JPH08247600A - ショーケース等の集中管理装置 - Google Patents

ショーケース等の集中管理装置

Info

Publication number
JPH08247600A
JPH08247600A JP5014795A JP5014795A JPH08247600A JP H08247600 A JPH08247600 A JP H08247600A JP 5014795 A JP5014795 A JP 5014795A JP 5014795 A JP5014795 A JP 5014795A JP H08247600 A JPH08247600 A JP H08247600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
showcase
data
terminal
side control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5014795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Kobashi
一之 小橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5014795A priority Critical patent/JPH08247600A/ja
Publication of JPH08247600A publication Critical patent/JPH08247600A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ショーケース等の集中管理を行う場合に、端
末側制御装置の自由度を増大させる。 【構成】 集中管理装置1、主制御装置3、系統制御装
置4と、ショーケース等にそれぞれ設けられた端末制御
装置6,6Aと、装置3、装置4と装置6との間に介設
された中間通信装置2とを具備して構成され、装置3は
装置4を介し、ショーケース等の運転条件に関するデー
タを装置2に送信すると共に、装置2からショーケース
等の運転状態に関するデータを受信し、装置6は、装置
2から受信したショーケース等の運転条件に関するデー
タに基づいて機器の制御を実行すると共に、ショーケー
ス等の運転状態に関するデータを装置2に送信し、この
装置2は、装置3から受信したデータを装置6の通信仕
様に適合させて当該端末側制御装置6に送信すると共
に、装置6から受信したデータを装置3の通信仕様に適
合させて当該系統制御装置4に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のショーケース等
の運転状態を一括して集中管理するためのショーケース
等の集中管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア等の店舗には複数のショーケースや冷蔵庫が設置さ
れるが、従来各ショーケース等はそれぞれ温度調節器や
除霜用のタイマーから構成される制御装置によって個別
に制御されているのが現状である。従って、ショーケー
ス等の温度や除霜時間等の各種設定作業は、当該ショー
ケース等の設置されている場所において個々に行わなけ
ればならない。そのため、季節や天候により設定を変更
する場合には作業が極めて煩雑となる。
【0003】また、各種設定値やショーケース等の温度
等の運転状態を把握するためには、ショーケース等の設
置されている場所に行って個々に調べる以外になく、シ
ョーケース等の運転状態に関するデータを容易に把握す
ることができない問題があった。そのため、例えば特開
平5−264145号公報(F25D11/00)で
は、図6に示す如く、マイクロコンピュータにより構成
した主制御装置3に系統制御装置4を介して通信線によ
り各ショーケースの端末側制御装置6Aを接続し、各シ
ョーケースの運転条件に関する各種設定作業を主制御装
置3にて行い、このデータを系統制御装置4を介して各
ショーケースの端末側制御装置6Aに送信すると共に、
ショーケースの運転状態及び警報に関するデータを系統
制御装置4を介して端末側制御装置6Aから収集するこ
とにより、複数台のショーケースを一括管理するよう構
成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
各ショーケースの端末側制御装置6Aを通信線により直
接主制御装置3(実際には系統制御装置4を介して)に
接続していたため、総ての端末側制御装置6Aは主制御
