JPH08197327A - 鋸盤による加工方法およびその鋸盤 - Google Patents

鋸盤による加工方法およびその鋸盤

Info

Publication number
JPH08197327A
JPH08197327A JP1294195A JP1294195A JPH08197327A JP H08197327 A JPH08197327 A JP H08197327A JP 1294195 A JP1294195 A JP 1294195A JP 1294195 A JP1294195 A JP 1294195A JP H08197327 A JPH08197327 A JP H08197327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
work
speed
saw blade
saw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1294195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3730278B2 (ja
Inventor
Hiroshi Ichihashi
博司 市橋
Toshihisa Tsukuda
利久 佃
Taro Kikuchi
太郎 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP01294195A priority Critical patent/JP3730278B2/ja
Publication of JPH08197327A publication Critical patent/JPH08197327A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3730278B2 publication Critical patent/JP3730278B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークを切断した瞬間に切断されたワークが
跳ね飛ばされることのない鋸盤による加工方法およびそ
の鋸盤を提供する。 【構成】 NC装置3により制御される鋸盤1がワーク
Wを切断する際に、ワークWが切断される切断終了時を
予測し、前記予測された切断終了時には鋸刃速度および
切込速度の少なくとも一方の速度が低下しているように
NC装置が制御する。この方法の適用例としては、鋸刃
の切込位置計測装置33が作動する帯鋸刃BS位置を計
測し、ワークW計測装置25が切断されるワークWの大
きさを計測し、前記NC装置3の切断終了判断部65が
前記鋸刃の切込位置計測装置33およびワークW計測装
置25からのデータに基づいて切断終了時を予測して鋸
刃速度調整部67が帯鋸刃BS速度を低下させ、および
/または、切込速度調整部71とが切込速度を低下させ
るので、切断の瞬間には少なくとも一方の速度が低下し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鋸盤による加工方法お
よびその鋸盤に係り、さらに詳しくは、切断終了時に切
断された側のワークが鋸刃によって跳ね飛ばされること
を防止できるような鋸盤による加工方法およびその鋸盤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋸盤である帯鋸盤等において
は、送材方向手前側における切断位置の近辺で、被加工
物であるワークをバイス装置によりクランプして固定
し、回転走行する帯鋸刃で切断するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、切断時にはバイス装置によ
りワークをクランプしているが、切断終了の瞬間に、ク
ランプされていない切断された側のワークが回転走行し
ている帯鋸刃により跳ね飛ばされる場合がある。このよ
うな場合には、切り離されたワークが機械にぶつかった
りしてその後の運転に支障をきたすおそれがある。
【0004】特に、形鋼を短く切断する場合に前述のよ
うな問題が多く発生し、帯鋸刃の走行速度や切込速度が
速いほど発生する確率が高くなる。
【0005】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、ワークを切断した瞬
間に切断されたワークが跳ね飛ばされることのない鋸盤
による加工方法およびその鋸盤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の鋸
盤による加工方法は、上記の目的を達成するために、N
C装置により制御されてワークを切断する鋸盤であっ
て、前記鋸盤がワークを切断する切断終了時を予測し、
前記NC装置が前記予測された切断終了時点には鋸刃速
度および切込速度の少なくとも一方の速度が切断時の速
