JPH08234774A - 音楽再生方法及びその装置 - Google Patents

音楽再生方法及びその装置

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JPH08234774A
JPH08234774A JP7062112A JP6211295A JPH08234774A JP H08234774 A JPH08234774 A JP H08234774A JP 7062112 A JP7062112 A JP 7062112A JP 6211295 A JP6211295 A JP 6211295A JP H08234774 A JPH08234774 A JP H08234774A
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music
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Osamu Yoshino
治 吉野
Yasuhiko Fujii
泰彦 藤井
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コーラス情報を伴奏音楽に対して正確に同期
させて再生できる音楽再生装置を提供する。 【構成】 配信されるMIDI規格による伴奏音楽情報
S1とコーラス情報S3を再生する音楽再生装置におい
て、MIDI規格による伴奏音楽情報を再生するMID
I再生部36と、MIDI規格による伴奏音楽情報から
コーラス情報の再生タイミングを検出する再生タイミン
グ検出部37と、この検出部から出力されるタイミング
信号を受けて時間計測を行なうタイマ部39と、タイミ
ング信号とコーラス情報を受けてコーラス情報を再生す
るコーラス再生部38と、コーラス再生部の出力を蓄積
すると共にタイマ部からタイムアップ信号を受けて蓄積
された再生コーラス信号を出力する再生コーラス一時蓄
積部40と、MIDI再生部の出力と再生コーラス一時
蓄積部の出力をミックスするミキサ部14とを備えるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラオケ演奏装置等の
音楽再生装置に係り、特にMIDI情報とコーラス情報
の同期を正確にとることができる音楽再生方法及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲食店や家庭等に設置されるカ
ラオケ演奏装置等の音楽再生装置においては、所望する
楽曲の伴奏音楽情報、背景映像情報、歌詞文字情報がレ
ーザディスク等の記憶媒体に予め記憶されている。そし
て、利用者が所望する楽曲を選曲すると、バックコーラ
スがある場合には再生伴奏音に合わせてバックコーラス
が重ねられ、そして、背景映像が写しだされると同時に
この映像に歌詞文字が表示され、利用者が歌唱し易いよ
うに歌詞文字の色が伴奏に合わせて変化していくように
なされたものが広く知られている。このようなカラオケ
演奏装置にあっては、レーザディスクに記憶されている
以外の楽曲については、利用することができないし、ま
た、利用頻度が高い楽曲のみならず、利用頻度が低い楽
曲も全部揃えるとなるとそれに伴う費用も膨大なものと
なり、現実的ではない。
【0003】更には、新曲が登場して、その曲をカラオ
ケ演奏装置の伴奏で歌いたい場合にあっても、その新曲
が、カラオケ演奏装置用のレーザディスクとしてカッテ
ィングされ、市販されるまでは歌うことはできず、利用
できるまでに例えば数ヵ月も待たなければならない。そ
こで、これらの問題点を一気に解決するための手段とし
て、通信カラオケ装置が最近開発されるに至った。この
通信カラオケ装置は、既発売の楽曲はもとより逐次発表
される多種類の楽曲に関する情報を情報センタがデータ
ベースとして持ち、これから選択したものを必要に応じ
て電話回線を介して個々の利用者に配信し、この配信さ
れた楽曲の中から利用者が選択して利用するものであ
る。この通信カラオケ装置には、利用者が選曲を行なう
毎に、選曲された楽曲に関する情報をセンタ側から配信
するようにした非蓄積型の装置や利用者が容量の大きな
記憶媒体、例えばハードディスクを備えておき、これに
