JP2002221832A - 画像形成装置および用紙の搬送方法 - Google Patents

画像形成装置および用紙の搬送方法

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JP2002221832A
JP2002221832A JP2001015796A JP2001015796A JP2002221832A JP 2002221832 A JP2002221832 A JP 2002221832A JP 2001015796 A JP2001015796 A JP 2001015796A JP 2001015796 A JP2001015796 A JP 2001015796A JP 2002221832 A JP2002221832 A JP 2002221832A
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JP2001015796A
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English (en)
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Kenichi Hosoi
健一 細井
Minoru Asakawa
稔 浅川
Takaaki Sakai
孝明 酒井
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズの異なる複数種類の用紙の両面に画像
形成する場合でも、循環搬送枚数が第2給紙手段の回転
駆動タイミングを同一とし、変更する必要のない画像形
成装置および用紙の搬送方法を提供すること。 【解決手段】 第1給紙手段、第1給紙手段からの用紙
を受け取って画像形成部に搬送する第2給紙手段、第2
給紙手段からの用紙にトナ−像を転写した後に定着せし
めて画像を形成するための画像形成部、第1面に画像が
形成された用紙を反転搬送せしめて、再度第2給紙手段
へと循環搬送せしめる循環搬送手段とを有する画像形成
装置において、用紙のサイズが異なり且つ循環枚数が同
一枚数である場合、循環搬送手段による用紙の搬送速度
を変更するように制御する制御手段を設けてなることを
特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は用紙の循環搬送を
行う電子写真複写機あるいはプリンタ等の画像形成装置
および用紙の搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】普通紙等の用紙の両面に画像を形成しう
るように、片面に画像形成された用紙を反転搬送せしめ
て循環搬送するための循環搬送手段(以下、ADUとも
称す)を備えてなる画像形成装置が知られている。
【0003】また、画像形成において、給紙トレイから
用紙を連続的に例えば5枚給紙し、、感光体ドラム上に
形成されたトナー像を当該用紙の第1面(表面)に連続
的に転写させ、定着処理を施した後に、用紙を循環せし
めるために、前記ADUで反転せしめ、実質的に用紙を
停止させることなく搬送を続けて、再度、転写領域に循
環搬送せしめ、前記感光体ドラム上に形成された他のト
ナー像を用紙の第2面(裏面)に転写させ、定着処理後
に排紙トレイに排出するように、中間トレイに一時的に
複数枚を積載してスタックすることのない、所謂、ノン
スタック循環搬送方式も知られている。
【0004】上記における6枚目から10枚目の用紙に
対する画像形成は第2群として処理され、次の更なる用
紙5枚に対する画像形成は第3群として処理される。
【0005】このようなノンスタック循環搬送方式を使
用する場合、前述した5枚の用紙は循環搬送路(一般的
には、第2給紙手段とも呼称されるレジストローラ〜転
写領域〜定着領域〜反転領域〜レジストローラ)中で、
実質的に、常時、搬送状態にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5は本願発明に係わ
る画像形成装置の構成を示す模式図であるが、ここでは
従来構成の不具合を説明するための図として使用する。
【0007】図中、31は感光体ドラム、56は第2給
紙手段としてのレジストローラ、57は転写前ローラ、
35は転写領域を行うための転写手段としての転写極、
38は定着領域を構成する定着装置、61は定着排出ロ
ーラ、62は搬送路を切り換える切替手段、600、6
10、620は搬送ローラで、これらローラは反転排紙
および循環搬送するための反転排紙・再給紙部を構成す
る。
【0008】800、810、820、830、84
0、850は用紙の表裏反転および搬送を行うための循
環搬送手段8を構成する搬送ローラであり、搬送ローラ
800は以下、本発明の反転手段としてのADU反転ロ
ーラと呼称する。
【0009】55は前記ADU8を介して送り出される
用紙と、例えば、給紙トレイ400から給紙される用紙
との搬送路合流部に設けた搬送ローラである。
【0010】前述した循環搬送路は、太い矢印で示すル
ープに一致する。前記ADU8を使用して両面画像を形
成するプロセスを用紙の動きに注目して述べるに、画像
形成プロセス実行に応じて、例えば、第1給紙手段によ
り給紙トレイ400から所定時間毎に連続的に給紙され
た5枚の用紙は搬送ローラ55を介して順次レジストロ
ーラ56に達し、図示しない検知手段により検知され、