度より低下しているように制御することを特徴とするも
のである。
【0007】請求項2による発明の鋸盤は、上記の目的
を達成するために、NC装置により制御されてワークを
切断する鋸盤であって、作動している鋸刃の切込位置を
計測する鋸刃の切込位置計測装置と、切断されるワーク
の大きさを計測するワーク計測装置と、を備えると共
に、前記NC装置が、前記鋸刃の切込位置計測装置およ
びワーク計測装置からのデータに基づいて切断終了時を
予測する切断終了判断部と、前記切断終了判断部の予測
に基づき鋸刃速度を低下させる鋸刃速度調整部および/
または切込速度を低下させる切込速度調整部と、を備え
てなることを特徴とするものである。
【0008】請求項3による発明の鋸盤は、上記の目的
を達成するために、NC装置により制御されてワークを
切断する鋸盤であって、鋸刃が切断終了位置直前に達し
たことを検出する切断終了検出装置を有すると共に、前
記NC装置が、前記切断終了検出装置により切断終了と
検出されたときに鋸刃速度を低下させる鋸刃速度調整部
および/または切込速度を低下させる切込速度調整部
と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項4による発明の鋸盤は、上記
の目的を達成するために、NC装置により制御されてワ
ークを切断する鋸盤であって、切断時における鋸刃に作
用する圧力を計測する圧力計測装置を備えると共に、前
記NC装置が、前記圧力計測装置からのデータに基づい
て切断終了時を予測する切断終了判断部と、前記切断終
了判断部の予測に基づいて鋸刃速度を低下させる鋸刃速
度調整部および/または切込速度を低下させる切込速度
調整部と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1による鋸盤による加工方法では、NC
装置により制御される鋸盤がワークを切断する際に、前
記鋸盤がワークを切断する切断終了時を予測し、前記予
測された切断終了時点では鋸刃速度および切込速度の少
なくとも一方の速度が切断時の速度より低下しているよ
うにNC装置が制御するものである。
【0011】請求項2による鋸盤では、NC装置により
制御されてワークを切断する際に、鋸刃の切込位置計測
装置が作動する鋸刃の切込位置を計測し、ワーク計測装
置が切断されるワークの大きさを計測する。そして、前
記NC装置の切断終了判断部が前記鋸刃の切込位置計測
装置およびワーク計測装置からのデータに基づいて切断
終了時を予測し、この予測に基づいて鋸刃速度調整部が
鋸刃速度を低下させ、および/または、切込速度調整部
が切込速度を低下させ、切断終了の瞬間には少なくとも
一方の速度が低下しているように制御するものである。
【0012】請求項3による鋸盤では、NC装置により
制御されてワークを切断する際に、切断終了検出装置に
より鋸刃が切断終了位置直前に達したことを検出したと
きに、前記NC装置の鋸刃速度調整部が鋸刃速度を低下
させ、および/または、切込速度調整部が切込速度を低
下させるものである。
【0013】また、請求項4による鋸盤では、NC装置
により制御されてワークを切断する際に、圧力計測装置
が鋸刃に作用する圧力を計測し、前記NC装置の切断終
了判断部が前記圧力計測装置からのデータに基づいて切
断終了時を予測し、この予測に基づいて鋸刃速度調整部
が鋸刃速度を低下させ、および/または、切込速度調整
部が切込速度を低下させ、切断終了の瞬間には少なくと
も一方の速度が低下しているように制御するものであ
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図面に基
づいて説明する。
【0015】図1には鋸盤としての横型帯鋸盤1および
この横型帯鋸盤1を制御するNC装置3が示されてい
る。
【0016】この横型帯鋸盤1は、ベース5上にピン7
を介して水平に旋回自在に支承された機台9と、この機
台9の上方に上下動自在に設けられたカッティングヘッ
ド11より主に構成されている。
【0017】機台9上にはワークWの切断位置より後側
(図1中紙面直角方向向こう側)においてワークWを挟
持固定する旋回バイス装置13が設けられている。この
旋回バイス装置13は、機台9に固定されている基準固
定バイスジョー15と、この基準固定バイスジョー15
に接近離反自在の可動バイスジョー17から構成され
る。また、機台9上には、可動バイスジョー17を往復
移動させるバイスシリンダ19が設けられている。
【0018】前記可動バイスジョー17にはワーク幅測
定用ラック21が一体で移動するように設けられてお
り、このワーク幅測定用ラック21に噛合するワーク幅
測定用ピニオン23が機台9に回転自在に設けられてい
る。また、ワーク幅測定用ピニオン23にはエンコーダ
25(図2参照)が取付けられており、可動バイスジョ
