JPH08189740A - 自動販売機の冷却装置 - Google Patents

自動販売機の冷却装置

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JPH08189740A
JPH08189740A JP415695A JP415695A JPH08189740A JP H08189740 A JPH08189740 A JP H08189740A JP 415695 A JP415695 A JP 415695A JP 415695 A JP415695 A JP 415695A JP H08189740 A JPH08189740 A JP H08189740A
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temperature
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Akira Sugawara
晃 菅原
Koji Takiguchi
浩司 滝口
Jiro Matsumoto
次郎 松本
Katsuyoshi Tajima
勝好 田島
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/28Quick cooling

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 急速冷却が可能な自動販売機の冷却装置装置
を提供する。 【構成】 各エバポレータ4a〜4cの入口側冷媒管を
開放又は閉鎖可能な電磁弁7a〜7cと、各エバポレー
タ内の温度を検出する温度センサ5a〜5cと、各温度
センサが検出した各エバポレータ間温度差を判定し、こ
れが所定値ΔTよりも大きくなった場合には温度の低い
方のエバポレータに通ずる電磁弁を5分間閉鎖し、その
後10分間経過するまでの間はエバポレータ間温度差の
判定を停止するように制御するコントローラ3を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶入飲料等の商品を販
売する自動販売機に搭載され商品を冷却する冷却装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、缶入飲料等の商品を販売する自動
販売機に搭載される冷却装置としては、図4に示すもの
が知られていた。この冷却装置51は、コンプレッサ
(圧縮機)60と、コンデンサ(凝縮器)61と、ディ
ストリビュータ58と、電磁弁57a及び57bと、キ
ャピラリ(毛細管)53a及び53bと、エバポレータ
(蒸発器)54a及び54bと、アキュムレータ59
と、これらを直列に接続するとともに閉回路状の冷凍回
路を構成する冷媒パイプ56を備えて構成されている。
冷媒パイプ56内には、フレオン等の冷媒が封入され、
この冷凍回路内を循環している。
【0003】上記のような構成により、コンデンサ61
で凝縮され液化した冷媒は、冷媒パイプ56を通ってデ
ィストリビュータ58に送られ、2分岐される。電磁弁
57a及び57bはON(開放)/OFF(閉鎖)式の
弁であり、図示しないコントローラ等によって開閉制御
される。キャピラリ53a及び53bは一種の毛細管で
あり、2分岐した冷媒パイプ56a又は56bのいずれ
かを流れる冷媒量が変動しても、下流側の各エバポレー
タ54a及び54bに冷媒が均等に流れるように調整す
る。各エバポレータ54a及び54bに流入した液体状
の冷媒は、各エバポレータ54a及び54b内で減圧さ
れて気化し、この際にエバポレータとその周囲から冷媒
の潜熱が奪われ冷却が行われる。各エバポレータ54a
及び54bから出た冷媒はアキュムレータ59により1
つの管に合流し、コンプレッサ60に送られる。冷媒は
コンプレッサ60で圧縮され、高温高圧の気体となる。
この高温高圧の気体状の冷媒は、コンデンサ61に送ら
れ、放熱ファン等により冷却され液化される。この液化
された冷媒は、再び冷媒パイプ56によりエバポレータ