使用頻度の高い楽曲に関する情報を蓄積しておき、この
蓄積データから所望の楽曲を選択して利用するようにし
た蓄積型の装置がある。この蓄積型の装置は、通信回線
の費用が非蓄積型の装置と比較して少なくて済むことか
ら、広く利用される傾向にある。
【0004】この蓄積型装置の記憶媒体のデータは、夜
間等の電話回線の利用率が低い時に、毎日或いは必要に
応じてアップデートされ、早期に配信することができ
る。ところで、シンセサイザや電子ピアノ等の電子楽器
は、技術進歩により音質なでの性能が格段に向上してお
り、これを駆動する情報は、音楽情報の伝達用に規定さ
れたMIDI(Musical Instrument
DigitalInterface)規格に則って伝
送される。ここで、MIDIとは、シンセサイザや電子
ピアノ等の楽器等の音源と連結して情報の交換を可能と
すべく定められたハードウエアとソフトウエアの規格を
いう。
【0005】このMIDI規格を用いることにより、電
子楽器制御信号を効率的に伝送することが可能となっ
た。また、このMIDI規格に属さない他の情報、例え
ば歌詞文字情報と静止画情報は可逆算術圧縮法による信
号で送信され、コーラス情報はPCM(Pulse C
ode Modulation)信号やMPEG(Mo
ving Picture Image Cordin
g Experts Group)のオーディオ信号が
コーディング方法でフォーマット化された信号により送
信されることになる。カラオケ演奏装置の記憶装置へ蓄
積された情報は、利用者の選曲に応じて読み出されて、
再生され、利用者は再生される伴奏音楽に合わせて且つ
ディスプレイに表示された歌詞文字を参照しつつ歌唱す
ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラオケに
おける肉声のバックコーラスは、そのカラオケの楽曲と
しての質を高めるためにぜひとも必要であるが、前述の
ようにバックコーラスはMIDI規格で取り扱うことが
できないことからMIDI情報とは別情報として配信さ
れている。カラオケにおけるバックコーラスは最初から
最後まで歌っていることは少なく、伴奏音楽のある特定
部分のみで歌われ、また同じフレーズが繰り返して用い
られることがよくある。従って、コーラス情報のデータ
を曲全体に渡ってそのまま記憶させて保存することは記
憶容量の節約という観点からは非常に無駄が多い。その
ため、実際にコーラスを歌っている部分のみを切り出し
て、それぞれをセグメントとして保存することが行なわ
れている。
【0007】カラオケを再生する際には、コーラスのそ
れぞれのセグメントを電子楽器の伴奏音楽とセグメント
単位毎に同期して再生する必要があり、そのためにはM
IDI情報中に同期信号を付加しておく方法が考えられ
ている。ところで、コーラス等の音響信号をデジタルデ
ータ化した場合は、そのデータ量を減らすために例えば
MPEG等の適当な圧縮技術を用いてデータ圧縮を施す
ことが行なわれる。このようにコーラスデータを圧縮し
た場合、再生時にはその圧縮データを伸張しなければな
らないが、この場合、データの伸張に要する時間やデー
タ転送時の時間的ズレ等に起因して再生操作が遅れてし
まい、再生されたコーラスが伴奏音楽に対して僅かに遅
れてしまってこれらの同期がとれなくなってしまうとい
う問題があった。
【0008】また、同期信号を検出するためにMIDI
情報を先読みすることも考えられるが、この場合には、
先読み用の大容量のメモリバッファが必要となり、コス
ト高を招来してしまって現実的ではない。本発明は、以
上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創
案されたものであり、その目的は、コーラス情報を伴奏
音楽に対して正確に同期させて再生することができる音
楽再生方法及びその装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、配信されるMIDI規格による伴奏音
楽情報とコーラス情報を再生する音楽再生装置におい
て、MIDI規格による伴奏音楽情報を再生するMID
I再生部と、MIDI規格による伴奏音楽情報から前記
