JPH08272436A - オペレーション装置 - Google Patents

オペレーション装置

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Publication number
JPH08272436A
JPH08272436A JP7662195A JP7662195A JPH08272436A JP H08272436 A JPH08272436 A JP H08272436A JP 7662195 A JP7662195 A JP 7662195A JP 7662195 A JP7662195 A JP 7662195A JP H08272436 A JPH08272436 A JP H08272436A
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JP
Japan
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trend graph
request
operating
plant
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Withdrawn
Application number
JP7662195A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kano
泰宏 加納
Katsutoshi Masuda
克利 増田
Itsuro Suzuki
逸郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba System Technology Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑な操作を要することなく必要なトレンド
グラフを表示する。 【構成】 従来のオペレーション装置の構成に、自動割
付要求の有無を判定する判定自動割付モード判定処理手
段31と、選択された操作端を判定する自動割付操作端
選択判定処理手段32と、当該操作端に設定されている
自動割付対象ポイントを判定しテーブル34、35の自
動割付用グループにそれぞれ必要なデータを登録しトレ
ンドグラフ表示手段7へ表示要求するトレンドグラフポ
イント自動割付手段33と、自動割付用グループの表示
中フラグおよび表示周期を記憶可能なトレンドグラフ自
動割付管理テーブル34と、自動割付用グループのポイ
ントタグ番号・レンジ上下限値を記憶可能なトレンドグ
ラフポイント自動割付テーブル35と、操作端ごとに自
動割付対象ポイントの表示周期、レンジ上下限値をさら
に記憶する操作端自動割付情報テーブル36とを付加し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機、表示装置
および入力装置を用い、プラントの操作を行うオペレー
ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工業プラントを中央操作室などの遠隔地
から集中的に監視・操作する方法として、従来はメータ
等の表示器やスイッチ等の操作器を監視操作盤上に配置
し、これらを監視しながら操作する方法が取られてい
た。
【0003】しかしながら、このような方法では、対象
プラントの巨大化や複雑化につれて表示器および操作器
の数が増大したために、監視操作盤の巨大化やオペレー
ションの負担増をもたらし、経済性、操作性の面で問題
が出てきた。
【0004】一方、半導体技術のめざましい発達にとも
ない、プラント運転に計算機を応用した監視制御システ
ムが使用されるようになってきた。
【0005】この監視制御システムのマンマシンインタ
ーフェースとしては、CRT等の表示装置が用いられて
おり、漢字表示やグラフィック表示が可能なCRT等の
表示装置や種々の入力装置開発されるにいたって、その
操作性は監視操作盤によるそれと同等以上のレベルにな
ってきた。
【0006】このようにして、近年では監視操作盤に代
わり、CRT等の表示装置およびタッチスクリーンや表
示装置の卓上に配置されたキーボード等の入力装置の組
み合わせによるものが用いられるようになってきた。
【0007】図36は、計算機、CRT表示装置、およ
びキーボード入力装置を用いたオペレーション装置1の
従来例を示すもので、この図に基づいて従来のオペレー
ション装置について説明する。
【0008】キーボード入力装置2は、操作しようとす
る操作端の選択および当該操作端に対してどのような操
作(例えば、制御弁に対し開方向指令を出す)を行うか
を入力処理手段3に指示するものである。
【0009】このキーボード入力装置2は、外観の一例
を図37に示すように、これから操作しようとする操作
端を選択するため各種機能を呼び出したり、その他の監
視操作のための機能を呼び出すための機能選択PB2a
と、操作端に対して各種操作を選択するための複数(例
えば8個)の操作フレームPB2bを備えている。機能
選択PB2aは、グループ表示、操作用系統図表示、ト
レンドグラフ表示の3種の表示機能や、これらに関連す
る各種のオペレータ要求機能の起動要求に用いるもので
ある。操作フレームPB2bは、これから操作を行う際
に操作許可を要求するための操作許可PB、操作端の自
動PB、手動PB、設定値上げPB、設定値下げPB、
操作出力上げPB、操作出力下げPBからなる。
【0010】入力処理手段3は、キーボード入力装置2
上の機能選択PB2aの操作に対しては、その要求内容
を画面切替処理手段4へ伝え、画面切替処理手段4はど
の機能選択PB2aが押されたかにより、グループ表
示、操作用系統図表示、トレンドグラフ表示の表示要求
をそれぞれ操作端グループ表示手段5、操作用系統図表
示手段6、トレンドグラフ表示手段7へ伝える。また、
グループ表示要求がなされたとき、画面切替処理手段4
を介して選択されたグループ番号を表示中グループ記憶
部5aに保存する。一方、操作フレームPB2bの操作
に対しては、機器操作処理手段8へ8個の操作端のうち
どの操作端に対して操作されたかを示す操作フレーム番
号と操作端に対する操作選択内容の通知を行う。
【0011】機器操作処理手段8は、入力処理手段3か
らの操作選択内容によりオペレータからの要求が何であ
るかを判断し、入力処理手段3により指定された操作フ
レーム番号と表示グループ番号記憶部5aに設定されて
いるグループ番号から、図38に示すような操作端割付
テーブル9を参照して、これから操作する操作端のタグ
番号を得て操作端を判断し、図39に示すような操作端
情報テーブル10を参照して、図40に示すような出力
データテーブル11の当該操作端に対応する箇所への操
作出力設定を行う。
【0012】操作端情報テーブル10は、図39に示す
ように、オペレーション装置1から操作する各操作端に
ついての情報を記憶したもので、各々の操作端について
タグ番号、操作端名称、図41に示すようなプロセス量
データテーブル12を参照するために必要なその操作端
に関連する入力点のタグ番号、図40に示す出力データ
テーブル10に出力するための出力点のタグ番号を記憶
している。
【0013】出力データテーブル11は、図40に示す
ように、アナログ用11aとデジタル用11bの2つに
分割されているが、それぞれ出力データのタグ番号順に
操作出力値を格納できる構造となっている。
【0014】データ伝送手段13は、出力データテーブ
ル11の内容を制御装置14へ送信する。制御装置14
は、送られた出力データテーブル11の内容に基づいて
操作端の制御を行う。
【0015】以上の処理によって、オペレータにより選
択された操作端について操作出力を行うことができる。
【0016】また、データ入力処理手段15は、制御装
置14よりデータ伝送手段13を介してプラント16内
のプロセス状態を伝送入力し、プロセス量データテーブ
ル12に格納する。プロセス量データテーブル12は、
図41に示すように、アナログ用12aとデジタル用1
2bの2つに分割され、それぞれ入力点のタグ番号順
に、アナログ用においては入力レンジ(上限)、入力レ
ンジ(下限)、値、単位およびタグ番号のフィールドを
持ち、デジタル用においては値のみのフィールドを持つ
が、データ入力手段15は、このうち値のフィールドに
プラントの状態を一定時間間隔で更新する。
【0017】運転員は特定の操作端に対して操作を行う
際には、その操作端の現在状態の確認や、その操作端周
辺のプロセス量や関連する機器の運転状況を監視しなが
ら操作を行う必要がある。このため、オペレーション装
置1では操作端操作時のプラント監視をサポートするた
め、次のような表示機能を持っているのが一般的であ
る。
【0018】(1)1枚の表示画面に関連する複数(通
常8個が一般的)の操作端をグループ化して操作端情報
を表示し、関連操作端の状況を見ながら操作できるよう
にする。以下この機能をグループ表示と呼ぶ。図42に
グループ表示画面Gの一例を示す。図中、符号G1は各
操作端に対応する操作フレームである。
【0019】(2)プラント系統図に1つまたは2つの
操作端の操作フレームを重ねて表示し、プラント系統図
を監視しながら操作端が操作できるようにする。以下こ
の機能を操作用系統図と呼ぶ。図43に操作用系統図S
を表示する画面例を示す。図中、符号S1は操作端選択
エリア、S2は操作端選択エリアS1がタッチにより選
択されて表示される選択操作端に対する操作フレームで
ある。
【0020】(3)操作端に関連するアナログ量(たと
えばプロセス値PV,設定値SV,操作出力MV)の時
間的変化を監視するためアナログ量を時間トレンドグラ
フとして表示する。図44にトレンドグラフTの表示例
を示す。
【0021】以下、これら3つの機能について説明す
る。
【0022】まず、図42に示すようなグループ表示画
面Gは、画面切替処理手段4からの表示要求により操作
端グループ表示手段5によって表示される。操作端グル
ープ表示手段5は、表示中グループ記憶部5aを参照し
て画面切替処理手段4により設定された表示中グループ
番号を得て、プロセス量データテーブル12および操作
端情報テーブル10の各テーブル内のデータを参照し、
オペレータがこれから操作しようとする操作端の現在状
態を入力してCRT表示装置17に表示する。これによ
り、オペレータは表示されている8つの操作端をCRT
画面上から監視しながら操作端への操作指示を行うこと
ができる。
【0023】図42は、操作端グループ表示手段5がC
RT表示装置17に出力する画面の一例を示したもので
あり、ここの例ではキーボード入力装置2よりグループ
1が選択された場合を示している。このグループ表示画
面G内には個々の操作端に対応する操作フレームG1が
表示される。ここでは、操作端1および操作端2につい
てのみ表示内容を示しているが、操作端3から操作端8
についても同様の表示が行われる。
【0024】図45は、操作端グループ表示手段5の動
作を示したフローチャートである。この図に示すよう
に、グループ表示処理手段5は遅延を繰り返しながら表
示中グループ記憶部5aを参照して表示中グループ番号
を得た後(ステップ200)、図38に示す操作端割付
テーブル9から操作端タグ番号を読み込み(ステップ2
01)、そのグループに含まれる8つの操作端について
操作端情報テーブル10の参照により当該操作端の操作
フレーム(図42中、G1)内に表示する表示項目のポ
イントタグ番号を読み込む(ステップ202)。さらに
プロセス量データテーブル12を参照して表示に必要な
データ(値)を集め(ステップ203)、図42に示す
ように、タグ番号、操作端名称、自動/手動、関連する
アナログ量の現在状態をそれぞれ表示する(ステップ2
04)。
【0025】遅延の長さはグループ表示中の操作フレー
ム内に表示する項目の更新周期となるものであり、通常
1秒ないし2秒とすることが一般的である。
【0026】次に、図43に示すような操作用系統図S
は、画面切替処理手段4からの表示要求により操作用系
統図表示手段6によって表示される。図46は操作用系
統図表示手段6の詳細構成を示したもので、固定部表示
処理部6aは系統図表示項目のうち、配管や機器の外形
を示すパターン等、色や形を変化させる必要のない固定
部分の情報を記憶した操作用系統図固定部情報ファイル
18を参照して固定部を表示する。また、プラント状態
表示処理部6bは、系統図中のプロセス量や弁の開閉と
いったリアルタイムに変化させる項目の情報を記憶した
操作用系統図表示項目テーブル19を参照しながらプロ
セス量や機器状態を表示する。また、操作端選択処理部
6cは、タッチスクリーンのようなタッチ入力装置20
からオペレータが操作用系統図Sの画面上の操作端選択
エリアS1をタッチした際の座標を入力し、図47に示
す操作用系統図操作端割付テーブル21を参照して、こ
の座標に対応する操作端の操作端タグ番号を得て選択中
操作端タグ番号記憶部6dにその操作端番号を記憶する
とともに、操作フレーム処理部6eを起動する。操作フ
レーム処理部6eは操作端情報を表示するため、操作端
情報テーブル10とプロセス量データテーブル12を参
照して、その操作端の操作フレームS2を操作用系統図
