JPH08221877A - プレーヤシステム - Google Patents

プレーヤシステム

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JPH08221877A
JPH08221877A JP4927395A JP4927395A JPH08221877A JP H08221877 A JPH08221877 A JP H08221877A JP 4927395 A JP4927395 A JP 4927395A JP 4927395 A JP4927395 A JP 4927395A JP H08221877 A JPH08221877 A JP H08221877A
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JP
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disc
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JP4927395A
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Makoto Sasaki
信 佐々木
Rikizo Tanabe
力三 田部
Takaharu Fujii
崇玄 藤井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラム設定に伴う動作が、記録媒体の入
れ換えがあっても良好に実行されるようにする。 【構成】 コントロールユニットはプログラム再生動作
時において、プレーヤシステム内の或る再生装置に記録
媒体が装填された場合には(F101,F102→F104) 、新たに
装填された記録媒体についての媒体識別情報(ディスク
ID)を確認してプログラム設定内容と照合し (F105〜
F111) 、その照合結果に応じて所要の再生動作制御を行
なうようにする (F112,F113 又はF114,F115)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の再生装置が接続さ
れて成るプレーヤシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)プレーヤ、
MD(ミニディスク)プレーヤなどのように音楽などを
再生する再生装置が普及している。そしてこれらの再生
装置を複数台組み合わせたプレーヤシステムを構築する
場合もある。
【0003】例えば一般にカーオーディオと呼ばれる車
載用のCDプレーヤを考えると、車のダッシュボード内
に装着される通常のCDプレーヤ(1枚がけプレーヤ)
の他に、例えばCDを5枚、10枚など複数枚収納し、
選択的に再生できるCDチェンジャープレーヤを例えば
車のトランクや座席の下などに設置することがある。こ
の場合、各CDプレーヤはシステムバスラインなどによ
りコントロールユニットに接続されて、ユーザーの操作
に応じて選択的に再生制御されることができるようにさ
れる。
【0004】このようなプレーヤシステムにおいてダッ
シュボードに装着される1枚がけのCDプレーヤは、通
常、いつでもユーザーが任意にCDを入れ換えることが
でき、一方、CDチェンジャープレーヤの方は、運転中
などにはCDの入れかえは行なわれない。CDチェンジ
ャープレーヤについては、ユーザーは例えば再生させた
いディスクナンバを指定する操作を行なう。するとコン
トロールユニットがそのディスクナンバのディスクを再
生させる制御信号を送ることになり、これによりCDチ
ェンジャープレーヤでその指定されたディスクが再生さ
れる。
【0005】なお、ディスクナンバは、CDチェンジャ
ープレーヤにおける収納位置に応じて設定されるもので
あり、各CDに絶対的な固有のナンバではない。例えば
5枚のCDが収納可能であれば、各収納位置に1〜5の
ディスクナンバが設定されている。そして、例えばディ
スクナンバ1の収納位置に収納されたCDがディスクナ
ンバ1として管理されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なプレーヤシステムでも、通常のCDプレーヤと同様に
いわゆるプログラム再生を行なうことができる。プログ
ラム再生とは、ユーザーが再生したい内容単位であるト
ラック(曲)を順番に指定するプログラム設定を行なう
ことで、その順番どおりに再生が行なわれるようにする
動作モードである。
【0007】1枚掛けのCDプレーヤと例えば5枚収納
可能なCDチェンジャープレーヤを有するプレーヤシス
