JPH08264530A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置

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JPH08264530A
JPH08264530A JP6127895A JP6127895A JPH08264530A JP H08264530 A JPH08264530 A JP H08264530A JP 6127895 A JP6127895 A JP 6127895A JP 6127895 A JP6127895 A JP 6127895A JP H08264530 A JPH08264530 A JP H08264530A
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JP
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film
tungsten film
gas
chamber
tungsten
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JP6127895A
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English (en)
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Haruhito Nishibe
晴仁 西部
Koki Iio
弘毅 飯尾
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】絶縁層上に密着層を介してタングステン膜を形
成し、その後タングステン膜及び密着層をエッチングす
る半導体装置の製造方法及びドライエッチング装置に関
し、スループットを低下させずに密着層及び主導電膜を
形成すること、プロセスの安定性や再現性を確保するこ
と、装置の設置面積を可能な限り縮小すること、装置の
処理能力を低下させることなく低温エッチング後の基板
表面での結露を防ぐこと、反応生成物を残すことなくレ
ジスト膜の除去を行う。 【構成】タングステンを含むガスを主としてジボランに
より還元し、絶縁層11上に第1のタングステン膜14
を形成する工程と、タングステンを含むガスを水素又は
シランにより還元し、第1のタングステン膜14上に第
2のタングステン膜15を形成する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
及び半導体装置の製造装置に関し、より詳しくは、絶縁
層上に密着層を介してタングステン膜を形成し、その後
タングステン膜及び密着層をエッチングする半導体装置
の製造方法及びドライエッチング装置に関する。
【0002】近年、半導体装置の微細化、高集積化が進
むにつれて、コンタクトホールやビアホールのアスペク
ト比は更に高くなる傾向にある。このため、ブランケッ
トタングステンを用いてコンタクトホール等を埋め、上
部配線層のカバレージを改善して、上下配線層との間で
良好なコンタクトを得る技術が必要となる。また、半導
体装置の微細化、高集積化が進むにつれて、メタル配線
層の信頼度の維持・向上が難しくなってきている。特に
サブミクロンレベルのメタル配線層として、アルミニウ
ム或いはアルミニウム合金単層を用いる場合、ストレス
マイグレーションやエレクトロマイグレーションの点か
ら、高い信頼度を要求される製品への適用が難しくなっ
てきている。この対策として、アルミニウム膜と他の金
属膜との積層配線構造、例えばAl膜/TiN膜等の多
層の配線層が使用されている。しかし、より高い信頼性
を得るために、新しい配線材料としてタングステンが使
用されはじめている。
【0003】タングステン膜を用いた場合、下地絶縁層
とタングステン膜の間の密着性を向上させるため、密着
層と呼ばれる窒化チタン膜等の導電膜を介在させること
が多い。現在、量産に適したこれらの膜のエッチング方
法は確立されておらず、様々な検討がなされている。ま
た、このエッチング方法に用いられるエッチング装置の
開発も進んでいる。
【0004】
【従来の技術】一般に、ブランケットタングステン2は
酸化膜1との密着性が悪く、図9(a)に示すような剥
がれなどが生じることがある。このため、図9(b)に
示すように、タングステン膜2と酸化膜1の間に密着層
3を介在させて密着性を高め、タングステン膜2の剥が
れを防止している。
【0005】密着層3としてTiN膜が用いられること
が多く、スパッタ法により形成されるが、層間絶縁膜や
タングステン膜を形成するためのCVD法と異なるた
め、2つの成膜工程の間に装置への出し入れが伴い、ス
ループットの低下を招く。また、近年CVD法によるT
iN膜の形成技術も確立されてきつつあるが、ブランケ
ットタングステンの堆積方法とは反応ガス等プロセス条
件が大きく異なるため、同一チャンバ内での連続成膜は
困難であり、やはりスループットの向上を図るためには
適していない。
【0006】ところで、図10(a)に示すように、ジ
ボラン(B2 6 )の還元により形成されたタングステ
ン膜2aは密着層を必要とせず、シリコン酸化膜1a等
絶縁膜の上に直接形成することができるため、スループ
ットの向上を図ろうとする場合に適している。また、ブ
ランケットタングステンと同じCVD法であるため、プ
ロセス開発等が容易に行えるという特徴を持つ。従っ
て、図10(a),(b)に示すように、絶縁膜1a上
にジボランを用いて成膜されたタングステン膜2aを配
線層として用いることも試されている。なお、図10
