JPH0825665A - 感熱カラープリンタ - Google Patents
感熱カラープリンタInfo
- Publication number
- JPH0825665A JPH0825665A JP16845894A JP16845894A JPH0825665A JP H0825665 A JPH0825665 A JP H0825665A JP 16845894 A JP16845894 A JP 16845894A JP 16845894 A JP16845894 A JP 16845894A JP H0825665 A JPH0825665 A JP H0825665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- thermal
- medium
- printing
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感熱カラープリンタにおいて、厚い媒体や硬
い媒体の通紙、色ズレ防止及び印刷の高速化を図る。 【構成】 印刷機構7は、印刷方向から端面型サーマル
ヘッド4Y、端面型サーマルヘッド4M、端面型サーマ
ルヘッド4Cの順番で並列且つ、水平に配置する端面型
サーマルヘッド4と、それぞれの端面型サーマルヘッド
4を上下させるヘッド動作機構8と、端面型サーマルヘ
ッド4Y、4M、4Cに対応した定着ランプ9Y、定着
ランプ9Mで構成されている。搬送部は、表面が弾性体
よりなる幅広のベルト10と、そのベルト10に適正な
テンションを与えるローラ11と、そのベルト10を駆
動するための駆動用ローラ12とで構成されている。搬
送制御機構13は、前記搬送部の駆動制御を行ない、制
御部14は図1の感熱カラープリンタ全体の制御を行な
う。
い媒体の通紙、色ズレ防止及び印刷の高速化を図る。 【構成】 印刷機構7は、印刷方向から端面型サーマル
ヘッド4Y、端面型サーマルヘッド4M、端面型サーマ
ルヘッド4Cの順番で並列且つ、水平に配置する端面型
サーマルヘッド4と、それぞれの端面型サーマルヘッド
4を上下させるヘッド動作機構8と、端面型サーマルヘ
ッド4Y、4M、4Cに対応した定着ランプ9Y、定着
ランプ9Mで構成されている。搬送部は、表面が弾性体
よりなる幅広のベルト10と、そのベルト10に適正な
テンションを与えるローラ11と、そのベルト10を駆
動するための駆動用ローラ12とで構成されている。搬
送制御機構13は、前記搬送部の駆動制御を行ない、制
御部14は図1の感熱カラープリンタ全体の制御を行な
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱カラープリンタに
関し、特に、特殊な媒体を使用する感熱カラープリンタ
に関する。
関し、特に、特殊な媒体を使用する感熱カラープリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感熱カラープリンタについて図面
を参照しながら説明する。図3は、
実開昭63―63636号公報に示される感熱カラープ
リンタを表す断面図である。従来の感熱カラープリンタ
は、ホッパ部1から給紙された媒体2は搬送路3を通っ
てサーマルヘッド4とドラム5と定着ランプ9で構成さ
れる印刷部6を通って印刷される。印刷部6による印刷
工程を説明すると、まず給紙された媒体2はドラム5ま
で搬送されると、ドラム5に巻き付いて印刷部6に搬送
され、イエロー用に温度設定されているサーマルヘッド
4で印刷され、その先の定着ランプ9のイエロー用の定
着ランプ9Yで定着される。次に媒体2の先端をサーマ
ルヘッド4のところまで戻し、今度はマゼンタ用に温度
設定されているサーマルヘッド4で印刷を行ない、その
先の定着ランプ9のマゼンタ用の定着ランプ9Mで定着
される。次に同様の手順でシアンを印刷して印刷の完了
となる。
を参照しながら説明する。図3は、
実開昭63―63636号公報に示される感熱カラープ
リンタを表す断面図である。従来の感熱カラープリンタ
は、ホッパ部1から給紙された媒体2は搬送路3を通っ
てサーマルヘッド4とドラム5と定着ランプ9で構成さ
れる印刷部6を通って印刷される。印刷部6による印刷
工程を説明すると、まず給紙された媒体2はドラム5ま
で搬送されると、ドラム5に巻き付いて印刷部6に搬送
され、イエロー用に温度設定されているサーマルヘッド
4で印刷され、その先の定着ランプ9のイエロー用の定
着ランプ9Yで定着される。次に媒体2の先端をサーマ
ルヘッド4のところまで戻し、今度はマゼンタ用に温度
設定されているサーマルヘッド4で印刷を行ない、その
先の定着ランプ9のマゼンタ用の定着ランプ9Mで定着
される。次に同様の手順でシアンを印刷して印刷の完了
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の感熱カラー
プリンタは、ドラム5に添って媒体2を湾曲、密着させ
て、サーマルヘッド4、ドラム5、定着ランプ9よりな
る印刷部6を複数回通過させるため、厚い媒体や硬い媒
体が使用できない欠点がある。また、サーマルヘッド部
を複数回通過させる必要があるため、媒体の斜行や送り
ムラによる色ズレによって印刷品質が低下する欠点もあ
る。更に、1色ずつ印刷するため、スピードが遅いとい
う欠点もある。
プリンタは、ドラム5に添って媒体2を湾曲、密着させ
て、サーマルヘッド4、ドラム5、定着ランプ9よりな
る印刷部6を複数回通過させるため、厚い媒体や硬い媒
体が使用できない欠点がある。また、サーマルヘッド部
を複数回通過させる必要があるため、媒体の斜行や送り
ムラによる色ズレによって印刷品質が低下する欠点もあ
る。更に、1色ずつ印刷するため、スピードが遅いとい
