JPH08230641A - 還流式アンチロックブレーキ装置におけるリザーバ - Google Patents

還流式アンチロックブレーキ装置におけるリザーバ

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JPH08230641A
JPH08230641A JP3322895A JP3322895A JPH08230641A JP H08230641 A JPH08230641 A JP H08230641A JP 3322895 A JP3322895 A JP 3322895A JP 3322895 A JP3322895 A JP 3322895A JP H08230641 A JPH08230641 A JP H08230641A
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JP
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spring
reservoir
hydraulic pressure
reservoir chamber
lock
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JP3322895A
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Isao Matsuno
功 松野
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】還流式アンチロックブレーキ装置におけるリザ
ーバにおいて、液圧ポンプが正常であるときのアンチロ
ックブレーキ制御時に制動液圧を比較的低い値まで低下
させ得るようにした上で、高摩擦係数の路面を走行中の
アンチロックブレーキ制御時に液圧ポンプが失陥しても
高速走行に伴う比較的高圧の制動液圧を確保しつつ車輪
ロックが生じることを防止する。 【構成】リザーバ室16の最大容積がマスタシリンダの
フルストローク分の作動液吐出量よりも小さく設定さ
れ、ばね付勢手段201 は、ばね定数が比較的小さい第
1ばね26と、ばね定数が比較的大きい第2ばね271
とが直列に接続されて成り、リザーバ室16の容積が最
大となったときのばね付勢手段201 のばね荷重で定ま
るリザーバ室16の液圧が、比較的高い摩擦係数の路面
で車輪ロックが生じる液圧として設定されるロック液圧
未満に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスタシリンダと、リ
ザーバ室に一端を臨ませたリザーバピストンがばね付勢
手段でリザーバ室の容積を縮小する側に付勢されて成る
リザーバと、リザーバ室に吸入口が接続されるとともに
吐出口が前記マスタシリンダに接続される液圧ポンプ
と、マスタシリンダおよび液圧ポンプの接続点の液圧を
車輪ブレーキに作用させる状態ならびに車輪ブレーキの
液圧を前記リザーバ室に逃がす状態を切換えて車輪ブレ
ーキの液圧を制御する制御弁手段とを備える還流式アン
チロックブレーキ装置におけるリザーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる還流式アンチロックブレー
キ装置は、たとえば特開平6−312656号公報等に
より既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものては、
リザーバの最大容積をマスタシリンダのフルストローク
分の作動液吐出量よりも小さく設定し、アンチロックブ
レーキ制御中の液圧ポンプ失陥時に必要最低限の制動液
圧を確保するようにしている。この場合、前記必要最低
限の制動液圧が車輪ロックを生じる液圧未満であれば、
液圧ポンプが失陥しても車輪ロックが生じることを防止
しつつ制動液圧を確保することが可能となる。
【0004】ところで、車輪ロックは、低摩擦係数の路
面を走行中の制動時に生じ易いものであるが、高摩擦係
数の路面を高速走行している際の急制動時にも生じるこ
とがある。而して、高摩擦係数の路面で車輪ロックが生
じる制動液圧は、低摩擦係数の路面で車輪ロックが生じ
る制動液圧よりも高く、しかも高摩擦係数の路面で車輪
ロックが生じるのは高速走行時であることから液圧ポン
プ失陥時に確保すべき必要最低限の制動液圧も高摩擦係
数の路面の方が低摩擦係数の路面よりも高い。そこで、
リザーバにおけるばね付勢手段のばね荷重を比較的大き
く設定しておき、高摩擦係数の路面でのアンチロックブ
レーキ制御中の液圧ポンプ失陥時にリザーバで確保され
る最低限の液圧を比較的大きくすることにより、高摩擦
係数の路面でのアンチロックブレーキ制御中の液圧ポン
プ失陥が発生したときに、高速走行に対応した必要最低
限の制動液圧を確保した上で車輪ロックが生じることを
防止することができる。ところが、ばね付勢手段のばね
荷重を比較的大きく設定すると、液圧ポンプが正常に作
動しているアンチロックブレーキ制御中に低下させ得る
制動液圧の最低値が比較的高くなってしまう。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、液圧ポンプが正常であるときのアンチロック