54a,54bに送られ、再び冷却に使用される。
【0004】上記の冷却装置51が搭載される自動販売
機内には、断熱隔壁で区画された3個の商品収納庫(図
示せず)が設けられており、3個の商品収納庫のうちの
1個は冷却専用の商品収納庫であり、2個の商品収納庫
は冷却と加熱の両方が可能な構造となっている。このた
め、上記の冷却専用の1個の商品収納庫はエバポレータ
を有さず、冷気または熱気が循環可能な構造となってお
り、エバポレータ54aはこの冷却専用の1個の商品収
納庫のいずれかの内部に設置され、これら両方の商品収
納庫内の商品を冷却する。また、エバポレータ54bは
上記の冷却/加熱両用の商品収納庫の内部に設置され、
この冷却/加熱両用商品収納庫内の商品を冷却する。
【0005】このように構成することにより、例えば、
冬季には、電磁弁57bを閉鎖し、上記の冷却/加熱両
用の商品収納庫内のエバポレータ54bへの冷媒供給を
止め、かわりに図示しないヒータを作動させて1つの商
品収納庫内を加熱するようにし、冷却専用庫内との循環
を遮断し、エバポレータを有さない収納庫のヒータによ
り加熱する。一方、夏季には、両方の電磁弁57a,5
7bを開放し、両方のエバポレータ54a,54bへ冷
媒を供給し、3つの商品収納庫内を冷却することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の自
動販売機の冷却装置においては、冬季には使用していな
かった加熱冷却/加熱両用の商品収納庫内のエバポレー
タ54b内へ冷媒を流し冷却を再開する場合には、既に
稼働しているエバポレータ54aの方へ冷媒が流れ易い
傾向があり、エバポレータ54bの冷却がなかなか進ま
ない、という欠点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、急速冷却が可能な自動販売機の冷
却装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1にに記載の発明に係る自動販売機の冷却装
置は、複数の商品収納庫のそれぞれに、冷凍回路の一部
を構成する蒸発器を設置し、前記各蒸発器に冷媒を送り
前記各蒸発器内で前記冷媒を蒸発させることにより前記
複数の商品収納庫を互いに独立に冷却するように構成し
た自動販売機の冷却装置において、前記各蒸発器の入口
側冷媒管に設けられ開放又は閉鎖可能な蒸発器用弁と、
前記各蒸発器内の温度を検出する温度センサと、前記各
温度センサが検出した前記各蒸発器相互間の温度差を判
定し、前記蒸発器間温度差が所定値よりも大きくなった
場合には温度の低い方の蒸発器に通ずる前記蒸発器用弁
を第1の所定時間だけ閉鎖するように制御する制御手段
と、を備えて構成される。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る自動販
売機の冷却装置は、複数の商品収納庫のそれぞれに、冷
凍回路の一部を構成する蒸発器を設置し、前記各蒸発器
に冷媒を送り前記各蒸発器内で前記冷媒を蒸発させるこ
とにより前記複数の商品収納庫を互いに独立に冷却する
ように構成した自動販売機の冷却装置において、前記各
蒸発器の入口側冷媒管に設けられ開放又は閉鎖可能な蒸
発器用弁と、前記各蒸発器内の温度を検出する温度セン
サと、前記各温度センサが検出した前記各蒸発器相互間
の温度差を判定し、前記蒸発器間温度差が所定値よりも
大きくなった場合には温度の低い方の蒸発器に通ずる前
記蒸発器用弁を第1の所定時間だけ閉鎖し、前記第1の
所定時間の経過後第2の所定時間が経過するまでの期間
は前記蒸発器間温度差の判定を停止するように制御する
制御手段と、を備えて構成される。
【0010】
【作用】上記構成を有する請求項1に記載の発明によれ
ば、温度センサが各蒸発器内の温度を検出する。制御手
段は、各温度センサが検出した各蒸発器内の温度間の差
である蒸発器間温度差を判定し、この蒸発器間温度差が
所定値よりも大きくなった場合には温度の低い方の蒸発
器に通ずる蒸発器用弁に閉鎖制御信号を出力する。この
