JPH0826161A - スクータ型車両の前部車体構造 - Google Patents

スクータ型車両の前部車体構造

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JPH0826161A
JPH0826161A JP6186668A JP18666894A JPH0826161A JP H0826161 A JPH0826161 A JP H0826161A JP 6186668 A JP6186668 A JP 6186668A JP 18666894 A JP18666894 A JP 18666894A JP H0826161 A JPH0826161 A JP H0826161A
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JP
Japan
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cover
attached
vehicle body
front wheel
fender
Prior art date
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Application number
JP6186668A
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English (en)
Inventor
Tadao Hiruma
忠夫 比留間
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品収納部材を大型化できるスクータ型車両
の前部車体構造を提供する。 【構成】 大型のフロントフェンダ6を車体側に設けた
フロントカバー10と独立して操向用の前輪側へ取付
け、フロントカバー10の延出部11先端側にヘッドラ
イト12とウインカ14を取付ける。また、ヘッドライ
ト12等の灯体を取付けた延出部11の前端を前輪2及
びフロントフェンダ6の各前端よりも後方へ下げる。こ
れにより、フロントフェンダ6は前輪2と同じ軌跡で一
緒に回るため、フロントフェンダ6を大型化でき、狭い
場所での取り回し性も良く、かつ、灯体12、14を前
輪2の泥跳ねから効果的に守ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スクータ型車両の前
部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一例として、特開平5−185968号
には、前輪と、前輪の操舵軸を回転自在に支持するヘッ
ドパイプを前端に取付けた車体フレームと、前輪上方か
つハンドル下方のヘッドパイプ周囲を覆う車体カバーと
を備え、灯体の一つであるウィンカをハンドルに取付
け、車体カバー前面には同じく灯体の一つであるヘッド
ライトを設けたスクータ型車両が示されている。この車
体カバーの下部は一体形成されたフロントフェンダをな
し、灯体はこのフロントフェンダ先端よりも若干後方へ
下がった車体カバーの段部に取付けられ、さらに灯体の
上方に物品支持部材が車体カバーと一体に設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来ではハ
ンドルへ取付けられたウインカを物品支持部材下方の車
体カバーへ取付ければ、物品支持部材の大型化に対して
ウインカ側における配設位置の自由度が増す。しかし、
このような低い位置の灯体を泥跳ねから守るためにはフ
ロントフェンダを大型化しなければならない。
【0004】一方、フロントフェンダを車体カバーに固
定した場合、フロントフェンダを大型化すると車体カバ
ー前部が大型化し、狭い場所での取り回し性が低下する
不都合がある。本願はこのような問題点の解決を目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願に係るスクータ型車両の前部車体構造は、前輪と、
前輪の操舵軸を回転自在に支持するヘッドパイプを前端
に取付けた車体フレームと、前輪上方かつハンドル下方
のヘッドパイプ周囲を覆って車体フレーム側へ取付けら
れた車体カバーとを備え、この車体カバー前面に灯体を
設けたスクータ型車両において、前輪の上方を覆うフロ
ントフェンダを、車体カバーと別体に設けて車体カバー
と前輪の間に配設し、前輪側へ取付けるとともに、この
フロントフェンダ上方に隣接して前方へ延出する車体カ
バーの延出部先端側へ灯体を取付けかつこの灯体の位置
を前輪の前端よりも後方位置にしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】フロントフェンダが車体カバーと独立して前輪
側へ取付けられているため、フロントフェンダは前輪と
