JPH08231718A - 硬化性ポリイミド樹脂、その製造方法及びそれを含む組成物 - Google Patents

硬化性ポリイミド樹脂、その製造方法及びそれを含む組成物

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JPH08231718A
JPH08231718A JP5969195A JP5969195A JPH08231718A JP H08231718 A JPH08231718 A JP H08231718A JP 5969195 A JP5969195 A JP 5969195A JP 5969195 A JP5969195 A JP 5969195A JP H08231718 A JPH08231718 A JP H08231718A
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JP
Japan
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polyimide resin
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curable polyimide
solvent
resin
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JP5969195A
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Hideto Kato
英人 加藤
Hideki Akiba
秀樹 秋葉
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記構造式(1): 【化1】 (式中、R1 及びR2 は同一または異種の炭素原子数1
〜10の非置換または置換の1価炭化水素基、R3 は炭
素原子数1〜10の2価の有機基、Xは芳香族環または
脂肪族環を含む4価の有機基、Yは2価の有機基、Lは
1〜3の整数、mおよびnは0.03≦m/(m+n)
≦0.50の数である)で表され、平均分子量1万〜1
5万の硬化性ポリイミド樹脂。 【効果】 このポリイミド樹脂は、低温、短時間での加
熱処理によって硬化させることができるばかりでなく、
得られる硬化膜は耐溶剤性に優れている。また、該硬化
性ポリイミド樹脂を有機溶剤に溶解してなる組成物は保
存安定性に優れるので実用性が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低温・短時間でポリイミ
ド樹脂硬化膜を形成することが可能でかつその硬化膜が
耐溶剤性及び耐熱性に優れる溶剤可溶型ポリイミド樹
脂、その製造方法、及びそれを有機溶剤に溶解した樹脂
溶液組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリイミドは、一般に、一部の高沸点溶
媒を除いて汎用の有機溶剤に不溶である。その為、膜状
の樹脂を得たい場合には、その前駆体であるポリアミッ
ク酸を有機溶剤に溶解し、これを基板に塗布した後、高
温、長時間の加熱処理を行うことによって溶剤の除去と
脱水閉環を生起させ、ポリイミド樹脂の形成並びにその
硬化を行っている。しかし、このような高温、長時間の
加熱処理はプロセス上不利である。しかもイミド化が不
十分であると形成される硬化膜の物性が低下する。従っ
て、ポリイミドの状態で溶剤に溶解でき、低温、短時間
の加熱処理によって硬化し得るポリイミド樹脂が提案さ
れている(特公昭61−83228号公報、特公昭61
−118424号公報、特公昭61−118425号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、溶剤に可溶な
ポリイミドの溶液を塗布、硬化して得られたポリイミド
樹脂硬化膜は、一般に耐溶剤性が劣るので実用上問題が
ある。そこで、本発明の課題は、耐溶剤性に優れる硬化
膜が得られる、溶剤可溶性の硬化性ポリイミド樹脂を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の硬化性ポリイミ
ド樹脂は、下記構造式(1):
【0005】
【化4】
【0006】(式中、R1 及びR2 は同一または異種の
炭素原子数1〜10の非置換または置換の1価炭化水素
基、R3 は炭素原子数1〜10の2価の有機基、Xは芳
香族環または脂肪族環を含む4価の有機基、Yは2価の
有機基、Lは1〜3の整数、mおよびnは0.03≦m
/(m+n)≦0.5の数である)で表され、平均分子
量が1万〜15万の硬化性ポリイミド樹脂である。この
硬化性ポリイミド樹脂は下記構造式(2):
【0007】
【化5】 (式中X、Y、m及びnは、前記の通りである)で表さ
れるポリイミドと下記構造式(3):
【0008】
【化6】 (式中R1 、R2 、R3 及びLは上記と同様の意味を示
す)で表されるイソシアナトシランとを反応させること
により得ることができる。上記式(2)で表されるポリ
イミドは下記構造式(4):
【0009】
【化7】 (式中、Xは上記と同様の意味を示す)で表されるテト
ラカルボン酸二無水物と下記構造式(5):
【0010】H2 N−Y−NH2 (5) (式中、Yは上記と同様の意味を示す)で表されるジア
ミン、さらに下記構造式(6):
【0011】
【化8】 で表されるジアミノ安息香酸とを所定の割合、すなわち