閉鎖制御信号を出力された蒸発器用弁は第1の所定時間
だけ閉鎖する。これにより、閉鎖された蒸発器用弁に通
ずる蒸発器には冷媒が供給されず、この蒸発器内では少
なくとも第1の所定時間の間は冷却は行われない。
【0011】上記構成を有する請求項2にに記載の発明
によれば、温度センサが各蒸発器内の温度を検出する。
制御手段は、各温度センサが検出した各蒸発器内の温度
間の差である蒸発器間温度差を判定し、この蒸発器間温
度差が所定値よりも大きくなった場合には温度の低い方
の蒸発器に通ずる蒸発器用弁に閉鎖制御信号を出力す
る。この閉鎖制御信号を出力された蒸発器用弁は第1の
所定時間だけ閉鎖する。これにより、閉鎖された蒸発器
用弁に通ずる蒸発器には冷媒が供給されず、この蒸発器
内では少なくとも第1の所定時間の間は冷却は行われな
い。制御手段は、第1の所定時間が経過した後は、第2
の所定時間が経過するまでの期間は、蒸発器間温度差の
判定を停止する。この期間内は、例えば通常の冷却制御
が行われる。そして、制御手段は、第1の所定時間の経
過後第2の所定時間が経過した場合は、蒸発器間温度差
の判定を再開する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
【0013】図1に示すように、本発明の一実施例であ
る冷却装置1を搭載した自動販売機100は、断熱隔壁
で区画された3個の商品収納庫20a,20b,20c
を備えている。
【0014】図1に示す冷却装置1は、冷却装置本体2
と、冷媒管である冷媒パイプ6と、3個の蒸発器である
エバポレータ4a,4b,4cと、温度センサ5a,5
b,5cと、制御手段であるコントローラ3を備えて構
成されている。各エバポレータ4a〜4cは各商品収納
庫20a〜20cのそれぞれの内部に配置されている。
【0015】冷却装置本体2は、後述するコンプレッ
サ、コンデンサ、電磁弁等を備え、冷却用の液体状冷媒
を供給する。冷却装置本体2から供給された液状冷媒
は、冷媒パイプ6により各エバポレータ4a〜4cに送
られ、各エバポレータ4a〜4c内で蒸発することによ
りエバポレータとその周囲から冷媒の潜熱を奪い各商品
収納庫内を互いに独立に冷却し内部に収納された商品G
を冷却する。温度センサ5a〜5cは、各エバポレータ
4a〜4c内に設けられ各エバポレータ4a〜4c内の
温度TE を検出し温度信号としてコントローラ3に出力
する。コントローラ3は、各温度センサ5a〜5cから
の温度信号を受け、各エバポレータ4a〜4c内の温度
TEa〜TEcを監視し、各条件に応じて冷却装置本体2に
制御信号を出力する。
【0016】上記の3個の商品収納庫20a〜20cの
うちの2個、例えば商品収納庫20a及び20bは、缶
入飲料等の商品Gの冷却専用の商品収納庫に割り当てら
れ、他の1つの商品収納庫、例えば商品収納庫20cは
冷却と加熱の両方を行う商品収納庫に割り当てられてい
る。このため、例えば商品収納庫20cの内部には図示
しないヒータが設けられている。
【0017】このように構成することにより、例えば、
上記の商品収納庫20a及び20b内のエバポレータ4
a及び4bには冷却装置本体2から常時冷媒を供給して
冷却し商品を冷却するが、冬季には、コントローラ3か
ら冷却装置本体2に制御信号を出力し、冷却装置本体2
内の後述する電磁弁、例えば電磁弁7c(図2参照)を
閉鎖し、上記の冷却/加熱両用の商品収納庫20c内の
エバポレータ4cへの冷媒供給を止め、かわりに図示し
ないヒータを作動させて商品収納庫20c内を加熱する
ようにし、夏季には、コントローラ3から冷却装置本体
2に制御信号を出力し、冷却装置本体2内の後述する電
磁弁、例えば7c(図2参照)を開放し、エバポレータ
4cへ冷媒を供給し、商品収納庫20c内をも冷却する
ように切り換えることができる。この商品収納庫20c
の加熱モードと冷却モードの切り換えは、電磁弁7cを
ON/OFF制御する切換スイッチ(図示せず)等によ
り行う。
【0018】次に上記の冷却装置1のさらに詳細な構成