同じ軌跡で一緒に回る。また、車体カバー側の灯体の取
付位置を前輪の前端よりも後方へ下げたので、フロント
フェンダを大型化でき、狭い場所での取り回し性が良
く、かつ灯体を前輪の泥跳ねから効果的に守ることがで
きる。
【0007】そのうえ、ウインカなどのハンドルへ取付
けられていた灯体を車体カバー側へ移せば、物品支持部
材の大型化に対する灯体の配設位置における自由度が増
す。また、物品支持部材を車体カバーと別体に構成すれ
ば物品支持部材の自由度がさらに増大する。
【0008】
【実施例】図1乃至図6に基づいて実施例を説明する。
図1は第1実施例が適用されているスクータ型自動2輪
車の全体側面、図2はその平面を示す。
【0009】これらの図において、前輪2を支持するフ
ロントフォーク4にはフロントフェンダ6が支持されて
いる。フロントフェンダ6は前輪2の上方を覆い、その
前端は前輪2の前端と略一致し前輪側へ取付けられてい
る。フロントフォーク4の上端が連結するヘッドパイプ
8の周囲はフロントフェンダ6と別体に構成された車体
カバーであるフロントカバー10で覆われている。
【0010】フロントカバー10はヘッドパイプ8を介
して車体フレーム側へ取付られ、その前部下方は、フロ
ントフェンダ6の上面に隣接して上方を前方へ延出する
棚状の延出部11をなし、この先端側には、前面にヘッ
ドライト12、側面にウィンカ14が設けられている。
ヘッドライト12が設けられている延出部11の側面視
における前端部は、フロントフェンダ6及び前輪2の各
前端部から後方へ下がった、車軸3と略同じ位置にあ
る。
【0011】延出部11の上方には物品支持部材として
の大型のバスケット16がフロントカバー10前方へ突
出するパイプ部材18にネジ19で取付けられている。
パイプ部材18はヘッドパイプ8の前方に上下方向に長
く設けられたブラケット20と、その下部に設けられた
前方延出部21へボルト23で取付けられている。前方
延出部21はステー25を介してサブフレーム27によ
って補強されている。
【0012】このパイプ部材18は枠体20を介してヘ
ッドパイプ8へ連結されている。ヘッドパイプ8に回動
自在に支持されている操舵軸22はフロントカバー10
の上方へ延出し、ハンドルカバー24で覆われるととも
に、先端部がハンドルカバー24から側方へ延出してハ
ンドル(グリップ)26となっている。
【0013】図3はフロントフェンダ2の取付部を示す
部分断面であり、この図に明らかなように、ヘッドパイ
プ8によって回転自在に支持された操舵軸22とフロン
トフォーク4(図1)を連結するボトムブリッジ70に
形成されたフランジ状の取付部72へボルト74で取付
られ、操舵軸22の回動と一体に回動するようになって
いる。
【0014】ハンドルカバー24内には上方に計器2
8、前方にポジションランプ30、これらの間にホーン
32がそれぞれ設けられている。ヘッドパイプ8の下部
には斜め下がり後方へメインフレーム34が接続し、そ
の鞍部上にステップフロア36がフロントカバー10の
下部後方と接続して設けられている。メインフレーム3
4には燃料タンク29が取付けられ、レッグシールド3
7で覆われ、側方に回り込むサブフレーム27で保護さ
れている。
【0015】メインフレーム34の後部38はステップ
フロア36部分から斜め上がり後方へ延出し、シート4
0、ラゲージボックス42、オイルタンク44、キャリ
ヤ46等が支持されている。図中の符号48はボディー
カバー、50はスイング式パワーユニット、52は気化
器、54はエアクリーナ、56はリヤクッションユニッ
ト、58はマフラー、60は後輪である。
【0016】フロントカバー10に対する物品支持部材
の取付には種々のバリエーションが可能である。図4乃
至図6はフロントフェンダ6及びフロントカバー10の
形状のみが若干異なる第2実施例を示す。但し、本実施
例の構造は以下に述べる物品支持部材に関するもの以外
は前実施例と同一であるから、重複説明を避け、かつ同
一符号を用いて説明する。
【0017】図4はこのバリエーションを示すものであ
り、(A)は物品支持部材を使用しない状態であり、枠
体18の取付部80、82が露出している。通常は、こ
の取付部に後述する図5、図6に示すようなバスケット
を直接締めつけて使用する。また、(B)にはフロント
カバー一体型バスケット84を取付けた状態、(C)に
は重量物用の物品支持部材であるフロントキャリヤ86
を取付けた状態がそれぞれ示されている。
【0018】なお、(B)のバスケット84における上
方開口部には開閉自在の蓋85を設けることができる。
また、(A)のフロントカバー10における背面並びに
底面側の、隣り合う車体カバーとの各合せ面形状が一致
している別体のバスケットを設け、フロントカバー10
を外した後にこのバスケットを取付ければ、(B)と同
様状態にすることができる。
【0019】次にこれら実施例の作用を説明する。代表