装置3との間の通信プロトコル(通信仕様)を準拠する
必要があった。即ち、上記公報における主制御装置3の
通信プロトコルでは、送受信されるデータは数十バイト
の情報量となるため、端末側制御装置6Aには例えば8
ビットの高機能マイクロコンピュータを搭載する必要が
あった。
【0005】そのため、係る集中管理を必要としないユ
ーザーにとっては、ショーケースに搭載される端末側制
御装置が過剰機能となって無用なコストの高騰を引き起
こすと共に、逆に、低機能(例えば4ビット)のマイク
ロコンピュータを搭載したショーケース(端末側制御装
置)が設置されている場合に、その後、前述の如き集中
管理を行おうとしても、主制御装置3との間の通信プロ
トコルを満足できないために、システムを構築できなく
なる問題があった。
【0006】本発明は、係る従来の技術課題を解決する
ために成されたものであり、ショーケース等の集中管理
を行う場合に、端末側制御装置の自由度を増大させて汎
用性に富んだシステム構築を可能にすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の集中管理
装置は、複数のショーケース等の運転状態を一括して管
理するものであって、上位管理装置と、ショーケース等
にそれぞれ設けられた端末側制御装置と、これら上位管
理装置と端末側制御装置との間に介設された中間通信装
置とを具備して構成され、上位管理装置は、ショーケー
ス等の運転条件に関するデータを中間通信装置に送信す
ると共に、中間通信装置からショーケース等の運転状態
に関するデータを受信し、端末側制御装置は、中間通信
装置から受信したショーケース等の運転条件に関するデ
ータに基づいて機器の制御を実行すると共に、ショーケ
ース等の運転状態に関するデータを中間通信装置に送信
し、この中間通信装置は、上位管理装置から受信したデ
ータを端末側制御装置の通信仕様に適合させて当該端末
側制御装置に送信すると共に、この端末側制御装置から
受信したデータを上位管理装置の通信仕様に適合させて
当該上位管理装置に送信するものである。
【0008】
【作用】本発明のショーケース等の集中管理装置によれ
ば、上位制御装置から端末側制御装置にショーケース等
の運転条件に関するデータを送信して機器の制御を実行
させることができると共に、端末側制御装置からは上位
制御装置にショーケース等の運転状態に関するデータを
送信するので、複数台のショーケースの運転を上位管理
装置にて集中して管理することが可能となる。
【0009】特に、上位管理装置から受信したデータを
端末側制御装置の通信仕様に適合させて当該端末側制御
装置に送信すると共に、この端末側制御装置から受信し
たデータを上位管理装置の通信仕様に適合させて当該上
位管理装置に送信する中間通信装置を設けたので、端末
側制御装置が上位制御装置の通信仕様に準拠していない
場合にも集中管理することが可能となる。
【0010】従って、端末側制御装置の自由度が増し、
集中管理を必要としない場合を想定したコストダウンが
可能となると共に、従来より設置されているショーケー
スの端末側制御装置も、中間通信装置を用いて新たにシ
ステムに加え、上位制御装置により集中管理することが
できるようになるので、汎用性に富んだシステム構築が
可能となるものである。
【0011】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の集中管理装置1のシステム構成図で
ある。本発明の集中管理装置1のシステムは、マイクロ
コンピュータによって構成された上位制御装置としての
主制御装置3、系統制御装置4、中間通信装置2及び端
末側制御装置6或いは6Aなどから構築される。尚、各
図において図6と同一符号は同一のものとする。
【0012】上記主制御装置3は警備室等に設けられ、
図2に示す如く制御手段としてのマイクロコンピュータ
24と、このマイクロコンピュータ24に接続されたR
OM26、RAM27、EEPROM40と、送受信手
段28、29、出力制御手段31及び入力制御手段32
とから構成される。送受信手段28、29はシリアルイ
ンターフェースにより構成され、送受信手段28は図示
しない更に上位の中央管理装置などに通信線を介して接
続され、送受信手段29は前述の系統制御装置4と通信
線を介して接続される。
【0013】送受信手段29は例えば5個の接続ポート
を有しており、それによって最大5台の系統制御装置4
が接続可能とされている(実施例では1個のみ示す)。
また、ROM26には前述の通信プロトコル(通信仕
