JPH08227038A - ズームレンズ系 - Google Patents

ズームレンズ系

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JPH08227038A
JPH08227038A JP7200703A JP20070395A JPH08227038A JP H08227038 A JPH08227038 A JP H08227038A JP 7200703 A JP7200703 A JP 7200703A JP 20070395 A JP20070395 A JP 20070395A JP H08227038 A JPH08227038 A JP H08227038A
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JP
Japan
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lens
group
sub
negative
positive
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JP7200703A
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English (en)
Inventor
Takayuki Ito
孝之 伊藤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19548478A priority patent/DE19548478A1/de
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/142Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having two groups only
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体側から順に、正の焦点距離を有する第1
レンズ群と、負の焦点距離を有する第2レンズ群からな
り、第1、第2レンズ群間隔を変化させて変倍を行うズ
ームレンズにおいて、変倍比を約2.5倍以上と大きく
し、かつ性能の良好な小型のズームレンズ系を得るこ
と。 【概要】 第1レンズ群は、物体側から順に、第1aサ
ブ群と、第1bサブ群からなり、この第1aサブ群、第
1bサブ群はともに少なくとも1枚の負レンズを有し、
下記の条件式(1)ないし(5)を満足するズームレン
ズ系。(1)3.5<fL /f1 <5.0(2)1.7
7<N1aN(3)35<ν1aN <50(4)1.77<
1bN(5)35<ν1bN <50 但し、fL :長焦点側の全系の焦点距離、f1 :第1レ
ンズ群の焦点距離、N1aN :第1aサブ群中の負レンズ
のd線の屈折率、ν1aN :第1aサブ群中の負レンズの
アッベ数、N1bN :第1bサブ群中の負レンズのd線の
屈折率、ν1bN :第1bサブ群中の負レンズのアッベ
数。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、バックフォーカスが一眼レフカ
メラより小さいコンパクトカメラ用に適した2群タイプ
のズームレンズの小型化と高性能化に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、コンパクトカメラ用
のズームレンズは、物体側から、正、負の2つのレンズ
群からなる2群タイプと、正、正、負、あるいは、負、
正、負の3群のレンズ群からなる3群タイプ以上の多群
タイプがあるが、2群タイプは変倍比を大きくすると収
差(特に色収差)の補正が困難となり、多群タイプは構
造が複雑になる。
【0003】
【発明の目的】本発明は、前者の2群タイプでありなが
ら、変倍比を約2.5倍以上と大きくし、かつ性能の良
好な小型のズームレンズ系を得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明のズームレンズ系は、物体側から
順に、正の焦点距離を有する第1レンズ群と、負の焦点
距離を有する第2レンズ群からなり、第1、第2レンズ
群間隔を変化させて変倍を行うズームレンズにおいて、
第1レンズ群は、物体側から順に、第1aサブ群と、第