ー17の移動量からワークWの幅が検出できるようにな
っている。
【0019】ここで、ワーク幅測定用ラック21をバイ
スシリンダ19等に固定し、ワーク幅測定用ピニオン2
3を可動バイスジョー17に回転自在に設けるようにし
ても全く同様である。
【0020】以上のように構成されるので、バイスシリ
ンダ19が可動バイスジョー17を基準固定バイスジョ
ー15に接近移動させて、可動バイスジョー17と基準
固定バイスジョー15の協働によりワークWを挟持固定
すると共に、ワークWの幅を測定するものである。
【0021】機台9の図1中右側上面にはメインポスト
27が鉛直に立設されており、このメインポスト27に
はカッティングヘッド11が上下方向に平行移動自在に
設けられている。このメインポスト27には高さ測定用
ラック29が取付けられており、この高さ測定用ラック
29に噛合する高さ測定用ピニオン31がカッティング
ヘッド11に設けられている。この高さ測定用ピニオン
31にはエンコーダ33(図2参照)が取付けられてお
り、カッティングヘッド11の高さから帯鋸刃BSの高
さ位置を検出できるようになっている。
【0022】前記メインポスト27の近傍には、カッテ
ィングヘッド11を上下動させる昇降用シリンダ35が
メインポスト27と同様鉛直に立設されており、昇降用
シリンダ35のピストンロッド37の上端がカッティン
グヘッド11に取付けられている。また、機台9の図1
中左側部分上面には、カッティングヘッド11を上下に
案内するサブガイドポスト39が鉛直に立設されてい
る。
【0023】従って、昇降用シリンダ35のピストンロ
ッド37を上下動させることによりカッティングヘッド
11はメインポスト27とサブガイドポスト39に沿っ
て垂直上下方向へ平行移動することになる。
【0024】カッティングヘッド11は適宜に傾斜した
ビーム部材41の両側にそれぞれハウジング43R,4
3Lを備えた全体C形状をしており、各ハウジング43
R,43L内には駆動軸45および従動軸47を介して
それぞれ駆動ホイール49,従動ホイール51が回転自
在に内装されている。また、駆動ホイール49側のハウ
ジング43Rには駆動ホイール49を回転駆動する駆動
モータ53が設けられている。
【0025】駆動ホイール49と従動ホイール51とに
は、ワークWを切断するためのエンドレス状の帯鋸刃B
Sが巻回されており、この帯鋸刃BSのワークWを切断
する部分は鋸刃ガイド55,55により垂直にひねり起
こされている。
【0026】以上のように構成されるので、バイスシリ
ンダ19により可動バイスジョー17を基準固定バイス
ジョー15側へ移動して切断するワークWを挟持固定
し、駆動モータ53が帯鋸刃BSを回転走行させた状態
で、昇降用シリンダ35がカッティングヘッド11を下
降させて切断を行う。なお、ワークWに対する帯鋸刃B
Sの切込速度の制御は、昇降用シリンダ35によりカッ
ティングヘッド11の下降速度を制御することにより行
われる。
【0027】また、図2には、制御系統図が示されてい
る。NC装置3は主制御部であるCPU57を中心に、
入力手段であるキーボード59、出力手段であるCRT
61を有し、加工プログラムやワークWの形状等の加工
データを記憶するメモリ63を有している。また、前述
のようにワーク幅測定用ピニオン23に設けられたエン
コーダ25および高さ測定用ピニオン31に設けられて
いるエンコーダ33が接続されており、測定値がNC装
置3に送られるようになっている。
【0028】さらに、前記エンコーダ25,33からの
測定結果とメモリ63に記憶されているワークWの形状
から切断終了時を予測する切断終了判断部65と、駆動
モータ53を制御する鋸刃速度調整部67と、流量制御
装置69を介して昇降用シリンダ35を制御する切込速
度調整部71を有している。
【0029】従って、切断終了判断部65が切断終了時
を予測し、この予測に基づいて鋸刃速度調整部67が駆
動モータ53を制御して帯鋸刃BSの走行速度を低下さ
せ、切込速度調整部71が昇降用シリンダ35の下降速
度を落として切込速度を低下させ、切断終了の瞬間には
少なくとも一方の速度が低下している状態となるように
制御する。
【0030】以上説明した実施例以外にも種々の切断終
了検出方法が考えられるので、図2において二点鎖線で
囲い併せて示すとともに概略を以下に示す。
【0031】先ず、前述の実施例と略同様だが、カッテ
ィングヘッド11が揺動式の場合にはカッティングヘッ
ド11の角度を測定する鋸刃位置計測装置としての角度
測定装置73を設け、その角度とワークWの形状データ
から切断終了を予測する方法が考えられる。
【0032】また、切断終了時と判断すべき時点でカッ
ティングヘッド11が接触するような位置に切断終了検
出装置としてのリミットスイッチ75を設けておき、加
工と共にカッティングヘッド11が下降して前記リミッ