(b)は半導体基板5上の絶縁膜1bに形成されたコン
タクトホール6を通して底部の半導体基板5と接続する
配線層2bを示す。
【0007】また、成膜されたチタンを含む合金膜及び
タングステン膜から配線層を形成するため、これらをエ
ッチングする工程が必要となる。タングステン膜のエッ
チングには、フッ素を含むガスが多く用いられ、そのエ
ッチング時の基板温度が、加工形状の制御の上で重要な
パラメータとなることが知られている。公知例によれ
ば、例えば、基板温度は−20℃以下の低温(実用上、
−35〜−50℃が好ましい。)であることが必要とさ
れる。一方、この条件下では、チタンを含む合金のエッ
チングが進みにくく、更に、下地絶縁膜(シリコン酸化
膜)とタングステン膜とのエッチングの選択比を大きく
することが難しいので、タングステン膜とチタンを含む
合金膜とを同じチャンバ内でエッチングする場合に、非
常にマージンの狭い条件となっている。
【0008】この問題を避けるため、異なるプロセス条
件でそれぞれの膜をエッチングすることが必要となる。
従って、従来、タングステン膜とチタンを含む合金膜を
別々の装置でエッチングするという方法が採られてき
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジボラ
ンを用いてタングステン膜を成膜する場合、抵抗を減ら
すため厚膜化すると、図10(a)に示すように、その
タングステン膜2aの表面に凹凸4が生じる(表面モホ
ロジが悪化する)こと、図10(b)に示すように、下
地の半導体基板5への侵入が顕著になり、半導体基板5
に浅いPN接合が形成されている場合にその侵入層7が
PN接合を貫いて電気的ショートの原因となることなど
の問題がある。
【0010】また、タングステン膜とTiN膜をエッチ
ングする場合、前記したように、プロセスマージンが狭
いため、製品量産時の安定性、再現性を確保する点で、
同一チャンバ内でのエッチングは困難であり、スループ
ットの向上を図れないという問題がある。プロセスマー
ジンを広げるために、2台の装置で別々にエッチングす
るようにした場合、装置コストの増加や、設置面積の増
大を招くという問題がある。
【0011】更に、上記以外にも、解決しなければなら
ない以下のような問題がある。 低温エッチングの場合には、エッチング後のウエハを
そのまま大気中に出すと、ウエハが冷えているためウエ
ハ表面で大気中の水分が結露し、ウエハ上に残留してい
る反応生成物と反応して異物が生じたり、反応生成物の
溶融液が生成されて配線層に作用し、形成した配線層に
欠陥が生じたりするという問題がある。これを避けるた
め、水分を蒸発させるためのヒータ等が必要になるが、
これは設備コストの増大ばかりでなく、加熱時間を必要
とするため、ウエハの処理能力の低下を来す。
【0012】レジスト膜をマスクとして低温でエッチ
ングする場合、エッチング後のレジスト膜の側壁に除去
しにくい反応生成物が付着しており、酸素プラズマを用
いたアッシングでは除去しきれない場合が多い。この残
留物があると、その上に絶縁膜を堆積したとき異常成長
等が生じ、良品収率の低下を招く。また、この反応生成
物を除去するための処理を加えることは、設備コストの
増大や、ウエハの処理能力の低下を来す。
【0013】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて
創作されたものであり、スループットを低下させずに密
着層及び主導電膜からなる配線層を形成すること、プロ
セスの安定性や再現性を確保すること、装置の設置面積
を可能な限り縮小すること、装置の処理能力を低下させ
ることなく低温エッチング後の基板表面での結露を防ぐ
こと、反応生成物を残すことなくレジスト膜の除去を行
うことができる半導体装置の製造方法及び半導体装置の
製造装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、タ
ングステンを含むガスを主としてジボランにより還元
し、絶縁層上に第1のタングステン膜を形成する工程
と、タングステンを含むガスを水素又はシランにより還
元し、前記第1のタングステン膜上に第2のタングステ
ン膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導体
装置の製造方法によって達成され、第2に、半導体基板
上に絶縁層を形成した後、前記絶縁層に開口を形成する
工程と、タングステンを含むガスを主としてジボランに
より還元し、前記開口を被覆して前記絶縁層上に第1の
タングステン膜を形成する工程と、タングステンを含む
ガスを水素又はシランにより還元し、前記第1のタング
ステン膜上に第2のタングステン膜を形成する工程とを
有することを特徴とする半導体装置の製造方法によって
達成され、第3に、前記第1のタングステン膜は、前記
絶縁層と前記第2のタングステン膜との間の密着を強化
する密着層であり、前記第2のタングステン膜は主導電
層であることを特徴とする第1又は第2の発明に記載の
半導体装置の製造方法によって達成され、第4に、前記
第1のタングステン膜及び前記第2のタングステン膜は
ブランケットタングステンであることを特徴とする第1
乃至第3の発明のいずれかに記載の半導体装置の製造方
法によって達成され、第5に、前記第2のタングステン
膜の形成後、前記第1のタングステン膜及び第2のタン
グステン膜をエッチングして前記開口に埋め込むことを
特徴とする第4の発明に記載の半導体装置の製造方法に
よって達成され、第6に、前記第2のタングステン膜の
形成後、前記第1のタングステン膜及び第2のタングス
テン膜を選択的にエッチングして配線層を形成すること