1bサブ群からなり、この第1aサブ群、第1bサブ群
はともに少なくとも1枚の負レンズを有し、さらに次の
条件式(1)ないし(5)を満足することを特徴として
いる。絞は第1レンズ群と第2レンズ群の間にあって、
第1レンズ群と一体に移動する。 (1)3.5<fL /f1 <5.0 (2)1.77<N1aN (3)35<ν1aN <50 (4)1.77<N1bN (5)35<ν1bN <50 但し、 fL :長焦点側の全系の焦点距離、 f1 :第1レンズ群の焦点距離、 N1aN :第1aサブ群中の負レンズのd線の屈折率、 ν1aN :第1aサブ群中の負レンズのアッベ数、 N1bN :第1bサブ群中の負レンズのd線の屈折率、 ν1bN :第1bサブ群中の負レンズのアッベ数、 である。
【0005】第2レンズ群は、物体側より順に、像面側
に凸面を有する正レンズと、物体側に凹面を有する負レ
ンズとの2枚とする構成、あるいは物体側より順に、像
面側に凸面を有する正レンズと、物体側に凹面を有する
負レンズと、像面側に凸面を有する正レンズの3枚とす
る構成のいずれかとすることが好ましい。前者の場合、
次の条件式(6)を満足することが好ましい。 (6)ν2-1 <35 但し、 ν2-1 :第2レンズ群中の正レンズのd線のアッベ数、 である。また後者の場合には、条件式(6)と(7)の
双方を満足することが好ましい。 (6)ν2-1 <35 (7)ν2-3 <35 但し、 ν2-1 :第2レンズ群中の物体側正レンズのd線のアッ
ベ数、 ν2-3 :第2レンズ群中の像面側正レンズのd線のアッ
ベ数、 である。
【0006】本発明のズームレンズ系はさらに、変倍比
が2.8を越えるときには、次の条件式(1’)を満足
することが好ましい。 (1’)4.0<fL /f1 <5.0
【0007】
【発明の実施の態様】物体側から正、負の2群タイプの
ズームレンズを小型化するには、第1レンズ群、第2レ
ンズ群ともに、パワーを大きくする必要がある。条件式
(1)は第1レンズ群のパワーに関する条件である。ま
た、この条件式(1)は、第2レンズ群の横倍率も間接
的に規定している。つまり、第1レンズ群のパワーが大
きくなると、第2レンズ群のパワーも大きくなりやす
い。この条件式の下限を越えて変倍比を大きくしようと
すると、レンズ群の移動量が増大し、小型化の目的を達
成できない。逆に上限を越えると、小型化には有利であ
るが、収差を補正することが困難となる。ちなみに従来
の2群タイプのズームレンズは、この条件式(1)の下
限に至らない変倍比のものが殆どである。なお、変倍比
が2.8倍を越える場合には、4.0<fL /f1
5.0を満足することが好ましい。変倍比が2.8倍を
越えるときには、条件式(1)の範囲をこのように狭め
ることにより、レンズ群の移動量の増大を防ぎ、小型化
を図ることができる。
【0008】条件式(2)及び(4)は第1レンズ群中
の2枚の負レンズを高屈折率材料から形成することを定
めている。本発明のズームレンズ系は、第1レンズ群に
条件式(1)に示すような大きな正のパワーを持たせた
ので、収差を補正するために、第1レンズ群を構成する
前サブ群1aと後サブ群1bにそれぞれ少なくとも1枚
の負レンズを配置した。前サブ群1aの負レンズは、特
に歪曲収差及び非点収差の補正に有効であり、後サブ群
1bの負レンズは、特に球面収差及びコマ収差の補正に
有効である。
【0009】一方、これらの負レンズのパワーは、レン
ズ全長の小型化を図る程、大となり、その結果、ペッツ
バール和が負になりやすく、短焦点側のサジタルの非点
収差がプラス(オーバー)の大きな値になってしまう。
条件式(2)と(4)は、ペッツバール和が小さくなり
過ぎないように(負の値にならないように)するため
に、これらの負レンズが満足すべき屈折率の条件であ
る。なお条件式(2)及び(4)の下限値は、コスト的
に許せば、1.81<N1aN あるいは1.81<N1bN
とし、少なくとも一方の負レンズをさらに高屈折率ガラ
スから構成することが好ましい。
【0010】また、これらの2枚の高屈折率の負レンズ
は、両方とも条件式(3)及び(5)の下限以上のアッ
ベ数を有する材料を使用するのが良い。また、条件式
(3)及び(5)の上限を越えると、第1レンズ群中で
の色収差の補正が不足する。ちなみに従来の正、負の2
群ズームレンズでは、第1レンズ群中の負レンズの少な
くとも1つは条件式(3)あるいは(5)の下限以下の
分散の大きい(アッベ数の小さい)SF系の材料から構
成して色収差の補正を行っていた。本ズームレンズ系
は、変倍比を大きくし小型化するために条件式(1)に
示すような、大きなパワーを第1レンズ群に持たせてい
るため、第1レンズ群中の負レンズにこの条件式の下限
以下の分散の大きい材料を使うと、短焦点側で補正不
足、長焦点側で補正過剰の傾向が増大してしまう。条件
式(1)の条件下では、両方の負レンズをともに、条件
式(3)及び(5)の下限より大きく上限より小さい中
間的な分散値を有する材料から構成することにより、色
収差を良好に補正することができる。
【0011】条件式(6)、(7)は、負の焦点距離を
有する第2レンズ群において色収差を補正するための材
料に関する条件である。前述のように、第2レンズ群
は、 物体側より順に、像面側に凸面を有する正レンズと、
物体側に凹面を有する負レンズとの2枚とする構成、及
び 物体側より順に、像面側に凸面を有する正レンズと、
物体側に凹面を有する負レンズと、像面側に凸面を有す
る正レンズの3枚とする構成、のいずれかとすることが
できる。の場合、負の第2レンズ群で色収差を補正す
るために、物体側の正レンズは条件式(6)を満足する
分散の大きい材料から構成するのがよい。条件式(6)
の上限を越えると第2レンズ群内の色収差の補正が不足
する。
【0012】さらに、条件式(1)に示す大きいパワー
を第1レンズ群に持たせる本ズームレンズ系において
は、の構成とすることがより望ましい。第2レンズ群
中の物体側と像面側にそれぞれ正レンズを配置すること
により、個々の正レンズのパワーをそれ程大きくしない
で色収差を補正することができる。この物体側、像面側
の正レンズもそれぞれ、条件式(6)、(7)に示すよ
うな分散の大きい材料から構成するのがよい。条件式
(6)及び(7)の上限を越えると第2レンズ群内の色
収差の補正が不足する。
【0013】第2レンズ群を、物体側より順に、像面側
に凸面を有する正レンズと、物体側に凹面を有する負レ
ンズとの2枚から構成し、あるいは、物体側より順に、
像面側に凸面を有する正レンズと、物体側に凹面を有す
る負レンズと、像面側に凸面を有する正レンズの3枚か
ら構成する理由は、絞(第1レンズ群側)にコンセント
リックなレンズ面の組み合わせとすることにより、非点
収差、歪曲収差の補正が容易になり、かつ各面の偏心等
の製作誤差の影響が小さくなるからである。
【0014】本発明のズームレンズ系は、第1レンズ群
が条件式(2)ないし(5)が満足し、第2レンズ群が
同時に条件式(6)(及び(7))を満足するとき、最
も好ましい色収差の補正ができるが、第1レンズ群だけ
がその条件式を満足する場合でも、一定の色収差の補正
を行なうことができる。
【0015】次に、具体的な数値実施例を5例示す。い
ずれの実施例も、絞Sは、第1レンズ群11の後方にあ
って、第1レンズ群と一体に移動する。 [実施例1]図1は、本発明のズームレンズ系の第1の
実施例を示すもので、正の第1レンズ群11は、物体側
から第1aサブ群11aと、第1bサブ群11bとから
なり、負の第2レンズ群12は、物体側から、物体側よ
り順に、像面側に凸面を有する正レンズ12−1、物体
側に凹面を有する負レンズ12−2と、像面側に凸面を
有する正レンズ12−3の3枚からなっている。負レン
ズ12−2と正レンズ12−3は貼り合わされている。
また、実施例では、第1aサブ群11aは負の焦点距離
を有し、第1bサブ群11bは正の焦点距離を有してい
る。
【0016】このレンズ系の具体的数値データを表1に
示し、ワイド端、中間焦点距離及びテレ端での諸収差を
それぞれ図2、図3及び図4に示す。諸収差図中、SA
は球面収差、SCは正弦条件、d線、g線、C線は、そ
れぞれの波長における、球面収差によって示される色収
差と倍率色収差、Sはサジタル、Mはメリディオナルを
示している。
【0017】表および図面中、FNO はFナンバー、f は
焦点距離、ωは半画角、fBはバックフォーカス、Zは変
倍比(ズーム比)を表す。rは曲率半径、dはレンズ厚
または間隔、Nd はd線の屈折率、νd はd線のアッベ
数を示す。
【0018】
【表1】 FNO=1:3.9-7.0-10.2 f=39.10-70.00-102.00 (Z=2.61) ω=28.3−17.0−11.9 f=9.00−34.60−61.10 絞Sの位置;第1レンズ群(第9面)の後方0.80 面 No. r d Nd νd 1 17.992 2.10 1.51633 64.1 2 30.803 1.88 - - 3 -13.957 1.74 1.80400 46.6 4 -33.036 1.75 - - 5 153.568 3.24 1.51742 52.4 6 -14.922 0.10 - - 7 55.595 3.55 1.51821 65.0 8 -10.787 1.60 1.83400 37.2 9 -22.425 11.49-5.32-2.87 - - 10 * -40.015 2.67 1.58547 29.9 11 -22.871 4.29 - - 12 -10.015 1.50 1.77250 49.6 13 -125.591 2.00 1.80518 25.4 14 -52.499 - - - *は非球面 非球面データ No.10: K=0.0、A4=0.69412 ×10-4、A6=0.29909×10-6、A8=0.42828×10-8、 A10=0.0、A12=0.0 但し、非球面は次式で定義される。 x=Ch2/{1+[1-(1+K)C2h2]1/2}+A4h4+A6h6+A8h8+・・・ (Cは曲率(1/r)、hは光軸からの高さ、Kは円錐係数)
【0019】[実施例2]図5は、本発明のズームレン
ズ系の第2の実施例を示す。第1レンズ群11の基本的
なレンズ配置は図1と同様であるが、第2レンズ群12
は、物体側より、像面側に凸面を有する正レンズ12−
1と、物体側に凹面を有する負レンズ12−2の2枚構
成である。このレンズ系の具体的数値データを表2に示
し、ワイド端、中間焦点距離及びテレ端での諸収差をそ
れぞれ図6、図7、及び図8に示す。
【0020】
【表2】 FNO=1:3.9-7.0-10.2 f=39.10-70.00-102.00 (Z=2.61) ω=28.4-17.0-11.9 fB=9.59-35.19-61.69 絞Sの位置;第1レンズ群(第9面)の後方1.10 面 No. r d Nd νd 1 22.512 2.10 1.48749 70.2 2 49.260 1.58 - - 3 -15.294 1.35 1.83481 42.7 4 -30.778 3.66 - - 5 149.034 2.87 1.51633 64.1 6 -16.836 0.10 - - 7 98.227 3.42 1.51742 52.4 8 -11.278 1.55 1.83400 37.2 9 -22.266 12.65-5.87-3.17 - - 10 * -43.815 2.58 1.58547 29.9 11 * -25.397 4.81 - - 12 -10.675 1.50 1.72916 54.7 13 -65.116 - - - *は非球面 非球面データ No.10: K=0.0、A4=0.37425 ×10-4、A6=0.58266×10-6、A8=-0.21222 ×10-8、 A10=0.0、A12=0.0 No.11: K=0.0、A4=-0.21131×10-4、A6=0.36410×10-6、A8=-0.46460 ×10-8、 A10=0.0、A12=0.0
【0021】[実施例3]図9は、本発明のズームレン
ズ系の第3の実施例であり、基本的なレンズ配置は図5
の実施例2と同じである。このレンズ系の数値データを
表3に示し、ワイド端、中間焦点距離及びテレ端の諸収
差をそれぞれ図10、図11、及び図12に示す。
【0022】
【表3】 FNO=1:3.9−7.0−10.2 f=39.10−70.00−102.00 (Z=2.61) ω=28.4-17.0-12.0 fB=9.47-35.81-63.08 絞Sの位置;第1レンズ群(第9面)の後方0.80 面 No. r d Nd νd 1 20.550 2.10 1.48749 70.2 2 42.672 1.65 - - 3 -15.428 1.66 1.83400 37.2 4 -30.458 3.06 - - 5 631.122 2.80 1.51633 64.1 6 -16.980 0.10 - - 7 91.952 3.42 1.53996 59.5 8 -11.244 1.60 1.80400 46.6 9 -23.784 12.55-5.42-2.59 - - 10 * -42.469 2.48 1.58547 29.9 11 -26.490 5.04 - - 12 -10.416 1.50 1.71299 53.9 13 -48.829 - - - *は非球面 非球面データ No.10: K=0.0、A4=0.59622 ×10-4、A6=0.25265×10-6、A8=0.28963×10-8、 A10=0.0、A12=0.0
【0023】[実施例4]図13は、本発明のズームレ
ンズ系の第4の実施例であり、基本的なレンズ配置は図
5の実施例2と同じである。このレンズ系の数値データ
を表4に示し、ワイド端、中間焦点距離及びテレ端での
諸収差をそれぞれ図14、図15、及び図16に示す。
【0024】
【表4】 FNO=1:3.6-6.2-10.3 f=29.05-50.00-83.00 (Z=2.86) ω=30.1-18.9-11.7 fB=7.05-24.80-52.74 絞Sの位置;第1レンズ群(第9面)の後方0.75 面 No. r d Nd νd 1 20.519 2.00 1.58144 40.7 2 63.956 1.26 - - 3 -13.675 3.50 1.83400 37.2 4 -77.662 0.50 - - 5 212.248 2.98 1.48749 70.2 6 -14.500 0.10 - - 7 31.509 3.46 1.51823 59.0 8 -8.315 1.40 1.83481 42.7 9 -14.134 9.50-4.76-2.15 - - 10 * -31.994 2.15 1.58547 29.9 11 -20.351 3.75 - - 12 -7.667 1.50 1.69680 55.5 13 -40.281 - - - *は非球面 非球面データ No.10: K=0.0、A4=0.14588 ×10-3、A6=0.67501×10-6、A8=0.31082×10-7、 A10=0.0、A12=0.0
【0025】[実施例5]図17は、本発明のズームレ
ンズ系の第5の実施例であり、基本的なレンズ配置は図
5の実施例2と同じである。このレンズ系の数値データ
を表5に示し、ワイド端、中間焦点距離及びテレ端での
諸収差をそれぞれ図18、図19、及び図20に示す。
【0026】
【表5】 FNO=1:3.6-6.2-10.3 f=29.05-50.00-83.00 (Z=2.86) ω=30.1-18.9-11.7 fB=7.03-24.68-52.48 絞Sの位置;第1レンズ群(第9面)の後方0.75 面 No. r d Nd νd 1 18.990 2.00 1.51742 52.4 2 96.284 1.20 - - 3 -14.173 3.82 1.83481 42.7 4 -348.482 0.20 - - 5 227.735 3.24 1.48749 70.2 6 -14.069 0.10 - - 7 27.577 3.49 1.52249 59.8 8 -8.441 1.40 1.83481 42.7 9 -14.395 9.53-4.77-2.15 - - 10 * -36.588 2.16 1.58547 29.9 11 -21.650 3.76 - - 12 -7.650 1.50 1.69680 55.5 13 -41.750 - - - *は非球面 非球面データ No.10: K=0.0、A4=0.14756 ×10-3、A6=0.68350×10-6、A8=0.30229×10-7、 A10=0.0、A12=0.0
【0027】表6に、各条件式(1)ないし(7)の数
値を、各実施例について示す。
【表6】 実施例1 実施例2 実施例3 条件式(1) 3.97 3.79 3.75 条件式(2) 1.804 1.835 1.834 条件式(3) 46.6 42.7 37.2 条件式(4) 1.834 1.834 1.804 条件式(5) 37.2 37.2 46.6 条件式(6) 29.9 29.9 29.9 条件式(7) 25.4 − − 実施例4 実施例5 条件式(1) 4.21 4.19 条件式(2) 1.834 1.835 条件式(3) 37.2 42.7 条件式(4) 1.835 1.835 条件式(5) 42.7 42.7 条件式(6) 29.9 29.9 条件式(7) − −
【0028】表6から明らかなように、実施例1ないし
実施例5の各数値は、条件式(1)ないし(6)(及び
(7))を満足している。また本発明のズームレンズ系
は、諸収差図に示すように、それぞれ諸収差がよく補正
されている。
【0029】
【発明の効果】本発明のズームレンズ系によれば、2群
ズームでありながら、変倍比が2.5以上と大きく、か
つ性能の良好な小型のズームレンズが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるズームレンズ系の第1の実施例を
示すレンズ構成図である。
【図2】図1のズームレンズ系のワイド端における諸収
差図である。
【図3】図1のズームレンズ系の中間焦点距離における
諸収差図である。
【図4】図1のズームレンズ系のテレ端における諸収差
図である。
【図5】本発明によるズームレンズ系の第2の実施例を
示すレンズ構成図である。
【図6】図5のズームレンズ系のワイド端における諸収
差図である。
【図7】図5のズームレンズ系の中間焦点距離における
諸収差図である。
【図8】図5のズームレンズ系のテレ端における諸収差
図である。
【図9】本発明によるズームレンズ系の第3の実施例を
示すレンズ構成図である。
【図10】図9のズームレンズ系のワイド端における諸
収差図である。
【図11】図9のズームレンズ系の中間焦点距離におけ
る諸収差図である。
【図12】図9のズームレンズ系のテレ端における諸収
差図である。
【図13】本発明によるズームレンズ系の第4の実施例
を示すレンズ構成図である。
【図14】図13のズームレンズ系のワイド端における
諸収差図である。
【図15】図13のズームレンズ系の中間焦点距離にお
ける諸収差図である。
【図16】図13のズームレンズ系のテレ端における諸
収差図である。
【図17】本発明によるズームレンズ系の第5の実施例
を示すレンズ構成図である。
【図18】図17のズームレンズ系のワイド端における
諸収差図である。
【図19】図17のズームレンズ系の中間焦点距離にお
ける諸収差図である。
【図20】図17のズームレンズ系のテレ端における諸
収差図である。
【符号の説明】
11 第1レンズ群 11a 第1aサブ群 11b 第1bサブ群 12 第2レンズ群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の焦点距離を有する
    第1レンズ群と、負の焦点距離を有する第2レンズ群か
    らなり、第1、第2レンズ群間隔を変化させて変倍を行
    うズームレンズにおいて、 前記第1レンズ群は、物体側から順に、第1aサブ群
    と、第1bサブ群からなり、 この第1aサブ群、第1bサブ群はともに少なくとも1
    枚の負レンズを有し、 下記の条件式(1)ないし(5)を満足するズームレン
    ズ系。 (1)3.5<fL /f1 <5.0 (2)1.77<N1aN (3)35<ν1aN <50 (4)1.77<N1bN (5)35<ν1bN <50 但し、 fL :長焦点側の全系の焦点距離、 f1 :第1レンズ群の焦点距離、 N1aN :第1aサブ群中の負レンズのd線の屈折率、 ν1aN :第1aサブ群中の負レンズのアッベ数、 N1bN :第1bサブ群中の負レンズのd線の屈折率、 ν1bN :第1bサブ群中の負レンズのアッベ数。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第2レンズ群
    は、物体側より順に、像面側に凸面を有する正レンズ
    と、物体側に凹面を有する負レンズとの2枚からなり、
    下記条件式(6)を満足するズームレンズ系。 (6)ν2-1 <35 但し、 ν2-1 :第2レンズ群中の正レンズのd線のアッベ数、
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第2レンズ群
    は、物体側より順に、像面側に凸面を有する正レンズ
    と、物体側に凹面を有する負レンズと、像面側に凸面を
    有する正レンズの3枚からなり、 下記条件式(6)及び(7)を満足するズームレンズ
    系。 (6)ν2-1 <35 (7)ν2-3 <35 但し、 ν2-1 :第2レンズ群中の物体側正レンズのd線のアッ
    ベ数、 ν2-3 :第2レンズ群中の像面側正レンズのd線のアッ
    ベ数。
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