コーラス情報を再生すべきタイミングを検出する再生タ
イミング検出部と、この検出部から出力されるタイミン
グ信号を受けて所定の時間だけ計測を行なうタイマ部
と、前記タイミング信号と前記コーラス情報を受けてコ
ーラス情報の再生を行なうコーラス再生部と、このコー
ラス再生部の出力を蓄積すると共に前記タイマ部からタ
イムアップ信号を受けたことに応答して蓄積された再生
コーラス信号を出力する再生コーラス一時蓄積部と、前
記MIDI再生部の出力と前記再生コーラス一時蓄積部
の出力をミックスするミキサ部とを備えるように構成し
たものである。
【0010】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、再生タ
イミング検出部がMIDI規格による伴奏音楽情報(M
IDI情報)からコーラス情報再生のタイミングを検出
するとタイミング信号を出力し、この信号を受けてタイ
マ部はMIDIクロック換算で所定の時間だけタイマ計
測を行なう。一方、コーラス再生部は、上記タイミング
信号を受けてコーラス情報の再生を開始し、再生したコ
ーラス信号を再生コーラス一時蓄積部に蓄積し、タイマ
部が所定の時間(MIDIクロック換算)の計測を完了
した時に、この蓄積していた再生コーラス信号を出力さ
せる。これにより、再生コーラス信号を伴奏音楽と同期
させてミキサ部にてミックスさせることができる。すな
わち、コーラス情報を伴奏音楽の重ね合わされるべき位
置に対して前もって再生しておき、コーラス情報のデー
タ伸張等に伴う時間遅れを補償する。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る音楽再生方法及びその
装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は
MIDI規格に適合した本発明の音楽再生装置を具体的
に適用した装置のブロック構成図、図2は再生手段を主
に示すブロック構成図、図3は本発明に係る音楽再生装
置を示すブロック構成図である。まず、図1に基づいて
具体的な音楽再生装置の全体構成について説明する。蓄
積型のカラオケ演奏装置等の音楽再生装置1にて必要と
される情報を提供する情報センタ2は、多数の楽曲につ
いての伴奏音楽情報、歌詞文字情報、コーラスを付加す
る場合にはコーラス情報、静止画情報等を蓄積した大容
量の記憶媒体3を有し、各楽曲はデータベース化されて
いる。上記伴奏音楽情報は、電子楽器を駆動するための
情報であり、MIDI規格によりフォーマット化されて
おり、これをMIDI情報と称す。
【0012】本発明においては、後述するようにこのM
IDI情報中に、コーラス情報再生タイミングを所定の
時間だけ前以て開始させるようにタイミング(同期信
号)を設定している。尚、この同期信号は、一般的には
コントロールチェンジ信号と称され、コーラスの音上が
りと伴奏音楽のどこのセグメントにコーラスを入れるべ
きかの指示が含まれている。
【0013】センタ制御部4は、この情報センタ2の全
体の動作を管理するものであり、このデータベースは、
必要に応じて、インターフェース5から公衆の電話回線
6を介して所定の音楽再生装置1に対して配信される。
情報センタ2は複数の音楽再生装置を管理下におき、図
示例ではその内の1つを示している。情報センタ2から
配信された情報は、音楽再生装置1側のインターフェー
ス7を介して装置内へ取り込まれる。制御手段8は、例
えばマイクロコンピュータ等よりなり、この音楽再生装
置全体の動作を制御するものである。
【0014】主記憶手段9は、情報センタ2から配信さ
れた多数の楽曲に関する情報、すなわちMIDI情報、
歌詞文字情報、コーラス情報、静止画情報等を記憶する
ための記憶媒体であり、多量のデータを記憶することか
ら、安価で且つ記憶容量の大きな記憶媒体、例えばハー
ドディスク等により構成される。動画情報蓄積手段10
は、例えば多数のレーザディスク等よりなり、この中に
多数の動画が予め記憶されており、各動画は演歌、フォ
ーク、ポップス等の曲種に対応して、必要に応じて読み
出される。キーボード及びリモコン装置よりなる入力手
段11は、利用者が選曲を行なったり、曲のテンポ(速