を特徴とする第4の発明に記載の半導体装置の製造方法
によって達成され、第7に、基板上に窒化チタン膜とタ
ングステン膜とを順に形成する工程と、減圧雰囲気中
で、前記基板を−20℃以下の温度に保持してフッ素を
含むガスにより前記タングステン膜をエッチングする工
程と、前記タングステン膜のエッチング後に大気に曝さ
ないで前記基板を前記窒化チタン膜のエッチング場所に
移す工程と、減圧雰囲気中で、前記基板を15℃以上の
温度に保持して塩素又は塩素を含むガスにより前記窒化
チタン膜をエッチングする工程とを有することを特徴と
する半導体装置の製造方法によって達成され、第8に、
前記フッ素を含むガスは三フッ化窒素であることを特徴
とする第7の発明に記載の半導体装置の製造方法によっ
て達成され、第9に、レジスト膜をマスクとして前記タ
ングステン膜と前記窒化チタン膜をエッチングした後、
活性化したフッ素を含むガスと酸素を含むガスの混合ガ
スに前記レジスト膜を曝して除去することを特徴とする
第7又は第8の発明に記載の半導体装置の製造方法によ
って達成され、第10に、基板の冷却手段を備え、活性
化された第1のガスにより減圧状態で前記基板上の第1
の被エッチング体をエッチングする第1のチャンバと、
前記基板の加熱手段及び冷却手段を備え、活性化された
第2のガスにより減圧状態で前記基板上の第2の被エッ
チング体をエッチングする第2のチャンバと、前記第1
のチャンバ及び前記第2のチャンバとつながり、減圧状
態を保持してこれらの間で前記基板を移動可能な搬送路
とを有することを特徴とする半導体装置の製造装置によ
って達成される。
【0015】
【作用】本発明に係る成膜方法においては、タングステ
ンを含むガスを主としてジボランにより還元して第1の
タングステン膜を形成し、その上にタングステンを含む
ガスを水素又はシランにより還元して第2のタングステ
ン膜を形成している。従って、反応ガスを切り換えるだ
けで、第1及び第2のタングステン膜を連続して形成す
ることができる。これにより、ともにCVD法により、
同じチャンバ内で成膜することが可能であり、スループ
ットの向上を図ることができる。
【0016】また、ジボランの還元により形成された第
1のタングステン膜を密着層とし、水素又はシランの還
元によりその上に形成された第2のタングステン膜を主
導電層とする配線層では、絶縁層との密着性を改善し、
かつ表面モホロジを悪化させることなく厚膜化すること
が可能である。更に、半導体基板上の絶縁層に形成され
た開口に上記2層のタングステン膜を埋め込む場合、密
着層としての第1のタングステン膜の上に主導電層とし
ての第2のタングステン膜が形成されるため、ジボラン
の還元により形成され、開口の底部の半導体基板と接す
る第1のタングステン膜を薄くしてもよいので、半導体
基板へのタングステンの侵入を抑制することが可能であ
る。
【0017】また、本発明に係るエッチング方法によれ
ば、−20℃以下の低温で、タングステン膜をエッチン
グし、15℃以上の温度でTiN膜をエッチングしてい
る。従って、タングステン膜のエッチング時にはTiN
膜との選択比の確保ができ、TiN膜のエッチング時に
はTiN膜のエッチングレート、及び下地絶縁層との選
択比が十分に確保できる。これにより、プロセスの安定
性、再現性が確保できる。
【0018】更に、本発明に係るレジスト膜の除去方法
においては、酸素ガスとフッ素を含むガスを用いたドラ
イアッシングによりエッチング用マスクとして用いたレ
ジスト膜を除去している。ところで、エッチングにより
生成された反応生成物中にはタングステンやTiNが含
まれているため、酸素ガスのみを用いたドライアッシン
グではこれらを除去することは非常に困難であるが、フ
ッ素を含むガスを加えることにより、それらを効果的に
除去することができる。
【0019】また、本発明に係るエッチング装置によれ
ば、それぞれ異なる膜をエッチング可能な第1及び第2
のチャンバを減圧可能な搬送路で連結することにより、
第1のチャンバから第2のチャンバに基板を大気に曝す
ことなく移動させることができる。このため、第2のチ
ャンバに移された基板の表面には大気中の水分による結
露が生じない。
【0020】更に、低温でのエッチングが可能な第1の
チャンバからそれよりも高い温度でのエッチングが可能
な第2のチャンバに移された基板の温度は上昇するた
め、基板の加熱のための特別な設備や処理が不要にな
り、設備コストの削減と、スループットの向上を図るこ
とができる。更に、2つのチャンバが連結されたエッチ
ング装置を用いることで、2台の別々のエッチング装置
を使用する場合に比べて装置コストの上昇を抑えること
ができ、かつ装置の設置面積の縮小を図ることができ
る。
【0021】
【実施例】
(1)本発明の第1の実施例に係る密着層及び主導電層
の成膜方法の説明 図3は、本発明の第1の実施例に係る密着層及び主導電
層の成膜方法に用いられるCVD装置の側面図である。
図3に示すように、チャンバ91内にウエハ97を保持
する、ヒータ93が内蔵された基板保持具92が設置さ
れている。また、六フッ化タングステン(WF 6 )ガス
がチャンバ91内に導入される第1のガス導入口94
と、ジボラン(B 2 6 )と水素(H2 )又はシラン
(SiH4 )の混合ガスがチャンバ91内に導入される
第2のガス導入口95と、不要な反応ガスを排出し、或
いはチャンバ91内を減圧するために排気ポンプが接続
される排気口96とが形成されている。なお、ヒータは
チャンバの外部に設けられてもよい。
【0022】図1(a)〜(e)は、図3のCVD装置
を用いた、本発明の第1の実施例に係るコンタクトホー
ルの埋込み層(プラグ)の形成方法について示す断面図
