分な厚さの拡散層
51を形成することができる。尚、この実施例は図7に
示すMOSFETの製造及び図8に示すIGBTの製造
にも適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
個の半導体基板のうちの一方の半導体基板の主表面のほ
ぼ全面に亘って高不純物濃度層を形成し、2個の基板を
加熱処理による接合工程中に高不純物濃度層の不純物を
他方の半導体基板の接合領域に熱拡散させているので、
マスク処理やエッチング処理を行なうことなく低い電気
抵抗の電流通路を形成でき、この結果製造工程のスルー
プットを一層向上させることができる。さらに、接合部
の接合特性が一層改善され、接合強度が向上するだけで
なく、接合抵抗が一層小さくしかも線形な電流−電圧特
性の半導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の製造方法の一連の製
造工程を示す線図的断面図である。
【図2】本発明による半導体装置の製造方法の変形例を
示す線図的断面図である。
【図3】接合抵抗を確認するために作成した各種ダイオ
ードの構造を示す線図的断面図である。
【図4】各種ダイオードの電流−電圧特性を示すグラフ
である。
【図5】接合付近の拡散深さと不純物濃度の関係を示す
グラフである。
【図6】本発明による接合型GTOサイリスタの構造を
示す線図的断面図である。
【図7】本発明による接合型MOSFETの構造を示す
線図的断面図である。
【図8】本発明による接合型IGBTの構造を示す線図
的断面図である。
【図9】本発明による別の接合型GTOサイリスタの製
造を示す線図的断面図である。
【符号の説明】
10 第1の半導体基板、11a〜11c 溝、12a
〜12c ゲート領域、13a〜13c 絶縁層、14
a〜14c ゲート電極、15 n+ 拡散層、16 P
+ 層、17 アノード電極、20 第2の半導体基板、
21 n+ 半導体層、22 カソード電極