当該レジストローラ56の回転により再給紙され、感光
体ドラム31上に形成されたトナー画像領域と重畳する
状態で転写領域に入る。
【0011】転写領域における転写極35の作用により
第1面にトナー像が転写された用紙は前記感光体ドラム
31から分離され、定着装置38に向けて搬送される。
【0012】前記定着装置38における加熱、加圧作用
により定着された前記トナー像を有するに至った用紙は
定着排出ローラ61、切替手段62により切り換えられ
た搬送路に沿って下方に送られ、更に、搬送ローラ60
0乃至620により順次、右上方に向けて形成された搬
送路中を移動させられた後、ADU反転ローラ800に
達する。
【0013】進行方向において後端部が前記ADU反転
ローラ800に挟持されるタイミングで、当該ADU反
転ローラ800は逆方向に回転制御され、従って用紙は
表裏反転され、前記後端部を先端部として前記と逆方向
に搬送されながらADU8に形成された搬送路、即ち、
搬送ローラ810乃至850で図中の右方向に水平に搬
送された後、上方に導かれ、やがて搬送ローラ55を経
て順次前記レジストローラ56に到達し、前述と同じプ
ロセスを介して第2面にトナー像が形成されるようにな
る。
【0014】以後、前記定着装置38で定着処理された
後、用紙は、例えば、そのままの状態で排出ローラ61
を介して排紙トレイ64に、順次、排出される。
【0015】ところで、このような画像形成装置におい
ては、所定の用紙サイズ(特に、搬送方向における特定
の用紙の長さサイズ)を基準として、例えば、単位時間
当たりに得られる画像形成枚数を設定し、その達成のた
めに各種の工夫を凝らしているのが実状である。
【0016】その1つとして、レジストローラの作動タ
イミングの問題があり、例えば、基準となるサイズの用
紙に対して一定間隔で作動できるように工夫することが
考えられる。
【0017】例えば、前記レジストローラ56に基準サ
イズの用紙が到達し、当該レジストローラ56による給
紙にタイミングを合わせて前記感光体ドラム31上にト
ナー像を作像するプロセスが開始され、前記転写極35
のある転写領域でトナー像領域と用紙とが重畳するよう
に、露光部から転写極までの距離とレジストローラから
転写電極までの距離を同一に設定するとともに、感光体
ドラム31、レジストローラ56、転写前ローラ57の
線速度を同一に設定し、かつ、循環路長を適宜選択する
ことによりレジストローラを常に一定間隔で作動させる
構成が考えられる。
【0018】しかしながら、使用される用紙が1つのサ
イズであれば制御上、問題はないが、サイズの異なる複
数の用紙を対象とし、循環枚数が同枚数である場合は問
題がある。
【0019】基準サイズの用紙と、基準サイズ以外のサ
イズの用紙を用いて循環枚数を同一枚数とした場合の紙
間隔のズレを模式的に図6(a)に示す。
【0020】例えば基準サイズをレターサイズ(216
mm×279mmで、短辺が搬送方向)とした場合の用
紙の両面に画像を形成する際のレジストローラ部(第2
給紙部)における紙間隔(先行するよう紙の後端と、後
続の用紙の先端との間隔)は略一定である。
【0021】換言すれば、レジストローラを所定時間間
隔で回転駆動するように制御することにより、所定の紙
間隔の用紙の第1面(図でサイド1と表示してある)に
画像形成を行い、最後の5枚目の用紙(これから第1面
に画像形成がされる用紙)と、表裏反転され、循環搬送
された後の最初の用紙(図でサイド2と表示してあり、
第2面に画像形成がされる1枚目の転写紙)との紙間隔
も一定となるように、用紙の循環搬送路長等、種々の条
件を設定してあり、この構成により、単位時間当たりの
高生産性を実現している。
【0022】しかしながら、図6(b)のように、基準
サイズであるレターサイズよりも小さいサイズである、
例えば、A4サイズ(210mm×297mmで、短辺
が搬送方向)の用紙が選択された場合、第1面に対する
画像形成のために給紙される用紙同士の紙間隔、およ
び、第2面に対する画像形成のために再給紙される用紙
同士の紙間隔は、レジストローラの回転駆動の時間間隔
が前述の図6(a)の場合と同じ時間間隔なので、前記
図6(a)の場合よりもサイズの小さい分、若干広い紙
間隔で一定とされるが、第1面に画像形成される5枚目
の用紙の後端と、第2面に画像形成される最初の用紙の
先端との間隔が狭くなってしまう。
【0023】これは、前記ADUにおける用紙の表裏反
転時間が小サイズになった分だけ短くなることに起因す
る。
【0024】斯様な問題に対応するには、この時におい
て、例えば、感光体ドラム上での画像形成プロセスの開
始およびレジストローラの回転駆動タイミングを速める
ことが必要とされるが、このような場合には制御が複雑
になるとともに、単位時間当たりの生産性も向上できな
いという問題がある。
【0025】一方、用紙のサイズ毎にレジストローラの
回転駆動を変えることも制御系の負荷が大きくなるので
好ましいものではない。
【0026】また、基準サイズの用紙よりも大きなサイ
ズ、例えば、ワイド紙(228.6mm×279mm
で、短辺が搬送方向)の用紙が選択された場合、図6
(c)に示すように、前記図6(b)の場合とは逆の現
象が生じてしまう。
【0027】即ち、用紙の表裏反転時間が大サイズにな
った分だけ長くなり、従って、第1面に画像形成される
5枚目の用紙と、第2面に画像形成される最初の用紙と
の紙間隔が広くなってしまう。
【0028】斯様な問題に対応するには、前述と類似