様)や主制御装置3自体の制御プログラムが格納され、
RAM27には系統制御装置4から送られてくる各種デ
ータや系統制御装置4へ送る各種データ、主制御装置3
自体の制御データ(液晶表示部34の表示データ等)が
保存され、EEPROM40にはショーケース等の各種
設定及び設置状態に関するデータが保存され、電源が断
たれたときにも保持される。
【0014】出力制御手段31には表示手段としての1
6文字×2行の表示能力の液晶表示部34と、警報手段
としてのリレー接点出力からなる外部警報出力99とブ
ザー36が接続され、入力制御手段32には入力手段と
してのキースイッチ37やディップスイッチ38及びス
ライドスイッチ39が接続されている。前記外部警報出
力99は、電話回線を介して外部の例えばサービス会社
や警備会社に警報を送信するためのものである。キース
イッチ37は後述する各種設定及び表示指令を行うため
のスイッチであり、ディップスイッチ38は系統制御装
置4の接続状態を設定するためのスイッチである。ま
た、スライドスイッチ39は後述するショーケース等の
照明制御や夜間停止に関する設定を行うスイッチであ
る。
【0015】次に、系統制御装置4は図3に示す如く、
制御手段としてのマイクロコンピュータ41と、このマ
イクロコンピュータ41に接続されたROM42、RA
M43、EEPROM45と、送受信手段44、46、
出力制御手段47及び入力制御手段48とから構成され
る。送受信手段44、46はシリアルインターフェース
により構成され、送受信手段44は前記主制御装置3に
通信線を介して接続され、送受信手段46は前述の中間
通信装置2、或いは、端末側制御装置6Aと通信線を介
して接続されている。送受信手段46は30個の接続ポ
ートを有しており、最大30台の中間通信装置2(端末
側制御装置6)及び端末側制御装置6Aが接続可能とさ
れ、それによって集中管理装置1には最大150台まで
の中間通信装置2(端末側制御装置6)及び端末側制御
装置6A、即ちショーケース等が接続できるように構成
されている。
【0016】また、ROM42には通信プロトコルや系
統制御装置4自体の制御プログラムが格納され、RAM
43には端末側制御装置6、6Aから送られてくる各種
データや、主制御装置3から送られてくるショーケース
等の各種運転条件に関するデータが保存される。また、
EEPROM45には主制御装置3から送られたショー
ケース等の各種運転条件の設定データが保存されており
電源が断たれても保持される。出力制御手段47には警
報表示を行うLED表示部51が接続され、入力制御手
段48には後述する如くショーケース等の制御のために
割り付けられるチャンネルの使用・未使用及び、それ自
体のA〜Eまでのチャンネルナンバーを設定し、或いは
警報表示を行うLED表示部51を運転モニターに切り
換えるためのディップスイッチ52が接続されている。
【0017】次に、中間通信装置2は端末側制御装置6
と系統制御装置4の間に接続されるものであり、図4に
示す如く、制御手段としてのマイクロコンピュータ7
と、このマイクロコンピュータ7に接続されたROM
9、RAM11、EEPROM12と、送受信手段1
3、14、入力制御手段16とから構成される。送受信
手段13、14はシリアルインターフェースにより構成
され、送受信手段13は前記系統制御装置4に通信線を
介して接続され、送受信手段14は端末側制御装置6と
通信線を介して接続されている。
【0018】また、ROM9には通信プロトコルや中間
通信装置2自体の制御プログラムが格納され、RAM1
1には端末側制御装置6から送られてくる各種データ
や、系統制御装置4から送られてくるショーケース等の
各種運転条件に関するデータが保存される。また、EE
PROM12には系統制御装置4から送られたショーケ
ース等の各種運転条件の設定データが保存されており電
源が断たれても保持される。入力制御手段16には中間
通信装置2の各種設定を行うためのスイッチ21が接続
されている。
【0019】次に、端末側制御装置6、或いは、6Aは
スーパーマーケットなどに設置されるショーケースや、
冷凍機にそれぞれ設けられており、図5に示す如く、制
御手段としてのマイクロコンピュータ54、或いは、5
4Aと、このマイクロコンピュータ54、54Aに接続
されたROM56、RAM57、EEPROM50と、
送受信手段58、出力制御手段59及び入力制御手段6
1とから構成される。送受信手段58はシリアルインタ
ーフェースにより構成され、前記中間通信装置2、或い