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲート構造を有する接合型半導体装置を製
    造するに際し、 互いに対向する第1及び第2の主表面を有する第1の半
    導体基板の第1の主表面に沿ってゲート構造を形成する
    工程と、 互いに対向する第1及び第2の主表面を有する第2の半
    導体基板の第1の主表面に、高不純物濃度の半導体層を
    形成する工程と、 前記第1の半導体基板の第1の主表面と第2の半導体基
    板の第1の主表面とを加熱処理により接合する接合工程
    とを含み、この接合工程により第2の半導体基板の高不
    純物濃度半導体層の不純物を第1の半導体基板の表面領
    域に拡散させることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記第2の半導体基板の高不純物濃度半導体層
    の導電形を前記第1の半導体基板の第1の主表面の表面
    領域の導電形と同一導電形としたことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記第1の半導体基板の第1の主表面の表面領
    域及び第2の半導体基板に形成された高不純物濃度半導
    体層の導電形を共にn形としたことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記第2の半導体基板の高不純物濃度半導体層
    の導電形を前記第1の半導体基板の第1の主表面の表面
    領域の導電形と反対の導電形としたことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記第2の半導体基板の高不純物濃度半導体層
    の導電形をn形とし、前記第1の半導体基板の第1の主
    表面の表面領域の導電形をp形としたことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項2に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記第2の半導体基板に形成された高不純物濃
    度半導体層の不純物濃度を1×1017原子/cm 3 以上
    としたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記第2の半導体基板に形成された高不純物濃
    度半導体層の不純物濃度を1×1018原子/cm 3 以上
    としたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項4に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記第2の半導体基板に形成された高不純物濃
    度半導体層の不純物濃度を1×1019原子/cm 3 以上
    としたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1に記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記第2の半導体基板の高不純物濃度半導体層
    がイオン注入又は熱拡散により形成されることを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第2の半導体基板の高不純物濃度半導体
    層がエピタキシャル成長法又は化学気相堆積法により形
    成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記接合工程が加熱処理と共に加圧処理を含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第2の半導体基板内部の不純物濃度を、
    前記第1の半導体基板の接合される主表面の領域の不純
    物濃度よりも高くしたことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  13. 【請求項13】請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記第2の半導体基板の高不純物層の不純物
    濃度を、第2の半導体基板の内部の不純物濃度よりも1
    ×102 以上高くしたことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  14. 【請求項14】請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記ゲート構造を形成する工程が、前記第1
    の半導体基板の第1の主表面に凹部を形成する工程と、
    この凹部の底面に絶縁層を形成する工程と、この絶縁層
    に孔を形成しこの孔を介して基板の導電形と反対の反対
    導電形の半導体領域を選択的に形成する工程と、これら
    反対導電形の半導体領域上にゲート電極を形成する工程
    とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記ゲート構造を形成する工程が、前記第1
    の半導体基板の第1の主表面に凹部を形成する工程と、
    この凹部の底面に絶縁層を形成する工程と、この絶縁層
    に孔を形成し、この孔にゲート電極を選択的に形成する
    工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記ゲート構造を形成する工程が、前記第1
    の半導体基板の第1の主表面に凹部を形成する工程と、
    この凹部の底面に絶縁層を形成する工程と、この絶縁層
    上にゲート電極を選択的に形成する工程とを含むことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記ゲート構造を形成する工程が、前記第1
    の半導体基板の第1の主表面に基板の導電形と反対の反
    対導電形の半導体領域を選択的に形成する工程と、これ
    ら反対導電形の半導体領域上にゲート電極を形成する工
    程とを含み、前記高不純物濃度の半導体領域が形成され
    ている第2の半導体基板の第1の主表面の、接合した際
    第1の半導体基板のゲート構造に対応する部分に凹部を
    選択的に形成し、その後第1の半導体基板の第1の主表
    面と第2の半導体基板の第1の主表面とを加熱処理によ
    り接合することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】請求項1に記載の半導体装置の製造方法
    において、前記半導体装置をSIサイリスタとし、前記
    第1の半導体基板の第2の主平面に基板の導電形と反対
    の反対導電形の半導体領域を形成する工程と、この反対
    導電形の半導体領域上に第1の主電極を形成する工程
    と、前記第2の半導体基板の第2の主表面に第2の主電
    極を形成する工程とをさらに含むことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】ゲート構造が形成されている第1の主表
    面及び第1の主電極が形成されている第2の主表面を有
    する第1の半導体基板と、第1の主平面及び第2の主電
    極が形成されている第2の主平面を有する第2の半導体
    基板と、前記第1の半導体基板の第1の主表面と第2の
    半導体基板の第1の主表面とを加熱接合処理することに
    より形成された接合部とを具え、この接合部を経てキャ
    リャの供給を行なう接合型半導体装置において、 前記第2の半導体基板が、その第1の主表面に形成した
    高不純物濃度の半導体層を有し、前記第1の半導体基板
    の主表面には、前記加熱接合処理により第2の半導体基
    板の高不純物濃度半導体層から熱拡散した不純物による
    薄い拡散層が形成されていることを特徴とする接合型半
    導体装置。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の半導体装置におい
    て、前記第1の半導体基板が、加熱接合処理により形成
    された第1導電形の薄い高不純物濃度拡散層、第1導電
    形の半導体プレート及び第1導電形と反対の第2導電形
    の半導体層を有し、前記第1の主電極が前記第2導電形
    の半導体層上に形成され、前記第2の半導体基板が、前
    記第2の主電極が形成されている第1導電形の半導体プ
    レート及び第1導電形の高不純物濃度層を有することを
    特徴とする接合型半導体装置。
  21. 【請求項21】請求項19に記載の半導体装置におい
    て、前記第1の半導体基板が、第1の主表面から第2の
    主表面に向けて、加熱接合処理により形成された第1導
    電形の薄い拡散層、第1導電形の半導体層、第2導電形
    半導体層、第1導電形の半導体プレート及び第2導電形
    の半導体層を順次有し、第2の半導体基板が第1の主表
    面から第2の主表面に向けて、第1導電形の高不純物濃
    度の半導体層及び第1導電形の半導体プレートを有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  22. 【請求項22】請求項19に記載の半導体装置におい
    て、前記第1の半導体基板が、第1の主表面から第2の
    主表面に向けて、加熱接合処理により形成された第1導
    電形の薄い拡散層、第2導電形の半導体層、第1導電形
    の半導体プレート及び第2導電形の半導体層を順次有
    し、第2の半導体基板が第1の主表面から第2の主表面
    に向けて、第1導電形の高不純物濃度の半導体層及び第
    1導電形の半導体プレートを有することを特徴とする半
    導体装置。
  23. 【請求項23】請求項19に記載の半導体装置におい
    て、前記第1の半導体基板が、第1の主表面から第2の
    主表面に向けて、加熱接合処理により形成された第1導
    電形の薄い高不純物濃度の拡散層、第1導電形の半導体
    層、第2導電形半導体層、第1導電形の半導体層及び第
    1導電形の半導体プレートを順次有し、第2の半導体基
    板が第1の主表面から第2の主表面に向けて、第1導電
    形の高不純物濃度の半導体層及び第1導電形の半導体プ
    レートを有することを特徴とする半導体装置。
  24. 【請求項24】請求項19に記載の半導体装置におい
    て、前記第1の半導体基板が、第1の主表面から第2の
    主表面に向けて加熱接合処理により形成された第1導電
    形の薄い高不純物濃度の拡散層、第1導電形の半導体
    層、第2導電形半導体層、第1導電形の半導体層及び第
    2導電形の半導体プレートを順次有し、第2の半導体基
    板が第1の主表面から第2の主表面に向けて第1導電形
    の高不純物濃度の半導体層及び第1導電形の半導体プレ
    ートを有することを特徴とする半導体装置。
JP2243896A 1995-02-08 1996-02-08 半導体装置及びその製造方法 Withdrawn JPH08279614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2243896A JPH08279614A (ja) 1995-02-08 1996-02-08 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2041695 1995-02-08
JP7-20416 1995-02-08
JP2243896A JPH08279614A (ja) 1995-02-08 1996-02-08 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08279614A true JPH08279614A (ja) 1996-10-22