ブレーキ制御時に制動液圧を比較的低い値まで低下させ
得るようにした上で、高摩擦係数の路面を走行中のアン
チロックブレーキ制御時に液圧ポンプが失陥しても高速
走行に伴う比較的高圧の制動液圧を確保しつつ車輪ロッ
クが生じることを防止した還流式アンチロックブレーキ
装置におけるリザーバを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、マスタシリンダと、リザーバ室に一端を
臨ませたリザーバピストンがばね付勢手段でリザーバ室
の容積を縮小する側に付勢されて成るリザーバと、リザ
ーバ室に吸入口が接続されるとともに吐出口が前記マス
タシリンダに接続される液圧ポンプと、マスタシリンダ
および液圧ポンプの接続点の液圧を車輪ブレーキに作用
させる状態ならびに車輪ブレーキの液圧を前記リザーバ
室に逃がす状態を切換えて車輪ブレーキの液圧を制御す
る制御弁手段とを備える還流式アンチロックブレーキ装
置において、リザーバ室の最大容積がマスタシリンダの
フルストローク分の作動液吐出量よりも小さく設定さ
れ、ばね付勢手段は、ばね定数が比較的小さい第1ばね
と、ばね定数が比較的大きい第2ばねとが直列に接続さ
れて成り、リザーバ室の容積が最大となったときのばね
付勢手段のばね荷重で定まるリザーバ室の液圧が、比較
的高い摩擦係数の路面で車輪ロックが生じる液圧として
設定されるロック液圧未満に設定されることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】上記構成によれば、液圧ポンプが正常に作動し
ているアンチロックブレーキ制御時には、第1ばねによ
る比較的低いばね荷重によって制動液圧の最低値を定
め、アンチロックブレーキ制御中の液圧ポンプ失陥時に
は、第2ばねによる比較的高いばね荷重によって比較的
高圧の制動液圧を確保することができ、しかもその制動
液圧を高摩擦係数の路面でのロック液圧未満として高摩
擦係数の路面での高速走行時の急制動に伴う車輪ロック
の発生を防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
【0009】図1ないし図3は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は還流式アンチロックブレーキ装置
の液圧回路図、図2はリザーバの縦断面図、図3はアン
チロックブレーキ制御中の液圧ポンプ失陥に伴う車輪速
度および制動液圧の変化を示す図である。
【0010】先ず図1において、マスタシリンダMは、
ブレーキペダル1の踏込みに応じた制動液圧を出力する
出力ポート2を備えており、該出力ポート2と、車輪ブ
レーキBとの間に、還流式アンチロックブレーキ装置3
が設けられる。
【0011】この還流式アンチロックブレーキ装置3
は、リザーバ41 と、吸入口が吸入弁5を介してリザー
バ41 に接続されるとともに吐出口が吐出弁6を介して
マスタシリンダMの出力ポート2に接続される液圧ポン
プ7と、マスタシリンダMおよび液圧ポンプ7の接続点
の液圧を車輪ブレーキBに作用させる状態ならびに車輪
ブレーキBの液圧を前記リザーバ41 に逃がす状態を切
換えて車輪ブレーキBの液圧を制御する制御弁手段8と
を備える。
【0012】制御弁手段8は、マスタシリンダMおよび
液圧ポンプ7の接続点および車輪ブレーキB間に介設さ
れる常開型電磁弁9と、車輪ブレーキBおよびリザーバ
1間に介設される常閉型電磁弁10とから成り、常開
型電磁弁9には、車輪ブレーキBからマスタシリンダM
側への作動液の流通を許容する一方向弁11が並列に接
続される。またマスタシリンダMの出力ポート2および
吐出弁6間にはオリフィス12が介設されるとともにダ
ンパ13が接続される。
【0013】図2において、還流式アンチロックブレー
キ装置3は、基体14に配設されるものであり、この基
体14には、その一面14aに開口する有底のリザーバ
孔15が穿設される。リザーバ41 は、リザーバ孔15
の閉塞端との間にリザーバ室16を形成してリザーバ孔
15に摺動可能に嵌合されるリザーバピストン17と、
リザーバ室16の容積を縮小する側にリザーバピストン
17を付勢するばね付勢手段201 とを備え、ばね付勢
手段201 は、リザーバ孔15の開口端部内面に嵌着さ
れた止め輪18によりリザーバ孔15からの離脱を阻止
されるようにしてリザーバ孔15内に嵌合されたリテー
ナ191 とリザーバピストン17との間に介設される。
【0014】リザーバピストン17は、リザーバ室16
側を閉塞端とした有底円筒状に形成されており、該リザ
ーバピストン17の外面には、リザーバ孔16の内面に
摺接する環状のシール部材21が装着される。基体14
には、リザーバ室16に通じる液圧路22が穿設されて
おり、この液圧路22は、図1で示すように、常閉型電
磁弁10に接続されるとともに液圧ポンプ7の吸入口に
連なる吸入弁5に接続される。
【0015】リテーナ191 は、中心部に貫通孔231
を有してリング状に形成されており、その外周縁がリザ
ーバ孔15の内方側から止め輪18に係止される。また
リテーナ191 の外面側にはキャップ24が装着されて
おり、該キャップ24には、前記貫通孔231 に対応し
た小径の開放孔25が設けられる。また基体14の一面
14aはカバー29で覆われており、このカバー29
と、キャップ24および基体14間には、前記開放孔2
5を外部に連通せしめる開放通路30が形成される。
【0016】ばね付勢手段201 は、ばね定数が比較的
小さい第1ばね26と、ばね定数が比較的大きい第2ば
ね271 とがリザーバ孔15内で移動可能な可動ばね受
け部材28を相互間に介在させて直列に接続されて成る
ものであり、第1ばね26は、リザーバピストン17お
よび可動ばね受け部材28間に、また第2ばね27
1は、可動ばね受け部材28およびリテーナ191 間に
それぞれ縮設される。
【0017】しかもばね付勢手段201 は、リザーバピ
ストン17が可動ばね受け部材28に当接した後、該可
動ばね受け部材28がリテーナ191 に当接してリザー
バ室16の容積が最大となったときに、該ばね付勢手段
201 が発揮するばね荷重によって定まるリザーバ室1
6の液圧が、比較的高い摩擦係数の路面で車輪ロックが
生じる液圧として設定されるロック液圧P0 未満となる
ように設定される。
【0018】次にこの第1実施例の作用について図3を
参照しながら説明すると、高摩擦係数の路面を高速走行
しているときの急制動時に車輪がロックしそうになる
と、制御弁手段8を構成する常開型電磁弁9および常閉
型電磁弁10の開閉制御により、制動液圧を減・増圧す
るアンチロックブレーキ制御が実行されることになり、
そのアンチロックブレーキ制御により車輪速度も徐々に
低下することになる。この際、液圧ポンプ7が正常に作
動している状態にあっては、リザーバ41 のリザーバピ
ストン17がばね定数の比較的小さな第1ばね26を圧
縮してばね受け部材28に当接するまで移動することは
なく、リザーバ室16の液圧は比較的低い値であり、制
動液圧を比較的低い値まで減圧可能となる。
【0019】しかるにアンチロックブレーキ制御実行中
の時刻t1 で液圧ポンプ7が失陥すると、リザーバ41
では、リザーバピストン17がばね定数の比較的小さな
第1ばね26を圧縮してばね受け部材28に当接するま
で移動し、その後、ばね定数が比較的高い第2ばね27
1 を圧縮してリザーバピストン17がリザーバ室16の
容積を増大する側に移動する。而してばね受け部材28
がリテーナ191 に当接するまでリザーバピストン17
が移動したとき、すなわちリザーバ室16の容積が最大
となったときに、ばね付勢手段201 が発揮するばね荷
重は、そのばね荷重で定まるリザーバ室16の液圧が、
比較的高い摩擦係数の路面で車輪ロックが生じる液圧と
して設定されるロック液圧P0 未満に設定されている。
したがって、高摩擦係数の路面を高速走行中のアンチロ
ックブレーキ制御時に液圧ポンプ7が失陥しても高速走
行に伴う比較的高圧の制動液圧を確保することが可能で
あるとともに、その制動液圧がロック液圧P0 未満であ
ることから車輪ロックが生じることを防止することが可
能となる。それに対し、従来のものでは、図3の破線で
示すよう液圧ポンプ7の失陥に伴って制動液圧が増大
し、車輪ロックが生じる可能性がある。
【0020】図4は本発明の第2実施例を示すものであ
り、第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付
す。
【0021】リザーバ42 は、リザーバ孔15の閉塞端
との間にリザーバ室16を形成してリザーバ孔15に摺
動可能に嵌合されるリザーバピストン17と、リテーナ
19 2 およびリザーバピストン17間に介設されるばね
付勢手段202 とを備え、リテーナ192 は、中心部に
貫通孔232 を有してリング状に形成されており、リザ
ーバ孔15の開口端部内面に嵌着された止め輪18に係
止される。
【0022】ばね付勢手段202 は、ばね定数が比較的
小さい第1ばね26と、ばね定数が比較的大きい第2ば
ね272 とが直列に接続されて成るものである。而して
第2ばね272 は、硬質のゴム弾性体により円盤状に形
成されてリテーナ192 の内面側に当接されており、そ
の中心部には前記リテーナ192 の貫通孔232 に同軸
に通じる貫通孔31が設けられる。また第1ばね26
は、第2ばね272 およびリザーバピストン17間に縮
設される。
【0023】この第2実施例によっても、リザーバピス
トン17が第1ばね26を最大限圧縮してからは、第2
ばね272 による大荷重のばね力をばね付勢手段202
が発揮することになり、上記第1実施例と同様の効果を
奏することができる。
【0024】図5および図6は本発明の第3実施例を示
すものであり、上記各実施例に対応する部分には同一の
参照符号を付す。
【0025】リザーバ43 は、リザーバ孔15の閉塞端
との間にリザーバ室16を形成してリザーバ孔15に摺
動可能に嵌合されるリザーバピストン17と、リザーバ
室16の容積を縮小する側に該リザーバピストン17を
付勢するばね付勢手段203とを備える。
【0026】ばね付勢手段203 は、ばね定数が比較的
小さい第1ばね26と、ばね定数が比較的大きい第2ば
ね273 とが直列に接続されて成るものである。而し
て、第2ばね273 は、金属材料により円盤状に形成さ
れて止め輪18に係止されるものであり、その中心孔3
2と、周方向に間隔をあけた複数個所に設けられる円形
孔33,33…とをそれぞれ結ぶ複数の放射スリット3
4,34…が設けられ、ダイヤフラムとして構成されて
いる。また第1ばね26は、第2ばね273 およびリザ
ーバピストン17間に縮設される。
【0027】この第3実施例によっても、リザーバピス
トン17が第1ばね26を最大限圧縮してからは、第2
ばね273 による大荷重のばね力をばね付勢手段202
が発揮することになり、上記各実施例と同様の効果を奏
することができる。
【0028】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リザーバ
室の最大容積がマスタシリンダのフルストローク分の作
動液吐出量よりも小さく設定され、ばね付勢手段は、ば
ね定数が比較的小さい第1ばねと、ばね定数が比較的大
きい第2ばねとが直列に接続されて成り、リザーバ室の
容積が最大となったときのばね付勢手段のばね荷重で定
まるリザーバ室の液圧が、比較的高い摩擦係数の路面で
車輪ロックが生じる液圧として設定されるロック液圧未
満に設定されるので、液圧ポンプが正常に作動している
アンチロックブレーキ制御時には、第1ばねによる比較
的低いばね荷重によって制動液圧の最低値を定め、アン
チロックブレーキ制御中の液圧ポンプ失陥時には、第2
ばねによる比較的高いばね荷重により、高摩擦路面での
高速走行時に必要な比較的高圧の制動液圧を確保すると
ともに車輪ロックの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の還流式アンチロックブレーキ装置
の液圧回路図である。
【図2】リザーバの縦断面図である。
【図3】アンチロックブレーキ制御中の液圧ポンプ失陥
に伴う車輪速度および制動液圧の変化を示す図である。
【図4】第2実施例のリザーバの縦断面図である。
【図5】第3実施例のリザーバの縦断面図である。
【図6】第2ばねの平面図である。
【符号の説明】
3・・・還流式アンチロックブレーキ装置 41 ,42 ,43 ・・・リザーバ 7・・・液圧ポンプ 8・・・制御弁手段 16・・・リザーバ室 17・・・リザーバピストン 201 ,202 ,203 ・・・ばね付勢手段 26・・・第1ばね 271 ,272 ,273 ・・・第2ばね B・・・車輪ブレーキ M・・・マスタシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダ(M)と、リザーバ室
    (16)に一端を臨ませたリザーバピストン(17)が
    ばね付勢手段(201 ,202 ,203 )でリザーバ室
    (16)の容積を縮小する側に付勢されて成るリザーバ
    (41 ,42 ,43 )と、リザーバ室(16)に吸入口
    が接続されるとともに吐出口が前記マスタシリンダ
    (M)に接続される液圧ポンプ(7)と、マスタシリン
    ダ(M)および液圧ポンプ(7)の接続点の液圧を車輪
    ブレーキ(B)に作用させる状態ならびに車輪ブレーキ
    (B)の液圧を前記リザーバ室(16)に逃がす状態を
    切換えて車輪ブレーキ(B)の液圧を制御する制御弁手
    段(8)とを備える還流式アンチロックブレーキ装置に
    おいて、リザーバ室(16)の最大容積がマスタシリン
    ダ(M)のフルストローク分の作動液吐出量よりも小さ
    く設定され、ばね付勢手段(201 ,202 ,203
    は、ばね定数が比較的小さい第1ばね(26)と、ばね
    定数が比較的大きい第2ばね(271 ,272 ,2
    3 )とが直列に接続されて成り、リザーバ室(16)
    の容積が最大となったときのばね付勢手段(201 ,2
    2 ,203 )のばね荷重で定まるリザーバ室(16)
    の液圧が、比較的高い摩擦係数の路面で車輪ロックが生
    じる液圧として設定されるロック液圧未満に設定される
    ことを特徴とする還流式アンチロックブレーキ装置にお
    けるリザーバ。
JP3322895A 1995-02-22 1995-02-22 還流式アンチロックブレーキ装置におけるリザーバ Pending JPH08230641A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100656935B1 (ko) * 2005-08-08 2006-12-13 현대모비스 주식회사 전자 제어식 브레이크 시스템용 어큐뮬레이터
JP2010052519A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Hitachi Automotive Systems Ltd 液圧制御ユニット用リザーバ

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