は、系統制御装置4に通信線を介して接続されている。
また、ROM56には通信プロトコルや端末側制御装置
6自体の制御プログラムが格納され、RAM57には中
間通信装置2、或いは、系統制御装置4から送られてく
るショーケース等の各種運転条件に関するデータが保存
される。また、EEPROM50には端末側制御装置6
で設定されたショーケース等の各種運転条件の設定デー
タが保存されており、電源が断たれても保持される。出
力制御手段59には警報表示を行う表示手段62及びア
クチュエータ63が接続される。
【0020】このアクチュエータ63はショーケースの
場合には膨張弁や霜取り用のヒータ、照明等であり、冷
凍機であればコンプレッサモータ等を意味するものであ
る。入力制御手段61には設定スイッチ64と、ショー
ケースの庫内温度や、冷凍機の凝縮圧力等を検出するセ
ンサー66が接続されている。このセンサー66で検出
されたデータも前記RAM57に保存される。前記設定
スイッチ64は当該端末側制御装置6の制御のために割
り付けられる1〜30までのチャンネルナンバーを設定
するためのものである。また、マイクロコンピュータ5
4は各ショーケースや冷凍機の機種毎に設定された個別
の識別情報としてのセンサーIDを保有している。
【0021】このような端末側制御装置6と端末側制御
装置6Aは基本的には同一の構成であるが、端末側制御
装置6のマイクロコンピュータ54は例えば4ビットの
マイクロコンピュータであり、例えば8バイトのデータ
を送受信する通信プロトコルを有している。他方、端末
側制御装置6Aのマイクロコンピュータ54Aは例えば
8ビットのマイクロコンピュータであり、例えば数十バ
イトのデータを送受信する主制御装置3の通信プロトコ
ルに準拠した通信プロトコルを有しているものとする。
【0022】以上の構成で、各装置の動作につき説明す
る。先ず、主制御装置3について説明する。主制御装置
3においてはキースイッチ37、ディップスイッチ38
及びスライドスイッチ39により、各端末側制御装置
6、6A毎に割り当てられたチャンネルナンバー(例え
ばA01)毎に庫内設定温度、各種警報、霜取りに関す
る各種設定値、管理温度等のショーケース等の運転条件
を設定することができる。従って、前述の外部警報出力
99を動作させるか否かに関しても、キースイッチ37
の操作にてチャンネルナンバー毎に設定することができ
る。
【0023】この主制御装置3で設定されたショーケー
ス等の運転条件に関するデータ(数十バイト)はマイク
ロコンピュータ24により前記RAM27、EEPRO
M40に保存されると共に、送受信手段29から系統制
御装置4に送信される。これらデータは前記チャンネル
ナンバー毎に区別されて送信が行われる。次に、系統制
御装置4は送受信手段44にて主制御装置3から自らの
チャンネルナンバー(A〜E)に属するショーケース等
の運転条件に関するデータを受信すると、マイクロコン
ピュータ41は一旦当該データをRAM43に保存し、
更に、送受信手段46より中間通信装置2及び端末側制
御装置6Aに当該運転条件に関するデータを送信する。
【0024】一方、主制御装置3の通信プロトコルに準
拠している端末側制御装置6Aでは送受信手段58が自
らのチャンネルナンバー(01〜30)当ての運転条件
に関するデータを受信すると、マイクロコンピュータ5
4はRAM57に当該データを保存する。マイクロコン
ピュータ54はセンサー66からのショーケースの庫内
温度に関する出力と前記運転条件に関するデータの内の
庫内設定温度とを比較してアクチュエータ63としての
膨張弁やコンプレッサモータを制御し、庫内温度を前記
庫内設定温度に制御する。また、霜取りに関するデータ
に基づいてアクチュエータ63としてのヒータを制御
し、ショーケースの霜取制御を実行すると共に、照明制
御に関するデータに基づいてアクチュエータ63として
の照明の点灯を制御する。
【0025】他方、中間通信装置2は送受信手段13に
て系統制御装置4から自らに接続されている端末側制御
装置6のチャンネルナンバー(01〜30)当ての運転
条件に関するデータ(数十バイト)を受信すると、マイ
クロコンピュータ7は一旦当該データをRAM11に保
存し、更に、端末側制御装置6の通信プロトコルに準拠
した例えば8バイトのデータに変換した後、送受信手段
14にて端末側制御装置6に当該運転条件に関するデー
タを送信する。
【0026】端末側制御装置6においても送受信手段5
8が上記運転条件に関するデータを受信すると、マイク
ロコンピュータ54はRAM57に当該データを保存す