さ)を設定する情報を入力するものであり、そのための
操作ボタン11A等を有している。
【0015】再生手段12は、入力手段11からの選曲
情報に基づいて、制御手段8を介して主記憶手段9から
読み出してきたMIDI情報、コーラス情報、歌詞文字
情報等を再生するものであり、再生された伴奏音楽、コ
ーラスは、ミキサ部14にてミックスされた後にマイク
ロフォン13より入力された歌声と共に増幅器19にて
更にミキシングされ、スピーカ15にて音響として出力
することになる。また、選曲された楽曲の再生と同時
に、その曲種に応じて選択された動画情報が制御手段8
を介して動画情報蓄積手段10から読み出され、ディス
プレイ16にこれを表示しつつ上記再生手段12にて再
生した歌詞文字情報をスーパーインポーズしてこれを重
ね合わせて表示するようになっている。尚、動画情報蓄
積手段10は、スタンドアローン方式で構築され、独立
して動作可能になっている。
【0016】次に、図2に基づいて、図1中の再生手段
12を主体とした具体的な構成について説明する。本発
明の特長的部分は、コーラスの実際の歌い出し位置より
も前にタイミング(同期信号)を記録して、この再生時
にオフセット時間を設けてデータ伸張時間を確保した点
にある。まず、再生手段12は、制御手段8に接続され
るバス17を有し、このバス17には、書き込み・読み
出し動作が早い高速のアクセス用記憶手段として、例え
ば再生用DRAM(Dynamic Random A
ccess Memory)18が接続されている。
【0017】この再生用DRAM18は、主記憶手段9
から読み出した、選択された楽曲に関する情報を静止画
情報を除いて一時的に蓄積するものであり、従って、こ
の内部には、歌詞文字情報を記憶する歌詞文字エリア2
0、MIDI情報(伴奏音楽情報)を記憶するMIDI
エリア21、コーラス情報を記憶するコーラスエリア2
2等が確保されている。尚、1つの再生用DRAM中に
上記各エリアを確保するようにしたが、各エリア毎に再
生用DRAMを設けてもよいし、適当数のエリア毎に1
つのDRAMを設けるようにしてもよい。
【0018】主フォント記憶手段24は、主たる言語或
いは文字数の少ない言語のフォント情報を固定的に記憶
する媒体であり、例えばROMよりなり、フォント情報
がこの中に予め記憶される。そして、表示すべき歌詞文
字に対応するフォント情報が引き出されることになる。
ここに記憶されるフォント情報としては、使用頻度の高
い日本語は勿論のこと、文字数の少ない英語、フランス
語、ハングル文字等に関するフォント情報を記憶する。
【0019】フォント展開部25は、先の主フォント記
憶手段24から引き出された情報を展開してドット情報
に変換するものであり、例えばOFG(Outline
Font Generator)により構成される。
歌詞文字ビデオ信号形成部26は上記フォント展開部2
5にて展開して形成されたドット情報に基づいて実際の
ビデオ信号を形成する部分であり、このビデオ信号形成
部26は歌詞文字用VDP(Video Displa
y Processor)27と、ここで形成されたビ
デオ信号を一時的に記憶する歌詞文字ビデオRAM28
を有している。このビデオRAM28は、歌詞文字再生
に要する時間を考慮して複数枚、例えば4枚分の画面に
対応する歌詞文字を記憶できる容量を持ち、蓄積した情
報を順次ビデオ信号として出力するようになっている。
【0020】静止画ビデオ信号形成部29は、静止画用
のビデオ信号を形成する部分であり、このビデオ信号形
成部29は、前記主記憶手段9から読み出された静止画
情報を直接取り込んでビデオ信号を形成する静止画用V
DP(Video Display Processo
r)30と、ここで形成されたビデオ信号を一時的に記
憶する静止画ビデオRAM31を有している。このビデ
オRAM31は、表画面用の静止画を記憶する部分の外
に裏画面用のタイトル等を記憶する部分を有し、例えば
2画面の分の記憶容量を備えている。
【0021】スイッチ手段32は、上記歌詞文字ビデオ
信号形成部26から送られてきたビデオ信号と上記静止
画ビデオ信号形成部29から送られたビデオ信号或いは
前記動画情報蓄積手段10から送られたビデオ信号を選