である。WF6 ガスを主としてジボランにより還元して
形成されたタングステン膜を密着層14とし、WF6
スを水素により還元して形成されたタングステン膜を主
導電層15とする。いずれのタングステン膜も成長の選
択性を有しないブランケットタングステンとして形成さ
れる。
【0023】まず、図1(a)に示すように、シリコン
基板(半導体基板)11上にシリコン酸化膜からなる絶
縁層12を形成した後、絶縁層12にコンタクトホール
13を形成する。このとき、コンタクトホール13の底
部にシリコン基板11が露出している。次いで、図1
(b)に示すように、流量100cc/分のWF6 ガス
と、流量100cc/分のB2 6 ガスと、流量1000c
c/分のH2 ガスの混合ガスをチャンバ91内に供給し
て、ガス圧力100Torr、基板温度450℃の条件
で、CVD法により、絶縁層12上に膜厚100〜1000
Åの第1のタングステン膜(W膜)14を形成する。こ
の場合、WF6 ガスは主としてB2 6 ガスにより還元
されて、第1のタングステン膜からなる密着層14が形
成される。
【0024】続いて、図1(c)に示すように、B2
6 ガスの供給を停止し、流量100cc/分のWF6
スと、流量1000cc/分のH2 ガスの混合ガスをチャン
バ91内に供給して、ガス圧力100Torr、基板温
度450℃の条件で、CVD法により、密着層14上に
膜厚100〜1000Åの第2のタングステン膜からなる主
導電層15を形成する。この場合、WF6 ガスはH2
スにより還元されて、第2のタングステン膜が形成され
る。これにより、コンタクトホール13内に第1及び第
2のタングステン膜14,15が埋め込まれ、更に絶縁
層12上にそれが積層される。このとき、シリコン基板
11の表面はほぼ平坦となる。
【0025】次いで、図1(d)に示すように、NF3
ガスを用いたドライエッチングにより、エッチバックし
て絶縁層12上の第1及び第2のタングステン膜14,
15を除去し、コンタクトホール13内にのみ第1及び
第2のタングステン膜14a,15aを残す。これによ
りプラグ16が形成される。なお、エッチングガスとし
てSF6 を用いてもよい。また、HF+HNO3 の混合
液やH2 2 +NH3の混合液を用いたウエットエッチ
ングを行ってもよい。
【0026】次に、図1(e)に示すように、コンタク
トホール13を被覆して絶縁層12上にアルミニウム/
銅合金膜を形成した後、パターニングして、前記プラグ
16と接続する配線層17を形成する。これにより、シ
リコン基板11と配線層17はプラグ16を介して接続
する。なお、その後、図2(b)に示すように、必要に
より、配線層17を被覆する層間絶縁膜18を形成し、
更に上記と同じような工程を経て層間絶縁膜18に形成
されたビアホール19内にプラグ22を埋め込み、更に
プラグ22を介して配線層17と接続する別の配線層2
3を形成してもよい。
【0027】以上のように、本発明の第1の実施例に係
る成膜方法によれば、密着層14を形成した後、チャン
バ91に導入する反応ガスのうちジボランを停止するだ
けで、主導電層15を形成するための所望の反応ガスを
チャンバ91内に供給することができるので、密着層1
4及び主導電層15を連続して形成することができる。
これにより、ともにCVD法により、同じチャンバ91
内で成膜することが可能であり、スループットの向上を
図ることができる。
【0028】更に、シリコン基板11上の絶縁層12に
形成されたコンタクトホール13に上記2層のタングス
テン膜を埋め込む場合、主導電層15としての第2のタ
ングステン膜が形成されるため、ジボランの還元により
形成され、コンタクトホール13の底部のシリコン基板
11と接する密着層14としての第1のタングステン膜
14を薄くしてもよいので、シリコン基板11へのタン
グステンの侵入を抑制することが可能である。
【0029】なお、上記の実施例では、密着層14及び
主導電層15のタングステン膜をブランケットタングス
テンとして形成しているが、選択成長により形成しても
よい。また、プラグ16を形成する場合に本発明を適用
しているが、図2(a)に示すように、絶縁層12上に
第1及び第2のタングステン膜14,15からなる配線
層24を形成する場合にも本発明を適用することが可能
である。この場合、ジボランの還元により形成された第
1のタングステン膜を密着層14とし、その上の水素の
還元により形成された第2のタングステン膜を主導電層
15とすることにより、これらのタングステン膜により
作成された配線層では、絶縁層12との密着性を改善
し、かつ表面モホロジを悪化させることなく厚膜化する
ことが可能である。
【0030】更に、下地の絶縁層12としてシリコン酸
化膜を用いているが、リンガラス(PSG膜)、リンボ
ロンガラス(BPSG膜)、シリコン酸窒化膜(SiO
N膜)又はシリコン窒化膜(SiN膜)等であってもよ
い。また、基板温度を450℃としているが、300℃
程度以上であればよい。更に、密着層14を成膜するた
めの反応ガスとして、B2 6 +WF6 +H2の混合ガ
スを用いているが、B2 6 +WF6 +SiH4 の混合
ガスを用いてもよい。また、主導電層15を成膜するた
めの反応ガスとして、WF6 +H2 の混合ガスを用いて
いるが、WF6 +SiH4 の混合ガスを用いてもよい。
この場合、基板温度は350℃が適当である。 (2)本発明の第2の実施例に係るエッチング装置の説
明 図4(a),図5,図6は、本発明の第2の実施例に係
るエッチング装置について示す側面図である。
【0031】図4(a)は、異なる種類の導電膜のエッ
チングが可能な第1のチャンバ及び第2のチャンバが直