の、この時だけに必要な制御を必至とし、同様の問題が
残る。
【0029】また、上記とは別の問題として、給紙トレ
イからレジストローラに向けて所定時間間隔で用紙を給
紙する工程において、何らかの原因で給紙遅れが発生す
ることも考えられるが、従来は、第2給紙部において所
定時間内に用紙が検知出来ない場合にはトラブルとみな
して装置を適宜に停止させており、結果として生産性の
低下を招いていた。
【0030】本願発明は上記問題点に鑑みてなされたも
ので、主たる目的は、簡単な構成でありながら、サイズ
の異なる複数種類の用紙の両面に画像形成する場合で
も、循環搬送枚数が第2給紙手段の回転駆動タイミング
を同一とし、変更する必要のない画像形成装置および用
紙の搬送方法を提供することにある。
【0031】また、他の目的は、給紙トレイからの給紙
に遅れがあったとしても、単位時間当たりの生産性を高
くできる画像形成装置および用紙の搬送方法を提供する
ことにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本願発明の目的は下記構
成によって達成することができる。
【0033】(1)用紙を1枚づつ給紙する第1給紙手
段、該第1給紙手段からの用紙を受け取って画像形成部
に用紙を搬送する第2給紙手段、該第2給紙手段からの
用紙にトナ−像を転写した後に定着せしめて画像を形成
するための画像形成部、該画像形成部により第1面に画
像が形成された用紙の第2面に画像を形成するために、
前記第1面に画像が形成された用紙を反転搬送せしめ
て、再度前記第2給紙手段へと循環搬送せしめる循環搬
送手段とを有し、前記画像形成部によって所定枚数の用
紙の第1面に順次画像を形成した後に、前記循環搬送手
段で反転搬送せしめて前記第2給紙手段へ循環搬送し、
前記第1面に画像が形成された用紙の第2面に順次画像
の形成を行う画像形成装置において、前記用紙のサイズ
が異なり且つ循環枚数が同一枚数である場合は、前記循
環搬送手段による用紙の搬送速度を変更するように制御
する制御手段を設けてなることを特徴とする画像形成装
置。
【0034】(2)前記搬送速度の変更は、前記循環搬
送手段を構成する反転手段による反転搬送速度の変更で
あることを特徴とする前記(1)に記載の画像形成装
置。
【0035】(3)用紙を1枚づつ給紙する第1給紙手
段、該第1給紙手段からの用紙を受け取って画像形成部
に用紙を搬送する第2給紙手段、該第2給紙手段からの
用紙にトナ−像を転写した後に定着せしめて画像を形成
するための画像形成部、該画像形成部により第1面に画
像が形成された用紙の第2面に画像を形成するために、
前記第1面に画像が形成された用紙を反転搬送せしめ
て、再度前記第2給紙手段へと循環搬送せしめる循環搬
送手段とを有し、前記画像形成部によって所定枚数の用
紙の第1面に順次画像を形成した後に、前記循環搬送手
段で反転搬送せしめて前記第2給紙手段へ循環搬送し、
前記第1面に画像が形成された用紙の第2面に順次画像
の形成を行う画像形成装置における用紙の搬送方法にお
いて、前記用紙のサイズが異なり且つ循環枚数が同一枚
数である場合は、前記第2給紙手段から画像形成部へ用
紙の搬送を開始した時から、前記循環搬送手段にて反転
搬送せしめて循環搬送して前記第2給紙手段へ到達する
時までに要する循環時間が一定となるように、前記循環
搬送手段による用紙の搬送を制御することを特徴とする
用紙の搬送方法。
【0036】(4)前記用紙の搬送の制御は、用紙の搬
送速度の変更であることを特徴とする前記(3)に記載
の用紙の搬送方法。
【0037】(5)前記用紙の搬送速度の変更は、前記
循環搬送手段を構成する反転手段における搬送速度の変
更であることを特徴とする前記(3)に記載の用紙の搬
送方法。
【0038】(6)用紙を1枚づつ給紙する第1給紙手
段、該第1給紙手段からの用紙を受け取って画像形成部
に用紙を搬送する第2給紙手段、該第2給紙手段からの
用紙にトナ−像を転写した後に定着せしめて画像を形成
するための画像形成部、該画像形成部により第1面に画
像が形成された用紙の第2面に画像を形成するために、
前記第1面に画像が形成された用紙を反転搬送せしめ
て、再度前記第2給紙手段へと循環搬送せしめる循環搬
送手段とを有し、前記画像形成部によって所定枚数の用
紙の第1面に順次画像を形成した後に、前記循環搬送手
段で反転搬送せしめて前記第2給紙手段へ循環搬送し、
前記第1面に画像が形成された用紙の第2面に順次画像
の形成を行う画像形成装置において、給紙トレイからの
連続給紙中に給紙遅れが発生した場合に、先行する用紙
の搬送速度を減速又は一時停止せしめるように用紙の搬
送を制御する制御手段を設けてなることを特徴とする画
像形成装置。
【0039】(7)給紙遅れの許容時間が設定可能であ
り、前記制御手段は、前記給紙遅れの時間が前記許容時
間以上である場合は、給紙トレイからの用紙の給紙を禁
止するように制御することを特徴とする前記(6)に記
載の画像形成装置。
【0040】(8)前記制御手段は、既に先行している
用紙において前記した減速又は一時停止の制御を実行中
である場合には、前記した減速又は一時停止の制御を中
断し、通常搬送速度で先行する用紙の搬送を再開するよ
うに制御することを特徴とする前記(7)に記載の画像
形成装置。
【0041】
【発明の実施の形態】図1は本願発明に係わる画像形成
装置の構成を示す模式図である。
【0042】本実施の形態の画像形成装置としての複写