S上に重ねて表示する。
【0027】次に、図44に示すようなトレンドグラフ
Tは、操作用系統図Sやグループ表示画面Gから操作端
操作中にアナログ量の変化を監視するのが目的であり、
トレンドグラフTをグループ表示画面Gや操作用系統図
Sの一部分に重ねて表示するのが一般的である。
【0028】図48はトレンドグラフ表示手段7の構成
を示したもので、グラフデータ収集手段7aは、図49
に示すようなトレンドグラフポイント割付テーブル22
を参照してトレンド表示する入力ポイントの入力点タグ
番号とカーブ表示する際のレンジを得て、プロセス量デ
ータテーブル12を参照してその入力点の現在値を周期
的に取り込み、収集データ記憶装置7bに書き込む。図
50は収集データ記憶装置7bのデータ構造を示した図
であり、4点のトレンドポイントについて時系列データ
を保存することができる。グラフ表示手段7cは、入力
処理手段3からの表示要求を受けてトレンドグラフに表
示すべき表示データを記憶している収集データ記憶装置
7bを参照してカーブ表示データを編集する。送信処理
7dは、編集された表示データをCRT表示装置17へ
送信する。
【0029】このようにして、トレンドグラフをカーブ
の形で表示することができる。オペレータは表示したい
トレンドグラフのグループ番号を指定してトレンド項目
を選ぶが、これに先立ちキーボード入力装置2よりグル
ープ単位にトレンドすべき項目を設定しておく必要があ
る。
【0030】図36において、キーボード入力装置2上
の機能選択PB2aのひとつであるトレンド割付PBを
押すことにより入力処理手段3を介してトレンドポイン
ト割付手段23に要求が伝えられ、トレンドポイント割
付手段23により図51に示すようなトレンドグラフポ
イント登録画面TPをCRT表示装置17に表示する。
トレンドグラフポイント登録画面TP上において、タッ
チ入力装置20を用いてグループ選択後、各トレンド項
目についてタグ番号、上限値、下限値を入力し、これら
入力値をトレンドグラフポイント割付テーブル22に設
定することにより、トレンドグラフ上に時間トレンドす
べきポイントを指定することができる。
【0031】以上説明したように、従来のオペレーショ
ン装置1には操作しようとする操作端に関連する情報を
監視しつつ操作できるよう、CRT等の表示装置上にリ
アルタイムに必要な情報を表示する機能が備わってい
る。とりわけトレンドグラフ機能は、連続制御操作端の
操作時においては操作端に直接関連するPV,SV,M
Vの値等の時間的変化を監視することにより、操作前の
状況や操作中における操作の効果、影響をその場で把握
するのにきわめて有用な機能である。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
表示装置より操作を行う際には当該操作端に直接関連す
るPV,SV,MVの値の時間的変化を監視したり、関
連するプロセス量を同一表示装置から監視する機能をも
っており、とりわけトレンドグラフは、連続制御操作端
の操作の場合にはきわめて有用である。そのため、トレ
ンドグラフの操作を容易にすることがプラントオペレー
ション全体の操作性に大きく影響を与えることになる。
【0033】前述したように、従来のオペレーション装
置におけるトレンドグラフは、操作前にトレンド項目を
登録する方式であるが、オペレーション装置の対象の操
作端が多くなると、限られた数のトレンドグループにす
べての操作端の関連ポイントをあらかじめ登録しておく
ことができないため、トレンド項目を頻繁に入れ換える
必要性がある。ポイントの入れ替えのためには、当該操
作端の関連情報の入力点タグ番号を調べ、キーボード入
力装置よりタグ番号をキー入力するといったやや煩雑な
作業が必要である。とりわけ連続制御操作端では当該操
作端のPV,SV,MVを監視する必要性が高いため、
ポイントの入れ替え操作をする頻度が多くなりがちであ
り、緊急で操作を行わねばならない場合等は、操作遅れ
等の不具合を誘発する恐れがある。
【0034】また、連続制御操作端においては、操作に
先立って当該操作端の制御状況の時間的変化を確認する
必要があるが、前述のように操作前に必要なポイントを
トレンド項目に登録する方式では、登録終了後の値の変
化を一定時間確認することになるため、操作開始までの
時間遅れがさらに発生する。
【0035】一方、上記の課題は、オペレーション装置
としてあらかじめ必要な監視ポイントをトレンドグラフ
項目に登録し常時収集しておけば解決するわけである
が、トレンドグラフ表示のためのデータ収集には計算機
のCPU負荷の上昇をまねくため、経済性の面から制約
をうけている。
【0036】さて、前述のように操作端に対する操作、
とりわけ連続制御操作端においては操作前に制御状況の
確認を行うことになるが、この場合は比較的長時間の値
の変化を確認する場合が多い。例えば、設定値SVとそ
のフィードバック量であるプロセス値PV、操作出力M
Vの偏差等をプラントの起動過程等のある程度長い期間
の変化を監視することになる。
【0037】一方、操作を開始した後は、例えば設定値
SVを変化させた際のプロセス量PV、操作出力MVの
変化を細かい周期で監視する必要がある。
【0038】また、操作前確認と操作中確認では表示レ
ンジについても求められるレンジが異なる。つまり、前
者においては長時間の変化監視であることから幅広いレ
ンジ、後者においては操作時の変化を細かく見るという
見地から比較的狭いレンジでトレンドしたいというニー
ズがある。
【0039】従って、オペレーション装置におけるトレ
ンドグラフは、項目の変更に加えて表示レンジの頻繁な
変更が必要である。
【0040】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、オペレーション操作を行うにあたり、操作前の確
認や操作中の確認を行うために、操作画面上に重ね合わ
て当該操作端に関連するアナログ量をトレンドグラフ表
示する際、煩雑な操作を要することなく必要なトレンド
グラフ表示を行うことができるオペレーション装置を提
供することを目的とする。
【0041】また本発明は、トレンドグラフとして表示
するポイントの変更を容易に行うことができるオペレー
ション装置を提供することを目的とする。
【0042】また本発明は、トレンドグラフの表示レン
ジの頻繁な変更を容易に行うことができるオペレーショ
ン装置を提供することを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】すなわち上記目的を達成
するために、請求項1の発明は、プラントの運転状況を
表示する表示装置と、運転員からの要求を入力する入力
装置と、この入力装置を介して入力される機器操作要求
に基づいてプラントに機器操作指令を出力する機器操作
処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペレーショ
ン装置において、プラントからプロセス量を入力しプロ
セス量データテーブルに更新保存するデータ入力処理手
段と、各機器ごとに自動割付ポイント情報を記憶する操
作端自動割付情報テーブルと、運転員からの自動割付モ
ード要求を入力し判定する自動割付モード要求判定処理
手段と、運転員からの自動割付モード要求後入力装置を
介して機器が選択されたとき、操作端自動割付情報テー
ブル内の当該機器に対する自動割付ポイント情報および
プロセス量データテーブル内の当該ポイントに対応する
データを用いてトレンドグラフを表示装置に表示するト
レンドグラフ表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0044】また、請求項2の発明は、プラントの運転
状況を表示する表示装置と、運転員からの要求を入力す
る入力装置と、この入力装置を介して入力される機器操
作要求に基づいてプラントに機器操作指令を出力する機
器操作処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペレ
ーション装置において、プラントからプロセス量を入力
しプロセス量データテーブルに更新保存するデータ入力
処理手段と、各機器ごとに自動割付ポイント情報を記憶
する操作端自動割付情報テーブルと、運転員からの自動
割付モード要求を入力し判定する自動割付モード要求判
定処理手段と、運転員からの自動割付モード要求後入力
装置を介して機器が選択されたとき、当該機器に対する
自動割付ポイント情報を操作端自動割付情報テーブルか
ら読み込み、トレンドグラフ表示用テーブルに設定する
トレンドグラフポイント自動割付手段と、トレンドグラ
フ表示用テーブルに設定されたポイント情報およびプロ
セス量データテーブル内の当該ポイントに対応するデー
タを用いてトレンドグラフを表示装置に表示するトレン
ドグラフ表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0045】また、請求項3の発明は、プラントの運転
状況を表示する表示装置と、運転員からの要求を入力す
る入力装置と、この入力装置を介して入力される機器操
作要求に基づいてプラントに機器操作指令を出力する機
器操作処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペレ
ーション装置において、プラントからプロセス量を入力
しプロセス量データテーブルに更新保存するデータ入力
処理手段と、運転員からの操作端グループ表示要求によ
り、要求された操作端グループに登録されている複数の
機器についてプロセス量データテーブル内のデータを用
いてそれぞれ機器状態を機器操作するための操作フレー
ムとして表示装置に表示する操作端グループ表示手段
と、トレンドグループごとにポイント情報およびトレン
ドグラフに表示中か否かを示す表示中フラグを記憶する
トレンドグラフ表示用テーブルと、このトレンドグラフ
表示用テーブル内で表示中フラグがセットされているト
レンドグループのポイント情報およびプロセス量データ
テーブル内の当該ポイントに対応するデータを用いてト
レンドグラフを表示装置に表示するトレンドグラフ表示
手段と、各機器ごとに自動割付ポイント情報を記憶する
操作端自動割付情報テーブルと、運転員からの自動割付
モード要求を判定し、トレンドグラフポイント割付テー
ブル内でセットされている表示中フラグをクリアする自
動割付モード要求判定処理手段と、この自動割付モード
要求判定処理手段による自動割付モード要求判定によ
り、表示装置に操作端グループ表示手段によってグルー
プ表示されている操作フレームからの機器選択を可能に
し、入力装置を介して選択された操作フレームから機器
を判定する自動割付操作端選択判定処理手段と、この自
動割付操作端選択判定処理手段によって判定された機器
について自動割付ポイント情報を操作端自動割付情報テ
ーブルから読み込み、トレンドグラフ表示用テーブル内
の所定のトレンドグループに設定するとともにこのトレ
ンドグループの表示中フラグをセットするトレンドグラ
フポイント自動割付手段とを備えたことを特徴とする。
【0046】また、請求項4の発明は、上記構成に加え
て、運転員からの要求により前記操作端自動割付情報テ
ーブルの任意の機器について自動割付ポイント情報の更
新を行う操作端自動割付情報更新処理手段をさらに備え
たことを特徴とする。
【0047】また、請求項5の発明は、上記構成のオペ
レーション装置において、入力装置が、表示装置の画面
をタッチしたときこのタッチ位置を検出しタッチ位置情
報を出力するタッチ入力装置を含み、トレンドグラフを
表示するための機器の選択は表示装置の画面上の操作フ
レームへのタッチにより行われることを特徴とする。
【0048】また、請求項6の発明は、プラントの運転
状況を表示する表示装置と、運転員からの要求を入力す
る入力装置と、この入力装置を介して入力される機器操
作要求に基づいてプラントに機器操作指令を出力する機
器操作処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペレ
ーション装置において、プラントからプロセス量を入力
しプロセス量データテーブルに更新保存するデータ入力
処理手段と、各機器ごとに関連するポイント情報を記憶
する操作端情報テーブルと、運転員からの操作用系統図
表示要求により、プロセス量データテーブル内のデータ
を用いてプラント状態を操作用系統図として表示装置に
表示し、当該操作用系統図から操作モードにて入力装置
を介して機器選択がなされたとき、当該機器を操作する
ための操作フレームを操作用系統図上に重ねて表示装置
に表示する操作用系統図表示手段と、表示装置に表示さ
れている操作用系統図から監視モードにて入力装置を介
して機器選択がなされたとき、操作端情報テーブル内の
当該機器に関連するポイント情報およびプロセス量デー
タテーブル内の当該ポイントに対応するデータを用いて
トレンドグラフを作成し、操作用系統図上に重ねて表示
装置に表示する操作端情報トレンド表示手段と、運転員
からのモード切替要求を判定し操作モードと監視モード
との切替を行うモード切替手段とを備えたことを特徴と
する。
【0049】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