(m+n)個の式(4)のテトラカルボン酸二無水物に
対して、m個の式(6)のジアミノ安息香酸とn個の式
(5)のジアミンを反応させてポリアミック酸を得、こ
れを常法に従って脱水することによって得ることができ
る。ここで、m/(m+n)の比は、0.03〜0.5
であり、より好ましくは0.05〜0.3である。かか
る比において良好な膜質の硬化膜が得られ、かつ組成物
の保存安定性も良好なものとなる。この比が、0.03未満
では、硬化後十分な耐溶剤性が得られず、0.5 を超える
と組成物を保存中に硬化が進行する可能性がある。
【0012】さらに、式(1) のポリイミド樹脂は平均分
子量が1万〜15万である必要がある。平均分子量が1
万未満では硬化後十分なフィルム強度が得られず、また
15万を超えるとその溶液粘度が高すぎるため塗布作業
性が著しく低下する。
【0013】上記式(4)のテトラカルボン酸二無水物
を具体例としては、下記のものが挙げられるが、これら
に限定されるものではない。また、式(4)のテトラカ
ルボン酸二無水物としては、これらの1種を単独で使用
してもよいし2種以上を併用してもよい。
【0014】
【化9】 (式中、iは1〜40の整数である) 上記式(5)のジアミンの具体例に示すと、
【0015】
【化10】 (式中、jは1〜40の整数である)などであるが、こ
れらに限定されるものではない。また、上記したものを
1種単独で使用してもよいし2種以上を併用してもよ
い。上記式(3)のイソシアナトシランの具体例を示す
と、
【0016】
【化11】 等があげられるが、これらに限定されるものではない。
これらのイソシアナトシランは1種を単独で使用しても
よいし2種以上を併用してもよい。
【0017】式(2)で表されるポリイミドと式(3)
で表されるイソシアナトシランとの反応に用いられる有
機溶剤としては、例えば、N−メチル−2−ピロリド
ン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチル
エーテル、γ−ブチロラクトン、アニソール、シクロヘ
キサノン等が挙げられ、これらは1種単独で使用しても
よいし2種以上を併用してもよい。反応溶液における反
応成分の合計濃度は、5〜35重量%が好ましい。こう
して得られた、目的の硬化性ポリイミド樹脂溶液をその
まま塗膜形成用組成物として使用する場合には後述のよ
うな濃度が好ましい。
【0018】この反応において、反応成分の量は、式
(2)のポリイミド中のジアミノ安息香酸残基のモル数
に対し、式(3)のイソシアナトシランのモル数がほぼ
等しくなるようにすることが好ましく、また反応温度は
−20℃〜100℃、特に0℃〜80℃が好ましい。反
応時間は通常0.5〜10時間程度でよい。またこの反
応は無触媒でも触媒を用いても行える。触媒としては第
3級のアミン化合物、例えばトリエチルアミン、エチレ
ンジアミン、ベンジルジメチルアミン等が挙げられる。
【0019】本発明による上記式(1)の硬化性ポリイ
ミド樹脂は、電子部品の保護膜等に使用する場合、溶剤
に溶解して用いることができる。そこで、本発明による
と、前記の式(1) で表される硬化性ポリイミド樹脂、お
よび該硬化性ポリイミド樹脂を溶解する有機溶剤を含有
してなる硬化性ポリイミド樹脂組成物が提供される。
【0020】使用される有機溶剤としては、上記の式
(2) のポリイミドと式(3) のイソシアナトシランとの反
応に用いるものとして例示した溶剤を用いることがで
き、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用して
もよい。該有機溶剤の使用量は、硬化性ポリイミド樹脂
溶液組成物中の60〜98重量%好ましくは65〜95
重量%である。
【0021】該溶液組成物は、通常100℃以上、好ま
しくは150℃以上の温度で1〜10時間加熱すること
により、組成物中あるいは雰囲気中の水分によってアル
コキシシリル基同士の間での架橋反応が進行し硬化し、
その結果イミド基を含む耐溶剤性、耐熱性、機械的特
性、電気的特性に優れ、かつ基材に対する接着性に優れ
た高分子量の重合体膜が容易に得られる。
【0022】従って、本発明の硬化性ポリイミド樹脂
は、各種方法により各種基材、例えば半導体装置、具体
的には半導体素子表面のパッシベーション膜、保護膜、
ダイオード、トランジスタ等の接合部のジャンクション
保護膜、VLSIのα線遮蔽膜、層間絶縁膜、イオン注
入マスク等のほか、プリントサーキットボードのコンフ
ォーマルコート、液晶表示素子の配向膜、ガラスファイ
バーの保護膜、太陽電池の表面保護膜などの幅広い範囲
にわたり利用することができる。
【0023】
【作用】本発明のポリイミド樹脂の側鎖に導入されたア
ルコキシシリル基同士の間で架橋が起こりシロキサン結
合を形成して硬化する。そのために、耐溶剤性並びに耐
熱性にも優れた硬化膜が形成される。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0025】実施例1 窒素雰囲気下、反応容器に2,2−ビス(3,4−ベン
ゼンジカルボン酸アンヒドリド)パーフルオロプロパン
88.8g(200mmol)とγ−ブチロラクトン1
80gを入れ、得られた混合物に2,2−ビス[4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン78.0
g(190mmol)と3,5−ジアミノ安息香酸1.
5g(10mmol)をγ−ブチロラクトン300gに
溶解して調製した溶液を滴下し、その後12時間攪拌し
た。次に反応容器に水分受容器付き還流冷却器を取り付
け、反応混合物にキシレン120gを加え、反応系を1
50℃で4時間加熱してポリアミック酸をイミド化させ
た。反応溶液を冷却後、メタノールで再沈させ、下記構
造式を有するポリイミド153.1gを得た。
【0026】
【化12】 (式中、m/n=5/95である。)
【0027】次に上記で得られたポリイミド145.1
gをγ−ブチロラクトン580gに再溶解し、得られた
溶液にイソシアナトシランとして3−イソシアナトプロ
ピルトリエトキシシラン2.2g(9mmol)、触媒
としてトリエチルアミン0.1gを加え、室温で10時
間攪拌を行った。この間炭酸ガスの発生が認められた。
10時間後。得られた反応溶液をメタノール中に投じ、
133.7gの下記反応生成物を得た。
【0028】
【化13】 (式中、m/n=5/95である。) 得られたポリイミド樹脂の平均分子量はGPCにより測
定したところ、44,000であった。
【0029】該ポリイミド樹脂10gをγ−ブチロラク
トン90gに溶解して溶液組成物を調製し、この組成物
をシリコンウェハー上にスピンコート法により塗布し、
150℃で1時間、さらに250℃で1時間の加熱処理
をすることによりポリイミド硬化膜を得た。この膜の耐
熱性、接着性及び耐溶剤性を測定した。耐熱性は熱天秤
を用いて熱分解温度を測定した。接着性は碁盤目剥離試
験により測定した。耐溶剤性は、硬化膜をγ−ブチロラ
クトンに10分浸漬し、外観の変化を観察して評価し
た。結果を表1に示す。
【0030】実施例2 実施例1の方法において、2,2−ビス[4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニル]プロパンの使用量を57.
5g(140mmol)に変え、ジアミン成分として別
に1,3−ビス(3−アミノプロピル)1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサン9.9g(40mmol)
を加え、さらに3,5−ジアミノ安息香酸の量を3.0
g(20mmol)に変えた以外は、実施例と同様にし
てポリアミック酸の生成及びそのイミド化まで進めた。
得られたイミド化合物の溶液からイミド化合物を単離す
ることなく、続いてこの溶液中にイソシアナトシランと
して3−イソシアナトプロピルメチルジエトキシシラン
4.3g(20mmol)とトリエチレンジアミン0.
1gを加え、室温で、10時間攪拌して反応させ目的と
する下記構造式:
【0031】
【化14】 (式中、m/n1 /n2 =10/70/20である。)
の硬化性ポリイミド樹脂を含有する溶液組成物を得た。
この時、平均分子量は、GPCにより28,000と測
定された。
【0032】この組成物をシリコンウェハー上に塗布
し、150℃で1時間、さらに250℃で1時間の加熱
処理を施すことによりポリイミド硬化膜を得た。得られ
た膜について、実施例1と同様にして耐熱性、接着性及
び耐溶剤性を測定した。結果を表1に示す。
【0033】実施例3 ジアミン成分として4,4’−ジアミノジフェニルエー
テル28.0g(0.14モル)と3,5−ジアミノ安
息香酸9.0g(0.06モル)を用い、酸二無水物成分として
1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)−1,
1,3,3−テトラメチルジシロキサン酸二無水物68.2
g(0.16モル)とオキシジフタリックアンヒドリド12.
4g(0.04モル)を用い、溶剤としてジエチレング
リコールジメチルエーテル470gを用いた以外は、実
施例1と同様にして、ポリイミドを得た。これに、3-イ
ソシアナトプロピルメチルジエトキシシラン12.9g
(0.06モル)とトリエチレンジアミン0.1gを加
え、室温で反応させて平均分子量62,000(GPC
により測定)の下記樹脂の溶液を得た。また、実施例1
と同様にしてポリイミド硬化膜を得、耐熱性、接着性及
び耐溶剤性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0034】
【化15】 で表されるシロキサン基又は式:−O−で表されるエー
テル性酸素であって、シロキサン基/エーテル性酸素の
比は8/2であり、mおよびnはm/n=3/7の数で
ある。)
【0035】比較例1 窒素雰囲気下、反応容器に、2,2−ビス(3,4−ベ
ンゼンジカルボン酸アンヒドリド)パーフルオロプロパ
ン88.8g(200mmol)にγ−ブチロラクトン
180gを入れ、得られた混合物に2,2−ビス[4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン82.1
g(200mmol)をγ−ブチロラクトン300gに
溶解した溶液を滴下し、その後12時間攪拌し、ポリア
ミック酸溶液を調製した。次に反応容器に水分受容器付
き還流冷却器を取り付け、キシレン120gを加え、反
応系を150℃で4時間加熱してポリアミック酸をイミ
ド化させた。
【0036】こうして得られたポリイミド樹脂溶液組成
物をシリコンウェハー上に塗布し、150℃で1時間、
さらに250℃で1時間の加熱処理を施すことによりポ
リイミド硬化膜を得た。得られた膜について、実施例1
と同様にして耐熱性、接着性及び耐溶剤性を測定した。
結果を表1に示す。
【0037】比較例2 窒素雰囲気下、反応容器に、2,2−ビス(3,4−ベ
ンゼンジカルボン酸アンヒドリド)パーフルオロプロパ
ン88.8g(200mmol)にγ−ブチロラクトン
180gを入れ、これに2,2−ビス[4−(4−アミ
ノフェノキシ)フェニル]プロパン57.5g(140
mmol)と1,3−ビス(3−アミノプロピル)−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン14.9g
(60mmol)をγ−ブチロラクトン300gに溶解
した溶液を滴下し、その後12時間攪拌した。 次に反
応容器に水分受容器付き還流冷却器を取り付け、キシレ
ン120gを加え、反応系を150℃、4時間加熱して
ポリアミック酸をイミド化させた。こうして得られた硬
化性ポリイミド樹脂溶液組成物をシリコンウェハー上に
塗布し、150℃で1時間、さらに250℃で1時間の
加熱処理を施すことによりポリイミドシリコーン膜を得
た。得られた膜について、実施例1と同様にして耐熱
性、接着性及び耐溶剤性を測定した。結果を表1に示
す。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】本発明のポリイミド樹脂は、低温、短時
間での加熱処理によって硬化し得る溶剤可溶型ポリイミ
ド樹脂の利点を損なうことなく、従来欠点とされたきた
耐溶剤性に優れた硬化ポリイミド膜を形成することがで
きる。この硬化性ポリイミド樹脂を有機溶剤に溶解して
なる組成物は保存安定性に優れ、使用に際して低温、短
時間の熱処理で良好な硬化膜を形成するので実用性が高
い。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構造式(1): 【化1】 (式中、R1 及びR2 は同一または異種の炭素原子数1
    〜10の非置換または置換の1価炭化水素基、R3 は炭
    素原子数1〜10の2価の有機基、Xは芳香族環または
    脂肪族環を含む4価の有機基、Yは2価の有機基、Lは
    1〜3の整数、mおよびnは0.03≦m/(m+n)
    ≦0.5の数である)で表され、平均分子量が1万〜1
    5万の硬化性ポリイミド樹脂。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の硬化性ポリイミド樹脂、
    および該硬化性ポリイミド樹脂を溶解する有機溶剤を含
    有してなる硬化性ポリイミド樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 下記構造式(2): 【化2】 (式中X、Y、m及びnは前記の通りである。)で表さ
    れるポリイミドと、下記構造式(3): 【化3】 (式中R1 、R2 、R3 及びLは前記の通りである)で
    表されるイソシアナトシランとを、有機溶剤中で反応さ
    せることからなる請求項1に記載の硬化性ポリイミド樹
    脂の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の硬化性ポリイミド樹脂組
    成物を基体に塗布し、300℃以下の温度で加熱して硬
    化させることからなる保護膜の製造方法。
JP5969195A 1995-02-23 1995-02-23 硬化性ポリイミド樹脂、その製造方法及びそれを含む組成物 Pending JPH08231718A (ja)

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Cited By (4)

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