機は、複写機本体の上部に自動原稿送り装置1を設ける
とともに、複写機本体内に画像読取装置2、画像形成部
3、用紙収納部4、給紙部5、反転排紙・再給紙部6、
および前述した循環反転手段としてのADU8を有して
いる。
【0043】反転排紙・再給紙部6およびADU8につ
いては前述したので構成の説明は必要なとき以外省略す
る。
【0044】前記自動原稿送り装置1は、原稿を一枚ず
つ送り出し、原稿を画像読取位置へと搬送し、画像読取
が終わった原稿を所定の場所に排紙処理する装置であ
る。
【0045】前記自動原稿送り装置1は、原稿を載置す
る原稿載置台11、原稿載置台11上に載置された原稿
を分離する原稿分離手段12、原稿分離手段12で分離
された原稿を搬送する複数のローラを含む原稿搬送手段
13、原稿搬送手段13で搬送された原稿を排紙する原
稿排紙手段14、原稿排紙手段14によって排紙された
原稿を載置する原稿排紙台15、および、原稿の両面の
画像を読み取る際に原稿の表裏を反転させるためのロー
ラ対からなる原稿反転手段16を有している。
【0046】処理プロセスがらみで述べるに、前記原稿
載置台11上に載置された複数枚の原稿(不図示)は、
原稿分離手段12によって1枚づつ分離され、前記原稿
搬送手段13によって画像読取位置に向けて搬送され
る。
【0047】前記原稿読取位置は、前記原稿搬送手段1
3の下方部に設けられており、そこで、画像読取装置2
を構成するスリット21を通して、原稿の画像が読み取
られる。
【0048】画像が読み取られた原稿は、原稿排紙手段
14によって原稿排紙台15上へと排紙される。
【0049】ところで、原稿の両面の画像を読み取る際
には、一度片面の画像が読み取られた原稿を原稿反転手
段16に導き、原稿の後端が前記ローラに加えられた状
態における当該ローラに対する逆回転制御によって原稿
の表裏を反転し、再度、前記原稿搬送手段13で搬送す
ることにより、原稿読取位置において他の面の画像を読
み取ることができる。
【0050】このような工程が原稿載置台11上に載置
された原稿の枚数分繰り返される。また、前記自動原稿
送り装置1は可倒式に構成されており、この自動原稿送
り装置1を起こしてプラテンガラス22上を開放するこ
とにより、当該プラテンガラス22上に原稿を直接載置
し、複写することができるように構成してある。
【0051】前記画像読取装置2は、原稿の画像を読み
取って画像データを得るための手段であり、前記スリッ
ト21と、原稿を照射する光源であるランプ231と原
稿からの反射光を反射させる第1ミラー232とを一体
化してなる第1ミラーユニット23と、第1ミラー23
2からの光を反射させる第2ミラー241と第3ミラー
242とを一体化してなる第2ミラーユニット24と、
当該第2ミラーユニット24からの反射光を、後述する
撮像素子(以下、CCDという)26に結像させる結像
レンズ25、および、結像レンズ25によって結像され
た光像を光電変換して画像情報を得るライン状のCCD
26を有している。
【0052】前記画像情報は、適宜の画像処理を施され
た後、一旦、図示しないメモリに蓄積されるようになっ
ている。
【0053】前記自動原稿送り装置1によって送られて
いる原稿を、画像読取装置2で読み取る態様において
は、第1ミラーユニット23及び第2ミラーユニット2
4は、図示の如き位置に固定されている。
【0054】一方、前記プラテンガラス22上に直接載
置された原稿の画像を読み取る態様においては、前記第
1ミラーユニット23と第2ミラーユニット24とを光
路長を保ちながらプラテンガラスに沿って移動させるこ
とにより行う。
【0055】前記画像形成部3は、画像読取装置2で得
た画像データに基づいて、最終的に用紙上に画像形成を
行う。
【0056】実施の形態における前記画像形成部3は、
電子写真プロセスにより画像を形成するものであり、光
導電性感光層を表面に有する感光体ドラム31と、当該
感光体ドラム31の表面を一様帯電させる帯電器32、
画像処理後の画像データに基いて作動され、前記感光体
ドラム31上を露光して潜像を形成するための露光手段
であるレーザー書込系33、前記感光体ドラム31上に
形成される潜像を反転現像してトナー像となす現像器3
4、前記トナー像を、用紙上に転写する転写極35、ト
ナー像が転写された用紙を感光体ドラム31上からAC
コロナ放電を行って除電することにより分離を促進する
除電器36、転写工程終了後の前記感光体ドラム31を
清掃するためのクリーニング手段37、前記用紙上のト
ナー像を定着する加熱ローラ型の定着装置38、および
前述した反転排紙・再給紙部6およびADU8を有して
いる。
【0057】上記構成による画像形成は、適宜の駆動手
段によって矢示の方向に回転する感光体ドラム31を帯
電器32により順次帯電した後、レーザー書込系33に
よるドット露光で静電潜像を形成し、現像器34により
トナー像とし、その後、トナー像領域と重畳するよう
に、第2給紙手段としてのレジストローラ56の回転開
始により同期を以て給送される用紙上に、前記転写極3
5の作用を介して転写させることでなされる。
【0058】以後、トナー像が転写された用紙は除電器
36によって感光体ドラム31上から分離され、定着装
置38の加熱および加圧作用により、トナー像が用紙上
に定着される。
【0059】一方、転写領域を通過した感光体ドラム3
1は更に回転を続け、クリーニング手段37によって残