にかかるオペレーション装置において、入力装置が、表
示装置の画面をタッチしたときこのタッチ位置を検出し
タッチ位置情報を出力するタッチ入力装置を含み、操作
用系統図からの機器選択およびモード切替要求はそれぞ
れ表示装置の画面上の機器選択エリアおよびモード選択
エリアへのタッチにより行われることを特徴とする。
【0050】また、請求項8の発明は、プラントの運転
状況を表示する表示装置と、運転員からの要求を入力す
る入力装置と、この入力装置を介して入力される機器操
作要求に基づいてプラントに機器操作指令を出力する機
器操作処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペレ
ーション装置において、プラントからプロセス量を入力
しプロセス量データテーブルに更新保存するデータ入力
処理手段と、運転員からのトレンドグラフ表示要求によ
り、プロセス量データテーブル内のデータを用いてトレ
ンドグラフを表示装置に表示するトレンドグラフ表示手
段と、表示装置に表示中のトレンドグラフにおける設定
値あるいは操作出力の値に対して運転員から変更要求が
なされたとき、当該トレンドグラフにおける変更要求さ
れたポイントの表示レンジを切替えるレンジ切替手段と
を備えたことを特徴とする。
【0051】また、請求項9の発明は、プラントの運転
状況を表示する表示装置と、運転員からの要求を入力す
る入力装置と、この入力装置を介して入力される機器操
作要求に基づいてプラントに機器操作指令を出力する機
器操作処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペレ
ーション装置において、プラントからプロセス量を入力
しプロセス量データテーブルに更新保存するデータ入力
処理手段と、各機器ごとに関連するポイント情報を記憶
する操作端情報テーブルと、運転員によるトレンドグラ
フで監視したい機器の選択により、当該機器に対応する
ポイント情報を操作端情報テーブルより取り出し、トレ
ンドグラフ表示用テーブルに選択機器番号とともにポイ
ント番号および表示レンジからなるトレンドポイント情
報を設定するトレンドグラフポイント自動割付手段と、
運転員からのトレンドグラフに表示中の設定値あるいは
操作出力の値の変更要求に応じて、トレンドグラフ表示
用テーブル内の当該変更対象ポイントの表示レンジを切
替えるとともに、トレンドグラフ表示用テーブルに当該
変更対象ポイントについて変更操作中のフラグを設定す
るレンジ切替手段と、トレンドグラフ表示用テーブル内
の機器番号が設定されているトレンドポイント情報およ
びプロセス量データテーブル内の当該ポイントに対応す
るデータを用いてトレンドグラフを表示装置に表示する
トレンドグラフ表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0052】また、請求項10の発明は、プラントの運
転状況を表示する表示装置と、運転員からの要求を入力
する入力装置と、この入力装置を介して入力される機器
操作要求に基づいてプラントに機器操作指令を出力する
機器操作処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペ
レーション装置において、プラントからプロセス量を入
力しプロセス量データテーブルに更新保存するデータ入
力処理手段と、運転員からの操作端グループ表示要求に
より、要求された操作端グループに登録されている複数
の機器について、プロセス量データテーブル内のデータ
を用いてそれぞれ機器状態を機器操作するための操作フ
レームとして表示装置に表示する操作端グループ表示手
段と、運転員からの操作用系統図表示要求により、プロ
セス量データテーブル内のデータを用いてプラント状態
を操作用系統図として表示装置に表示し、当該操作用系
統図から操作すべき機器が入力装置を介して選択された
とき、当該機器を操作するための操作フレームを操作用
系統図上に重ねて表示装置に表示する操作用系統図表示
手段と、各機器ごとに関連するポイント情報を記憶する
操作端情報テーブルと、操作用系統図表示手段あるいは
操作端グループ表示手段によって表示装置に表示されて
いる画面からトレンドグラフで監視したい機器が入力装
置を介して選択されたとき、当該機器に対応するポイン
ト情報を操作端情報テーブルより読み込むとともにプロ
セス量データテーブルより当該ポイントの入力レンジを
読み込み、トレンドグラフ表示用テーブルに選択機器番
号とともにポイント番号および表示レンジからなるトレ
ンドポイント情報を設定するトレンドグラフポイント自
動割付手段と、トレンドグラフ表示用テーブル内の機器
番号が設定されているトレンドポイント情報およびプロ
セス量データテーブル内の当該ポイントに対応するデー
タを用いてトレンドグラフを作成し、操作用系統図表示
手段もしくは操作端グループ表示手段からの画面に重ね
て表示装置に表示するトレンドグラフ表示手段と、表示
装置に表示中のトレンドグラフにおける設定値あるいは
操作出力の値について運転員から変更要求がなされたと
き、トレンドグラフ表示用テーブル内の当該ポイントの
表示レンジを所定時間変更し、トレンドグラフ表示用テ
ーブルに当該ポイントの変更操作中のフラグを設定する
レンジ切替手段とを備えたことを特徴とする。
【0053】また、請求項11の発明は、プラントの運
転状況を表示する表示装置と、運転員からの要求を入力
する入力装置と、この入力装置を介して入力される機器
操作要求に基づいてプラントに機器操作指令を出力する
機器操作処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペ
レーション装置において、プラントからプロセス量を入
力しプロセス量データテーブルに更新保存するデータ入
力処理手段と、各機器ごとに関連するポイント情報を記
憶する操作端情報テーブルと、運転員からのトレンドグ
ラフ表示要求により、操作端情報テーブル内の要求され
た機器に対するポイント情報についてプロセス量データ
テーブルから所定の周期でデータを収集しトレンドグラ
フを表示装置に表示するトレンドグラフ表示手段と、表
示装置にトレンドグラフを表示中の機器に対して入力装
置からの操作許可状態にあるとき、トレンドグラフ表示
手段におけるデータ収集周期を短縮するデータ収集周期
切替手段とを備えたことを特徴とする。
【0054】また、請求項12の発明は、プラントの運
転状況を表示する表示装置と、運転員からの要求を入力
する入力装置と、この入力装置を介して入力される機器
操作要求に基づいてプラントに機器操作指令を出力する
機器操作処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペ
レーション装置において、プラントからプロセス量を入
力しプロセス量データテーブルに更新保存するデータ入
力処理手段と、運転員からの操作端グループ表示要求に
より、要求された操作端グループに登録されている複数
の機器について、プロセス量データテーブル内のデータ
を用いてそれぞれ機器状態を機器操作するための操作フ
レームとして表示装置に表示する操作端グループ表示手
段と、運転員からの操作用系統図表示要求により、プロ
セス量データテーブル内のデータを用いてプラント状態
を操作用系統図として表示装置に表示し、当該操作用系
統図から操作すべき機器が入力装置を介して選択された
とき、当該機器を操作するための操作フレームを操作用
系統図上に重ねて表示装置に表示する操作用系統図表示
手段と、各機器ごとに関連するポイント情報を記憶する
操作端情報テーブルと、運転員からのトレンドグラフ表
示要求により、操作端情報テーブル内の要求された機器
に対するポイント情報についてプロセス量データテーブ
ルから所定の周期でデータを収集してトレンドグラフを
作成し、操作用系統図表示手段もしくは操作端グループ
表示手段からの画面に重ねて表示装置に表示するトレン
ドグラフ表示手段と、表示装置にトレンドグラフととも
に当該機器を操作するための操作フレームが表示されて
いる画面から、当該機器に対する操作許可要求が入力装
置を介して入力されたとき、トレンドグラフ表示手段に
おけるデータ収集周期を短縮するデータ収集周期切替手
段とを備えたことを特徴とする。
【0055】また、請求項13の発明は、プラントの運
転状況を表示する表示装置と、運転員からの要求を入力
する入力装置と、この入力装置を介して入力される機器
操作要求に基づいてプラントに機器操作指令を出力する
機器操作処理手段とを備え、プラントの操作を行うオペ
レーション装置において、プラントからプロセス量を入
力しプロセス量データテーブルに更新保存するデータ入
力処理手段と、運転員からの操作端グループ表示要求に
より、要求された操作端グループに登録されている複数
の機器について、プロセス量データテーブル内のデータ
を用いてそれぞれ機器状態を機器操作するための操作フ
レームとして表示装置に表示する操作端グループ表示手
段と、運転員からの操作用系統図表示要求により、プロ
セス量データテーブル内のデータを用いてプラント状態
を操作用系統図として表示装置に表示し、当該操作用系
統図から操作すべき機器が入力装置を介して選択された
とき、当該機器を操作するための操作フレームを操作用
系統図上に重ねて表示装置に表示する操作用系統図表示
手段と、各機器ごとに関連するポイント情報を記憶する
操作端情報テーブルと、この操作用系統図表示手段ある
いは操作端グループ表示手段によって表示装置に表示さ
れている画面からトレンドグラフで監視したい機器が入
力装置を介して選択されたとき、操作端情報テーブル内
の当該機器に対応するポイント情報を当該機器番号とと
もにトレンドグラフ表示用テーブルに設定するトレンド
グラフポイント自動割付手段と、トレンドグラフ表示用
テーブル内に機器番号とともに設定されているポイント
情報を用いてプロセス量データテーブルから所定の周期
で対応するデータを収集し当該機器にかかるトレンドグ
ラフを前記表示装置に表示するトレンドグラフ表示手段
と、表示装置にトレンドグラフとともに当該機器を操作
するための操作フレームが表示されている画面から、当
該機器に対する操作許可要求が入力装置を介して入力さ
れたとき、トレンドグラフ表示手段におけるデータ収集
周期を短縮するデータ収集周期切替手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0056】
【作用】請求項1〜5にかかるオペレーション装置は、
例えば表示装置の画面上にグループ単位で機器の操作フ
レームを表示するグループ表示と合わせてトレンドグラ
フを表示してプラントを監視・操作する際に、画面上で
自動割付モードを要求後、グループ表示上の任意の機器
(操作端)の操作フレームをタッチ等により選択するこ
とで、その機器(操作端)についてあらかじめ設定され
た自動割付したいポイント番号、およびその表示周期・
レンジ上下限値のデータをトレンドグラフ表示機能に自
動的に登録させることによって、オペレータによるトレ
ンドグラフ表示項目を再設定するための対話画面への表
示切替や、ポイント番号や関連情報のキー入力といった
煩雑な操作をすることなく、必要なトレンドグラフの表
示を行うことができる。
【0057】これにより、連続制御操作端の操作に先立
って、当該操作端の操作前にトレンドグラフ表示に必要
なポイント番号・表示周期・レンジ上下限値をトレンド
グラフ表示機能に登録するまでの対話画面への表示切替
や各情報のキー入力といった煩雑な操作を不要とし、緊
急の操作を行う必要のある場合にもこれまでのような登
録ミスや操作遅れ等の不具合を誘発することなく、必要
なトレンドグラフ表示操作を行うことができる。
【0058】請求項6〜7にかかるオペレーション装置
は、操作用系統図表示において、操作用系統図表示中に
所望の機器(操作端)を示すシンボルを表示装置の画面
上でタッチ等により選択した際に操作フレームを表示す
る操作モードとトレンドグラフを表示する監視モードの
2つの表示モードを持たせ、例えばタッチ入力装置をを
用いてモード選択を行う。モード切替手段は入力装置か
らモード切替信号を受取り操作端グループ表示手段に現
在のモードを通知する。操作用系統図表示手段は操作モ
ードにおいては操作用系統図表示中に機器(操作端)を
示すシンボルを表示装置の画面上で例えばタッチ選択し
た際に操作フレームを表示し、従来構成と同様に表示さ
れた操作フレームに対応する機器(操作端)に対するオ
ペレーション操作が可能となる。また、監視モードにお
いては操作用系統図表示中に機器(操作端)を示すシン
ボルを画面上でタッチ選択した際に当該機器(操作端)
に関連したポイントについてのトレンドグラフを表示す
るよう操作端情報トレンド表示手段に対し指示する。操
作端情報トレンド表示手段はあらかじめグラフデータ収
集手段により収集データ記憶装置上に記憶しているデー
タを基にトレンドグラフ表示を行う。
【0059】これにより、連続制御操作端の操作に先立
って、当該操作端の制御状況の時間的変化の確認が容易
に行え、操作前に必要なポイントをトレンド項目に登録
する等の煩雑な作業を伴わず、かつ表示は要求直後から