列に接続されたエッチング装置の全体の構成について示
す。図4(a)において、101は、被エッチング体が
形成されたウエハ100の冷却手段を備え、活性化され
たガスにより減圧状態でタングステン膜からなる主導電
層(第1の被エッチング体)をエッチングするための第
1のチャンバ、102は、ウエハ100の加熱手段及び
冷却手段を備え、活性化されたガスにより減圧状態でタ
ングステン膜からなる密着層(第2の被エッチング体)
をエッチングする第2のチャンバ、103は、第1のチ
ャンバ101及び第2のチャンバ102とつながり、減
圧状態を保持して、それらの間でウエハ100を移動可
能な搬送室(搬送路)である。
【0032】第1のチャンバ101と搬送室103の間
及び第2のチャンバ102と搬送室103の間にはそれ
ぞれウエハ100の通路を開閉する図示しないバルブが
設けられている。104は第1のチャンバ101につな
がる入口側ロードロックチャンバである。第1のチャン
バ101と入口側ロードロックチャンバ104の接続部
と、接続部と反対側のウエハ100の入口とにそれぞれ
ウエハ100の通路を開閉するバルブが設けられてい
る。大気圧になっている入口側ロードロックチャンバ1
04内に外からウエハ100が搬入された後、既に減圧
されている第1のチャンバ101の室内圧力に合うよう
に入口側ロードロックチャンバ104内が減圧される。
その後ウエハ100が第1のチャンバ101に搬入され
る。
【0033】105は第2のチャンバ102につながる
出口側ロードロックチャンバである。第2のチャンバ1
01と出口側ロードロックチャンバ105の接続部と、
接続部と反対側のウエハ100の出口とにそれぞれウエ
ハ100の通路を開閉するバルブが設けられている。ウ
エハ100を第2のチャンバ102から出口側ロードロ
ックチャンバ105に搬出する前に、既に減圧されてい
る第2のチャンバ102内の圧力に合うように出口側ロ
ードロックチャンバ105内が減圧される。続いて、ウ
エハの搬入後に出口側ロードロックチャンバ105内を
大気圧に戻し、その後、出口側ロードロックチャンバ1
05から外にウエハ100が搬出される。
【0034】上記の各室は各室内を減圧するための排気
ポンプ(排気装置)と接続される排気口106〜110
を有する。なお、図4(a)の構成のエッチング装置の
代わりに、図4(b)のような構成のエッチング装置を
用いてもよい。図4(b)はエッチング装置の全体の構
成について示す平面図である。
【0035】図4(b)において、図4(a)と異なる
ところは、搬送室(搬送路)103aを中心にして第1
及び第2のチャンバ101a,102aと入口側及び出
口側ロードロックチャンバ104a,105aが搬送室
103aに接続されていることである。従って、第1の
チャンバ101a及び第2のチャンバ102aにシリコ
ン基板100を出し入れする際、ともにシリコン基板1
00は同じ搬送室103aを通過することになる。各室
101a/103a,102a/103a,104a/
103a,105a/103a間の接続部にはシリコン
基板100の通路を開閉する不図示のバルブが設けられ
ている。また、入口側ロードロックチャンバ104aの
入口と出口側ロードロックチャンバ105aの出口にも
ウエハ100の通路を開閉するバルブが設けられてい
る。
【0036】図5は第1のチャンバ101により外部と
仕切られた第1のエッチング室の詳細な構成について示
す側面図である。図5において、111は第1のチャン
バ101内に設置された、ウエハ100を保持する基板
保持具で、温度制御された冷媒、例えば不凍液を添加し
た水等を通流させる流路(冷却手段)112が形成され
ている。また、基板保持具111はエッチングガスをプ
ラズマ化するための高周波電力を印加する第1の電極を
兼ねている。113はエッチングガスをプラズマ化する
ための高周波電力を印加する第2の電極で、第1の電極
である基板保持具111と対向するように配置されてい
る。上記第2の電極113には高周波電力を供給する高
周波電源114が接続されている。また、第1の電極1
11は接地されている。
【0037】115はエッチングガスを第1のチャンバ
101内に導入するためのガス導入口である。図6は第
2のチャンバ102により外部と仕切られた第2のエッ
チング室の詳細な構成について示す側面図である。図6
の第2のエッチング室は第1のエッチング室とほぼ同様
な構成を有する。第1のエッチング室と異なるところ
は、第2のチャンバ102内に設置された基板保持具1
21には載置された基板の温度を15℃以上に保持する
ために、基板を加熱するヒータ(加熱手段)122とそ
れを冷却する冷却手段123とを有する温度調節手段1
24が内蔵されていることである。
【0038】なお、基板保持具121は第1の電極を兼
ね、第2の電極125との間で、高周波電力を印加し、
電極121,125間の反応ガスをプラズマ化する。ま
た、第2の電極125には高周波電源126が接続さ
れ、第1の電極121は接地されている。更に、第2の
チャンバ102には、ガス導入口127と排気口109
が接続されている。
【0039】上記のエッチング装置では、それぞれ異な
る膜をエッチング可能な第1及び第2のチャンバ10
1,102を減圧可能な搬送路103で連結することに
より、第1のチャンバ101から第2のチャンバ102
にウエハ100を大気に曝すことなく移動させることが
できる。このため、第2のチャンバ102に移されたウ
エハ100の表面には大気中の水分による結露が生じな
い。
【0040】また、低温でエッチングが行われる第1の
チャンバ101からそれよりも高い温度でエッチングが
行われる第2のチャンバ102に移されたウエハ100