トスイッチ75に接触した時点で切断終了を検出するこ
とも考えられる。但し、この場合には、完全に切断が完
了する若干前の時点を切断終了時と判断するのが望まし
い。
【0033】あるいは、実公平6−5061号公報に示
されるように、前記鋸刃ガイド55に圧力計測装置とし
ての圧力検出装置77を設けておき、帯鋸刃BSの背分
力の減少を機械的に検知して切断終了を検出する方法も
ある。
【0034】また、電気的に検出する方法として、帯鋸
刃BS用駆動モータ53の電流値の変化から切断終了を
検出する方法や、あるいは圧力計測装置としての圧電素
子79を鋸刃ガイド55に設けておき、背分力の減少か
ら切断終了を検出するようにしてもよい。すなわち、切
断が終了するとワークWからの抵抗がなくなるので駆動
モータ53に対する負荷が減少することから切断終了を
検出したり、あるいは切断が終了すると帯鋸刃BSに対
するワークWからの反力がなくなるので背分力の低下か
ら検出するのである。
【0035】同様にして、油圧の変化から研削終了を検
出する方法として、切込みのためカッティングヘッド1
1を下降させる昇降用シリンダ35の油圧回路に圧力検
出装置としての圧力スイッチ81や減圧弁等を設けてお
けば、圧力変化から切断終了を検出することも可能であ
る。
【0036】このような鋸盤による加工方法およびその
鋸盤によれば、切断終了時を予測して、帯鋸刃BSの走
行速度および切込速度、またはその一方を低下させるの
で、切断終了の瞬間には確実に帯鋸刃BSの走行速度お
よび切込速度、またはその一方を低下させることができ
る。このため、切断された側のワークWが走行する帯鋸
刃BSによって飛び跳ねることを防止したり、あるいは
少なくともワークWが跳ね飛ばされる勢いを低下させる
ことができるので、機械に損傷を及ぼすことを防止した
り、作業の安全性の面でも改善することができる。
【0037】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、前述の実施
例においては鋸盤として横型帯鋸盤1を用いて説明した
が、これに限らず、縦型帯鋸盤や丸鋸盤等でも全く同様
である。
【0038】また、前述の実施例においては、帯鋸刃B
Sの高さおよび材料の幅を計測するのに各々ラック2
1,29とエンコーダ25,33付きのピニオン23,
31を組み合わせて用いたが、リニアスケールを用いて
も全く同様の作用効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明による鋸盤による加工方
法は、NC装置により制御される鋸盤がワークを切断す
る際に、前記鋸盤がワークを切断する切断終了時を予測
し、前記予測された切断終了に達した時点では鋸刃速度
および切込速度の少なくとも一方の速度が低下している
ようにNC装置が制御するので、切り離される瞬間に切
断されたワークが勢いよく飛び跳ねるのを防止できる。
このため、ワークが鋸盤に当たって損傷を与えことがな
く、また作業の安全性を確保することができる。
【0040】請求項2によるこの発明の鋸盤では、NC
装置により制御されてワークを切断する際に、鋸刃の切
込位置計測装置が作動する鋸刃位置を計測し、ワーク計
測装置が切断されるワークの大きさを計測する。そし
て、前記NC装置の切断終了判断部が前記鋸刃の切込位
置計測装置およびワーク計測装置からのデータに基づい
て切断終了時を予測し、前記予測に基づいて鋸刃速度調
整部が鋸刃速度を低下させ、および/または、切込速度
調整部が切込速度を低下させるので、切り離される瞬間
には鋸刃速度または切込速度の少なくとも一方は確実に
低下しており、切断されたワークが勢いよく飛び跳ねる
のを防止できる。このため、ワークが鋸盤に当たって損
傷を与えことがなく、また作業の安全性を確保すること
ができる。
【0041】請求項3によるこの発明の鋸盤では、NC
装置により制御されてワークを切断する際に、切断終了
検出装置により鋸刃が切断終了位置直前に達したことを
検出したときに、前記NC装置の鋸刃速度調整部が鋸刃
速度を低下させ、および/または、切込速度調整部が切
込速度を低下させるので、切り離される瞬間に切断され
たワークが勢いよく飛び跳ねるのを防止できる。このた
め、ワークが鋸盤に当たって損傷を与えことがなく、ま
た作業の安全性を確保することができる。
【0042】また、請求項4によるこの発明の鋸盤によ
れば、NC装置により制御されてワークを切断する際
に、圧力計測装置が鋸刃に作用する圧力を計測し、前記
NC装置の切断終了判断部が前記圧力計測装置からのデ
ータに基づいて切断終了時を予測し、この予測に基づい
て鋸刃速度調整部が鋸刃速度を低下させ、および/また
は、切込速度調整部が切込速度を低下させるので、切り
離される瞬間には鋸刃速度または切込速度の少なくとも
一方の速度は低下しており、切断されたワークが勢いよ