して第2実施例に基づいて説明すると、図5は図4の
(B)に示したバスケット84を取付けた状態における
正面図であり、(A)は直進時、(B)は左折時を示
す。また、図6は図5の(B)における状態を斜め上方
から示した図である。
【0020】これらの図に示すように、コーナリング時
には、フロントフェンダ6がフロントカバー10と独立
して前輪側へ取付けられているため、フロントフェンダ
6は前輪2と同じ軌跡で一緒に回る。このとき、車体フ
レーム側のフロントカバー10はフロントフェンダ6と
軌跡が異なり遅れて回るが(図6)、延出部11の前端
部がフロントフェンダ6の前端よりも側面視で後方へ下
がっているので、延出部11の軌跡はフロントフェンダ
6前端の軌跡より内側になり、前輪2の軌跡により近づ
くことになる。
【0021】このため、狭い場所でも、フロントフェン
ダ6やフロントカバー10の延出部11のうち特に先端
部におけるヘッドライト12やウインカ14などの灯体
取付部が周囲と接触せずに取り回せるようになる。その
結果、フロントフェンダ6を大型化でき、ヘッドライト
12やウインカ14などの灯体を前輪2の泥跳ねから効
果的に守ることができるとともに狭い場所においても軽
快に走行できる。
【0022】そのうえ、図5の(B)に明らかなよう
に、コーナリング時にハンドル26の一部を隠してしま
うようなバスケット84を設けても、ウインカ14はバ
スケット84下方に位置する延出部11に設けられてお
り、バスケット84で隠されない。したがって、バスケ
ット84などの物品支持部材並びに灯体の設計における
自由度が増す。
【0023】さらに、バスケット84をフロントカバー
10と別体に構成したので、これらがフロントカバー1
0と一体に形成されている場合と比べ、バスケット84
の大きさ選択の自由度が増大する。なお、説明を省略し
たが、第2実施例の作用は第1実施例についてもほぼ同
一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の適用された自動2輪車の側面図
【図2】同上平面図
【図3】第1実施例における要部の断面図
【図4】第2実施例における物品支持部材の取付(取り
外し)バリエーションを示す図
【図5】第2実施例における直進時とコーナリング時を
同時に示す正面図
【図6】第2実施例の適用されたコーナリング時におけ
る車体前部の斜視図
【符号の説明】
2:前輪、6:フロントフェンダ、8:ヘッドパイプ、
10:フロントカバー、11:延出部、12:ヘッドラ
イト、14:ウインカ、16:物品支持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪と、前輪の操舵軸を回転自在に支持す
    るヘッドパイプを前端に取付けた車体フレームと、前輪
    上方かつハンドル下方のヘッドパイプ周囲を覆って車体
    フレーム側へ取付けられた車体カバーとを備え、この車
    体カバー前面に灯体を設けたスクータ型車両において、
    前輪の上方を覆うフロントフェンダを、車体カバーと別
    体に設けて車体カバーと前輪の間に配設し、前輪側へ取
    付けるとともに、このフロントフェンダ上方に隣接して
    前方へ延出する車体カバーの延出部先端側へ灯体を取付
    け、かつこの灯体の位置を前輪の前端よりも後方位置に
    したことを特徴とするスクータ型車両の前部車体構造。
JP6186668A 1994-07-15 1994-07-15 スクータ型車両の前部車体構造 Pending JPH0826161A (ja)

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TW84102964A TW268922B (ja) 1994-07-15 1995-03-27
CN95107311A CN1042310C (zh) 1994-07-15 1995-05-30 小型摩托车前部车体构造
IT95TO000562A IT1276470B1 (it) 1994-07-15 1995-07-05 Struttura anteriore del corpo di un veicolo del tipo scooter

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TW268922B (ja) 1996-01-21
ITTO950562A1 (it) 1997-01-05
IT1276470B1 (it) 1997-10-31
CN1042310C (zh) 1999-03-03
CN1120502A (zh) 1996-04-17

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Effective date: 20030204