択して重畳して出力するものであり、これによりディス
プレイ16上には、静止画或いは動画と歌詞文字が重ね
合わせて表示されることになる。
【0022】MIDI再生手段33はシンセサイザ等の
音源を有しており、MIDIエリア21から引き出され
たMIDI情報に基づいて順次、電子音を合成して再生
し、伴奏音楽を形成するものである。コーラス再生手段
34は、コーラスエリア22から読み出されたコーラス
情報に基づいてコーラス音を再生するものである。コー
ラス情報は、例えばPCM信号化したものをMPEG等
の情報圧縮手法を用いて圧縮された状態で先のコーラス
エリア22に記憶されており、このコーラス再生手段3
にて伸張して復号化し、再生する。そして、このMID
I再生手段33及びコーラス再生手段34にて再生され
たオーディオ信号は、ミキサ部14にてミックスされ、
このミックス信号はマイクロフォン13からの音声信号
と増幅器19にて更に混合・増幅されて、スピーカ15
から音響として再生するようになっている。
【0023】さて、ここで本発明の特徴とするコーラス
再生手段34及びMIDI再生手段33について図3を
参照して説明する。MIDI再生手段33は、例えばマ
イクロコンピュータ等により構成されたMIDI再生部
36よりなり、前述のようにMIDI規格に則ってフォ
ーマット化された伴奏音楽情報(MIDI情報)を再生
して電子楽器を駆動するオーディオ信号を形成するもの
である。
【0024】コーラス再生手段34も同様に例えばマイ
クロコンピュータ等により構成されており、再生タイミ
ング検出部37、コーラス再生部38、タイマ部39及
び再生コーラス一時蓄積部40を有する。再生タイミン
グ検出部37は、MIDI情報S1を解析することによ
りこれに含まれているコーラス情報再生タイミング(同
期信号)を検出するためのものであり、このタイミング
を検出した時に同期信号としてタイミング信号S2を出
力する。本発明においては、前述したように、このタイ
ミングは、MIDIクロック換算で所定の時間だけ実際
の歌出し位置より時間的に前に設定されており、オフセ
ット時間を設けている。尚、この再生タイミング37の
機能は、図2に示す制御手段8側に持たせることもでき
る。
【0025】コーラス再生部38は、上記タイミング信
号S2を受けることに同期して、コーラス情報S3の読
み出しを行なってこれを再生するものであり、再生コー
ラス信号S4をオーディオ信号として出力する。このコ
ーラス情報S3はMPEG等の圧縮技法で圧縮された状
態でコーラスエリア22(図2参照)に記憶されている
ことから、再生時にはこの情報をコーラスエリア22か
ら取り込む時間、圧縮情報を伸張するに要する時間等を
必要とする。従って、もし、オフセット時間を設けるこ
となく、伴奏音楽に対する歌い出し位置の部分にコーラ
ス再生用同期信号を設けておくと、伴奏音楽に対して肉
声コーラスがスピーカから僅かに遅れて発せられ、これ
らの同期がとれなくなってしまう。しかしながら、本発
明においては、上述のようにコーラス情報を早めに再生
するようにオフセット時間を設けているので両者の同期
を確実にとることが可能となる。
【0026】タイマ部39は、上記検出部37からのタ
イミング信号S2を受けたことに応答して、MIDIク
ロック換算で所定の時間だけカウントして時間計測を行
なうものであり、この計測が完了した時にタイムアップ
信号S5を出力する。この所定の時間はコーラス再生部
38のデータ、伸張操作等に要する時間を考慮して例え
ばMIDIクロック換算で200msec程度に 設定
されている。尚、この設定時間はMIDIクロック換算
で設定されることから利用者が曲のテンポを変更したり
すれば、これに追従して変動するのは勿論である。
【0027】再生コーラス一時蓄積部40は、上記コー
ラス再生部38から出力される再生コーラス信号S4を
一時的に蓄積するものであり、蓄積された再生コーラス
信号S4は上記タイマ部39からのタイムアップ信号S
5を受けたことに応答して、蓄積していた再生コーラス
信号S6を順次出力するようになっている。そして、出
力されたこの再生コーラス信号S6は、上記MIDI再
生部36から出力されたオーディオ信号である伴奏音楽