現在までの値の変化を確認することが可能となり、操作
開始までの時間遅れを防止することができる。
【0060】請求項8〜10にかかるオペレーション装
置は、操作用系統図表示や操作端グループ表示上に表示
するトレンドグラフが表示中において、運転員が設定値
や操作出力の値を入力装置から変更した際にその旨レン
ジ切替手段に伝達され、レンジ切替手段はトレンドグラ
フ用テーブル上に設定されている当該機器(操作端)に
関するポイントのトレンドグラフ表示の表示レンジを切
替えることにより、設定値や操作出力の値を操作中に適
した表示レンジにする。
【0061】これにより、連続制御操作端に対して設定
値や操作出力の値を上げ下げする時にこれらの値の変化
をトレンドグラフによって監視しながら操作する場合
に、操作に先立って人為的な操作を伴わず当該トレンド
グラフの表示レンジを設定値や操作出力の値を操作する
のに適した値にすることができ、操作開始までの時間遅
れがなくかつ正確な値設定を行うことを支援することが
できる。
【0062】請求項11〜13にかかるオペレーション
装置は、操作用系統図表示や操作端グループ表示中に操
作端に対しての操作に先立って行う操作許可要求が、入
力装置上の操作許可PBを押すことで行われた際に、ト
レンドグラフ自動割付手段によりトレンドグラフ表示用
テーブルに設定されたトレンド項目について、データ収
集周期上げフラグをONとすることにより、トレンドグ
ラフ表示手段にトレンドグラフのグラフ更新周期を短縮
するよう要求する。トレンドグラフ表示手段はデータ収
集周期上げフラグを参照して当該トレンドグラフの更新
周期を短縮する。
【0063】これにより、連続制御操作端に対して設定
値や操作出力の値の操作にあたって、トレンドグラフに
よって監視しながら操作する場合に、操作に先立って人
為的な操作を伴わず当該トレンドグラフの更新周期を短
縮し操作時の変化を細かく見るに適したデータ更新周期
で設定値や操作出力の値を監視することができ、操作開
始までの時間遅れがなくかつ正確な値設定を行うことを
支援することができる。
【0064】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。なお、従来例および全ての実施例において共通す
る部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0065】図1は、本発明のオペレーション装置1の
第1実施例を示すもので、図36に示す従来の構成にあ
るキーボード入力装置2、タッチ入力装置20、CRT
表示装置17、入力処理手段3、画面切替処理手段4、
操作端グループ表示手段5、表示中グループ記憶部5
a、トレンドグラフ表示手段7、機器操作処理手段8、
操作端割付テーブル9、出力データテーブル11、プロ
セス量データテーブル12、データ入力処理手段15の
他に、新たな手段として、自動割付モード判定処理手段
31と、自動割付操作端選択判定処理手段32と、トレ
ンドグラフポイント自動割付手段33と、トレンドグラ
フ自動割付管理テーブル34と、トレンドグラフポイン
ト自動割付テーブル35と、操作端自動割付情報テーブ
ル36と、操作端自動割付情報更新処理手段37と、対
話画面テーブル38とを備えている。
【0066】ただし、本実施例における操作端割付テー
ブル9は、図2に示すように、グループ表示画面上の各
操作フレームごとに操作端タグ番号を記憶するととも
に、それぞれ操作端が選択されたか否かを操作端選択フ
ラグとを記憶している。
【0067】また、トレンドグラフ自動割付管理テーブ
ル34は、図3に示すように、トレンドグラフのグルー
プごとに現在トレンドグラフに表示されているグループ
を示す表示中フラグおよび表示周期を記憶するととも
に、自動割付用グループとしてトレンドグラフポイント
自動割付手段33から出力される自動割付対象の表示周
期データを書き込むことができる構成となっている。
【0068】トレンドグラフポイント自動割付テーブル
35は、図4に示すように、トレンドグラフのグループ
ごとにポイントタグ番号・レンジ上下限値を管理すると
ともに、自動割付用グループとしてトレンドグラフポイ
ント自動割付手段33から出力される自動割付対象のポ
イントタグ番号、レンジ上下限値データを書き込むこと
ができる構成となっている。
【0069】操作端自動割付情報テーブル36は、図5
に示すように、各操作端に割り付けられている複数のポ
イントについて、あらかじめ設定された自動割付対象で
あるか否かの判別項目、自動割付対象の各グループにお
けるトレンドグラフの表示周期、各ポイントごとのレン
ジ上下限値をそれぞれ付加した情報を記憶している。
【0070】対話画面テーブル38は、オペレータとの
対話に必要な複数の画面テーブルを記憶している。
【0071】自動割付モード判定処理手段31は、オペ
レータからタッチ入力装置20あるいはキーボード入力
装置2を介して入力された操作情報より、自動割付要求
がなされたか否かを判定し、自動割付要求有りの場合に
はトレンドグラフ自動割付管理テーブル34の表示フラ
グをクリアして、自動割付操作端選択判定処理手段32
に処理を移行する。
【0072】自動割付操作端選択判定処理手段32は、
自動割付モード判定処理手段31の判定結果に基づき、
グループ表示画面上の操作フレームをタッチ選択可能と
し、タッチ入力装置20を介していずれの操作フレーム
がタッチ選択されたのかを、図2に示す操作端割付テー
ブル9を参照して判定し、判定結果をトレンドグラフポ
イント自動割付手段33に出力する。
【0073】トレンドグラフポイント自動割付手段33
は、自動割付操作端選択判定処理手段32の判定結果に
基づき、図2に示す操作端割付テーブル9を参照してオ
ペレータの選択した操作端タグ番号を判定し、当該操作
端に割り付けられている複数のポイントのうち、あらか
じめ設定された自動割付対象であるポイントを図5に示
す操作端自動割付情報テーブル36を参照して判定し、
その自動割付対象であるポイントにおけるトレンドグラ
フ表示周期データおよびポイントタグ番号・レンジ上下
限値データを取り出し、図3に示すトレンドグラフ自動
割付管理テーブル34の自動割付用グループにトレンド
グラフ表示周期データおよび操作端タグ番号を、また図
4に示すトレンドグラフポイント自動割付テーブル35
の自動割付用グループにポイントタグ番号・レンジ上下
限値データをそれぞれ登録すると同時に、図3に示すト
レンドグラフ自動割付管理テーブル34の自動割付用グ
ループの表示中フラグをセットしトレンドグラフ表示手
段7へトレンドグラフ表示の要求を行う。
【0074】操作端自動割付情報更新処理手段37は、
オペレータからタッチ入力装置20により操作端自動割
付情報更新要求のあった場合、対話画面テーブル38に
記憶されている任意の画面との対話操作により、図5に
示す操作端自動割付情報テーブル36の自動割付情報の
内容を更新する。
【0075】以上の構成で、CRT表示装置17にグル
ープ表示画面とともにトレンドグラフを表示してプラン
トを監視・操作する場合について、図1〜図14を参照
して説明する。
【0076】図6は、自動割付モード選択画面の一例を
示すもので、この画面において自動割付中表示エリア3
9がタッチによりまたはキーボード入力装置2を用いて
選択されると、入力処理手段3を経由して自動割付モー
ド判定処理手段31にオペレータによる操作情報が入力
される。
【0077】自動割付モード判定処理手段31は、図7
にその処理フローを示すように、入力処理手段3の入力
情報が自動割付中表示エリア39の選択を示す情報(自
動割付要求)か否かを判定し(ステップ300)、自動
割付要求有りと判定すると、CRT表示装置17の画面
上の自動割付中表示エリア39を色替えて、オペレータ
に自動割付のための処理が進行中であることを知らせる
(ステップ301)。次に、図6に例示するように現在
トレンドグラフが表示中ならば、図3に示すトレンドグ
ラフ自動割付管理テーブル34の該当するグループの表
示中フラグをクリアし(ステップ302)、トレンドグ
ラフのデータ収集およびグラフ表示を中止させて(ステ
ップ303)、自動割付操作端選択判定処理手段32へ
処理を移行する。
【0078】自動割付操作端選択判定処理手段32は、
図8にその処理フローを示すように、自動割付モード判
定処理手段31にて自動割付が要求され、トレンドグラ
フ自動割付管理テーブル34の表示フラグがクリアされ
たことにより、CRT表示装置17の画面上にグループ
表示されている操作端フレームについて、オペレータか
らタッチ入力装置20による選択を可能とする(ステッ
プ310)。ここで、図9に示すように、オペレータに
より、トレンドグラフに自動割付したい任意の操作端の
操作フレームがタッチ選択されると、タッチ入力装置2
0からの入力情報に従い(ステップ311)、図2に示
す操作端割付テーブル9の現在表示中のグループ番号に
おけるタッチ選択された操作端のフレーム選択フラグを
セットし(ステップ312)、トレンドグラフポイント
自動割付手段33へ処理を移行する。
【0079】トレンドグラフポイント自動割付手段33
は、図10にその処理フローを示すように、自動割付操
作端選択判定処理手段32から、操作端フレーム選択有
りの判定結果を入力し、図2に示す操作端割付テーブル
9の操作端フレーム選択フラグを参照して(ステップ3
20)、フラグがセットされている操作端タグ番号を取
り出す(ステップ321)。そして、図5に示す操作端
自動割付情報テーブル36の自動割付ビットを参照し
(ステップ322)、当該操作端に割り付けられている
複数のポイントのうち、自動割付ビットがセット(=
1)されているポイントタグ番号を取り出す(ステップ
323)。これらがオペレータの選択する各操作端につ
いてあらかじめ設定された、トレンドグラフに自動割付
されるポイントである。また、同様に操作端自動割付情
報テーブル36より、自動割付対象であるポイントに設
定されたトレンドグラフ表示周期データならびにレンジ
上下限値データをそれぞれ取り出す(ステップ324、
325)。
【0080】次に、図3に示すトレンドグラフ自動割付
管理テーブル34に設けられている自動割付用グループ
のエリアに、図5に示す操作端自動割付情報テーブル3
6より取り出した自動割付対象である操作端タグ番号、
ならびにその表示周期データをそれぞれ書き込む(ステ
ップ326)。
【0081】同様に、図4に示すトレンドグラフポイン
ト自動割付テーブルに設けられている自動割付用グルー
プにおける各トレンドグラフカーブ番号のエリアに、操
作端自動割付情報テーブル36より取り出した自動割付
対象であるポイントタグ番号、ならびにそのレンジ上下
限値データをそれぞれ書き込む(ステップ327)。
【0082】そして、トレンドグラフ自動割付管理テー
ブル34とトレンドグラフポイント自動割付テーブル3
5へのデータ書き込みが完了したら、トレンドグラフ自
動割付管理テーブル34の自動割付用グループに該当す
る表示中フラグをセットして(ステップ328)、トレ
ンドグラフ表示要求を行うべくトレンドグラフ表示手段
7へ処理を移行する。
【0083】これにより、オペレータから要求のあった
操作端に関して、トレンドグラフ表示に必要な項目(ポ
イントタグ番号)およびデータ(表示周期・レンジ上下
限値)が各テーブルに割り付けられたことになり、CR
T表示装置17の画面上の自動割付中表示エリア39を
色替えて、オペレータに自動割付のための処理が終了し
たことを知らせる(ステップ329)。
【0084】トレンドグラフ表示手段7は、トレンドグ
ラフポイント自動割付手段33より図3に示すトレンド
グラフ自動割付管理テーブル34の自動割付用グループ
の表示中フラグを参照することで、トレンドグラフポイ
ント自動割付手段33によりトレンドグラフ自動割付管
理テーブル34に自動割付された表示周期に基づき、図
4に示すトレンドグラフポイント自動割付テーブル35
に自動割付された各ポイントについて図41に示すプロ
セス量データテーブル12からそれぞれのプロセス量を
取り込んで、CRT表示装置17にオペレータの選択し
た任意の操作端に割り付けられた各ポイントのトレンド
グラフを表示する。図11に自動割付トレンドグラフ表
示画面の一例を示す。
【0085】また、オペレータが、図12に示すように
CRT表示装置17の画面上の自動割付情報更新エリア
40をタッチにより、またはキーボード入力装置2によ
り選択すると、操作端自動割付情報更新手段37は、図
13にその処理フローを示すように、タッチ入力装置2
0あるいはキーボード入力装置2から入力処理手段3に
入力された操作情報から(ステップ330)自動割付情
報更新エリア40が選択されたことを判定し、対話画面
テーブル38に記憶されている操作端自動割付情報編集
画面をCRT表示装置17に表示して(ステップ33
1)、オペレータからの操作端タグ番号入力待ちとなる
(ステップ332)。
【0086】ここで、オペレータからキーボード入力装
置2により自動割付情報(自動割付ビット・表示周期・
レンジ上下限値)を更新したい操作端タグ番号が入力さ
れると、その入力された操作端タグ番号を基に(ステッ
プ333)、図5に示す操作端自動割付情報テーブル3