留トナーが除去されて次の画像形成への準備がなされ
る。
【0060】なお、実施の態様において、前記除電器3
6と前記定着装置38との間には、除電器36によって
分離された用紙を搬送するための搬送ベルト39を設け
てある。
【0061】用紙収納部4には、用紙を積層状態で収納
する収納容器からなる収納部405、415、425と
第1給紙手段としての給紙ユニット51、52、53と
を一体的に構成した給紙トレイ400、410、420
を上下方向に配列してあり、当該給紙トレイには、それ
ぞれサイズの異なる用紙が収納してある。
【0062】例えば、給紙トレイ400には基準サイズ
と定めた用紙(レターサイズ)、410にはA4サイズ
の用紙、420にはワイドサイズの用紙が収納してあ
り、いずれの用紙も短辺送りがなされる(搬送方向に短
辺が沿っている)形態にある。
【0063】これら給紙トレイに収納される用紙として
は、前述の普通紙に限らず、再生紙、OHPシート等で
もよい。
【0064】前記給紙ユニット51、52、53は、給
紙トレイが装置内の所定箇所に押し込まれ装填完了した
状態において実質的に固定位置を有する給紙ローラ50
5、535、555、および、重層防止用の分離ローラ
506、536、556等を含む。
【0065】給紙部5は、前記給紙トレイのそれぞれか
ら画像形成部3へと用紙を搬送するための搬送手段とし
て、搬送ローラ対R1、R2、R3、R4、R5、R6
を有している。
【0066】PSはフォトセンサで、給紙トレイ400
から給紙ローラ500により給紙された用紙が前記分離
ローラ506の下流に設けてある前記搬送ローラ対R1
に到達したか否かを検知する機能を有し、搬送ローラ対
R1の直前の位置に配設してある。
【0067】具体的には、給紙開始から所定時間内に用
紙が前記搬送ローラ対R1に到達したか否かの前記フォ
トセンサPSからの出力情報が以後の用紙の搬送制御の
ための情報として使用されるが、これについては後述す
る。
【0068】なお、上述の如きフォトセンサPSは給紙
トレイ410、420に対しても同様に設けてある。
【0069】前記搬送ローラ対R1乃至R3は、プレレ
ジストローラとして前記給紙ユニット51乃至53に一
体的に設けることが好ましい。
【0070】反転排紙・再給紙部6は、画像形成後の用
紙を、反転排紙または両面複写プロセスに従って再給紙
するための領域であり、定着排出ローラ61により排出
された用紙をそのまま機外へ排出する場合と、表裏反転
させた後に排出する場合と、用紙の裏面に画像形成する
ために当該用紙を再給紙する場合とで搬送路を切り替え
る切替手段62を有している。
【0071】画像形成された用紙をそのまま、即ち、そ
の用紙に対して最終画像面を上側にして排出する場合
は、切替手段62を図において一点鎖線で示す位置に位
置させ、また、画像形成された用紙の表裏を反転させて
排出する場合は、切替手段62を図において実線で示す
位置に位置させ、定着排出ローラ61により搬送される
用紙を、一旦、ADU8側に搬送し、用紙が切替手段6
2を通過した後、搬送ローラ600により反転搬送せし
め、前記切替手段62の左側を通過せしめて機外の排紙
トレイ64へと排出する。
【0072】更に、用紙の裏面に画像形成する場合は、
切替手段62を図において実線で示す位置に位置させ、
定着排出ローラ61により搬送される用紙を、排紙モー
タで駆動される反転排紙・再給紙部6の各搬送ローラに
よりADU反転ローラ800まで搬送し、当該ローラで
スイッチバックを行わせて表裏反転を施した後、レジス
トローラ56へと循環搬送する。
【0073】なお、上記構成において反転搬送ローラ8
00はADU反転モータで正逆に回転駆動され、搬送ロ
ーラ810、820、830、840、850は搬送モ
ータを駆動源として回転駆動され、レジストローラ56
はレジストモータにより回転駆動されるようになってい
る。
【0074】また、前述したように5枚の用紙を1組と
してノンスタック循環搬送方式の使用による連続的画像
形成を行えるようになっている。
【0075】そして、例えば、基準サイズよりも搬送方
向長さが短いA4サイズの用紙が選択使用された場合、
前記ADU8内における用紙の搬送速度が遅くなるよう
に制御して変更し、反転後の1枚目の用紙に対する前記
レジストローラ56の作動が、基準サイズの用紙を使用
した場合と同一の時間間隔で作動できるように構成して
ある。
【0076】換言すると、前記用紙のサイズが異なり且
つ循環枚数が同一枚数である場合は、前記第2給紙手段
から画像形成部へ用紙の搬送を開始した時から、前記循
環搬送手段にて反転搬送せしめて循環搬送して前記第2
給紙手段へ到達する時までに要する循環時間が一定とな
るように、前記循環搬送手段による用紙の搬送を制御す
る。
【0077】ADU内における用紙の搬送速度の変更、
即ち、搬送速度を遅くするには、ADU反転ローラ80
0の駆動用モータの回転数を小さくするように制御する
ことにより達成できる。
【0078】一方、基準サイズよりも搬送方向の長さが
長いワイドサイズの用紙が選択使用された場合は、上記
と反対にADU内における用紙の搬送速度が速くなるよ
うに制御して、反転後の1枚目の用紙に対する前記レジ
ストローラ56の作動が、基準サイズの用紙を使用した
場合と同一の時間間隔で作動できるように構成してあ
る。
【0079】換言すると、前記用紙のサイズが異なり且
つ循環枚数が同一枚数である場合は、前記第2給紙手段