について図2を参照しつつ説明する。図に示すように、
この冷却装置1は、コンプレッサ(圧縮機)10と、コ
ンデンサ(凝縮器)11と、電子膨張弁12と、ディス
トリビュータ8と、蒸発器用弁である電磁弁7a,7
b,7cと、エバポレータ4a,4b,4cと、温度セ
ンサ5a,5b,5cと、アキュムレータ9と、これら
を直列に接続するとともに閉回路状の冷凍回路を構成す
る冷媒パイプ6,6a,6b,6cと、コントローラ3
を備えて構成されている。冷媒パイプ6内には、フレオ
ン等の冷媒が封入され、この冷凍回路内を循環してい
る。ここに、コンプレッサ10と、コンデンサ11と、
電子膨張弁12と、ディストリビュータ8と、電磁弁7
a〜7cと、アキュムレータ9と、これらを直列に接続
する冷媒パイプ6,6a〜6cは、冷却装置本体2を構
成している。
【0019】上記の電磁弁7a〜7c及び電子膨張弁1
2には、コントローラ3からの制御信号が出力される信
号線が接続している。また、冷媒パイプ6は、電子膨張
弁12の下流のディストリビュータ8で3分岐され、3
本の冷媒パイプ6a,6b,6cとなる。冷媒パイプ6
aには電磁弁7aとエバポレータ4aが直列に接続さ
れ、冷媒パイプ6bには電磁弁7bとエバポレータ4b
が、また冷媒パイプ6cには電磁弁7cとエバポレータ
4cが、それぞれ直列に接続される。3本の冷媒パイプ
6a,6b,6cは、各エバポレータ4a〜4cの下流
で1本の冷媒パイプ6に合流され、アキュムレータ9に
接続している。また、コンプレッサ10とコンデンサ1
1の間には、コンプレッサ10の過熱を防止するための
マフラを介在させた冷媒パイプ(図示せず)を循環させ
てもよい。
【0020】上記のような構成により、コンデンサ11
で凝縮され液化した冷媒は、冷媒パイプ6を通って電子
膨張弁12に送られる。電子膨張弁12は、例えばステ
ッピングモータ等を備えた弁開度可変式の膨張弁であ
り、コントローラ3から出力される制御信号によりその
弁開度がディジタル制御される。この制御信号は、例え
ばパルス信号で構成され、パルス数に応じて弁開度が増
減され、各エバポレータ4a〜4cへの冷媒の供給量が
ここで加減される。
【0021】電子膨張弁12を通った冷媒はディストリ
ビュータ8に送られ、3分岐される。その下流側の電磁
弁7a〜7cはON(開放)かOFF(閉鎖)のいずれ
かの状態をとるように制御される弁であり、コントロー
ラ3からの制御信号によって開閉制御される。
【0022】各エバポレータ4a〜4cに流入した液体
状の冷媒は、各エバポレータ4a〜4c内で減圧されて
気化し、この際にエバポレータとその周囲から冷媒の潜
熱が奪われ冷却が行われる。各エバポレータ4a〜4c
から出た冷媒はアキュムレータ9により1つの冷媒パイ
プ6に合流し、コンプレッサ10に送られる。冷媒はコ
ンプレッサ10で圧縮され、高温高圧の気体となる。こ
の高温高圧の気体状の冷媒は、コンデンサ11に送ら
れ、放熱ファン等により冷却され液化される。この液化
された冷媒は、再び冷媒パイプ6によりエバポレータ4
a〜4cに送られ、再び冷却に使用される。
【0023】温度センサ5a〜5cは、例えばサーミス
タ等からなるセンサであり、エバポレータ4a〜4c内
の温度TEa〜TEcを検出し電気信号に変換してコントロ
ーラ3に出力する。コントローラ3は、図示しないマイ
クロプロセッサとROM及びRAMを備え、外部からの
操作又はROM内に格納された制御プログラムに従い、
電磁弁7a〜7cのON/OFF制御、及び電子膨張弁
12の弁開度制御、及び冷却装置の他の各部の制御を行
う。
【0024】次に、本実施例の冷却装置1のコントロー
ラ3における制御手順について、図3のフローチャート
図を参照しつつ説明する。
【0025】まず最初に、各エバポレータの温度センサ
からの温度信号を相互に比較し、各エバポレータ間の温
度差を求める。すなわち、各温度センサから出力されて
くるエバポレータi内の温度TEiと、他のエバポレータ
j内の温度TEjから、コントローラ3は、各エバポレー
タについて、蒸発器間温度差であるエバポレータ間温度
