JP2616919B2 - 定寸送材装置 - Google Patents

定寸送材装置

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JP2616919B2 JP62084520A JP8452087A JP2616919B2 JP 2616919 B2 JP2616919 B2 JP 2616919B2 JP 62084520 A JP62084520 A JP 62084520A JP 8452087 A JP8452087 A JP 8452087A JP 2616919 B2 JP2616919 B2 JP 2616919B2
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正 大津
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、帯鋸盤等加工機械における定寸送材装置に
関する。
(従来の技術) 従来の定寸送材装置の例としては、例えば、実公昭61
−40430号公報(帯鋸盤における被切断材の定寸不良検
出装置)に示されるものがある。
これは、本体バイス装置に対し前後方向に移動自在の
送材バイス装置を設け、該送材バイス装置に挾持した送
材がずれたことを検出する検出体を設け、送材バイス装
置に対し被切断材のずれを検出することにより、定寸不
良を防止するようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の如き定寸送材装置にあっては、
すべりの有無を検出し、すべりが生じた場合には切削加
工を中止するものであるから、定寸不良の防止はできる
ものの手動によって再度送材操作をやり直さなければな
らず生産性を向上させることはできないという問題点が
あった。
そこで、本発明は、送材途中ですべりが生じても、全
自動で定寸送材を行うことができる定寸送材装置を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、加工機
械における加工位置に対して接近離反する方向へ往復動
自在の送材バイス装置と、前記加工機械によって加工さ
れる被加工材の送り量を指令する送り量指令部と、上記
送り量指令部からの上記送り量に基いて前記送材バイス
装置の往復ストローク値を演算するストローク値演算部
と、上記ストローク値演算部の演算結果に基いて前記送
材バイス装置の往復動を制御するシーケンス制御部と、
前記送材バイス装置による被加工材の送材作用時に当該
送材バイス装置と被加工材との間のすべり量を検出し
て、送り補正のために前記ストローク値演算部に前記す
べり量を与えるすべり量検出部と、を備えてなるもので
ある。
(実施例) 以下、添付図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図及び第2図は、本発明を実施した横型帯鋸盤の
斜視説明図及び平面図である。横型帯鋸盤1の基台3上
には、被切断材Mを載置する支持台5と、この支持台5
上に載置された被切断材Mを挾持固定する本体バイス装
置7と、被切断材Mを挾持して送材動作を行う送材バイ
ス装置9とが装着してある。
また、基台3上には、鋸刃ハウジング11が図示しない
ヒンジピンを介して上下方向に回動自在に支承されてい
る。この鋸刃ハウジング11の一方のハウジング部13の内
部には、モータ等による駆動手段で回転する駆動ホイー
ル(図示せず)が内装されており、また他方のハウジン
グ部15の内部には従動ホイール(図示せず)が内装され
ている。
そして、前記駆動ホイールと従動ホイールには、ルー
プ状の鋸刃17が掛け回され、前記駆動ホイールを回転駆
動することにより前記鋸刃17を走行駆動させるようにな
っている。
第3図及び第4図は、前記送材バイス装置9の詳細を
示す平面図及び左側面図である。
図示のように、送材バイス装置9は、前記基台3に備
えられたレールR1,R2に沿って摺動する摺動ベース19を
有しており、該ベース19上には、固定バイス21及び移動
バイス23が設けられている。移動バイス23は、シリンダ
Sy1の駆動により、ロッド25を介して固定バイス21に対
して接近離反自在に形成され、シリンダSy1の駆動によ
り固定のバイス21との間で被切断材Mを挾持可能の態様
である。
又、前記固定バイス21の被切断材Mとの接触面には上
下方向に隙間が設けられ、該隙間にはホルダ27及びスプ
リング29を介してソレノイド31に保持されたローラ33の
一側面が臨まされている。ローラ33は、ソレノイド33が