Family

ID=26357369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2243896A Withdrawn JPH08279614A (ja) 1995-02-08 1996-02-08 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08279614A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522925A (ja) * 1998-08-14 2002-07-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ トレンチゲート半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522925A (ja) * 1998-08-14 2002-07-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ トレンチゲート半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8866150B2 (en) Silicon carbide power devices including P-type epitaxial layers and direct ohmic contacts
US10347735B2 (en) Semiconductor device with lifetime killers and method of manufacturing the same
US20170213908A1 (en) Self-aligned shielded-gate trench mos-controlled silicon carbide switch with reduced miller capacitance and method of manufacturing the same
EP0726604A2 (en) MIS device and method of manufacturing the same
JP2002514355A (ja) 無ラッチアップ型パワーmos−バイポーラートランジスター
CN106711207B (zh) 一种纵向沟道的SiC结型栅双极型晶体管及其制备方法
WO2014041652A1 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
WO2024001422A1 (zh) 集成高速续流二极管的沟槽碳化硅mosfet及制备方法
US7192872B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device having composite buffer layer
JP2019102493A (ja) 炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法
CN115241286B (zh) 一种SiC半超结结型栅双极型晶体管器件及其制作方法
JPH1154519A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH10284733A (ja) 低減された電界を備えた絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
US5894140A (en) Semiconductor device having recessed gate structures and method of manufacturing the same
JP7367341B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2000049363A (ja) ショットキーダイオード及びその製造方法
JP2020155438A (ja) 炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法
JPH08279614A (ja) 半導体装置及びその製造方法
CN213124445U (zh) 一种新型碳化硅沟槽式绝缘栅双极晶体管
CN116072698A (zh) 一种锥形栅mosfet器件结构及其制作方法
US5841155A (en) Semiconductor device containing two joined substrates
JP2021010027A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JPH0878662A (ja) 半導体装置およびその製造方法
CN114600250A (zh) 碳化硅半导体装置及碳化硅半导体装置的制造方法
CN116387348B (zh) 一种精确控制短沟道的平面型SiC MOSFET及其制造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040109

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040405

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761