6を参照し(ステップ334)、当該操作端に割り付け
られているポイントタグ番号および自動割付情報が操作
端自動割付情報編集画面上に一覧表示される(ステップ
335)。図14にその画面表示例を示す。
【0087】そしてオペレータによる自動割付情報の更
新データ入力待ちとなり(ステップ336)、オペレー
タからキーボード入力装置2によりデータ入力があれば
(ステップ337)、その内容を図5に示す操作端自動
割付情報テーブル36に書き込んで自動割付情報を更新
する(ステップ338)。
【0088】なお、この操作端自動割付情報更新の対話
機能要求時にパスワード機能を介在させることによっ
て、特定のオペレータ以外の者から容易に操作端自動割
付情報を編集できないようにすることも可能である。
【0089】以上、本実施例では、例えばCRT表示装
置のグループ表示画面上にトレンドグラフを表示してプ
ラントを監視・操作する際に、CRT画面上に設けられ
ている自動割付モードを要求するための表示エリアを選
択することによって、現在トレンドグラフに表示中のポ
イントに該当する表示中フラグをリセットして、当該ポ
イントのデータ収集およびグラフ表示を中止させ、次に
グループ表示画面上の任意の操作フレームをタッチ選択
することによって、その操作端についてあらかじめ設定
された自動割付対象のポイントタグ番号、およびその表
示周期・レンジ上下限値のデータをトレンドグラフ表示
機能に自動的に登録することができる。そして、これら
のデータ登録完了に従い、図3に示す自動割付用グルー
プの表示中フラグをセットすることで、当該操作端にお
けるトレンドグラフ表示の処理へ移行させることがで
き、オペレータによるトレンドグラフ表示項目を再設定
するための対話画面への表示切替や、ポイントタグ番号
や関連情報のキー入力といった煩雑な操作をすることな
く、必要なトレンドグラフの表示を行うことが可能であ
る。
【0090】なお、上記実施例ではグループ表示画面か
らの自動割付モード要求によるトレンドグラフ表示につ
いて説明したが、操作用系統図画面からの自動割付モー
ド要求を受付け、操作用系統図上の操作端選択エリアを
タッチすることにより、操作用系統図画面上に当該操作
端に自動割付されたポイントをトレンドグラフに表示す
るようにすることも同様にして可能である。
【0091】図15は、本発明のオペレーション装置の
第2実施例を示すもので、図36に示す従来の構成にあ
るキーボード入力装置2、タッチ入力装置20、CRT
表示装置17、入力処理手段3、画面切替処理手段4、
操作端グループ表示手段5、表示中グループ記憶部5
a、操作用系統図表示手段6、トレンドグラフ表示手段
7、トレンドポイント割付手段23、機器操作処理手段
8、データ入力処理手段15、操作端割付テーブル9、
操作端情報テーブル10、出力データテーブル11、プ
ロセス量データテーブル12、操作用系統図固定部情報
ファイル18、操作用系統図表示項目テーブル19、操
作用系統図操作端割付テーブル21の他に、新たな手段
として、モード切替手段41と操作端情報トレンド表示
手段42とを備えている。
【0092】モード切替手段41は、操作用系統図表示
中に当該操作端を示すシンボルをCRT画面上でタッチ
した際に操作フレームを表示する操作モードとトレンド
グラフを表示する監視モードの切替処理を行う。モード
切替手段41は、図17に示すように、入力処理手段3
からのモード切替要求を入力して、要求されたモードが
操作モードか監視モードかを判断するモード切替要求受
付部41aと、要求されたモードが操作モードのときセ
ットされる操作モードフラグ41bと、要求されたモー
ドが監視モードのときセットされる監視モードフラグ4
1cと、CRT画面上に現在モードを表示するための表
示データを編集するモード表示処理部41dと、編集さ
れた表示データをCRT表示装置17に送信する送信処
理部41eから構成される。
【0093】また、操作端情報トレンド表示手段42
は、オペレータによって選択された操作端に関連するア
ナログデータをCRT表示装置17の操作用系統図画面
上にトレンド表示するものであり、図16に示すよう
に、プロセス量データテーブル12からトレンドすべき
アナログデータを収集するグラフデータ収集手段42a
と、収集データを記憶する収集データ記憶装置42b
と、収集データ記憶装置42b内の収集データをカーブ
の形でCRT上に表示するのに必要な表示データを編集
するグラフ表示手段42cと、編集された表示データを
CRT表示装置17に出力する送信処理部42dから構
成される。
【0094】以上の構成で、CRT表示装置17の操作
用系統図画面上にトレンドグラフを表示する場合につい
て、図15〜図23を参照して説明する。
【0095】本実施例においては、CRT表示装置17
に表示される操作用系統図画面上に操作モード選択エリ
アおよび監視モード選択エリアが設けられる。操作用系
統図画面上で監視モード選択エリアがタッチにより、ま
たはキーボード入力装置2により選択されると、モード
切替手段41は、モード切替要求受付部41aにおい
て、図18にモード切替要求受付部41aの処理フロー
を示すように、タッチ入力装置20またはキーボード入
力装置2から入力処理手段3に入力される操作情報から
切替要求有りと判断し(ステップ400)、ついで操作
モードが選択されたか(ステップ401)、監視モード
が選択されたか(ステップ402)を判断する。操作モ
ードが選択された場合には、操作モードフラグ41bを
セットし、監視モードフラグ41cをリセットする(ス
テップ403)。監視モードが選択された場合には、監
視モードフラグ41cをセットし、操作モードフラグ4
1bをリセットする(ステップ404)。
【0096】モード表示処理部41dは、操作モードフ
ラグ41bと監視モードフラグ41cを参照し、現在表
示装置17に表示されている画面上に現在モードを表示
するための表示データを編集し、送信処理部41eを介
してCRT表示装置17に送信する。これにより、選択
された監視モード選択エリアが点灯、色替等により表示
される。
【0097】また、操作モードフラグ41bと監視モー
ドフラグ41cの値は操作用系統図表示手段6に送られ
る。監視モードフラグ41がセットされている場合は、
操作用系統図表示手段6cは、操作端情報トレンド表示
手段42にトレンド表示要求を行う。
【0098】図19は、操作用系統図表示手段6の詳細
構成を示すもので、固定部表示処理部6aは画面切替処
理手段4からの操作用系統図表示要求としての画面番号
を受け、画面切替処理手段4から指定された系統図の固
定部、例えば配管や機器の外形を示すパターン等を操作
用系統図固定部情報ファイル18を参照して表示データ
を編集し送信処理部6fに送る。
【0099】プラント状態表示処理部6bは、操作用系
統図表示項目テーブル19およびプロセス量データテー
ブル12を参照し、表示画面中の数値表示や機器のON
/OFFといったプラント状態により変化する項目を周
期的に編集し、送信処理部6fに送信する。操作用系統
図表示手段6に関する以上の動作は、図46に示す従来
のオペレーション装置と同様である。
【0100】操作端選択処理部6cは、タッチ入力装置
20上のタッチがあると、入力処理手段3からタッチ座
標を受け、操作用系統図操作端割付テーブル21を参照
し画面上でどの操作端が選択されたかを調べ、その操作
端の操作端タグ番号を選択中操作端タグ番号記憶部6d
に設定する。同時に、操作端選択処理部6cは、モード
切替手段41内の操作モードフラグ41bと監視モード
フラグ41cを参照し、操作モード選択中の場合は、従
来と同様に操作フレーム処理部6eに操作フレームの表
示要求を行い、操作フレーム処理部6eは選択された操
作端について操作フレームの表示データを編集し送信処
理部6fを介してCRT表示装置17に出力する。ま
た、監視モード選択中の場合は、操作端情報トレンド表
示手段42に対して選択された操作端についてのトレン
ド表示要求を行う。この操作端選択処理部6cの処理フ
ローを図20に示す。
【0101】操作端情報トレンド表示手段42は、操作
用系統図表示手段6からのトレンド表示要求を受けて、
タッチ選択された操作端に関連するアナログデータのト
レンドグラフを作成してCRT表示装置17の操作用系
統図画面上に表示する。
【0102】すなわち、操作端情報トレンド表示手段4
2において、図17に詳細構成を示すように、グラフデ
ータ収集手段42aは、図39に示すような操作端情報
テーブル10を参照して各操作端にそれぞれ関連する入
力点タグ番号(この実施例では当該操作端のSV、P
V、MVの入力タグ番号)を調べ、そのタグ番号が示す
ポイントの現在値(数値)を図41に示すようなプロセ
ス量データテーブル12から読み出し、収集データ記憶
装置42b上に周期的に書き込み、図21に示すよう
に、数値の時系列データを作成する。図21において、
42b1 は現在値を時系列順に並べた時系列データ部、
42b2 は時系列データがどの操作端のどの関連情報か
を示すインデックス部である。
【0103】以上のグラフデータ収集手段42aの処理
は、装置が操作対象とするすべての操作端の関連情報
(この例ではPV、SV、MV値)について行うため計
算機のCPU負荷に影響するが、この書き込み周期は操
作端情報トレンド表示が比較的長い期間の時間的傾向を
監視するという目的を考慮して、計算機のCPU負荷に
大きな影響を与えないレベルの周期(一般的には30秒
ないし2分程)で十分である。
【0104】グラフ表示手段42cは、操作用系統図表
示手段6からのトレンド表示要求を受けて収集データ記
憶装置42b内の各操作端の時系列データからグラフ表
示のための表示データを編集し、送信処理部42dに渡
す。このときグラフ表示手段42cは、図39に示す操
作端情報テーブル10、および図41に示すプロセス量
データテーブル12を参照して、グラフ表示する各ポイ
ントの表示レンジを決める。また、図47に示すような
操作用系統図操作端割付テーブル21を参照して、操作
用系統図画面上のトレンドグラフの表示位置を決める。
【0105】送信処理部42dは、グラフ表示手段42
cにてつくられた表示データをCRT表示装置17へ送
信し、操作用系統図に重ねてトレンドグラフを表示す
る。
【0106】図22は、上記の手順にて表示されるトレ
ンドグラフTの表示例を示したもので、図中43a、4
3bはモード切替のためのタッチエリアであり、操作モ
ード選択エリア43aまたは監視モード選択エリア43
bをそれぞれタッチすることでモードの切替を行う。ま
たこれらタッチエリアの色替えや明暗等により現在どち
らのモードが選択されているかをリアルタイムに表示す
るためのエリアを兼ねている。また、図中S1は操作端
選択エリアであり、破線内のエリアS1をタッチするこ
とで操作端が選択できる。図22では監視モード選択中
を示しており、選択エリアS1をタッチされた操作端に
関連するトレンドグラフTが近傍に表示されている。
【0107】一方、操作モード選択中には、図23に示
すように、選択エリアS1をタッチすることにより、ト
レンド表示の代わりに操作フレームが表示され、キーボ
ード入力手段2からの当該操作端に対する操作が可能で
ある。
【0108】以上、本実施例では操作用系統図上で監視
モードを選択後、画面上の操作端選択エリアをタッチす
ることにより容易に当該操作端に関連するアナログ量の
時間変化を画面上で一覧でき、例えば操作端に関連する
アナログ量としてプロセス値PV、設定値SV、操作出
力MVをトレンド表示するようにすれば、特に連続制御
操作端の制御状況の推移を容易に確認することができ
る。また、表示画面上に表示されている操作端選択エリ
アをタッチすることにより、トレンド表示すべき操作端
を次々に変更することも可能であり、表示エリアに複数
の操作端を配置することで数多くの操作端について順次
関連ポイントのトレンドグラフを表示することができ、
従来のトレンドグラフと比較してきわめて容易に各操作
端の制御状況を監視することができる。
【0109】図24は、本発明のオペレーション装置の
第3実施例を示すもので、図36に示す従来構成である
キーボード入力装置2、タッチ入力装置20、CRT表
示装置17、入力処理手段3、画面切替処理手段4、操
作端グループ表示手段5、表示中グループ記憶部5a、
操作用系統図表示手段6、トレンドグラフ表示手段7、
トレンドポイント割付手段23、機器操作処理手段8、
データ入力処理手段15、操作端割付テーブル9、操作
端情報テーブル10、出力データテーブル11、プロセ
ス量データテーブル12、操作用系統図固定部情報ファ
イル18、操作用系統図表示項目テーブル19、操作用
系統図操作端割付テーブル21およびトレンドグラフポ
イント割付テーブル22に加えて、レンジ切替手段51
と、トレンドグラフポイント自動割付手段33と、トレ
ンドグラフ管理テーブル52をさらに備えている。
【0110】レンジ切替手段51は、オペレータが設定
値SVや操作出力の値MVをキーボード入力装置2から
変更した際に、当該操作端に関する入力点のトレンドグ
ラフ表示のレンジを切替える。
【0111】トレンドグラフ管理テーブル52は、図2