作動しないときには前記隙間に対して退避され、ソレノ
イド33が作動したときは、前記隙間に対して前進され、
ローラ33の一側面がバイス21,23間に挾持された被切断
材Mに対し弾性的に接触される態様である。前記ホルダ
27の上面には、ローラ33の回転量を読み取るエンコーダ
35が設けられている。
再度第2図において、前記基台3には、エンコーダ37
付のモータ39で回転されるボールねじ41が設けられ、前
記送材バイス装置9の後部側には、前記ボールねじ41と
螺合され、該ボールねじの回転駆動によって前後方向に
移動可能のストッパ43が設けられている。
又、前記基台3の後部側には、前記送材バイス装置9
を前後に移動させることが可能なシリンダSy2が設けら
れている。
更に、前記固定バイス装置7には、送材バイス装置9
によって送材された被切断材Mを挾持するためのシリン
ダSy3が設けられている。
前記送材バイス装置9の後部側面には、前記ストッパ
43の位置を検出するためのリミットスイッチLS1が設け
られている。又、前記固定バイス装置7の後部側面に
は、送材バイス装置9を停止させるためのリミットスイ
ッチLS2が設けられている。
第5図は制御装置のブロック図である。
送り量指令部45は、切削すべき定寸Lを指令するもの
である。
ストローク値演算部47は、定寸Lに対し、最大ストロ
ークL0を考慮し、nを整数、L1を残り量として、L=n
・L0+L1を演算するものである。
シーケンス制御部49は、ストローク値演算部47で演算
されたストロークを前記シリンダSy2に与えるべく、所
定のシーケンス処理を行うものである。
モータ駆動部51は、シーケンス制御部49の指令に従っ
てモータ39に順次のサーボ指令を出力するものである。
シリンダ駆動部53,55,57は、シーケンス制御部49の指
令に従って、前記シリンダSy1,Sy2,Sy3をシーケンス制
御するものである。
LS信号入力部59は、前記リミットスイッチLS1,LS2の
動作信号を入力するものである。
すべり量検出部61は、前記エンコーダ35の検出信号を
入力し、送材バイス9に対する被切断材Mのすべり量を
演算し、演算したすべり量△Lをストローク値演算部47
に与えるものである。
上記構成の横型帯鋸盤の作用を第6図及び第7図を用
いて説明する。
第6図は、送り量L1が最大ストロークL0より短い場合
の処理方式を示すフローチャートである。
ステップ601では、送り量L1を入力する。
ステップ602では、ストローク値がL=L1で、n=0
であることから、ストッパ43を位置L1に位置決めする。
ステップ603では、リミットスイッチLS1がストッパ43
に当接するまで送材バイス装置9を後退させ、次いで被
切断材をバイス21,23で挟持し、固定バイス7に向けて
送材する。
ステップ604では、エンコーダ35でこのときのすべり
量を検出し、すべりがあればステップ605へ、なければ
ステップ606へ移行する。
ステップ605では、すべり量△Lに応じてこの分だけ
の追加送りをさせるべく、すべり量△Lを新たな送り量
に設定し、ステップ602でストッパ43の位置決めをす
る。これにより、ステップ603ですべり量△Lが補正さ
れることになる。
ステップ606では、固定バイス装置7のシリンダSy3を
作動させ、被切断材Mを挟持し、次いてハウジング11を
下降させつつ被切断材Mを切断する。
ステップ607では作業終了を判断し、作業終了するま
でステップ602〜607を繰り返す。
本例では、定寸L1の切断が繰り返し行われ、この間す
べりが生じてもステップ605を介して自動補正が行われ
るので、切断寸法を常時定寸L1に保つことができ、全作
業が終了するまで手動操作を介入させる必要がない。
第7図は、送り量が最大スクロークL0より長い場合の
処理方式を示すフローチャートである。
ステップ701で送り量Lが設定されると、ステップ702
で、L=n・L0+L1を演算し、ステップ703で最大スト
ロークL0でのn回の送材をする。
次いで、ステップ704ですべり量の総量△Lを各スト
ロークにおけるすべり量の積算量として演算し、次い
で、、ステップ705で、残り量L1にこの量△Lを加えて
送材し、ステップ706で切断する。
本例では、各ストロークについてのすべり量をステッ
プ704で積算し、これを最後のストロークに加算するの
で、長尺材を誤差なく効果的に切断することが可能であ
る。
より高精度の切断を行うため、ステップ706に次いで
第6図に示したステップ604以下の補正処理を追加して
も良い。
又、ステップ704で行ったすべり量△Lの積算は残り
量L1のストローク動作に次いで行うようにしても良い。