信号S7とミキサ部14にてミックスされることにな
る。このようにコーラス情報はコーラス再生部38に
て、伴奏音楽に対してオフセット時間だけ早めに再生さ
れるが、この再生コーラス信号S4は直ちにミキサ部1
4に送出されるのではなく、再生コーラス一時蓄積部4
0にて一時的に蓄積されて、上記オフセット時間だけ待
ち状態に晒された後に、ミキサ部14へ送出されること
にる。
【0028】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、再生時における一般的な
流れについて説明する。ハードディスク等よりなる主記
憶手段9には、情報センタ2から必要に応じて配信され
た多数の楽曲のそれぞれに対する情報、例えば伴奏音楽
用のMIDI情報、歌詞文字情報、コーラス情報、静止
画情報等が記憶されている。このMIDI情報中には、
予めコーラス情報を再生すべきタイミングを示す情報、
すなわち同期信号のごときタイミング情報を、MIDI
クロック換算で所定の時間だけ早めに設定して記録して
おり、オフセット時間を設けている。
【0029】入力手段11を用いて利用者が楽曲を選択
し、且つそのテンポを選択すると、制御手段8は、選択
された楽曲に対する1曲分の一連の情報を主記憶手段9
から読み出して、再生手段12の高速アクセス用記憶手
段、すなわち再生用DRAM18の、所定のエリアに転
送される。歌詞文字の転送の際には、展開時に参照され
るシフトJISコードが個々の文字情報に付される。
尚、静止画像情報に関しては、再生用DRAM18では
なくて、静止画ビデオ信号形成部29の静止画ビデオR
AM31へ直接転送される。
【0030】MIDI情報には、伴奏音楽に関する情報
の外に、その曲に対するテンポ情報、歌詞文字の表示タ
イミング及び消去タイミング及び先に説明したコーラス
の開始タイミング情報等も含まれており、制御手段8
は、このテンポ情報に基づいてこの装置全体の動作基準
をなすMIDIクロックを形成する。このMIDIクロ
ックの速さは、例えば4分音符の長さに対して24カウ
ントするような速さに設定されている。歌詞文字情報に
は、表示すべき歌詞文字に関する情報の外に、フェード
イン或いはフェードアウトに関する情報、スクロールに
関する情報、色変わり位置に関する情報等も含まれてい
る。
【0031】次に、制御手段8は、再生用DRAM18
に記憶された情報を再生するものであり、歌詞文字エリ
ア20からは、歌詞文字情報が読み出され、これに付加
したシフトJISコードに基づいて主フォント記憶手段
からフォント情報を読み出し、この情報に基づいてフォ
ント展開部25にてドット情報に展開する。この歌詞文
字情報のドット情報への展開は、一文字毎に繰り返して
行われる。展開されたドット情報は、歌詞文字ビデオ信
号形成部26へ送られて、ここで通常のビデオ信号に変
換されて、歌詞文字ビデオRAM28に蓄積されつつ送
出される。
【0032】歌詞文字ビデオ信号形成部26より送出さ
れた歌詞文字ビデオ信号は、動画情報蓄積手段10にて
再生された動画ビデオ信号と或いは静止画ビデオ信号形
成部29から再生された静止画ビデオ信号とスイッチ手
段32により重畳されて、ディスプレイ16に表示され
ることになる。これと同時に、MIDIエリア21から
読み出したMIDI情報に基づいて前述のようにMID
Iクロックを形成しつつ、MIDI再生手段33にて電
子楽器による伴奏音楽を再生し、また、コーラスエリア
22からの情報に基づいてコーラス再生手段34にてコ
ーラス情報を復調する。
【0033】これらの伴奏音楽及びコーラス音は、マイ
クロフォン13からの歌声と混合されてスピーカ15か
ら音響として出力される。これにより、利用者は、ディ
スプレイ16上の動画或いは静止画の下部に表示された
歌詞文字を参照しつつ伴奏音楽に合わせて歌唱すること
になる。
【0034】ここで、上記コーラス再生手段34におけ
る再生工程を、図4及び図5も参照して説明する。図4
は図3中の各部に流れる信号のタイミングチャートを示
し、図5はコーラス情報再生時のフローチャートを示
す。図4(A)は、ミキサ部14に入るMIDI再生出
力としての伴奏音楽信号S7を示し、図4(B)は伴奏