5に示すように、トレンドグラフの表示グループごとに
設定値SVや操作出力の値MVについてキーボード入力
装置2から変更中かどうかを記憶するものである。
【0112】トレンドグラフポイント自動割付手段33
は、図1に示す第1実施例におけるものとほぼ同じ機能
を持つが、ここでは自動割付モード判定処理手段31お
よび自動割付操作端選択判定処理手段32の機能をとも
にそれぞれ操作用系統図表示手段6と操作端グループ表
示手段5に持たせ、操作用系統図画面上ないしグループ
表示画面上のタッチにより選択された操作端のタグ番号
を操作用系統図表示手段6ないし操作端グループ表示手
段5から受け取って、この操作端タグ番号を図25に示
すトレンドグラフ管理テーブル52の所定のトレンドグ
ループにポイント自動割付中操作端タグ番号として設定
するとともに、この操作端タグ番号に基づいて操作端情
報テーブル10からあらかじめ割付されたポイントタグ
番号を読み込み、またプロセス量データテーブル12か
ら当該ポイントの入力レンジを読み込んで、それぞれ図
26に示すようにトレンドグラフポイント割付テーブル
22の対応するトレンドグループにポイントタグ番号お
よび表示レンジを設定する。
【0113】トレンドグラフ表示手段7は、トレンドグ
ラフ管理テーブル52およびトレンドグラフポイント割
付テーブル22を参照し、ポイント自動割付中操作端タ
グ番号が設定されているトレンドグループのポイントタ
グ番号および表示レンジを読み込み、このポイントタグ
番号に基づいてプロセス量データテーブル12からデー
タを収集してトレンドグラフを作成しCRT表示装置1
7に操作用系統図もしくはグループ表示画面上に重ねて
表示する。
【0114】以上の構成で、CRT表示装置17に連続
制御操作端のトレンドグラフ表示中にオペレータが設定
値SVや操作出力の値MVをキーボード入力装置2から
変更した場合について、図24〜図30を参照して説明
する。
【0115】レンジ切替手段51は、図27にその処理
フローを示すように、入力処理手段3からの操作端SV
またはMVの上げ下げ要求の有無を判定し(ステップ5
00)、要求有りの場合は操作用系統図表示手段6内の
選択中操作端タグ番号記憶部6d(図46参照)から現
在選択中の操作端の操作端タグ番号を読み込み(ステッ
プ501)、図25に示すトレンドグラフ管理テーブル
52上の各トレンドグループのポイント自動割付中操作
端タグ番号と比較し(ステップ502)、一致したもの
があれば要求内容に応じてSV上げ、SV下げ、MV上
げ、MV下げのいずれかの処理を行う。
【0116】SV上げ、SV下げ、MV上げ、MV下げ
の4種の処理のうち、SV上げの処理フローを図28に
示す。この図において、レンジ切替手段35は、図25
に示すようなトレンドグラフ管理テーブル52上のSV
上げ操作フラグを参照し、すでにレンジが切替えられて
いないかを調べ(ステップ510)、今回はじめてSV
上げ操作が行われた場合に、新レンジの計算を行い(ス
テップ511)レンジの切替を行うとともに、SV上げ
操作フラグをONとする(ステップ513)。このと
き、それまでのレンジの値を記憶しておき(ステップ5
12)、SV上げ操作が一定時間行われなくなった際、
保存されたレンジで値を再設定し(ステップ514)、
SV上げ操作フラグをOFFとする(ステップ51
5)。
【0117】ステップ511の新レンジ計算アルゴリズ
ムを図29に示す。このフローチャートではSV、MV
の上げ下げ操作中のSV、MVのトレンドグラフの表示
レンジとしてプロセス量データテーブル12上の入力レ
ンジ幅の4分の1とし、操作しようとする方向にトレン
ドグラフレンジ幅の80%、逆方向に20%を割当てた
例を示している。
【0118】なお、図25は、トレンドグループ1に割
当てられている操作端番号A010のMVが上げ操作を
受けた場合のトレンドグラフ管理テーブル52のデータ
例を示し、図26は、そのときのトレンドグラフポイン
ト割付テーブル22のデータ例を示している。また、図
30はトレンドグラフTを表示した操作用系統図画面S
例を示している。この例では操作端A010のMVの表
示レンジは0〜100%から15〜40%に自動変更さ
れている。
【0119】以上、本実施例では、連続制御操作端A0
10のMV上げの操作をキーボード入力装置2から行う
動作により、トレンドグラフのMV値のトレンドの表示
レンジを自動的に変更し、ここでは操作量がより顕著に
現れるように表示レンジ幅を小さくして、かつ操作方向
に余裕をもたせた設定をすることで操作の効果を容易に
確認することができる。変更された表示レンジは、一定
時間の間上げ操作が行われなくなったときに、自動的に
元のレンジに復帰する。また、この動作はオペレータに
よる対話操作、例えばキーボード入力装置や画面上から
の数値の入力といった操作は必要とせず、また操作にあ
たっての時間的遅れ誘発することなく行うことができ
る。
【0120】図31は、本説明のオペレーション装置の
第4実施例を示すもので、図24に示した第3の実施例
の構成に、グループ表示画面上や操作用系統図表示画面
上にトレンドグラフを表示中に対応する操作端が操作許
可状態となったとき、当該操作端に関連する入力ポイン
トのトレンドグラフ表示のためのデータ収集周期を短縮
する収集周期切替手段61を付加するとともに、トレン
ドグラフ管理テーブル52を図25に示すデータ構造に
各グループについてデータ収集周期上げフラグを追加し
て図32に示すようなデータ構造としたものである。
【0121】以上の構成で、CRT表示装置17上のグ
ループ表示画面や操作用系統図表示画面で操作端の操作
を行う場合のトレンドグラフの表示について、図31〜
図35を参照して説明する。
【0122】収集周期切替手段61は、図33に処理フ
ローを示すように、入力処理手段3からの操作許可状態
の変更要求の有無を調べる(ステップ600)。ここ
で、操作許可状態の変更要求とは次を意味する。
【0123】図37に示すキーボード入力装置2におい
て、2bは操作端に対する操作を行う操作フレームPB
であるが、この操作フレームPB2b内の操作許可PB
は、操作許可状態でPBを押すことで操作不許可に、操
作不許可状態でPBを押すことで操作許可とするもので
ある。ステップ600での操作許可状態の変更要求は、
操作許可PBが押されたことを意味し、操作許可状態の
反転要求となる。
【0124】オペレータから操作許可要求有りの場合
は、現在表示中の画面が、グループ表示か操作用系統図
かを調べて(ステップ601)、グループ表示の場合は
操作中グループ記憶部5aを参照して得た表示中グルー
プ番号と、また入力処理手段3から通知された操作許可
要求のあったフレーム番号から操作端割付テーブルを参
照して操作許可要求のあった操作端の操作端タグ番号を
得る(ステップ602、603、604)。
【0125】また、現在表示中の画面が操作用系統図の
場合は、操作用系統図表示手段6中の操作端タグ番号記
憶部6d(図46参照)を参照して操作許可要求のあっ
た操作端タグ番号を得る(ステップ605)。
【0126】次に、図32に示すトレンドグラフ管理テ
ーブル52のポイント自動割付中操作端タグ番号欄をチ
ェックし、操作許可要求のあった操作端がトレンドグラ
フポイント自動割付中となっていないかをすべてのトレ
ンドグラフについて調べる(ステップ606)。操作許
可要求のあった操作端がトレンドグラフポイント自動割
付中となっていた場合には,トレンドグラフ管理テーブ
ル52上の新たに追加されたデータ収集周期上げフラグ
をONする(ステップ607、608)。
【0127】図34は、トレンドグラフ表示手段7の詳
細構成を示したものであり、図48に示す従来技術のト
レンドグラフ表示手段7との違いは、グラフデータ収集
手段7aがトレンドグラフ管理テーブル52上に追加し
たデータ収集周期上げフラグを参照するようにした点で
ある。
【0128】このレンドグラフ表示手段7中のグラフデ
ータ収集手段7aの処理フローを図35に示す。グラフ
データ収集手段7aは、データの収集に先立ち、収集デ
ータ記憶装置7b上のデータのうち最も時間的に古いデ
ータを捨て、時系列データを1データ分シフトさせ、最
新データを格納するスペースを空ける(ステップ61
0)。次にトレンドグラフポイント割付テーブル22を
参照してデータ収集すべき入力点の入力点タグ番号を得
る(ステップ611)。さらにプロセス量データテーブ
ル12を参照して上記入力点タグ番号が示すポイントの
現在値を読み込む(ステップ612)。次に、収集デー
タ記憶装置7b上の最新データ格納スペースにこの現在
値を書き込む(ステップ613)。以上の操作を全トレ
ンドポイントについて行い(ステップ614)、1周期
分のデータ収集を終える。以上の処理は従来のグラフデ
ータ収集手段7aのものと同様である。
【0129】ステップ615以降は本実施例にて追加さ
れた処理であり、グラフデータ収集手段7aはトレンド
グラフ管理テーブル52上に追加したデータ収集周期上
げフラグを参照して次の収集時期までの遅延時間を切り
替える。
【0130】その他のトレンドグラフ表示手段7の各構
成要素であるグラフ表示手段7cおよび送信処理部7d
の動作は従来のものと同様である。
【0131】以上、本実施例では、CRT表示装置17
にグループ表示画面上の操作フレームや操作用系統図表
示画面上の操作フレームを表示中に、当該操作端の操作
フレームに対応するキーボード入力装置2上の操作許可
PBが押されて操作許可状態となったとき、当該操作端
に関連する入力ポイントのトレンドグラフ表示のための
データ収集周期を短縮し、設定値の操作中に値の変化を
より正確に把握することができ、再度操作許可PBが押
され、操作不許可状態となったときは、元のデータ収集
周期に戻し、不必要に計算機の負荷が増大するのを防止
することができる。また、この動作はオペレータによる
対話操作、例えばキーボード入力装置2や画面上からの
数値の入力といった操作は必要とせず、また操作にあた
っての時間的遅れも誘発することなく行うことができ
る。
【0132】なお、上記実施例では、CRT表示装置を
用いて説明したが、これに限らず液晶表示装置、プラズ
マディスプレイ等の種々の表示装置を用いることができ
る。
【0133】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、プラン
トのオペレーション操作を行うにあたり、煩雑な操作を
することなく、オペレーション操作前の確認や操作中の
確認に最適な当該操作端に関連するトレンドグラフを操
作画面上に重ね合わせて表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオペレーション装置の第1実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1のオペレーション装置における操作端割付
テーブル9のデータ構成例を示す図である。
【図3】図1のオペレーション装置におけるトレンドグ
ラフ自動割付管理テーブル34のデータ構成例を示す図
である。
【図4】図1のオペレーション装置におけるトレンドグ
ラフポイント自動割付テーブル35のデータ構成例を示
す図である。
【図5】図1のオペレーション装置における操作端自動
割付情報テーブル36のデータ構成例を示す図である。
【図6】図1のオペレーション装置における自動割付モ
ード選択画面の一例を示す図である。
【図7】図1のオペレーション装置における自動割付モ
ード判定処理手段31の処理動作を示すフローチャート
である。
【図8】図1のオペレーション装置における自動割付操
作端選択判定処理手段32の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】図1のオペレーション装置における自動割付操
作端フレーム選択画面の一例を示す図である。
【図10】図1のオペレーション装置におけるトレンド
グラフポイント自動割付手段33の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】図1のオペレーション装置における自動割付
トレンドグラフ表示画面の一例を示す図である。
【図12】図1のオペレーション装置における自動割付
情報更新モード選択画面の一例を示す図である。
【図13】図1のオペレーション装置における操作端自
動割付情報更新手段37の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図14】図1のオペレーション装置における操作端自
動割付情報編集画面の一例を示す図である。
【図15】本発明のオペレーション装置の第2実施例を
示すブロック図である。
【図16】図15のオペレーション装置におけるモード
切替手段41の構成を示すブロック図である。
【図17】図15のオペレーション装置における操作端
情報トレンド表示手段42の構成を示すブロック図であ
る。
【図18】図16のモード切替手段41中のモード切替
要求受付部41aの処理を示すフローチャートである。
【図19】図15のオペレーション装置における操作用
系統図表示手段6の構成を示すブロック図てある。操作