から画像形成部へ用紙の搬送を開始した時から、前記循
環搬送手段にて反転搬送せしめて循環搬送して前記第2
給紙手段へ到達する時までに要する循環時間が一定とな
るように、前記循環搬送手段による用紙の搬送を制御す
る。
【0080】ADU内における用紙の搬送速度を速める
には、ADU反転ローラ800の駆動用のADU反転モ
ータの回転数を大きくするように制御する事により達成
できる。
【0081】図7に本発明の制御に係わるブロック図を
示した。図7においてCPUは、本発明の制御手段とし
ての演算処理装置である。
【0082】該CPUは各給紙トレイの用紙サイズ検知
センサ、フォトセンサPSおよび操作表示部からの信号
を受け取る。
【0083】また、給紙モータ、レジストモータ、AD
U反転モータ、搬送モータ、排紙モータおよび切替手段
62の駆動駆動を制御して各ローラによる用紙の搬送を
制御する。
【0084】図2は前記制御に係わるプログラムフロー
チャートである。このフローチャートにおいては、用紙
の基準サイズはレターサイズが適用されており、また、
A4サイズ、レターサイズ、ワイドサイズの各用紙の循
環枚数を同一枚数としている。
【0085】画像形成がスタートされるとステップ1で
選択給紙される用紙のサイズをサイズデータバッファか
ら読み込み、ステップ2で例えばA4サイズか否かを判
断し、Y(イエス)ならステップ3でADU反転ローラ
の駆動源であるADU反転モータの回転数をダウンさせ
る(モータ制御用クロックを遅くする)。
【0086】また、ステップ2でN(ノー)なら、ワイ
ド紙サイズか否かをステップ4で判断し、Yならステッ
プ5でADU反転モータの回転数をアップさせる(モー
タ制御クロックを速くする)。
【0087】ステップ4でNならば給紙用紙が基準サイ
ズの用紙(レターサイズの用紙)であるので前記ADU
反転モータを通常(基準)回転数とする。
【0088】即ち、前記用紙のサイズが異なり且つ循環
枚数が同一枚数である場合は、前記第2給紙手段から画
像形成部へ用紙の搬送を開始した時から、前記循環搬送
手段にて反転搬送せしめて循環搬送して前記第2給紙手
段へ到達する時までに要する循環時間が一定となるよう
に、前記循環搬送手段による用紙の搬送を制御する。
【0089】これから理解されるように、ADU内にお
ける用紙の搬送速度を変更するための制御手段は演算処
理装置CPUである。
【0090】ADU内における用紙の搬送速度の変更に
ついては、搬送速度のみを変更するように前記ADU反
転ローラ800の回転数の制御が好ましいが、ADU内
の他の適宜の搬送ローラの回転数を制御することにより
達成することも、また、場合によっては、ADU内では
なく、循環搬送路内の他の部分、即ち、本実施の形態に
おいては反転排紙・再給紙部6を構成する搬送ローラの
制御により達成する事もでき、更に、循環搬送路の構
成、ADUのローラ配置あるいはモータの付設等、上記
構成に限られるものではないので設計の自由度は広い。
【0091】図3は、基準サイズの用紙と、基準サイズ
以外のサイズの用紙を用いた場合の問題を改善した後の
紙間隔を模式的に示す図で、(a)は前記図6の(a)
と同様に基準サイズの用紙の第1面、第2面に対する画
像形成が成される場合の紙間隔を示し、(b)は前記図
6の(b)に対応し、(c)は前記図6の(c)に対応
する。
【0092】換言すれば、前記図3の(a)乃至(c)
は、用紙サイズに係わらずレジストローラの作動の時間
間隔を一定にできるので制御が簡単であり、また、単位
時間当たりの高生産性を維持していることを示す図であ
ると言える。
【0093】図4は、給紙トレイからの連続的給紙中に
給紙遅れが発生した場合の対応を含む給紙制御のフロー
チャートである。
【0094】図1を参照しながら説明すると、画像形成
プロセスのスタートに伴い、例えば、給紙ローラ505
の動作が開始され(ステップ10)、給紙トレイ400
中の1枚目の用紙が給紙される。
【0095】次に、前記給紙動作に伴ってフォトセンサ
PSにより検知された情報に基づいて給紙遅れが発生し
たか否かが判断される(ステップ11)。
【0096】給紙遅れは、用紙のサイズ毎に設定できる
許容時間、換言すれば、サイズ毎に設定してある所定設
定時間内に用紙が給紙トレイ内から搬送手段R1に到達
したかどうか、実質的には、フォトセンサPSで検知さ
れたか否かで判断される。
【0097】給紙遅れが発生下か否かの判断がイエス
(以下、Yと表現する)と判断されると、同一の用紙
(同一給紙用紙)に対する給紙動作が繰り返され(リト
ライ)、3回以上繰り返されたか否かが判断され(ステ
ップ12)、ノー(否:以下、Nと表現する)の場合、
先行する用紙(先行用紙)に対して画像形成中かどうか
が判断される(ステップ13)。
【0098】以下においては、1枚目の用紙の場合と、
2〜5枚目の用紙の場合とに分けて説明することとす
る。
【0099】現在、1枚目の用紙の給紙である場合、先
行用紙がない1枚目の用紙に給紙遅れが発生しているの
でステップ13ではNと判定され、給紙ローラ505を
駆動する給紙モータ以外のモータはオフとされ(ステッ
プ14)、ステップ10に戻る。
【0100】上記給紙動作が3回以上繰り返されても前
記用紙がフォトセンサPSにより検知されない場合、紙
詰まり(ジャム)とみなして停止せしめるようジャムフ
ラグがセットされ(ステップ15)、ステップ16で先
行用紙がなくNなので、ステップ27で給紙モータがオ
