JPH08204940A - 画像伝送装置 - Google Patents

画像伝送装置

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JPH08204940A
JPH08204940A JP7027347A JP2734795A JPH08204940A JP H08204940 A JPH08204940 A JP H08204940A JP 7027347 A JP7027347 A JP 7027347A JP 2734795 A JP2734795 A JP 2734795A JP H08204940 A JPH08204940 A JP H08204940A
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JP
Japan
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transmission
communication
time
communication speed
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JP7027347A
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English (en)
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Nobuhiko Maki
伸彦 牧
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線使用料、回線占有時間等を無駄に消費す
ることを未然に防止することができる画像伝送装置を提
供する。 【構成】 ワンタッチダイヤルにより送信指示が入力さ
れる(ステップS21)と、前回送信終了時に記憶した
送信データ量、通信速度及び通信時間を読みだし(ステ
ップS22)、これらの数値に基づいて、前回送信時の
通信速度より1段階遅い速度を用いた場合の最短通信時
間(エラー再送がないと仮定した場合の通信時間)Tを
算出する。算出された最短通信時間Tは、CPU10に
より、ステップS22で読み出した前回送信時の通信時
間と比較される(ステップS24)。算出した最短通信
時間Tのほうが前回送信時の通信時間より小さいとき
は、回線品質が悪いと考えられるので、前回通信速度よ
り1段階遅い通信速度に設定した後(ステップS2
5)、通常の送信手順を開始する(ステップS26)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誤り訂正モード手順に
より画像を送信する画像伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送信データに伝送誤りが発生した
ときに当該送信データの再送(以下、エラー再送とい
う)を行う誤り訂正モード手順(以下、ECMという)
を採用する画像伝送装置によれば、通信回線の回線品質
が悪い場合に一定回数以上のエラー再送が発生すると、
通信の途中に通信速度を下げ、これにより伝送誤りの発
生を防止しようとする手法が取られている。
【0003】また、回線品質が極めて悪い場合は、通信
速度を下げてもエラー再送が発生するので、再送回数が
一定回数を超えないようにするために、通信速度のフォ
ールバック制御を行わないで、通信開始時の通信速度の
ままで通信を続けるものも採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信速
度を下げないで通信を続行する手法を採用した場合であ
っても、エラー再送を繰り返すことにより多くの時間を
費やし、その結果、一段階遅い通信速度に下げて通信を
行う場合の通信時間よりも通信に要する時間が長くなっ
てしまうという問題点があった。また、通信時間が増加
することにより、回線使用料、回線占有時間等を無駄に
消費してしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、回線使用料、回線占有時間等を無駄に消
費することを未然に防止することができる画像伝送装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、誤り訂正モード手順により画像を送信す
る画像伝送装置において、送信終了時に送信相手先とそ
の送信における送信データ量、通信速度及び通信時間と
を関連させて記憶する記憶手段と、前記記憶手段により
記憶された通信速度より1段階遅い通信速度を用いた場
合の通信時間を前記記憶手段に記憶された送信データ量
から算出する通信時間算出手段と、該通信時間算出手段
により算出された通信時間と前記記憶手段により記憶さ
れた通信時間とを比較する比較手段と、該比較手段の比
較結果に基づいて、同一送信相手先に対する次回送信時
の通信速度を設定する通信速度設定手段とを備えること
を特徴とする。
【0007】また、前記通信速度設定手段は、前記記憶
手段により記憶された通信時間が前記通信時間算出手段
により算出された通信時間を超えている場合は、同一送