用系統図41に操作端情報トレンド41bを表示した場
合の一例を示す概略図。
【図20】図19の操作用系統図表示手段6における操
作端選択処理部6cの処理を示すフローチャートであ
る。
【図21】図17の操作端情報トレンド表示手段42に
おける収集データ記憶装置42bのデータ構成例を示す
図である。
【図22】操作用系統図に操作端情報トレンドを表示し
た場合の一例を示す図である。
【図23】操作用系統図に操作フレームを表示した場合
の一例を示す図である。
【図24】本発明のオペレーション装置の第3実施例を
示す図である。
【図25】図24のオペレーション装置におけるトレン
ドグラフ管理テーブル52のデータ構成例を示す図であ
る。
【図26】図24のオペレーション装置におけるトレン
ドグラフポイント割付テーブル22のデータ構成例を示
す図である。
【図27】図24のオペレーション装置におけるレンジ
切替手段51の処理動作を示すフローチャートである。
【図28】図26のフローチャートにおける4種の処理
のうちSV上げの処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図29】図27のフローチャートにおけるステップ5
11の新レンジ計算アルゴリズムを示すフローチャート
である。
【図30】図29のトレンドグラフポイント割付テーブ
ル22のデータによる操作用系統図上のトレンドグラフ
表示例を示す図である。
【図31】本発明のオペレーション装置の第4実施例を
示すブロック図である。図における操作端割付テーブル
のデータ構成の一例を示す概略図。
【図32】図31のオペレーション装置におけるトレン
ドグラフ管理テーブル52のデータ構成例を示す図であ
る。
【図33】図31のオペレーション装置における収集周
期切替手段61の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図34】図31のオペレーション装置におけるトレン
ドグラフ表示手段7の構成を示すブロック図である。
【図35】図34のトレンドグラフ表示手段7中のグラ
フデータ収集手段7aの動作を示すフローチャートであ
る。
【図36】従来のオペレーション装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図37】キーボード入力装置2の上面のPBの配列を
例示する図である。
【図38】従来のオペレーション装置における操作端割
付テーブル9のデータ構成例を示す図である。
【図39】操作端情報テーブル10のデータ構成例を示
す図である。
【図40】出力データテーブル11のデータ構成例を示
す図である。
【図41】プロセス量データテーブル12のデータ構成
例を示す図である。
【図42】グループ表示画面の一例を示す図である。
【図43】操作用系統図の表示画面の一例を示す図であ
る。
【図44】操作用系統図上にトレンドグラフを表示した
場合の一例を示す図である。
【図45】操作端グループ表示手段5の処理動作を示す
フローチャートである。
【図46】従来のオペレーション装置における操作用系
統図表示手段6の構成を示すブロック図である。
【図47】操作用系統図操作端割付テーブル21のデー
タ構成例を示す図である。
【図48】従来のオペレーション装置におけるトレンド
グラフ表示手段7の構成を示すブロック図である。
【図49】従来のオペレーション装置におけるトレンド
グラフポイント割付テーブル22のデータ構成例を示す
図である。
【図50】図48のトレンドグラフ表示手段7中の収集
データ記憶装置7bのデータ構成例を示す図である。
【図51】トレンドグラフポイント登録画面の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1………オペレーション装置、2………キーボード入力
装置、3………入力処理手段、4………画面切替処理手
段、5………操作端グループ表示手段、5a………表示
中グループ記憶部、6………操作用系統図表示手段、7
………トレンドグラフ表示手段、8………機器操作処理
手段、9………操作端割付テーブル、11………出力デ
ータテーブル、12………プロセス量データテーブル、
15………データ入力処理手段、15………データ入力
処理手段、17………CRT表示装置、18………操作
用系統図固定部情報ファイル、19………操作用系統図
表示項目テーブル、20………タッチ入力装置、21…
……操作用系統図操作端割付テーブル、22………トレ
ンドグラフポイント割付テーブル、23………トレンド
ポイント割付手段、31………自動割付モード判定処理
手段、32………自動割付操作端選択判定処理手段、3
3………トレンドグラフポイント自動割付手段、34…
……トレンドグラフ自動割付管理テーブル、35………
トレンドグラフポイント自動割付テーブル、36………
操作端自動割付情報テーブル、37………操作端自動割
付情報更新手段、38………対話画面テーブル、41…
……モード切替手段、42………操作端情報トレンド表
示手段、51………レンジ切替手段、52………トレン
ドグラフ管理テーブル、61………収集周期切替手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 逸郎 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの運転状況を表示する表示装置
    と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入力
    装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラン
    トに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 各機器ごとに自動割付ポイント情報を記憶する操作端自
    動割付情報テーブルと、 運転員からの自動割付モード要求を入力し判定する自動
    割付モード要求判定処理手段と、 運転員からの自動割付モード要求後前記入力装置を介し
    て機器が選択されたとき、前記操作端自動割付情報テー
    ブル内の当該機器に対する自動割付ポイント情報および
    前記プロセス量データテーブル内の当該ポイントに対応
    するデータを用いてトレンドグラフを前記表示装置に表
    示するトレンドグラフ表示手段とを備えたことを特徴と
    するオペレーション装置。
  2. 【請求項2】 プラントの運転状況を表示する表示装置
    と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入力
    装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラン
    トに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 各機器ごとに自動割付ポイント情報を記憶する操作端自
    動割付情報テーブルと、 運転員からの自動割付モード要求を入力し判定する自動
    割付モード要求判定処理手段と、 運転員からの自動割付モード要求後前記入力装置を介し
    て機器が選択されたとき、当該機器に対する自動割付ポ
    イント情報を前記操作端自動割付情報テーブルから読み
    込み、トレンドグラフ表示用テーブルに設定するトレン
    ドグラフポイント自動割付手段と、 前記トレンドグラフ表示用テーブルに設定されたポイン
    ト情報および前記プロセス量データテーブル内の当該ポ
    イントに対応するデータを用いてトレンドグラフを前記
    表示装置に表示するトレンドグラフ表示手段とを備えた
    ことを特徴とするオペレーション装置。
  3. 【請求項3】 プラントの運転状況を表示する表示装置
    と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入力
    装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラン
    トに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 運転員からの操作端グループ表示要求により、要求され
    た操作端グループに登録されている複数の機器につい
    て、前記プロセス量データテーブル内のデータを用いて
    それぞれ機器状態を機器操作するための操作フレームと
    して前記表示装置に表示する操作端グループ表示手段
    と、 トレンドグループごとにポイント情報およびトレンドグ
    ラフに表示中か否かを示す表示中フラグを記憶するトレ
    ンドグラフ表示用テーブルと、 このトレンドグラフ表示用テーブル内で前記表示中フラ
    グがセットされているトレンドグループのポイント情報
    および前記プロセス量データテーブル内の当該ポイント
    に対応するデータを用いてトレンドグラフを前記表示装
    置に表示するトレンドグラフ表示手段と、 各機器ごとに自動割付ポイント情報を記憶する操作端自
    動割付情報テーブルと、 運転員からの自動割付モード要求を判定し、前記トレン
    ドグラフポイント割付テーブル内でセットされている表
    示中フラグをクリアする自動割付モード要求判定処理手
    段と、 この自動割付モード要求判定処理手段による自動割付モ
    ード要求判定により、前記表示装置に前記操作端グルー
    プ表示手段によってグループ表示されている操作フレー
    ムからの機器選択を可能にし、前記入力装置を介して選
    択された操作フレームから機器を判定する自動割付操作
    端選択判定処理手段と、 この自動割付操作端選択判定処理手段によって判定され
    た機器について自動割付ポイント情報を前記操作端自動
    割付情報テーブルから読み込み、前記トレンドグラフ表
    示用テーブル内の所定のトレンドグループに設定すると
    ともにこのトレンドグループの表示中フラグをセットす
    るトレンドグラフポイント自動割付手段とを備えたこと
    を特徴とするオペレーション装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載のオペレーション装置において、 運転員からの要求により前記操作端自動割付情報テーブ
    ルの任意の機器について自動割付ポイント情報の更新を
    行う操作端自動割付情報更新処理手段をさらに備えたこ
    とを特徴とするオペレーション装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    に記載のオペレーション装置において、 前記入力装置が、前記表示装置の画面をタッチしたとき
    このタッチ位置を検出しタッチ位置情報を出力するタッ
    チ入力装置を含み、トレンドグラフを表示するための前
    記機器の選択は前記表示装置の画面上の操作フレームへ
    のタッチにより行われることを特徴とするオペレーショ
    ン装置。
  6. 【請求項6】 プラントの運転状況を表示する表示装置
    と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入力
    装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラン
    トに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 各機器ごとに関連するポイント情報を記憶する操作端情
    報テーブルと、 運転員からの操作用系統図表示要求により、前記プロセ
    ス量データテーブル内のデータを用いてプラント状態を
    操作用系統図として前記表示装置に表示し、当該操作用
    系統図から操作モードにて前記入力装置を介して機器選
    択がなされたとき、当該機器を操作するための操作フレ
    ームを前記操作用系統図上に重ねて前記表示装置に表示
    する操作用系統図表示手段と、 前記表示装置に表示されている操作用系統図から監視モ
    ードにて前記入力装置を介して機器選択がなされたと
    き、前記操作端情報テーブル内の当該機器に関連するポ
    イント情報および前記プロセス量データテーブル内の当
    該ポイントに対応するデータを用いてトレンドグラフを
    作成し、前記操作用系統図上に重ねて前記表示装置に表
    示する操作端情報トレンド表示手段と、 運転員からのモード切替要求を判定し前記操作モードと
    前記監視モードとの切替を行うモード切替手段とを備え
    たことを特徴とするオペレーション装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のオペレーション装置に
    おいて、 前記入力装置が、前記表示装置の画面をタッチしたとき
    このタッチ位置を検出しタッチ位置情報を出力するタッ
    チ入力装置を含み、前記操作用系統図からの機器選択お
    よび前記モード切替要求はそれぞれ前記表示装置の画面
    上の機器選択エリアおよびモード選択エリアへのタッチ