く飛び跳ねるのを防止できる。このため、ワークが鋸盤
に当たって損傷を与えことがなく、また作業の安全性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る鋸盤による加工方法およびその
鋸盤を適用した一実施例としての横型帯鋸盤を示す正面
図である。
【図2】この発明に係る鋸盤による加工方法およびその
鋸盤を実施するための制御系統を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 帯鋸盤 3 NC装置 25 エンコーダ(ワーク計測装置) 33 エンコーダ(鋸刃の切込位置計測装置) 67 切断終了判断部 69 鋸刃速度調整部 71 切込速度調整部 73 角度測定装置(鋸刃の切込位置計測装置) 75 リミットスイッチ(切断終了検出装置) 77 圧力検出装置(圧力計測装置) W ワーク BS 帯鋸刃

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC装置により制御されてワークを切断
    する鋸盤であって、前記鋸盤がワークを切断する切断終
    了時を予測し、前記NC装置が前記予測された切断終了
    時点では鋸刃速度および切込速度の少なくとも一方の速
    度が切断時の速度より低下しているように制御すること
    を特徴とする鋸盤による加工方法。
  2. 【請求項2】 NC装置により制御されてワークを切断
    する鋸盤であって、作動している鋸刃の切込位置を計測
    する鋸刃の切込位置計測装置と、切断されるワークの大
    きさを計測するワーク計測装置と、を備えると共に、前
    記NC装置が、前記鋸刃の切込位置計測装置およびワー
    ク計測装置からのデータに基づいて切断終了時を予測す
    る切断終了判断部と、前記切断終了判断部の予測に基づ
    き鋸刃速度を低下させる鋸刃速度調整部および/または
    切込速度を低下させる切込速度調整部と、を備えてなる
    ことを特徴とする鋸盤。
  3. 【請求項3】 NC装置により制御されてワークを切断
    する鋸盤であって、鋸刃が切断終了位置直前に達したこ
    とを検出する切断終了検出装置を有すると共に、前記N
    C装置が、前記切断終了検出装置により切断終了と検出
    されたときに鋸刃速度を低下させる鋸刃速度調整部およ
    び/または切込速度を低下させる切込速度調整部と、を
    備えてなることを特徴とする鋸盤。
  4. 【請求項4】 NC装置により制御されてワークを切断
    する鋸盤であって、切断時における鋸刃に作用する圧力
    を計測する圧力計測装置を備えると共に、前記NC装置
    が、前記圧力計測装置からのデータに基づいて切断終了
    時を予測する切断終了判断部と、前記切断終了判断部の
    予測に基づいて鋸刃速度を低下させる鋸刃速度調整部お
    よび/または切込速度を低下させる切込速度調整部と、
    を備えてなることを特徴とする鋸盤。
JP01294195A 1995-01-30 1995-01-30 帯鋸盤における加工方法およびその帯鋸盤 Expired - Fee Related JP3730278B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01294195A JP3730278B2 (ja) 1995-01-30 1995-01-30 帯鋸盤における加工方法およびその帯鋸盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01294195A JP3730278B2 (ja) 1995-01-30 1995-01-30 帯鋸盤における加工方法およびその帯鋸盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08197327A true JPH08197327A (ja) 1996-08-06
JP3730278B2 JP3730278B2 (ja) 2005-12-21

Family

ID=11819316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01294195A Expired - Fee Related JP3730278B2 (ja) 1995-01-30 1995-01-30 帯鋸盤における加工方法およびその帯鋸盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3730278B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119576A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Amada Co Ltd 横型帯鋸盤における切断加工終了点検出方法