う欠点もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の感熱カラープリ
ンタは、与えられる温度に従って各色に発色し、定着ラ
ンプによる照射で各原色が定着される媒体を用いる感熱
カラープリンタにおいて、端面型サーマルヘッドを複数
個、並列且つ、水平に配置し、その端面型サーマルヘッ
ドを個々に上下させるヘッド動作機構と、それぞれのサ
ーマルヘッドに対応した定着ランプを一方に有し、他方
に前記媒体を水平に搬送し表面が弾性体よりなる幅広の
ベルトと、そのベルトに適正なテンションを与えるロー
ラと、前記ベルトを駆動させるための搬送制御機構とを
有することを特徴とする。
ンタは、与えられる温度に従って各色に発色し、定着ラ
ンプによる照射で各原色が定着される媒体を用いる感熱
カラープリンタにおいて、端面型サーマルヘッドを複数
個、並列且つ、水平に配置し、その端面型サーマルヘッ
ドを個々に上下させるヘッド動作機構と、それぞれのサ
ーマルヘッドに対応した定着ランプを一方に有し、他方
に前記媒体を水平に搬送し表面が弾性体よりなる幅広の
ベルトと、そのベルトに適正なテンションを与えるロー
ラと、前記ベルトを駆動させるための搬送制御機構とを
有することを特徴とする。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の感熱カラープリンタの一実
施例を示す構成図である。また、図2は、図1の実施例
中のサーマルヘッドの動作を示す説明図である。
施例を示す構成図である。また、図2は、図1の実施例
中のサーマルヘッドの動作を示す説明図である。
【0007】印刷機構7は、印刷方向から端面型サーマ
ルヘッド4Y、端面型サーマルヘッド4M、端面型サー
マルヘッド4Cの順番で並列且つ、水平に配置する端面
型サーマルヘッド4と、それぞれの端面型サーマルヘッ
ド4を上下させるヘッド動作機構8と、端面型サーマル
ヘッド4Y、4M、4Cに対応した定着ランプ9Y、定
着ランプ9Mで構成されている。搬送部は、表面が弾性
体よりなる幅広のベルト10と、そのベルト10に適正
なテンションを与えるローラ11と、そのベルト10を
駆動するための駆動用ローラ12とで構成されている。
ルヘッド4Y、端面型サーマルヘッド4M、端面型サー
マルヘッド4Cの順番で並列且つ、水平に配置する端面
型サーマルヘッド4と、それぞれの端面型サーマルヘッ
ド4を上下させるヘッド動作機構8と、端面型サーマル
ヘッド4Y、4M、4Cに対応した定着ランプ9Y、定
着ランプ9Mで構成されている。搬送部は、表面が弾性
体よりなる幅広のベルト10と、そのベルト10に適正
なテンションを与えるローラ11と、そのベルト10を
駆動するための駆動用ローラ12とで構成されている。
【0008】搬送制御機構13は、前記搬送部の駆動制
御を行ない、制御部14は図1の感熱カラープリンタ全
体の制御を行なう。
御を行ない、制御部14は図1の感熱カラープリンタ全
体の制御を行なう。
【0009】上位装置15から画像データを受信した制
御部14は、その画像データを分解して、この感熱カラ
ープリンタに合わせて印刷機構7のサーマルヘッド4
Y、4M、4Cにデータを転送し、更に搬送制御機構1
3に印刷開始信号を送信する。印刷開始信号を受けた搬
送制御機構13は、印刷する媒体2の搬送を開始する。
御部14は、その画像データを分解して、この感熱カラ
ープリンタに合わせて印刷機構7のサーマルヘッド4
Y、4M、4Cにデータを転送し、更に搬送制御機構1
3に印刷開始信号を送信する。印刷開始信号を受けた搬
送制御機構13は、印刷する媒体2の搬送を開始する。
【0010】図2を参照すると、印刷待機中の端面型サ
ーマルヘッド4の先端はヘッド動作機構8によってベル
ト10とは接触しておらず、搬送制御機構13にて搬送
されている媒体に印刷を開始する時にそのタイミングを
制御部14で計算しヘッド動作機構8に動作命令を送り
端面型サーマルヘッド4を下降させて媒体と接触する。
そして、印刷が終ると端面型サーマルヘッド4はヘッド
動作機構8の動作によって上昇する。この動作を端面型
サーマルヘッド4Y、4M、4Cが個々に行なう。
ーマルヘッド4の先端はヘッド動作機構8によってベル
ト10とは接触しておらず、搬送制御機構13にて搬送
されている媒体に印刷を開始する時にそのタイミングを
制御部14で計算しヘッド動作機構8に動作命令を送り
端面型サーマルヘッド4を下降させて媒体と接触する。
そして、印刷が終ると端面型サーマルヘッド4はヘッド
動作機構8の動作によって上昇する。この動作を端面型
サーマルヘッド4Y、4M、4Cが個々に行なう。
【0011】端面型サーマルヘッド4Yによって印刷さ
れた媒体はその後すぐに定着ランプ9Yによって定着さ
れる。定着された媒体は次に端面型サーマルヘッド4M
によって印刷され、定着ランプ9Mによって定着され
る。媒体2の特性上、シアン印刷後の定着は必要としな
いため、端面型サーマルヘッド4Cによって印刷を行な
って、印刷を終了する。
れた媒体はその後すぐに定着ランプ9Yによって定着さ
れる。定着された媒体は次に端面型サーマルヘッド4M
によって印刷され、定着ランプ9Mによって定着され
る。媒体2の特性上、シアン印刷後の定着は必要としな
いため、端面型サーマルヘッド4Cによって印刷を行な
って、印刷を終了する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の感熱カラー
プリンタは、端面型サーマルヘッドを複数個、並列か
つ、水平に配置し、ベルトにより媒体を搬送するため、
複数回の往復運動は必要とせず、色ズレによっての印刷
品質の低下はなくなり、1回の搬送で印刷するため、印
刷スピードが向上する。さらに、媒体を水平に搬送する