信相手先に対する次回送信時の通信速度を、前記記憶手
段に記憶された通信速度より1段階遅い通信速度に設定
することを特徴とする。
【0008】また、前記記憶手段は、送信相手先に関連
させて、送信時のデータ誤りによる再送信が発生しなか
った無再送送信の連続した回数を記憶し、前記通信速度
設定手段は、前記記憶手段により記憶された通信時間が
前記通信時間算出手段により算出された通信時間を超え
ていない場合であって、且つ無再送送信の連続した回数
が所定送信回数を超えた場合には、同一送信相手先に対
する次回送信時の通信速度を、前記記憶手段に記憶され
た通信速度より1段階早い通信速度に設定することを特
徴とする。
【0009】更に、前記記憶手段により記憶される送信
相手先を予め特定する送信相手先特定手段を備えるよう
にしてもよい。
【0010】
【作用】請求項1の画像伝送装置によれば、送信終了時
に送信相手先とその送信における送信データ量、通信速
度及び通信時間とが記憶手段に記憶され、該記憶された
通信速度より1段階遅い通信速度を用いた場合の通信時
間が記憶手段に記憶された送信データ量から算出され、
比較手段により算出された通信時間と記憶手段に記憶さ
れた通信時間とが比較され、その比較結果に基づいて、
同一送信相手先に対する次回送信時の通信速度が通信速
度設定手段により設定される。
【0011】また、請求項2の画像伝送装置によれば、
記憶手段により記憶された通信時間が通信時間算出手段
により算出された通信時間を超えている場合は、通信速
度設定手段により、同一送信相手先に対する次回送信時
の通信速度が、前記記憶手段に記憶された通信速度より
1段階遅い通信速度に設定される。
【0012】また、請求項3の画像伝送装置によれば、
無再送送信の連続した回数が記憶手段に記憶され、該記
憶された通信時間が前記通信時間算出手段により算出さ
れた通信時間を超えていない場合であって、且つ無再送
送信の連続した回数が所定送信回数を超えた場合は、通
信速度設定手段により、同一送信相手先に対する次回送
信時の通信速度が、前記記憶手段に記憶された通信速度
より1段階早い通信速度に設定される。
【0013】更に、請求項4の画像伝送装置によれば、
送信相手先特定手段により、記憶手段により記憶される
送信相手先が予め特定される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0015】図1は、本実施例に係る画像伝送装置(カ
ラー画像伝送装置)の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0016】同図において、10は、装置全体を制御す
るCPUであり、例えばマイクロプロセッサからなる。
CPU10は、ROM10a及びRAM10bを具備す
る。
【0017】CPU10は、送信すべき画像信号を符号
化し、受信した符号化画像信号を復合化する画像符号化
/復合化回路12と、CMYK画像のRGB画像への変
換及びその逆変換(γ変換)、カラー画像から白黒画像
への変換、及び、多値画像から2値画像への変換等の変
換処理を行う画像変換回路14と、画像の解像度及びサ
イズを変換する画素密度変換回路15と、画像符号化/
復合化回路12による符号化/復合化処理或いは画素密
度変換回路14による画像変換処理に利用されるフレー
ムメモリ16と、ダイレクト・メモリ・アクセス(以
下、DMAという)制御回路18と、文字パターンを発
生するキャラクタジェネレータ(CG)20と、公衆ア
ナログ電話網との接続を制御する通信制御回路22と
に、システム制御用のシステム・バス40を介して接続
されている。
【0018】また、カラー画像伝送装置は、オペレータ
が各種指示の入力或いはワンタッチキーや短縮ダイヤル
等の登録を行うためのキー入力部24と、紙無し,イン
ク切れ或いは通信状況等の各種の情報を表示する表示部
26と、原稿画像を読み取るイメージスキャナ28と、
画像受信や通信状況のレポート等を印刷出力するプリン
タ部30とを有する。各構成24,26,28,30は
I/O制御回路32に接続され、制御される。I/O制
御回路32の制御動作は、システム・バス40を介して
接続されるCPU10により制御される。
【0019】キー入力部24,表示部26,I/O制御
回路32及びCPU10を除く各構成要素は、画像デー
タ専用の画像データ・バス38を介して相互に接続され
る。更に、画像データ・バス38及び上述したシステム
・バス40は、周知のSCSI又はSCSI−2等のイ
ンターフェース43に接続される。本カラー画像伝送装
置は、インターフェース43を介して外部ハードディス
ク36に接続される。
【0020】図2は、ITU−TのT−30勧告に基づ
いたECM手順に従って、上記構成からなるカラー画像
伝送装置を用いて、エラー再送を行わずに送受信が行わ
れた場合の送受信信号の流れを説明するための図であ
る。
【0021】同図において、NFSは非標準機能を示す
制御信号、CSIは被呼端末識別信号、DISはデジタ
ル識別信号を示しており、受信側から送出される。ま
た、NSSはNFSに対して応答する非標準機能設定信
号、TSIは送信端末識別信号、DCSはDISに対し