の温度は上昇するため、ウエハ100の加熱のための特
別な設備や処理が不要になり、設備コストの削減と、ス
ループットの向上を図ることができる。次に、レジスト
膜を除去するためのプラズマアッシャについて、図7を
参照しながら説明する。図7はダウンフローアッシャの
構成を示す側面図である。
【0041】図7に示すように、チャンバ131はエッ
チング室132とプラズマ生成室133とマイクロ波導
入室134に分割されている。エッチング室132とプ
ラズマ生成室133の間はプラズマが通過する孔が形成
された仕切り板で仕切られ、プラズマ生成室133とマ
イクロ波導入室134の間はマイクロ波が伝わる石英等
の仕切り板136で仕切られている。
【0042】また、プラズマ生成室133には反応ガス
をプラズマ生成室133内に導入するガス導入口138
が形成されている。エッチング室132には不要な反応
ガスを排出し、或いはエッチング室132及びプラズマ
生成室133内を減圧するための図示しない排気ポンプ
が接続される排気口139が形成されている。更に、エ
ッチング室132には処理が行われるウエハ100を載
置する基板保持具137が設置されている。 (3)本発明の第3の実施例に係る密着層及び主導電層
のエッチング方法の説明 図8(a)〜(d)は、本発明の第3の実施例に係るエ
ッチング方法について示す断面図である。図4〜図6の
エッチング装置及び図7のダウンフロープラズマアッシ
ャを用いて説明する。なお、以下の説明においては、各
室101a/103a,102a/103a,104a
/103a,105a/103aの接続部と、入口側ロ
ードロックチャンバ104の入口及び出口側ロードロッ
クチャンバ105の出口とに設けられたバルブの開閉に
ついて説明を省略しているが、適宜行われているものと
する。
【0043】処理されるウエハ100は、図8(a)に
示すように、直径6インチのシリコン基板31上にシリ
コン酸化膜からなる絶縁層32が形成され、絶縁層32
に形成されたコンタクトホール33を被覆して絶縁層3
2上に膜厚50nmのTiN膜(密着層)34と膜厚3
50nmのタングステン膜(主導電層)35とが形成さ
れている。また、所望の箇所に所定の形状の配線層を形
成するため、タングステン膜35上に膜厚1700nmのレ
ジストマスク36が形成されている。
【0044】まず、入口側ロードロックチャンバ104
にウエハ100を搬入した後、入口側ロードロックチャ
ンバ104,第1のチャンバ101内,搬送室103内
及び第2のチャンバ102内を排気し、減圧する。所定
の圧力に達したら、第1のチャンバ101内にウエハ1
00を搬入し、基板保持具111に載置する。
【0045】続いて、冷却手段112によりウエハ10
0を冷却し、基板温度を−50℃に保持する。次いで、
ガス導入口115から流量150cc/分の三フッ化窒
素(NF3 )ガスを導入し、第1のチャンバ101内の
ガス圧力を100mTorrに保持する。
【0046】次に、第1の電極111及び第2の電極1
13間に高周波電力200Wを印加する。これにより、
電極111,113間のNF3 ガスがプラズマ化し、タ
ングステン膜35がこれに曝されてエッチングが始ま
る。このとき、タングステン膜35のエッチングレート
は300nm/分となり、TiN膜34に対するタング
ステン膜35のエッチング選択比は100以上となって
いる。
【0047】所定の時間が経過した後、図8(b)に示
すように、タングステン膜35がエッチングされる。次
いで、ウエハ100を搬送室103に搬出した後、さら
に第2のチャンバ102内に搬入して基板保持具121
上に載置する。このとき、第2のチャンバ102内に搬
入されるまで、ウエハ100は大気に曝されないので、
その表面に結露が生じるのを抑制することができる。
【0048】次に、基板保持具121上のウエハ100
を加熱し、温度25℃に保持する。次いで、ガス導入口
127から流量100cc/分の塩素(Cl2 )ガスを
導入し、第2のチャンバ102内のガス圧力を50mT
orrに保持する。次に、第1の電極121及び第2の
電極125間に高周波電力400Wを印加する。これに
より、電極121,125間のCl2 ガスがプラズマ化
し、TiN膜34がこれに曝されてエッチングが始ま
る。このとき、TiN膜34のエッチングレートは20
0nm/分となり、タングステン膜に対するTiN膜3
4のエッチング選択比は100以上となっており、シリ
コン酸化膜に対するTiN膜34のエッチング選択比は
7以上となっている。従って、レジストマスク36がエ
ッチングされたとしても、TiN膜34を被覆するタン
グステン膜35aがマスクの役目を果たすため、エッチ
ング形状の異常は生じない。
【0049】所定の時間が経過した後、図8(c)に示
すように、TiN膜34がエッチングされる。これによ
り、タングステン膜35とTiN膜34のエッチングが
完了する。次いで、出口側ロードロックチャンバ105
を減圧した後、出口側ロードロックチャンバ105に第
2のチャンバ102内からウエハ100を搬出する。続
いて、出口側ロードロックチャンバ105を大気圧に戻
した後、ウエハ100を外に取り出す。
【0050】次に、ウエハ100をプラズマアッシャの
チャンバ131内に搬入し、基板保持具133に載置す
る。次に、基板保持具133上のウエハ100を加熱
し、温度30℃に保持する。次いで、ガス導入口138
から流量100cc/分の四フッ化炭素(CF4 )ガス
と流量900cc/分の酸素(O2 )ガスの混合ガスを
導入し、チャンバ131内のガス圧力を900mTor
rに保持する。
【0051】次に、電力900Wをマイクロ波導入室1