る。マイクロコンピュータ54はセンサー66からのシ
ョーケースの庫内温度に関する出力と前記運転条件に関
するデータの内の庫内設定温度とを比較してアクチュエ
ータ63としての膨張弁やコンプレッサモータを制御
し、庫内温度を前記庫内設定温度に制御する。また、霜
取りに関するデータに基づいてアクチュエータ63とし
てのヒータを制御し、ショーケースの霜取制御を実行す
ると共に、照明制御に関するデータに基づいてアクチュ
エータ63としての照明の点灯を制御する。
【0027】以上のようなショーケース等における庫内
温度等の運転状態に関するデータはマイクロコンピュー
タ54、或いは54Aによって逐次RAM57に保存さ
れ、更新されている。また、例えば膨張弁の故障等によ
って庫内温度が異常に上昇し、中間通信装置2、或い
は、系統制御装置4から送られたデータの内の警報に関
する設定値を越えると、マイクロコンピュータ54、或
いは、54Aは表示手段62によって当該ショーケース
等における警報表示を行うと共に、前記運転状態に関す
るデータの中に警報に関する情報も含めてRAM57に
保存する。
【0028】系統制御装置4のマイクロコンピュータ4
1は、例えば1分間に一回自らに接続されている最大3
0台の中間通信装置2(端末側制御装置6)及び端末側
制御装置6Aのマイクロコンピュータ7及び54Aに対
してポーリングを行う。端末側制御装置6Aのマイクロ
コンピュータ54Aは系統制御装置4からポーリングさ
れると、自らのチャンネルナンバー及びセンサーIDと
共にRAM57内に保存していた運転状態に関するデー
タ(数十バイト)を送受信手段58より系統制御装置4
に送信する。
【0029】一方、中間通信装置2は系統制御装置4か
らのポーリングを同様にデータ変換して端末側制御装置
6に送る。端末側制御装置6のマイクロコンピュータ5
4はこのポーリングを受け取ると、自らのチャンネルナ
ンバー及びセンサーIDと共にRAM57内に保存して
いた運転状態に関するデータ(8バイト)を送受信手段
58より中間通信装置2に送信する。
【0030】中間通信装置2は送受信手段14にて端末
側制御装置6から当該運転状態に関するデータ(8バイ
ト)を受信すると、マイクロコンピュータ7は一旦当該
データをRAM11に保存し、更に、主制御装置3の通
信プロトコルに準拠した前記数十バイトのデータに変換
した後、送受信手段13にて系統制御装置4に当該運転
状態に関するデータを送信する。
【0031】系統制御装置4は送受信手段46によりこ
れら運転状態に関するデータを受信し収集して、各端末
側制御装置6、6A毎に、即ちチャンネル別に最大30
台分の運転状態に関するデータをRAM43内に格納す
る。このRAM43内の運転状態に関するデータは次回
のポーリングによって中間通信装置2、或いは、端末側
制御装置6Aよりデータが送信されることにより更新さ
れる。また、端末側制御装置6、6Aから送信されたデ
ータの中に前記警報情報が含まれている場合には、マイ
クロコンピュータ41はLED表示部51を点灯させて
表示する。
【0032】主制御装置3のマイクロコンピュータ24
は、系統制御装置4が各端末側制御装置6、6Aからの
データの収集を完了した時期に合わせて、やはり1分間
に一回系統制御装置4にポーリングを行う。系統制御装
置4のマイクロコンピュータ41は主制御装置3からポ
ーリングされると、自らのチャンネルナンバーと共にR
AM43内に保存している最大30台分のショーケース
等の運転状態に関するデータを送受信手段44より主制
御装置3に送信する。主制御装置3は送受信手段29に
よりこの運転状態に関するデータを受信し収集して、各
端末側制御装置6、6A毎に、即ちチャンネル別に最大
150台分の運転状態に関するデータをRAM27内に
格納する。このRAM27内の運転状態に関するデータ
は同様に次回のポーリングによって系統制御装置4より
運転状態に関するデータが送信されることにより更新さ
れる。
【0033】主制御装置3はこのような手順にて各端末
側制御装置6、6Aより各ショーケースや冷凍機の運転
状態に関するデータを収集する。マイクロコンピュータ
24はRAM27内に収集したデータから庫内温度とE
EPROM40に保存されている庫内設定温度を読み出
して各チャンネルナンバー毎に順次数秒間隔で液晶表示
部34に表示する。そして、前記キースイッチ37の中
のスキャンスイッチが操作されると表示切り換えを停止
し、再び操作されると数秒間隔の表示切り換えに復帰す
る。また、別のキースイッチ37の中のチェックスイッ
チが操作されると、マイクロコンピュータ24は各ショ
ーケース毎に設定された前記管理温度の上下所定温度幅
内に各ショーケースの庫内温度が入っているか否か全シ
ョーケースについて調べ、温度幅から逸脱しているショ
ーケースのチャンネルナンバーのみを液晶表示部34に
表示する。
【0034】更に、系統制御装置4から送信された運転
状態に関するデータの中に警報情報が含まれていた場合
には、マイクロコンピュータ24はその旨、及び当該警
報情報が含まれているデータの発生元であるショーケー
ス等のチャンネルナンバーと、警報内容を液晶表示部3
4に表示すると共に、外部警報出力99とブザー36を
動作させる。この外部警報出力99の動作によって警報
は外部のサービス会社等に直接報知されるので、重要な
機器に対して迅速、且つ、的確な対処を実現できる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、上位
制御装置から端末側制御装置にショーケース等の運転条
件に関するデータを送信して機器の制御を実行させるこ
とができると共に、端末側制御装置からは上位制御装置
にショーケース等の運転状態に関するデータを送信する
ので、複数台のショーケースの運転を上位管理装置にて
集中して管理することが可能となる。
【0036】特に、上位管理装置から受信したデータを
端末側制御装置の通信仕様に適合させて当該端末側制御
装置に送信すると共に、この端末側制御装置から受信し
たデータを上位管理装置の通信仕様に適合させて当該上
位管理装置に送信する中間通信装置を設けたので、端末
側制御装置が上位制御装置の通信仕様に準拠していない
場合にも集中管理することが可能となる。
【0037】従って、端末側制御装置の自由度が増し、
集中管理を必要としない場合を想定したコストダウンが
可能となると共に、従来より設置されているショーケー
スの端末側制御装置も、中間通信装置を用いて新たにシ
ステムに加え、上位制御装置により集中管理することが
できるようになるので、汎用性に富んだシステム構築が
可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケース等の集中管理装置のシス
テム構成図である。
【図2】主制御装置の電気回路のブロック図である。
【図3】系統制御装置の電気回路のブロック図である。
【図4】中間通信装置の電気回路のブロック図である。
【図5】端末側制御装置の電気回路のブロック図であ
る。
【図6】従来の集中管理装置のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 集中管理装置 2 中間通信装置 3 主制御装置 4 系統制御装置 6、6A 端末側制御装置 7 マイクロコンピュータ 13、14 送受信手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のショーケース等の運転状態を一括
    して管理するショーケース等の集中管理装置において、 該集中管理装置は上位管理装置と、前記ショーケース等
    にそれぞれ設けられた端末側制御装置と、これら上位管
    理装置と端末側制御装置との間に介設された中間通信装
    置とを具備して構成され、前記上位管理装置は、前記シ
    ョーケース等の運転条件に関するデータを前記中間通信
    装置に送信すると共に、前記中間通信装置から前記ショ
    ーケース等の運転状態に関するデータを受信し、前記端
    末側制御装置は、前記中間通信装置から受信した前記シ
    ョーケース等の運転条件に関するデータに基づいて機器
    の制御を実行すると共に、前記ショーケース等の運転状
    態に関するデータを前記中間通信装置に送信し、該中間
    通信装置は、前記上位管理装置から受信したデータを前
    記端末側制御装置の通信仕様に適合させて当該端末側制
    御装置に送信すると共に、この端末側制御装置から受信
    したデータを前記上位管理装置の通信仕様に適合させて
    当該上位管理装置に送信することを特徴とするショーケ
    ース等の集中管理装置。
JP5014795A 1995-03-09 1995-03-09 ショーケース等の集中管理装置 Pending JPH08247600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014795A JPH08247600A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 ショーケース等の集中管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014795A JPH08247600A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 ショーケース等の集中管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08247600A true JPH08247600A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12851073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5014795A Pending JPH08247600A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 ショーケース等の集中管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08247600A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001088651A1 (fr) * 2000-05-16 2001-11-22 Sanyo Electric Co., Ltd. Systeme de detection d'equipement et dispositif de commande d'equipement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001088651A1 (fr) * 2000-05-16 2001-11-22 Sanyo Electric Co., Ltd. Systeme de detection d'equipement et dispositif de commande d'equipement
US6742349B1 (en) 2000-05-16 2004-06-01 Sanyo Electric Co., Ltd. Equipment sensing system and equipment control device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2799809B2 (ja) 空調管理システム
KR100652876B1 (ko) 건설기계의 무선전장 시스템 및 이를 이용한 건설기계메인터넌스 시스템
US9104188B2 (en) Equipment controlling system and controlling method thereof
KR101400399B1 (ko) 설비기기 제어시스템 및 그 비상제어방법
KR20090058988A (ko) 스탠드 얼론형 에어컨 제어기를 이용한 멀티에어컨 제어방법 및 장치
JP2708321B2 (ja) ショーケースの集中制御装置
JPH08247600A (ja) ショーケース等の集中管理装置
JPH11193981A (ja) ショーケース等の集中管理装置
JP3054556B2 (ja) ショーケースの集中制御装置
JP2000039249A (ja) ショーケース等の集中管理装置
KR100565514B1 (ko) 에어컨의 중앙제어 시스템
JP3025744B2 (ja) ショーケース等の集中管理装置
CN213090083U (zh) 一种空调智能控制***
JP2001066033A (ja) ショーケース等の集中管理装置
JP2001021248A (ja) ショーケース等の集中管理装置
JPH11193983A (ja) ショーケース等の集中管理装置
JP2001248876A (ja) 空気調和装置のメンテナンスシステム
JP2001116415A (ja) ショーケース等の集中管理装置
KR100757945B1 (ko) 시스템 에어컨의 통신에러 운전장치 및 그 방법
JP3081453B2 (ja) ショーケース等の集中管理装置
JP2752290B2 (ja) ショーケース等の集中管理装置
JP2000283638A (ja) ショーケース等の集中管理装置
JP2003294349A (ja) ショーケース等の集中管理装置
JPH05332656A (ja) ショーケース等の集中管理装置
JP2001194043A (ja) 冷凍冷却システムの集中管理装置