なお、例えば第6図に示した実施例において、送材バ
イス装置9の送材動作中にすべり量が検出された場合に
は、その時点からストッパ43を送材バイス装置9に従属
させて前端方向へ移動させると効率的である。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、帯
鋸盤以外の加工機械、例えばドリル機械等にも適用でき
るものである。又、この他、適宜の設計的変更を行うこ
とにより、他の態様でも実施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、加工機械における加工位置に対して接
近離反する方向へ往復動自在の送材バイス装置(9)
と、前記加工機械によって加工される被加工材(M)の
送り量(L)を指令する送り量指令部(45)と、上記送
り量指令部(45)からの上記送り量(L)に基いて前記
送材バイス装置(9)の往復ストローク値を演算するス
トローク値演算部(47)と、上記ストローク値演算部
(47)の演算結果に基いて前記送材バイス装置(9)の
往復動を制御するシーケンス制御部(49)と、前記送材
バイス装置(9)による被加工材(M)の送材作用時に
当該送材バイス装置(9)と被加工材(M)との間のす
べり量を検出して、送り補正のために前記ストローク値
演算部(47)に前記すべり量を与えるすべり量検出部
(61)と、を備えてなるものである。
上記構成により、本発明においては、送り量指令部45
によってストローク値演算部47へ被加工材の送り量Lを
与えると、この送り量Lに基いて送材バイス装置9の往
復ストローク値が演算され、その演算結果に基いてシー
ケンス制御部49の制御の下に被加工材の送材を行うべ
く、送材バイス装置9の必要な往復動作が行われるもの
である。
送材バイス装置9による被加工材の送材作用時に、送
材バイス装置9と被加工材との間にすべりが生じると、
そのすべり量はすべり量検出部61によって検出され、前
記ストローク値演算部47に与えられて、上記すべり量の
補正が行われるので、送り量指令部47によって送り量L
を指令するだけで、被加工材の送材が自動的に行われ得
ると共に、すべりを生じた際には、そのすべり量の補正
が自動的に行われるものであり、精度の良い定寸送材を
行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した帯鋸盤の斜視図、第2図は上
記帯鋸盤の平面図、第3図及び第4図は送材バイス装置
の平面図及び左側面図、第5図は制御装置のブロック
図、第6図及び第7図は送材処理のフローチャートであ
る。 7……固定バイス装置、9……送材バイス装置 35……エンコーダ、39……モータ 47……ストローク値演算部、M……被切断材 L……送り量、L0……最大ストローク L1……残り送り量

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工機械における加工位置に対して接近離
    反する方向へ往復動自在の送材バイス装置(9)と、前
    記加工機械によって加工される被加工材(M)の送り量
    (L)を指令する送り量指令部(45)と、上記送り量指
    令部(45)からの上記送り量(L)に基いて前記送材バ
    イス装置(9)の往復ストローク値を演算するストロー
    ク値演算部(47)と、上記ストローク値演算部(47)の
    演算結果に基いて前記送材バイス装置(9)の往復動を
    制御するシーケンス制御部(49)と、前記送材バイス装
    置(9)による被加工材(M)の送材作用時に当該送材
    バイス装置(9)と被加工材(M)との間のすべり量を
    検出して、送り量補正のために前記ストローク値演算値
    (47)に前記すべり量を与えるすべり量検出部(61)
    と、を備えてなることを特徴とする定寸送材装置。
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JPS6094216A (ja) * 1983-10-27 1985-05-27 Mitsubishi Electric Corp 切断制御装置
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JPS63174812A (ja) * 1987-01-13 1988-07-19 Daito Seiki Kk 切断機の定寸装置

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