て応答するデジタルコマンド信号を示しており、送信側
から送出される。また、TCFはトレーニングチェック
信号、CFRはメッセージ送出を開始してよいことを示
す受信準備確認信号、MCFはメッセージが正しく受信
されたことを示す確認信号、PPS−NULLは送信画
像のページの境界を示すポストメッセージ命令信号であ
る。
【0022】アナログ公衆回線が接続されると、送信側
は、受信側からDISを受けた後にDCSを送出する。
受信側はDCSを検出し、そのコマンドに応じた受信準
備を行う。また、受信側は、送信側から送出された回線
の歪みを等化するためのトレーニング信号及びTCFを
受信した後、等化が完了するとCFRを返送する。送信
側は、CFRを受けた後、再びトレーニング信号を送出
してから画像情報をフレーム単位で送出する。1ページ
原稿が終了すると、送信側はPPS−NULLを送出す
る。このPPS−NULLを受けた受信側はMCFを返
送し、送信側では引き続き送信する原稿があれば同様の
手順で原稿の画像情報を送出する。また、送信する原稿
がなくなれば、送信を終了する。
【0023】図3は、カラー画像伝送装置のワンタッチ
ダイヤルに登録されている送信相手先に関連づけて、送
信データ量、通信速度、実際の通信時間及びエラー再送
を行わずに実行された送信(以下、無再送送信という)
の連続回数を記憶するためのテーブルである。このテー
ブルはCPU10内のRAM10aに格納されており、
各データは、後述するように送信終了毎に更新される。
【0024】図4は、本実施例において、画像の伝送速
度が14400bps,12000bps,9600b
ps,7200bps,4800bps又は2400b
psであるときの、64キロバイト転送に要する時間t
2、回線接続から画像伝送が開始されるまでの前手順に
要する時間t1、及び、PPS−NULL及びMCFに
要する時間t3を記憶したテーブルの一例を示す図であ
る。t1〜t3はそれぞれ図2に示したt1〜t3に対
応する。このテーブルは、CPU10内のROM10b
に格納されており、後述する手法により通信速度に対す
る通信時間を算出するために用いられる。
【0025】図5は、送信終了時に当該送信の送信デー
タ量、通信速度、通信時間及び無再送送信連続回数を記
憶する手順を示すフローチャートである。このフローチ
ャートを実行するための動作プログラムはCPU10内
のROM10bに格納されており、CPU10により実
行される。
【0026】送信動作を実行している間、CPU10は
常に送信の終了を監視しており(ステップS11)、送
信終了が確認されると、その送信がワンタッチダイヤル
に登録されていた相手先への送信であったか否かを判断
する(ステップS12)。その答えがYESのときは、
その送信における送信データ量、通信時間及び通信速度
を、図3に示したテーブルの当該送信相手先に対応する
欄に記憶する(ステップS13)。また、ワンタッチダ
イヤルに登録されていた相手先への送信ではないとき
(ステップS12の答がNO)は、そのまま送信動作を
終了する。
【0027】送信データ量、通信時間及び通信速度をテ
ーブルに記憶した後、CPU10は、今回の送信が無再
送送信であったか否かを判別し(ステップS14)、無
再送送信であったときは図3のテーブルの無再送送信連
続回数をインクリメントして(ステップS15)本処理
動作を終了する。また、エラー再送が行われた場合は、
図3のテーブルの無再送送信連続回数を0にクリアして
動作を終了する。
【0028】図6は、送信開始時のカラー画像伝送装置
の動作手順を示すフローチャートである。このフローチ
ャートを実行するための動作プログラムはCPU10内
のROM10bに格納されており、CPU10により実
行される。
【0029】オペレータにより送信相手先が設定され
て、送信開始の指示がキー入力部24から入力される
と、CPU10は、送信相手先の設定がワンタッチダイ
ヤルによるものか否かを判別する(ステップS21)。
この答がNOであるときは、通常の送信手順を開始する
(ステップS26)。
【0030】また、ワンタッチダイヤルによる送信であ
ると判別されたとき(ステップS21の答がYES)
は、前回送信終了時に図3に示したテーブルに記憶した
送信データ量、通信速度及び通信時間を読み出し(ステ
ップS22)、読み出した送信データ量と通信速度とに
基づいて、前回送信時の通信速度より1段階遅い速度を
用いた場合の最短通信時間(エラー再送がないと仮定し
た場合の通信時間)Tを、図4に示したテーブルの値を
用いて、以下の式により算出する(ステップS23)。
【0031】 T=(送信データ量/64キロバイト)×A+B ここで、Aは読み出した通信速度より1段階遅い通信速
度に対応する「64キロバイト転送に要する通信時間t
2」に、その1段階遅い通信速度に対応する「PSS−
NULLとMCFに要する時間t3」を加算した数値で
あり、Bは読み出した通信速度より1段階遅い通信速度
に対応する「回線接続から画像転送が開始されるまでの
前手順に要する時間t1」である。
【0032】算出された最短通信時間Tは、CPU10
により、ステップS22で読み出した前回送信時の通信