音楽信号S7に理想的に同期した再生コーラス信号を示
し、図4(C)はタイミング信号S2を示し、図4
(D)はコーラス再生部38から出力される再生コーラ
ス信号S4を示し、図4(E)はタイムアップ信号S5
を示し、図4(F)は蓄積部40から出力される再生コ
ーラス信号S6を示す。
【0035】各部の動作は、前述したようにMIDI情
報を解析することにより得られるMIDIクロックを基
準として動作しているが、説明を判り易くするためにこ
こではその信号の記載は省略されている。図4(A)に
示すようにMIDI情報中には、実際のコーラス歌い出
し位置に対して所定の時間だけ前もった位置に同期信号
が配置されており、オフセット時間tが設定されてい
る。この同期信号、すなわちコーラス情報を再生すべき
タイミングが再生タイミング検出部37にて検出される
と、タイミング信号S2を出力し、コーラス再生部38
は、コーラス情報を再生する。タイマ部39は、このタ
イミング信号S2を受けて、オフセット時間tの計測を
開始する。
【0036】この時、コーラスデータの転送操作や伸張
操作による時間遅れから、実際に再生コーラス信号S4
が作られて出力されるときには、タイミング信号S2が
入力された後、Δtの遅延が生ずる。この遅延量Δtが
当然にオフセット時間t内に納まるようにオフセット時
間tは予め設定されている。この再生コーラス信号S4
は、再生コーラス一時蓄積部40にて蓄積され、この蓄
積部40はタイマ部39からタイムアップ信号S5を受
けた時に蓄積していた再生コーラス信号S6を出力する
ことになる。従って、図4(F)に示す再生コーラス信
号S6は、図4(B)に示すような理想的な再生コーラ
ス信号に示すように伴奏音楽情報S7と同期して再生さ
れる。
【0037】この動作を図5に示すフローを参照して説
明すると、まず、再生タイミング検出部37がMIDI
情報S1を取り込み(ステップ1)、この情報中にコー
ラス情報を再生すべきタイミング(同期信号)が存在す
るか否か解析する(ステップ2)。NOの場合、すなわ
ち存在しない場合には、この解析動作が繰り返し行なわ
れ、YESの場合、すなわち同期信号が存在した場合に
は、タイミング信号S2を出力してタイマ部39におけ
るタイマ計測を開始させ(ステップ3)、同時にコーラ
ス再生部38にコーラス情報S3を取り込むと共にこれ
を伸張して復号化し、コーラスデータを再生する(ステ
ップ4)。この時、圧縮されていたコーラスデータの伸
張操作等により遅延が生じるが、再生されたコーラス信
号S4は順次、再生コーラス一時蓄積部40に蓄積され
て行く(ステップ5)。
【0038】この蓄積部40においては、タイマ部39
がオフセット時間に相当する所定の時間だけ計測を行な
ったか否か、すなわちタイムアップ信号S5が入力され
たか否か判断される(ステップ6)。ここで、NOの場
合、すなわちオフセット時間が経過していない時には、
ステップ4に戻って再生操作が続行され、YESの場
合、すなわちオフセット時間tが経過した時には再生操
作を続行すると同時に蓄積部40に蓄めてあった情報を
再生コーラス信号S6として出力する(ステップ7)。
従って、この再生コーラス信号S6と伴奏音楽信号S7
は、ミキサ部14にて同期がとれた状態でミックスされ
ることになり(ステップ8)、そのまま、マイクロフォ
ン13からの歌声とともにスピーカ15から音響として
出力される。
【0039】このように、本発明においては、コーラス
情報を再生すべきタイミング(同期信号)を実際の歌い
出し位置よりも前に設けてオフセット時間を設定してお
き、コーラス情報の伸縮操作時等の時間的遅れをこのオ
フセット時間で吸収して補償するようにしたので、コー
ラス情報とMIDI情報(伴奏音楽情報)とを略確実に
同期させた状態で再生すること可能となる。また、同期
信号を検出するために、MIDI情報を先読みする必要
もなく、従って、そのためのバッファメモリを用意する
必要もない。
【0040】尚、上記同期信号は、実際にはMIDI情
報を解析することによりソフトウエア的に求められるも
のであるが、例えばMIDI情報ファイル中のユーザが
自由に定義し得るエリアにオフセット時間可変情報を付