テムの場合、プログラム再生の曲の選択は6枚のCDの
中から行なうことができる。もちろんこのために、プロ
グラム設定の際には、所望の曲のトラックナンバだけで
なく、ディスクナンバ、プレーヤポインタを設定する必
要がある。なお、ディスクナンバは、1枚掛けのCDプ
レーヤに収納されたCDの中の曲を選ぶ場合は、常に
『1』である。またプレーヤポインタとは、そのCDが
収納されているプレーヤを指定するもので、この場合1
枚掛けのCDプレーヤと、CDチェンジャープレーヤの
いづれであるかを区別する情報となる。またさらに、C
Dが入れ換えられても、プログラムが無効とならないよ
うに各CDに特有のディスクIDもあわせて記憶するよ
うにしている。ディスクIDは例えばCDのTOC情報
(ディスク最内周側などに記録されている目次情報)か
ら生成することなどが行なわれる。
【0008】このような情報を入力しながらユーザーが
プログラム設定を行なうと、その順番にコントロールユ
ニットは指定されたプレーヤの指定されたディスクにお
ける指定されたトラックを再生していくことになる。
【0009】ところが、このようなプログラム再生動作
中であっても、ダッシュボードなどに装着されているC
Dプレーヤでは、CDが入れ換えられる場合がある。上
記のようなプレーヤシステムでは1枚掛けのCDプレー
ヤを優先プレーヤとして設定していることが多く、この
場合、例えばCDチャンジャープレーヤ側で再生中であ
っても1枚掛けのCDプレーヤに新たにCDが挿入され
た場合、自動的にその1枚掛けCDプレーヤの再生動作
に移るという動作が行なわれる。なお、以下このような
ユーザーの手動によるCD入れ換えをユーザーロードと
呼ぶ。
【0010】この優先動作は、例えば車載用のプレーヤ
システムとしては好適となる。つまり、ダッシュボード
に装着されたCDプレーヤの場合、CDが入れられた場
合に再生操作を行なわなくても再生されるようにするこ
と、つまり再生操作を不要とするは運転中の安全性とい
う点で適しているためである。
【0011】ところがこれをプログラム再生動作中につ
いて考えると、もしユーザーロードされたCDがプログ
ラム設定の中に含まれるCDであっても、プログラムモ
ードが無視され、つまり通常モードに戻ってそのユーザ
ーロードされたCDの1曲目からの再生が行なわれてし
まうことになる。従って折角プログラム設定内にディス
クIDを記憶しておきながら、プログラム設定後に一旦
CDがイジェクトされ、その後に再びユーザーロードさ
れても、プログラム設定に応じた動作ができないことに
なっていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、コントロールユニットと複数の再生装置と
が接続され、コントロールユニットの制御により各再生
装置を選択的に動作させることができるプレーヤシステ
ムにおいて、プログラム設定に伴う動作が、記録媒体の
入れ換えがあっても良好に実行されるようにすることを
目的とする。
【0013】このため、コントロールユニットは、順番
に再生動作を行なわせる内容単位を指定するプログラム
設定操作に応じて、各プログラムステップとして、少な
くとも、指定された内容単位の情報(例えばトラックナ
ンバ)、と、その内容単位が含まれる記録媒体に固有の
媒体識別情報(例えばディスクID)とを記憶していく
ようにする。そしてプログラム再生動作時において、プ
レーヤシステム内の或る再生装置に記録媒体が装填され
た場合には、新たに装填された記録媒体についての媒体
識別情報を確認してプログラム設定内容と照合し、その
照合結果に応じて所要の再生動作制御を行なうようにす
る。
【0014】
【作用】ディスクなどの記録媒体が新たにロードされた
際に、その媒体識別情報を確認してから次の動作を行な
うようにすることで、ロードされた記録媒体に応じた最
も好適な再生動作を選択して実行できることになる。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図4を用いて本発明のプレーヤ
システムの実施例を説明する。この実施例は、例えば車
載用のプレーヤシステムとして、1枚がけのCDプレー
ヤ1台と、2台のチェンジャープレーヤを有するシステ
ムとする。
【0016】図1は実施例のプレーヤシステムの構成を
示している。CDプレーヤ1は例えば車のダッシュボー
ドなどに装着される、1枚がけのプレーヤである。また
CDチェンジャープレーヤ2,3はそれぞれトランクや
座席の下などに設置されるもので、例えばそれぞれ5枚
のCDが収納できるものとする。
【0017】各プレーヤ1,2,3はそれぞれコントロ