時間と比較される(ステップS24)。このとき、算出
した最短通信時間Tが前回送信時の通信時間より小さい
ときは、前回通信速度より1段階遅い通信速度に設定し
た後(ステップS25)、通常の送信手順を開始する
(ステップS26)。算出した最短通信時間Tが前回送
信時の通信時間より小さいときは、回線品質が悪いため
に送信に時間がかかったと考えられ、また、1段階遅い
通信速度にしても、送信処理全体にかかる時間が著しく
増加することはないと考えられるからである。
【0033】一方、算出した最短通信時間Tが前回送信
時の通信時間より大きいときは、CPU10は無再送送
信の連続回数が所定回数以上であるか否かを判別する
(ステップS27)。ステップS27の答がYESのと
きは、回線状態が良好であるとみなし、前回通信速度よ
り1段階早い通信速度に設定して、通常の送信手順を開
始する。また、ステップS27の答がNOであるとき
は、前回送信時の通信速度と同じ速度に設定して、通常
の送信手順を開始する。
【0034】以上説明したように、本実施例によれば、
送信開始時に、前回送信終了時に記憶した送信データ
数,通信速度,通信時間及び無再送送信連続回数に基づ
いて、回線品質に応じた送信速度を決定するようにした
ので、回線品質が悪い場合であるときには通信速度を遅
くしてエラー再送回数を低減し、その結果通信時間を短
縮することが可能となる。また、通信時間の短縮によ
り、回線使用料等を無駄に消費することを未然に防止す
ることができる。
【0035】また、送信データ数等のデータを記憶する
送信相手先をワンタッチダイヤルに登録されている相手
先に特定することにより、記憶する情報量を制限するこ
とができるので、メモリ容量を節約できる。また、例え
ば頻繁に送信する相手先のみを特定するようにすれば、
更に効率的なメモリの運用が可能になると共に、回線使
用料等の無駄を更に低減することができる。
【0036】更に、回線の品質が良い場合には、通信速
度を早くして送信するようにしたので、オペレータが意
識することなく通信時間の短縮、経済性の向上を図るこ
とが可能となる。
【0037】なお、本実施例では、送信データ数等のデ
ータを記憶する送信相手先をワンタッチダイヤルに登録
されている相手先に特定するようにしたが、これに限ら
れるものではなく、例えば特定したい送信相手先を新た
に設定することも可能であることはいうまでもない。
【0038】また、本実施例では図5及び図6に示した
ように、送信終了時に送信データ数等のデータを記憶
し、送信開始時に通信速度を設定して送信するようにし
たが、送信終了時に次回の送信のための通信速度を設定
することも可能である。
【0039】更に、上記以外についても、この発明は上
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を免脱し
ない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の画像
伝送装置によれば、誤り訂正モード手順により画像を送
信する画像伝送装置において、送信終了時に送信相手先
とその送信における送信データ量、通信速度及び通信時
間とを関連させて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
より記憶された通信速度より1段階遅い通信速度を用い
た場合の通信時間を前記記憶手段に記憶された送信デー
タ量から算出する通信時間算出手段と、該通信時間算出
手段により算出された通信時間と前記記憶手段により記
憶された通信時間とを比較する比較手段と、該比較手段
の比較結果に基づいて、同一送信相手先に対する次回送
信時の通信速度を設定する通信速度設定手段とを備える
ことにより、通信回線の回線品質に応じて通信速度を変
更することが可能となり、通信時間を短縮することがで
きる。その結果、回線使用料、回線占有時間等を無駄に
消費することを未然に防止することができるという効果
が得られる。
【0041】また、請求項2の画像伝送装置によれば、
前記通信速度設定手段は、前記記憶手段により記憶され
た通信時間が前記通信時間算出手段により算出された通
信時間を超えている場合は、同一送信相手先に対する次
回送信時の通信速度を、前記記憶手段に記憶された通信
速度より1段階遅い通信速度に設定するようにしたの
で、前記記憶手段により記憶された通信時間が前記通信
時間算出手段により算出された通信時間を超えている場
合即ち通信回線の回線品質が悪いときは通信速度を遅く
して、エラー再送回数を低減し、その結果通信時間を短
縮することができる。その結果、回線使用料、回線占有
時間等を無駄に消費することを未然に防止することがで
きるという効果が得られる。
【0042】また、請求項3の画像伝送装置によれば、
前記記憶手段は、送信相手先に関連させて送信時のデー
タ誤りによる再送信が発生しなかった無再送送信の連続
した回数を記憶し、前記通信速度設定手段は、前記記憶
手段により記憶された通信時間が前記通信時間算出手段
により算出された通信時間を超えていない場合であっ
て、且つ無再送送信の連続した回数が所定送信回数を超
えた場合には、同一送信相手先に対する次回送信時の通