差ΔTij(=|TEi−TEj|:一般式)を算出する。こ
こに||は絶対値記号を示す。この実施例では、エバポ
レータ4a、4b、4cの3台存在するので、温度差Δ
Tijは、各エバポレータについて、ΔTab=|TEa−T
Eb|、ΔTbc=|TEb−TEc|、ΔTca=|TEc−TEa
|がそれぞれ算出されることになる。
【0026】次に、このようにして求められたエバポレ
ータ間温度差ΔTijが、所定の値ΔTo よりも大きいか
否かについて判定する(ステップS1)。その結果、
「NO」であれば、i又はjを変え、他のエバポレータ
との組み合せについて同様な判定を繰り返す。「YE
S」であれば、次のステップS2に移行する。ステップ
S1の結果が「YES」であるということは、あるエバ
ポレータi内の温度TEiが他のエバポレータj内の温度
TEjに比べ所定値ΔTo より大きい値だけ大きいか、あ
るいはあるエバポレータi内の温度TEiが他のエバポレ
ータj内の温度TEjに比べ所定値ΔTo より大きい値だ
け小さいことを意味する。
【0027】次に、ステップS2では、あるエバポレー
タの温度TEiが他のエバポレータの温度TEjよりも小さ
いか否かについて判定する。この結果、「YES」であ
れば、あるエバポレータi内の温度TEiが他のエバポレ
ータj内の温度TEjに比べ所定値ΔTo より大きい値だ
け小さいことを意味する。すなわち、この場合には、あ
るエバポレータi内の温度TEiが他のエバポレータj内
の温度TEjに比べて十分冷却されて低く、その温度差が
所定値ΔTo より大きいということである。以下、最低
温度に冷却されたエバポレータiを「最低冷却エバポレ
ータ」と呼ぶ。この場合には、次のステップS3に移行
する。
【0028】ステップS3では、コントローラ3は、こ
の十分に冷却された最低冷却エバポレータi(例えばエ
バポレータ4a)への冷媒量を制御する制御弁(例えば
電磁弁7a)を閉鎖させる閉鎖制御信号を出力する。こ
の閉鎖制御信号が出力されると制御弁(例えば電磁弁7
a)は完全に閉じ、3つのエバポレータの内最も低い温
度のエバポレータへの冷媒の供給を停止する。
【0029】次に、コントローラ3は、上記制御弁(例
えば電磁弁7a)の閉弁後、経過時間を測定し(ステッ
プS4)、第1の所定時間である5分間が経過した場合
には、開放制御信号を上記の制御弁(例えば電磁弁7
a)に出力する。この開放制御信号が出力されると制御
弁(例えば電磁弁7a)は完全に開く(ステップS
5)。したがって、閉鎖制御信号を出力されてから開放
制御信号が出力されるまでの5分間の間は、制御弁(例
えば電磁弁7a)は完全に閉鎖する。これにより、最低
冷却エバポレータi(例えばエバポレータ4a)には冷
媒がまったく供給されず、このエバポレータi内では少
なくともこの5分間の間は冷却は停止する。
【0030】そして、開放制御信号を出力された後は、
最低冷却エバポレータi(例えばエバポレータ4a)に
冷媒が供給され、このエバポレータi(例えばエバポレ
ータ4a)内での冷却が再開される。
【0031】次に、コントローラ3は、第1の所定時間
である5分間の経過後(すなわちエバポレータiへの電
磁弁(例えば電磁弁7a)の開弁後)、第2の所定時間
である10分間が経過するまでの期間は、エバポレータ
間温度差ΔTijの判定(ステップS1参照)を行わな
い。この期間内は、例えば、ある庫内温度で制御される
エバポレータ内の温度がある特定の温度(例えば上限温
度TU )以上に上昇した場合には、そのエバポレータに
通ずる電磁弁を開けるが、エバポレータ内の温度が他の
特定の温度(例えば下限温度TL )まで低下した場合に
は、そのエバポレータに通ずる電磁弁を閉める、などの
「通常の冷却制御」が行われる(ステップS6)。この
「通常の冷却制御」においては、コントローラ3は必要
に応じ電子膨張弁12に制御信号を出力し、その弁開度
を制御するようにしてもよい。
【0032】次に、コントローラ3は時間を測定し、第
1の所定時間である5分が経過した後、第2の所定時間
である10分間が経過した場合(ステップS7)は、エ
バポレータ内温度の監視とエバポレータ間温度差ΔTij
の判定を再開する。すなわち、第2の所定時間は、エバ
ポレータ間温度差ΔTijの再判定までの猶予期間に相当
する。
【0033】また、上記のステップS2において、判定
結果が「NO」であれば、エバポレータj内の温度TEj
が他のエバポレータi内の温度TEiに比べて十分冷却さ
れて低く、その温度差が所定値ΔTo より大きいという
ことであるから、エバポレータj(例えばエバポレータ
4c)に通ずる電磁弁(例えば電磁弁7c)について、
上記のステップS3以降の手順と同様の手順を実行す
る。
【0034】上記のような制御を行うことにより、他の
エバポレータよりも十分冷却されており、これ以上の冷
却は不要な既冷却エバポレータを見つけ出し、この既冷
却エバポレータへの冷媒の供給を第1の所定時間である
5分間の間だけ停止するので、まだよく冷却されていな
い未冷却のエバポレータ(例えばエバポレータ4c)へ
十分な冷媒が供給され、この未冷却エバポレータの急速
冷却が可能となる。すなわち、冷却/加熱両用の商品収
納庫内に設置され加熱モードから冷却モードに切り換え
られた直後のエバポレータや、冷却負荷が急に増大し冷
却しにくくなったエバポレータなどにおいて効果的かつ
急速に冷却することが可能となる。
【0035】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0036】例えば、上記実施例においては、商品収納
庫及びエバポレータの個数が3個の場合の例について説
明したが、本発明はこれには限定されず、商品収納庫及
びエバポレータの個数は全体で2個以上であれば何個で
あってもよい。
【0037】また、上記実施例においては、第1の所定
時間を5分間とし、第2の所定時間を10分間とした例
について説明したが、本発明はこれには限定されず、第
1の所定時間と第2の所定時間は、他の値の組み合せで
あってもかまわない。例えば、第1の所定時間を5分間
とし、第2の所定時間を5分間とする例、第1の所定時
間を1分間とし、第2の所定時間を2分間とする例など
であってもよい。また、第2の所定時間を零とし、第1
の所定時間の経過後、再判定までの猶予時間である第2
の所定時間をとらず、エバポレータ間温度差の判定をた
だちに再開するように制御してもよい。すなわち、第1
の所定時間は零でない実数値であればよく、第2の所定
時間は負でない実数値であればよい。
【0038】また、上記実施例においては、蒸発器用弁
としてON(開放)/OFF(閉鎖)制御式の電磁弁を
用いる例について説明したが、本発明はこれには限定さ
れず、蒸発器用弁として電子膨張弁を使用してもかまわ
ない。あるいは、ステッピングモータ式電子膨張弁のか
わりに他の形式の開度可変式膨張弁を採用してもかまわ
ない。
【0039】また、上記実施例においては、第1の所定
時間である5分間が経過した後は、5分間の間閉鎖して
いた蒸発器用弁である電磁弁をいったん開放する例(ス
テップS5参照)について説明したが、本発明はこれに
は限定されず、例えば、第1の所定時間が経過しても、
電磁弁が閉鎖されていた既冷却エバポレータ内の温度が
まだ上限温度TU よりも低く冷却不要の場合には、上記
ステップS5でいったん電磁弁を開放しても、直後のス
テップS6の「通常冷却制御」においてすぐ閉弁するこ
とになり不合理であるから、このような場合には、ステ
ップS5を実行せず、ステップS6に移行するように制
御してもかまわない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷却装置内の制御手段は他の蒸発器よりも十分冷却され
ている蒸発器への冷媒の供給を少なくとも第1の所定時
間の間だけ停止するので、まだよく冷却されていない未
冷却蒸発器へ十分な冷媒が供給され、未冷却蒸発器の急
速冷却が可能となる。
【0041】また、既に十分冷却されている蒸発器へは
冷媒の無駄な供給を行わないので、省エネルギーとな
る。
【0042】また、商品収納庫内の温度で判定するよう
にした場合には、商品収納庫はまだ十分冷却されてはい
ないが蒸発器内の温度は十分冷えているため放置してお
いても時間が経過すれば商品収納庫の冷却が進む場合で
あっても、蒸発器での無駄な冷却をさらに促進する、と
いう場合もあるが、本発明の場合には蒸発器内の温度で
判定するため、そのような無駄は発生せず、的確な制御
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である冷却装置を搭載した自
動販売機の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す自動販売機における冷却装置の構成
を示す詳細ブロック図である。
【図3】図1及び図2に示す自動販売機の冷却装置のコ
ントローラにおける制御手順を示すフローチャート図で
ある。
【図4】自動販売機の冷却装置の従来例の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 2 冷却装置本体 3 コントローラ 4a〜4c エバポレータ 5a〜5c 温度センサ 6,6a〜6c 冷媒パイプ 7a〜7c 電磁弁 8 ディストリビュータ 9 アキュムレータ 10 コンプレッサ 11 コンデンサ 12 電子膨張弁 20a〜20c 商品収納庫 51 冷却装置 53a,53b キャピラリ 54a,54b エバポレータ 56,56a,56b 冷媒パイプ 57a,57b 電磁弁 58 ディストリビュータ 59 アキュムレータ 60 コンプレッサ 61 コンデンサ 100 自動販売機 G 商品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 勝好 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の商品収納庫のそれぞれに、冷凍回
    路の一部を構成する蒸発器を設置し、前記各蒸発器に冷
    媒を送り前記各蒸発器内で前記冷媒を蒸発させることに
    より前記複数の商品収納庫を互いに独立に冷却するよう
    に構成した自動販売機の冷却装置において、 前記各蒸発器の入口側冷媒管に設けられ開放又は閉鎖可
    能な蒸発器用弁と、 前記各蒸発器内の温度を検出する蒸発器内温度センサ
    と、 前記商品収納庫内の温度を検出する収納庫内温度センサ
    と、 前記各蒸発器内温度センサが検出した前記各蒸発器相互
    間の温度差を判定し、前記蒸発器間温度差が予め定めら
    れた値よりも大きくなった場合には温度の低い方の蒸発
    器に通ずる前記蒸発器用弁を第1の所定時間だけ閉鎖す
    るように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とす
    る自動販売機の冷却装置。
  2. 【請求項2】 複数の商品収納庫のそれぞれに、冷凍回
    路の一部を構成する蒸発器を設置し、前記各蒸発器に冷
    媒を送り前記各蒸発器内で前記冷媒を蒸発させることに
    より前記複数の商品収納庫を互いに独立に冷却するよう
    に構成した自動販売機の冷却装置において、 前記各蒸発器の入口側冷媒管に設けられ開放又は閉鎖可
    能な蒸発器用弁と、 前記各蒸発器内の温度を検出する温度センサと、 前記各温度センサが検出した前記各蒸発器相互間の温度
    差を判定し、前記蒸発器間温度差が所定値よりも大きく
    なった場合には温度の低い方の蒸発器に通ずる前記蒸発
    器用弁を第1の所定時間だけ閉鎖し、前記第1の所定時
    間の経過後第2の所定時間が経過するまでの期間は前記
    蒸発器間温度差の判定を停止するように制御する制御手
    段と、を備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装
    置。
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