ールユニット10と接続されている。コントロールユニ
ット10における制御部11がこのプレーヤシステムの
全体を制御することになる。制御部11はマイクロコン
ピュータにより形成される。
【0018】制御部11はROM12、RAM13との
間でアクセスを行ない必要な情報の読出/記憶を行な
う。ROM12には動作制御プログラムや各種処理係数
等が記憶されている。一方、RAM13は制御部11が
例えばプログラム設定情報や、ディスクIDなどを記憶
するエリアとされている。
【0019】制御部11と各プレーヤ1,2,3との間
は制御バス19によって接続されており、制御部11か
らのコマンドにより各プレーヤ1,2,3の動作が制御
される。また各プレーヤ1,2,3の動作状態や、収納
されているCDの情報(TOC情報など)を制御部11
が把握できるようにされている。また、制御部11は各
プレーヤ1,2,3を区別するアドレスとしてプレーヤ
ポインタを設定して管理している。ここではCDプレー
ヤ1のプレーヤポインタをPP1、CDチェンジャープ
レーヤ2のプレーヤポインタをPP2、CDチェンジャ
ープレーヤ3のプレーヤポインタをPP3として管理し
ているものとする。
【0020】各プレーヤ1,2,3からの再生音声信号
は、それぞれコントロールユニット10の切換回路14
における端子T1 ,T2 ,T3 に供給されるように音声
信号ラインAUが接続されている。切換回路14は制御
部11の制御により切換動作が行なわれる。切換回路1
4で選択された再生音声信号は、信号処理部15で例え
ばイコライジング、音量出力レベル、リバーブなどの処
理が施された後、パワーアンプ16を介してスピーカ部
4に供給され、音声として出力されることになる。信号
処理部15での処理係数等は制御部11により設定され
る。
【0021】またユーザーはこのようなプレーヤシステ
ムに対して操作部17により操作を行なう。操作部17
としてはプレーヤ指定、再生、停止、音量調整、イコラ
イジングやリバーブなどのエフェクト操作、プログラム
再生登録操作、プログラム再生モード操作、などの各種
操作が実行できるように各種キーなどが設けられてい
る。操作部17における操作情報は制御部11に供給さ
れる。制御部11は入力された操作情報に応じて、必要
箇所に所要のコマンドを供給し、操作に応じた動作を実
行させることになる。表示部18は例えば液晶パネルな
どにより構成される小型ディスプレイであり、プレーヤ
システムの動作状態、再生中のディスクナンバ、トラッ
クナンバ、時間情報、モード状態等が、制御部11の制
御によって表示されるように構成されている。
【0022】このようなプレーヤシステムでは、制御部
11は、一度、プレーヤ1,2,3のいづれかに装填さ
れたCDについては、そのディスクIDを生成し、ディ
スクIDとそのCDに記録されたトラック数を対応させ
てRAM13に記憶するようにしている。ディスクID
は、例えばCDのTOC情報内における総演奏時間、ト
ラック数などの情報を組み合わせて生成することによ
り、そのCDについて固有の識別情報とすることができ
る。CDチャンジャープレーヤ2,3については、CD
が装填された際などにあらかじめ全CDのTOC読込動
作を行なわせることにより、各CDについてのディスク
IDを生成することができる。またCDプレーヤ1につ
いても、CD挿入時にはまずTOC情報の読込が行なわ
れるため、ディスクIDを生成することができる。
【0023】制御部11は、プレーヤ1,2,3に装填
されているCDについてはこのようにディスクIDを生
成するとともに、その各CDに割り当てられたディスク
ナンバ、各CDのトラック数、各CDが収納されている
プレーヤのプレーヤポインタを対応させて、図3のよう
なデータをRAM13に形成することになる。なおディ
スクナンバとは、CDチェンジャープレーヤ2,3にお
いては、それぞれ収納位置に対応して『1』〜『5』が
割り当てられる。CDプレーヤ1に装填されているCD
については常にディスクナンバは『1』となる
【0024】この図3において、現在プレーヤ1,2,
3のいづれかに装填されているCDについては、ディス
クID、ディスクナンバ、トラック数、プレーヤポイン
タの全項目が記憶された状態になっている。即ち、CD
プレーヤ1に挿入されているCDは、プレーヤポインタ
が『PP1』とされているディスクIDが『ID3 』の
CDであり、ディスクナンバは『1』、トラック数(収
録曲数)は『8』とされている。
【0025】またCDチェンジャープレーヤ2に収納さ
れている5枚の各CDは、プレーヤポインタが『PP
2』とされている、ディスクIDが『ID7 』〜『ID
11』の各CDであり、収納位置に対応してディスクナン
バとして『1』〜『5』が与えられており、またそれぞ
れのトラック数が記憶されている。
【0026】また、この図3の例では、CDチェンジャ
ープレーヤ3には3枚しかCDが収納されていない状態
を例にあげており、プレーヤポインタが『PP3』とさ
れている3枚のCD、つまり、ディスクIDが『ID
5 』『ID13』『ID15』の各CDがCDチェンジャー
プレーヤ3に収納されている。そしてそれぞれ収納位置
に対応してディスクナンバとして『1』『3』『4』が
与えられており、またそれぞれのトラック数が記憶され
ている。
【0027】ここで、一旦プレーヤ1,2,3のいずれ
かから或るCDが取り出された場合、そのCDについて
はディスクナンバとプレーヤポインタの情報が消去さ
れ、ディスクIDとトラック数のみが記憶データとして
残される。図3においてディスクIDが『ID1 』『I
2 』『ID4 』『ID6 』『ID12』『ID14』『I
16』のCDは、プレーヤ1,2,3のいずれかに一旦
ロードされたが、現在は取り出されているCDについて
の情報となる。この図3のようなデータをRAM13に
記憶させておくことで、制御部11は現在各プレーヤ
1,2,3の各収納位置に収納されているCDについて
把握できることになる。
【0028】このようなプレーヤシステムにおいてプロ
グラム再生動作について以下説明する。プログラム再生
を行なうには、まずユーザーがプログラム設定を行なう
ことが必要になる。これは順番に再生させたい曲(トラ
ック)について、プレーヤポインタ、ディスクナンバ、
トラックナンバを指定していく操作となる。
【0029】制御部はこのプログラム設定操作に応じ
て、入力データを例えば図4のようにRAM13のプロ
グラム用のエリアに記憶させていく。この図4では。ユ
ーザーがプログラムステップ1〜9の9曲のプログラム
設定を行なった場合を示している。そして図から分かる
ように、各プログラムステップとして登録されたトラッ
クについては、それぞれ対応してディスクIDも記憶す
るようにしている。
【0030】このようなプログラム設定が行なわれた後
に、プログラム再生操作が行なわれると、制御部11は
先ずプログラムステップ1として、プレーヤポインタP
P2とされるCDチェンジャープレーヤ2に対してディ
スクナンバ『2』のCDのトラックナンバ『3』のトラ
ックの再生動作を実行させる。そして、その曲の再生が
終ったら、次にプログラムステップ2として、プレーヤ
ポインタPP3とされるCDチェンジャープレーヤ3に
対してディスクナンバ『4』のCDのトラックナンバ
『1』のトラックの再生動作を実行させる。以下同様に
プログラムステップとして登録されたトラックの再生制
御を実行することになる。
【0031】ところで、この図4の場合、プレーヤポイ
ンタPP1とされるCDについての登録も行なわれてい
るが、CDプレーヤ1に収納されているCDは、ユーザ
ーは任意に入れかえることができる。従って、プログラ
ム再生動作中に、プログラム設定に含まれる、ディスク
IDが『ID3 』とされているCDが取り出された状態
となることもある。また、取り出された後にプログラム
再生が開始されるような場合も考えられる。このためプ
ログラム再生動作中に、或るプログラムステップとして
登録されたCDが取り出されていた場合は、それを抜か
して次のプログラムステップの動作を行なうようにす
る。
【0032】ところが、そのようなCDが再びロードさ
れた場合は、そのCDをプログラム設定内容に応じて再
生動作を行なうようにすることが好ましいことになる。
そこで本実施例では、プログラム再生動作中において行
なわれたCDプレーヤ2へのユーザーロードにより、プ
ログラム内容に含まれるCDが挿入された場合は、その
CDの中でプログラム内容に含まれるトラックナンバの
トラックを再生するようにしている。
【0033】なお、本実施例のプレーヤシステムではC
Dプレーヤ1が優先プレーヤとされており、通常は、C
Dチェンジャープレーヤ2又は3による再生動作が行な
われていたときにCDプレーヤ1にユーザーロードされ
た場合は、CDチェンジャープレーヤ2又は3の動作を
停止させ、CDプレーヤ1において第1トラックからの
通常再生動作を実行させるようにしている。
【0034】ユーザーロードが行なわれた場合の制御部
11の処理を図2に示す。CDプレーヤ1へのユーザー
ロードが行なわれた場合、基本的にCDプレーヤ1は優
先プレーヤとされているため、まずそれまでの状態に関
わらずCDプレーヤ1の動作モードに切り換える。即
ち、制御部11は切換回路14に対して端子T1 に接続
するようにコマンドを送信する(F101)。
【0035】ここで、現在プログラム再生動作中であっ
たか否かを確認する(F102)。そしてプログラム再生中で
なければ、ステップF103に進み、CDプレーヤ1に対し
て通常の再生開始のコマンドを送信する。これにより、
CDプレーヤ1においてユーザーロードされたCDが、
第1トラックから通常に再生されることになる。
【0036】ところが、ユーザーロードがプログラム再
生動作中に行なわれたものであった場合は、ステップF1
02からF104に進み、まずロードされたCDからのTOC
情報の読込を待機する(F104)。TOC情報からはディス
クIDが生成されるので、この処理はディスクIDの判
別処理となる。
【0037】制御部11は、ユーザーロードされたCD
についてディスクIDが判別されたら、変数Xを0にセ
ットし、また変数Cにプログラム再生動作の登録曲数を
セットする(F105)。図4のようにプログラム登録されて
いる場合はC=9となる。そしてステップF106で、プロ
グラムステップナンバCの内容に示されるディスクID
と、ユーザーロードされたCDのディスクIDを照合す
る。つまりまず最初に図3のプログラムステップナンバ
『9』であるプログラム内容としてディスクID『ID
10』と、今回ロードされたCDのディスクIDが比較さ
れる。
【0038】このディスクIDの照合結果が一致であっ
た場合は、変数Xに変数Cの値を代入し(F108)、そして
ステップF109に進んで変数Cをデクリメントする。不一
致であった場合は、何もせずにステップF109に進んで変
数Cをデクリメントする。
【0039】変数Cをデクリメントした後、C=0でな
ければ(F110)、ステップF106に戻ることになる。つま
り、次にプログラムステップナンバ『8』であるプログ
ラム内容としてディスクID『ID3 』と、今回ロード
されたCDのディスクIDが比較される。そして一致の
場合のみステップF108の処理が行なわれる。その後も同
様に変数CがデクリメントされながらステップF106から
の処理が繰り返されていき、各プログラムステップナン
バにおけるディスクIDと、ユーザーロードされたCD
のディスクIDが順に照合されていく。
【0040】全ての照合が終った時点、即ちC=0とな
った時点でステップF111に進み、ステップF106の照合処
理で一致が得られたことがあったか否かを確認する。つ
まり、変数X=0の場合とは一度も一致が得られなかっ
た場合であり、一方変数X≠0の場合は、その変数Xの
値は、全プログラムステップのうちでユーザーロードさ
れたCDのディスクIDと一致した最も若いプログラム
ステップナンバとなっていることになる。
【0041】ステップF111でX=0であった場合は、今
回ユーザーロードされたCDはプログラム設定内容とは
無関係のCDであったため、優先プレーヤであるCDプ
レーヤ1のロードに対応する通常どおりの処理を行な
う。つまりステップF114に進んでプログラム再生モード
をオフとし、CDプレーヤ1に対して通常の再生開始の
コマンドを送信する(F115)。これにより、CDプレーヤ
1においてユーザーロードされたCDが、第1トラック
から通常に再生されることになる。
【0042】一方、ディスクIDの一致があった場合
は、優先プレーヤであるCDプレーヤ1の動作を優先さ
せることは変りないが、ここでそのユーザーロードされ
たCDについてはプログラム設定内容に基づいた処理を
行なうようにする。即ち、プログラム再生モードのま
ま、動作を実行するプログラムステップナンバとして変
数Xの値を与え(F112)、そのプログラムステップナンバ
の内容に応じて動作コマンドをCDプレーヤ1に送信す
ることになる(F113)。
【0043】例えば、図4のようなプログラム設定によ
ってプログラム再生が行なわれていた場合に、ディスク
IDが『ID3 』であるCDがCDプレーヤ1にユーザ
ーロードされたものであったとしたら、ユーザーロード
に基づいて優先プレーヤであるCDプレーヤ1の動作が
優先されることになるが、このときそのままプログラム
再生動作は解除されず、図4のプログラムステップナン
バ『7』の動作が行なわれることになる。つまり、CD
プレーヤ1においてトラック『#8』の再生(8曲目の
再生)が行なわれる。なお、その後は、プログラムステ
ップナンバ『8』、プログラムステップナンバ『9』の
動作が実行されることになる。
【0044】以上のような本実施例の動作が行なわれる
ことにより、優先プレーヤへのユーザーロードによって
それまでのプログラム設定動作が完全に無視されるもの
とはならず、優先プレーヤへのユーザーロードであるこ