加するようにすれば、上記オフセット時間を可変にする
ことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の音楽再生
方法及びその装置によれば、次のように優れた作用効果
を発揮することができる。コーラス情報を、実際に歌い
出す位置よりも前もって再生させてオフセット時間を設
置し、このオフセット時間経過後に実際に伴奏音楽とミ
ックスさせるようにしたのでコーラス情報の転送操作や
伸張操作に伴って発生する時間遅れを吸収することがで
き、コーラス情報とMIDI情報を略確実に同期させて
再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MIDI規格に適合した本発明の音楽再生装置
を具体的に適用した装置のブロック構成図である。
【図2】再生手段を主に示すブロック構成図である。
【図3】本発明に係る音楽再生装置を示すブロック構成
図である。
【図4】図3中の各部における信号のタイムチャートを
示す図である。
【図5】コーラス再生手段における再生工程を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…音楽再生装置、2…情報センタ、8…制御手段、1
2…再生手段、13…マイクロフォン、14…ミキサ
部、15…スピーカ、18…再生用DRAM、21…M
IDIエリア、22…コーラスエリア、33…MIDI
再生手段、34…コーラス再生手段、36…MIDI再
生部、37…再生タイミング検出部、38…コーラス再
生部、39…タイマ部、40…再生コーラス一時蓄積
部、S1…MIDI情報、S2…タイミング信号、S3
…コーラス情報、S4…再生コーラス信号、S5…タイ
ムアップ信号、S6…再生コーラス信号、S7…伴奏音
楽信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配信されるMIDI規格による伴奏音楽
    情報とコーラス情報を再生する音楽再生装置において、
    MIDI規格による伴奏音楽情報を再生するMIDI再
    生部と、MIDI規格による伴奏音楽情報から前記コー
    ラス情報を再生すべきタイミングを検出する再生タイミ
    ング検出部と、この検出部から出力されるタイミング信
    号を受けて所定の時間だけ計測を行なうタイマ部と、前
    記タイミング信号と前記コーラス情報を受けてコーラス
    情報の再生を行なうコーラス再生部と、このコーラス再
    生部の出力を蓄積すると共に前記タイマ部からタイムア
    ップ信号を受けたことに応答して蓄積された再生コーラ
    ス信号を出力する再生コーラス一時蓄積部と、前記MI
    DI再生部の出力と前記再生コーラス一時蓄積部の出力
    をミックスするミキサ部とを備えるように構成したこと
    を特徴とする音楽具再生装置。
  2. 【請求項2】 前記コーラス情報を再生すべきタイミン
    グは、コーラスを重ね合わされるべく再生された伴奏音
    楽の時間的位置に対して、前記タイマ部にて設定された
    所定の時間だけオフセットさせて早められて設定されて
    いることを特徴とする請求項1記載の音楽再生装置。
  3. 【請求項3】 コーラス情報と、このコーラス情報を再
    生すべきタイミングを示す情報を含むMIDI規格によ
    る伴奏音楽情報とを再生する音楽再生方法において、前
    記コーラス情報を再生すべきタイミングを示す情報を、
    コーラスを重ね合わせるべき伴奏音楽の時間的位置に対
    して所定の時間だけ早めて再生するように伴奏音楽情報
    に予め設定し、前記コーラス情報の再生時には、重ね合
    わされるべき伴奏音楽に対して前記所定の時間だけ前以
    て再生して再生コーラス信号を一時的に蓄積し、前記タ
    イミングを示す情報を検出したときから所定の時間が経
    過した時に前記蓄積していた再生コーラス信号を出力し
    て、これと再生された伴奏音楽とをミックスさせるよう
    に構成したことを特徴とする音楽再生方法。
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