    により行われることを特徴とするオペレーション装置。
  8. 【請求項8】 プラントの運転状況を表示する表示装置
    と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入力
    装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラン
    トに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 運転員からのトレンドグラフ表示要求により、前記プロ
    セス量データテーブル内のデータを用いてトレンドグラ
    フを前記表示装置に表示するトレンドグラフ表示手段
    と、 前記表示装置に表示中のトレンドグラフにおける設定値
    あるいは操作出力の値に対して運転員から変更要求がな
    されたとき、当該トレンドグラフにおける変更要求され
    たポイントの表示レンジを切替えるレンジ切替手段とを
    備えたことを特徴とするオペレーション装置。
  9. 【請求項9】 プラントの運転状況を表示する表示装置
    と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入力
    装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラン
    トに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 各機器ごとに関連するポイント情報を記憶する操作端情
    報テーブルと、 運転員によるトレンドグラフで監視したい機器の選択に
    より、当該機器に対応するポイント情報を前記操作端情
    報テーブルより取り出し、トレンドグラフ表示用テーブ
    ルに選択機器番号とともにポイント番号および表示レン
    ジからなるトレンドポイント情報を設定するトレンドグ
    ラフポイント自動割付手段と、 運転員からのトレンドグラフに表示中の設定値あるいは
    操作出力の値の変更要求に応じて、前記トレンドグラフ
    表示用テーブル内の当該変更対象ポイントの表示レンジ
    を切替えるとともに、前記トレンドグラフ表示用テーブ
    ルに当該変更対象ポイントについて変更操作中のフラグ
    を設定するレンジ切替手段と、 前記トレンドグラフ表示用テーブル内の機器番号が設定
    されているトレンドポイント情報および前記プロセス量
    データテーブル内の当該ポイントに対応するデータを用
    いてトレンドグラフを前記表示装置に表示するトレンド
    グラフ表示手段とを備えたことを特徴とするオペレーシ
    ョン装置。
  10. 【請求項10】 プラントの運転状況を表示する表示装
    置と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入
    力装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラ
    ントに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 運転員からの操作端グループ表示要求により、要求され
    た操作端グループに登録されている複数の機器につい
    て、前記プロセス量データテーブル内のデータを用いて
    それぞれ機器状態を機器操作するための操作フレームと
    して前記表示装置に表示する操作端グループ表示手段
    と、 運転員からの操作用系統図表示要求により、前記プロセ
    ス量データテーブル内のデータを用いてプラント状態を
    操作用系統図として前記表示装置に表示し、当該操作用
    系統図から操作すべき機器が前記入力装置を介して選択
    されたとき、当該機器を操作するための操作フレームを
    前記操作用系統図上に重ねて前記表示装置に表示する操
    作用系統図表示手段と、 各機器ごとに関連するポイント情報を記憶する操作端情
    報テーブルと、 前記操作用系統図表示手段あるいは前記操作端グループ
    表示手段によって前記表示装置に表示されている画面か
    らトレンドグラフで監視したい機器が前記入力装置を介
    して選択されたとき、当該機器に対応するポイント情報
    を前記操作端情報テーブルより読み込むとともに前記プ
    ロセス量データテーブルより当該ポイントの入力レンジ
    を読み込み、トレンドグラフ表示用テーブルに選択機器
    番号とともにポイント番号および表示レンジからなるト
    レンドポイント情報を設定するトレンドグラフポイント
    自動割付手段と、 前記トレンドグラフ表示用テーブル内の機器番号が設定
    されているトレンドポイント情報および前記プロセス量
    データテーブル内の当該ポイントに対応するデータを用
    いてトレンドグラフを作成し、前記操作用系統図表示手
    段もしくは前記操作端グループ表示手段からの画面に重
    ねて前記表示装置に表示するトレンドグラフ表示手段
    と、 前記表示装置に表示中のトレンドグラフにおける設定値
    あるいは操作出力の値について運転員から変更要求がな
    されたとき、前記トレンドグラフ表示用テーブル内の当
    該ポイントの表示レンジを所定時間変更し、前記トレン
    ドグラフ表示用テーブルに当該ポイントの変更操作中の
    フラグを設定するレンジ切替手段とを備えたことを特徴
    とするオペレーション装置。
  11. 【請求項11】 プラントの運転状況を表示する表示装
    置と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入
    力装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラ
    ントに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 各機器ごとに関連するポイント情報を記憶する操作端情
    報テーブルと、 運転員からのトレンドグラフ表示要求により、前記操作
    端情報テーブル内の要求された機器に対するポイント情
    報について前記プロセス量データテーブルから所定の周
    期でデータを収集しトレンドグラフを前記表示装置に表
    示するトレンドグラフ表示手段と、 前記表示装置にトレンドグラフを表示中の機器に対して
    前記入力装置からの操作許可状態にあるとき、前記トレ
    ンドグラフ表示手段におけるデータ収集周期を短縮する
    データ収集周期切替手段とを備えたことを特徴とするオ
    ペレーション装置。
  12. 【請求項12】 プラントの運転状況を表示する表示装
    置と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入
    力装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラ
    ントに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 運転員からの操作端グループ表示要求により、要求され
    た操作端グループに登録されている複数の機器につい
    て、前記プロセス量データテーブル内のデータを用いて
    それぞれ機器状態を機器操作するための操作フレームと
    して前記表示装置に表示する操作端グループ表示手段
    と、 運転員からの操作用系統図表示要求により、前記プロセ
    ス量データテーブル内のデータを用いてプラント状態を
    操作用系統図として前記表示装置に表示し、当該操作用
    系統図から操作すべき機器が前記入力装置を介して選択
    されたとき、当該機器を操作するための操作フレームを
    前記操作用系統図上に重ねて前記表示装置に表示する操
    作用系統図表示手段と、 各機器ごとに関連するポイント情報を記憶する操作端情
    報テーブルと、 運転員からのトレンドグラフ表示要求により、前記操作
    端情報テーブル内の要求された機器に対するポイント情
    報について前記プロセス量データテーブルから所定の周
    期でデータを収集してトレンドグラフを作成し、前記操
    作用系統図表示手段もしくは前記操作端グループ表示手
    段からの画面に重ねて前記表示装置に表示するトレンド
    グラフ表示手段と、 前記表示装置にトレンドグラフとともに当該機器を操作
    するための操作フレームが表示されている画面から、当
    該機器に対する操作許可要求が前記入力装置を介して入
    力されたとき、前記トレンドグラフ表示手段におけるデ
    ータ収集周期を短縮するデータ収集周期切替手段とを備
    えたことを特徴とするオペレーション装置。
  13. 【請求項13】 プラントの運転状況を表示する表示装
    置と、運転員からの要求を入力する入力装置と、この入
    力装置を介して入力される機器操作要求に基づいてプラ
    ントに機器操作指令を出力する機器操作処理手段とを備
    え、プラントの操作を行うオペレーション装置におい
    て、 プラントからプロセス量を入力しプロセス量データテー
    ブルに更新保存するデータ入力処理手段と、 運転員からの操作端グループ表示要求により、要求され
    た操作端グループに登録されている複数の機器につい
    て、前記プロセス量データテーブル内のデータを用いて
    それぞれ機器状態を機器操作するための操作フレームと
    して前記表示装置に表示する操作端グループ表示手段
    と、 運転員からの操作用系統図表示要求により、前記プロセ
    ス量データテーブル内のデータを用いてプラント状態を
    操作用系統図として前記表示装置に表示し、当該操作用
    系統図から操作すべき機器が前記入力装置を介して選択
    されたとき、当該機器を操作するための操作フレームを
    前記操作用系統図上に重ねて前記表示装置に表示する操
    作用系統図表示手段と、 各機器ごとに関連するポイント情報を記憶する操作端情
    報テーブルと、 この操作用系統図表示手段あるいは前記操作端グループ
    表示手段によって前記表示装置に表示されている画面か
    らトレンドグラフで監視したい機器が前記入力装置を介
    して選択されたとき、前記操作端情報テーブル内の当該
    機器に対応するポイント情報を当該機器番号とともにト
    レンドグラフ表示用テーブルに設定するトレンドグラフ
    ポイント自動割付手段と、 前記トレンドグラフ表示用テーブル内に機器番号ととも
    に設定されているポイント情報を用いて前記プロセス量
    データテーブルから所定の周期で対応するデータを収集
    し当該機器にかかるトレンドグラフを前記表示装置に表
    示するトレンドグラフ表示手段と、 前記表示装置にトレンドグラフとともに当該機器を操作
    するための操作フレームが表示されている画面から、当
    該機器に対する操作許可要求が前記入力装置を介して入
    力されたとき、前記トレンドグラフ表示手段におけるデ
    ータ収集周期を短縮するデータ収集周期切替手段とを備
    えたことを特徴とするオペレーション装置。
JP7662195A 1995-03-31 1995-03-31 オペレーション装置 Withdrawn JPH08272436A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001042929A (ja) * 1999-05-21 2001-02-16 Hitachi Ltd プラント運転監視装置及びプラント運転監視方法
JP2019040627A (ja) * 2018-11-09 2019-03-14 横河電機株式会社 機器保全装置、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体
US10949062B2 (en) 2016-05-25 2021-03-16 Yokogawa Electric Corporation Device maintenance apparatus, device maintenance method, device maintenance program, and recording medium

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US10949062B2 (en) 2016-05-25 2021-03-16 Yokogawa Electric Corporation Device maintenance apparatus, device maintenance method, device maintenance program, and recording medium
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