JP2010194656A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Hitachi Koki Co Ltd 切断装置
KR101158245B1 (ko) * 2010-05-29 2012-06-19 강영응 톱날 파손방지기능을 구비한 톱기계 및 그것의 제어방법
JP2015155121A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 株式会社アマダホールディングス 高硬度ワークの切断方法及び帯鋸盤並びにワーク固定治具
CN112033772A (zh) * 2020-07-31 2020-12-04 武汉钢铁有限公司 一种冲击试样快速制样方法及应用
CN114393404A (zh) * 2022-01-07 2022-04-26 信阳中毅高热材料有限公司 一种高温炉膛的加工装置及其使用方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119576A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Amada Co Ltd 横型帯鋸盤における切断加工終了点検出方法
JP2010194656A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Hitachi Koki Co Ltd 切断装置
KR101158245B1 (ko) * 2010-05-29 2012-06-19 강영응 톱날 파손방지기능을 구비한 톱기계 및 그것의 제어방법
JP2015155121A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 株式会社アマダホールディングス 高硬度ワークの切断方法及び帯鋸盤並びにワーク固定治具
CN112033772A (zh) * 2020-07-31 2020-12-04 武汉钢铁有限公司 一种冲击试样快速制样方法及应用
CN114393404A (zh) * 2022-01-07 2022-04-26 信阳中毅高热材料有限公司 一种高温炉膛的加工装置及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3730278B2 (ja) 2005-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104227500B (zh) 锯床和控制锯床的方法
US20090173197A1 (en) Sawing machine, cutting-off method, and method of reducing noise
JPH08197327A (ja) 鋸盤による加工方法およびその鋸盤
US20060053990A1 (en) Sawmill log speed adjustment system using saw deflection information
JP3437305B2 (ja) 帯鋸盤の制御方法
JPH11170201A (ja) 走行丸鋸盤
JP5184056B2 (ja) 横型帯鋸盤における切断加工終了点検出方法
JP2774448B2 (ja) 帯鋸盤の切れ曲がり防止装置
JP2859873B2 (ja) 帯鋸盤
JP2831692B2 (ja) 鋸刃による切断方法
JP4499475B2 (ja) 帯鋸盤
WO2023223729A1 (ja) 横型帯鋸盤
WO2022196508A1 (ja) 横型帯鋸盤
JP3961119B2 (ja) 鋸盤の切曲り検出方法及びその装置、並びに鋸盤の制御方法及びその装置
JPH01281816A (ja) 鋸盤の切削開始時の切込速度制御方法及び装置
JPH1133822A (ja) 鋸盤の鋸刃びびり制御装置
JP2822354B2 (ja) 鋸刃による切断方法
JPH0310714A (ja) ワーク断面形状の判別方法、及びワーク断面形状の判別装置
JPH05116023A (ja) 鋸刃交換時期の決定方法及び鋸盤
JPH0255167B2 (ja)
CN117548761A (zh) 电火花中走丝线切割机床恒张力和变张力张丝结构及方法
JP2023150492A (ja) バンドソー
JP2023154920A (ja) バンドソー
JP2616919B2 (ja) 定寸送材装置
JP2810126B2 (ja) 帯鋸盤

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20051006

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees