JPS6055550A - 車載用ｄａｄ再生装置の操作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は車載用ＤＡＤ　（デジタル俸オーディオ・デ
ィスク）再生装置の操作方法、特にその再生開始位置を
操作する方法の改良に関する。

背景技術 一般に、ＤＡＤ再生装置では、ディスクに光学的に記録
されているデジタル情報をピックアップで光学的に胱取
って電気的信号に変換し、さらに誤り検出処理などを行
なった彼アナログ信号にＤ／Ａ（デジタル／アナログ）
変換する。そして、その１）／Ａ変換された信号がオー
ディオパヮーアンゾで増幅された後、スピーカなどの電
気音響変換器にかけられて音響再生される。

上記ディスクはＤＡＤあるいはＣＤ（コンパクト・ディ
スク）などと呼ばれ、適尚なマガジンに収められている
。その取扱いは、従前の力士ット式砒気テーゾと同様、
簡便化されている。また、記録できる情軸答皺も大きく
、１枚のディスクに多数の曲を記録することができる。

さらに、記録媒体がディスクであるため、飛越した位置
から再生を開始させる機能、いわゆる頭出しなどの機能
が強化されている。そし看最も大きな利点として、デジ
タル記録方式により再生特性が抜群に良く、特に８Ｎ比
にすぐれ、非常に高忠実な音響再生を行なうことができ
る。

以上のような利点があるため、ＤＡＤ再生装置は、一般
的な固定据置型としての用途だけに止どまらず、車載用
、いわゆるカーオーディオ装置としての用途にも非常に
有望である。

しかしながら、上記ＤＡＤ再生装置に車載用としての適
性をもたせるためには、一般の固定据置型とは異質の問
題を解法する必要が生じてくる。

そして、一般の固定据置型では利点とされて℃・たこと
も、車載用としては欠点となることさえある。

例えば、車載用としての適性を備えるためには、操作性
にすぐれていることがもちろん必要であるが、この操作
性は運転操作と良く整合する性格のものでなければなう
な（・。従って、同定据置型においては操作性にすぐれ
ていても、これが車載用として操作性にすぐれたものに
なるとは限らない。

少くとも、車載用としての適性を備えるためには、車両
の運転操作に支障をもたらさぬような方向で高い操作性
を備えていなければならない。

他方、ＤＡＤ再生装置の選曲機能などは、従前のカセッ
ト式磁気テープ再生装置などに比べると大幅に強力なも
のとなっている。しかし、そのような機能の強化は、必
ずしも車載用としての操作性の向上に結びつかず、むし
ろその強化された機能を活用するために却って操作が煩
わしくなることさえある。

つまり、従来のｌ）　Ａ　Ｄ再生装置では、その機能を
活か１７だ使い方をしようとすると、車載用とし【の操
作が煩わしくなり、またその操作性簡便化しようとする
と、せっかく備わっているＤＡＤ装置の機６１（が十分
に活かされな（なる。といったような背反を生じる傾向
があった。

また例えば、従前のカセット式磁気テープ再生装置にお
いては、一旦カセットを排出して再生を中断しても、そ
の中断位置がテープの巻取り量によって固定されている
。このため、そのカセットを巻戻さずにそのまま再生装
置にかければ、前回の再生中断位置から再生が開始され
る。ところが、上述したＩ）ＡＩ）再生装置では、一旦
排出したディスクを再び再生装置にかけると、前回の再
生中断位置からではなく、元の先頭位置から再生が開始
される。このことは、通常の据置型では、巻戻しなどの
手間が軍費になるため、利点となる。しかし、単載用と
し“〔は、例えば給油あるいは駐車などのためにディス
クを排出して電源を一旦切らなければならない場合が多
い。そして、その度に再生開始位置が先頭位置に戻って
しまうのでは却って不便なこともある。

以上のようなことが上述したＤＡＤ再生装置を車載用に
適用することを妨げる大きな原因の一つとなっていた。

発明の目的 この発明は前述した従来の問題に鑑みてなされたもので
、その目的とするところは、操作個所が少なく、かつ非
常に単純化された操作手順でもって、はとんどすべての
操作を賄うことができ、これにより車両の運転操作性と
の整合性を維持しつつ、かつＤＡＤ再生装置の機能を十
分に活用しつつ、その操作性を大幅に向上させることが
できるようにした車載用ＤＡＤ再生装置の操作方法を提
供することにある。

タｌ引９橡域 前記目的を達成するため、この発明は、ディスクに光学
的に記録されたデジタル情報を任意の記録領域から読取
って電気的信号に変換し、さらにアナログ信号に変換し
て音響再生するＤＡＤ再生部、このｌ）　Ａ　Ｉ）再生
部を制御する制御部および操作部を備えた単載用ＤＡＤ
再生装置の操作方法において、ディスクの排出操作を行
なって再生を中断したときに、該ディスクの種類および
再生中断位置をそれぞれ記憶する手段を備え、上記再生
装置にディスクが装填された際に、その装填されたディ
スクの種類が上記配憶装置に記憶されているか否かを判
別し、記憶されていた場合に該ディスクの種類と共に記
憶されていた再生中断位置から再生を開始させるように
する一方、リターンキーを備えていて、該リターンキー
が操作されたならば先頭位置に戻って再生を開始させる
ようにしたことを特徴とする。

実施例 以下、この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明す
る。

先ず、第１図はＤＡＤ再生装置で再生されるディスクの
概略を示す。ディスク１０には、デジタル化された音響
情報が高密度の渦巻状トラックに潰って光学的に記録さ
れている。トラックのトレースは内側から外側に向かっ
て行なわれる。

最も内側の記録領域すなわち先頭位置には、いわゆるリ
ードイン・エリアＩＤが割当てられている。ここには、
ディスク１０の種類を弁別するためのカタログ番号、記
録された全曲数、６曲の頭の番地（最初からの経過時間
で示される）。トータル時間（全演奏時間）などの収録
内容の目次に相当する情報が記録されている。このリー
ドイン・エリアＩＤの外側の記録領域は音楽情報の記録
領域、〜・わゆる音楽ゾログラム番エリア群（ＴＩ、Ｔ
２、・−・、Ｔｊ）となっている。さらに、このプログ
ラム・エリア群（Ｔｌ〜Ｔｊ）の外側すなわち最終位置
には全プログラムの終了を示すリード・アウト信号が記
録されている。

ここで、音楽情報は曲ごとに各音楽プログラム中エリア
Ｔ１、Ｔ２、・・・Ｔｊに記録されている。各プログラ
ム・エリア’Ｉ’ｌ、Ｔ２、・・・、Ｔｊの中にはそれ
ぞれ、音楽情報とともに、曲の番号（トラック番号ＴＮ
Ｏ）、インデックス番号（曲内の小区分）、曲内の演奏
経過時間（トータル経過時間）などの情報も記録されて
いる。

第２図は、この発明が適用される車載用ＤＡＤ再生装置
の構成を示す。

同図に示す装置は、先ず、操作部１２、電源部１４、制
御部１６、および再生部１８などによって構成されてい
る。

操作部１２には、電源スィッチ２０、表示器２２、機能
キ一部２４、ゾμグ２ムデータ入力操作用テンキー２６
などが配置されている。機能キ一部２４には、ディスク
排出（Ｅｊｅｃｔ）キー２８およびリターンキー３０が
配置されている。これらのキー２８．３０は主要な操作
部をなすものであって、頻繁に操作しやすいように、そ
の配置位置および形状などが工夫されて〜・る。

電源部１４は、車載ノ々ツテリから上記電源スイッチ２
０を介して供給される電源を、所要電圧への変換および
必要な安定化処理を行なってから、各部１２，１６．１
８へ分配する。この電源部１４の０Ｎ−ＯＦＦは、操作
部１２の電源スィッチ２０の操作あるいは制御部１６か
もの制御によって行なわれるようになっている。また、
この電源部１４には、例えば制御部１６内のＲＡＭ（ラ
ンダムアクセス・メそり）の記憶内容が失なわれないよ
うにするために、電源の０Ｎ−ＯＦＩｉ’に拘らず常に
電源を供給する、いわゆるメモリーノ々ツクアツゾ用電
源の機能も備えられている。

制御部１６は、内部の詳細な図示は省略するが、汎用の
情報処理手段であるマイクロ・コンピュータ、各部１２
，１４．１８との間で制御信号および検出信号などの授
受を行なうだめのインターフェイスなどによって構成さ
れる。マイクロ中コンピュータハ、マイクロ・プロセッ
サ、このマイクロ・プロセッサの処理手順（プログラム
）などが格納されたｉｔ　ＯＭ　（読出専用記憶装置）
、および上記マイクロ・プμセッサのワークエリアを提
供するＩＬＡＭなどによって構成される。これらの構成
要素は、いわゆるシングルチップマイクロ・コンピュー
タとしての１つの半導体集積回路にまとめて形成するこ
とができる。この制御部１６の動作シーケンスは、主に
上記ＲＯＭに格納されるプログラム情報によって設定さ
れる。その具体的内界については彼達する。

再生部１８はＤＡＤ再生装置の主要部分をなすものであ
って、ディスク駆動機構、ビラファツジ、ヘッドアンプ
、音響再生用オーディオノぞワーアンプ部、および機構
制御部などを含む。

次に、Ｗ、３図は上記制御部１６の動作シーケンスの実
施例を示す。

第３図において、先ず、ディスクが装填されたか否かを
判断する（８１）。

装填されていなければ（Ｎ）、再び同じ判断を繰返す閉
ループ処理が行なわれ、ディスクが装填されるのを待つ
。この場合のディスクの装填は、ディスクを前記再生部
１８のディスク挿入口へ手動で差込むことにより行なわ
れる。また、このディスクの装填に連動して電源（主電
源）が投入され、さらに再生（ｐｌａｙ）動作が開始さ
れるようになっている。

ディスクが差込まれると、すなわち装填されると（Ｙ）
、電源が自動投入されるとともに、差込まれたディスク
は再生部１８内に自動的に引込まれて読取機構部にセッ
トされる。そして、先ずリードイン・エリアＩＤの記録
内容が読出される（８２）。

次に、リードイン・エリアＩＤの読出内容に基づき、セ
ットされたディスクが現在の再生装置にとって新し〜・
ディスク（記憶ディスク）であるか否かを判断する（８
３）。つまり、制御部１６は、以前に再生を行なったデ
ィスクの種類および再生中断位置をそれぞれ記憶する記
憶装置（ＲＡＭ）を備えていて、この記憶装置に記憶さ
れてい〜る種類と同種類のディスクがセットされたのか
否かの判断を行なう。

ここで、記憶登録されていない新しいディスクであると
判断されたならば（Ｎ）、ルーチン８９へ飛び、そこで
再生位置をディスクの先頭曲の頭（曲の開始位置）へ移
動させることを行なう。

他方、記憶登録されたディスクであると判断されたなら
ば（Ｙ）、そのディスクについて記憶しである再生中断
位置（＆！憶番地）へ再生位置を移動させる（Ｓ４）。

そして、再生（ｐｌａｙ）を実行する（Ｓ５）。

この後、前記リターンキー３０が抑圧操作されているか
否かが検出される（Ｓ６）。

そのリターンキーが操作されていれば（Ｙ）、ルーチン
８９へ飛ぶ。

ルーチンＳ９では、再生装置にセットされているディス
クの種類およびその再生中断位置に関する記憶情報をク
リアーし、また再生位置を先頭曲の頭へ移動させる処理
を実行する。このルーチンＳ９の実行が終わると、ルー
チンＳ５に戻って再生動作が実行される。これにより、
先頭曲の頭から再生が開始されるようになる。

また、上記リターンキーが操作されていなければ（Ｎ）
、前記排出キー２８が抑圧操作されているか否かを判断
する（Ｓ７）。

このとき、その排出キーが操作されて（・れば（Ｙ）、
ルーチン８１０へ飛び、そこで再生停止、排出キーが操
作されたときにセットされていたディスクの種類および
再生中断位置の記憶、ディスク排出、電源０ＦＦ（切）
などの一連の処理を実行する。そして、最初のルーチン
８１に戻る。

また、排出キーが操作されていなければ（Ｎ）、ディス
クに記録されていた全曲の再生が終了したか否かの判断
が行なわれる（Ｓ８）。この判断は前記リードアウト信
号に基づいて行なわれる。

ここで、全曲の再生が終了していなければ（Ｎ）、ルー
チン８５へ戻って再生動作を継続させる。

また、全曲の再生が終了したならば（Ｙ）、ルーチンＳ
９へ進み、そこで記憶をクリアーし、また再生位置を先
頭曲の頭へ移動させる。そして、ルーチンＳ５に戻って
再度再生動作を実行する。

これにより、次からは、先頭曲の頭から再生が行なわれ
る。つまり、同じディスクを何回も再生する。

以上のようにして、先ず、ディスクが新規であるか否か
を判断し、新規であれば先頭の曲から順次再生を行なう
。また、前記リターンキー３０が操作されると、先−曲
の頭から再生することを行なう。

以上のようにして、例えば給油ある〜・は駐車のために
、あるいは別のディスクを試聴するために、一旦ディス
クを排出しても、以前に途中まで再生を行なったディス
クについては、その再生中断位置を探さずとも、自動的
にその中断位置から再生を再開させることができる。し
かも、その中断位置からの再生を行なわせるためには、
面倒な操作手順あるいは特別な意識を必要とせず、単に
ディスクを装填するだけでよい。

また、前記リターンキー３０を操作するだけで、何時で
も、先頭曲のはじめから再生を開始させることができる
。

従つ【、上記排出キー２８と上記リターンキー３０の僅
か２つのキー操作だけでもって、はとんどすべての操作
を賄うことができ、これにより特に車載用としての操作
性を大幅に高めることができる。そして、車両の運転操
作との整合も確保した良好な操作性が得られる。

発明の効果 以上のように、この発明による車載用ＤＡＤ再生装置の
操作方法は、操作個所が少なく、かつ非常に単純化され
た操作手順でもって、はとをとすべての操作を賄うこと
ができ、これにより車両の運転操作性との整合性を維持
しつつ、かつＤＡＤ再生装置の機能を十分に活用しつつ
、その操作性を大幅に向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る車載用ＤＡＤ再生装置によって
再生されるディスクの概要を示す図、第２図はこの発明
に係る車載用ＤＡＤ再生装置の構成の一実施例を示すブ
ロック図、第３図はこの発明に係る車載用ＤＡＤ再生装
置の制御部におけるである。 各図中同一部材には同一符号を付し、 １０・・・ディスク、 １２・・・操作部、 １４・・・電源部、 １６・・・制御部、 １８・・・再生部、 ２０・・・電源スィッチ、 ２２・・・表示器、 ２４・・・機能キ一部、 ２６・・・テンキー、 ２８　・・・排出（Ｊｅｃｔ）キー、 ３０・・・リターンキー、 Ｉ　ｌ）・・・リードイン・エリア、 Ｔｌ−Ｔｊ・・・プログラムエリア（音楽情報記憶領域
）。 代理人　弁理士　吉　１）研　二 （外１名） 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスクに光学的に記録されたデジタル情報を任
   意の記録領域から読取って電気的信号に変換し、さらに
   アナログ信号に変換して音響再生するＤＡＤ再生部、と
   のＤＡＤ再生部を制御する制御部および操作部を備えた
   車載用ＤＡＤ再生装置の操作方法において、ディスクの
   排出操作を行なって再生を中断したときに、該ディスク
   の種類および再生中断位置をそれぞれ記憶する手段を備
   え、上記再生装置にディスクが装填された際に、その装
   填されたディスクの種類が上記記憶装置に記憶されてい
   るか否かを判別し、記憶されていた場合に該ディスクの
   種類と共に記憶されていた再生中断位置から再生を開始
   させるようにする一方、リターンキーを備えていて、該
   リターンキーが操作されたならば先頭位置に戻って再生
   を開始させるようにしたことを特徴とする車載用ＤＡＤ
   再生装置の操作方法。 （２、特許請求の範囲（１）のものにおいて、上記再生
   装置は、ディスクの装填操作によって再生動作が開始さ
   れるように構成され、また上記リターンキーのほかにデ
   ィスクの装填状態を解除操作するための排出キーを備え
   、この排出キーの操作によって、上記ディスクの排出と
   ともに、排出されたディスクの種類およびその排出時ま
   での再生位置を上記記憶装置に記憶させるようにしたこ
   とを特徴とする車載用ＤＡＤ再生装置の操作方法。