34に導く。これにより、プラズマ生成室133内のC
4 +O2 ガスはマイクロ波電力を吸収してプラズマ化
し、レジストマスク36がこれに曝されてエッチングが
始まる。このとき、エッチングにより生成された反応生
成物中にはタングステンやTiNが含まれているため、
2 ガスのみを用いたドライアッシングではこれらを除
去することは非常に困難であるが、CF4 ガスを加える
ことにより、それらを効果的に除去することができる。
【0052】所定の時間が経過した後、図8(d)に示
すように、レジストマスク36がエッチング・除去され
る。このようにして、TiN膜34及びタングステン膜
35の2層膜からなる配線層37が絶縁層32上に形成
される。以上のように、本発明の実施例に係るエッチン
グ方法によれば、−50℃の低温で、タングステン膜3
5をエッチングし、25℃でTiN膜34をエッチング
することにより、タングステン膜35のエッチング時に
はTiN膜34との選択比の確保ができ、TiN膜34
のエッチング時にはTiN膜34のエッチングレート、
及び下地の絶縁層32との選択比が十分に確保できるた
め、プロセスの安定性、再現性を確保することができ
る。
【0053】なお、上記の第3の実施例では、TiN膜
34のエッチングガスとして塩素を用いているが、Cl
+Ar,Cl+He,Cl+N2 等塩素を含むガスを用
いてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る成膜方法に
おいては、タングステンを含むガスを主としてジボラン
により還元して第1のタングステン膜を形成し、その上
にタングステンを含むガスを水素又はシランにより還元
して第2のタングステン膜を形成している。従って、と
もにCVD法により、反応ガスを切り換えるだけで、同
じチャンバ内で連続成膜することが可能であり、スルー
プットの向上を図ることができる。また、ジボランの還
元により形成された第1のタングステン膜を密着層と
し、その上の第2のタングステン膜を主導電層とするこ
とにより、作成された配線層では、絶縁層との密着性を
改善し、かつ表面モホロジを悪化させることなく厚膜化
することが可能である。
【0055】更に、半導体基板上の絶縁層に形成された
開口に上記2層のタングステン膜を埋め込む場合、ジボ
ランの還元により形成される、開口の底部の半導体基板
と接する第1のタングステン膜を薄くしてもよいので、
半導体基板へのタングステンの侵入を抑制することが可
能である。また、本発明に係るエッチング方法によれ
ば、−20℃以下の低温で、タングステン膜をエッチン
グし、15℃以上の温度でTiN膜をエッチングしてい
るので、タングステン膜のエッチング時にはTiN膜と
の選択比の確保ができ、TiN膜のエッチング時にはT
iN膜のエッチングレート、及び下地絶縁層との選択比
が十分に確保でき、プロセスの安定性、再現性を確保で
きる。
【0056】更に、本発明に係るレジスト膜の除去方法
においては、酸素ガスにフッ素を含むガスを加えている
ので、レジスト膜とともに、タングステンやTiNが含
まれている反応生成物を効果的に除去することができ
る。また、本発明に係るエッチング装置によれば、それ
ぞれ異なる膜をエッチング可能な第1及び第2のチャン
バを減圧可能な搬送路で連結することにより、第1のチ
ャンバから第2のチャンバに基板を大気に曝すことなく
移動させて、基板の表面での大気中の水分による結露を
抑制することが可能である。
【0057】更に、低温でのエッチングが可能な第1の
チャンバからこれよりも高い温度でのエッチングが可能
な第2のチャンバに移された基板の温度は上昇するた
め、基板の加熱のための特別な設備や処理が不要にな
り、設備コストの削減と、スループットの向上を図るこ
とができる。更に、2つのチャンバが連結されたエッチ
ング装置を用いることで、2台の別々のエッチング装置
を使用する場合に比べて装置コストの上昇を抑えること
ができ、かつ装置の設置面積の縮小を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(e)は、本発明の第1の実施例
に係る密着層及び主導電層の成膜方法を用いたプラグの
形成方法について示す断面図である。
【図2】図2(a),(b)は、本発明の第1の実施例
に係る密着層及び主導電層の成膜方法を用いた他の例に
ついて示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施例に係る密着層及
び主導電層の成膜方法に用いられるCVD装置について
示す側面図である。
【図4】図4(a),(b)は、本発明の第2の実施例
に係るエッチング装置の構成について示す側面図及び平
面図である。
【図5】図5は、本発明の第2の実施例に係るエッチン
グ装置のうち第1のエッチング室の詳細な構成について
示す側面図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施例に係るエッチン
グ装置のうち第2のエッチング室の詳細な構成について
示す側面図である。
【図7】図7は、本発明の第3の実施例に係るレジスト
マスクの除去方法に用いられるプラズマアッシャついて
示す側面図である。
【図8】図8(a)〜(d)は、本発明の第3の実施例
に係る配線層のエッチング方法及びレジストマスクの除
去方法について示す断面図である。
【図9】図9(a),(b)は、従来例に係るタングス
テン膜を用いた配線層について示す断面図である。
【図10】図10(a),(b)は、従来例に係るブラ
ンケットタングステン膜を用いた配線層の問題点につい
て示す断面図である。
【符号の説明】