ため、媒体の厚みや硬さ等は問わない。
プリンタは、端面型サーマルヘッドを複数個、並列か
つ、水平に配置し、ベルトにより媒体を搬送するため、
複数回の往復運動は必要とせず、色ズレによっての印刷
品質の低下はなくなり、1回の搬送で印刷するため、印
刷スピードが向上する。さらに、媒体を水平に搬送する
ため、媒体の厚みや硬さ等は問わない。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1中の端面型サーマルヘッドの動作を示す説
明図である。
明図である。
【図3】従来例の断面図である。
2 媒体 4 端面型サーマルヘッド 7 印刷機構 8 ヘッド動作機構 10 ベルト 11 ローラ 12 駆動用ローラ 13 搬送制御機構 14 制御部15 上位装置
Claims (3)
- 【請求項1】 与えられる温度に従って各色に発色し、
定着ランプによる照射で各原色が定着される媒体を用い
る感熱カラープリンタにおいて、端面型サーマルヘッド
を複数個、並列且つ、水平に配置し、その端面型サーマ
ルヘッドを個々に上下させるヘッド動作機構と、それぞ
れのサーマルヘッドに対応した定着ランプを一方に有
し、他方に前記媒体を水平に搬送し表面が弾性体よりな
る幅広のベルトと、そのベルトに適正なテンションを与
えるローラと、前記ベルトを駆動させるための搬送制御
機構とを有することを特徴とする感熱カラープリンタ。 - 【請求項2】 端面近傍に発熱体を有するサーマルヘッ
ドを用いたことを特徴とする請求項1記載の感熱カラー
プリンタ。 - 【請求項3】 印刷待機中の端面型サーマルヘッドの先
端がヘッド動作機構によってベルトとは接触しておら
ず、搬送制御機構にて搬送されている媒体に印刷を開始
する時にそのタイミングを制御部で計算し前記ヘッド動
作機構に動作命令を送り前記端面型サーマルヘッドを下
降させて媒体と接触し、印刷が終ると前記端面型サーマ
ルヘッドは前記ヘッド動作機構の動作によって上昇し、
前記端面型サーマルヘッドの一つによって印刷された媒
体をその後すぐに第1の定着ランプによって定着し、定
着された媒体を前記端面型サーマルヘッドの他の一つに
よって印刷し、第2の定着ランプによって定着し、端面
型サーマルヘッドのさらに他の一つによって印刷を行な
うことを特徴とする感熱プリント方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16845894A JPH0825665A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 感熱カラープリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16845894A JPH0825665A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 感熱カラープリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0825665A true JPH0825665A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15868492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16845894A Pending JPH0825665A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 感熱カラープリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825665A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6009673B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2016-10-19 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 紙葉類処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61227088A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感熱記録装置 |
JPH05169734A (ja) * | 1991-11-02 | 1993-07-09 | Ootonikusu:Kk | 多重印刷装置 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP16845894A patent/JPH0825665A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61227088A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感熱記録装置 |
JPH05169734A (ja) * | 1991-11-02 | 1993-07-09 | Ootonikusu:Kk | 多重印刷装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6009673B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2016-10-19 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 紙葉類処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970408 |