フされ、装置は停止状態にされ、操作表示部にジャム処
理表示がなされる。
【0101】一方、ステップ11で給紙遅れがなくNと
判定された場合、ステップ11からステップ17、ステ
ップ19と進み、レジストローラ56による第2給紙が
スタートされ、用紙のサイド1に対する画像形成および
ADU8内での循環搬送が行われる。
【0102】更に、循環路長および用紙サイズ等から定
めた給紙条件において、追加の給紙ができない状態か否
かが判断される(ステップ21)。
【0103】現在は1枚目なのでNであり、よって、ス
テップ10に戻る。このサイクルが、前述したように組
み処理枚数とも言える5枚の用紙に対して行われ、前記
ステップ21でYとなると、ADU8で反転後の1枚目
の用紙が第2給紙部(レジストローラ56の位置と同
義)に到達したかが判断され、Yになったら再度、第2
給紙がスタートされ(ステップ23)、用紙の第2面、
即ち、サイド2に対する画像形成(ステップ24)およ
びその後の排紙トレイ64に向けての用紙搬送が確認さ
れ(ステップ25)、設定部数の画像形成並びに用紙の
排紙が終了すると(ステップ26)装置は停止状態にさ
れる。
【0104】設定部数の画像形成並びに排紙が終了して
いない場合は、ステップ10に戻って、上記動作が繰り
返される。
【0105】次に、例えば、現在2枚目乃至5枚目の内
の何れかの用紙の給紙である場合、用紙に給紙遅れが発
生したと前記ステップ11で判断されると、先行用紙が
あるため、、ステップ12でNであるときは、ステップ
13で先行用紙に画像形成中かどうか判定され、画像形
成中でYならば画像形成終了まで監視され、画像形成が
終了すると、先行用紙を一時的に停止させ、給紙モータ
以外のモータをオフし(ステップ14)、ステップ10
に戻る。
【0106】同一の用紙に対して3回の給紙動作が実行
され、その度毎の所定時間内に、フォトセンサPSによ
る用紙検知がなされない場合、給紙モータはオフされ、
フローはステップ12からステップ15に進み、先行用
紙を排出トレイへ排出後に装置を停止させるためのジャ
ムフラグセットがなされ、先行用紙の有無が判断される
(ステップ16)。
【0107】先行用紙があると、ステップ16ではYが
得られるので、ステップ17に進み、ここで、先行用紙
の搬送が停止中かどうか判定され、停止中であれば
(Y)なので、ステップ18において先行の用紙に対す
る通常搬送速度での搬送開始のために、ステップ14で
オフされていた各搬送モータがオンされ、先行している
全ての用紙に対して画像形成がステップ26まで実施さ
れた後、ステップ27で装置が停止される。
【0108】このように、給紙遅れ発生前に給紙した用
紙に対して通常の搬送を再開し、画像形成を行わせるよ
うに構成することにより、問題のない先行用紙の画像形
成を継続することができ、単位時間当たりの生産性の低
下を極力防止することができる。
【0109】なお、給紙遅れ発生時における先行用紙の
制御について、本実施の形態においては一時的停止とし
たが、画像形成に支障を来さない態様においては減速搬
送とすることもできる。
【0110】なお、本実施の形態において使用する用紙
をレターサイズ、A4サイズ、ワイド紙として説明した
が、本発明はサイズおよび搬送方向等を含めて、これに
限定されるものではない。
【0111】具体的には、ノンスタック循環搬送方式を
使用する場合、循環路長および用紙の搬送方向における
サイズとの関係で、上述のような生産性が可能である4
種以上の転写紙に対しても適用できる。
【0112】
【発明の効果】搬送方向におけるサイズが異なる複数の
用紙に対して、第2給紙手段を所定の時間間隔で作動す
ることができるので制御が簡単であり、かつ、単位時間
当りの生産性を高くできる。
【0113】また、給紙遅れが発生した場合でも、先行
する用紙に対しては画像形成プロセスを再開実行するの
で、高生産性を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係わる画像形成装置の構成を示す模
式図である。
【図2】制御に係わるプログラムフローチャートであ
る。
【図3】基準サイズの用紙と、基準サイズ以外のサイズ
の用紙を用いた場合の問題を改善した後の紙間隔を模式
的に示す図である。
【図4】給紙トレイからの連続的給紙中に給紙遅れが発
生した場合の対応を含む給紙制御フローチャートであ
る。
【図5】従来構成の不具合を説明するための図である。
【図6】基準サイズの用紙と、基準サイズ以外のサイズ
の用紙を用いた場合の紙間隔のズレを模式的に示す図で
ある。
【図7】制御にかかわるブロック図である。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置 2 画像読取装置 3 画像形成部 4 用紙首脳部 5 給紙部 6 反転排紙・再給紙部 8 ADU(循環搬送手段)) 56 レジストローラ(第2給紙手段) PS フォトセンサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 21/00 372 3F100 Fターム(参考) 2H027 DA20 DC04 DC10 DC19 DE07 ED16 EE03 EE05 EF09 2H028 BA06 BA09 BA16 BB04 2H072 AA05 AA09 AA13 AA14 AA16 AA24 AA29 AA32 AB07 BA03 BA12 CA01 CA02 CB01 CB09 FA01 JA02 3F049 AA10 DA12 EA10 EA28 EA29 LA07 LB03 3F053 BA03 LA07 LB03 3F100 AA02 BA17 CA13 CA15 DA04 EA03 EA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を1枚づつ給紙する第1給紙手段、