11,31 シリコン基板(半導体基板)、 12,32 絶縁層、 13,33 コンタクトホール(開口)、 14,14a,20 密着層(第1のタングステン膜)、 15,15a,21 主導電層(第2のタングステン
膜)、 16,22 プラグ(埋込み層)、 17,23,24,37 配線層、 18 層間絶縁膜、 19 ビアホール(開口)、 21 チャンバ、 22 基板保持具、 34,34a 密着層(TiN膜)、 35,35a 主導電層(タングステン膜)、 36 レジストマスク(レジスト膜)、 91,131 チャンバ、 92,137 基板保持具、 93,122 ヒータ(加熱手段)、 94 第1のガス導入口、 95 第2のガス導入口、 96,106〜110,126,139 排気口、 97,100 ウエハ、 101,101a 第1のチャンバ、 102,102a 第2のチャンバ、 103,103a 搬送室(搬送路)、 104,104a 入口側ロードロックチャンバ、 105,105a 出口側ロードロックチャンバ、 111,121 基板保持具(第1の電極)、 112,123 冷媒流路(冷却手段)、 113,125 第2の電極、 114,126 高周波電源、 115,127,138 ガス導入口、 124 基板温度調節手段、 132 エッチング室、 133 プラズマ生成室、 134 マイクロ波導入室、 135,136 仕切り板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/285 H01L 21/285 C 21/3065 21/302 B 21/88 Q

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タングステンを含むガスを主としてジボ
    ランにより還元し、絶縁層上に第1のタングステン膜を
    形成する工程と、 タングステンを含むガスを水素又はシランにより還元
    し、前記第1のタングステン膜上に第2のタングステン
    膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に絶縁層を形成した後、前
    記絶縁層に開口を形成する工程と、 タングステンを含むガスを主としてジボランにより還元
    し、前記開口を被覆して前記絶縁層上に第1のタングス
    テン膜を形成する工程と、 タングステンを含むガスを水素又はシランにより還元
    し、前記第1のタングステン膜上に第2のタングステン
    膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のタングステン膜は、前記絶縁
    層と前記第2のタングステン膜との間の密着を強化する
    密着層であり、前記第2のタングステン膜は主導電層で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のタングステン膜及び前記第2
    のタングステン膜はブランケットタングステンであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のタングステン膜の形成後、前
    記第1のタングステン膜及び第2のタングステン膜をエ
    ッチングして前記開口に埋め込むことを特徴とする請求
    項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のタングステン膜の形成後、前
    記第1のタングステン膜及び第2のタングステン膜を選
    択的にエッチングして配線層を形成することを特徴とす
    る請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 基板上に窒化チタン膜とタングステン膜
    とを順に形成する工程と、 減圧雰囲気中で、前記基板を−20℃以下の温度に保持
    してフッ素を含むガスにより前記タングステン膜をエッ
    チングする工程と、 前記タングステン膜のエッチング後に大気に曝さないで
    前記基板を前記窒化チタン膜のエッチング場所に移す工
    程と、 減圧雰囲気中で、前記基板を15℃以上の温度に保持し
    て塩素又は塩素を含むガスにより前記窒化チタン膜をエ
    ッチングする工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記フッ素を含むガスは三フッ化窒素で
    あることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 レジスト膜をマスクとして前記タングス
    テン膜と前記窒化チタン膜をエッチングした後、活性化
    したフッ素を含むガスと酸素を含むガスの混合ガスに前
    記レジスト膜を曝して除去することを特徴とする請求項
    7又は請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 基板の冷却手段を備え、活性化された
    第1のガスにより減圧状態で前記基板上の第1の被エッ
    チング体をエッチングする第1のチャンバと、 前記基板の加熱手段及び冷却手段を備え、活性化された
    第2のガスにより減圧状態で前記基板上の第2の被エッ
    チング体をエッチングする第2のチャンバと、 前記第1のチャンバ及び前記第2のチャンバとつなが
    り、減圧状態を保持してこれらの間で前記基板を移動可
    能な搬送路とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造装置。
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