とと、それまでプログラム再生が行なわれていたことが
加味され、最も好適な再生動作が行なわれることにな
る。
【0045】なお、優先プレーヤという設定が行なわれ
ないプレーヤシステム、もしくは優先プレーヤ以外のプ
レーヤへユーザーロードが行なわれる可能性があるプレ
ーヤシステムにおいては、そのロードされたCDについ
て同様にディスクIDをプログラム内容と照合した後、
一致した場合は、上記実施例と同様にそのユーザーロー
ドされたCDを優先させて、そのCD以降をプログラム
設定順に再生するようにしてもよい。また或は、プログ
ラムステップ順を崩さずにそのままプログラム再生動作
を続けて、そのユーザーロードされたCDに相当するプ
ログラムステップとなったときにそのCDの指定された
トラックの再生を行なうようにしてもよい。もちろんこ
れ以外にもプログラム内容に応じた処理としては各種考
えられる。
【0046】なお、実施例はCDプレーヤによるプレー
ヤシステムとして説明したが、MDプレーヤやDAT
(デジタルオーディオテープ)プレーヤなどによるプレ
ーヤシステムや、これらの各種再生装置が混在したプレ
ーヤシステムにおいても本発明を適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプレーヤシ
ステムは、プログラム再生動作時において、或る再生装
置に記録媒体が挿入されたた場合には、新たに装填され
た記録媒体についての媒体識別情報を確認してプログラ
ム設定内容と照合し、その照合結果に応じて所要の再生
動作制御を行なうようにしているため、ロードされた記
録媒体に応じた最も好適な再生動作を選択して実行でき
ることになる。例えば優先プレーヤへのロードであって
もプログラムに応じた動作を実行できることになり、ユ
ーザーにとって最も好適な動作が自動的に実行されると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレーヤシステムの実施例のブロック
図である。
【図2】実施例のプレーヤシステムのユーザーロード発
生時の処理のフローチャートである。
【図3】実施例のプレーヤシステムのCD管理のための
記憶データの説明図である。
【図4】実施例のプレーヤシステムのプログラム再生動
作のための記憶データの説明図である。
【符号の説明】
1 CDプレーヤ 2,3 CDチェンジャープレーヤ 10 コントロールユニット 11 制御部 12 ROM 13 RAM 14 切換回路 17 操作部 19 制御バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールユニットと、複数の再生装
    置とが接続され、前記コントロールユニットの制御によ
    り前記各再生装置を選択的に動作させることができるプ
    レーヤシステムにおいて、 前記コントロールユニットは、順番に再生動作を行なわ
    せる内容単位を指定するプログラム設定操作に応じて、
    各プログラムステップとして、少なくとも、指定された
    内容単位の情報と、その内容単位が含まれる記録媒体に
    固有の媒体識別情報とを記憶していくとともに、 プログラム再生動作時において、或る再生装置に記録媒
    体が装填された場合には、新たに装填された記録媒体に
    ついての媒体識別情報を確認してプログラム設定内容と
    照合し、その照合結果に応じて所要の再生動作制御を行
    なうように構成されていることを特徴とするプレーヤシ
    ステム。
JP4927395A 1995-02-15 1995-02-15 プレーヤシステム Withdrawn JPH08221877A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001008158A1 (fr) * 1999-07-27 2001-02-01 Sony Corporation Procede de traitement d'informations, dispositif de traitement d'informations, et support correspondant
US7269691B2 (en) * 1999-12-03 2007-09-11 Canon Kabushiki Kaisha Electronic device for managing removable storage medium, method and storage medium therefor

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