    該第1給紙手段からの用紙を受け取って画像形成部に用
    紙を搬送する第2給紙手段、該第2給紙手段からの用紙
    にトナ−像を転写した後に定着せしめて画像を形成する
    ための画像形成部、該画像形成部により第1面に画像が
    形成された用紙の第2面に画像を形成するために、前記
    第1面に画像が形成された用紙を反転搬送せしめて、再
    度前記第2給紙手段へと循環搬送せしめる循環搬送手段
    とを有し、前記画像形成部によって所定枚数の用紙の第
    1面に順次画像を形成した後に、前記循環搬送手段で反
    転搬送せしめて前記第2給紙手段へ循環搬送し、前記第
    1面に画像が形成された用紙の第2面に順次画像の形成
    を行う画像形成装置において、 前記用紙のサイズが異なり且つ循環枚数が同一枚数であ
    る場合は、前記循環搬送手段による用紙の搬送速度を変
    更するように制御する制御手段を設けてなることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送速度の変更は、前記循環搬送手
    段を構成する反転手段による反転搬送速度の変更である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 用紙を1枚づつ給紙する第1給紙手段、
    該第1給紙手段からの用紙を受け取って画像形成部に用
    紙を搬送する第2給紙手段、該第2給紙手段からの用紙
    にトナ−像を転写した後に定着せしめて画像を形成する
    ための画像形成部、該画像形成部により第1面に画像が
    形成された用紙の第2面に画像を形成するために、前記
    第1面に画像が形成された用紙を反転搬送せしめて、再
    度前記第2給紙手段へと循環搬送せしめる循環搬送手段
    とを有し、前記画像形成部によって所定枚数の用紙の第
    1面に順次画像を形成した後に、前記循環搬送手段で反
    転搬送せしめて前記第2給紙手段へ循環搬送し、前記第
    1面に画像が形成された用紙の第2面に順次画像の形成
    を行う画像形成装置における用紙の搬送方法において、 前記用紙のサイズが異なり且つ循環枚数が同一枚数であ
    る場合は、前記第2給紙手段から画像形成部へ用紙の搬
    送を開始した時から、前記循環搬送手段にて反転搬送せ
    しめて循環搬送して前記第2給紙手段へ到達する時まで
    に要する循環時間が一定となるように、前記循環搬送手
    段による用紙の搬送を制御することを特徴とする用紙の
    搬送方法。
  4. 【請求項4】 前記用紙の搬送の制御は、用紙の搬送速
    度の変更であることを特徴とする請求項3に記載の用紙
    の搬送方法。
  5. 【請求項5】 前記用紙の搬送速度の変更は、前記循環
    搬送手段を構成する反転手段における搬送速度の変更で
    あることを特徴とする請求項3に記載の用紙の搬送方
    法。
  6. 【請求項6】 用紙を1枚づつ給紙する第1給紙手段、
    該第1給紙手段からの用紙を受け取って画像形成部に用
    紙を搬送する第2給紙手段、該第2給紙手段からの用紙
    にトナ−像を転写した後に定着せしめて画像を形成する
    ための画像形成部、該画像形成部により第1面に画像が
    形成された用紙の第2面に画像を形成するために、前記
    第1面に画像が形成された用紙を反転搬送せしめて、再
    度前記第2給紙手段へと循環搬送せしめる循環搬送手段
    とを有し、前記画像形成部によって所定枚数の用紙の第
    1面に順次画像を形成した後に、前記循環搬送手段で反
    転搬送せしめて前記第2給紙手段へ循環搬送し、前記第
    1面に画像が形成された用紙の第2面に順次画像の形成
    を行う画像形成装置において、 給紙トレイからの連続給紙中に給紙遅れが発生した場合
    に、先行する用紙の搬送速度を減速又は一時停止せしめ
    るように用紙の搬送を制御する制御手段を設けてなるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 給紙遅れの許容時間が設定可能であり、
    前記制御手段は、前記給紙遅れの時間が前記許容時間以
    上である場合は、給紙トレイからの用紙の給紙を禁止す
    るように制御することを特徴とする請求項6に記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、既に先行している用紙
    において前記した減速又は一時停止の制御を実行中であ
    る場合には、前記した減速又は一時停止の制御を中断
    し、通常搬送速度で先行する用紙の搬送を再開するよう
    に制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成
    装置。
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