信速度を、前記記憶手段に記憶された通信速度より1段
階早い通信速度に設定するようにしたので、通信回線の
回線品質が良い場合には通信速度を早くして送信するこ
とができ、その結果、オペレータが意識することなく通
信時間の短縮、経済性の向上を図ることが可能となると
いう効果が得られる。
【0043】更に、請求項4の画像伝送装置によれば、
前記記憶手段により記憶される送信相手先を予め特定す
る送信相手先特定手段を備えるようにしたので、記憶す
る情報量を制限することができ、効率的なメモリの運用
が可能になると共に、回線使用料等の無駄を更に低減す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる画像伝送装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】エラー再送を行わずに送受信が行われた場合の
送受信信号の流れを説明するための図である。
【図3】送信データ量、通信速度、実際の通信時間及び
無再送送信の連続回数を記憶するためのテーブルであ
る。
【図4】画像の伝送速度が14400bps,1200
0bps,9600bps,7200bps,4800
bps及び2400bpsであるときの、64キロバイ
ト転送に要する時間、回線接続から画像伝送が開始され
るまでの前手順に要する時間、及び、PPS−NULL
及びMCFに要する時間を記憶したテーブルの一例を示
す図である。
【図5】送信終了時に当該送信の送信データ量、通信速
度、通信時間及び無再送送信連続回数を記憶する手順を
示すフローチャートである。
【図6】送信開始時の画像伝送装置の動作手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU (通信時間算出手段、比較手段、通信速
度設定手段) 10a RAM (記憶手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り訂正モード手順により画像を送信す
    る画像伝送装置において、 送信終了時に送信相手先とその送信における送信データ
    量、通信速度及び通信時間とを関連させて記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段により記憶された通信速度より1段階遅い
    通信速度を用いた場合の通信時間を前記記憶手段に記憶
    された送信データ量から算出する通信時間算出手段と、 該通信時間算出手段により算出された通信時間と前記記
    憶手段により記憶された通信時間とを比較する比較手段
    と、 該比較手段の比較結果に基づいて、同一送信相手先に対
    する次回送信時の通信速度を設定する通信速度設定手段
    とを備えることを特徴とする画像伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記通信速度設定手段は、前記記憶手段
    により記憶された通信時間が前記通信時間算出手段によ
    り算出された通信時間を超えている場合は、同一送信相
    手先に対する次回送信時の通信速度を、前記記憶手段に
    記憶された通信速度より1段階遅い通信速度に設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、送信相手先に関連させ
    て、送信時のデータ誤りによる再送信が発生しなかった
    無再送送信の連続した回数を記憶し、 前記通信速度設定手段は、前記記憶手段により記憶され
    た通信時間が前記通信時間算出手段により算出された通
    信時間を超えていない場合であって、且つ無再送送信の
    連続した回数が所定送信回数を超えた場合には、同一送
    信相手先に対する次回送信時の通信速度を、前記記憶手
    段に記憶された通信速度より1段階早い通信速度に設定
    することを特徴とする請求項1または2記載の画像伝送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段により記憶される送信相手
    先を予め特定する送信相手先特定手段を備えることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像伝送装
    置。
JP7027347A 1995-01-23 1995-01-23 画像伝送装置 Pending JPH08204940A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100291A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Kyocera Mita Corp ファクシミリ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100291A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Kyocera Mita Corp ファクシミリ装置

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